説明

情報通信装置

【課題】 設備機器と無線通信する情報端末で、使用環境によって外部インターフェイスの利便性を損なわないものを提供する。
【解決手段】 ガスメータと無線通信する機能を有し、電波を送受信するアンテナ201と、情報などを記録媒体に記録する外部インターフェイス205とを備えた情報端末104で、アンテナ201は情報端末104の筐体一側面に設け、アンテナ201を設けた筐体側面と異なる側面に外部インターフェイス205を設けている。これによりアンテナ201を設置環境で回転させても外部インターフェイス205の利便性を損なず、アンテナ201破損を低減し、ガスの保安監視の信頼性を向上する情報端末104を実現する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅内壁面に設置される例えば426MHz、429MHz帯の特定小電力無線等を使用した情報通信装置のアンテナ及び外部インターフェイスの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ガスメータや給湯器と通信する無線機能を備えた設備機器用リモコン装置が考案されている。前記設備機器リモコンは、ガスメータと無線通信する機能と電話回線でサーバー装置と通信する機能を備え、ガスメータより送信されるガス異常情報、弁遮断情報を無線によって設備機器リモコンに送信し、前記情報を電話回線を介してセンター装置へ通報すると共に、ユーザーにガスの異常情報を表示で知らせるシステムを形成している。また、ガスメータに対してサーバー装置より通信しガス使用量の検針を行う機能を有する。
【0003】また、このシステムをサービス的に拡張したシステムも考案されてきている。前記設備機器リモコンに情報表示機能を備え、情報通信装置とし、宅内で利用される料理などのレシピ情報、公共機関の利用情報、ゴミ収集日の情報、宅内で使用するエネルギー使用量など様々な暮らし情報を表示するようにしている。また、これらの情報は、前記設備機器リモコンは宅内の壁面に据え付けられている為、特定の場所でしか利用できない為、メモリカードなどを利用できるようにメモリスロットを設備機器リモコンに設け、取得した情報を記録し、別の機器で利用できるようにしている。
【0004】しかしながら、設備機器リモコンはガスメータを含む機器と無線通信する為、テレメータ・テレコントロール用特定小電力電波帯429MHzの無線通信用アンテナを備えており、このアンテナ(λ/4モノポールアンテナ)は約175mmの長さで設備機器リモコン筐体の側面に設けられ、また突出部分を利用環境に応じて突出しないようにする為、回転機構が設けられることが想定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来の構成の設備機器リモコン型の情報通信装置(情報端末、以下情報端末と呼ぶ)では、429MHzの無線装置として、アンテナの感度を向上させる為、アンテナとしてλ/4モノポールアンテナを利用したとすると、物理長が約17.5cm程度になり、壁面に設置する情報通信装置では突出する長さが長く利用しづらい。
【0006】そこで、アンテナ部を情報通信装置側面に設けて回転機構を備えることで、ユーザーの使用する壁面環境に応じてアンテナ部を回転させ、情報端末の筐体よりアンテナ部が突出することを低減する構成とする。
【0007】しかしユーザーが情報端末を利用して、メモリカードなどを外部インターフェイス部に接続し、サーバー装置と通信しコンテンツ情報や設定情報をダウンロードし利用する場合、アンテナ部と外部インターフェイス部同一側面にあると、アンテナ寸法が175mm程度と情報端末の物理寸法と比較し、比較的長い為、アンテナ部を邪魔にならないように移動させて、メモリカードを外部インターフェイス部に接続して利用しなければならず、利便性が悪い。
【0008】またアンテナ部をユーザーがダウンロードをする為、メモリカードを挿入する度に、アンテナ部を可動させるので、アンテナ部が破損する可能性が大きくなり、保安監視を行う設備機器と通信する機能に障害を受ける可能性が大きいという課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】機器群と通信する無線通信部と、ネットワークを介してサーバーと通信するネットワーク通信部を備え、相互に通信信号のプロトコルを変換するゲートウェイ機能を有した情報通信装置であって、前記情報通信装置に備え記録媒体を読み書き可能な外部インターフェイス部と、無線通信部に接続されたアンテナ部を互いに異なる側面に設けた構成としている。
【0010】このように構成することで、アンテナ部を情報通信装置の側面に突出するように設けても、ユーザーが外部インターフェイス部に記録媒体(メモリカード)などを挿入し、利用する場合においても、アンテナ部で前記外部インターフェイス部を塞いだりすることによって、利便性を損なうことがなくなる。また利用時にユーザーに不必要にアンテナ部を可動されないのでアンテナ部が破損することを低減でき、機器群と通信し保安を確保する無線通信の信頼性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1の発明は、機器群と通信する無線通信部と、ネットワークを介してサーバーと通信するネットワーク通信部を備え、相互に通信信号のプロトコルを変換するゲートウェイ機能を有した情報通信装置であって、前記情報通信装置に備え記録媒体を読み書き可能な外部インターフェイス部と、無線通信部に接続されたアンテナ部を互いに異なる側面に設けた情報通信装置としたものである。
【0012】この構成によれば、アンテナ部を情報通信装置の側面に突出するように設けても、ユーザーが外部インターフェイス部に記録媒体などを挿入し利用する場合においても、アンテナ部によって前記外部インターフェイス部を塞いだりすることによって利便性を損なうことがなくなる。またユーザーに不必要にアンテナ部を可動されないのでアンテナ部が破損することを低減でき、無線通信の信頼性が向上する。
【0013】請求項2の発明は、前記外部インターフェイス部は、情報通信装置の通信インターフェイスとして利用し、別の通信手段を接続することによりオプションの通信装置を設けることを可能とした請求項1に記載の情報通信装置としたものである。
【0014】上記構成によれば外部インターフェイス部を、情報通信装置とし通信機能の追加に用いることができるようになり、情報通信装置設置後に新たな無線通信装置などを接続し、利用できるようになるとともに、無線通信装置であった場合、別側面に設けられることで、2つのアンテナが近接することによるアンテナ特性の劣化を抑え、またアンテナ部が互いに邪魔になる構成を防ぐことができるようになり、設備機器と通信する無線通信の信頼性を向上する。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の実施例における情報通信装置を利用したガス保安監視システムである。図1において、101はユーザーにガスなどのエネルギー供給サービスを行うガス供給業者のサーバー装置、102はガス供給業者101がユーザー宅に設置し、ガス使用量やガスの保安監視を行うための設備機器であるガスメータ、103はガス漏れを検知し、ガス異常をユーザーに知らせたり、ガス漏れ異常検知によってガスメータ102に情報を与え、ガスを遮断させるガス漏れ警報器、104はガスメータ102と通信し、ガスメータが検知したガスの異常を通信によって得てガスの異常をLCDなどの表示媒体を介してユーザーに伝える情報通信装置である情報端末、105はガス供給業者101とユーザー宅に設置されている情報端末を結び通信する媒体であるインターネットである。
【0017】次に動作を説明すると、ガスメータ102でガスの異常を検知した時、たとえばガス漏れが発生した時の動作を説明する。ガス漏れが発生すると、ガス漏れをガス警報機103によってガス漏れを検知し、警報音を出しながらガス漏れが発生したことをユーザーに知らせるとともに、ガス警報機103を接続したガスメータ102にガス漏れが発生したことを、通信または接続端子を短絡などさせることによってガスメータ102に伝える。そしてガス漏れが発生したことを検知したガスメータ102は遮断弁を遮断し、ガス供給を停止し安全を確保する。
【0018】そして、ガスメータ102より、ガスメータ102に備えた無線通信機能により情報端末104にガス漏れ発生によりガス弁を遮断したことを通信し、情報端末104に備えた表示器であるLCDなどに前記内容を表示し、ユーザーに何が起こったかを正確かつ詳細に伝える。
【0019】またこの表示には、ガス漏れが発生したときの、対処方法、または対処した後のガス供給の復帰方法を表示し、ガス供給業者の担当者が直接出向かなくてもユーザー自ら情報端末104の指示情報によりガス供給復帰させることができ、ガス供給業者にとっては作業工数を合理化し、ユーザーに対しては安全にガス復帰させる情報を提供すると共に、ガス供給業者101を待つことなく自分で対処できる。
【0020】無線は特定小電力無線429MHzを利用し、ガスメータ102と情報端末104の無線通信部で通信するシステムである。
【0021】また429MHzの電波は波長が約70cmあり、情報端末に備えるアンテナをダイポールアンテナとするとアンテナ寸法は35cm、モノポールアンテナとしてもアンテナ寸法は約17.5cmとなり、情報端末104のアンテナとしては実用的に大きくなる。
【0022】次に図2を用いて情報端末104のインターフェイス構成とアンテナ構成について説明する。429MHzの電波を使用した宅内設置の情報端末104は、一般的な住宅で宅内隈無く通信を可能とし、ガス警報機103による保安監視やその他のセキュリティ装置による安全監視を実現する為には、利得の高いアンテナが望ましい。また物理的寸法の理由を鑑みると、λ/4モノポールアンテナ(約17.5cm)が実用的であり、情報端末筐体202の左側面に装備している。
【0023】また設置環境によって、アンテナ201が情報端末104の上方に突き出して設置できなかったり、周囲の電波環境が悪い場合、アンテナの指向性による感度を変化できるように、アンテナ201の付け根部分より回転する機構を設け、様々な環境に対応するようにしている。
【0024】またアンテナ201は、180度回転できるので、情報端末筐体202に左側面に沿わせた構成で使用することもできるようにしており、省スペースで設置することも可能であり、アンテナ感度は低下するが、ユーザーの実用性を向上できるようにしている。
【0025】情報端末104には、ガスメータ102や、その他のセキュリティ監視機器などと無線通信し、安全や保安を監視し、安全を監視するサーバー装置101へ通報する機能の他に各種情報を表示する表示部であるLCD203を備える。このように情報端末104は、ガスメータ102より無線通信された情報を、ネットワーク通信部によってインターネット105に接続されたサーバー装置101へ通信する機能を備えており、ガス無線通信プロトコルをTCP/IPプロトコル通信にプロトコル変換するゲートウェイ機能を備えている。
【0026】LCD203には、ガス保安事象が発生した時の内容の表示や、インターネット105を介してガス供給業者のサーバー装置101より、ガス使用量、使用料金情報を入手し表示したり、またガス供給業者又はその他の業者が提供する暮らしに関する情報提供サービスにおけるコンテンツ情報を、サーバー装置101よりダウンロードし、LCD203に表示して利用する機能を備えている。
【0027】たとえばインターネット105を介して購入する為の商品購入情報や、料理をする為のレシピ情報、又は地域コミュニティにおける回覧情報や、自分が住んでいる町の口コミ情報、公共機関、行政機関の利用情報などを閲覧できる。ユーザーはこれらの情報を閲覧するだけでなく、保存して別のコンピュータで利用したり、他の家電機器で利用する。そのために情報記録媒体であるメモリカード204の読み書きができる外部インターフェイス205(メモリカードスロット、以下メモリカードスロットと呼ぶ)、及びUSB(Universal Serial Bus)206を設けている。
【0028】メモリカードは、SDカードや、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード、スマートメディアカード、マルチメディアアードなどである。USB206は、外部キーボード、設定機器、外付け通信機器を接続するために使用する。
【0029】またメモリカードスロット205は、メモリカードスロット205のI/Fを利用した通信装置アダプタにも対応する。近年住宅内の通信規格が数多く提案されており、オプションとして様々な通信規格に対応するようにしている。屋内の有線通信規格としては、HomePNA(電話線を利用した安価で高速な家庭内LAN)、Havi(家庭内ネットワーク対応AV機器の仕様)、電灯線を用いたエコーネットなどである。また無線通信規格には、Bluetooth、無線LAN(IEEE802.11、IEEE802.11b、IEEE802.11a)などがある。また赤外線を利用したIrDAもある。これらの通信規格が乱立しており、住宅内に設置し常設する情報端末104には、将来普及するかもしれない規格に対応することが望まれる。本情報端末104は、メモリカードスロット204で、上記規格のアダプタ装置を接続して利用できるようにしている。
【0030】次に、無線LANのメモリカードスロット204の通信インターフェイスを持つ通信アダプタを接続して使用する場合の動作・作用を図3を用いて説明する。無線LANを用いて説明を行うがそれに限定されるものではない。
【0031】TCP/IPのプロトコルによって宅内にある家電機器、設備機器などと通信する為に、図3のようにメモリカードスロット204に、前記メモリカードスロットのインターフェイスを有する無線LANアダプタ301を挿入・接続する。接続された無線LANアダプタ301は、無線LANの通信機能を搭載するエアコン302、給湯器303などと通信する。
【0032】情報端末104の画面を操作して、通信可能な家電機器、設備機器の動作状態を確認したり、インターネットに接続されたパソコン、携帯電話を介して遠隔制御できるようになる。また無線LANを用いると、パソコンとの親和性がよくなるので、情報端末104で保持するガス検針値の情報やレシピなどのサービス情報をパソコンでも確認できるようになり、利用者の利便性を向上させる。
【0033】また同一側面にメモリカードスロット205を設けていないので、無線LANアダプタ301を後付けで接続するようにしても、ガスメータ102と通信するアンテナ201の構成の制約を受けることなく、接続して使用できる。またアンテナ201と、無線LANアンテナ304が近接しないので、アンテナ特性の特性劣化を低減できるようになる。またアンテナ同士が互いに邪魔になることを防ぐことができる。
【0034】またメモリカードスロット205は、一般的に多い右ききの人が利用しやすいように右側にスロットを設け、右手でメモリカード204をもって抜き差ししやすいようにしており、壁面に設置され情報端末104の位置が固定されていても利用しやすいようにしている。
【0035】無線通信機能の為に備えるアンテナ201と利用者が使用するメモリカードスロット205は、情報端末104が壁面に設置して利用される装置であるため、情報端末104側面に設けている。無線通信機能の性能・信頼性維持の為17.5cm程度のλ/4モノポールを実装しており、メモリカードスロット205は、前記アンテナ201とは、反対側面に設けている。
【0036】この時利用者の家屋壁面に図4(a)に示すように、アンテナ104を上方に伸ばして配置され、情報端末筐体202に上下方向の寸法が17.5cm程度であると、非常に上下方向に壁面スペースが必要となってしまうので、情報端末104の上方の壁面401に家具など配置できない制約を受ける。
【0037】次に図4(b)のように設置すると壁面401の設置スペースの制約は少なくなり、見た目もすっきりするが、情報端末筐体202の側面にアンテナ201が沿ってしまう為、アンテナ感度は低下する構成となる。しかしながら、これらの設置方法は運用上想定され、アンテナ感度を向上する必要がある場合、又は設置スペースが少なく省スペース構成で壁面401に設置しなければならない場合など、必要に応じて設置形態が選ばれる。
【0038】ここで、図示はしないが、利用者が使用するメモリカードスロット205がアンテナ201の同一側面に設けていると、アンテナ201を筐体側面に沿わせると、メモリカードスロット205上に被ってしまい、非常に使いにくくなり、また利用する度にアンテナ201を回転させているとアンテナ201を破損して、無線通信すなわち、ガスメータ保安、安全監視に支障をきたす。このような内容を考慮し、回転機構を備えるアンテナ201が装備される筐体側面とは、別側面にメモリカードスロット205を設けて構成している。
【0039】このように本実施例の構成によれば、無線通信部とネットワークを介してサーバーと通信するネットワーク通信部を備え、相互に通信信号のプロトコルを変換するゲートウェイ機能を有した情報端末104において、外部インターフェイス205と、アンテナ201を互いに異なる側面に設けることによって、ユーザーが外部インターフェイス205にメモリカード204などを挿入し利用する場合においても、アンテナ201によって、メモリカードスロット(外部インターフェイス)205を塞いだりすることによって利便性を損なうことがなくなる。またユーザーに不必要にアンテナ201を可動されないのでアンテナ部が破損することを低減でき、ガスメータと通信し保安監視を行う無線通信部の信頼性が向上する。また外部インターフェース部205の利便性が向上する。
【0040】また前記外部インターフェイス205は、情報端末104においてアンテナ201と別側面に設けてかつ、外部インターフェイス205を、通信機能の追加に用いることで、情報端末104設置後に新たな無線通信装置などを接続し利用できるようになるとともに、別側面に設けられることで、互いのアンテナが近接することによるアンテナ特性劣化を抑え、またアンテナが互いに邪魔になる構成を防ぐことができるようになり、ガスメータの保安監視を行う無線システムとしての信頼性、サービスの拡張性が向上する。
【0041】なお本実施例において、メモリカードスロットは、右側面に装備したものを説明したが、これによるものだけでなく、上部や下部側面に設け、アンテナと別側面としても同様の効果を得る。
【0042】また、外部インターフェイスはメモリカードスロットでなく、他のインターフェイス手段であってもよくUSB、IEEE1394、RS232C、PCMCIAインターフェイスなどであってもよい。
【0043】また無線電波は429MHzの特定小電力無線を用いて説明したが、426MHz特定小電力無線、PHS、無線LANなどの他の無線電波であっても、突出するアンテナ部を構成した場合、同様の効果を得るものである。
【0044】またシステムを構成するガス警報機103や、ガスメータ102などの機器は、本実施例に説明したものによるものではなく、同様に構成できるものを含むものである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報通信装置には以下のような効果がある。
【0046】アンテナ部を情報通信装置の一側面に設け、外部インターフェース部を別側面に設けることにより、ユーザーが外部インターフェイス部に記録媒体などを挿入し利用する場合において、回転させたアンテナ部が、外部インターフェイス部を塞いだりすることによって利便性を損なうことがなくなり、またユーザーに不必要にアンテナが可動されることによって、アンテナを破損することを低減し、サーバーと通信し機器の保安監視・安全監視を行う無線通信の信頼性を向上する情報通信装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるガス保安監視システムのシステム構成図
【図2】本発明の実施例1における情報通信装置の外観構成を示す正面図および側面図
【図3】本発明のメモリカードスロットに無線LANアダプタを接続した構成図
【図4】(a)本発明の情報通信装置のアンテナを伸ばした壁面設置の構成図
(b)本発明の情報通信装置のアンテナを筐体側面に沿わせた壁面設置の構成図
【符号の説明】
102 ガスメータ(機器)
104 情報端末(情報通信装置)
201 アンテナ(アンテナ部)
205 外部インターフェイス(外部インターフェイス部)
301 無線LANアダプタ(オプション通信装置)

【特許請求の範囲】
【請求項1】 機器群と通信する無線通信部と、ネットワークを介してサーバーと通信するネットワーク通信部を備え、相互に通信信号のプロトコルを変換するゲートウェイ機能を有した情報通信装置であって、前記情報通信装置に備え記録媒体を読み書き可能な外部インターフェイス部と、無線通信部に接続されたアンテナ部を互いに異なる側面に設けた情報通信装置。
【請求項2】 前記外部インターフェイス部は、情報通信装置の通信インターフェイスとして利用し、別の通信手段を接続することにより通信装置を設けることを可能とした請求項1に記載の情報通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2003−173489(P2003−173489A)
【公開日】平成15年6月20日(2003.6.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−372281(P2001−372281)
【出願日】平成13年12月6日(2001.12.6)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】