説明

情報処理装置、座標入力装置およびプログラム

【課題】一般的なタッチセンサを有する座標入力装置に表示部を付加することで、入力可能領域を容易に変更することができる情報処理装置、座標入力装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】コンピュータ10の本体11の表面に設けられたタッチパッド16と、本体11の表面、かつタッチパッド16の近傍に設けられたLED31〜34と、LED31〜34に対し、タッチパッド16の入力可能範囲に対応した表示制御を行うCPU101を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は座標入力を行う技術に係り、特に、座標入力の入力範囲を可変して設定することができる情報処理装置、座標入力装置およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年では、ノート型パーソナルコンピュータ等には、タッチパッド等の座標入力装置を備えている機種が増えている。また、タッチセンサを備えたLCDを備えた機種が提案されている。
【0003】
特許文献1には、タッチセンサを有するクリアパッドを備えた装置が開示されている。この装置では、タッチセンサを有するクリアパッド上に各種のボタンや操作領域を表示させることで、様々な入力形態に対応する技術である。
【特許文献1】特開2002−149338号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1では、タッチセンサを有するクリアパッドが必須である。すなわち、専用のタッチセンサを有するクリアパッドを内蔵した機器でしか当該技術を適用することができない。また、一般的なタッチパッド等を用いる場合に対して、専用のデバイスを用いることでコストを押し上げる要因になる。
【0005】
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、一般的なタッチセンサを有する座標入力装置に表示部を付加することで、入力可能領域を容易に変更することができる情報処理装置、座標入力装置およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決するため、本発明は、筐体と、前記筐体の表面に設けられた座標入力部と、前記筐体の表面、かつ前記座標入力部の近傍に設けられた表示部と、前記表示部に対し、前記座標入力部の入力可能範囲に対応した表示制御を行う制御部とを備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
【0007】
また、本発明によれば、座標入力部と、前記座標入力部の近傍に設けられた表示部と、前記表示部に対し、前記座標入力部の入力可能範囲に対応した表示制御を行う制御部とを備えることを特徴とする座標入力装置が提供される。
【0008】
さらに、本発明によれば、筐体と、前記筐体の表面に設けられた座標入力部と、前記筐体の表面、かつ前記座標入力部の近傍に設けられた表示部とを備えた情報処理装置で用いられるプログラムであって、前記座標入力部の入力可能範囲の設定を行う設定手順と、前記設定手順によって、設定された前記座標入力部の入力可能範囲に対応した表示制御を前記表示部に対し行う制御手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、一般的なタッチセンサを有する座標入力装置に表示部を付加することで、入力可能領域を容易に変更することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
【0011】
まず、図1および図2を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理装置の構成を説明する。本実施形態の情報処理装置は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
【0012】
このパーソナルコンピュータ10は、座標入力装置であるタッチパッド(座標入力部)16の入力可能領域を変更することができる。また、設定された入力可能領域に対応する箇所のLED31〜34を点灯させることによって、ユーザに入力可能領域を明示する機能を備えている。入力可能領域を変更する設定、及びユーザに入力可能領域を明示する機能は、例えば、パーソナルコンピュータ10に予めインストールされている制御アプリケーションプログラム(以下、制御アプリケーションとも称する)によって実現されている。
【0013】
図1はコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、TFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display:表示部)17から構成される表示装置が組み込まれている。
【0014】
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対し、コンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、タッチパッド16、LED(Light Emitting Diode)31〜34およびスピーカ18A,18Bなどが配置されている。なお、本実施形態では、タッチパッド16の大きさをコンピュータ10の本体11のパームレストを覆うぐらいの大きさとして説明しているが、特に限定されるものではない。すなわち、通常の大きさ(例えば、図1に示した1/4程度の大きさ)のタッチパッド16であっても大きさに係わらず、本実施形態を適用することができる。また、本実施形態では、座標入力装置として、例えばタッチパッド16を用いて説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、タッチセンサを内蔵したLCD等を用いることもできる。
【0015】
LED31〜34は、タッチパッド16の近傍に配置するように設けられている。すなわち、LED31〜34は、例えば、タッチパッド16の領域の上下左右にそれぞれ1つずつの計4カ所に設けられている。これらのLED31〜34を点灯させることで、タッチパッド16の入力可能領域をユーザに明示することができる(後述)。また、LED31〜34は、点灯させる以外にも点滅する等、ユーザに明示できる状態であれば、表示形態は、限定されるものではない。
【0016】
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
【0017】
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU(制御部)101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)105、ビデオメモリ(VRAM)105A、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM109、LANコントローラ110、ハードディスクドライブ(HDD)111、DVDドライブ112、カードコントローラ113、無線LANコントローラ114、IEEE 1394コントローラ115、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116、タッチパッド16、LED31〜34およびEEPROM118等を備えている。EEPROM118には、予めタッチパッド16の入力可能領域の情報が記憶されており、必要に応じて更新される。
【0018】
CPU101は本コンピュータ10の動作を制御するプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)111から主メモリ103にロードされる、オペレーティングシステム(OS)201、および制御アプリケーションプログラム202のような各種アプリケーションプログラムを実行する。制御アプリケーションプログラム202は、タッチパッド16の入力可能領域を変更する設定、及びユーザに入力可能領域を明示する機能を実行するためのソフトウェアである。また、CPU101は、BIOS−ROM109に格納されたBIOS(Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
【0019】
ノースブリッジ102はCPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU105との通信を実行する機能も有している。
【0020】
GPU105は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このGPU105によって生成される表示信号はLCD17に送られる。
【0021】
サウスブリッジ104は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス、およびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、ハードディスクドライブ(HDD)111およびDVDドライブ112を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。
【0022】
サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18A,18Bに出力する。
【0023】
無線LANコントローラ114は、たとえばIEEE 802.11規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。IEEE 1394コントローラ115は、IEEE 1394規格のシリアルバスを介して外部機器との通信を実行する。
【0024】
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13、LED31〜34、およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。さらに、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、タッチパッド16およびLED31〜34等との通信を実行する機能を有している。また、LED31〜34を点灯させるための機能を有している。
【0025】
次に、CPU101に制御される制御アプリケーションプログラム202によって実行されるタッチパッド16およびLED31〜34の制御処理について説明する。図3は、制御アプリケーションプログラム202の各機能を示したブロック図である。
【0026】
図3に示されるように、制御アプリケーションプログラム202は、制御部203と、記憶部204と、座標情報取得部205とを備えている。制御部203は、記憶部204に記憶されているタッチパッド16の入力可能領域の情報を読み出して、タッチパッド16の入力可能領域の制御を行う。この制御は、一般的なタッチセンサを用いた座標入力装置で用いられている制御である。すなわち、タッチパッド16の入力可能領域を例えばX軸およびY軸に分割して、座標情報取得部205から取得した座標情報に従って制御を行うものである。また、制御部203は、タッチパッド16の入力可能領域の情報に対応するLED31〜34の箇所を点灯させる制御を行う。記憶部204は、タッチパッド16の入力可能領域の情報を記憶する。また、制御部203によって新たに入力される入力可能領域の情報を記憶して古い情報を更新する。座標情報取得部205は、タッチパッド16の入力可能領域を例えばX軸およびY軸に分割して、タッチセンサからの座標情報を取得して制御部203に渡す処理を行う。
【0027】
次に、図4のフローチャートを参照して、本発明の実施形態に係る情報処理装置および座標入力装置を適用したプログラムの手順の概要を説明する。
【0028】
CPU101は、主メモリ103に制御アプリケーションプログラム202をロードし実行する。
【0029】
CPU101は、タッチパッド操作範囲設定ユーティリティを起動する(ステップS101)。タッチパッド操作範囲設定ユーティリティは、例えばコンピュータ10に予め搭載されているプログラムであり、ユーザによってタッチパッド操作範囲の設定を行うことができる。タッチパッド操作範囲設定ユーティリティを起動すると、例えば図5に示されるように、タッチパッド操作範囲設定画面がLCD17に表示される(ステップS102)。LCD17に表示されたタッチパッド操作範囲設定画面では、タッチパッド16の領域を例えば、18個の領域に分割して表示している操作領域40、クリックボタン領域41、設定ボタンであるOKボタン42、および設定のキャンセルを行うキャンセルボタン43を備えている。
【0030】
CPU101によって制御されることで、タッチパッド操作範囲設定画面上で、操作範囲の設定が行われる(ステップS103)。例えば、図6に示されるように、開始点51からマウス等で利用したいタッチパッド16の領域を指定する。例えば、開始点51から終了点50までポインタ50をマウスの左クリックをしたままで矢印のように移動させることにより、選択範囲53が点線で表示される。ここで、マウスの左クリックを離すことにより、マウスイベントとしてOSに通知後に、タッチパッド16の領域が選択され、例えば図7に示されるように、設定領域60として色が付される等の表示が行われる。すなわち、ユーザの操作により開始点51からマウスのクリックが離れるまでの間は領域(選択領域53)を選択し、ユーザの操作により終了点50でマウスのクリックが離れるときに領域(選択領域53)の選択が完了するものである。
【0031】
次に、例えば、図8に示されるように、開始点51からマウス等で利用したいクリックボタンの領域を指定する。例えば、開始点51から終了点50までポインタ50をマウスの左クリックをしたままで矢印のように移動させることにより、選択範囲53が点線で表示される。ここで、マウスの左クリックを離すことにより、クリックボタンの領域が選択され、例えば図9に示されるように、選択領域61として色が付される等の表示が行われる。さらに、例えば、図10に示されるように、開始点51からマウス等で利用したいクリックボタンの領域を指定する。例えば、開始点51から終了点50までポインタ50をマウスの左クリックをしたままで矢印のように移動させることにより、選択範囲53が点線で表示される。ここで、マウスの左クリックを離すことにより、クリックボタンの領域が選択され、例えば図11に示されるように、選択領域62として色が付される等の表示が行われる。
【0032】
次に、CPU101は、設定ボタンであるOKボタン42または設定のキャンセルを行うキャンセルボタン43のいずれかが押下されたか否かを判別する(ステップS104:図4)。ステップS104で、CPU101によって、OKボタン42が押下されたと判別された場合には(ステップS104のOK)、操作範囲の設定処理を行う(ステップS105)。一方、ステップS104で、CPU101によって、キャンセルボタン43が押下されたと判別された場合には(ステップS104のキャンセル)、操作範囲の設定処理を解除してタッチパッド操作範囲設定ユーティリティを終了する。
【0033】
なお、上述した実施形態では、ユーザの設定の自由度を優先して、クリックボタンの設定領域を個別に2回設定するように説明しているが、これに限定されることはない。例えば、クリックボタンの設定領域を1カ所設定すると、もう一カ所は反対側に自動的に選択されるようにしてもよい。すなわち、図11に示しているクリックボタンの設定領域62を設定すると、自動的に左右対称になるように反対側の領域であるクリックボタンの設定領域61が選択されるようにしてもよい。
【0034】
以上のように設定されたタッチパッド16の入力可能領域は、実際のコンピュータ10では、例えば図12に示されるような状態となる。タッチパッド16の入力可能領域70、71、72は、実際には点線は表示されないが、説明上、点線を付して示している。例えば、タッチパッド16の入力可能領域70をユーザに明示するために、LED31、33の対応する領域31a、33aを点灯させる。このようにLED31、33の対応する領域31a、33aを点灯させることにより、入力可能領域70をユーザに明示することができる。また、例えば、タッチパッド16の入力可能領域71、72をユーザに明示するために、LED34の対応する領域34a、34bを点灯させる。このようにLED62、63の対応する領域34a、34bを点灯させることにより、入力可能領域71、72をユーザに明示することができる。また、必要に応じて、図11に示した設定画面の縮小画面をLCD17の一部に表示するようにしてもよい。
【0035】
上述した実施形態によれば、タッチパッド16の入力可能領域を変更して設定することができる。また、クリックボタンの領域も独立して設定することができる。このため、従来からコンピュータ10に備えられている座標入力装置に表示装置であるLEDを付加して用いることにより、容易にタッチパッド16の入力可能領域を変更して設定することができる。
【0036】
次に、本実施形態の変形例について説明する。上述した実施形態では、タッチパッド16の入力可能領域の変更について説明したが、座標入力装置として、タッチセンサを備えたLCDを用いて行うこともできる。タッチセンサを備えたLCDを用いる場合は、クリックボタンの領域の設定は不要である。さらに、特別な機能のボタンを新たに設定するようにしてもよい。また、LEDはLCD17の近傍に設けるようにする。すなわち、LEDは、ディスプレイユニット12のフレーム部分に設けるようにする。ディスプレイユニット12のフレーム部分にLEDを設けた場合は、LCDの視認性確保のため、常時LEDを点灯するモードと、必要なときだけ所定のボタン(例えば、Ctrl+「L」等)を押すことで点灯および消灯するモードを備えてもよい。
【0037】
本変形例では、LCD17の近傍にLEDを設けることで、上述した実施形態と同様に効果を奏することができる。このように、タッチセンサを備えたLCDを用いた例えばタブレットPC等においても本実施形態を適用することができる。
【0038】
また、本実施形態の情報処理装置はコンピュータ10によって実現するのみならず、例えば、PDAのような様々なコンシューマ情報処理装置によって実現することもできる。さらに、制御アプリケーション202の機能は、DSP、マイクロコンピュータのようなハードウェアによっても実現可能である。
【0039】
また、本発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置の概観を示す図。
【図2】同実施形態の情報処理装置のシステム構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態の情報処理装置の制御アプリケーションの機能構成を説明するためのブロック図。
【図4】同実施形態の情報処理装置によって実行される処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図5】同実施形態の情報処理装置によって実行されるタッチパッドの入力可能領域の設定処理の概念を示す図。
【図6】同実施形態の情報処理装置によって実行されるタッチパッドの入力可能領域の設定処理の領域設定の概念を示す図。
【図7】同実施形態の情報処理装置によって実行されるタッチパッドの入力可能領域の設定処理の概念を示す図。
【図8】同実施形態の情報処理装置によって実行されるタッチパッドの入力可能領域の設定処理の領域設定の概念を示す図。
【図9】同実施形態の情報処理装置によって実行されるタッチパッドの入力可能領域の設定処理の概念を示す図。
【図10】同実施形態の情報処理装置によって実行されるタッチパッドの入力可能領域の設定処理の領域設定の概念を示す図。
【図11】同実施形態の情報処理装置によって実行されるタッチパッドの入力可能領域の設定処理の概念を示す図。
【図12】同実施形態の情報処理装置が備えるタッチパッドの入力可能領域に対応するLEDが点灯された状態を示す図。
【符号の説明】
【0041】
10…コンピュータ(情報処理装置)、12…ディスプレイユニット、16…タッチパッド、17…LCD、31〜34…LED、40…操作領域、41…クリックボタン領域、42…OKボタン、43…キャンセルボタン、50…ポインタ、51…開始点、52…終了点、53…選択領域、60、61、62…選択領域、70、71、72…入力可能領域、101…CPU、202…制御アプリケーション、203…制御部、204…記憶部、205…座標情報取得部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、
前記筐体の表面に設けられた座標入力部と、
前記筐体の表面、かつ前記座標入力部の近傍に設けられた表示部と、
前記表示部に対し、前記座標入力部の入力可能範囲に対応した表示制御を行う制御部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記座標入力部の入力可能範囲の設定を行うことにより、入力可能範囲の変更を行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記入力可能範囲の設定を行う場合、前記入力可能範囲は方形の形状をした範囲であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記座標入力部は、LCDおよびタッチパッドのいずれか1つであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
座標入力部と、
前記座標入力部の近傍に設けられた表示部と、
前記表示部に対し、前記座標入力部の入力可能範囲に対応した表示制御を行う制御部とを備えることを特徴とする座標入力装置。
【請求項6】
筐体と、前記筐体の表面に設けられた座標入力部と、前記筐体の表面、かつ前記座標入力部の近傍に設けられた表示部とを備えた情報処理装置で用いられるプログラムであって、
前記座標入力部の入力可能範囲の設定を行う設定手順と、
前記設定手順によって、設定された前記座標入力部の入力可能範囲に対応した表示制御を前記表示部に対し行う制御手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2010−152698(P2010−152698A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−330848(P2008−330848)
【出願日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】