待機電力制御装置、待機電力制御システム、待機電力制御方法、および、待機電力制御プログラム
【課題】電化製品の様々状態において、自動的に電化製品の省電力状態を検知して代替待機電力を供給することが行われていない。
【解決手段】本発明の待機電力制御装置は、制御手段と、電力蓄積手段と、電化製品への電力供給を外部主要電源または電力蓄積手段に切り替える機能と外部主要電源を電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段とを備えた待機電力制御装置であって、制御手段は、電化製品の省電力状態を検出すると、切替手段によって、電化製品の電力を電力蓄積手段からの電力供給に切り替えさせることを特徴とする。
【解決手段】本発明の待機電力制御装置は、制御手段と、電力蓄積手段と、電化製品への電力供給を外部主要電源または電力蓄積手段に切り替える機能と外部主要電源を電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段とを備えた待機電力制御装置であって、制御手段は、電化製品の省電力状態を検出すると、切替手段によって、電化製品の電力を電力蓄積手段からの電力供給に切り替えさせることを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電化製品に供給する電力、特に、待機電力を含めた電化製品への電力供給を最適に制御する待機電力制御装置、待機電力制御システム、待機電力制御方法、および、待機電力制御プログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、電化製品の待機電力を削減するためには、使用者が自発的に行動することが必要であった。使用者の自発的な行動としては、(1)電化製品をコンセントから抜く(2)電化製品の手動電源スイッチをOFFにする(3)リモコンを手動制御して、電化製品をPower−OFFにする(4)ネットワークを利用して遠隔から制御する等であった。
【0003】
また、自動で電化製品の待機電力を削減するためには、電化製品自体に待機電力を削減する手段(例えば、省電力にするための回路)が必要であった。
【0004】
最近の待機電力制御装置においては、次のような課題がある。第1の課題は、手動スイッチON/OFFで電化製品を省電力制御するため、自動化できないということである。第2の課題は、リモコンスイッチ制御して省電力制御するため、自動化できないということである。第3の課題は、必要な待機電力も遮断し代替電力も供給しないため、再利用する電化製品は手動で起動する必要がある。第4の課題は、ネットワークから遠隔で省電力制御するため、ネットワーク設備を用意しなければならないことである。
【0005】
上記の課題を解決するための技術が、特許文献1及び特許文献2に記載されている。その技術とは、自動化された待機電力制御手段であって、未使用時には待機電力あるいは代替電力を供給し、遠隔制御のためのネットワーク設備も不要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2000−134825号公報
【特許文献2】特開2000−161747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2には、電化製品の様々状態において、自動的に電化製品の省電力状態を検知して代替待機電力を供給することが行われていない。
【0008】
本発明は、上述した課題を解決する待機電力制御装置、待機電力制御システム、待機電力制御方法、及び、待機電力制御プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の待機電力制御装置は、制御手段と、電力蓄積手段と、電化製品への電力供給を外部主要電源または電力蓄積手段に切り替える機能と外部主要電源を電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段とを備えた待機電力制御装置であって、制御手段は、電化製品の省電力状態を検出すると、切替手段によって、電化製品の電力を電力蓄積手段からの電力供給に切り替えさせることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、電化製品の様々状態において、自動的に電化製品の省電力状態を検知して代替待機電力を供給することが行われるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明に係る実施形態のブロック図である。
【図2】本発明に係る実施形態のフローチャート(1)である。
【図3】本発明に係る実施形態のフローチャート(2)である。
【図4】本発明に係る実施形態のフローチャート(3)である。
【図5】本発明に係る実施形態のフローチャート(4)である。
【図6】本発明に係る実施形態のフローチャート(5)である。
【図7】本発明に係る実施形態のフローチャート(6)である。
【図8】本発明に係る実施形態のフローチャート(7)である。
【図9】本発明に係る実施形態のフローチャート(8)である。
【図10】本発明に係る他の実施形態(1)のブロック図である。
【図11】本発明に係る他の実施形態(2)のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係る実施形態のブロック図である。図1において、待機電力制御装置10は、制御部11と、電力蓄積部12と、スイッチ13で構成され、電化製品20の電力使用量を監視し、AC商用交流電源からの電力を供給する。
【0013】
制御部11は、スイッチ13に流れる電力の監視および電化製品20への電力供給制御を行う。電力供給制御の判断基準(閾値)は、装置固有もしくは動作状況を学習することにより得るものとする。また、電力蓄積部12の蓄積された電力の監視を行う。電力蓄積部12への電力蓄積に関する判断基準(閾値)は、装置固有もしくは動作状況を学習することにより得るものとする。
【0014】
電力蓄積部12は、制御部11の制御により、電化製品20へ電力を供給する。また、AC商用交流電源もしくは電力供給装置30からの電力を蓄積する。
【0015】
スイッチ13は、制御部11の指示によって、AC商用交流電源/電力蓄積部12/電化製品20の電力経路を設定する。
【0016】
電化製品20は、一般に市販されている電化製品類である。
【0017】
電力供給装置30は、製造もしくは蓄積された電力を電力蓄積部12へ供給する装置である。具体的には、各種発電機(太陽光、風力等)や電池等である。
【0018】
以上に、実施形態の構成を述べたが、図1の「AC商用交流電源」は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは、直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
【0019】
次に、図1に示した本実施形態の動作について、図2〜9に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0020】
図2によれば、待機電力制御装置10がAC商用交流電源と接続し、AC商用交流電源からの電力が待機電力制御装置10のスイッチ13を介して電化製品20へ供給されている(ステップA1)。制御部11が、スイッチ13に流れている電化製品20への電力を監視し、電化製品20が省電力状態になった時、制御部11が電化製品20の省電力状態を検出し(ステップA2)、制御部11がスイッチ13に対してAC商用交流電源からの電力供給を遮断し(ステップA3)、制御部11がスイッチ13に対して電力蓄積部12から電化製品20へ電力供給するように制御する(ステップA4)。
【0021】
図3によれば、図2の状態において、制御部11が電力蓄積部12の蓄積電力量を監視し、制御部11が電化製品20の省電力状態を検出し続けている場合(ステップB1)、制御部11が電力蓄積部12の蓄積電力量が「無い」ことを検出すると(ステップB2)、制御部11がスイッチ13に対して電力蓄積部12から電化製品20へ電力供給を遮断し(ステップB3)、制御部11がスイッチ13に対してAC商用交流電源から電化製品20へ電力供給するように制御する(ステップB4)。
【0022】
図4によれば、図2の状態において、制御部11が電化製品20の省電力状態から脱却した状態を検出すると(ステップC1)、制御部11がスイッチ13に対して電力蓄積部12から電化製品20へ電力供給を遮断し(ステップC2)、制御部11がスイッチ13に対してAC商用交流電源から電化製品20へ電力供給するように制御する(ステップC3)。
【0023】
図5によれば、図2の状態において、電化製品20が電力を全く使用しない状態となった時(ステップD1)、制御部11がスイッチ13に対して電力蓄積部12から電化製品20へ電力遮断するように制御する(ステップD2)。
【0024】
図6によれば、図3の状態において、制御部11が電力蓄積部12の電力を蓄積する必要があると判断した場合(ステップE1)、制御部11がスイッチ13に対してAC商用交流電源から電力蓄積部12へ電力供給するように制御する(ステップE2)。
【0025】
図7によれば、図5の状態において、制御部11が電力蓄積部12の電力を蓄積する必要があると判断した場合(ステップF1)、制御部11がスイッチ13に対してAC商用交流電源から電力蓄積部12へ電力供給するように制御する(ステップF2)。
【0026】
図8によれば、図2の状態において、電力蓄積部12が電力供給装置30から供給された電力を蓄積し、使用する(ステップG1)。
【0027】
図9によれば、図7の状態において、制御部11が電力蓄積部12へ電力供給装置30から電力供給されるように制御する(ステップH1)。
【0028】
以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果が得られる。
【0029】
第1の効果は、電化製品が省電力状態時に待機電力制御装置内に蓄積された電力を使用しているので、電気代を節約できることである。
【0030】
第2の効果は、電化製品が省電力状態時に待機電力制御装置内に蓄積された電力を使い果たしてしまってもAC商用交流電源から供給させるので、継続的に電化製品を使用できることである。
【0031】
第3の効果は、待機電力制御装置内の蓄積された電力を使い果たしてしまっても電力供給装置から電力供給させるので、継続的に電化製品を使用できることである。
【0032】
第4の効果は、家電機器の待機を維持したまま、異なるAC商用交流電源コンセントを移動することができる。
【0033】
本発明の他の実施形態として、その基本的構成は上記の通りであるが、複数の電化製品対応について適用できる。その構成を図10〜11に示す。まず、図10は、1つのスイッチで、複数の電化製品を制御する場合の実施形態である。
【0034】
図10によれば、待機電力制御装置110がAC商用交流電源と接続し、AC商用交流電源からの電力が待機電力制御装置110のスイッチ113を介して電化製品群120へ供給されている。制御部111がスイッチ113に流れている電化製品群120への電力を監視し、電化製品群120のいずれかの電化製品が省電力状態となった時、制御部111が電化製品群120のいずれかの省電力状態を検出し、制御部111がスイッチ113に対して省電力状態に該当する電化製品へのAC商用交流電源からの電力供給を遮断し、制御部111がスイッチ113に対して電力蓄積部112から省電力状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(10−1)とする。
【0035】
状態(10−1)において、制御部111が電力蓄積部112の蓄積電力量を監視し、制御部111が省電力状態に該当する電化製品の省電力状態を検出し続けている場合、制御部111が電力蓄積部112の蓄積電力量が「無い」ことを検出すると、制御部111がスイッチ113に対して電力蓄積部112から省電力状態に該当する電化製品群120の電化製品への電力供給を遮断し、制御部111がスイッチ113に対してAC商用交流電源から省電力状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(10−2)とする。
【0036】
状態(10−1)において、制御部111が電化製品群120の省電力状態から脱却した電化製品を検出すると、制御部111がスイッチ113に対して電力蓄積部112から省電力から脱却した状態に該当する電化製品群120の電化製品への電力供給を遮断し、制御部111がスイッチ113に対してAC商用交流電源から省電力から脱却した状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(10−3)とする。
【0037】
状態(10−1)において、電化製品群120から電力を全く使用しない状態の電化製品が検出された場合、制御部111がスイッチ113に対して電力蓄積部112から省電力から電力を全く使用しない状態に該当する電化製品へ電力遮断するように制御する。以上の状態を状態(10−4)とする。
【0038】
状態(10−2)において、制御部111が電力蓄積部112の電力を蓄積する必要と判断した場合、制御部111がスイッチ113に対してAC商用交流電源から電力蓄積部112へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(10−5)とする。
【0039】
状態(10−4)において、制御部111が電力蓄積部112の電力を蓄積する必要と判断した場合、制御部111がスイッチ113に対してAC商用交流電源から電力蓄積部112へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(10−6)とする。
【0040】
状態(10−1)において、電力蓄積部112が電力供給装置130から供給された電力を蓄積し、使用する。以上の状態を状態(10−7)とする。
【0041】
状態(10−6)において、制御部111が電力蓄積部112へ電力供給装置130から電力供給されるように制御する。以上の状態を状態(10−8)とする。
【0042】
このようにして、本願発明では、電化製品所有者の手を掛けることなく自動的に、複数の電化製品による待機電力の省エネルギーを実現できる。
【0043】
次に、図11は、複数のスイッチで複数の電化製品を制御する場合の実施形態である。
【0044】
図11によれば、待機電力制御装置210がAC商用交流電源と接続し、AC商用交流電源からの電力が待機電力制御装置210のスイッチ群213を介して電化製品群220へ供給されている。制御部211がスイッチ群213に流れている電化製品群220への電力を監視し、電化製品群220のいずれかの電化製品が省電力状態となった時、制御部211が電化製品群220のいずれかの省電力状態を検出し、制御部211がスイッチ群213に対して省電力状態に該当する電化製品へのAC商用交流電源からの電力供給を遮断し、制御部211がスイッチ群213に対して電力蓄積部212から省電力状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(11−1)とする。
【0045】
状態(11−1)において、制御部211が電力蓄積部212の蓄積電力量を監視し、制御部211が省電力状態に該当する電化製品の省電力状態を検出し続けている場合、制御部211が電力蓄積部212の蓄積電力量が「無い」ことを検出すると、制御部211がスイッチ群213に対して電力蓄積部212から省電力状態に該当する電化製品群220の電化製品への電力供給を遮断し、制御部211がスイッチ群213に対してAC商用交流電源から省電力状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(11−2)とする。
【0046】
状態(11−1)において、制御部211が電化製品群220の省電力状態から脱却した電化製品を検出すると、制御部211がスイッチ群213に対して電力蓄積部212から省電力から脱却した状態に該当する電化製品群220の電化製品への電力供給を遮断し、制御部211がスイッチ群213に対してAC商用交流電源から省電力から脱却した状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(11−3)とする。
【0047】
状態(11−1)において、電化製品群220から電力を全く使用しない状態の電化製品が検出された場合、制御部211がスイッチ群213に対して電力蓄積部212から省電力から電力を全く使用しない状態に該当する電化製品へ電力遮断するように制御する。以上の状態を状態(11−4)とする。
【0048】
状態(11−2)において、制御部211が電力蓄積部212の電力を蓄積する必要と判断した場合、制御部211がスイッチ群213に対してAC商用交流電源から電力蓄積部212へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(11−5)とする。
【0049】
状態(11−4)において、制御部211が電力蓄積部212の電力を蓄積する必要と判断した場合、制御部211がスイッチ群213に対してAC商用交流電源から電力蓄積部212へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(11−6)とする。
【0050】
状態(11−1)において、電力蓄積部212が電力供給装置230から供給された電力を蓄積し、使用する。以上の状態を状態(11−7)とする。
【0051】
状態(11−6)において、制御部211が電力蓄積部212へ電力供給装置230から電力供給されるように制御する。以上の状態を状態(11−8)とする。
【0052】
このようにして、本願発明では、電化製品所有者の手を掛けることなく自動的に、複数の電化製品による待機電力の省エネルギーを実現できる。
【符号の説明】
【0053】
10 待機電力制御装置
11 制御部
12 電力蓄積部
13 スイッチ
20 電化製品
30 電力供給装置
【技術分野】
【0001】
本発明は、電化製品に供給する電力、特に、待機電力を含めた電化製品への電力供給を最適に制御する待機電力制御装置、待機電力制御システム、待機電力制御方法、および、待機電力制御プログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、電化製品の待機電力を削減するためには、使用者が自発的に行動することが必要であった。使用者の自発的な行動としては、(1)電化製品をコンセントから抜く(2)電化製品の手動電源スイッチをOFFにする(3)リモコンを手動制御して、電化製品をPower−OFFにする(4)ネットワークを利用して遠隔から制御する等であった。
【0003】
また、自動で電化製品の待機電力を削減するためには、電化製品自体に待機電力を削減する手段(例えば、省電力にするための回路)が必要であった。
【0004】
最近の待機電力制御装置においては、次のような課題がある。第1の課題は、手動スイッチON/OFFで電化製品を省電力制御するため、自動化できないということである。第2の課題は、リモコンスイッチ制御して省電力制御するため、自動化できないということである。第3の課題は、必要な待機電力も遮断し代替電力も供給しないため、再利用する電化製品は手動で起動する必要がある。第4の課題は、ネットワークから遠隔で省電力制御するため、ネットワーク設備を用意しなければならないことである。
【0005】
上記の課題を解決するための技術が、特許文献1及び特許文献2に記載されている。その技術とは、自動化された待機電力制御手段であって、未使用時には待機電力あるいは代替電力を供給し、遠隔制御のためのネットワーク設備も不要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2000−134825号公報
【特許文献2】特開2000−161747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2には、電化製品の様々状態において、自動的に電化製品の省電力状態を検知して代替待機電力を供給することが行われていない。
【0008】
本発明は、上述した課題を解決する待機電力制御装置、待機電力制御システム、待機電力制御方法、及び、待機電力制御プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の待機電力制御装置は、制御手段と、電力蓄積手段と、電化製品への電力供給を外部主要電源または電力蓄積手段に切り替える機能と外部主要電源を電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段とを備えた待機電力制御装置であって、制御手段は、電化製品の省電力状態を検出すると、切替手段によって、電化製品の電力を電力蓄積手段からの電力供給に切り替えさせることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、電化製品の様々状態において、自動的に電化製品の省電力状態を検知して代替待機電力を供給することが行われるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明に係る実施形態のブロック図である。
【図2】本発明に係る実施形態のフローチャート(1)である。
【図3】本発明に係る実施形態のフローチャート(2)である。
【図4】本発明に係る実施形態のフローチャート(3)である。
【図5】本発明に係る実施形態のフローチャート(4)である。
【図6】本発明に係る実施形態のフローチャート(5)である。
【図7】本発明に係る実施形態のフローチャート(6)である。
【図8】本発明に係る実施形態のフローチャート(7)である。
【図9】本発明に係る実施形態のフローチャート(8)である。
【図10】本発明に係る他の実施形態(1)のブロック図である。
【図11】本発明に係る他の実施形態(2)のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係る実施形態のブロック図である。図1において、待機電力制御装置10は、制御部11と、電力蓄積部12と、スイッチ13で構成され、電化製品20の電力使用量を監視し、AC商用交流電源からの電力を供給する。
【0013】
制御部11は、スイッチ13に流れる電力の監視および電化製品20への電力供給制御を行う。電力供給制御の判断基準(閾値)は、装置固有もしくは動作状況を学習することにより得るものとする。また、電力蓄積部12の蓄積された電力の監視を行う。電力蓄積部12への電力蓄積に関する判断基準(閾値)は、装置固有もしくは動作状況を学習することにより得るものとする。
【0014】
電力蓄積部12は、制御部11の制御により、電化製品20へ電力を供給する。また、AC商用交流電源もしくは電力供給装置30からの電力を蓄積する。
【0015】
スイッチ13は、制御部11の指示によって、AC商用交流電源/電力蓄積部12/電化製品20の電力経路を設定する。
【0016】
電化製品20は、一般に市販されている電化製品類である。
【0017】
電力供給装置30は、製造もしくは蓄積された電力を電力蓄積部12へ供給する装置である。具体的には、各種発電機(太陽光、風力等)や電池等である。
【0018】
以上に、実施形態の構成を述べたが、図1の「AC商用交流電源」は、当業者にとってよく知られており、また本発明とは、直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
【0019】
次に、図1に示した本実施形態の動作について、図2〜9に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0020】
図2によれば、待機電力制御装置10がAC商用交流電源と接続し、AC商用交流電源からの電力が待機電力制御装置10のスイッチ13を介して電化製品20へ供給されている(ステップA1)。制御部11が、スイッチ13に流れている電化製品20への電力を監視し、電化製品20が省電力状態になった時、制御部11が電化製品20の省電力状態を検出し(ステップA2)、制御部11がスイッチ13に対してAC商用交流電源からの電力供給を遮断し(ステップA3)、制御部11がスイッチ13に対して電力蓄積部12から電化製品20へ電力供給するように制御する(ステップA4)。
【0021】
図3によれば、図2の状態において、制御部11が電力蓄積部12の蓄積電力量を監視し、制御部11が電化製品20の省電力状態を検出し続けている場合(ステップB1)、制御部11が電力蓄積部12の蓄積電力量が「無い」ことを検出すると(ステップB2)、制御部11がスイッチ13に対して電力蓄積部12から電化製品20へ電力供給を遮断し(ステップB3)、制御部11がスイッチ13に対してAC商用交流電源から電化製品20へ電力供給するように制御する(ステップB4)。
【0022】
図4によれば、図2の状態において、制御部11が電化製品20の省電力状態から脱却した状態を検出すると(ステップC1)、制御部11がスイッチ13に対して電力蓄積部12から電化製品20へ電力供給を遮断し(ステップC2)、制御部11がスイッチ13に対してAC商用交流電源から電化製品20へ電力供給するように制御する(ステップC3)。
【0023】
図5によれば、図2の状態において、電化製品20が電力を全く使用しない状態となった時(ステップD1)、制御部11がスイッチ13に対して電力蓄積部12から電化製品20へ電力遮断するように制御する(ステップD2)。
【0024】
図6によれば、図3の状態において、制御部11が電力蓄積部12の電力を蓄積する必要があると判断した場合(ステップE1)、制御部11がスイッチ13に対してAC商用交流電源から電力蓄積部12へ電力供給するように制御する(ステップE2)。
【0025】
図7によれば、図5の状態において、制御部11が電力蓄積部12の電力を蓄積する必要があると判断した場合(ステップF1)、制御部11がスイッチ13に対してAC商用交流電源から電力蓄積部12へ電力供給するように制御する(ステップF2)。
【0026】
図8によれば、図2の状態において、電力蓄積部12が電力供給装置30から供給された電力を蓄積し、使用する(ステップG1)。
【0027】
図9によれば、図7の状態において、制御部11が電力蓄積部12へ電力供給装置30から電力供給されるように制御する(ステップH1)。
【0028】
以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果が得られる。
【0029】
第1の効果は、電化製品が省電力状態時に待機電力制御装置内に蓄積された電力を使用しているので、電気代を節約できることである。
【0030】
第2の効果は、電化製品が省電力状態時に待機電力制御装置内に蓄積された電力を使い果たしてしまってもAC商用交流電源から供給させるので、継続的に電化製品を使用できることである。
【0031】
第3の効果は、待機電力制御装置内の蓄積された電力を使い果たしてしまっても電力供給装置から電力供給させるので、継続的に電化製品を使用できることである。
【0032】
第4の効果は、家電機器の待機を維持したまま、異なるAC商用交流電源コンセントを移動することができる。
【0033】
本発明の他の実施形態として、その基本的構成は上記の通りであるが、複数の電化製品対応について適用できる。その構成を図10〜11に示す。まず、図10は、1つのスイッチで、複数の電化製品を制御する場合の実施形態である。
【0034】
図10によれば、待機電力制御装置110がAC商用交流電源と接続し、AC商用交流電源からの電力が待機電力制御装置110のスイッチ113を介して電化製品群120へ供給されている。制御部111がスイッチ113に流れている電化製品群120への電力を監視し、電化製品群120のいずれかの電化製品が省電力状態となった時、制御部111が電化製品群120のいずれかの省電力状態を検出し、制御部111がスイッチ113に対して省電力状態に該当する電化製品へのAC商用交流電源からの電力供給を遮断し、制御部111がスイッチ113に対して電力蓄積部112から省電力状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(10−1)とする。
【0035】
状態(10−1)において、制御部111が電力蓄積部112の蓄積電力量を監視し、制御部111が省電力状態に該当する電化製品の省電力状態を検出し続けている場合、制御部111が電力蓄積部112の蓄積電力量が「無い」ことを検出すると、制御部111がスイッチ113に対して電力蓄積部112から省電力状態に該当する電化製品群120の電化製品への電力供給を遮断し、制御部111がスイッチ113に対してAC商用交流電源から省電力状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(10−2)とする。
【0036】
状態(10−1)において、制御部111が電化製品群120の省電力状態から脱却した電化製品を検出すると、制御部111がスイッチ113に対して電力蓄積部112から省電力から脱却した状態に該当する電化製品群120の電化製品への電力供給を遮断し、制御部111がスイッチ113に対してAC商用交流電源から省電力から脱却した状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(10−3)とする。
【0037】
状態(10−1)において、電化製品群120から電力を全く使用しない状態の電化製品が検出された場合、制御部111がスイッチ113に対して電力蓄積部112から省電力から電力を全く使用しない状態に該当する電化製品へ電力遮断するように制御する。以上の状態を状態(10−4)とする。
【0038】
状態(10−2)において、制御部111が電力蓄積部112の電力を蓄積する必要と判断した場合、制御部111がスイッチ113に対してAC商用交流電源から電力蓄積部112へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(10−5)とする。
【0039】
状態(10−4)において、制御部111が電力蓄積部112の電力を蓄積する必要と判断した場合、制御部111がスイッチ113に対してAC商用交流電源から電力蓄積部112へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(10−6)とする。
【0040】
状態(10−1)において、電力蓄積部112が電力供給装置130から供給された電力を蓄積し、使用する。以上の状態を状態(10−7)とする。
【0041】
状態(10−6)において、制御部111が電力蓄積部112へ電力供給装置130から電力供給されるように制御する。以上の状態を状態(10−8)とする。
【0042】
このようにして、本願発明では、電化製品所有者の手を掛けることなく自動的に、複数の電化製品による待機電力の省エネルギーを実現できる。
【0043】
次に、図11は、複数のスイッチで複数の電化製品を制御する場合の実施形態である。
【0044】
図11によれば、待機電力制御装置210がAC商用交流電源と接続し、AC商用交流電源からの電力が待機電力制御装置210のスイッチ群213を介して電化製品群220へ供給されている。制御部211がスイッチ群213に流れている電化製品群220への電力を監視し、電化製品群220のいずれかの電化製品が省電力状態となった時、制御部211が電化製品群220のいずれかの省電力状態を検出し、制御部211がスイッチ群213に対して省電力状態に該当する電化製品へのAC商用交流電源からの電力供給を遮断し、制御部211がスイッチ群213に対して電力蓄積部212から省電力状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(11−1)とする。
【0045】
状態(11−1)において、制御部211が電力蓄積部212の蓄積電力量を監視し、制御部211が省電力状態に該当する電化製品の省電力状態を検出し続けている場合、制御部211が電力蓄積部212の蓄積電力量が「無い」ことを検出すると、制御部211がスイッチ群213に対して電力蓄積部212から省電力状態に該当する電化製品群220の電化製品への電力供給を遮断し、制御部211がスイッチ群213に対してAC商用交流電源から省電力状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(11−2)とする。
【0046】
状態(11−1)において、制御部211が電化製品群220の省電力状態から脱却した電化製品を検出すると、制御部211がスイッチ群213に対して電力蓄積部212から省電力から脱却した状態に該当する電化製品群220の電化製品への電力供給を遮断し、制御部211がスイッチ群213に対してAC商用交流電源から省電力から脱却した状態に該当する電化製品へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(11−3)とする。
【0047】
状態(11−1)において、電化製品群220から電力を全く使用しない状態の電化製品が検出された場合、制御部211がスイッチ群213に対して電力蓄積部212から省電力から電力を全く使用しない状態に該当する電化製品へ電力遮断するように制御する。以上の状態を状態(11−4)とする。
【0048】
状態(11−2)において、制御部211が電力蓄積部212の電力を蓄積する必要と判断した場合、制御部211がスイッチ群213に対してAC商用交流電源から電力蓄積部212へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(11−5)とする。
【0049】
状態(11−4)において、制御部211が電力蓄積部212の電力を蓄積する必要と判断した場合、制御部211がスイッチ群213に対してAC商用交流電源から電力蓄積部212へ電力供給するように制御する。以上の状態を状態(11−6)とする。
【0050】
状態(11−1)において、電力蓄積部212が電力供給装置230から供給された電力を蓄積し、使用する。以上の状態を状態(11−7)とする。
【0051】
状態(11−6)において、制御部211が電力蓄積部212へ電力供給装置230から電力供給されるように制御する。以上の状態を状態(11−8)とする。
【0052】
このようにして、本願発明では、電化製品所有者の手を掛けることなく自動的に、複数の電化製品による待機電力の省エネルギーを実現できる。
【符号の説明】
【0053】
10 待機電力制御装置
11 制御部
12 電力蓄積部
13 スイッチ
20 電化製品
30 電力供給装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御手段と、
電力蓄積手段と、
電化製品への電力供給を外部主要電源または前記電力蓄積手段に切り替える機能と該外部主要電源を前記電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段と、
を備えた待機電力制御装置であって、
前記制御手段は、前記電化製品の省電力状態を検出すると、前記切替手段によって、前記電化製品の電力を前記電力蓄積手段からの電力供給に切り替えさせる
ことを特徴とする待機電力制御装置。
【請求項2】
請求項1記載の待機電力制御装置において、
前記制御手段は、前記電力蓄積手段の蓄積電力量を監視し、該蓄積電力量が無くなったことを検出すると、前記切替手段によって、前記電化製品の電力供給を前記外部主要電源からの電力供給に切り替えさせる
ことを特徴とする待機電力制御装置。
【請求項3】
請求項1記載の待機電力制御装置において、
前記制御手段は、前記電化製品が省電力状態から脱却したことを検出すると、前記切替手段によって、前記電化製品の電力供給を前記外部主要電源からの電力供給に切り替えさせる
ことを特徴とする待機電力制御装置。
【請求項4】
請求項1記載の待機電力制御装置において、
前記電化製品が、電力を全く使用しない状態になった場合、前記制御手段は、前記切替手段によって、前記電力蓄積手段からの電力供給を遮断する
ことを特徴とする待機電力制御装置。
【請求項5】
請求項2または4記載の待機電力制御装置において、
前記制御手段が、前記電力蓄積手段に電力の蓄積が必要であると判断した場合、前記切替手段によって、前記外部主要電源から前記電力蓄積手段へ電力供給させる
ことを特徴とする待機電力制御装置。
【請求項6】
制御手段と、
電力蓄積手段と、
電化製品への電力供給を外部主要電源または前記電力蓄積手段に切り替える機能と該外部主要電源を前記電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段と、
を備えた待機電力制御装置および
電力供給装置
から成る待機電力制御システムにおいて
前記制御手段は、前記電化製品の省電力状態を検出すると、前記切替手段によって、前記電化製品の電力を前記電力蓄積手段からの電力供給に切り替え、
前記電力蓄積手段は、前記電力供給装置から供給された電力を蓄積する
ことを特徴とする待機電力制御システム。
【請求項7】
請求項6記載の待機電力制御システムにおいて、
前記電化製品が、電力を全く使用しない状態になった場合、前記制御手段は、前記切替手段によって、前記電力蓄積手段からの電力供給を遮断し、
更に、前記制御手段が、前記電力蓄積手段に電力の蓄積が必要であると判断した場合、前記電力供給装置から前記電力蓄積手段へ電力供給させる
ことを特徴とする待機電力制御システム。
【請求項8】
制御手段と、
電力蓄積手段と、
電化製品への電力供給を外部主要電源または前記電力蓄積手段に切り替える機能と該外部主要電源を前記電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段と、
を備えた待機電力制御装置における待機電力制御方法であって、
前記制御手段によって前記電化製品の省電力状態を検出する第1のステップと、
前記切替手段によって、前記電化製品の電力を前記電力蓄積手段からの電力供給に切り替る第2のステップと、
を備えていることを特徴とする待機電力制御方法。
【請求項9】
制御手段と、
電力蓄積手段と、
電化製品への電力供給を外部主要電源または前記電力蓄積手段に切り替える機能と該外部主要電源を前記電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段と、
を備えた待機電力制御装置および
電力供給装置
から成る待機電力制御システムにおける待機電力制御方法であって、
前記制御手段によって、前記電化製品の省電力状態を検出する第1のステップと、
前記切替手段によって、前記電化製品の電力を前記電力蓄積手段からの電力供給に切り替る第2のステップと、
前記電力蓄積手段に、前記電力供給装置から供給された電力を蓄積する第3のステップと、
を備えていることを特徴とする待機電力制御方法。
【請求項10】
請求項1または7のいずれか1項に記載の待機電力制御装置または待機電力制御システムを動作させる待機電力制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための待機電力制御プログラム。
【請求項1】
制御手段と、
電力蓄積手段と、
電化製品への電力供給を外部主要電源または前記電力蓄積手段に切り替える機能と該外部主要電源を前記電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段と、
を備えた待機電力制御装置であって、
前記制御手段は、前記電化製品の省電力状態を検出すると、前記切替手段によって、前記電化製品の電力を前記電力蓄積手段からの電力供給に切り替えさせる
ことを特徴とする待機電力制御装置。
【請求項2】
請求項1記載の待機電力制御装置において、
前記制御手段は、前記電力蓄積手段の蓄積電力量を監視し、該蓄積電力量が無くなったことを検出すると、前記切替手段によって、前記電化製品の電力供給を前記外部主要電源からの電力供給に切り替えさせる
ことを特徴とする待機電力制御装置。
【請求項3】
請求項1記載の待機電力制御装置において、
前記制御手段は、前記電化製品が省電力状態から脱却したことを検出すると、前記切替手段によって、前記電化製品の電力供給を前記外部主要電源からの電力供給に切り替えさせる
ことを特徴とする待機電力制御装置。
【請求項4】
請求項1記載の待機電力制御装置において、
前記電化製品が、電力を全く使用しない状態になった場合、前記制御手段は、前記切替手段によって、前記電力蓄積手段からの電力供給を遮断する
ことを特徴とする待機電力制御装置。
【請求項5】
請求項2または4記載の待機電力制御装置において、
前記制御手段が、前記電力蓄積手段に電力の蓄積が必要であると判断した場合、前記切替手段によって、前記外部主要電源から前記電力蓄積手段へ電力供給させる
ことを特徴とする待機電力制御装置。
【請求項6】
制御手段と、
電力蓄積手段と、
電化製品への電力供給を外部主要電源または前記電力蓄積手段に切り替える機能と該外部主要電源を前記電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段と、
を備えた待機電力制御装置および
電力供給装置
から成る待機電力制御システムにおいて
前記制御手段は、前記電化製品の省電力状態を検出すると、前記切替手段によって、前記電化製品の電力を前記電力蓄積手段からの電力供給に切り替え、
前記電力蓄積手段は、前記電力供給装置から供給された電力を蓄積する
ことを特徴とする待機電力制御システム。
【請求項7】
請求項6記載の待機電力制御システムにおいて、
前記電化製品が、電力を全く使用しない状態になった場合、前記制御手段は、前記切替手段によって、前記電力蓄積手段からの電力供給を遮断し、
更に、前記制御手段が、前記電力蓄積手段に電力の蓄積が必要であると判断した場合、前記電力供給装置から前記電力蓄積手段へ電力供給させる
ことを特徴とする待機電力制御システム。
【請求項8】
制御手段と、
電力蓄積手段と、
電化製品への電力供給を外部主要電源または前記電力蓄積手段に切り替える機能と該外部主要電源を前記電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段と、
を備えた待機電力制御装置における待機電力制御方法であって、
前記制御手段によって前記電化製品の省電力状態を検出する第1のステップと、
前記切替手段によって、前記電化製品の電力を前記電力蓄積手段からの電力供給に切り替る第2のステップと、
を備えていることを特徴とする待機電力制御方法。
【請求項9】
制御手段と、
電力蓄積手段と、
電化製品への電力供給を外部主要電源または前記電力蓄積手段に切り替える機能と該外部主要電源を前記電力蓄積手段への電力供給に切り替える機能を有する切替手段と、
を備えた待機電力制御装置および
電力供給装置
から成る待機電力制御システムにおける待機電力制御方法であって、
前記制御手段によって、前記電化製品の省電力状態を検出する第1のステップと、
前記切替手段によって、前記電化製品の電力を前記電力蓄積手段からの電力供給に切り替る第2のステップと、
前記電力蓄積手段に、前記電力供給装置から供給された電力を蓄積する第3のステップと、
を備えていることを特徴とする待機電力制御方法。
【請求項10】
請求項1または7のいずれか1項に記載の待機電力制御装置または待機電力制御システムを動作させる待機電力制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための待機電力制御プログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2011−151926(P2011−151926A)
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−10387(P2010−10387)
【出願日】平成22年1月20日(2010.1.20)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成20年度、環境省、地球温暖化対策技術開発事業 委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願
【出願人】(000232254)日本電気通信システム株式会社 (586)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年1月20日(2010.1.20)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成20年度、環境省、地球温暖化対策技術開発事業 委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願
【出願人】(000232254)日本電気通信システム株式会社 (586)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]