説明

抗GCC分子と関連組成物および方法

GCCに結合する抗体およびGCCに結合する抗体の抗原結合断片が開示される。この抗体は、GCCの細胞外ドメインに結合し、内部移行され得る。いくつかの実施形態では、この抗体は、ヒト化抗体、キメラ抗体、またはヒト抗体である。この抗体またはその部分をコードする核酸およびベクター、この核酸を含有する組換え細胞、ならびにこの抗体または抗原結合断片を含む組成物も開示される。本発明はまた、本明細書において提供される抗体および抗原結合断片を利用する治療方法および診断方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
抗GCC抗体分子であって、該抗GCC抗体分子の軽鎖可変領域および重鎖可変領域が、以下の抗体:
5F9、
Ab 229、または
3G1
のいずれか1つについて表2に開示される軽鎖配列および重鎖配列から選択される、抗GCC抗体分子。
【請求項2】
IgG1抗体である、請求項1に記載の抗GCC抗体分子。
【請求項3】
治療剤と結合体化させていない、請求項1に記載の抗GCC抗体分子。
【請求項4】
治療剤と結合体化させている、請求項1に記載の抗GCC抗体分子。
【請求項5】
検出可能な標識と結合体化させている、請求項1に記載の抗GCC抗体分子。
【請求項6】
以下の抗体:
5F9、
Ab 229、または
3G1
のいずれか1つについて表5に開示される、軽鎖CDR1、CDR2、およびCDR3ならびに重鎖CDR1、CDR2、およびCDR3を含む抗GCC抗体分子。
【請求項7】
ヒトの軽鎖可変領域フレームワークおよび重鎖可変領域フレームワークまたはヒト由来の軽鎖可変領域フレームワークおよび重鎖可変領域フレームワークをさらに含む、請求項6に記載の抗GCC抗体分子。
【請求項8】
IgG1抗体である、請求項7に記載の抗GCC抗体分子。
【請求項9】
式(I)の免疫結合体:
【化67】

またはその薬学的に許容される塩
(式中、
Abは、請求項1に記載の抗GCC抗体分子であり、
Xは、AbとZを接続するリンカー成分であり、
Zは、治療剤または標識であり、
mは、1〜15の整数である)。
【請求項10】
Zは、検出可能な標識である、請求項9に記載の免疫結合体。
【請求項11】
−Zは、メイタンシンまたはアウリスタチンである、請求項9に記載の免疫結合体。
【請求項12】
−Zは、DM1またはDM4である、請求項9に記載の免疫結合体。
【請求項13】
−Zは、MMAEまたはMMAFである、請求項9に記載の免疫結合体。
【請求項14】
前記リンカー−X−は式−A−W−Y−を有し、前記免疫結合体は式(II)によって特徴付けられる、請求項9に記載の免疫結合体
【化68】

またはその薬学的に許容される塩
(式中、
−A−は、ストレッチャー単位であり、
aは、0または1であり、
−W−は、それぞれ独立して、アミノ酸単位であり、
wは、0〜12の範囲の整数であり、
−Y−は、自壊的スペーサー単位であり、
yは、0、1、または2であり、
Zは、治療剤または標識であり、
mは、約1〜約15の範囲にある)。
【請求項15】
式(I−4)の免疫結合体
【化69】

またはその薬学的に許容される塩
(式中、
Abは、5F9であり、
mは、1〜8の整数である)。
【請求項16】
式(I−5)の免疫結合体
【化70】

またはその薬学的に許容される塩
(式中、
Abは、5F9であり、
mは、1〜8の整数である)。
【請求項17】
式(I−7)に記載の免疫結合体
【化71】

またはその薬学的に許容される塩
(式中、
Abは、5F9であり、
mは、1〜8の整数である)。
【請求項18】
mは1〜3である、請求項15に記載の免疫結合体。
【請求項19】
mは3〜5である、請求項15に記載の免疫結合体。
【請求項20】
mは3〜5である、請求項16に記載の免疫結合体。
【請求項21】
mは3〜5である、請求項18に記載の免疫結合体。
【請求項22】
被験体の結腸がんを処置する方法であって、請求項1または6に記載の抗体分子の治療有効量を該被験体に投与し、それによって該被験体を処置する工程を含む方法。
【請求項23】
被験体の結腸がんを処置する方法であって、請求項9〜17のいずれか一項に記載の免疫結合体の治療有効量を該被験体に投与する工程を含む方法。
【請求項24】
請求項1または6に記載の抗体分子をコードする単離核酸配列。
【請求項25】
請求項24に記載の単離核酸配列を含む細胞。
【請求項26】
請求項1または6に記載の抗体分子を産生する方法であって、抗体分子の産生を可能にする条件下で請求項25に記載の細胞を培養し、それによって請求項1または6に記載の抗体分子を産生する工程を含む方法。
【請求項27】
請求項1または6に記載の抗体分子の軽鎖および重鎖の一方または両方を含むベクター。
【請求項28】
GCC分子を検出する方法であって、該分子を請求項1または6に記載の抗体分子と接触させる工程と、該抗体分子が該GCC分子に結合するかどうかを決定する工程とを含む方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2013−507968(P2013−507968A)
【公表日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−535402(P2012−535402)
【出願日】平成22年10月22日(2010.10.22)
【国際出願番号】PCT/US2010/053686
【国際公開番号】WO2011/050242
【国際公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(500287639)ミレニアム ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (98)
【氏名又は名称原語表記】MILLENNIUM PHARMACEUTICALS, INC.
【出願人】(512061940)
【Fターム(参考)】