説明

微小粒子状識別用添加剤を埋込んだプラスチックパッケージ

本発明は、ラベルが接着剤によって貼付された容器(12)と、この容器(12)に固定されたクロージャと、を有するパッケージの改良品を提供する。パッケージの改良品は、パッケージを識別するためのものである。改良されたパッケージの容器、接着剤及びクロージャのうちの少なくとも1つは、複数の微小粒子状識別用添加剤(38)を含み、この微小粒子状識別用添加剤(38)は、パッケージを識別するコードを構成する多数の着色層(40, 42, 44, 46))を有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラスチックパッケージに関し、特に、偽造プラスチックパッケージの使用を撲滅するよう識別可能な安全対策が施された中空プラスチック容器及びクロージャに関する。
【背景技術】
【0002】
クロージャ及び中空プラスチック容器を有するプラスチックパッケージ又は包装品の製造において、予備成形物(プレフォーム)を射出成形し又は押し出し成形し、次に、予備成形物を吹き込み成形して容器の最終形状を得るのが通例である。或る容器では、容器の少なくとも本体部分は、多層構造のものであり、この多層構造では、1つ又は2つ以上の中間層が、容器を透過するガスを止めるバリヤを形成する。単層構造であれ、多層構造であれ、いずれにせよ、吹き込み成形容器及びこれら容器のためのクロージャは、個人用介護用品及び医療型製品、例えば医薬品を包装するために用いられる場合が多い。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、残念なことに、医薬品は、偽造され、本物の医薬品を市場に出すために用いられる本物のパッケージと同一であるように見える偽造パッケージ内に包装される場合がある。したがって、かかる偽造パッケージは、薬剤師や消費者を騙して偽造医薬品を購入させるために用いられている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一つの側面によれば、ラベルが貼付された容器及びこの容器に固定されたクロージャを有するパッケージの改良品が提供される。改良品は、パッケージを識別するためのものであり、この改良品は、パッケージを識別するコードを提供するよう多数の着色層を備えた複数の微小粒子状識別用添加剤(micro-particle taggant)を含む、容器、接着剤及びクロージャのうちの1つを有する。本発明の好ましい実施形態では、容器の中間層は、容器側壁を通るガス、水蒸気及び/又は香料の移動を妨げるバリヤ樹脂ポリマーのものである。しかしながら、以下に説明するように、中間層の樹脂は、任意適当な種類のものであってよく、かかる樹脂としては、消費済み樹脂又はマトリックス樹脂層と同じ樹脂が挙げられる。本発明のこの好ましい第1の特徴によれば、識別用添加剤が、パッケージを識別するために中間樹脂層の中に入れられる。これは好ましくは、識別用添加剤を予備成形物の射出成形前又はその間に樹脂の中に混ぜ込むことによって達成される。本発明の好ましい実施形態では、識別用添加剤は、多数の層を備え、識別用添加剤の存在を最初に検出するための蛍光剤及び磁気装入物のうち一方又はその両方を含む複数の微小粒子状識別用添加剤である。
【0005】
本発明の第2の側面によれば、パッケージ要素(例えば、クロージャ又は容器)が、それを識別可能にすると共に供給元まで辿ることができるようにする微小粒子状識別用添加剤と混ぜ合わされた少なくとも1つの材料層を有する。
【0006】
本発明の第3の側面によれば、多数の着色層を有する微小粒子状識別用添加剤を含むプラスチックパッケージ要素の製造方法は、多数の着色層を有する微小粒子状識別用添加剤を含むプラスチックパッケージ要素を用意するステップを有する。この方法は、微小粒子状識別用添加剤を、プラスチックパッケージ要素を成形するために用いられる少なくとも1つの樹脂の中に混ぜ込むステップと、微小粒子状識別用添加剤を、ラベルをプラスチックパッケージ要素に取付けるために用いられる接着剤の中に混ぜ込むステップとのうち少なくとも一方を更に有する。
【0007】
本発明の内容は、その追加の目的、特徴、利点及び観点と共に、以下の説明、特許請求の範囲及び添付の図面から最もよく理解されよう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
全体として図1を参照すると、本発明の例示の実施形態によるプラスチックパッケージ10が示されている。パッケージ10は、個々のプラスチックパッケージ要素から組み立てられ、パッケージ要素は、1つ又は2つ以上の医薬ピル等の製品を収容するプラスチック容器12と、これら製品を容器12内に密封的に保持するためのクロージャ14とを含んでいる。
【0009】
特に図1を参照すると、容器12は、閉鎖底端部16と、それから遠ざかるように延びる側壁18と、側壁18を終端させるネック仕上げ部分20とを有し、ネック仕上げ部分20は、支持フランジ22を含み、最終的に閉鎖底端部16の実質的に反対側に位置する開口端部(図示せず)で終端している。容器12は、容器を形成する任意の既知の方法によって製造されるが、好ましくは、射出成形され又は押出し成形された予備成形物(図示せず)を吹込み成形することによって製造される。クロージャ14は、ベース壁24を有し、このベース壁24から環状スカート壁26が垂下し、この環状スカート壁26は、ベース壁24の実質的に反対側に位置する開口端部28で終端する。クロージャ14は、好ましくは、容器12のネック仕上げ部20に設けられた雄ねじ(図示せず)によるねじ連結部を介して容器12に取付けられ、この雄ねじは、クロージャ14のスカート壁26から内方に突き出た雌ねじ(図示せず)と噛合う。また、スナップ−ビード取付け部が採用されてもよい。ラベル30、例えば製品ラベル、処方ラベル等が、容器12の側壁18に接着剤によって取付けられている。
【0010】
図2は、図1の容器の側壁を円2において破断した拡大断面図である。この図から分かることは、好ましくは、容器12の側壁18が、多層に、好ましくは多数の溶融樹脂から形成され、この側壁18が、マトリックス樹脂で構成された内層32及び外層34と、バリヤ樹脂で構成された中間層36とを有していることである。バリヤ樹脂ポリマーは、容器側壁18を通過するガス、水蒸気及び/又は香料の移動を遅らせるために設けられている。多層の側壁18が、本発明の範囲から逸脱することなしに、3つよりも多い又はそれよりも少ない層で構成されることを意図してもよい。多層の容器12及びその予備成形物は、好ましくは、N個のマトリックス層(例えば、2つ又は3つ)とN−1個の中間層(例えば、1つ又は2つ)を有する。いずれの場合においても、マトリックス樹脂層32,34は、好ましくは、ポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリカーボネート(PC)ポリマーで構成されるが、任意その他の所望の容器材料で構成されてもよい。中間層36は、好ましくは、ナイロン又はエチレンビニルアルコール(EVOH)受動ポリマーで構成されるが、容器に用いられる任意その他の適当な受動又は能動バリヤポリマーで構成されてもよい。しかしながら、本発明の最も広い側面が本発明の際立った特徴のうちの1つを構成する中間層36中の識別用添加剤である限り、中間層36は、PET又はポリカーボネート配合物で形成されてもよいし、消費済み樹脂配合物で形成されてもよい。
【0011】
次に図2Aを参照すると、図2のバリヤ層36の円2A内を顕微鏡で見た図が示されている。この場合、容器12を形成する前、例えば、容器12を吹込み成形するために用いられる予備成形物を射出成形し又は押出し成形する前又はその間、1つ又は2つ以上の識別用添加剤を中間層36の樹脂に添加し又はそれに埋込む。識別用添加剤は、容器12の偽造をより困難にする一義的又は特徴的な識別子として用いられる。好ましくは、識別用添加剤は、共通の識別的特徴、例えば着色層を共有する複数の微小粒子38である。微小粒子38の好ましい粒径範囲は、44〜75ミクロンであるが、微小粒子38は、粒径が20〜600ミクロンであってもよく、また、その密度が1平方インチ(6.45cm2)当たり5〜300個であるのがよい。一義的な識別特性、コード又は着色の層方式が、各微小粒子38上に又はかかる微小粒子全体を通じて施される。着色層方式は、種々の電気コンポーネントを識別するために用いられる方式、例えば、ワイヤを識別するための米国電気規則又は抵抗器等を識別するための米国電子工業協会カラーコードと類似したものである。例えば、図示の各微小粒子38は、黒色層40、第1の白色層42、赤色層44及び第2の白色46を有している。これは、用いられる層及び色の数に応じて、特定の製品又はパッケージのロットを一義的に識別するのに用いられる数千、恐らくは数百万の異なる色の組み合わせのうちのたった1つである。
【0012】
一義的なカラーコード方式に加えて、微小粒子識別用添加剤38は、他の識別可能な特徴を更に備えるのがよい。例えば、識別用添加剤38は、蛍光剤を備えるのがよい。蛍光剤は、紫外線光下で特に識別可能な任意の材料であり、好ましくは、識別用添加剤上、例えば、1つ又は2つ以上の面の上に又は層のうちの1つとして設けられる。したがって、パッケージ10を、微小粒子状識別用添加剤38が有るかどうかについて最初に検査でき、もしかかる微小粒子状識別用添加剤の存在が確認された場合、その後、パッケージ10を顕微鏡下で更に検査して識別用添加剤38のカラーコードを識別するのがよい。別の例では、識別用添加剤38を特定の引き付け強度まで磁化して、包装及び製品を更に識別すると共に追跡するための一義的な磁気識別特性を識別用添加剤38に与えるのがよい。微小粒子状識別用添加剤は、例えばミネソタ州ミネアポリス所在のマイクロトレース(Microtrace)LLCから市販されている。
【0013】
図2Bは、本発明の別の例示の実施形態を示している。図2Bは、図2に示す多層側壁18の代替例として、容器112の単層側壁118を示している。この場合、容器112を形成する前、例えば、容器112を吹き込み成形するために用いられる予備成形物の射出成形又は押し出し成形前又はその間、微小粒子状識別用添加剤138が単層側壁118の樹脂に添加され又はかかる樹脂の中に埋め込まれる。
【0014】
図3は、図1のクロージャ14を破断した拡大断面図である。クロージャ14を成形する前、例えば、クロージャ14の射出成形又は圧縮成形前又はその間、微小粒子状識別用添加剤38をクロージャ14の樹脂に添加し又はこの中に埋め込むのがよい。クロージャベース壁24は、多層ベース壁であるのがよく、識別用添加剤が中間バリヤ層の中に設けられている。図3は又、ライナ50をベース壁上に現場で成形すること、又は、ライナ50を接着剤層52でベース壁に接着することの何れかによって、ライナ50をベース壁24の内面に配置した変形例を示す。クロージャシェル内への識別用添加剤の混入に加えて又はこれに代えて、微小粒子状識別用添加剤38がライナ50及び/又は接着剤層52に含まれていてもよい。
【0015】
図4は、本発明の別の例示の実施形態を破断した拡大断面図である。ラベル30が接着剤層48によって容器12の多層側壁18に取付けられている。例えば微小粒子状識別用添加剤38を、ラベル30の裏面又は容器12の側壁18に塗布できる液状接着剤中に混ぜ込むことによって、接着剤層48は、それに埋め込まれた微小粒子状識別用添加剤38を含んでいる。
【0016】
上述の例示の実施形態のうちの1つ又は2つ以上では、埋込み状態の識別用添加剤を含む本発明の「本物の」パッケージ、容器及び/又はクロージャは、かかる識別用添加剤を含んでいない本物ではない容器から容易に識別される。特定のカラー方式は、特定の合法的な出所又は供給元、例えば、容器製造業者、特定の製品又は医薬品、製造業者、工場又は生産施設、市場売買者、卸売商人、小売商人、薬剤師等と関連させるのがよい。パッケージの一部を例えば倍率が50〜100倍の顕微鏡で検査することにより、識別用添加剤を識別し、それにより、製品及び/又はそのパッケージを現場で又は市場で真正なものとして確認することができ、この場合、パッケージを特定の所望の出所又は供給元まで容易に遡ることができる。換言すると、パッケージ又はこの中に入っている製品の合法性について疑問が有る場合、識別用添加剤は、パッケージの出所の追跡可能な証拠となる。本質的には、本発明は、パッケージ又はこの中に入っている製品の偽造を防止する信頼性のあるパッケージ上の安全特徴であるパッケージ又は製品の真正性を識別するコードを提供し、したがって、識別用添加剤が付けられたパッケージは、偽造業者にとって複製するのが困難である。かくして、本発明を利用することにより、薬剤師や消費者は、偽造医薬品が市場に入り込まないよう比較的一層保護される。
【0017】
本発明の別の特徴によれば、種々の識別用添加剤を互いに異なるパッケージ要素内に用いてもよい。例えば、クロージャシェル、クロージャライナ又はライナ接着剤中の識別用添加剤は、製造業者を指示し、容器又はラベル接着剤中の識別用添加剤は、製品又はロットナンバーを指示してもよい。また、識別用添加剤の存在を指示するために好ましくは蛍光物質が用いられるが、蛍光物質又は磁性材料のかかる使用は、厳密に言えばオプションであることを理解すべきである。
【0018】
かくして、上述した目的及び狙いの全てを完全に満足させるパッケージ、容器、クロージャ及び製造方法を説明した。本発明をその現時点において好ましい実施形態と関連して開示すると共に多くの改造例及び変形例を説明した。当業者であれば、上記説明を考慮すると、他の改造例及び変形例を容易に相当できよう。最後に、方向を示す用語、例えば「頂」、「底」、「上」、「下」、「半径方向」、「周方向」等は、説明のために用いられており、本発明を限定するものではない。当然のことながら、本発明は、特許請求の範囲に記載された本発明の精神及び広い範囲に属する全ての改造例及び変形例を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の例示の一実施形態によるとラベル付き容器及びクロージャを有するプラスチックパッケージの側面図である。
【図2】図1の容器の側壁を円2において破断した拡大断面図である。
【図2A】図2の容器側壁の中間層を円2Aにおいて破断した、顕微鏡写真による拡大断面図である。
【図2B】本発明の例示の別の実施形態による、図2に示す側壁の変形例の部分拡大断面図である。
【図3】図1のクロージャを円3において破断した拡大断面図である。
【図4】図1の容器の側壁、接着剤及びラベルを円4において破断した拡大断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラベルを接着剤の層によって貼付けた容器と、前記容器に固定されたクロージャと、を有するパッケージであって、
前記パッケージを識別するために、前記容器、前記接着剤及び前記クロージャのうちの少なくとも1つは、複数の微小粒子状識別用添加剤を含み、この微小粒子状識別用添加剤は、前記パッケージを識別するコードを構成する多数の着色層を有する、パッケージ。
【請求項2】
前記容器及び前記クロージャのうちの少なくとも一方は、成形プラスチック構造のものであり、前記複数の微小粒子状識別用添加剤は、前記容器及び前記クロージャのうちの少なくとも一方の中に成形される、請求項1記載のパッケージ。
【請求項3】
前記容器又は前記クロージャは、多層構造のものであり、前記複数の微小粒子状識別用添加剤は、前記容器又は前記クロージャの少なくとも1つの層の中に埋め込まれる、請求項2記載のパッケージ。
【請求項4】
前記複数の微小粒子状識別用添加剤は、前記容器又は前記クロージャの中間層の中に埋め込まれる、請求項3記載のパッケージ。
【請求項5】
前記複数の微小粒子状識別用添加剤は、前記ラベルを前記容器に貼付する前記接着剤層の中に埋め込まれる、請求項1記載のパッケージ。
【請求項6】
前記複数の微小粒子状識別用添加剤は、その存在を最初に検出することを可能にするために、蛍光剤及び磁気装入物の少なくとも一方を含む、請求項1記載のパッケージ。
【請求項7】
パッケージ要素であって、
このパッケージ要素を識別可能にすると共に供給元まで辿ることを可能にする微小粒子状識別用添加剤と混ぜ合わされた少なくとも1つの材料層を有する、パッケージ要素。
【請求項8】
壁を有し、その壁の中に前記微小粒子状識別用添加剤が成形される、請求項7記載のパッケージ要素。
【請求項9】
多層構造の容器を有し、前記微小粒子状識別用添加剤は、前記容器の少なくとも1つの層の中に埋め込まれる、請求項8記載のパッケージ要素。
【請求項10】
前記微小粒子状識別用添加剤は、前記容器のバリヤ層の中に埋め込まれる、請求項9記載のパッケージ要素。
【請求項11】
ラベルがくっ付けられた容器を有し、前記微小粒子状識別用添加剤は、前記ラベルを前記容器に貼付する接着剤層の中に埋め込まれる、請求項7記載のパッケージ要素。
【請求項12】
前記パッケージ要素は、前記微小粒子状識別用添加剤を有するクロージャであり、前記微小粒子状識別用添加剤は、前記クロージャのシェル、前記クロージャのライナ及びこのライナを前記シェルに固定する接着剤のうちの少なくとも1つの中に設けられる、請求項7記載のパッケージ要素。
【請求項13】
前記複数の微小粒子状識別用添加剤は、その存在を最初に検出することを可能にするために、蛍光剤及び磁気装入物のうち少なくとも一方を含む、請求項7記載のパッケージ。
【請求項14】
多数の着色層を有する微小粒子状識別用添加剤を含むプラスチックパッケージ要素の製造方法であって、
微小粒子状識別用添加剤を、プラスチックパッケージ要素を成形するために用いられる少なくとも1つの樹脂の中に混ぜ込むステップと、
微小粒子状識別用添加剤を、ラベルをプラスチックパッケージ要素に取付けるために用いられる接着剤の中に混ぜ込むステップのうち少なくとも一方のステップを有する、製造方法。
【請求項15】
中空成形プラスチック容器であって、
少なくとも1つのプラスチック材料層と、この材料層中に設けられた複数の微小粒子状識別用添加剤と、を有し、
前記微小粒子状識別用添加剤は、前記容中空成形プラスチック器を識別するためのコードを付与する着色層を有する、中空成形プラスチック容器。
【請求項16】
更に、多数のプラスチック層を備えた本体を有し、前記微小粒子状識別用添加剤は、前記プラスチック層の少なくとも1つの中に設けられる、請求項15記載の中空成形プラスチック容器。
【請求項17】
前記プラスチック層は、2つの外側層と、少なくとも1つの中間層と、を有し、
前記微小粒子状識別用添加剤は、前記中間層の中に設けられる、請求項16記載の中空成形プラスチック容器。
【請求項18】
プラスチックシェルを有するクロージャであって、
複数の微小粒子状識別用添加剤が、前記シェルの中、前記シェル内のライナの中、及び/又は前記ライナと前記シェルとの間に設けられた接着剤の中に埋め込まれる、クロージャ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図2A】
image rotate

【図2B】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公表番号】特表2007−535445(P2007−535445A)
【公表日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−500969(P2007−500969)
【出願日】平成17年2月25日(2005.2.25)
【国際出願番号】PCT/US2005/005891
【国際公開番号】WO2005/085087
【国際公開日】平成17年9月15日(2005.9.15)
【出願人】(506288195)オウェンス イリノイ ヘルスケア パッケイジング インコーポレイテッド (11)
【Fターム(参考)】