説明

張力緩和装置

【課題】架空電線に加わる異常荷重を測定するとともに架空電線に加わる張力を緩和する。
【解決手段】碍子装置10の他端部10bによって一部を回動自在に軸支された碍子側回動部材32と、電線支持金具によって一部を回動自在に軸支された支持金具側回動部材34と、碍子側回動部材の他部位と支持金具側回動部材の他部位とによって夫々両端部を回動自在に軸支されたリンク片36と、碍子側回動部材の他部位とは異なる異部位と支持金具側回動部材の他部位とは異なる異部位とによって夫々両端部を回動自在に軸支されるとともに、所定以上の引っ張り荷重によって破断する破断片38と、を備え、破断片が破断した際に、碍子側回動部材及び支持金具側回動部材が、碍子装置の他端部及び電線支持金具による各軸支部を中心として夫々回動し、軸支部間の距離を離間させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、送電鉄塔により一端を支持された碍子装置の他端部と、架空電線に固定された架空電線支持金具とを連結して、架空電線に加わる異常張力を監視又は測定するとともに、異常張力が加わったときに張力を緩和する張力緩和装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電力を送電する架空電線は、碍子を含む碍子装置を介して送電鉄塔の腕金によって支持されている。
図5は、従来の架空電線の支持構造を示す模式図である。架空電線Wは、送電鉄塔(不図示)側から順に、送電鉄塔の腕金(不図示)に直接連結される腕金連結金具120と、碍子装置110と、引留クランプ140と、を介して腕金に支持されている。碍子装置110は、絶縁体である碍子112と、碍子112の両端部にホーン取付金具116(116a、116b)によって取り付けられたアークホーン114(114a、114b)とを備えている。
碍子装置110や架空電線W等は、台風や風雪害等により大きな荷重や張力が加わっても破損しないように、ある程度の安全率を見込んでその強度が設計されている。しかし、気象条件によっては架空電線Wに異常な張力が加わる場合があり、最悪の場合には碍子装置110や架空電線W等が破損する等の事故が発生する虞がある。
このような事故を防止するため、歪ゲージ等の張力測定装置を用いて架空電線に加わる張力の測定を行い、得られたデータを碍子装置や送電鉄塔等の強度設計に利用している。しかしながら、架空電線に異常な張力が加わることが予想される悪天候時に、作業員が送電鉄塔に昇塔して張力測定を行うことは非現実的であり、正確な異常張力の測定は極めて困難である。
【0003】
そこで、特許文献1には、ある一定の張力を超えたか否かのみを計測するものであるが、所定の張力が加わった場合に破断する張力計を備えた架空電線張力測定具が記載されている。この張力測定具は、帯板状の張力計の表裏面を挟むように並列配置された2つのリンク金具と、これらリンク金具と張力計の軸方向両端部を夫々軸支する2つの連結軸を有している。張力計の破断前において、張力計は連結軸によって軸方向に引っ張られた状態にあり、各リンク金具は連結軸に遊嵌された状態である。すなわち、架空電線に加わる張力が張力計にのみ働くように構成されている。
張力計が破断した後は、連結軸が軸方向に互いに離間する方向に移動して、各リンク金具にて架空電線を支持する。特許文献1に記載された張力計は碍子装置に常設可能であり、破損しない限り半永久的に使用できるという利点を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開平6−72124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の張力測定具においては、張力計が破断した後に張力自体を緩和することができないため、再度、異常張力が加わった場合に架空電線を切断したり、碍子装置を破損する等の事故が発生する虞がある。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、架空電線に加わる異常張力を測定することができ、且つ異常張力が測定された後には架空電線に加わる張力を緩和して、架空電線の破断等の事故を防止することのできる張力緩和装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、送電鉄塔により一端を支持された碍子装置の他端部と、架空電線に固定された架空電線支持金具とを連結して、前記架空電線に発生した異常張力を緩和する張力緩和装置であって、前記碍子装置の他端部によって一部を回動自在に軸支された碍子側回動部材と、前記電線支持金具によって一部を回動自在に軸支された支持金具側回動部材と、前記碍子側回動部材の他部位と前記支持金具側回動部材の他部位とによって夫々両端部を回動自在に軸支されたリンク片と、前記碍子側回動部材の前記他部位とは異なる異部位と前記支持金具側回動部材の前記他部位とは異なる異部位とによって夫々両端部を回動自在に軸支されるとともに、所定以上の引っ張り荷重によって破断する破断片と、を備え、前記破断片が破断した際に、前記碍子側回動部材及び前記支持金具側回動部材が、前記碍子装置の他端部及び前記電線支持金具による各軸支部を中心として夫々回動し、前記軸支部間の距離を離間させるように構成されていることを特徴とする。
請求項1の発明では、破断片の破断前において碍子側回動部材と支持金具側回動部材は、破断片とリンク片とによって連結支持された状態であるが、架空電線に異常張力(所定以上の引っ張り荷重)が加わって破断片が破断すると、リンク片のみによって連結支持されることとなり、各軸支部間の距離が最長となるように各回動部材が回動する。
【0007】
請求項2に記載の発明は、前記破断片が帯板状部材であり、軸方向中間部に所定以上の引っ張り荷重によって破断する細幅の破断部を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明では、架空電線に異常荷重が発生したときに、破断片の破断部が破断し、破断片を軸支する軸支部が破損しないので、破断片が落下するといった二次災害を防止できる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、前記碍子側回動部材が、該碍子側回動部材の前記一部を頂角部分とし、前記他部位及び前記異部位を底角部分とする二等辺三角形の板状部材であり、前記支持金具側回動部材が、該支持金具側回動部材の前記一部を頂角部分とし、前記他部位及び前記異部位を底角部分とする二等辺三角形の板状部材であることを特徴とする。
請求項3の発明では、碍子側回動部材と支持金具側回動部材がともに二等辺三角形の板状部材であるので、破断片の破断前においては、リンク片と破断片に平均的に張力がかかることとなるので、破断片の破断荷重設計及び破断時の張力予測が容易である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、所定以上の引っ張り荷重によって破断片が破断するので、破断片の状態を確認することにより架空電線に異常張力が発生したか否かを確認できるとともに、ある一定以上の張力が加わったか否かを測定する測定装置として機能させることができる。また、破断片の破断後に各軸支部間の距離が離間するので、架空電線に加わる張力を緩和することができ、架空電線の破断事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明に係る張力緩和装置が連結された碍子装置の模式図であり、張力緩和装置の破断前の様子を示す図である。
【図2】本発明に係る張力緩和装置が連結された碍子装置の模式図であり、張力緩和装置の破断後の様子を示す図である。
【図3】張力緩和装置の平面図であり、(a)は破断前の状態を示し、(b)は破断後の状態を示す図である。
【図4】本発明の変形実施形態に係る張力緩和装置の模式図である。
【図5】従来の架空電線の支持構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
〔第一の実施形態〕
以下、本発明の実施形態を図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る張力緩和装置が連結された碍子装置の模式図であり、張力緩和装置の破断前の様子を示す図である。図2は、本発明に係る張力緩和装置が連結された碍子装置の模式図であり、張力緩和装置の破断後の様子を示す図である。図3は、張力緩和装置の平面図であり、(a)は破断前の状態を示し、(b)は破断後の状態を示す図である。本発明に係る張力緩和装置は、所定の張力(引っ張り荷重)が加わって破断片が破断したときに張力緩和装置が延伸して、架空電線に加わる張力を緩和する点に特徴がある。
【0012】
架空電線Wは、送電鉄塔側から順に碍子装置10と、本発明に係る張力緩和装置30と、引留クランプ40(架空電線支持金具)と、を介して送電鉄塔の腕金(不図示)に支持されている。図示するように、架空電線Wの一方の端部は他の架空電線と接続されるジャンパ接続部であり、他方の端部は他の送電鉄塔の腕金(不図示)に支持されている。架空電線Wには、張力Faが働いている。
碍子装置10は、電気導体である架空電線Wを絶縁して支持する碍子12(碍子連)と、フラッシオーバ時のアークによる碍子12の損傷を防ぐアークホーン14(14a、14b)と、を備えている。アークホーン14は、ホーン取付金具16(16a、16b)によって碍子12の両端部に取り付けられている。なお、本実施形態においては、アークホーンを有する碍子装置の例により説明するが、本明細書において碍子装置とは、アークホーンの有無にかかわらず、少なくとも碍子を有する装置の概念である。
碍子装置10の一端部10a側は、腕金連結金具20によって送電鉄塔の腕金(不図示)に支持されている。また、碍子装置10の他端部10b側には、本発明に係る張力緩和装置30が連結され、架空電線Wは引留クランプ40によって直接固定されている。
【0013】
図1及び図2に示すように、張力緩和装置30は、碍子装置10の他端部10bによって軸支部32a(一部)を回動自在に軸支された碍子側回動部材32と、引留クランプ40によって軸支部34a(一部)を回動自在に軸支されたクランプ側回動部材34(支持金具側回動部材)と、碍子側回動部材32の軸支部32b(他部位)とクランプ側回動部材34の軸支部34b(他部位)とによって夫々両端部を回動自在に軸支されたリンク片36と、碍子側回動部材32の軸支部32bとは異なる軸支部32c(異部位)とクランプ側回動部材34の軸支部34bとは異なる軸支部34c(異部位)とによって夫々両端部を回動自在に軸支されるとともに、所定以上の引っ張り荷重によって破断する破断片38と、を備えている。
【0014】
碍子側回動部材32は二等辺三角形の板状部材であり、軸支部32aが頂角部分、軸支部32b、32cが底角部分に配置されている。また、クランプ側回動部材32も二等辺三角形の板状部材であり、軸支部34aが頂角部分、軸支部34b、34cが底角部分に配置されている。すなわち、リンク片36と破断片38は同一の長さであり、平行に配置されている。
リンク片36は、帯板状の部材であり、破断片38の破断後においても軸支部32aと軸支部34aとの間に働く引っ張り荷重を支えられる強度を有する。
破断片38は、軸方向(引っ張り荷重の加わる方向)の中間部に細幅の破断部38aを有した帯板状の部材である。破断部38aの太さを変更することにより、破断加重を任意に設定することが可能である。具体的には、送電鉄塔の径間、架空電線の太さ、送電鉄塔を設置している箇所の風速、積雪量、気温等、張力に影響する要因を考慮して破断加重を想定し、破断部38aの太さを調整する。つまり、破断片38は、ある一定の張力を超えたか否を計測することのできる張力計として機能する。
本発明においては、破断片38が破断した際に、碍子側回動部材32及びクランプ側回動部材34が、碍子装置10の他端部10b側における軸支部32a及び引留クランプ40による軸支部34aを中心として夫々矢印A方向に回動し、軸支部32a、軸支部34a間の距離を離間させる。
【0015】
軸支部間の距離を離間させる原理について、図3に基づいて説明する。
上述の通り、碍子側回動部材32は軸支部32a部分を頂角とする二等辺三角形状であり、軸支部32aと軸支部32bとの距離と、軸支部32aと軸支部32cとの距離は夫々同一である。また、クランプ側回動部材34も、軸支部34a部分を頂角とする二等辺三角形状であり、軸支部34aと軸支部34bとの距離と、軸支部34aと軸支部34cとの距離は夫々同一である。
【0016】
以下、便宜上、碍子側回動部材32とクランプ側回動部材34が同一形状であるとして説明する。リンク片36及び破断片38の長さをL1、軸支部32bと軸支部32cとを結ぶ線分に向かって軸支部32aから降ろした垂線の長さをL2、軸支部32aと軸支部32bとの距離をL3、軸支部32aと軸支部32bとが成す線分と、軸支部32aと軸支部32cとが成す線分との角度をθ、破断前における軸支部32aと軸支部34aとの間の距離をLa、破断後における軸支部32aと軸支部34aとの間の距離をLbとすると、破断前においては、
La=L1+L2×2 ・・・式(1)
にて与えられる。
軸支部32aと軸支部34aとの間に働く張力Fa(引っ張り荷重)によって破断片38が破断すると、碍子側回動部材32とクランプ側回動部材34は夫々軸支部32aと軸支部34aを中心として矢印A方向に回動し、(b)に示す状態となる。
このとき、
Lb=L1+L3×2 ・・・式(2)
にて与えられる。
ここで、明らかにL3>L2であるから、Lb>Laである。
従って、破断片38の破断後において軸支部32aと軸支部34aとの間に働く張力Fb(引っ張り荷重)を、張力Faに比べて、Lb−La分だけ低減させることができる。
【0017】
このように、本発明においては、所定の引っ張り加重によって破断する破断片38を備えたので、破断片38の破断により、設定された破断荷重が加わったことがわかる。また、破断後に軸支部32aと軸支部34aとの距離が伸びて、張力を低減できるので、架空電線の破断事故を防止できる。
また、本発明においては、碍子側回動部材32とクランプ側回動部材34が二等辺三角形状であり、リンク片36と破断片38との長さを同一にできるので、破断片38の破断前においては、張力破断型金具とその下部のリンク金具とに平均的に張力がかかることとなる。すなわち、破断片38の破断荷重設計及び破断時の張力予測が容易である。
また、碍子側回動部材32とクランプ側回動部材34の辺の長さL3を変更することにより、破断片38の破断後における距離Lbを任意に調整することができる。すなわち、
L3=L2/{cos(θ/2)} ・・・式(3)
にて与えられ、角θを大きくすることにより、距離Lbが長くなる。なお、0度<θ<180度である。
【0018】
また、図3(b)に示すように、破断後の破断片38は、軸支部32c、軸支部34cに軸支された状態であるので、破断片38の落下による二次災害を防止することができる。また、破断片38が破断したことを目視で容易に確認できるので、張力緩和装置30の監視が容易である。
また、本発明に係る張力緩和装置30は、破損しない限り碍子装置10に取り付けた状態としておくことができるので、架空電線Wに加わる異常張力を天候に左右されることなく測定することができる。
【0019】
〔変形例〕
第一の実施形態に係る張力緩和装置の変形実施形態について説明する。図4は、変形実施形態に係る張力緩和装置の模式図である。図3と同一の部材には同一の符号を付してその説明を省略する。図示するように、回動部材(碍子側回動部材、又は/及び、クランプ側回動部材)を帯板状の部材としてもよい。
張力緩和装置50は、帯板状の碍子側回動部材52及びクランプ側回動部材54を備えている。碍子側回動部材52は、軸支部52aにおいて碍子装置10の他端部10b(図1参照)によって回動自在に軸支され、クランプ側回動部材54は、軸支部54aにおいて引留クランプ40(図1参照)によって回動自在に軸支される。リンク片36の両端部は夫々軸支部52b、54bによって回動自在に軸支され、破断片38の両端部は夫々軸支部52c、54cによって回動自在に軸支されている。
【0020】
張力緩和装置50においては、碍子側回動部材52とクランプ側回動部材54の各軸支部は、それぞれ一直線上に並んでいる。つまり、図3に示す回動部材の角度θを180度としたものに相当する。
破断片38の破断前における軸支部52aと軸支部54aとの距離をLcとし、破断後における距離をLdとし、軸支部52aと軸支部52bとの距離、及び軸支部54aと軸支部54bとの距離をL4とすれば、
Lc=L1 ・・・式(4)
Ld=L1+L4×2 ・・・式(5)
にて与えられ、第一の実施形態において記載した効果と同様の効果を得ることができる。
なお、軸支部52aと軸支部52cとを兼用し、軸支部54aと軸支部54cとを兼用する構成としてもよい。この場合、碍子側回動部材52の長さ(軸支部52a、52b間の距離)とクランプ側回動部材54の長さ(軸支部54a、54b間の距離)を十分に活かした張力緩和が可能となる。また、破断片38の破断前においては、張力の全てが破断片38にかかるので、破断片38の破断荷重設計及び破断時の張力予測が容易である。
【符号の説明】
【0021】
10…碍子装置、12…碍子、14…アークホーン、16…ホーン取付金具、20…腕金連結金具、30…張力緩和装置、32…碍子側回動部材、32a、32b、32c…軸支部、34…クランプ側回動部材、34a、34b、34c…軸支部、36…リンク片、38…破断片、38a…破断部、40…引留クランプ、52…碍子側回動部材、52a、52b、52c…軸支部、54…クランプ側回動部材、54a、54b、54c…軸支部、110…碍子装置、112…碍子、114…アークホーン、116…ホーン取付金具、120…腕金連結金具、140…引留クランプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
送電鉄塔により一端を支持された碍子装置の他端部と、架空電線に固定された架空電線支持金具とを連結して、前記架空電線に発生した異常張力を緩和する張力緩和装置であって、
前記碍子装置の他端部によって一部を回動自在に軸支された碍子側回動部材と、前記電線支持金具によって一部を回動自在に軸支された支持金具側回動部材と、
前記碍子側回動部材の他部位と前記支持金具側回動部材の他部位とによって夫々両端部を回動自在に軸支されたリンク片と、
前記碍子側回動部材の前記他部位とは異なる異部位と前記支持金具側回動部材の前記他部位とは異なる異部位とによって夫々両端部を回動自在に軸支されるとともに、所定以上の引っ張り荷重によって破断する破断片と、を備え、
前記破断片が破断した際に、前記碍子側回動部材及び前記支持金具側回動部材が、前記碍子装置の他端部及び前記電線支持金具による各軸支部を中心として夫々回動し、前記軸支部間の距離を離間させるように構成されていることを特徴とする張力緩和装置。
【請求項2】
前記破断片が帯板状部材であり、軸方向中間部に所定以上の引っ張り荷重によって破断する細幅の破断部を備えていることを特徴とする請求項1記載の張力緩和装置。
【請求項3】
前記碍子側回動部材が、該碍子側回動部材の前記一部を頂角部分とし、前記他部位及び前記異部位を底角部分とする二等辺三角形の板状部材であり、前記支持金具側回動部材が、該支持金具側回動部材の前記一部を頂角部分とし、前記他部位及び前記異部位を底角部分とする二等辺三角形の板状部材であることを特徴とする請求項1又は2記載の張力緩和装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−79577(P2012−79577A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−224691(P2010−224691)
【出願日】平成22年10月4日(2010.10.4)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【Fターム(参考)】