説明

情報表示プログラム、情報表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報表示方法、情報表示装置及び情報提供システム

【課題】ユーザが興味のある商品に関する情報を容易に確認することのできる情報表示プログラム等を提供する。
【解決手段】商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を表示部に表示させ、選択操作により選択された商品の商品画像と、表示情報に含まれる商品画像以外の商品画像との類似度を算出し、類似度に基づいて選択操作により選択された商品の商品画像と商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定し、判定結果が非類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報表示プログラム、情報表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報表示方法、情報表示装置及び情報提供システムの技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、インターネット上に存在するさまざまな情報に対してキーワードなどを予め設定し、検索のために入力されるキーワードと前記設定されたキーワードに基づいて前記対応する情報を抽出して提供する検索サイトが知られている。このような検索サイトによれば、ユーザはインターネット上に存在するさまざまな情報を検索することが可能であり、興味ある情報に関するキーワードを入力して検索することによって入力したキーワードに対応した情報を取得することができる。
【0003】
一方、特許文献1には、端末装置から商品を検索するための検索キーワードを受信し、検索キーワードに基づいて商品を検索し、検索結果をユーザの指定した優先順位(例えば、価格順)に基づいて表示させる表示データを端末装置に送信する技術が開示される。このような技術は、ユーザが大量の検索結果の中から最安値の商品を特定する際などに有用である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−318814号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の技術では、ユーザが興味のある商品に関する情報(例えば、価格情報)を取得しようとする場合に、当該商品を示す検索キーワード(例えば、商品の名称や型番)を指定すると、当該商品のみならず当該商品に関連する商品(付属品、消耗品、関連商品等)も検索結果として出力されてしまう。したがって、ユーザは興味のある商品に関する情報を一つ一つ確認しなければならず、利便性に欠ける場合があった。
【0006】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、ユーザが興味のある商品に関する情報を容易に確認することのできる情報表示プログラム、情報表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報表示方法、情報表示装置及び情報提供システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コンピュータを、商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段、前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段、前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段、前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を算出する類似度算出手段、前記算出された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定する判定手段、前記判定手段による判定により非類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段、として機能させることを特徴とする情報表示プログラムである。
【0008】
この発明によれば、ユーザにより選択された商品に対応する商品画像と非類似の商品画像に対応する商品情報の視認性が低下する。したがって、ユーザは興味のある商品に関する情報を容易に確認することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、コンピュータを、商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段、前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段、前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段、前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を類似度算出装置から取得する類似度取得手段、前記取得された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定する判定手段、前記判定手段による判定により非類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段、として機能させることを特徴とする情報表示プログラムである。
【0010】
この発明によれば、ユーザにより選択された商品に対応する商品画像と非類似の商品画像に対応する商品情報の視認性が低下する。したがって、ユーザは興味のある商品に関する情報を容易に確認することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、コンピュータを、商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段、前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段、前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段、前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を算出する類似度算出手段、前記算出された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が類似であるか否かを判定する判定手段、前記判定手段による判定により類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段、として機能させることを特徴とする情報表示プログラムである。
【0012】
この発明によれば、表示情報により表示される商品のうち特定の商品以外の様々な商品にユーザが興味がある場合に、ユーザは当該特定の商品を選択することにより、当該特定の商品に対応する商品情報の視認性を低下させることができ、当該特定の商品以外の様々な商品の商品情報を容易に確認することができる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示プログラムであって、前記視認性低下手段としての前記コンピュータを、前記商品情報に含まれる一部の商品情報のみ視認性を低下させるように機能させることを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、ユーザは視認性が低下されていない部分の商品情報を把握することができる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項1又は4に記載の情報表示プログラムであって、コンピュータを、商品を検索するための検索条件を受け付ける検索条件受付手段、前記受け付けられた検索条件を示す検索条件情報を、情報提供サーバに対して送信する検索条件送信手段、として更に機能させ、前記表示情報取得手段としての前記コンピュータを、前記情報提供サーバから、前記表示情報と、当該表示情報が表示する商品画像間の類似度を示す類似度情報とを取得するように機能させ、前記判定手段としての前記コンピュータを、前記取得された類似度情報の示す類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定するように機能させることを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、選択操作により選択された商品の商品画像と、表示情報に含まれるその他の商品画像との類似度を算出する処理に対するコンピュータの処理負担を軽減することができる。
【0017】
請求項6に記載の発明は、請求項1又は4に記載の情報表示プログラムであって、コンピュータを、商品を検索するための検索条件を受け付ける検索条件受付手段、前記受け付けられた検索条件を示す検索条件情報を、情報提供サーバに対して送信する検索条件送信手段、前記表示情報に含まれる前記選択操作により選択された商品以外の商品に対応する商品画像であって、前記表示情報に含まれていない商品画像を、前記情報提供サーバから取得する商品画像取得手段、として更に機能させ、前記表示情報取得手段としての前記コンピュータを、前記情報提供サーバから、前記表示情報を取得するように機能させ、前記類似度算出手段としての前記コンピュータを、前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記商品画像取得手段により取得された商品画像との類似度を更に算出するように機能させることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、表示情報に含まれる商品と対応付けられてはいるが表示情報に表示されていない商品画像についても、ユーザにより選択された商品画像との類似度算出と、非類似であるかの判定が行われる。したがって、ユーザに、興味のある商品に関する情報をより高い精度で確認させることができる。
【0019】
請求項7に記載の発明は、コンピュータを、商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段、前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段、前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段、前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を算出する類似度算出手段、前記算出された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定する判定手段、前記判定手段による判定により非類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段、として機能させる情報表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0020】
請求項8に記載の発明は、コンピュータにより実行される情報表示方法であって、商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得するステップと、前記取得した表示情報を表示部に表示させるステップと、前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出するステップと、前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を算出するステップと、前記算出した類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定するステップと、前記判定により非類似と判定した商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させるステップと、を含むことを特徴とする情報表示方法である。
【0021】
請求項9に記載の発明は、商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段と、前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段と、前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段と、前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を算出する類似度算出手段と、前記算出された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定により非類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段と、を備えることを特徴とする情報表示装置である。
【0022】
請求項10に記載の発明は、ネットワークを介して接続された情報表示装置と情報提供サーバとを含む情報提供システムであって、前記情報表示装置は、商品を検索するための検索条件を受け付ける検索条件受付手段と、前記受け付けられた検索条件を示す検索条件情報を、情報提供サーバに対して送信する検索条件送信手段と、前記情報提供サーバから、商品画像を含む商品情報を前記検索条件を満たす商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段と、前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段と、前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段と、前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれるその他の商品画像との類似度を算出する類似度算出手段と、前記算出された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定により非類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段と、を備え、前記情報提供サーバは、前記検索条件送信手段により送信された検索条件情報に基づいて、前記表示情報を生成する表示情報生成手段と、前記生成された表示情報を前記情報表示装置に送信する表示情報送信手段と、を備えることを特徴とする情報提供システムである。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、ユーザにより選択された商品に対応する商品画像と非類似の商品画像に対応する商品情報の視認性が低下する。したがって、ユーザは興味のある商品に関する情報を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】ショッピングシステムSの概要構成の一例を示す図である。
【図2】ショッピングサーバ2の概要構成例を示すブロック図である。
【図3】各データベースに登録される情報の構成例を示す図である。
【図4】ショッピングシステムSの情報提供処理時の動作例を示すシーケンス図である。
【図5】検索結果ページの表示例を示す図である。
【図6】検索結果ページの表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、ショッピングシステムについて本発明を適用した場合の実施形態である。
【0026】
[1.ショッピングシステムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係るショッピングシステムSの構成及び機能概要について、図1を用いて説明する。
【0027】
図1は、本実施形態に係るショッピングシステムSの概要構成の一例を示す図である。
【0028】
図1に示すように、ショッピングシステムS(「情報提供システム」の一例)は、複数のユーザ端末1−k(k=1,2,3・・・n)(「情報表示装置」の一例)と、ショッピングサーバ2(「情報提供サーバ」の一例)と、を含んで構成されている。ユーザ端末1−kと、ショッピングサーバ2とは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
【0029】
ショッピングサーバ2は、複数の店舗が参加するショッピングモールサイトを提供するサーバであって、例えば、Webサーバ、アプリサーバ、及びデータベースサーバ等の機能を有する1又は複数のサーバコンピュータからなる。また、ショッピングサーバ2は、ユーザがユーザ端末1−kにて選択した商品画像と同一又は類似する商品画像を検索し、検索した商品画像に対応する商品情報に基づいて、商品の価格が最も低い店舗に関する情報をユーザに提供する。
【0030】
図2は、ショッピングサーバ2の概要構成例を示すブロック図である。
【0031】
図2に示すように、ショッピングサーバ2は、大別して、通信部21、記憶部22、及びシステム制御部23から構成されている。
【0032】
通信部21は、ネットワークNWに接続して、ユーザ端末1−k等との通信状態を制御する。
【0033】
記憶部22は、例えばハードディスクドライブやフラッシュメモリ等の記憶媒体により構成されており、OS(Operating System)及びサーバプログラム(情報提供処理プログラム等)を記憶している。また、ショッピングモールサイトにおけるWebページの各種素材データ等の各種データを記憶している。
【0034】
また、記憶部22には、店舗データベース(DB(database))221、商品DB222及び画像DB223等が構築されている。なお、記憶部22は、本発明の記憶手段として機能する。
【0035】
図3は、各データベースに登録される情報の構成例を示す図である。
【0036】
図3(A)に示す店舗DB221には、ショッピングモールサイトにおいて商品を販売する店舗に関する店舗情報が店舗毎に店舗IDと対応付けられて登録されている。店舗情報としては、例えば、店舗の名称、住所、電話番号、メールアドレス、店舗の説明情報等が登録されている。
【0037】
図3(B)に示す商品DB222には、ショッピングモールサイトSにおいて販売されている商品に関する商品情報が、商品を販売する店舗の店舗ID及び商品IDと対応付けられて登録されている。商品情報としては、商品名、商品価格、メーカー名、商品の説明情報、商品の画像データに対応する画像ID等が登録されている。また、画像IDは、画像DB223に登録されている画像データに対応しており、少なくとも一つ以上登録されている(画像ID(0)〜画像ID(k))。その中でも画像ID(0)は、その商品の代表画像データに対応している。なお、異なる店舗で販売される同一商品について同一の画像データが用いられる場合にも、それぞれ店舗毎に異なる画像IDが割り当てられている(つまり、画像IDから店舗を特定することができるようになっている)。
【0038】
図3(C)に示す画像DB223には、上記画像IDに対応する画像データが登録されている。なお、画像ID(0)に対応している代表画像データは、後述する検索結果ページの商品一覧301に表示される商品画像311を表示するための画像データである。
【0039】
また、図示しないが、記憶部22には、ユーザの指定したキーワードに基づいて商品を検索する際に用いられるキーワード検索用DBが構築されている。キーワード検索用DBを用いた商品検索については公知のキーワード検索技術により行われるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0040】
システム制御部23は、CPU(Central Processing Unit)23a、ROM(Read Only Memory)23b、RAM(Random Access Memory)23c等により構成されている。そして、システム制御部23は、CPU23aが、ROM23bや記憶部22に記憶されたサーバプログラムを読み出し実行することにより、本発明の表示情報生成手段、及び表示情報送信手段等として機能し、後述する処理を行う。
【0041】
一方、ユーザ端末1−kは、図示しないが、例えば、CPU、RAM、ROM等を有するシステム制御部と、例えばハードディスクドライブやフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成される記憶部と、ショッピングサーバ2等との間で通信を行うための通信部と、ユーザにより操作される操作部と、ショッピングサーバ2から提供された各種画面(例えば、Webページ)を表示する表示部と、を備えている。ユーザ端末1−kには、例えば、PC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA等が適用できる。
【0042】
なお、ユーザ端末1−kの記憶部は情報表示プログラム(本発明の「情報表示プログラム」の一例)等を記憶しており、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、本発明の表示情報取得手段、表示制御手段、選択操作検出手段、類似度算出手段、判定手段、視認性低下手段、検索条件受付手段、検索条件送信手段及び商品画像取得手段等として機能し、後述する処理を行う。なお、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、情報表示プログラムが記録された記録媒体(例えば、CD(Compact Disc)やUSB(Universal Serial Bus)メモリ等)から情報表示プログラムを読み取り、記憶部に記憶させる。或いは、情報表示プログラムを配布しているサーバからネットワークNWを介して当該情報表示プログラムを受信し、記憶部に記憶させる。
【0043】
[2.ショッピングシステムSにおける情報提供処理]
次に、ショッピングシステムSにおける情報提供処理について、図4を用いて説明する。
【0044】
図4は、ショッピングシステムSの情報提供処理時の動作例を示すシーケンス図である。なお、図4に示す処理は、ユーザ端末1−kにおいてWebブラウザが起動され、ショッピングモールサイトの商品検索画面が表示部に表示されている状態から開始される。商品検索画面は、商品を検索するための検索キーワード等の検索条件を入力することができるようになっている。
【0045】
図4において、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、商品検索画面において商品を検索するための検索条件の入力を受け付ける(ステップS11)。ユーザ端末1−kのシステム制御部は、検索条件の入力が完了したと判定すると、入力された検索条件を示す検索条件情報をショッピングサーバ2に対して送信する(ステップS12)。
【0046】
ショッピングサーバ2のシステム制御部23は、検索条件情報を受信すると検索条件を満たす商品を検索する検索処理を行う(ステップS13)。この検索処理は、上述したようにキーワード検索用DBを用いた公知のキーワード検索技術により行われる。例えば、シェーバーの型番「SH−AAAA」が検索キーワードとして入力された場合には、型番が「SH−AAAA」であるシェーバーだけではなく、このシェーバーで用いられる替え刃やオイル等の関連商品も検索結果として得られる。なお、この検索処理では、同一商品であっても販売している店舗が異なる場合には、別個に検索される。例えば、同一商品が店舗A、店舗B、店舗Cで販売されている場合には、その商品は3件検索されることとなる。
【0047】
次いで、ショッピングサーバ2のシステム制御部23は、検索結果を表示させるための検索結果ページ(「検索結果ページ」の一例)をユーザ端末1−kに送信する(ステップS14)。これに対して、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、受信した検索結果ページを表示部に表示させる(ステップS15)。
【0048】
ここで、図5を用いて、検索結果ページについて説明する。図5は、検索結果ページの表示例を示す図である。図5に示すように、検索結果ページには、商品一覧301、ソート条件リンク群302等が表示される。商品一覧301は、検索条件に基づいて検索された商品の一覧が表示されている。具体的には、商品一覧301は、検索されたそれぞれの商品に関する個別商品情報を表示する個別商品情報表示欄310(個別商品情報表示欄310a〜個別商品情報表示欄310f、・・・)から構成される。個別商品情報表示欄310には、個別商品情報として商品画像311、メーカー名312、商品名313、商品説明314、商品価格315、及び店舗名316が表示される。これらの個別商品情報は、それぞれハイパーリンクになっており、ユーザにクリックされることにより、該当商品に関する詳細な情報を表示する個別商品ページ(図示しない)に遷移するようになっている。
【0049】
ソート条件リンク群302は、ソート条件をユーザが選択するためのリンクを複数含む。ソート条件とは、商品一覧301に商品を表示させる順番をソートするための条件を示す。ソート条件としては、例えば、商品の価格が安い順、商品の価格が高い順、新着順、感想の件数が多い順、販売する店舗の評価が高い順がある。ソート条件リンク群302の中の何れかのリンクがユーザにより選択されると、選択されたリンクに対応するソート条件に従って商品一覧301に表示される商品が並べ換えられる。
【0050】
ユーザ端末1−kのシステム制御部は、検索結果ページを表示させている際に、ユーザにより個別商品ページ表示操作(個別商品情報表示欄310内の何れかのリンクをクリックする操作)が行われるのを監視している(ステップS16:NO)。ユーザ端末1−kのシステム制御部は、個別商品ページ表示操作が行われたと判定すると(ステップS16:YES)、操作対象となった商品を識別するための操作商品情報を含む個別商品ページリクエストをショッピングサーバ2に対して送信する(ステップS17)。
【0051】
ショッピングサーバ2のシステム制御部23は、個別商品ページリクエストを受信すると、個別商品ページをユーザ端末1−kに対して送信する。これに対して、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、個別商品ページを表示部に表示させる(ステップS19)。個別商品ページには、代表画像データ以外の画像データや、商品の詳細情報や、店舗に関する詳細情報(支払方法、発送方法等)などが表示される。
【0052】
また、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、ステップS17及びステップS19の処理を行う一方、類似度算出処理を行う(ステップS20)。類似度算出処理は、ステップS15の処理で表示した検索結果ページに含まれる各商品画像311(代表画像データ)と、個別商品ページ表示操作の対象となった商品に対応する商品画像311(代表画像データ)の類似度を算出する処理である。類似度算出処理は、例えば公知のオブジェクト認識アルゴリズムであるSIFT(Scale Invariant Feature Transform)やSURF(Speeded Up Robust Features)等を用いて行われ、類似度が数値が算出されるようになっている。なお、SIFTやSURFについては公知の技術であるので、詳細な説明を省略する。
【0053】
次いで、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、非類似画像判定処理を行う(ステップS21)。具体的には、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、類似度算出処理(ステップS20)により算出した類似度と閾値とを比較することにより、個別商品ページ表示操作により選択された商品の商品画像311(代表画像データ)と非類似である商品画像311(代表画像データ)を判定する。例えば、類似度が閾値以上の場合には類似と判定し、類似度が閾値未満の場合には非類似と判定する。なお、同一の画像データ同士の類似度は極めて高い数値となるので、類似と判定される(つまり、同一の画像データである場合にも類似と判定される)。
【0054】
なお、非類似画像判定処理(ステップS21)において、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、類似度と閾値との比較により非類似画像を判定する代わりに、類似度が高い方から所定数(例えば、5つ)までの商品画像311を類似である、それ以外は非類似であると判定する構成としてもよい。また、類似度と閾値との比較により非類似画像が一つもないと判定した場合にのみ、当該構成とすることとしてもよい。
【0055】
次いで、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、非表示処理を行う(ステップS22)。具体的には、非類似画像判定処理(ステップS21)により、個別商品ページ表示操作により選択された商品の商品画像311(代表画像データ)と非類似であると判定した商品画像311(代表画像データ)に対応する個別商品情報表示欄310に対して非表示処理を行う。非表示処理とは、例えば、(i)個別商品情報表示欄310全体を非表示としたり、(ii)商品画像311のみを非表示としたり、(iii)商品画像311のみが表示されるようにその他の個別商品情報を非表示としたりする処理である。また、(i)個別商品情報表示欄310自体を非表示とする場合には、非表示としない個別商品情報表示欄310を詰めて表示することとしてもよい。また、非表示処理を行う場合、非表示処理を施した部分をユーザが閲覧できるように非表示解除ボタンを検索結果ページに設け、該非表示解除ボタンがクリックされた際には、非表示を解除するように構成してもよい。
【0056】
また、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、個別商品ページを表示させている際に、ユーザにより検索結果ページ表示操作(例えば、個別商品ページ内に設けられた検索結果ページに戻るためのボタンやブラウザ固有の前の表示画面に戻るためのボタンをクリックする操作)が行われるのを監視している(ステップS23:NO)。ユーザ端末1−kのシステム制御部は、検索結果ページ表示操作が行われたと判定すると(ステップS23:YES)、ステップS22において非表示処理を施した検索結果ページを表示部に表示させる(ステップS24)。なお、図6は、個別商品情報表示欄310a、個別商品情報表示欄310d及び個別商品情報表示欄310eに対して非表示処理を行うとともに、非表示解除ボタン303が設けた際の検索結果ページの表示例を示す図である。
【0057】
以上説明したように、本実施形態におけるユーザ端末1−kのシステム制御部は、商品画像311と商品情報(メーカー名312、商品名313、商品説明314、商品価格315、及び店舗名316)を表示する個別商品情報表示欄310を含む検索結果ページを表示部に表示させ、個別商品ページ表示操作(「選択操作」の一例)を検出する。また、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、個別商品ページ表示操作により選択された商品の商品画像311と、検索結果ページに含まれるその他の商品画像311との類似度を算出し、算出した類似度と閾値とを比較することにより、個別商品ページ表示操作により選択された商品の商品画像311と非類似である商品画像311を判定する。そして、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、判定により非類似と判定した商品画像311に対応する個別商品情報表示欄310(「商品情報」の一例)に対して、視認性を低下させるために非表示処理を行う。
【0058】
このユーザ端末1−kによれば、ユーザにより選択された商品に対応する商品画像311と非類似の商品画像311に対応する個別商品情報表示欄310の視認性が低下する。したがって、ユーザは興味のある商品に関する情報を容易に確認することができる。例えば、検索結果ページに、ユーザが興味のある商品以外の商品が含まれる場合であっても、ユーザは興味のある商品を選択することにより、興味のない商品を非表示とし、興味のある商品に関する情報を容易に確認することができる。
【0059】
また、ユーザ端末1−kのシステム制御部が、個別商品情報表示欄310の一部のみ視認性を低下させるために非表示とした場合には、ユーザは視認性が低下されていない部分の商品情報を把握することができる。
【0060】
[3.変形例]
類似度算出処理(ステップS20)において、ユーザ端末1−kのシステム制御部が、個別商品ページ表示操作(「選択操作」の一例)により選択された商品の商品画像311と、検索結果ページに含まれるその他の商品画像311との類似度を算出する代わりに、予めショッピングサーバ2において検索結果ページに含まれる各商品画像間の類似度を算出させ、算出された類似度を示す類似度情報を、ショッピングサーバ2から検索結果ページと共に受信する。そして、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、受信した類似度情報の示す類似度と閾値を比較することにより、個別商品ページ表示操作により選択された商品の商品画像311と非類似である商品画像311を判定する構成としてもよい。当該構成とした場合、類似度算出処理(ステップS20)に対するユーザ端末1−kのシステム制御部の処理負担を軽減することができる。
【0061】
なお、ショッピングサーバ2において、更に、上記算出した類似度と閾値とを比較させることにより、検索結果ページに含まれる何れの商品画像311が何れの商品画像311と非類似であるかを判定させる。そして、ユーザ端末1−kのシステム制御部は、当該判定結果を示す非類似情報を受信し、当該非類似情報に基づいて、個別商品ページ表示操作により選択された商品の商品画像311と、非類似である画像情報311に対応する個別商品情報表示欄310に対して、非表示処理を行う構成としてもよい。当該構成とした場合、類似度算出処理(ステップS20)及び非類似画像判定処理(ステップS21)に対するユーザ端末1−kのシステム制御部の処理負担を軽減することができる。
【0062】
また、類似度算出処理(ステップS20)において、ユーザ端末1−kのシステム制御部が、個別商品ページ表示操作(「選択操作」の一例)により選択された商品の商品画像311と、検索結果ページに含まれるその他の商品画像311との類似度を算出するのではなく、ユーザ端末1−kのシステム制御部(「類似度取得手段」の一例)が、個別商品ページ表示操作により選択された商品の商品画像311と、検索結果ページに含まれるその他の商品画像311との類似度の算出要求をショッピングサーバ2(「類似度算出装置」の一例)に送信し、ショッピングサーバ2のシステム制御部23により算出された類似度を取得(受信)するように構成してもよい。当該構成とした場合、類似度算出処理(ステップS20)に対するユーザ端末1−kのシステム制御部の処理負担を軽減することができる。
【0063】
また、ユーザ端末1−kのシステム制御部が、類似度算出処理(ステップS20)を行うにあたり、検索結果ページにおいて個別商品ページ表示操作により選択された商品以外の商品に対応する画像データであって、検索結果ページに表示されていない画像データをショッピングサーバ2から受信し、個別商品ページ表示操作により選択された商品の商品画像311と、受信した各画像データとを更に比較することとしてもよい。この場合、検索結果ページに含まれる商品と対応付けられてはいるが検索結果ページに表示されていない画像データについても、ユーザにより選択された商品画像311との類似度算出処理と、非類似画像判定処理が行われる。したがって、ユーザに、興味のある商品に関する情報をより高い精度で確認させることができる。
【0064】
また、ユーザ端末1−kのシステム制御部が、非表示処理(ステップS22)の代わりに、視認性低下処理(「視認性低下処理」の一例)を行うこととしてもよい。視認性低下処理とは、対象とする個別商品情報表示欄310全体或いはその一部を視認しづらくするための処理であって、例えば、個別商品情報表示欄310全体或いはその一部について、マスク処理を施したり、文字及び商品画像の大きさを小さくしたり、文字及び商品画像の色を薄くしたりする処理である。
【0065】
ところで、上記実施形態におけるユーザ端末1−kのシステム制御部は、個別商品ページ表示操作により選択された商品に対応する商品画像311と非類似の商品画像311に対応する個別商品情報表示欄310に対して非表示処理(「視認性低下処理」の一例)を行うが、これに変えて、ユーザ端末1−kのシステム制御部が、個別商品ページ表示操作の操作対象となった商品に対応する商品画像311と類似(同一を含む)の商品画像311に対応する個別商品情報表示欄310或いはその一部に対して非表示処理(「視認性低下処理」の一例)を行う構成とする。この構成とした場合、検索結果ページにより表示される商品のうち特定の商品以外の様々な商品にユーザが興味がある場合に、ユーザは当該特定の商品を選択することにより、当該特定の商品に対応する検索結果ページを非表示とさせることができ、当該特定の商品以外の様々な商品の商品情報を容易に確認することができる。例えば、ユーザがあるバイクの複数種類の部品に興味があって、検索条件として当該バイクの商品名(又は型名)を入力したとする。すると、検索結果ページには、当該バイク本体に対応する個別商品情報表示欄310と、複数種類の部品にそれぞれ対応する個別商品情報表示欄310が表示される。このとき、ユーザは、バイク本体に対応するハイパーリンクを選択することにより、複数種類の部品にそれぞれ対応する個別商品情報表示欄310のみを表示させることができる。
【0066】
なお、上述した各変形例は、適宜、組み合わせることができる。
【符号の説明】
【0067】
1−k ユーザ端末
2 ショッピングサーバ
21 通信部
22 記憶部
221 店舗DB
222 商品DB
223 画像DB
23 システム制御部
NW ネットワーク
S ショッピングシステム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータを、
商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段、
前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段、
前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段、
前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を算出する類似度算出手段、
前記算出された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定する判定手段、
前記判定手段による判定により非類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段、
として機能させることを特徴とする情報表示プログラム。
【請求項2】
コンピュータを、
商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段、
前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段、
前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段、
前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を類似度算出装置から取得する類似度取得手段、
前記取得された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定する判定手段、
前記判定手段による判定により非類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段、
として機能させることを特徴とする情報表示プログラム。
【請求項3】
コンピュータを、
商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段、
前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段、
前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段、
前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を算出する類似度算出手段、
前記算出された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が類似であるか否かを判定する判定手段、
前記判定手段による判定により類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段、
として機能させることを特徴とする情報表示プログラム。
【請求項4】
請求項1に記載の情報表示プログラムであって、
前記視認性低下手段としての前記コンピュータを、前記商品情報に含まれる一部の商品情報のみ視認性を低下させるように機能させることを特徴とする情報表示プログラム。
【請求項5】
請求項1又は4に記載の情報表示プログラムであって、
コンピュータを、
商品を検索するための検索条件を受け付ける検索条件受付手段、
前記受け付けられた検索条件を示す検索条件情報を、情報提供サーバに対して送信する検索条件送信手段、
として更に機能させ、
前記表示情報取得手段としての前記コンピュータを、前記情報提供サーバから、前記表示情報と、当該表示情報が表示する商品画像間の類似度を示す類似度情報とを取得するように機能させ、
前記判定手段としての前記コンピュータを、前記取得された類似度情報の示す類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定するように機能させることを特徴とする情報表示プログラム。
【請求項6】
請求項1又は4に記載の情報表示プログラムであって、
コンピュータを、
商品を検索するための検索条件を受け付ける検索条件受付手段、
前記受け付けられた検索条件を示す検索条件情報を、情報提供サーバに対して送信する検索条件送信手段、
前記表示情報に含まれる前記選択操作により選択された商品以外の商品に対応する商品画像であって、前記表示情報に含まれていない商品画像を、前記情報提供サーバから取得する商品画像取得手段、
として更に機能させ、
前記表示情報取得手段としての前記コンピュータを、前記情報提供サーバから、前記表示情報を取得するように機能させ、
前記類似度算出手段としての前記コンピュータを、前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記商品画像取得手段により取得された商品画像との類似度を更に算出するように機能させることを特徴とする情報表示プログラム。
【請求項7】
コンピュータを、
商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段、
前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段、
前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段、
前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を算出する類似度算出手段、
前記算出された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定する判定手段、
前記判定手段による判定により非類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段、
として機能させる情報表示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項8】
コンピュータにより実行される情報表示方法であって、
商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得するステップと、
前記取得した表示情報を表示部に表示させるステップと、
前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出するステップと、
前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を算出するステップと、
前記算出した類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定するステップと、
前記判定により非類似と判定した商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させるステップと、
を含むことを特徴とする情報表示方法。
【請求項9】
商品画像を含む商品情報を商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段と、
前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段と、
前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれる当該商品画像以外の商品画像との類似度を算出する類似度算出手段と、
前記算出された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定により非類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段と、
を備えることを特徴とする情報表示装置。
【請求項10】
ネットワークを介して接続された情報表示装置と情報提供サーバとを含む情報提供システムであって、
前記情報表示装置は、
商品を検索するための検索条件を受け付ける検索条件受付手段と、
前記受け付けられた検索条件を示す検索条件情報を、情報提供サーバに対して送信する検索条件送信手段と、
前記情報提供サーバから、商品画像を含む商品情報を前記検索条件を満たす商品毎に表示する表示情報を取得する表示情報取得手段と、
前記取得した表示情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
前記表示された表示情報に含まれる商品を選択する選択操作を検出する選択操作検出手段と、
前記選択操作により選択された商品の商品画像と、前記表示情報に含まれるその他の商品画像との類似度を算出する類似度算出手段と、
前記算出された類似度に基づいて前記選択操作により選択された商品の商品画像と当該商品画像以外の商品画像が非類似であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定により非類似と判定された商品画像に対応する商品情報の視認性を低下させる視認性低下手段と、
を備え、
前記情報提供サーバは、
前記検索条件送信手段により送信された検索条件情報に基づいて、前記表示情報を生成する表示情報生成手段と、
前記生成された表示情報を前記情報表示装置に送信する表示情報送信手段と、
を備えることを特徴とする情報提供システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−253240(P2011−253240A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−124974(P2010−124974)
【出願日】平成22年5月31日(2010.5.31)
【出願人】(399037405)楽天株式会社 (416)
【Fターム(参考)】