説明

形象体玩具

【課題】 多機能携帯電話機とリンクさせて遊戯するのに用いる形象体玩具を提供する。
【解決手段】 本発明の形象体玩具1は、形象体本体2と、形象体本体2に内蔵された音声出力装置8と、音声出力装置8から出力される音声と同期して動作する可動装置21と、タッチパネルを有した多機能携帯電話機の入出力端子と接続するための入力端子7、多機能携帯電話機が装着される形象体本体2に形成された電話機装着部3と、を備え、入力端子7と多機能携帯電話機の入出力端子を接続し、多機能携帯電話機でアプリケーションを実行しているときに多機能携帯電話機から出力される音声が音声出力装置8から出力されるとともに、音声と同期して可動装置21が稼働する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチパネルを備えた携帯電話機とリンクして発声や動作する形象体玩具に関する。
【背景技術】
【0002】
近年の携帯電話機には、インターネットに接続する機能や、アプリケーションサービスプロバイダからゲームや映画などのソフトウェアをダウンロードする機能や、テレビジョンを視認する機能など、様々な機能を有したものがある。このような多機能携帯電話機は、一般的にタッチパネルを備えており、表示画面を見ながらタッチパネル上で操作を実行する。
【0003】
そして、このような多機能携帯電話機とリンクさせて遊戯する玩具なども提供されている。例えば、特許文献1には、走行玩具がコース上で走行しながらコースの情報を携帯電話機などの携帯端末に送信し、携帯端末が受信した情報を元に走行玩具を制御する遊戯システムの提案がなされている。また、多機能携帯電話機をコントローラとして飛行体を制御する玩具なども既に販売されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−247575号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、多機能携帯電話機とリンクさせて遊戯するのに用いる形象体玩具を提供することを目的とし、さらに詳しくは多機能携帯電話機で実行中のアプリケーションとリンクして音声を発し、かつ、この音声と同期して動作する形象体玩具を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の形象体玩具は、形象体本体と、該形象体本体に内蔵された音声出力手段と、前記音声出力手段から出力される音声と同期して動作する可動手段と、タッチパネルを有した多機能携帯電話機の入出力端子と接続される接続手段と、前記多機能携帯電話機が装着される前記形象体本体に形成された電話機装着部と、を備え、前記接続手段によって前記多機能携帯電話機の入出力端子と接続し、前記多機能携帯電話機でアプリケーションを実行すると、前記多機能携帯電話機から出力される音声が前記音声出力手段から出力されるとともに、音声と同期して前記可動手段が稼働することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の形象体玩具において、前記電話機装着部は前記多機能携帯電話機を保持する保持機構を有し、該保持機構は、種々の大きさの前記多機能携帯電話機を装着可能に形成されていることを特徴とする。
【0008】
さらに、本発明の形象体玩具において、前記保持機構は、前記多機能携帯電話機の側方又は上下方向を挟持する2個の係止部材を有し、該2個の係止部材は、両方が、若しくは、いずれか一方が可動とされ、前記多機能携帯電話機の側方又は上下方向を挟持した状態を維持可能な構成とされていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、多機能携帯電話機とリンクさせて遊戯するのに用いる形象体玩具を提供できる。すなわち、多機能携帯電話機で実行中のアプリケーションとリンクして音声を発し、かつ、この音声と同期して動作する形象体玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態に係る形象体玩具の機能回路構成図である。
【図2】上記形象体玩具の斜視図である。
【図3】上記形象体玩具の斜視図である。
【図4】保持機構の正面図である。
【図5】上記保持機構の分解斜視図である。
【図6】上記形象体玩具の内部を透過した斜視図である。
【図7】上記形象体玩具の断面模式図である。
【図8】上記保持機構の変形例として上下ヒンジ式で挟持する構成を示す図である。
【図9】上記保持機構の変形例として左右ヒンジ式で挟持する構成を示す図である。
【図10】上記保持機構の変形例として上下スライド式で挟持する構成を示す図である。
【図11】上記保持機構の変形例として左右スライド式で挟持する構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本実施形態における形象体玩具は、多機能携帯電話機と接続して遊戯する玩具である。さらに詳しく述べると、この形象体玩具は、多機能携帯電話機の入出力端子に形象体玩具の入力端子を接続し、多機能携帯電話機を形象体玩具に装着した状態で多機能携帯電話機で所定のアプリケーションを実行すると、アプリケーションで出力される音声が形象体玩具のスピーカーから出力されるとともに、この音声と連動して形象体玩具が動作するものである。なお、以下の説明においては、図2の形象体玩具における多機能携帯電話機が装着される方向を前方、これと対向する方向を後方とし、頭部が位置する方向を上方、脚が位置する方向を下方とし、前後および上下と直交する方向を側方とする。
【0012】
なお、多機能携帯電話機とは、通話機能やメール機能、撮影機能、インターネット接続機能、アプリケーションサービスプロバイダなどからアプリケーションをダウンロードすることで様々なアプリケーションを実行する機能、無線通信機能など、多種の機能を備えた携帯電話機である。そして、この多機能携帯電話機10は、図1の機能回路構成図に示すように、タッチパネル11と、外部機器との接続や電源コードを接続するドック端子(受け側の端子)12やフォーンジャックである音声出力端子13などの入出力端子を備える。
【0013】
そして、本実施形態の形象体玩具1は、図2および図3に示すように、熊を模したぬいぐるみである形象体本体2と、形象体本体2の腹部に形成された電話機装着部3と、を備える。なお、形象体本体2は、図においては熊を模したぬいぐるみであるがこれに限定されるものではなく、その他の動物を模したぬいぐるみや人形、キャラクターの模型などであってもよい。
【0014】
電話機装着部3は、図4および図5に示すように、前方および上方に開口を有したケース32と、ケース32の上方に配置される上カバー39と、ケース32内の後面近傍に配置される底板34と、多機能携帯電話機10を保持する保持機構31と、を備えている。そして、電話機装着部3は、この保持機構31によって種々の大きさの多機能携帯電話機10を装着可能とされている。
【0015】
ケース32は、前方および上方に開口を備えた中空の略直方体形状であり、内側を多機能携帯電話機10の収納空間とする部材である。ケース32の上方には、開口を封止するように上カバー39が被されている。この上カバー39は、柔軟な樹脂などで形成され、下方を開口とした中空の略直方体形状であり、上面に横方向に延在する切欠きが形成されている。そして、上カバー39の切欠きには後述する形象体玩具1の入力端子7が貫挿されている。
【0016】
底板34は、ケース32の形態収納空間内に収納可能な方形状の板状体である。この底板34は、形象体本体2の外生地2aをケース32の後板との間で挟み込んだ状態でケース32の後方からビス等でケース32に固定されている。すなわち、ケース32は、内側に外生地2aが巻き込まれて固定された状態となっており、これにより、形象体本体2に固定されている。
【0017】
保持機構31は、多機能携帯電話機10の側方を挟持する2個の係止部材である第一係止部材36および第二係止部材37と、一面を面ファスナーとした受け板35と、第一係止部材36に貼着され一面を面ファスナーとした取付板38と、から構成される。
【0018】
第一係止部材36は、後板36aと、後板36aの前面に形成された連結部36bと、連結部36bの外側端から前方に延設されたフック部36cと、からなる。この連結部36bは、後述する第二係止部材37の摺動板37aが挿入される、断面が方形状の摺動空間36dを有している。
【0019】
第二係止部材37は、第一係止部材36の摺動空間36d内に摺動可能に遊挿される摺動板37aと、摺動板37aの外側端から前方に向かって延設され、多機能携帯電話機10の側方を係止するフック部37bと、からなる。この第二係止部材37は、摺動板37aを第一係止部材36の摺動空間36dに遊挿することで第一係止部材36と連結されている。また、第二係止部材37は、第一係止部材36の摺動空間36d内で摺動板37aを横方向に摺動させることにより、第一係止部材36のフック部36cと第二係止部材37のフック部37bとの間の距離を変化させることができる。そして、2個の係止部材36,37は、多機能携帯電話機10の幅に合わせて第二係止部材37を第一係止部材36に対して相対的に横方向に移動させることにより、多機能携帯電話機10の側方を各フック部36c,37bで挟持することができる。
【0020】
受け板35は、前面を面ファスナーのループ面とし、底板34に貼着されている。取付板38は、後面を面ファスナーのフック面とし、第一係止部材36の後板36aの後面に貼着されている。
【0021】
そして、多機能携帯電話機10は、2個の係止部材36,37によって側方が挟持された状態のまま、取付板38の面ファスナーが受け板35の面ファスナーに固着されることにより、ケース32内で保持されることとなる。
【0022】
形象体玩具1は、図6および図7に示すように、形象体本体2の内部に電源装置5と、電子基板6と、電子基板6に接続された音声出力装置8としてのスピーカーと、音声出力装置8からの出力と連動し動作する可動装置21と、を備えている。また、電子基板6からは接続ケーブル45が引き出されており、接続ケーブル45の先端には多機能携帯電話機10のドック端子12または音声出力端子13(図においては音声出力端子13)に接続するための入力端子7が設けられている。
【0023】
電源装置5は、バッテリーや乾電池など、電力を供給できるものであれば特に限定されるものではない。この電源装置5は、電子基板6と電力線によって接続されている。
【0024】
可動装置21は、形象体本体2の頭部における口の部分に組み込まれており、モータや電磁石などの動力装置23と、上唇の内側に配置された固定板24と、下唇の内側に配置された可動板25と、からなり、動力装置23が電子基板6と電力線により接続されている。そして、可動板25は、動力装置23が動作すると固定板24に近づく方向、および、離れる方向に稼働する。これにより、形象体本体2の口が開閉することとなる。
【0025】
入力端子7は、少なくとも音声の入力を可能とする端子であり、例えばフォーンプラグやドック端子(差込側)である。なお、入力端子7は、フォーンプラグなどの差込側(雄側)の端子を設ける構成に限定されず、音声の入力を可能とするフォーンジャックなど受け側(雌側)の端子を設ける構成としてもよい。入力端子7を受け側の端子で形成した場合には、両端にフォーンプラグを有した接続ケーブル45や、一端にフォーンプラグを有し他端にドック端子を有した接続ケーブル45などを使用することで多機能携帯電話機10と接続することができる。
【0026】
次に、形象体玩具1の回路構成について図1を用いて述べる。形象体玩具1は、上述したように電源装置5と、入力端子7と、音声出力装置8と、可動装置21と、を備え、さらに、入力端子7から入力された音声信号を増幅するアンプ(AMP)31と、音声信号を受信すると可動装置21を動作させるワンショット回路28と、を備える。
【0027】
このワンショット回路28は、予め設定された音声信号の閾値以上の音声レベルを感知して、この音声信号と同期したパルス信号を出力するものであり、可動装置21は、ワンショット回路28から出力されたパルス信号によって例えばモータが稼働することで動作するものである。
【0028】
なお、図1においては、多機能携帯電話機10のドック端子12と音声出力端子13の両方が入力端子7に接続されているが、いずれの端子とも接続可能であるために記載したものであり、ドック端子12と音声出力端子13のいずれか一方と接続されるものである。
【0029】
そして、本実施形態における形象体玩具1は、形象体玩具1の入力端子7を多機能携帯電話機10の入出力端子12(13)に接続し、多機能携帯電話機10を電話機装着部3に装着する。そして、多機能携帯電話機10で音声の出力があるアプリケーションを実行すると、多機能携帯電話機10から出力される音声信号を受けて形象体玩具1の音声出力装置8から音声が出力され、さらに、音声出力装置8から音声が出力されるタイミングで可動装置21が稼働し、まるでぬいぐるみが喋っているような外観となるものである。
【0030】
なお、上述した保持機構31は面ファスナーを用いた構成としているが、この構成に限定されるものではない。例えば、保持機構31は、底板34に摺動溝を設け、この摺動溝に2つの係止部材36,37を摺動可能に取り付け、さらに、2つの係止部材36,37に相互に近づく方向に付勢するバネを取り付けた構成としてもよい。このような構成であっても、バネ力に抗して2つの係止部材36,37を広げ、2つの係止部材36,37間に多機能携帯電話機10を挿入し、2つの係止部材36,37を開放することにより多機能携帯電話機10を装着部3に装着することができる。
【0031】
さらに、保持機構31の他の構成としては、図8、図9に示すような上下又は左右にヒンジを用いて多機能携帯電話機10を挟持する構成としてもよい。図8に示す保持機構31は、上記取付板38に固定される略方形状の後板51と、後板51の上下縁部に回動可能に取り付けられる係止部材(ヒンジ部材)61,62と、から構成される。係止部材61,62は、断面が円弧状に形成されており、後板51との取付部分には図示しないねじりバネ等が装着されて内側に付勢されている。このような構成とすることにより、種々の大きさの多機能携帯電話機10を上下から挟持するように保持することができる。
【0032】
図9に示す保持機構31は、上記取付板38に固定される略方形状の後板51と、後板51の左右縁部に回動可能に取り付けられる係止部材63,64と、から構成される。係止部材63,64は、断面が円弧状に形成されており、後板51との取付部分には図示しないねじりバネ等が装着されて内側に付勢されている。このような構成とすることにより、種々の大きさの多機能携帯電話機10を左右から挟持するように保持することができる。
【0033】
なお、ヒンジ式の保持機構31は、いずれか一方の係止部材のみが内側に付勢された構成や、片方は後板51に固定されて不動とされ、他方に一つのヒンジが設けられた構成としてもよい。また、係止部材が内側に付勢された構成に限らず、係止部材と後板51との取付部分に所定のトルクをかけることにより、後板51に対して所望の角度で係止部材を停止させることができるような構成としてもよい。
【0034】
さらに、保持機構31の他の構成としては、図10、図11に示すような上下又は左右にスライド式の挟持部材を用いて多機能携帯電話機10を挟持する構成としてもよい。図10に示す保持機構31は、上記取付板38に固定される略方形状の後板51と、後板51の例えば下方の縁部には多機能携帯電話機10を挟持する係止部材66が固定されており、上方の縁部にはスライド可能に取り付けられる係止部材(スライド部材)65と、から構成される。このような構成とすることにより、種々の大きさの多機能携帯電話機10を上下から挟持するように保持することができる。
【0035】
図11に示す保持機構31は、上記取付板38に固定される略方形状の後板51と、後板51の例えば一方の縁部には多機能携帯電話機10を挟持する係止部材68が固定されており、他方の縁部にはスライド可能に取り付けられる係止部材(スライド部材)67と、から構成される。このような構成とすることにより、種々の大きさの多機能携帯電話機10を左右から挟持するように保持することができる。
【0036】
なお、スライド式の保持機構31は、一方の係止部材のみをスライドさせる以外に、両方の係止部材をスライド可能とする構成としてもよい。
【0037】
また、これまでの保持機構31は、多機能携帯電話機10の側方を保持する構成としているが、多機能携帯電話機10の上下を保持する構成としてもよい。すなわち、保持機構31は、種々の大きさの多機能携帯電話機10を装着可能な構成であればよい。
【0038】
以下、この形象体玩具1を用いた遊戯方法について何点か例をあげる。なお、以下の説明においては多機能携帯電話機10が形象体玩具1に装着され、端子も接続されていることを前提として述べる。
【0039】
例えば、多機能携帯電話機10のタッチパネル11を撫でると形象体玩具1から笑い声が出力され、形象体玩具1を持ち上げると鳴き声が出力され、タッチパネル11を強く押すと苦しむような声が出力され、形象体玩具1を横にすると寝息が出力されるといった遊戯ができる。多機能携帯電話機10のタッチパネル11に熊のぬいぐるみを表示させて同じような遊戯を実行することも可能であるが、タッチパネル11の表示は実体のない画像であるため、肌で触れあうことはできない。しかしながら、形象体玩具1を組み合わせることにより、実際にぬいぐるみに触れながら遊戯ができるため、従来の遊戯とは全く趣向が異なる遊戯ができることとなる。
【0040】
また、多機能携帯電話機10の撮影機能を利用してユーザとの間でコミュニケーションを取り合う遊戯を行うこともできる。具体的には、撮影した画像からユーザの表情を読み取るアプリケーションを多機能携帯電話機10で実行する。そして、ユーザが形象体玩具1に向かって微笑むと形象体玩具1から喜びを表す音声が出力され、ユーザが悲しんだ表情をすると、形象体玩具1から甘える音声などのユーザを元気づける音声が出力されるといった遊戯ができる。
【0041】
さらに、形象体本体2がキャラクターなどの模型である場合には、多機能携帯電話機10で当該キャラクターが登場するアプリケーションを実行し、形象体本体2を多機能携帯電話機10と一緒に動かすことで操作を実行するとった遊戯もできる。多機能携帯電話機10には、加速度センサやジャイロセンサが組み込まれているものがあるため、多機能携帯電話機10だけでも遊戯が可能であるが、形象体玩具1を組み合わせることにより、キャラクターを実際に動かして操作することとなるため、従来とは異なる趣向のを有した遊戯ができることとなる。
【0042】
すなわち、本実施形態における形象体玩具1は、多機能携帯電話機10で実行されるアプリケーションによって様々な遊戯が可能なものである。
【0043】
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、様々な設計変更が可能である。例えば、形象体玩具1の電話機装着部3に多機能携帯電話機10の充電端子を設けることで、充電器として機能させることもできる。すなわち、形象体玩具1は、形象体本体2と、電話機装着部3と、多機能携帯電話機10の入出力端子12,13と接続可能な入力端子7と、音声出力装置8と、可動装置21と、を備えて、多機能携帯電話機10のアプリケーションと連動可能な構成であればよい。
【符号の説明】
【0044】
1 形象体玩具 2 形象体本体
2a 外生地
3 電話機装着部 5 電源装置
6 電子基板 7 入力端子
8 音声出力装置
10 多機能携帯電話機 11 タッチパネル
12 ドック端子 13 音声出力端子
21 可動装置 23 動力装置
24 固定板 25 可動板
28 ワンショット回路 31 保持機構
32 ケース 34 底板
35 受け板 36 第一係止部材
36a 後板 36b 連結部
36c フック部 36d 摺動空間
37 第二係止部材 37a 摺動板
37b フック部
38 取付板 39 上カバー
45 接続ケーブル 51 後板
61,62,63,64,65,66,67,68 係止部材


【特許請求の範囲】
【請求項1】
形象体本体と、
該形象体本体に内蔵された音声出力手段と、
前記音声出力手段から出力される音声と同期して動作する可動手段と、
タッチパネルを有した多機能携帯電話機の入出力端子と接続される接続手段と、
前記多機能携帯電話機が装着される前記形象体本体に形成された電話機装着部と、
を備え、
前記接続手段によって前記多機能携帯電話機の入出力端子と接続し、前記多機能携帯電話機でアプリケーションを実行すると、前記多機能携帯電話機から出力される音声が前記音声出力手段から出力されるとともに、音声と同期して前記可動手段が稼働することを特徴とする形象体玩具。
【請求項2】
前記電話機装着部は、前記多機能携帯電話機を保持する保持機構を有し、
該保持機構は、種々の大きさの前記多機能携帯電話機を装着可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の形象体玩具。
【請求項3】
前記保持機構は、前記多機能携帯電話機の側方又は上下方向を挟持する2個の係止部材を有し、
該2個の係止部材は、両方が、若しくは、いずれか一方が可動とされ、前記多機能携帯電話機の側方又は上下方向を挟持した状態を維持可能な構成とされていることを特徴とする請求項2に記載の形象体玩具。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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