説明

情報処理装置

【課題】本発明はユーザにとって適切な印刷可能枚数を設定し、グループで設定された印刷可能枚数の範囲で各ユーザが有効に使うことを可能とすることを目的とする。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、所定期間内のユーザ使用可能量を入力する操作部301と、ユーザ使用可能量を格納する印刷情報保存部305と、MFP100からユーザ使用量を取得する印刷情報取得部306と、ユーザ使用量とユーザ使用可能量とを比較し、ユーザ使用量がユーザ使用可能量に達していないと判断した場合にはMFP100へ使用許可を通知し、ユーザ使用量がユーザ使用可能量に達していると判断した場合にはMFP100へ使用不許可を通知する印刷判定部308と、所定期間のユーザ使用量を演算する印刷枚数演算部307と、前記所定期間のユーザ使用量に基づいて、次の所定期間のユーザ使用可能量を再設定する設定更新部303と、を備えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、MFP(Multifunction Peripheral)等の印刷装置によるユーザ毎の消耗品の使用量を管理する情報処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、プリンタ、MFPなどの印刷装置において、ユーザ毎に所定期間の消耗品の使用可能量を設定し、所定期間内に使用可能量を超えた場合には印刷を制限することが行われている。この場合、ユーザの消耗品の使用量は、該使用量が使用可能量に達するまではユーザに通知されないため、いつ印刷することができなくなるのかを事前に把握することができないといった問題があった。
【0003】
ここで、特許文献1では、所定期間の消耗品の使用可能量を設定する設定手段と、所定期間に画像形成のために使用した消耗品の使用量を格納する使用量格納手段と、所定期間の消耗品の残りの使用可能量を通知する通知手段とを有し、該通知手段は、設定手段により設定された使用可能量と使用量格納手段に格納された使用量とに基づき、使用量に応じて残りの使用可能量を通知する画像形成装置が開示されている。即ち、この特許文献1の技術では、現在のユーザの消耗品の使用量に応じて使用可能量をユーザに通知することが可能であり、使用の可否を事前に把握することができた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−140555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の装置では、使用の可否を事前に把握できるものの、各ユーザに設定された消耗品の使用可能量が適切かどうかわからないという問題があり、管理者が使用可能量を再設定することは非常に煩わしいことであった。
【0006】
そこで、本発明は上述の技術的な課題に鑑み、各ユーザに設定された印刷可能枚数を有効期限が来る毎に印刷枚数と残枚数、重みから所定の計算方法で更新し、また、有効期限を迎えた時点での残枚数を重みの割合で各ユーザに分配し、繰越枚数として設定することで、ユーザにとって適切な印刷可能枚数を設定し、グループで設定された印刷可能枚数の範囲で各ユーザが有効に使うことを可能とし、また、最初に設定した印刷可能枚数が不適切であった場合にも、管理者が印刷可能枚数を再設定する手間が低減される情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述技術的な課題を解決するため、本発明の一態様に係る情報処理装置によれば、ユーザの使用量を管理する情報処理装置であって、所定期間内のユーザ使用可能量を入力する入力部と、前記ユーザ使用可能量を格納する格納部と、外部装置からユーザ使用量を取得する取得部と、ユーザ使用量とユーザ使用可能量とを比較し、ユーザ使用量がユーザ使用可能量に達していないと判断した場合には外部装置へ使用許可を通知し、ユーザ使用量がユーザ使用可能量に達していると判断した場合には外部装置へ使用不許可を通知する通知制御部と、所定期間のユーザ使用量を演算する演算部と、前記所定期間のユーザ使用量に基づいて、次の所定期間のユーザ使用可能量を再設定する設定更新部と、を備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る情報処理装置によれば、各ユーザに設定された印刷可能枚数を有効期限が来る毎に印刷枚数と残枚数、重みから所定の計算方法で更新し、また、有効期限を迎えた時点での残枚数を重みの割合で各ユーザに分配し、繰越枚数として設定することで、ユーザにとって適切な印刷可能枚数を設定し、グループで設定された印刷可能枚数の範囲で各ユーザが有効に使うことを可能とし、また、最初に設定した印刷可能枚数が不適切であった場合にも、管理者が印刷可能枚数を再設定する手間が低減される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置及び周辺機器によるシステム構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置及び周辺機器によるシステム構成を更に具現化して示す図である。
【図3】(a)はユーザ情報保存テーブル、(b)はグループ情報保存テーブル、(c)は印刷情報保存テーブル、(d)は印刷情報保存テーブルを示す図である。
【図4】印刷情報保存テーブルの更新を説明する図である。
【図5】印刷情報保存テーブルの更新を説明する図である。
【図6】印刷情報保存テーブルの更新を説明する図である。
【図7】印刷情報保存テーブルの更新を説明する図である。
【図8】印刷情報保存テーブルの更新を説明する図である。
【図9】本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置による印刷ジョブ送信時の処理について詳細に説明するフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置及び周辺機器によるシステム構成を更に具現化して示す図である。
【図11】(a)はユーザ情報保存テーブル、(b)はグループ情報保存テーブル、(c)は印刷情報保存テーブルを示す図である。
【図12】課金額保存テーブルを示す図である。
【図13】印刷情報保存テーブルの更新を説明する図である。
【図14】印刷情報保存テーブルの更新を説明する図である。
【図15】本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置による印刷ジョブ送信時の処理について詳細に説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の情報処理装置に係る好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明の情報処理装置は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
【0011】
(第1の実施形態)
この発明の第1の実施形態を、図面を参照して説明する。
【0012】
図1には、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置及び周辺機器によるシステム構成を示し説明する。この図1に示されるように、このシステムでは、MFP(Multifunction Peripheral)100a,100b...(以下、総称する場合には符号100を用いる)、パーソナルコンピュータ(以下、PCと略記する)200a,200b...(以下、総称する場合には符号200を用いる)、管理サーバ300が、ネットワークケーブルを介して通信自在に繋がれている。
【0013】
図2には、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置及び周辺機器によるシステム構成を更に具現化して示し説明する。
【0014】
この図2に示されるように、MFP100は、印刷部101、ジョブ受信部102、ジョブ解析部103、印刷情報送信部104を備えており、PC200は、ジョブ送信部201を備えている。また、管理サーバ300は、入力部としての操作部301、上限設定部302、設定更新部303、残量演算部としての残枚数演算部304、格納部としての印刷情報保存部305、取得部としての印刷情報取得部306、演算部としての印刷枚数演算部307、通知制御部としての印刷判定部308を備えている。
【0015】
このような構成において、PC200のジョブ送信部201は、PC200で印刷を実行した場合に、印刷ジョブをMFP100のジョブ受信部102に送信する機能を有している。
【0016】
MFP100のジョブ受信部102は、PC200のジョブ送信部201から送信された印刷ジョブを受信する機能を有する。ジョブ解析部103は、ジョブ受信部102で受信した印刷ジョブを解析して、印刷ジョブからユーザ情報と印刷枚数を取得する機能を有する。印刷情報送信部104は、ジョブ解析部103で取得したユーザ情報と印刷枚数を管理サーバ300に送信する機能を有する。そして、印刷部101は、管理サーバ300の印刷判定部308において、印刷可能と判定された印刷ジョブの印刷を行い、印刷禁止の指示が通知された場合には印刷ジョブの破棄を行う機能を有する。
【0017】
管理サーバ300において、操作部301により、各ユーザの印刷可能枚数と重みの入力を行う。また、グループの作成を行い、グループ毎に印刷可能枚数、有効期限、所属ユーザの入力を行う。このとき、グループに設定される印刷可能枚数はグループに所属する全ユーザの印刷可能枚数の和となる。
【0018】
上限設定部302は、操作部301より入力した設定を印刷情報保存部305に保存する機能を有する。
【0019】
設定更新部303は、印刷情報保存部305に保存されているグループの有効期限が経過した際に、該印刷情報保存部305から該当のグループに所属するユーザの印刷可能枚数、印刷枚数、残枚数、重みを取得し、所定の方法で印刷可能枚数を計算し、印刷情報保存部305に、算出した印刷可能枚数を保存する。また、設定更新部303は、印刷情報保存部305に保存されている残枚数、重みから、各ユーザに設定する繰越枚数を計算して、該繰越枚数を印刷情報保存部305に保存する。
【0020】
残枚数演算部304は、印刷情報保存部305に保存されている印刷可能枚数、印刷枚数を取得し、印刷可能枚数から印刷枚数を減算して、残枚数を算出し、この算出した残枚数を印刷情報保存部305に保存する機能を有する。
【0021】
印刷情報保存部305は、ユーザ毎に設定された印刷可能枚数と重み、グループ毎に設定された印刷可能枚数、有効期限、所属ユーザ、グループ或いはユーザ毎に設定された印刷可能枚数、印刷枚数、残枚数、繰越枚数を保存する機能を有する。そのため、印刷情報保存部305は、図3(a)乃至(d)に示されるようなテーブルを持つ。即ち、図3(a)はユーザ情報保存テーブルであり、ユーザ毎に設定された印刷可能枚数と重みを管理している。図3(b)はグループ情報保存テーブルであり、グループ毎に設定された印刷可能枚数と有効期限、所属ユーザを管理している。図3(c),(d)は印刷情報保存テーブルであり、グループ全体の印刷可能枚数、印刷枚数、残枚数、繰越枚数、ユーザ毎の印刷可能枚数、印刷枚数、残枚数、繰越枚数を管理している。図3(c)は開発1部の印刷情報保存テーブルであり、図3(d)は開発2部の印刷情報保存テーブルである。
【0022】
印刷情報取得部306は、MFP100の印刷情報送信部104から送信されたユーザ情報、印刷枚数を取得する機能を有する。印刷枚数演算部307は、印刷情報取得部306からユーザ情報と印刷枚数を取得し、印刷情報保存部305から該当するユーザの印刷枚数を取得し、この印刷情報取得部306から取得した印刷枚数と印刷情報保存部305から取得した印刷枚数を加算する機能を有する。
【0023】
印刷判定部308は、印刷情報保存部305からユーザの印刷可能枚数を取得し、印刷枚数演算部307から印刷枚数を取得し、この印刷演算部307から取得した印刷枚数が印刷情報保存部305から取得した印刷可能枚数を超えているかを判定し、超えていなければ、MFP100の印刷部101に印刷の実行を通知する機能を有する。
【0024】
ここで、先ず印刷可能枚数の設定について詳細に説明する。
【0025】
第1の実施形態においては、まず操作部301でユーザ毎に印刷可能枚数と重みの設定を行う。同時に、グループの作成を行い、グループ毎に印刷可能枚数、有効期限と所属ユーザの設定を行う。なお、グループに設定される印刷可能枚数は、グループに所属する全ユーザの印刷可能枚数の和となる。設定した情報は、先に図3(a)乃至(d)に示したようなテーブルで印刷情報保存部305に保存されることになる。
【0026】
続いて、印刷可能枚数の更新について詳細に説明する。
【0027】
印刷可能枚数の更新は、設定更新部303により、印刷可能枚数の設定後、各グループに設定された有効期限が経過する度にグループ毎に行われる。有効期限を設定しなかった場合は、印刷可能枚数の更新は行わないものとする。有効期限を迎えた時の印刷枚数の状態を図4の上段のテーブルに示す。
【0028】
印刷可能枚数の更新は次のように行う。設定更新部303は、有効期限を迎えた時点での残枚数を、ユーザ毎に設定された重みの割合で印刷枚数に加算する。つまり、図4の上段のテーブルの例では各ユーザの重みが1:1:1なので、残枚数60枚を20枚ずつに分け、それぞれのユーザの印刷枚数に加算する。この加算した値が翌月の印刷可能枚数となる。同時に、設定更新部303は、残枚数を重みの割合で割り振り、各ユーザに翌月の繰越枚数として設定する。印刷可能枚数の更新を行った後の状態は図4の下段のテーブルに示される。この時、印刷枚数はリセットされるものとする。
【0029】
印刷可能枚数の更新後、次の有効期限を迎えた状態は、図5の上段のテーブルに示される。ここでも、図4の上段のテーブルと同様に、設定更新部303は、印刷可能枚数の更新を行うが、繰越枚数の更新については、残枚数の合計値と繰越枚数の合計値を加算した値を重みで割り振ってユーザに設定するものとする。二回目の更新を行った後の状態は図5の下段のテーブルに示される通りである。
【0030】
図6の上段のテーブルは、図4の上段のテーブルとは別のグループが有効期限を迎えた時の例を示している。図6の上段のテーブルでは、各ユーザの重みが2:1:2で設定されているため、設定更新部303は、残枚数80枚を重みに従って32:16:32で割り振る。印刷可能枚数の更新を行った状態は、図6の下段のテーブルに示される。
【0031】
印刷枚数が印刷可能枚数を超えた場合の例は、図7のテーブルに示される。印刷枚数が印刷可能枚数を超えて印刷を行う場合は、ユーザに設定された繰越枚数を用いて印刷を行う。図7のテーブルでは、Itoが印刷可能枚数を20枚超えて印刷を行ったので、設定更新部303は、超過分20枚を繰越枚数から減算している。
【0032】
図8の上段のテーブルに示されるように、残枚数の合計がマイナスの状態で印刷可能枚数の更新を行う場合は、設定更新部303は、翌月の印刷可能枚数を印刷枚数から残枚数を各ユーザの重みで割り振った値を減算したものとする。印刷可能枚数、繰越枚数を更新した状態を図8の下段のテーブルに示す。
【0033】
以下、図9のフローチャートを参照して、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置による印刷ジョブ送信時の処理について詳細に説明する。
【0034】
印刷情報取得部306は、印刷ジョブに含まれる印刷情報としてのユーザ情報、印刷枚数を取得し(ステップS401)、印刷枚数演算部307は、印刷情報取得部306で取得したユーザ情報から該当するユーザの印刷枚数を印刷情報保存部305より取得し、この印刷情報保存部305から取得した印刷枚数と印刷情報取得部306で取得した印刷枚数とを加算する(ステップS402)。
【0035】
続いて、印刷判定部308は、印刷情報保存部305から該当ユーザの印刷可能枚数を取得する。さらに、印刷判定部308は、印刷情報保存部305から取得した印刷可能枚数と先にステップS402で算出した印刷枚数とを比較し、印刷枚数が印刷可能枚数を超えているか否かを判定する(ステップS403)。この判定の結果、印刷枚数が印刷可能枚数を超えていた場合はステップS404へ、印刷枚数が印刷可能枚数を超えていなかった場合はステップS407へ移行する。
【0036】
ステップS403で判定した結果、印刷枚数が印刷可能枚数を超えていた場合は、印刷判定部308が印刷情報保存部305から該当ユーザの繰越枚数を取得し、印刷可能枚数の超過分が繰越枚数を超えているかを判定する(ステップS404)。この判定の結果、印刷可能枚数の超過分が繰越枚数を超えていた場合はステップS406へ、超えていなかった場合はステップS405へ進む。
【0037】
ステップS404で判定した結果、印刷可能枚数の超過分が繰越枚数を超えていた場合には、印刷判定部308は、MFP100に印刷の禁止を通知し(ステップS406)、本処理を終了する。一方、ステップS404で判定した結果、印刷可能枚数の超過分が繰越枚数を超えていなかった場合は、印刷枚数演算部307で繰越枚数から印刷可能枚数の超過分だけ減算しステップS407に移行する(ステップS405)。
【0038】
続いて、印刷判定部308は、ステップS402で算出した印刷枚数、ステップS405で算出した繰越枚数を印刷情報保存部305に保存し(ステップS407)、印刷判定部308は、印刷部101で印刷ジョブの印刷を行うように、MFP100に印刷の許可を通知し(ステップS408)、本処理を終了する。
【0039】
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、ユーザの使用量を管理する情報処理装置であって、所定期間内のユーザ使用可能量を入力する入力部としての操作部301と、前記ユーザ使用可能量を格納する格納部としての印刷情報保存部305と、外部装置としてのMFPからユーザ使用量を取得する取得部としての印刷情報取得部306と、ユーザ使用量とユーザ使用可能量とを比較し、ユーザ使用量がユーザ使用可能量に達していないと判断した場合には外部装置へ使用許可を通知し、ユーザ使用量がユーザ使用可能量に達していると判断した場合には外部装置へ使用不許可を通知する通知制御部としての印刷判定部308と、所定期間のユーザ使用量を演算する演算部としての印刷枚数演算部307と、前記所定期間のユーザ使用量に基づいて、次の所定期間のユーザ使用可能量を再設定する設定更新部303とを備える情報処理装置が提供される。
【0040】
ここで、前記所定期間の残量を演算する残量演算部としての残枚数演算部304を更に備え、前記設定更新部303は、前記残量演算部により演算された所定期間の残量に基づいて、次の所定期間のユーザ繰越量を設定することとしてもよい。
【0041】
更に、前記通知制御部としての印刷判定部308は、ユーザ使用量とユーザ使用可能量とを比較し、ユーザ使用量がユーザ使用可能量に達していると判断した場合、ユーザ使用量の超過分と前記ユーザ繰越量とを比較し、ユーザ使用量の超過分がユーザ繰越量に達していないと判断した場合には外部装置としてのMFP100へ使用許可を通知し、ユーザ使用量の超過分がユーザ繰越量に達していると判断した場合には外部装置としてのMFP100へ使用不許可を通知することとしてもよい。
【0042】
また、ユーザがグループに所属しており、前記設定更新部303は、ユーザ使用可能量の更新を、各グループに設定された有効期限が経過する度にグループ毎に行うこととしてもよい。或いは、前記設定更新部303は、有効期限を迎えた時点での残量を、ユーザ毎に設定された重みの割合で印刷枚数に加算或いは減算し、この加算或いは減算した値を翌月のユーザ使用可能量とすることとしてもよい。或いは、前記設定更新部303は、残量を重みの割合で割り振り、各ユーザに翌月のユーザ繰越量として設定することとしてもよい。
【0043】
このように、第1の実施形態では、各ユーザに設定された印刷可能枚数を有効期限が来る毎に印刷枚数と残枚数、重みから所定の計算方法で更新し、また、有効期限を迎えた時点での残枚数を重みの割合で各ユーザに分配し、繰越枚数として設定した。
【0044】
印刷枚数と残枚数の実績値から印刷可能枚数の更新を行うことで、ユーザにとって適切な印刷可能枚数が設定され、グループで設定された印刷可能枚数の範囲で各ユーザが有効に使うことが可能となる。また、最初に設定した印刷可能枚数が不適切であった場合であっても、管理者が印刷可能枚数を再設定する手間が低減される。
【0045】
さらに、印刷可能枚数の更新を行った際に、残枚数を繰越枚数として翌月以降に使用することで、ユーザが印刷可能枚数を使いきってしまった後でも、繰越枚数があれば印刷を行うことができる。このように繰越枚数を使用して印刷を行った場合でも、繰越枚数は前有効期限の残枚数を用いているため、繰越枚数の範囲での印刷であれば、印刷枚数の総数はグループ全体の印刷可能枚数に収まることになり、管理者の想定以上の印刷枚数になる事はない。
【0046】
(第2の実施形態)
この発明における第2の実施形態を、図面を参照して説明する。
【0047】
図10には、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置及び周辺機器によるシステム構成を更に具現化して示し説明する。
【0048】
同図に示すように、MFP500は、印刷部501、ジョブ受信部502、ジョブ解析部503、印刷情報送信部504を備え、PC600はジョブ送信部601を備える。また、管理サーバ700は入力部としての操作部701、上限設定部702、設定更新部703、残量演算部704、格納部としての印刷情報保存部705、取得部としての印刷情報取得部706、演算部としての使用量演算部707、通知制御部としての印刷判定部708、課金額定義部709を備えるものとする。
【0049】
このような構成において、PC600のジョブ送信部601は、PC600で印刷を実行した場合に、印刷ジョブをMFP500のジョブ受信部502に送信する機能を有する。
【0050】
一方、MFP500において、ジョブ受信部502は、ジョブ送信部601から送信された印刷ジョブを受信する機能を有する。ジョブ解析部503は、ジョブ受信部502で受信した印刷ジョブを解析して、印刷ジョブからユーザ情報、印刷枚数、プリンタ情報を取得する機能を有する。印刷情報送信部504は、ジョブ解析部503で取得したユーザ情報、印刷枚数、プリンタ情報を管理サーバ700に送信する機能を有する。印刷部501は、印刷判定部708において印刷可能と判定された印刷ジョブの印刷を行い、印刷禁止の指示が通知された場合には印刷ジョブの破棄を行う機能を有する。
【0051】
管理サーバ700において、操作部701では、ユーザ毎に印刷可能枚数、課金上限額と重みの入力を行う。同時に、グループの作成を行い、グループ毎に有効期限と所属ユーザの設定を行う。このとき、グループに設定される印刷可能枚数、課金上限額はそれぞれグループに所属する全ユーザの印刷可能枚数の和、課金上限額の和となる。また、操作部701では、ネットワーク内のプリンタ、MFPそれぞれに印刷一枚あたりの課金額の設定を行う。上限設定部702は、操作部701で入力した設定を印刷情報保存部705に保存する機能を有する。
【0052】
設定更新部703は、印刷情報保存部705に保存されているグループの有効期限が経過した際に、印刷情報保存部705から該当グループに所属するユーザの印刷可能枚数や印刷枚数、残枚数、課金上限額、課金額、残金額、重みを取得し、所定の方法で印刷可能枚数、課金上限額を計算し、印刷情報保存部705に保存する。また、設定更新部703は、残枚数、残金額、重みから各ユーザに設定する繰越枚数、繰越金額を計算し、印刷情報保存部305に保存する。残量演算部704は、印刷情報保存部705に保存されている印刷可能枚数、印刷枚数、課金上限額、課金額を取得し、印刷可能枚数から印刷枚数を減算して残枚数を算出し、また、課金上限額から課金額を減算して残金額を算出する機能を有する。更に、残量演算部704は、算出した残枚数、残金額を印刷情報保存部705に保存する機能を有する。
【0053】
印刷情報保存部705は、ユーザ毎に設定された印刷可能枚数、課金上限額と重み、グループ毎に設定された有効期限と所属ユーザ、ユーザ毎の印刷可能枚数、印刷枚数、残枚数、繰越枚数、課金上限額、課金額、残金額、繰越金額を保存する機能を有する。印刷情報保存部705は、図11(a)乃至(c)に示されるようなテーブルを持つ。即ち、図11(a)はユーザ情報保存テーブルであり、ユーザ毎の印刷可能枚数、課金上限額、重みを管理する。図11(b)は、グループ情報保存テーブルであり、グループの印刷可能枚数、課金上限額、有効期限、所属ユーザを管理する。そして、図11(c)は、印刷情報保存テーブルであり、グループの印刷可能枚数、印刷枚数、残枚数、繰越枚数、課金上限額、課金額、残金額、繰越金額や、グループに所属するユーザの印刷可能枚数、印刷枚数、残枚数、繰越枚数、課金上限額、課金額、残金額、繰越金額を管理する。
【0054】
印刷情報取得部706は、MFP500の印刷情報送信部504から送信されたユーザ情報、印刷枚数、プリンタ情報を取得する機能を有する。
【0055】
使用量演算部707は、印刷情報取得部706からユーザ情報、印刷枚数、プリンタ情報を取得し、取得したユーザ情報に該当する印刷枚数を印刷情報保存部705から取得する。使用量演算部707は、印刷情報取得部706から取得した印刷枚数と印刷情報保存部705から取得した印刷枚数を加算する機能を有する。
【0056】
また、使用量演算部707は、課金額定義部709から該当のプリンタの印刷一枚あたりの課金額を取得する。そして、印刷情報取得部706より所得した印刷枚数と課金額定義部709より取得した印刷一枚あたりの課金額を乗算し課金額を算出する。さらに、使用量演算部707は、印刷情報保存部705から該当ユーザの課金額を取得し、算出した課金額と印刷情報保存部705より取得した課金額を加算する機能を有する。
【0057】
そして、印刷判定部708は、印刷情報保存部705から印刷可能枚数、課金上限額を取得し、使用量演算部707から印刷枚数、課金額を取得する。印刷判定部708は、印刷枚数が印刷可能枚数を超えているかを判定し、超えていなければ、さらに課金額が課金上限額を超えているかを判定する。印刷枚数、課金額がそれぞれ印刷可能枚数、課金上限額を超えていなければ、MFP500の印刷部501に印刷の実行を通知する。
【0058】
課金額定義部709は、操作部701によって設定されたプリンタ、MFP毎の印刷一枚あたりの課金額をカラー印刷、モノクロ印刷毎に保存する機能を有する。即ち、課金額定義部709は、図12に示されるような課金額保存テーブルを有する。この例では、プリンタ名MFP1〜MFP3の3台のプリンタについて、モノクロ印刷、カラー印刷の各単価(円/枚)が管理されている。
【0059】
ここで、印刷可能枚数、課金上限額の設定について説明する。
【0060】
第2の実施形態においては、操作部701でユーザ毎に印刷可能枚数、課金上限額、重みの設定を行う。同時に、グループの作成を行い、グループ毎に有効期限と所属ユーザの設定を行う。尚、グループに設定される印刷可能枚数はグループに所属する全ユーザの印刷可能枚数の和、課金上限額はグループに所属する全ユーザの課金額の和となる。設定した情報は、先に図11に示したテーブルで印刷情報保存部705に保存される。即ち、図11(a)はユーザ情報保存テーブルであり、図11(b)はグループ情報保存テーブルであり、図11(c)は印刷情報保存テーブルである。
【0061】
次に、印刷可能枚数、課金上限額の更新について説明する。
【0062】
設定更新部703による、印刷可能枚数、課金上限額の更新は、印刷可能枚数、課金上限額の設定後、各グループに設定された有効期限が経過するごとに行われる。有効期限を設定しなかった場合は、印刷可能枚数、課金上限額の更新は行わないものとする。有効期限を迎えた時の印刷枚数の状態を図13の上段のテーブルに示す。
【0063】
印刷可能枚数、課金上限額の更新は、次のように行う。即ち、設定更新部703は、有効期限を迎えた時点での残枚数、残金額を、ユーザ毎に設定された重みの割合で、印刷枚数、課金額に加算する。つまり、図13の上段に示すテーブルの例では重みが1:1:1なので、残枚数60枚を20枚ずつ、残金額600円を200円ずつに分け、それぞれのユーザの印刷枚数、課金額に加算する。この印刷枚数に残枚数を加算した値を翌月の印刷可能枚数とし、課金額に残金額を加算した値を翌月の課金上限額とする。同時に、設定更新部703は、残枚数、残金額を重みの割合で割り振り、各ユーザに翌月の繰越枚数、繰越金額として設定する。印刷可能枚数、課金上限額の更新を行った後の状態は、図13の下段のテーブルに示される通りである。この時、印刷枚数、課金額はリセットされるものとする。
【0064】
更新終了後、次の有効期限を迎えた状態は図14の上段のテーブルに示される。ここでも、図13の上段のテーブルと同様に、設定更新部703は、印刷可能枚数、課金上限額の更新を行う。繰越枚数の更新については、残枚数の合計値と、繰越枚数の合計値を加算した値を重みで割り振り、繰越金額の更新は残金額の合計値と、繰越金額の合計値を加算した値を重みで割り振り、ユーザに設定するものとする。二回目の更新を行った後の状態が図14の下段のテーブルに示される。
【0065】
以下、図15のフローチャートを参照して、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置による印刷ジョブ送信時の処理について詳細に説明する。
【0066】
印刷情報取得部706で、MFP500から送信されたユーザ情報、印刷枚数、プリンタ情報を取得する(ステップS801)。
【0067】
そして、使用量演算部707が、印刷情報取得部706で取得したユーザ情報から該当するユーザの印刷枚数を印刷情報保存部705より取得する。さらに、使用量演算部707は、この印刷情報保存部705から取得した印刷枚数と印刷情報取得部706で取得した印刷枚数を加算する(ステップS802)。
【0068】
続いて、印刷判定部708は、印刷情報保存部705から該当ユーザの印刷可能枚数を取得し、この印刷情報保存部705から取得した印刷可能枚数とステップS802で算出した印刷枚数とを比較し、印刷枚数が印刷可能枚数を超えているか否かを判定する(ステップS803)。判定した結果、印刷枚数が印刷可能枚数を超えていた場合はステップS804へ、超えていなかった場合はステップS806へと進む。
【0069】
ステップS803で判定した結果、印刷枚数が印刷可能枚数を超えていた場合は、印刷判定部708が印刷情報保存部705から該当ユーザの繰越枚数を取得し、印刷可能枚数の超過分が繰越枚数を超えているかを判定する(ステップS804)。判定した結果、印刷可能枚数の超過分が繰越枚数を超えていた場合はステップS810へ、超えていなかった場合にはステップS805へ進む。
【0070】
ステップS804で判定した結果、印刷可能枚数の超過分が繰越枚数を超えていなかった場合は、使用量演算部707が、繰越枚数から印刷可能枚数の超過分だけ減算し、演算結果を印刷情報保存部705に保存する(ステップS805)。
【0071】
続いて、使用量演算部707が、印刷情報取得部706から取得したプリンタ情報に基づいて、該当するプリンタを特定し、当該プリンタの印刷一枚当たりの課金額を課金額定義部709から取得する。使用量演算部707は、印刷情報取得部706から取得した印刷枚数と課金額定義部709から取得した印刷一枚あたりの課金額を乗算する。使用量演算部707は、乗算結果と印刷情報保存部705から取得した課金額を加算する(ステップS806)。
【0072】
印刷判定部708は、印刷情報保存部705から課金上限額を取得し、ステップS806で算出した課金額が印刷情報保存部705から取得した課金上限額を超えているかを判定する(ステップS807)。判定した結果、課金額が課金上限額を超えていた場合はステップS808へ、超えていなかった場合はステップS811へ進む。
【0073】
ステップS807で判定した結果、課金額が課金上限額を超えていた場合は、印刷判定部708が印刷情報保存部705から該当ユーザの繰越金額を取得し、課金上限額の超過分が繰越金額を超えているかを判定する(ステップS808)。判定した結果、課金上限額の超過分が繰越金額を超えていた場合はステップS810へ、超えていなかった場合はステップS809へ進む。
【0074】
ステップS808で判定した結果、課金上限額の超過分が繰越金額を超えていた場合には、印刷判定部708が、MFP500に印刷の禁止を通知し(ステップS810)、本処理を終了する。
【0075】
一方、上記ステップS808で判定した結果、課金上限額の超過分が繰越金額を超えていなかった場合には、課金額演算部810が、繰越金額から課金上限額の超過分だけ減算する(ステップS809)。続いて、印刷判定部708は、ステップS802で算出した印刷枚数、ステップS805で算出した繰越枚数、ステップS806で算出した課金額、ステップS809で算出した繰越金額を印刷情報保存部705に保存する(ステップS811)。そして、印刷部501で印刷ジョブの印刷を行わせるべく、印刷判定部708は、MFP500に印刷の許可を通知し(ステップS812)、本処理を終了する。
【0076】
以上説明したように、第2の実施形態によれば、前記設定更新部303が、有効期限を迎えた時点での残枚数、残金額を、ユーザ毎に設定された重みの割合で、印刷枚数、課金額に加算し、この印刷枚数に残枚数を加算した値を翌月のユーザ使用可能量とし、課金額に残金額を加算した値を翌月の課金上限額とすることを特徴とする情報処理装置が提供される。
【0077】
このように、本発明の第2の実施形態では、前述した第1の実施形態の作用効果に加えて、各ユーザに課金上限額を設けて、有効期限が来る毎に印刷可能枚数と課金上限額の両方を所定の方法で更新し、残枚数、残金額をそれぞれの重みの割合で各ユーザに分配し、繰越枚数、繰越金額として設定するようにした。課金額に上限値を設定することで、印刷枚数と課金額のどちらが上限値を超えた場合に制限をかけることが可能となるので、印刷一枚あたりの課金額が高いカラー印刷を抑制することができる等、様々な状況に対応することが可能となる。
【0078】
以上、実施形態としては、ネットワークに接続されたプリンタ、MFPを管理サーバで管理し、印刷枚数、課金額に上限値を設定し、有効期限を迎える毎に上限値を更新し、残枚数、残金額を繰越枚数、繰越金額として翌月以降に利用できるような例を説明した。
【0079】
実施形態では、印刷枚数、課金額に上限値を設定したが、その他の使用量に上限値を設定する形態も可能である。また、繰越枚数、繰越金額の繰越分については、実施形態では繰越分を累積していったが、繰越分に有効期限を設けて、例えば更新を行う際に残った繰越分をリセットし、繰越分を翌月のみ利用可能とする等の利用形態も可能である。
【0080】
上述の各実施形態に説明した情報処理装置は、電子機器装置一般に適用可能であり、特にMFP装置のような画像処理装置にも利用できる。即ち、情報処理装置としての管理サーバが備える前述した機能をMFP装置に実装することも可能である。
【符号の説明】
【0081】
100 MFP
101 印刷部
102 ジョブ受信部
103 ジョブ解析部
104 印刷情報送信部
200 PC
201 ジョブ送信部
300 管理サーバ
301 操作部
302 上限設定部
303 設定更新部
304 残枚数演算部
305 印刷情報保存部
306 印刷情報取得部
307 印刷枚数演算部
308 印刷判定部
500 MFP
501 印刷部
502 ジョブ受信部
503 ジョブ解析部
504 印刷情報送信部
600 PC
601 ジョブ送信部
700 管理サーバ
701 操作部
702 上限設定部
703 設定更新部
704 残量演算部
705 印刷情報保存部
706 印刷情報取得部
707 使用量演算部
708 印刷判定部
709 課金額定義部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの使用量を管理する情報処理装置であって、
所定期間内のユーザ使用可能量を入力する入力部と、
前記ユーザ使用可能量を格納する格納部と、
外部装置からユーザ使用量を取得する取得部と、
ユーザ使用量とユーザ使用可能量とを比較し、ユーザ使用量がユーザ使用可能量に達していないと判断した場合には外部装置へ使用許可を通知し、ユーザ使用量がユーザ使用可能量に達していると判断した場合には外部装置へ使用不許可を通知する通知制御部と、
所定期間のユーザ使用量を演算する演算部と、
前記所定期間のユーザ使用量に基づいて、次の所定期間のユーザ使用可能量を再設定する設定更新部と、を備えること
を特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記所定期間の残量を演算する残量演算部を更に備え、
前記設定更新部は、前記残量演算部により演算された所定期間の残量に基づいて、次の所定期間のユーザ繰越量を設定すること
を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記通知制御部は、
ユーザ使用量とユーザ使用可能量とを比較し、ユーザ使用量がユーザ使用可能量に達していると判断した場合、ユーザ使用量の超過分と前記ユーザ繰越量とを比較し、ユーザ使用量の超過分がユーザ繰越量に達していないと判断した場合には外部装置へ使用許可を通知し、ユーザ使用量の超過分がユーザ繰越量に達していると判断した場合には外部装置へ使用不許可を通知すること
を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
ユーザがグループに所属しており、
前記設定更新部は、ユーザ使用可能量の更新を、各グループに設定された有効期限が経過する度にグループ毎に行うこと
を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記設定更新部は、有効期限を迎えた時点での残量を、ユーザ毎に設定された重みの割合で印刷枚数に加算或いは減算し、この加算或いは減算した値を翌月のユーザ使用可能量とすること
を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記設定更新部は、残量を重みの割合で割り振り、各ユーザに翌月のユーザ繰越量として設定すること
を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記設定更新部は、有効期限を迎えた時点での残枚数、残金額を、ユーザ毎に設定された重みの割合で、印刷枚数、課金額に加算し、この印刷枚数に残枚数を加算した値を翌月のユーザ使用可能量とし、課金額に残金額を加算した値を翌月の課金上限額とすること
を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2011−237858(P2011−237858A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−106255(P2010−106255)
【出願日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【出願人】(591044164)株式会社沖データ (2,444)
【Fターム(参考)】