説明

建物の外壁工法

【課題】 新築工事、補修工事を問わず、施工効率を改善するとともに、外壁の結露を防止可能とする。
【解決手段】 表面に予め防水コーティング層を設けた発泡樹脂ボードを10使用して躯体の外側に当該発泡樹脂ボード10を配するもので、上下左右に隣接させて配する発泡樹脂ボード同士の間に隙間を設けて配設し、この隙間の凹部にウレタン樹脂材12を充填した後、少なくともウレタン樹脂材の表面に、アクリル樹脂系の塗膜防水材18−2を塗布して乾燥させる(請求項1)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の外壁工法に係り、とくに外壁タイルの剥落を防止する外断熱工法に関する。
【背景技術】
【0002】
コンクリート建造物においては、外壁に外装材(化粧材)、とくに外壁タイル(化粧タイル)を貼着する場合が多い。外壁タイルは、従来から、経年劣化による剥落が指摘されており、定期的な外装補修工事が欠かせないのが実情である。
【0003】
従来から、外装材(外壁タイル等)の剥落を防止する提案はいくつかなされている。例えば、図3のように、裏面に凹凸を設けた特殊タイル1を使用するものがある(特許文献1)。これは、特殊タイル1の裏面の凹凸によって断熱材2との接合状態を良好にして剥落を防止するものである。3はモルタル、4は、モルタル3に打ち込んだアンカー部材、5はコンクリート躯体である。
【0004】
外壁タイルの剥落は、外壁タイル裏面の結露が主たる原因と考えられるため、凹凸をもった特殊タイル1を断熱材2に貼着することは、剥落防止機能という点では優れた効果を発揮する。断熱材2によって結露を防止し、特殊タイル1の裏面凹凸によって断熱材2との嵌合状態を良好にすれば、特殊タイル1の裏面に使用する接着材(例えばモルタル等)の経年劣化も確実に防止できるからである。
【0005】
なお、外壁タイル等の外装材の裏面における結露を防止するだけならば、外壁に通気層を形成する提案がいくつかみられる(例えば特許文献2、3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2003−027698
【特許文献2】特開2006−169892
【特許文献3】特開2002−294893
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
問題は、作業効率の悪さと、外壁タイルの剥落を防止するためのコストが嵩む点にある。これは次の通りである。
【0008】
第一に、裏面に凹凸を設けた特殊タイルは、裏面が平面状の汎用性のある外壁タイルに較べて製造コストが高額になる。また、このような特殊タイルを断熱材に貼着するには、断熱材にも凹凸を成形する必要があるため、断熱材の製造コストも嵩んでしまう。
【0009】
第二に、裏面に凹凸をもった特殊タイルを使用したときには、外壁の開口部(窓枠開口等)や外壁の角部(コーナー部)における位置調整の問題が生じやすい。開口部や角部において、外壁タイルの凹凸が断熱材の凹凸と十分に嵌合した状態でなければ外壁タイルの剥落の危険が高まるからである。
【0010】
裏面に凹凸をもった外壁タイルも、コストを低減するために規格品を用いるが、建物の外壁寸法は、現場によって異なる。このため、開口部や角部で綺麗な凹凸嵌合を実現させるには高度な熟練を要する。所期の目的を十分に全うする工事を行うには、熟練した技術者による施工が必要であり、それに見合う高い作業コストが条件となる。
【0011】
また、寸法上の制約(おさまりの悪さ)を見越して、凹凸のある特殊タイルを綺麗に配設することは、経験の浅い者には難しいため、工期の遅れを生じさせる原因にもなるし、工期の遅れを気にするあまりに不十分な凹凸嵌合のまま、見栄えだけで外壁工事を終了させてしまう等の問題も生じやすい。
【0012】
そこで、本発明の目的は、新築工事、補修工事を問わず、施工効率を改善するとともに、外壁の結露を確実に防止可能とする点にある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
前記目的を達成して、課題を解決するため、本発明に係る建物の外壁工法は、表面に予め防水コーティング層を設けた発泡樹脂ボードを使用して躯体の外側に当該発泡樹脂ボードを配するもので、上下左右に隣接させて配する発泡樹脂ボード同士の間に隙間を設けて配設し、この隙間の凹部にウレタン樹脂材を充填した後、少なくともウレタン樹脂材の表面に、アクリル樹脂系の塗膜防水材を塗布して乾燥させる(請求項1)。
【0014】
隣接する上下左右の発泡樹脂ボード同士の間に隙間を設けることによって、窓枠開口部やコーナーにおける発泡樹脂ボードの位置調整が、熟練を要することなく、効率よく簡単に行うことが可能となる。熟練を要しないので施工コストを抑えることが出来、工期も短縮できる。隙間を設けることにより、発泡樹脂ボードの変形(反り等)に起因する発泡樹脂ボード端部の段差の発生を防止することも出来る。
【0015】
また、発泡樹脂ボードの表面には予め防水コーティング層を設けてあるので、この発泡樹脂ボードを上下左右の間に隙間を設けて配した後、隙間の凹部にウレタン樹脂材を装填(充填)して隙間を埋め、この隙間にアクリル樹脂系の塗膜防水材を塗布し乾燥させれば、発泡樹脂ボードおよび隙間の表面全体が塗膜防水材のコーティング層によって被覆される。なお、隙間に塗膜防水材を塗布する場合は、発泡樹脂ボードの表面にも塗膜防水材を塗布して構わない。二度塗りする必要はないが、二度塗りしても品質の低下にはならないからである。塗膜防水材の塗布は、エア噴霧またはローラ塗布によって行うことが出来る。
【0016】
アクリル樹脂系の防水コーティング層(塗膜防水材)は、接着性能に優れるため、その表面には、モルタル、タイル、樹脂パネル、金属パネルなど、各種の外装材を接着材を用いつつ貼着またはネジ固定によって配設することが出来る。アクリル樹脂系の塗膜防水材の上に裏面平滑な外装材(パネル材、タイル材等)を配することも可能となるし、外装材を配さない場合でも、例えば着色モルタルの塗布や塗料材の塗布によって良好な見栄えを保持しつつ断熱性に優れた外壁とすることが出来る。外装材の裏面に結露は生じないから、経年劣化による剥落等の問題も生じにくい。
【0017】
請求項2は、塗膜防水材の乾燥後に、発泡樹脂ボードの表面およびウレタン樹脂材の表面に、裏面が平面状の外壁タイルを貼着するものである。一般的に使用される裏面平滑な外壁タイルを接着材を用いて貼着すればよいから、例えば、マンションやオフィスビル等の外壁補修工事(外壁メンテナンス)を、安価な外壁タイルを用いて施工することが出来る。
【0018】
請求項1、請求項2の発明は、躯体がコンクリート、木造のいずれであってもよい。新築、リフォームを問わずに適用できる。
【発明の効果】
【0019】
本発明に係る建物の外壁工法によれば、新築工事、補修工事を問わず、外壁工事の施工効率を高め、外壁結露を確実に防止可能とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】実施形態に係る発泡樹脂ボードの配設例を例示する正面図である。
【図2】実施形態に係る発泡樹脂ボードの配設例を例示する断面図である。
【図3】従来の外壁工法を例示する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1、図2は、本発明に係る建物の外壁工法の一実施形態を示すもので、建物、例えばコンクリート建築物の外側に発泡樹脂ボード10を配する場合を例示している。
【0022】
発泡樹脂ボード10は、少なくともその表面に、予め防水コーティング層18(例えばアクリルゴム系の塗膜防水材)を設けておく。防水コーティング層18を設けることにより、爾後、接着材を用いた外装材(タイル等)の貼着性を良好にするためである。また雨雪や外気温の寒暖差に基づく発泡樹脂ボード10の劣化を防止するためである。防水コーティング層18に使用する防水材は、例えばアクリル樹脂系のものを使用することが出来る。
【0023】
発泡樹脂ボード10は、上下左右に隙間(12)を設けて配設する。発泡樹脂ボード10の配設固定には、例えばネジ(後述するコンクリートビス11、あるいは金属ネジ等)を使用することが出来る。発泡樹脂ボード10を固定した後、発泡樹脂ボード同士の隙間には、断熱性のある樹脂材、例えば常温硬化性のウレタン樹脂材12を充填(注入)して隙間を埋める。ウレタン樹脂材12の外側表面と発泡樹脂ボード10の外側表面は、略平面(いわゆる面一;ツライチ)としておくことが望ましい。
【0024】
発泡樹脂ボード10としては、例えば、発泡ウレタンボード、発泡スチレンボード等を用いることが出来る。発泡樹脂ボード10は、肉厚20mm以上のもの、好ましくは、肉厚50〜100mmのものを使用する。横幅は、例えば910mm程度、上下寸法は1820mm程度のものである。
【0025】
発泡樹脂ボード10の固定は、コンクリートである躯体本体20に、固定金具、例えばコンクリートビス11を用いて固定する。発泡樹脂ボード10の固定に際しては、コンクリートまたはモルタル面に有効な接着材を用いる(固定金具と併用する)ことが望ましい。符号13は、施工後に接着材が硬化した接着材樹脂層である。コンクリートまたはモルタル面に有効な接着材としては、例えば、再生ゴム系溶剤形接着材、商標名「ボンドG2002」(登録商標;コニシ株式会社)を使用することが出来る。なお、ビルディングの外壁リフォームの場合は、古いタイルの補修後に発泡樹脂ボード10を貼着することによって外装メンテナンスを行うことが出来る。
【0026】
コンクリートビス11の打ち込みを容易にするため、発泡樹脂ボード10の表面には、コンクリートビス11を打ち込むための凹部14を設けておくことが望ましい。この凹部14は、例えば、内部に向かって径寸を収縮させた円錐台形状としておくことが好ましい。発泡樹脂ボード10の表面側の開口面積を大きくしておく方が、コンクリートビス11を打ち込むときの電動機の操作性が良好となるからである。
【0027】
凹部14を設ける場合は、この凹部14にも、予め防水コーティング層を設けておくことが望ましい。発泡樹脂ボード10を工場生産する場合は、発泡樹脂ボード10の表面に凹部14を成形し、表面と凹部14の内側面に予め防水材(アクリルゴム系など)を塗布し乾燥させた防水コーティング層を比較的簡単に設けることができる。凹部14は、例えば、高温加熱した金属型材を発泡樹脂ボード10の表面に押し当てることによって容易に成形することが出来る。
【0028】
躯体外壁にコンクリートビス11を打ち込んだ後は、凹部14にウレタン樹脂材15を充填(発泡ウレタンの注入等)して凹部14の空隙を埋める。凹部14に充填するウレタン樹脂材15の露出表面と発泡樹脂ボード10の表面は、いわゆる面一としておくことが望ましい。
【0029】
なお、これらの作業と前後して、躯体本体20の内側(室内側)にも、断熱材Qを配設しておくことが望ましい。外壁の断熱性をより高めるためである。断熱材Qは、床面(Q1)〜内壁(Q2)〜天井(Q3)にかけて配設し、躯体本体20まわりにおける内外の熱交換を完全に遮断することが望ましい。断熱材Qは、例えば、発泡樹脂系パネル、あるいは吹きつけによって設けるもの、いずれであっても良い。
【0030】
次に、ウレタン樹脂材12、15の表面には、アクリル樹脂系の防水材を塗布して、塗膜防水層18−2を設ける。この塗膜防水層18−2は、発泡樹脂ボード10表面の防水コーティング層18と相俟って、内部(発泡樹脂ボード10、ウレタン樹脂材12、15の内部)への雨水侵入を防止する機能とともに、各種の外装材(化粧用モルタル、着色塗料、パネル材、タイル材等)の貼着性能を高める機能を営む。
【0031】
アクリル樹脂系の防水コーティング層18、塗膜防水層18−2の表面には、モルタルや塗料の塗布が可能となるので、外装材(パネル材、タイル材等)を配することなく、塗装またはモルタル仕上げのまま外装工事を終了することも出来る。勿論、防水コーティング層18、塗膜防水層18−2の表面に板状の外装パネル材や、図2に示すような裏面平面状の外壁タイル19を接着材を介して貼着することも可能であるから、外装のバリエーションも豊富に保証できる。
【0032】
かかる建物の外壁工法によれば、隣接する発泡樹脂ボード10の間に隙間(12)を設けるので、窓枠開口やコーナーにおける発泡樹脂ボード10の位置調整が非常に容易になり、熟練を要せず効率よく発泡樹脂ボード10の配設を行うことが出来る。このため、施工コストを確実に低減でき、工期も短縮できる。
【0033】
外壁は、発泡樹脂ボード10とウレタン樹脂材12、15等によって断熱被覆されるので、外装材の裏面の結露も生じない。このため、裏面に凹凸のない通常の外装材(外壁タイル等)を用いた場合でも、結露による問題は生じない。
【0034】
本発明に係る建物の外壁工法は、新築工事、補修工事を問わない。近時問題になっているビルディングの外壁タイル(19)の剥落を防止するため、裏面が平面状の通常の外壁タイル(19)を使用しているビルディングでは、従来、比較的短い期間で定期的に外壁のメンテナンスを行っているが、外壁タイル(19)の裏面に結露が生じないため、メンテナンスのスパンを伸ばすこが可能となる。
【0035】
すなわち、躯体本体20に発泡樹脂ボード10を配し、隙間にウレタン樹脂材12を充填し、発泡樹脂ボード10の凹部14にもウレタン樹脂材15を充填して、高い断熱性能を確保することによって、外壁タイル19の裏面には結露が生じにくくなり、接着材の劣化に起因する剥落の可能性を低減できるからである。このため、メンテナンス後における外壁タイル19の接着性能を長期にわたって保証でき、メンテナンスのスパンを伸ばすことが可能となるわけである。
【0036】
前記実施形態では、躯体本体20がコンクリートである場合を説明したが、本発明に係る建物の外壁工法は、木造建築物にも適用できる。木造建築物の場合は、発泡樹脂ボード10を固定するための固定金具(例えばネジ)を柱材に打ち込む。木造軸組構法を用いた一般の木造住宅では、柱材の間隔は45cmとする場合が多いので、凹部14および固定金具(例えばネジ)の配設間隔を柱材の間隔(45cm)に合わせれば良い。また、外壁にパネル材を用いている木造枠組壁構法の木造建築物にも適用できる。
【0037】
発泡樹脂ボードの寸法(肉厚、上下左右寸法)は限定されない。市販品としても、各種のサイズがある。窓枠開口部やコーナー部では小さな成型品を用いる場合が少なくない。本発明でいう発泡樹脂ボードは、建築材料として一般に使用される発泡樹脂成型品、発泡断熱ボード、発泡硬質ウレタンボード等と同一の意味である。発泡樹脂ボードの表面に、何らかの材料加工(肉薄石膏ボード、無機質不織布、紙類)を設けてあるものも当然に使用できる。断熱性を保証できる点では同じだからである。発泡樹脂ボード10は平面方形のパネル状、板状のものを使用することが望ましい。
【0038】
発泡樹脂ボード10の表面に設ける防水コーティング層18と、ウレタン樹脂材12、15の表面に設ける塗膜防水層18−2は、いずれもアクリル樹脂系の防水材(外壁用塗膜防水材として市販されているもの;アクリレートを主原料とするアクリルゴムエマルションに充填剤等を混合した防水材)を使用できる。同一のものを使用しても良いし、異なる防水材を使用しても良い。
【0039】
発泡樹脂ボード10の表面に設ける防水コーティング層18は、内層と外層の二重構造とすることが望ましい(図示せず)。この場合、例えば、内層は、石油(灯油等)によって濃度を希釈したアスファルトを塗布乾燥させたアスファルト層とし、外層は、アクリル樹脂を主剤とする塗布乾燥層(外壁用塗膜防水層)である。アクリル樹脂を主剤とする場合は、硬化材としてセメント系の粉体(無機水硬性粉体)を使用できる。アスファルトは、原油に含まれる炭化水素類の中で最も重質のものであり、原油を精製した石油(灯油等)と混合すると溶ける性質がある。原油を精製した石油であればいずれもアスファルトを希釈(粘度を低下させる)することは出来るが、入手のしやすさ、価格等を考慮すれば灯油が最も有利な希釈材となる。この場合、刷毛やローラによって、アスファルトを容易に塗布できる程度に希釈することが望ましい。
【0040】
発泡樹脂ボード10の表面の防水コーティング層18は、一重構造とすることも出来る。この場合の材料は、例えば、アクリル樹脂(主剤)と無機水硬性粉体(硬化材;セメント粉体等)にアスファルト粉体を配合したものを使用できる。通常の外壁用塗膜防水材であるアクリル樹脂(アクリルゴム系樹脂)+無機水硬性粉体に、アスファルト粉体を配合したものを使用できる。アスファルト粉体は、防水コーティング層18に強度を与え、耐久性を高める。また、発泡樹脂ボード10の表面と外装材との密着性を高める。
【0041】
防水コーティング層18、および防水塗膜層18−2は、例えば、肉厚2〜3mm程度とすれば機能する。使用条件に応じて必要があれば肉厚(3〜6mm)とすることも出来る。
【0042】
隣接する発泡樹脂ボード10同士の隙間(12)の幅寸法は、1〜10cm程度とすることが望ましい。通常は10mm前後でよい。窓枠開口部や角部の位置調整は、隙間と、発泡樹脂ボード10の大きさとの相関で決めることが望ましい。また、隙間は可能な限り均等幅に設定することが望ましい。
【符号の説明】
【0043】
10 発泡樹脂ボード
11 コンクリートビス
12 ウレタン樹脂材(隙間の充填材)
13 接着材樹脂層
14 凹部
15 ウレタン樹脂材(凹部充填材)
18 防水コーティング層
18−2 塗膜防水層
19 外壁タイル(外装材)
20 躯体本体(コンクリート)
Q 断熱材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面に予め防水コーティング層を設けた発泡樹脂ボードを使用して躯体の外側に当該発泡樹脂ボードを配する建物の外壁工法であって、
上下左右に隣接させて配する発泡樹脂ボード同士の間に隙間を設けて配設し、
この隙間の凹部にウレタン樹脂材を充填した後、
凹部に充填した前記ウレタン樹脂材の表面に、アクリル樹脂系の塗膜防水材を塗布して乾燥させることを特徴とする建物の外壁工法。
【請求項2】
塗膜防水材の乾燥後に、発泡樹脂ボードの表面およびウレタン樹脂材の表面に、裏面が平面状の外壁タイルを貼着することを特徴とする請求項1記載の建物の外壁工法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−58328(P2011−58328A)
【公開日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−212202(P2009−212202)
【出願日】平成21年9月14日(2009.9.14)
【出願人】(500152887)日本アーク開発株式会社 (16)
【Fターム(参考)】