説明

抗菌剤としての含窒素三環式複素環化合物

本発明は、三環式含窒素化合物および抗菌剤としてのその使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

[式中:
DはO、SまたはCHであり;
およびZの1つはNまたはCR1cであり、他方は独立してCR1cであり;
1a、R1bおよびR1cは、独立して、水素;ハロゲン;シアノ;(C1−6)アルキル;(C1−6)アルキルチオ;トリフルオロメチル;トリフルオロメトキシ;カルボキシ;(C1−6)アルキルまたは(C1−6)アルコキシ−置換(C1−6)アルキルにより置換されていてもよいヒドロキシ;(C1−6)アルコキシ−置換(C1−6)アルキル;ヒドロキシ(C1−6)アルキル;1または2個の(C1−6)アルキル、ホルミル、(C1−6)アルキルカルボニルまたは(C1−6)アルキルスルホニル基によりN−置換されていてもよいアミノ基;およびアミノ基が、(C1−4)アルキルにより置換されていてもよいにより置換されていてもよいアミノカルボニルから選択され;
または、ZおよびZの1つがCR1cである場合、R1cは:
(C3−6)シクロアルキル;(C3−6)シクロアルコキシ;カルボキシ、(C1−6)アルコキシカルボニル、またはアミノ基が1または2個の(C1−4)アルキルにより置換されていてもよいアミノカルボニルにより置換されていてもよい(C2−6)アルケニル;(C1−6)アルキルカルボニル;(C1−6)アルキルカルボニルオキシム;(C1−4)アルキルオキシカルボニル(C1−6)アルキルオキシ;(C1−4)アルキルアミノカルボニル(C1−6)アルキルオキシ;(C1−4)アルキルアミノカルボニルにより置換されているアミノ;アミノ基が(C1−4)アルコキシスルホニル、ヒドロキシ(C1−4)アルキル、(C1−4)アルコキシ−置換(C1−)アルキル、(C3−6)シクロアルキル、フェニル、ベンジル、単環式ヘテロアリールまたは単環式ヘテロアリール−メチルにより置換されていてもよいアミノカルボニル;ベンジルオキシ;フェニル;ベンジル;単環式ヘテロアリール;または単環式ヘテロアリール−メチルであり;
ここに、ヘテロアリールは、酸素、窒素および硫黄から選択される4個までのヘテロ原子を含有する5または6員環であり、R1bにおけるヘテロアリールまたはフェニル環は、(C1−4)アルキルチオ;ハロ;カルボキシ(C1−4)アルキル;ハロ(C1−4)アルコキシ;ハロ(C1−4)アルキル;(C1−4)アルキル;(C2−4)アルケニル;(C1−4)アルコキシカルボニル;ホルミル;(C1−4)アルキルカルボニル;(C2−4)アルケニルオキシカルボニル;(C2−4)アルケニルカルボニル;(C1−4)アルキルカルボニルオキシ;(C1−4)アルコキシカルボニル(C1−4)アルキル;ヒドロキシ;ヒドロキシ(C1−4)アルキル;メルカプト(C1−4)アルキル;(C1−4)アルコキシ;ニトロ;シアノ;カルボキシ;1または2個の(C1−4)アルキルにより置換されていてもよいアミノまたはアミノカルボニル;(C1−4)アルキルスルホニル;(C2−4)アルケニルスルホニル;またはアミノ基が(C1−4)アルキルまたは(C2−4)アルケニルにより置換されていてもよいアミノスルホニルから選択される3個までの基によりC−置換されていてもよく;
は、水素または(C1−4)アルキルであるか、またはRと一緒になって、下記に定義するYを形成し;
Aは基(i):
【化2】

(式中:RはR1aまたはR1bと同意義である:ただし、4位のRはカルボキシ以外である、またはRはオキソであり、nは1または2である)
であるか、
または、Aは基(ii):
【化3】

(式中、W、WおよびWはCRであり;
または、WおよびWはCRであり、WはWおよびN間の結合を意味し;
XはO、CR、またはNRであり;
1つのRはR1aおよびR1bと同意義であって、残りおよびRは水素であるか、あるいは1つのRおよびRは一緒になってオキソであって、残りは水素であり;
は水素または(C1−6)アルキルであるか;あるいはRと一緒になってYを形成し;
は水素;ハロゲン;(C1−6)アルキルにより置換されていてもよいヒドロキシ;または(C1−6)アルキルであり;
YはCRCH;CHCR;(C=O);CR;CR(C=O);または(C=O)CRであり;
あるいは、XがCRである場合、RおよびRは一緒になって結合を意味する)
であり;
Uは、COおよびCHから選択され;
は、4個までのヘテロ原子を含有する置換されていてもよい二環式カルボサイクリックまたはヘテロサイクリック環系(B):
【化4】

(ここに、環(a)および(b)の少なくとも1つは芳香族であり;
は、芳香環の一部である場合CまたはNであり、または非芳香環の一部である場合CR14であり;
は、芳香環または非芳香環の一部である場合N、NR13、O、S(O)、COまたはCR14であり、または非芳香環の一部である場合、加えて、CR1415であってもよく;
およびXは、独立して、NまたはCであり;
は0〜4個の原子リンカー基であり、その各々の原子は、芳香環または非芳香環の一部である場合、独立して、N、NR13、O、S(O)、COおよびCR14から選択され、または非芳香環の一部である場合、加えてCR1415であってもよく;
は、2〜6個の原子リンカー基であり、Yの各々の原子は、独立して、芳香環または非芳香環の一部である場合、N、NR13、O、S(O)、CO、CR14であり、または、非芳香環の一部である場合、加えてCR1415であってもよく;
14およびR15は、各々独立して、H;(C1−4)アルキルチオ;ハロ;カルボキシ(C1−4)アルキル;(C1−4)アルキル;(C1−4)アルコキシカルボニル;(C1−4)アルキルカルボニル;(C1−4)アルコキシ(C1−4)アルキル;ヒドロキシ;ヒドロキシ(C1−4)アルキル;(C1−4)アルコキシ;ニトロ;シアノ;カルボキシ;(C1−4)アルキルによりモノ−またはジ−置換されていてもよいアミノまたはアミノカルボニル;から選択されるか;または
14およびR15は、一緒になってオキソを意味し;
13は、各々独立して、H;トリフルオロメチル;ヒドロキシ、(C1−6)アルコキシ、(C1−6)アルキルチオ、ハロまたはトリフルオロメチルにより置換されていてもよい(C1−4)アルキル;(C2−4)アルケニル;(C1−4)アルコキシカルボニル;(C1−4)アルキルカルボニル;(C1−6)アルキルスルホニル;アミノ基が(C1−4)アルキルにより1または2置換されていてもよいアミノカルボニルであり;
xは、各々独立して、0、1または2である]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくはN−オキシド。
【請求項2】
およびZが両方ともCHであり、R1aがフルオロであり、R1bが水素であるか;
がCHであり、ZがCR1cであり、ここに、R1cがシアノ、−CH=CHCOHまたは−CH=CHCOであり、R1aがフルオロであり、R1bが水素であるか;
がCHであり、ZがNであり、R1aがフルオロ、ブロモ、シアノまたはメトキシであり、R1bが水素であるか;
がNであり、ZがCHであり、R1aがクロロである、
請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Aが(ia)基であり、nが1であり、Rが水素またはヒドロキシである、上記請求項いずれか一項記載の化合物。
【請求項4】
Aが(ii)であり、XがCRであり、RがHであり、RがHまたはOHであり、Wが結合であり、WおよびWが両方ともCHであり、RがHであり、またはXがOであり、RがHであり、W、WおよびWが、各々CHである、請求項1または2いずれか一項記載の化合物。
【請求項5】
が水素である、上記請求項いずれか一項記載の化合物。
【請求項6】
UがCHである、上記請求項いずれか一項記載の化合物。
【請求項7】
が、少なくとも1つがNまたはNR13である2〜4個のヘテロ原子を含む8〜11個の環原子を有する芳香族ヘテロサイクリック環(B)(ここに、Yが2〜3個のヘテロ原子を含有し、その1つがSであり、1〜2個がNであり、1つのNがXに結合している)であるか、あるいは、ヘテロサイクリック環(B)が、置換されていてもよいベンゾ、ピリド、ピリダジノおよびピリミジノから選択される芳香環(a)を有し、非芳香環(b)およびYが、少なくとも1つのヘテロ原子を含む3〜5個の原子、特に4個の原子を有し、O、S、CHまたはNR13がXに結合しており(ここに、R13は水素以外である)、NHCOがNを介してXに結合しているか、またはO、S、CHまたはNHがXに結合している、上記請求項いずれか一項記載の化合物。
【請求項8】
が:
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル
6,7−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリダジン−3−イル
6,7−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリダジン−3−イル
2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イル
[1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イル
3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イル
2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリジン−7−イル
から選択される、請求項1〜6いずれか一項記載の化合物。
【請求項9】
3−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−10−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H,5H−ピリド[3,2,1−ij]キノリン−5−オン;
10−フルオロ−3−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−2,3−ジヒドロ−1H,5H−ピリド[3,2,1−ij]キノリン−5−オン;
3−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−10−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H,5H−ピリド[3,2,1−ij]キノリン−5−オン;
3−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−10−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H,5H−ピリド[3,2,1−ij]キノリン−5−オン;
3−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−10−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H,5H−ピリド[3,2,1−ij]キノリン−5−オンエナンチオマー1;
3−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−10−フルオロ−2,3−ジヒドロ−1H,5H−ピリド[3,2,1−ij]キノリン−5−オンエナンチオマー2;
(6R)−3−ブロモ−6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(3R)−3−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−10−フルオロ−2,3−ジヒドロ−5H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−ij]キノリン−5−オン;
(2E)−3−[(3R)−3−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−10−フルオロ−5−オキソ−2,3−ジヒドロ−5H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−ij]キノリン−8−イル]−2−プロパン酸エチル;
(2E)−3−[(3R)−3−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−10−フルオロ−5−オキソ−2,3−ジヒドロ−5H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−ij]キノリン−8−イル]−2−プロペン酸;
6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オンエナンチオマー1;
6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オンエナンチオマー2;
6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オンエナンチオマー1;
(6R)−6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−8−オキソ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−3−カルボニトリル;
(3R)−3−({(3R,4S)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−ヒドロキシ−1−ピペリジニル}メチル)−10−フルオロ−2,3−ジヒドロ−5H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−ij]キノリン−5−オン;
(3R)−3−[((3S,4S)−3−{[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシ−1−ピロリジニル)メチル]−10−フルオロ−2,3−ジヒドロ−5H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−ij]キノリン−5−オン;
(6R)−6−({(3R,4S)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−ヒドロキシ−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−3−フルオロ−6−{[(3S,4S)−3−ヒドロキシ−4−({[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}メチル)−1−ピロリジニル]メチル}−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−({(3S,4R)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−ヒドロキシ−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−({(3S,4R)−4−[(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−3−ヒドロキシ−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−[(3−{[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)メチル]−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−3−フルオロ−6−[(4−ヒドロキシ−3−{[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]メチル}−1−ピペリジニル)メチル]−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
3−フルオロ−6−{[(3S,4S)−3−ヒドロキシ−4−({[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}メチル)−1−ピロリジニル]メチル}−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
3−フルオロ−6−{[(3S,4S)−3−ヒドロキシ−4−({[(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ピリド[3,4−b][1,4]オキサジン−7−イル)メチル]アミノ}メチル)−1−ピロリジニル]メチル}−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
6−({(3R,4S)−4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−3−ヒドロキシ−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]チアジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]チアジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
10−クロロ−3−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−2,3−ジヒドロ−5H−[1,4]オキサジノ[4,3,2−de]キノキサリン−5−オン(エナンチオマー1);
10−クロロ−3−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−2,3−ジヒドロ−5H−[1,4]オキサジノ[4,3,2−de]キノキサリン−5−オン(エナンチオマー2);
(6R)−6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)(メチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6S)−6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6S)−6−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6S)−3−フルオロ−6−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−[(3−{[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)メチル]−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−[(3−{[(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)メチル]−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−{[4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−4−(ヒドロキシメチル)−1−ピペリジニル]メチル}−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
N−(1−{[(6R)−3−フルオロ−8−オキソ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−6−イル]メチル}−4−ピペリジニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−カルボキサミド;
N−(1−{[(6R)−3−フルオロ−8−オキソ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−6−イル]メチル}−4−ピペリジニル)−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−カルボキサミド;
(6R)−6−[((3S)−3−{[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]メチル}−1−ピロリジニル)メチル]−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン
(6R)−6−[((3S,4R)−3−{[(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシ−1−ピペリジニル)メチル]−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−[((3R)−3−{[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]メチル}−1−ピロリジニル)メチル]−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
(6R)−6−[((3R)−3−{[(6,7−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]メチル}−1−ピロリジニル)メチル]−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−8H−[1,4]オキサジノ[2,3,4−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−(メチルオキシ)−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
3−(メチルオキシ)−6−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン
6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オンエナンチオマー2;
6−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オンエナンチオマー1;
(6R)−6−[((3S,4S)−3−{[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]メチル}−4−ヒドロキシ−1−ピロリジニル)メチル]−3−フルオロ−5,6−ジヒドロ−4H,8H−ピリド[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−8−オン;
または表1〜8のいずれかの化合物の遊離塩基から選択される請求項1記載の化合物またはその医薬上許容される塩。
【請求項10】
哺乳動物、特にヒトにおける細菌感染症の治療方法であって、かかる治療を必要とする哺乳動物に、有効量の上記請求項いずれか一項記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項11】
哺乳動物における細菌感染症の治療において用いるための医薬の製造における請求項1〜9いずれか一項記載の化合物の使用。
【請求項12】
治療において用いるための請求項1〜9いずれか一項記載の化合物。
【請求項13】
哺乳動物の細菌感染症の治療に用いるための請求項1〜9いずれか一項記載の化合物。
【請求項14】
請求項1〜9いずれか一項記載の化合物および医薬上許容される担体を含む医薬組成物。

【公表番号】特表2010−524887(P2010−524887A)
【公表日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−503495(P2010−503495)
【出願日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際出願番号】PCT/EP2008/054655
【国際公開番号】WO2008/128953
【国際公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】