説明

情報検索サービス方法、情報検索システム、情報検索プログラム

【課題】利用者が検索キーワードを音声で入力するとともに、目的の情報を確実に取得できる情報検索サービス方法を提供する。
【解決手段】通信回線に接続されるとともに、多数のレコードを蓄積したデータベースに検索キーワードを照会して該当するレコードを抽出する検索サーバーと、合成音声による自動音声応答が可能な電話通話機能とを備えたコンピュータシステムが、電話機能により所定の電話番号を発呼してアクセスしてきた端末Aの個体識別情報Bを取得する個体識別情報取得ステップと、端末Aと回線接続して自動音声応答通話を開始する通話ステップと、端末Aとの通話中に受話した検索キーワードを音声認識してテキストに変換する音声認識ステップと、前記テキストを検索サーバーに与えて該当するレコードを検索する検索ステップと、を実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、多数のレコードを格納したデータベースに、ユーザ入力されたキーワードを照会し、該当するレコードを抽出して提示するための情報検索システムに関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットの普及に伴って、利用者は膨大な量の情報にアクセスする環境を手に入れた。その一方で、膨大な量の情報から目的とする情報を直接入手することが困難になってきた。そのため、例えばインターネット上では、検索サイトと呼ばれるWebサイトが広く活用されている。検索サイトでは、検索エンジンと呼ばれるコンピュータシステムあるいはプログラムがWWWサーバーと協調し、膨大な数の情報から利用者が得ようとする情報へアクセスさせるための情報検索サービスが提供されている。
【0003】
検索エンジンは、インターネット上にある膨大な情報について、その内容や所在など、利用者が最終的に入手したい情報への手がかりとなる情報(レコード)を、付帯するデータベースに蓄積管理している。そして、WWWサーバーがブラウザから受け付けた検索クエリーをデータベースに照会し、検索エンジンから該当するレコードを受け取ると、そのレコード一覧をWebページしてこれを検索結果としてブラウザに返送する。
【0004】
ところで、インターネットに接続可能なコンピュータのハードウエアは多岐にわたっており、パーソナルコンピュータやブラウザを実装した携帯電話機まで様々である。また、インターネット利用者も情報通信技術(IT)に詳しい人から、そうでない人まで様々である。例えば、携帯電話機のユーザインタフェースでは、検索エンジンに与えるキーワードを入力すること自体が面倒であるし、コンピュータの操作に不慣れな人にとってはパーソナルコンピュータのキーボードからキーワードを入力する作業さえ苦労する。このように、インターネットの利用機器や利用者が多様化するのに伴って、検索エンジンの利用環境もこれらの多様化に十分に対応していかなければならない。
【0005】
これに対して、ブラウザを実装した携帯電話機や、IP電話機能を備えたパーソナルコンピュータなど、電話による通話と、HTTP通信を主体としたデータ通信とを可能としたコンピュータがインターネットの利用機器の主流にありつつあることに着目すると、周知の電話の自動応答システムと検索エンジンとを連動させ、電話で検索キーワードを受け付け、その検索結果を検索サイトで提示する、というコンピュータシステムが考えられる。このようなコンピュータシステムなら、キー入力に不得手な人であっても、検索キーワードを検索エンジンに与えることができ、その結果をブラウザ上で閲覧することができる。なお、ここで考察した思想と同様の技術として、ブラウザを実装した携帯電話機の操作方法がわからない場合、その操作方法についての質問を電話で受け付け、その質問内容をクエリーとして携帯電話機のマニュアルを蓄積管理するデータベースに照会し、質問の答えとなる具体的な操作方法をWebサイトにて提示する、というシステム(非特許文献1参照)がある。そして、利用者は、電話を切って、携帯電話機を上記Webサイトにアクセスさせると自身の質問に対する答えが閲覧できる。
【非特許文献1】日経BP社、”ケータイ on Business”、[online]、[平成17年4月25日検索]、インターネット<URL:http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/TIS/keitai/20050215/156179/>
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記非特許文献1に示したシステムでは、質問内容や答えが限られ、しかも質問に対する答えがほぼ特定できる。しかし、インターネット上にある膨大な情報から利用者が目的としている情報を提示する場合、単純に自動音声応答システムと検索エンジンを単純に連動させたとしても、ITに不慣れな人や検索が不得手な人は、簡単に目的とする情報を確実に提示することはできない。すなわち、キーワードを上手く選択できず、キーワードに該当するレコードが全く得られなかったり、あるいは該当するレコードが膨大すぎて、どれが自分の目的とする情報であるのかがわからなくなったりする。
【0007】
したがって本発明は、検索キーワードを音声で入力できる情報検索サービスにおいて、多様化したインターネット利用環境に対応して、利用者が膨大な情報から目的とする情報に自然にたどり着けるように検索手順を工夫した情報検索サービス方法を提供することにある。また、その検索手順により情報検索サービスを実施する情報ための情報検索システムと、コンピュータを情報検索システムとして機能させるためのコンピュータプログラム、およびそのプログラムの格納媒体を提供することも目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための方法発明は、通信回線に接続されるとともに、多数のレコードを蓄積したデータベースに検索キーワードを照会して該当するレコードを抽出する検索サーバーと、合成音声による自動音声応答が可能な電話通話機能とを備えたコンピュータシステムにより、電話機能とブラウザとを備えた端末の利用者を対象として情報検索サービスを実施するための方法であって、
前記コンピュータシステムが、
電話機能により所定の電話番号を発呼してアクセスしてきた端末Aの個体識別情報Bを取得する個体識別情報取得ステップと、
端末Aと回線接続して自動音声応答通話を開始する通話ステップと、
端末Aとの通話中に受話した検索キーワードを音声認識してテキストに変換する音声認識ステップと、
前記テキストを検索サーバーに与えて該当するレコードを検索する検索ステップと、
を実行する情報検索サービス方法としている。
【0009】
また、前記検索ステップにより検索した前記レコードの件数を取得する検索件数取得ステップと、前記レコードの件数を自動音声応答機能により端末Aに送話するヒット件数通知ステップと、を実行する情報検索サービス方法としてもよい。
【0010】
レコードの件数を送話した端末Aから、検索実行指示の旨を音声により受け取ると、前記検索ステップにより検索した該当レコードの一覧をWebページに作成し、当該Webページを個体識別情報Bに対応付けして記憶する検索結果ページ作成ステップを実行する情報検索サービス方法とすることもできる。
【0011】
さらに、端末Cが所定のURLを指定して検索サーバーにアクセスしてくると、端末Cの個体識別情報Dを取得し、個体識別情報Bと個体識別情報Dとに基づいて端末Aと端末Cが同一の端末であるか否かを判断する認証ステップと、前記認証ステップにより、端末Cが端末Aであると認知したならば、前記検索結果ページ作成ステップにより作成した個体識別情報Bに対応付けして記憶した前記Webページを端末Cに返送する検索結果提示ステップと、を実行する情報検索サービス方法とすることもできる。
【0012】
上記方法により情報検索サービスを実施するコンピュータシステムも本発明の範囲であり、当該コンピュータシステムは、通信回線に接続されるとともに、電話機能とブラウザとを備えた端末の利用者を対象として情報検索サービスを実施するためのコンピュータシステムであって、
多数のレコードを蓄積したデータベースに検索キーワードを照会して該当するレコードを抽出する検索サーバーと、
公衆電話網を介して接続している電話機と合成音声によって通話する自動音声応答手段と、
電話機能により所定の電話番号を発呼してアクセスしてきた端末Aの個体識別情報Bを取得する個体識別情報取得手段と、
端末Aと回線接続して自動音声応答通話を開始する通話手段と、
端末Aとの通話中に受話した検索キーワードを音声認識してテキストに変換する音声認識手段と、
前記テキストを検索サーバーに与えて該当するレコードを検索する検索手段と、
を備えた情報検索システムとしている。
【0013】
また、前記検索手段が検索したレコードの件数を取得する検索件数取得手段と、前記レコードの件数を前記自動音声応答機能により端末Aに送話するヒット件数通知手段と、を備えた情報検索システムとしてもよい。
【0014】
前記レコードの件数を送話した端末Aから、検索実行指示の旨を音声により受け取ると、前記検索手段が検索した該当レコードの一覧をWebページに作成し、当該Webページを個体識別情報Bに対応付けして記憶する検索結果ページ作成手段を備えた情報検索システムとすることもできる。
【0015】
さらに、端末Cが所定のURLを指定して前記検索サーバーにアクセスしてくると、当該端末Cの個体識別情報Dを取得し、個体識別情報Bと個体識別情報Dとに基づいて端末Aと端末Cが同一の端末であるか否かを判断する認証手段と、前記認証手段により、端末Cが端末Aであると認知したならば、前記検索結果ページ作成手段が作成した個体識別情報Bに対応付けして記憶した前記Webページを端末Cに返送する検索結果提示手段と、
を備えた情報検索システムとすることもできる。
【0016】
上記いずれかに記載の情報検索システムは、前記検索サーバーが過去にアンド検索として前記データベースに照会した複数の検索キーワードからなるワードセットについて、その照会履歴を記憶したクエリーデータベースと、前記音声認識手段が認識した検索キーワードEを前記クエリーデータベースに照会し、検索キーワードEとセットになっている検索キーワードFを取得するワードセット取得手段と、検索キーワードFを前記利用者コンピュータAに通知させるとともに、音声応答手段により検索キーワードEと検索キーワードFによるアンド検索の実行要否確認をとらせる検索キーワード提示手段とを備え、
前記検索手段は、前記検索キーワード提示手段による前記要否確認に対してアンド検索を実行する旨が利用者コンピュータAから送話されてくると、検索キーワードEと検索キーワードFによるアンド検索を実行する情報検索システムとしてもよい。
【0017】
また、前記クエリーデータベースは、前記ワードセットの照会履歴に個体識別情報を対応付けして記憶し、前記検索キーワード提示手段は、前記個体識別情報取得手段が取得した個体識別情報Bと前記音声認識手段が認識した検索キーワードGとを前記クエリーデータベースに照会し、個体識別情報Bと検索キーワードGの双方に対応づけされたワードセットを抽出するとともに当該検索キーワードGとセットになっている検索キーワードHを前記音声応答手段により前記利用者コンピュータAに通知する情報検索システムとすることもできる。
【0018】
なお、本発明はコンピュータプログラムに及んでおり、当該プログラムは、電話機能とブラウザとを備えた端末の利用者を対象として情報検索サービスを実施するために、通信回線に接続されるとともに、多数のレコードを蓄積したデータベースに検索キーワードを照会して該当するレコードを抽出する検索サーバーと、自動音声応答機能とを備えたコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
電話機能により所定の電話番号を発呼してアクセスしてきた端末Aの個体識別情報Bを取得する個体識別情報取得ステップと、
端末Aと回線接続して自動音声応答通話を開始する通話ステップと、
端末Aとの通話中に受話した検索キーワードを音声認識してテキストに変換する音声認識ステップと、
前記テキストを検索サーバーに与えて該当するレコードを検索するステップと、
を実行させること情報検索プログラムとしてもよい。
【0019】
また、前記検索ステップにより検索したレコードの件数を取得する検索件数取得ステップと、前記レコードの件数を自動音声応答機能により端末Aに送話するヒット件数通知ステップと、を前記コンピュータに実行させる情報検索プログラムとすることもできる。
【0020】
前記レコードの件数を送話した端末Aから、検索実行指示の旨を音声により受け取ると、前記検索ステップにより検索した該当レコードの一覧をWebページに作成し、当該Webページを個体識別情報Bに対応付けして記憶する検索結果ページ作成ステップを前記コンピュータに実行させる情報検索プログラムとすることもできる。
【0021】
さらに、端末Cが所定のURLを指定して検索サーバーにアクセスしてくると、端末Cの個体識別情報Dを取得し、個体識別情報Bと個体識別情報Dとに基づいて端末Aと端末Cが同一の端末であるか否かを判断する認証ステップと、前記認証ステップにより、端末Cが端末Aであると認知したならば、前記検索結果ページ作成ステップにより作成した個体識別情報Bに対応付けして記憶した前記Webページを端末Cに返送する検索結果提示ステップと、を前記コンピュータに実行させる情報検索プログラムとすることもできる。
【0022】
なお、本発明の情報検索プログラムは、単体のコンピュータにインストールされて実行されてもよいし、複数台のコンピュータに適宜なステップに相当するプログラムを分散してインストールしてもよい。そして、複数台のコンピュータが所定のステップを実行することで情報検索サービスを実施してもよい。
【発明の効果】
【0023】
本発明の情報検索サービス方法によれば、検索キーワードを音声で入力でき、また、多様化したインターネット利用環境に対応できるとともに、利用者が情報検索に不慣れであっても、膨大な情報から目的とする情報に自然にたどり着くことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
===ネットワーク構成===
図1に本発明の実施例における情報検索システム(以下、検索システム)を含むネットワーク構成を示した。この例では、利用者がブラウザを実装した携帯電話機(以下、ブラウザフォン)30を使用してインターネット50上の情報を検索する場合を想定したネットワーク構成となっている。そして本実施例の情報検索システム1は、検索エンジンを付帯するWWWサーバーとしてインターネット50を介してブラウザと通信するとともに、移動体通信網41やISDNを包含する公衆電話網40にも接続されて電話機との通話も可能としている。
【0025】
本実施例において、情報検索システム1は、ブラウザフォン30と公衆電話網40を介した通話に関わる処理を主に実行する音声認識・応答部10と、WWWサーバー機能を主体とした検索部20とにより構成され、検索部20の検索エンジンは、多数のレコードを付帯するデータベースに蓄積・管理し、入力された検索キーワードに基づいてデータベース検索を行い、該当するレコードを抽出する。そして情報検索システム1は、音声認識・応答部10と検索部20が協調動作しながらブラウザフォン30と通話やデータ通信を行い、情報検索サービスをブラウザフォン30の利用者に提供する。なお検索システム1は、公衆電話網40に接続される構成に限らず、インターネット50を利用したIP電話網を介して、あるいは直接移動体通信網41に接続されて、ブラウザフォン30と通話する構成であってもよい。
【0026】
なお、ブラウザフォン30は、自身のブラウザ機能により、移動体通信網41を介してインターネット50に接続して情報検索システム1のWWWサーバーと通信するとともに、電話機能により情報検索システム1の電話番号を発呼して情報検索システム1の音声認識・応答部10と回線接続する。
【0027】
===音声応答部===
図2に本実施例の情報検索システム1の機能ブロック構成を示した。情報検索システム1の各機能ブロックは、特定のハードウエアやコンピュータに実装されたプログラムの実行により実現される。音声認識・応答部10の電話番号取得部12は、移動体通信事業者の電話サービスにて提供される周知の電話番号通知サービスにより、ブラウザフォン30からの着呼があると、そのブラウザフォン30の個体識別情報として電話番号を取得する。呼制御部11は、ブラウザフォン30からの着呼信号を電話番号取得部12に与え、ここで電話番号が取得されたならば、この着呼に応答し、発呼してきたブラウザフォン30と回線接続して通話を可能とし、通話終了を認知したならば回線を切断する。
【0028】
音声対話部13は、呼制御部11を介して合成音声による案内メッセージ音声をブラウザフォン30に送話する。音声認識部14は、ブラウザフォンからの受話音声をテキストに変換する。応答部通信インタフェース15は、検索部20との通信制御を行い、例えば、音声認識部14が変換した検索キーワードのテキストを検索部20の検索エンジン21に送信したり、検索部20から検索キーワードに該当するレコードの数(ヒット件数)などの検索に関わる情報を受信したりする。検索件数通知制御部16は、応答部通信インタフェース15を介して検索部20から受け取った情報がヒット件数であれば、その件数を音声対話部13に送話させる。
【0029】
なお、電話番号を非通知で発呼してきた電話機については、着呼に応答しないで、回線を切断すればよい。また、電話番号取得部12が取得した電話番号が固定電話機のものであるなど、情報検索サービスの対象外の電話機からの発呼についても、電話番号を取得した時点で回線を切断すればよい。なお、番号非通知やサービス対象外の電話機の着呼に対して一度応答し、音声対話部13を介してサービス対象外である旨を送話してから切断するようにしてもよい。
【0030】
===検索部===
検索部20は、検索エンジン21とWWWサーバー22を主体に構成される。そして、音声認識・応答部10との通信制御を行い、例えば、音声認識・応答部10からの検索キーワードを受け取ったり、検索エンジン21にて抽出したレコードのヒット件数を音声認識・応答部10に通知したりする検索部通信インタフェース23と、検索エンジン21が検索結果として抽出したレコードの一覧を記載したWebページ(検索結果ページ)を作成して当該検索結果ページに所定のURLを対応付けして記憶・管理する検索結果ページ作成部24と、WWWサーバー22にアクセスしてきたブラウザの個体識別情報を取得するとともに、その個体識別情報と音声認識・応答部10の電話番号取得部12が取得した電話番号とに基づいて、アクセスしてきたブラウザが当該電話番号のブラウザフォンのブラウザであるか否かを判断する認証部25とを含んでいる。
【0031】
===情報検索サービス===
図3に、本実施例の情報検索システム1が提供する情報検索サービスの利用方法として、ブラウザフォン30と情報検索システム1とにおける通信と情報処理の流れを示した。利用者は、まず、自身の身のブラウザフォン30の電話機能により、情報検索システム1に付与されている電話番号を発呼させる。情報検索システム1の呼制御部11は、この発呼信号を電話番号取得部12に転送し、電話番号取得部12により発呼してきたブラウザフォン30の電話番号が取得されると、この発呼に応答してブラウザフォン30と回線を接続する。そして、音声対話部13により、合成音声による案内メッセージをブラウザフォン30に送話し、ブラウザフォンの利用者との通話を開始する(s1〜s3)。
【0032】
音声対話部13は、ブラウザフォン30との通話の過程で、適時に検索キーワードを音声で入力するよう促す案内メッセージを送話し、そのメッセージ呼応して利用者がブラウザフォン30を介して検索キーワードを発声すると、音声認識部14がこの発声音声を解析して検索キーワードを認識し、そのキーワードをテキストに変換し(s4、s5)、そのテキストを音声対話部13に与える。音声対話部13は、そのテキストを合成音声により復唱し、利用者に検索キーワードの正誤確認を促す(s6)。この検索キーワードの正誤確認をとるための合成音声としては、例えば「検索キーワードは、テレビ、ですね」「正しければ、ハイ、を、間違っていれば、イイエ、と発音して下さい」などと、音声認識部14が認識したテキスト「テレビ」をあらかじめ用意されている「テレビ」以外の案内メッセージに挿入した合成音声を生成し、その生成した音声をブラウザフォン30に送話すればよい。
【0033】
この案内に対する返答がブラウザフォン30からあれば、その返答の音声信号を音声認識部14に与え、音声認識部14により「ハイ」であると認識されたならば、先の「テレビ」のテキストデータが検索エンジン21へ与えられる(s7、s8→s9)。ブラウザフォン30からの返答音声が音声認識部14により「イイエ」と認識されたならば、もう一度検索キーワードの音声入力を促して通話相手の利用者に検索キーワードを再度音声入力させればよい(s8→s3)。
【0034】
情報検索システム1において、検索エンジン21は、ブラウザフォン30からの音声に基づく検索キーワードを自身のデータベースに照会し、該当するレコードを抽出し、そのレコードの件数(ヒット件数)を検索部通信インタフェース15を介して音声認識・応答部10へ送付する(s11)。検索件数通知制御部16は、そのヒット件数を応答部通信インタフェース15を介して取得し(s12)、音声対話部13に、例えば、「検索されたレコードの数は、10、件です」などとヒット件数「10」を音声で利用者に通知させる。このとき、音声対話部13は「検索結果をWebページでご覧になりますか」「ご覧になる場合は、ハイ、と」「ご覧にならない場合は、イイエ、と発音して下さい」などと、検索結果の閲覧要否を問う案内メッセージも併せて送話する(s13)。ここで、の閲覧要否確認のための案内メッセージに対するブラウザフォン30からの音声が「ハイ」であると音声認識部14が認識したならば、音声対話部13により「検索結果ページにて検索結果をご覧下さい。通話を終了します。ありがとうございました。」などの案内メッセージを送話した後、呼制御部により回線を切断して通話を終了する。あるいは、電話を切るように促す案内メッセージを送話して利用者側で回線を切断して通話を終了する(s14〜s15→s16)。「イイエ」と認識したならば、アンド検索のための追加のキーワードや新規のキーワードを受け付ける旨を合成音声により送話すればよい(s15→s3)。そして、最終的に検索キーワードが決定したならば、すなわち、閲覧要否確認のための案内メッセージに対して「ハイ」の返答が認知されたならば、その旨(検索結果ページ作成指示)が検索部20の検索結果ページ作成部24に与えられ(s17)、検索結果ページ作成部24は、この要否確認の起源となった検索キーワードによる検索結果ページを作成するとともに、この検索結果ページに電話番号取得部12により取得した電話番号を対応付けして記憶する。そして、ブラウザフォン30がブラウザ機能によってこのページを取り寄せるためにアクセスしてくるのを待機する。
【0035】
一方利用者は、情報検索システム1との通話が終了したならば、自身のブラウザフォンのブラウザ機能を起動させ、所定のURLを指定して検索システムのWWWサーバーにブラウザフォンをアクセスさせる(s21)。WWWサーバー22はアクセスしてきたブラウザから個体識別情報を取得し、この個体識別情報と先に電話番号取得部12が取得した電話番号とに基づいて、アクセスしてきたブラウザと取得した電話番号のブラウザフォン30のブラウザとが同一であるかどうかを判断する。本実施例では、ブラウザフォン30はJAVA(登録商標)実行環境を備え、JAVAアプリケーションとして当該情報検索サービスを利用するための専用プログラムがインストールされているものとする。そしてそのプログラムは、自身がインストールされているブラウザフォン30の電話番号を取得し、情報検索システム1のWWWサーバー22を同定する所定のURLに取得した電話番号をパラメータとして追記する。そして、ブラウザフォン30をその電話番号が追記されたURLにより情報検索システム1のWWWサーバー22にアクセスさせる。
【0036】
WWWサーバー22は、アクセスしてきたブラウザフォンからURLに追記されたパラメータを取得し、そのパラメータを認証部25に与える。認証部25は、そのパラメータと電話番号取得部12が取得した電話番号の数列とを比較し、その比較結果をWWWサーバー22に通知する。WWWサーバー22は、認証部25から、認証した旨の情報を受け取ると、取得したパラメータに記載されている電話番号に対応付けして記憶した検索結果ページをブラウザフォン30に返送する(s21〜s23→s24)。それによって、利用者は、自身が音声で指定した検索キーワードを含むレコードの一覧を閲覧することができる(s25)。なお、認証できなかった場合には、その旨を記載したWebページをブラウザに返送するなど、適宜なエラー処理を実行すればよい(s23→s26)。
【0037】
上述したように、本実施例の情報検索サービス方法によれば、検索キーワードを電話により音声入力できる検索エンジンにおいて、ヒット件数を確認してから抽出されたレコードの一覧を閲覧することができる。したがて、ヒット件数がゼロで検索結果ページを閲覧しても何ら情報を得ることができず、通信費や通信時間を無駄にすることがない。また、抽出した膨大なレコードをそのまま検索結果ページに記載して利用者に閲覧させることがない。利用者がヒット件数と通信に要する時間や費用を勘案しながら、検索結果ページを閲覧するか否かを決定できる。
【0038】
===個体識別情報について===
情報検索システム1におけるブラウザフォン30の個体識別情報取得方法や認証方法は、上記実施例にかぎらず、種々の方法が考えられる。例えば、ブラウザフォン30は、周知のように、電話番号とは別に自身に固有の個体識別番号を記憶し、WWWサーバー22にアクセスする際には、その個体識別番号を送付するように構成されている。そこで、情報検索システム1が提供する情報提供サービスの享受者は、自身のブラウザフォン30の電話番号と装置個体識別番号とを情報検索システム1に事前登録した会員とし、情報検索システム1は、電話番号と個体識別情報とを対応付けして記憶管理する。認証部25は、WWWサーバー22にアクセスしてきたブラウザの個体識別番号が登録会員のものであり、電話番号取得部12が取得した電話番号に対応するものであれば、検索結果ページを返送する。なお、電話番号と個体識別番号を情報検索システム1に登録するためには、情報検索システム1のWWWサーバー22に電話番号を入力するためのフォームを含んだWebページを用意しておけばよい。それによって、WWWサーバー22は、ブラウザフォン30がこのWebページをとりよせ、そのページのフォームに電話番号を入力して返送してくれば、電話番号と個体識別番号とを同時に取得できる。なお、情報検索サービスを会員制とすることで、会員以外のブラウザフォン30やサービス対象以外の電話機(例えば、一般の加入者電話など)からの呼があった場合、情報検索サービスに関わる処理を実行する前にそれらの電話機からの呼を切断することができる。
【0039】
なお、移動体通信事業者によって、例えば、移動体通信網41に直結するWebサイト、いわゆる「公式サイト」とよばれるWWWサーバー22では、アクセスしてきたブラウザフォンの電話番語を取得できる場合もあり得る。このような場合、認証部25は、アクセスしてきたブラウザが電話番号を送付してくれば、その電話番号を個体識別情報として電話番号取得部12が取得した電話番号と直接比較し、アクセスしてきたブラウザが検索結果ページの送付対象となるブラウザフォン30であるか否かを判断する。また、公衆電話網40からの発呼信号に個体識別番号を含ませることも技術的には可能である。この場合には、電話番号取得部12に代えて、発呼してきたブラウザフォンの個体識別番号を取得する手段を設けることになる。そして、認証部25は、WWWサーバー22にアクセスしてきたブラウザから取得した個体識別番号と電話番号取得部12に代替する手段が取得した個体識別番号とを比較する。
【0040】
===検索結果の閲覧指示について===
検索結果ページに記載するレコードの数を利用者が指定できるようにしてもよい。たとえば、音声対話部13によりヒット件数を利用者に通知した上で、検索結果ページに記載するレコード数を指定するように利用者に促す。レコード数の指定は、1件単位あるいは所定の件数単位(例えば、5件単位など)でもよい。あるいは、指定できる件数(5件、10件、20件など)を提示して選択させてもよい。件数の指定は、音声で指定してもよいし、テンキー入力でもよい。そして、検索キーワードに該当する全てのレコードから、指定の件数分のレコードを抽出して検索結果ページを作成する。
【0041】
===アンド検索について===
複数の検索キーワードによるアンド検索をする場合、上記実施例では、利用者が音声入力した検索キーワードを受け付けたならば、その検索キーワードを確定するか、さらに検索キーワードを追加するかを合成音声により問い合わせるようにしていた。この例に限らず、一つの検索キーワードに対するヒット件数を通知してから再度追加の検索キーワードを受け付けるようにしてもよい。それによって利用者は、検索キーワードを追加する度にヒット件数を確認することができ、1ページ分の検索結果ページに目的とする情報がありそうな件数になるまで徐々にレコードを絞り込むことができる。
【0042】
また、アンド検索をした結果、ヒット件数が極めて少なくなったり、場合によってはゼロになったりする可能性がある。このような場合に対応し、最後に受け付けた検索キーワードの一つ前に受け付けた検索キーワードまで戻って、その一つ前までの検索キーワードによるヒット件数を再度通知するようにしてもよい。前に戻る受付回数を利用者が指定できるようにしてもよい。
【0043】
===検索キーワードの提示機能===
アンド検索は情報を確実に絞り込むことができる反面、検索キーワードの組み合わせを間違えると利用者が目的とする情報が検索結果索に反映されない場合がある。特に不慣れな人は、複数の検索キーワードを適切に選択することが難しい。そこで、過去にアンド検索されたキーワードのセットを記録しておき、その記録(クエリーログ)に基づいて、利用者が指定した検索キーワードとセットになっている指定回数が多い検索キーワードを音声によって提示し、アンド検索を促すようにしてもよい。利用者がその提示された検索キーワードによる検索を了承すれば、利用者自身が指定した検索キーワードと提示した検索キーワードとによりアンド検索を行う。それによって、検索に不慣れな人が目的とする情報を入手できる可能性が高くなる。
【0044】
また、利用者は目的とする情報にある程度指向性があり、同じ情報を検索するために再度検索システムを利用する可能性が高い。そこで、検索システムは個体識別情報により利用者を識別していることから、利用者別にクエリーログを記録しておき、ある利用者からある検索キーワードを受け付けた際、過去にも同じ利用者からその検索キーワードを受け付けており、かつ他の検索キーワードともにアンド検索をしたことがある場合、この他の検索キーワードを提示してアンド検索を促すようにしてもよい。それによって利用者は、自身の嗜好にあった情報を過去の自分の検索履歴に基づいて速やかに入手することができる。
【0045】
===利用者のコンピュータについて===
移動体通信網は、IP電話網であってもよい。電話機能によって検索システムと通話可能であるともに、ブラウザ機能により検索システムが用意した検索結果ページを閲覧できるのであれば、利用者のコンピュータはブラウザフォンでなくてもよい。ヘッドセットやUSBインタフェースなどに接続する受話器タイプの周辺機器(ハンドフォンなど)を備えるとともに、周知のVoIP手順によりIP電話網と通話可能に接続するためのプログラムを実装したパーソナルコンピュータであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の実施例における情報検索サービス方法が実施される情報通信ネットワークの構成図である。
【図2】上記サービスを実施する情報検索システムの機能ブロック図である。
【図3】上記サービスの実施手順図である。
【符号の説明】
【0047】
1 情報検索システム 10 音声認識・応答部
11 呼制御部 12 電話番号取得部
13 音声対話部 14 音声認識部
16 検索件数通知制御部 20 検索部
21 検索エンジン 22 WWWサーバー
24 検索結果ページ作成部 30 ブラウザフォン
40 公衆電話網 41 移動体通信網
50 インターネット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信回線に接続されるとともに、多数のレコードを蓄積したデータベースに検索キーワードを照会して該当するレコードを抽出する検索サーバーと、合成音声による自動音声応答が可能な電話通話機能とを備えたコンピュータシステムにより、電話機能とブラウザとを備えた端末の利用者を対象として情報検索サービスを実施するための方法であって、
前記コンピュータシステムが、
電話機能により所定の電話番号を発呼してアクセスしてきた端末Aの個体識別情報Bを取得する個体識別情報取得ステップと、
端末Aと回線接続して自動音声応答通話を開始する通話ステップと、
端末Aとの通話中に受話した検索キーワードを音声認識してテキストに変換する音声認識ステップと、
前記テキストを検索サーバーに与えて該当するレコードを検索する検索ステップと、
を実行することを特徴とする情報検索サービス方法。
【請求項2】
請求項1において、前記検索ステップにより検索した前記レコードの件数を取得する検索件数取得ステップと、前記レコードの件数を自動音声応答機能により端末Aに送話するヒット件数通知ステップと、を実行することを特徴とする情報検索サービス方法。
【請求項3】
請求項2において、レコードの件数を送話した端末Aから、検索実行指示の旨を音声により受け取ると、前記検索ステップにより検索した該当レコードの一覧をWebページに作成し、当該Webページを個体識別情報Bに対応付けして記憶する検索結果ページ作成ステップを実行することを特徴とする情報検索サービス方法。
【請求項4】
請求項3において、端末Cが所定のURLを指定して検索サーバーにアクセスしてくると、端末Cの個体識別情報Dを取得し、個体識別情報Bと個体識別情報Dとに基づいて端末Aと端末Cが同一の端末であるか否かを判断する認証ステップと、前記認証ステップにより、端末Cが端末Aであると認知したならば、前記検索結果ページ作成ステップにより作成した個体識別情報Bに対応付けして記憶した前記Webページを端末Cに返送する検索結果提示ステップと、を実行することを特徴とする情報検索サービス方法。
【請求項5】
通信回線に接続されるとともに、電話機能とブラウザとを備えた端末の利用者を対象として情報検索サービスを実施するためのコンピュータシステムであって、
多数のレコードを蓄積したデータベースに検索キーワードを照会して該当するレコードを抽出する検索サーバーと、
公衆電話網を介して接続している電話機と合成音声によって通話する自動音声応答手段と、
電話機能により所定の電話番号を発呼してアクセスしてきた端末Aの個体識別情報Bを取得する個体識別情報取得手段と、
端末Aと回線接続して自動音声応答通話を開始する通話手段と、
端末Aとの通話中に受話した検索キーワードを音声認識してテキストに変換する音声認識手段と、
前記テキストを検索サーバーに与えて該当するレコードを検索する検索手段と、
を備えたことを特徴とする情報検索システム。
【請求項6】
請求項5において、前記検索手段が検索したレコードの件数を取得する検索件数取得手段と、前記レコードの件数を前記自動音声応答機能により端末Aに送話するヒット件数通知手段と、を備えたことを特徴とする情報検索システム。
【請求項7】
請求項6において、前記レコードの件数を送話した端末Aから、検索実行指示の旨を音声により受け取ると、前記検索手段が検索した該当レコードの一覧をWebページに作成し、当該Webページを個体識別情報Bに対応付けして記憶する検索結果ページ作成手段を備えたことを特徴とする情報検索システム。
【請求項8】
請求項7において、端末Cが所定のURLを指定して前記検索サーバーにアクセスしてくると、当該端末Cの個体識別情報Dを取得し、個体識別情報Bと個体識別情報Dとに基づいて端末Aと端末Cが同一の端末であるか否かを判断する認証手段と、前記認証手段により、端末Cが端末Aであると認知したならば、前記検索結果ページ作成手段が作成した個体識別情報Bに対応付けして記憶した前記Webページを端末Cに返送する検索結果提示手段と、
を備えたことを特徴とする情報検索システム。
【請求項9】
請求項5〜8のいずれかにおいて、前記検索サーバーが過去に前記データベースに照会した複数の検索キーワードからなるワードセットについて、その照会履歴を記憶したクエリーデータベースと、前記音声認識手段が認識した検索キーワードEを前記クエリーデータベースに照会し、検索キーワードEとセットになっている検索キーワードFを取得するワードセット取得手段と、検索キーワードFを前記利用者コンピュータAに通知させるとともに、音声応答手段により検索キーワードEと検索キーワードFによるアンド検索の実行要否確認をとらせる検索キーワード提示手段とを備え、
前記検索手段は、前記検索キーワード提示手段による前記要否確認に対してアンド検索を実行する旨が利用者コンピュータAから送話されてくると、検索キーワードEと検索キーワードFによるアンド検索を実行することを特徴とする情報検索システム。
【請求項10】
請求項9において、前記クエリーデータベースは、前記ワードセットの照会履歴に個体識別情報を対応付けして記憶し、前記検索キーワード提示手段は、前記個体識別情報取得手段が取得した個体識別情報Bと前記音声認識手段が認識した検索キーワードGとを前記クエリーデータベースに照会し、個体識別情報Bと検索キーワードGの双方に対応づけされたワードセットを抽出するとともに当該検索キーワードGとセットになっている検索キーワードHを前記音声応答手段により前記利用者コンピュータAに通知することを特徴とする情報検索システム。
【請求項11】
電話機能とブラウザとを備えた端末の利用者を対象として情報検索サービスを実施するために、通信回線に接続されるとともに、多数のレコードを蓄積したデータベースに検索キーワードを照会して該当するレコードを抽出する検索サーバーと、自動音声応答機能とを備えたコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
電話機能により所定の電話番号を発呼してアクセスしてきた端末Aの個体識別情報Bを取得する個体識別情報取得ステップと、
端末Aと回線接続して自動音声応答通話を開始する通話ステップと、
端末Aとの通話中に受話した検索キーワードを音声認識してテキストに変換する音声認識ステップと、
前記テキストを検索サーバーに与えて該当するレコードを検索するステップと、
を実行させることを特徴とする情報検索プログラム。
【請求項12】
請求項11において、前記検索ステップにより検索したレコードの件数を取得する検索件数取得ステップと、前記レコードの件数を自動音声応答機能により端末Aに送話するヒット件数通知ステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする情報検索プログラム。
【請求項13】
請求項12において、前記レコードの件数を送話した端末Aから、検索実行指示の旨を音声により受け取ると、前記検索ステップにより検索した該当レコードの一覧をWebページに作成し、当該Webページを個体識別情報Bに対応付けして記憶する検索結果ページ作成ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする情報検索プログラム。
【請求項14】
請求項13において、端末Cが所定のURLを指定して検索サーバーにアクセスしてくると、端末Cの個体識別情報Dを取得し、個体識別情報Bと個体識別情報Dとに基づいて端末Aと端末Cが同一の端末であるか否かを判断する認証ステップと、前記認証ステップにより、端末Cが端末Aであると認知したならば、前記検索結果ページ作成ステップにより作成した個体識別情報Bに対応付けして記憶した前記Webページを端末Cに返送する検索結果提示ステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする情報検索プログラム。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2007−34465(P2007−34465A)
【公開日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−213884(P2005−213884)
【出願日】平成17年7月25日(2005.7.25)
【出願人】(500257300)ヤフー株式会社 (1,128)
【Fターム(参考)】