説明

循環式穀物乾燥機における通風規制板

【課題】乾燥機本体と排風室との間に生じる間隙を、嵌挿時に排風が通過しないように通風規制板を設けることを技術的課題とする。
【解決手段】穀粒乾燥室と、該穀粒乾燥室を挟んで、熱風供給室と排風室とが設けられ、該排風室は、フレームとスクリーンとから形成され、前記フレームを前記排風室から嵌脱可能となし、前記排風室の上端に、穀物を誘導する山型案内板が載設された循環式循環式穀物乾燥機において、前記山型案内板と排風室との間に抵抗板が設けられるとともに、前記フレーム上部の長手方向に横架された長尺状の支持台にプレート状の支持部を立設し、前記抵抗板の上端を前記山型案内板の底面側に付勢させ、かつ、前記底面と前記排風室との間に形成される間隙に向くよう、前記抵抗板を傾斜させて前記支持部の上端に接続したことを特徴とする循環式穀物乾燥機における排風室の通風規制板。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、循環式穀物乾燥機における排風室の通風規制に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、循環式穀物乾燥機における排風室は、乾燥作業によってスクリーンに目詰まりした藁屑や、スクリーン下部に残留した藁屑を定期的に除去するために、乾燥機本体からスクリーンを取り外して清掃することが行われている。このため、特許文献1に記載されているように、スクリーンを乾燥機本体から嵌脱可能な構造とすることが知られている。しかし、前記構造とするためには、乾燥機とスクリーン上部との間に間隙を設ける必要があり、この間隙を乾燥時に排風が通過し、通常、この間隙がスクリーンの孔よりも大きくなるため、前記排風に混入した穀粒が、排風とともに機外へ排出されてしまうという問題があった。
【特許文献1】特開昭57-26381号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は上記問題点にかんがみて、フレームとスクリーンとから排風室を形成し、該排風室を乾燥機本体から嵌脱可能に取り付ける構造とした循環式穀物乾燥機において、乾燥機本体と前記排風室との間に設ける間隙を、乾燥時に排風が通過しないようにし、排風とともに穀粒が機外へ排出されるのを防止することを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するため本発明は、上部に調質タンクを、下部に乾燥部を各々配設し、
該乾燥部には、前記調質タンクから穀粒を流下させながら乾燥する複数の穀粒乾燥室と、該穀粒乾燥室を挟んで、熱風発生装置に連絡する熱風供給室と、排風ファンに連絡する排風室とが設けられ、該排風室は、格子を組み合わせてなるフレームと、該フレームの側面に着脱可能なスクリーンとから形成され、前記排風室は、前記乾燥部に開口したフレーム挿入口から嵌脱可能となし、前記排風室の上端には、流下する穀物を前記穀粒乾燥室に誘導する山型案内板が載設された循環式穀物乾燥機において、
【0005】
前記山型案内板と排風室との間に抵抗板が設けられるとともに、前記フレーム上部の長手方向に横架された長尺状の支持台にプレート状の支持部を立設し、前記抵抗板の上端を前記山型案内板の底面側に付勢させ、かつ、前記底面と前記排風室との間に形成される間隙に向くよう、前記抵抗板を傾斜させて前記支持部の上端に接続したことを特徴とする通風規制板を設けるという技術的手段を講じた。
【発明の効果】
【0006】
本発明の循環式穀物乾燥機における排風室の通風規制板は、フレームとスクリーンとから形成される排風室を乾燥機本体に嵌脱可能に取り付ける構造とした場合に生じる間隙を、該排風室の嵌脱作業に影響することなく、乾燥時の排風による風圧を利用して塞ぐことができる。したがって、製品である穀粒が前記間隙から排風に混入して排出されるのを防止することができ、さらに、乾燥時の風圧を利用するため、特別な装置及び制御手段を用いる必要がなく、すなわち、コストを低く抑えられるという利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は、穀物乾燥機1を示す図である。なお、ここでは穀物が米である場合について説明する。穀物乾燥機1は、一般的な縦型循環式の乾燥機であり、乾燥部5と乾燥部5に上載した調質タンク4とからなる。縦型循環式の乾燥方法を図2及び図3により説明する。図2は縦型循環式の乾燥方法を説明するための穀物乾燥機1の縦断面の概略図であり、図3は、乾燥時の風の流れを説明するための乾燥部5の横断面の概略図である。なお、図2及び図3中の矢印は風の流れを示している。符号2は乾燥機1上部の穀物供給口2である。図示しない昇降機により搬送された穀物は穀物供給口2から、飛散板3によって調質タンク4に均等に堆積するように投入される。調質タンク4に投入された穀物は、乾燥部5にて熱風により乾燥作業を受ける。乾燥部5には、複数の穀粒乾燥室6が設けられており、穀粒乾燥室6を挟んで熱風発生装置(図示せず)に連絡する熱風供給室7と、排風ファン(図示せず)に連絡する排風室8a及び排風室8bとが設置されている。熱風供給室7と排風室8a及び排風室8bとの間には所定の間隔があり、この間隔が穀物の流下する穀粒乾燥室6となる。穀粒乾燥室6の下部には穀物を排出するための複数のロータリーバルブ9が配置されている。乾燥時には、ロータリーバルブ9が間欠的に駆動し、ロータリーバルブ9の駆動により調質タンク4内の穀物が穀粒乾燥室6を流下する。穀粒乾燥室6を流下した穀物は、集穀室10内に落下し、集穀室10下部の排出口11より図示しない搬送手段によって穀物供給口2まで搬送され、飛散板3により飛散されながら調質タンク4内に戻される。以下同様にして穀物の循環が続行され、穀物が穀粒乾燥室6を流下する際に、熱風供給室7から供給される熱風により乾燥が行われる。なお、前記熱風は、穀粒乾燥室6を流下する穀物層を通過した後、排風として排風室8a及び排風室8bから排出される。
【0008】
熱風供給室7及び排風室8aは、それぞれフレーム13と該フレーム13に着脱するスクリーン12とから形成されている。図4及び図6により排風室8aの構造について概略を説明する。図4は、排風室8aを形成するフレーム13を示している。フレーム13の構造は、乾燥部5への嵌脱及びスクリーン12の着脱が容易で、かつ、熱風及び排風の通過に影響がないものとする必要があり、本実施例では、格子を組み合わせた構造としている。また、乾燥部5への嵌脱を容易にするため、フレーム13を分割して乾燥部5に挿入できる構成にしている。スクリーン12には、穀粒よりも小さく熱風及び排風のみが通過できる大きさの多数の孔が設けられており、乾燥時には該孔を熱風及び排風が通過する。スクリーン12は、フレーム13に着脱可能な構造となっており、また、複数枚に分割可能に構成されている。
【0009】
図6は、フレーム13とスクリーン12とから形成した排風室8aを示している。本実施例では、連結した2つのフレーム13に4枚のスクリーン12を取り付けて排風室8aを形成する。スクリーン12をフレーム13に取り付けるのは、流下する穀物の圧力でスクリーン12が変形するのを防止するためである。また、スクリーン12は、乾燥部5に嵌挿したフレーム13に着脱する構造となっている。
【0010】
排風室8aを乾燥部5に嵌挿する手順について、図8及び図9により説明する。図8は、排風側を示した乾燥部5の概略図である。なお、図8の乾燥部5の右側は、排風室8a及び排風室8bを嵌挿し、固定用の固定扉27を閉じた状態を示している。図9は、乾燥部5の送風側のスクリーン挿入口23を示すための概略図である。なお、符号25は、熱風供給室7を挿入するフレーム挿入口である。乾燥部5に排風室8aを嵌挿するにあたって、まず1つ目のフレーム13を乾燥部5のフレーム挿入口22に途中まで挿入し、その状態で、1つ目のフレーム13と2つ目のフレーム13とを連結する。1つ目のフレーム13の連結ピン17を2つ目のフレーム13のピン嵌め部18に嵌挿し、2つ目のフレーム13の連結ピン17を1つ目のフレーム13のピン嵌め部18に嵌挿することで連結する。連結後、1つ目のフレーム13及び2つ目のフレーム13を乾燥部5内に完全に挿入する。フレーム挿入口22の下部には溝が形成されており、この溝によって容易にフレーム13を乾燥部5に挿入できる構造となっている。
【0011】
次に、乾燥部5内に挿入した2つのフレーム13にスクリ−ン12を取り付ける。先に挿入した1つ目のフレーム13に取り付けるスクリーン12は、フレーム挿入口22とは反対側の送風側にあるスクリ−ン挿入口23から挿入してフレーム13の側面に取り付け、2つ目のフレーム13に取り付けるスクリーン12は、フレーム挿入口22から挿入してフレーム13の側面に取り付ける構造となっている。符号21は、スクリーン12を挿入しフレーム13の側面に取り付ける際に、スクリーン12を固定するための留め部であり、符号20は、挿入したスクリーン12を固定扉27で固定する際の押圧部である。なお、1つ目のフレーム13に装着するスクリーン12をフレーム挿入口22から挿入する構造としてもよい。
【0012】
また、排風室8bは、フレーム19a、フレーム19b及びスクリーン12から形成されている。図5は、排風室8bを形成するフレーム19a及びフレーム19bを示している。なお、フレーム19aとフレーム19bとの違いは留め部21の有無だけである。排風室8bは、乾燥部5の最も外側の排風室となるため、図7に示すように、フレーム19a及びフレーム19bの片側のみにスクリーン12を取り付ける構造となる。図7は、フレーム19a、フレーム19b及びスクリーン12から形成した排風室8bを示している。本実施例では、連結したフレーム19aとフレーム19bとにそれぞれスクリーン12を取り付けて排風室8bを形成する。なお、スクリーン12は、乾燥部5に嵌挿したフレーム19a及びフレーム19bに着脱する構造となっている。
【0013】
排風室8bの乾燥部5への嵌挿方法は、排風室8aの場合と同様である。まずフレーム19bを乾燥部5のフレーム挿入口24に途中まで挿入し、次にフレーム19bとフレーム19aとを連結する。フレーム19bの連結ピン17をフレーム19aのピン嵌め部(図示していない)に嵌挿し、フレーム19aの連結ピン(図示していない)をフレーム19bのピン嵌め部18に嵌挿することで連結する。連結後、フレーム19b及びフレーム19aを乾燥部5内に完全に挿入する。フレーム挿入口24の下部には溝が形成されており、この溝によって容易にフレーム19a及びフレーム19bを乾燥部5内に挿入できる構造となっている。
【0014】
次に、乾燥部5内に挿入したフレーム19a及びフレーム19bにスクリ−ン12を取り付ける。フレーム19bに取り付けるスクリーン12は、フレーム挿入口22とは反対側の送風側にあるスクリ−ン挿入口23から挿入し、フレーム19aに取り付けるスクリーン12は、フレーム挿入口24から挿入する構造となっている。また、フレーム19bに装着するスクリーン12をフレーム挿入口24から挿入する構造としてもよい。
【0015】
排風室を穀物乾燥機に嵌脱可能な構造とした場合、その構造上、乾燥機本体と排風室上端との間には必然的に間隙を設ける必要がある。しかし、乾燥時にこの間隙から排風と共に穀粒が通過し、機外に排出されてしまうという問題が生じる。本発明においては、排風室8a上端の間隙を塞ぐ手段として、フレーム13の上部に通風規制板14を設置している。排風室8bにおいても同様に通風規制板14を設置している。図10は、排風室8a上方の縦断面の概略図である。図11は、通風規制板14を示した図であり、図12は、通風規制板14の断面図である。
【0016】
通風規制板14について、図11及び図12を用いて説明する。通風規制板14は、支持台41、支持部43及び抵抗板40から構成されている。支持台41は、フレーム13上部に、スクリーンを取り付ける面にそって横架するため長尺状に形成されている。また、ネジ16で固定するための複数個のネジ穴42が設けられている。なお、支持台41の構造は、フレーム13に固定しやすい構造であれば特に限定されない。支持部43は、支持台41の長手方向に沿って支持台41からプレート状に立設している。抵抗板40は、プレート状に形成されており、複数個のスプリング蝶番で支持部43の上端に接続されている。なお、抵抗板40は、支持部43と接続された一端が下方に位置するように傾斜した状態で、山型案内板30の底面側に付勢するように支持部43に接続されている。このため、抵抗板40は、スプリング蝶番15の作用によって、傾斜した状態の抵抗板40の下端を支点として回動し、また、スプリング蝶番15のスプリングによる復元力によって、図12で示した矢印の方向に回動する力が働いている。
【0017】
したがって、前記復元力が強すぎると、抵抗板40の上端が山型案内板30の底面に強く接触することになり、このことは、乾燥時には間隙dを塞ぐことになるので望ましいが、フレーム13を嵌脱する場合には、前記上端と前記底面との接触面に強い摩擦力が生じることになるので、嵌脱が困難になり、さらには、山型案内板30の底面及び抵抗板40の上端が破損する恐れが生じる。そのため、前記復元力は、フレーム13を嵌脱する場合に支障とならない程度、例えば抵抗板40の上部が山型案内板30の底面に軽く接触する程度で良く、より好ましくは、嵌脱時の接触を防止するため、山型案内板30の底面と抵抗板40の上端との間に微小な間隙が存在する程度が望ましい。
【0018】
通風規制板14は、図10に示すように、傾斜した状態の抵抗板40の上端が、山型案内板30と排風室8a上端との間に形成される間隙dに向けて位置するように、フレーム13上部に設置されている。したがって、乾燥時には、図10中の矢印で示す方向に排風が流れようとするため、排風による風圧が抵抗板40に働き、この風圧によって抵抗板40の上端が山型案内板30の底面に押しつけられる状態で接触する。前記上端が前記底面に接触することで、排風が間隙dを通って排風室8aに流れることができなくなり、すなわち、間隙dから製品である穀粒が機外へ排出されることを防止できる。
【0019】
なお、抵抗板40の材質はステンレスなどを用いればよいが、プレート状に成形でき、かつ、耐熱温度が60℃以上のものであれば特に限定されない。また、支持部43及び支持台41の材質は、抵抗板40を支持できるもので、耐熱温度が60℃以上のものであれば特に限定されない。また、本実施例では、抵抗板40の上端が山型案内板30の底面側に付勢するための付勢手段としてスプリング蝶番を用いているが、抵抗板40が下端を支点にして回動し、抵抗板40の上端が前記底面側に付勢するのであれば、スプリング蝶番以外の付勢手段を用いてもよい。
【0020】
また、図13は、排風室8b上部の縦断面の概略図である。符号31は、排風室8bの上端に載設される山型案内板である。排風室8bにおいても、排風室8aと同様に通風規制板14を設置し、間隙dから穀粒が機外へ排出されることを防止できる。なお、熱風乾燥室7は、排風室8aと同様に、フレーム13及びスクリーン12を乾燥部5内に嵌挿して形成されるが、熱風乾燥室7から穀粒乾燥室6に熱風を供給する構造であるため、熱風乾燥室7を形成するフレーム13には通風規制板14を設ける必要はない。
【産業上の利用可能性】
【0021】
本発明は、穀物乾燥機に限らず、風圧がかかる箇所を塞ぐ手段として使用することが可能であり、特に通風時には間隙を塞ぎ、それ以外の時には間隙を設ける必要がある構造物に対して有効な手段である。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】縦型循環式の穀物乾燥機を示した図である。
【図2】乾燥方法を説明するための穀物乾燥機1の縦断面の概略図である。
【図3】熱風及び排風の流れを説明するための乾燥部5の横断面の概略図である。
【図4】排風室8aを形成するフレーム13を示した図である。
【図5】排風室8bを形成するフレーム19a及びフレーム19bを示した図である。
【図6】フレーム13とスクリーン12とから形成した排風室8aを示している。
【図7】フレーム19a、フレーム19b及びスクリーン12から形成した排風室8bを示している。
【図8】排風側を示した乾燥部5の概略図である。
【図9】乾燥部5の送風側のスクリーン挿入口23を示すための概略図である。
【図10】排風室8a上部の縦断面の概略図である。
【図11】通風規制板14を示した図である。
【図12】通風規制板14の断面図である。
【図13】排風室8b上部の縦断面の概略図である。
【符号の説明】
【0023】
1 穀物乾燥機
2 穀物供給口
3 飛散板
4 調質タンク
5 乾燥部
6 穀粒乾燥室
7 熱風供給室
8a 排風室
8b 排風室
9 ロータリーバルブ
10 集穀室
11 排出口
12 スクリーン
13 フレーム
14 通風規制板
15 スプリング蝶番
16 ネジ
17 連結ピン
18 ピン嵌め部
19a フレーム
19b フレーム
20 押圧部
21 留め部
22 フレーム挿入口
23 スクリーン挿入口
24 フレーム挿入口
25 フレーム挿入口
27 固定扉
30 山型案内板
31 案内板
40 抵抗板
41 支持台
42 ネジ穴
43 支持部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部に調質タンクを、下部に乾燥部を各々配設し、
該乾燥部には、前記調質タンクから穀粒を流下させながら乾燥する複数の穀粒乾燥室と、該穀粒乾燥室を挟んで、熱風発生装置に連絡する熱風供給室と、排風ファンに連絡する排風室とが設けられ、
該排風室は、格子を組み合わせてなるフレームと、該フレームの側面に着脱可能なスクリーンとから形成され、
前記排風室は、前記乾燥部に開口したフレーム挿入口から嵌脱可能となし、
前記排風室の上端には、流下する穀物を前記穀粒乾燥室に誘導する山型案内板が載設された循環式穀物乾燥機において、
前記山型案内板と排風室との間に抵抗板が設けられるとともに、
前記フレーム上部の長手方向に横架された長尺状の支持台にプレート状の支持部を立設し、
前記抵抗板の上端を前記山型案内板の底面側に付勢させ、かつ、前記底面と前記排風室との間に形成される間隙に向くよう、前記抵抗板を傾斜させて前記支持部の上端に接続したことを特徴とする循環式穀物乾燥機における排風室の通風規制板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2007−17106(P2007−17106A)
【公開日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−200575(P2005−200575)
【出願日】平成17年7月8日(2005.7.8)
【出願人】(000001812)株式会社サタケ (223)
【Fターム(参考)】