説明

折り畳み式バーベキュー用コンロ

【課題】従来の足つきバーベキュー用コンロ(4〜6人)は一般的に大型で重量も重く、運ぶのに苦労し、運搬には自動車で収納するのに、スペースが大きく取られがちである。
本発明は、車スペース確保及びコンパクトだけでなく場所等に応じて2箇所で、焼けるなどするための折り畳み式バーベキュー用コンロを提供する。
【解決手段】一対からなる枠板を長蝶番で固定したもの2種類を設け、その2種類を囲むように留金、抜差蝶番で合わせて、底に灰の受け皿用で底板を設け、アミ受け用で載置軸を使用し、炭又は焼く用アミを3枚設け、火の調整で空気口板を設けて、仕舞い方は、それぞれ部品を取り、枠板を折りたたむことでコンパクトにして、市販のバックに仕舞えるなど特徴とする折り畳み式バーベキュー用コンロ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンパクトに折り畳めて、持ち運びやすいことや車のスペース確保、場所等に応じて2箇所で焼けるなどの折り畳み式バーベキュー用コンロに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、キャンプ又はバーベキューなど、コンロを使用するためには、主に、市販の足つきバーベキュー用コンロ(4〜6人)又は七厘を利用していた。なお、分解・再組立が簡単で可搬性を富み、かつ火力調理の容易なバーベキューコンロが知られている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開平8−308745
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の足つきバーベキュー用コンロ(4〜6人)は一般的に大型で重量も重く、運ぶのに苦労し、運搬には自動車で収納するのに、スペースが大きく取られがちである。
本発明は、以上の問題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、一対からなる枠板を長蝶番で固定したもの2種類を設け、その2種類を囲むように留金、抜差蝶番で合わせて、底に灰の受け皿用で底板を設け、アミ受け用で載置軸を使用し、炭又は焼く用アミを3枚設け、火の調整で空気口板を設ける。
仕舞い方は、それぞれ部品を取り、枠板を折りたたむことでコンパクトにして、市販のバックに仕舞えることが可能である。
以上の構成よりなる折り畳み式バーベキュー用コンロ。
【発明の効果】
【0006】
折り畳み式にしたことにより、組立、分解は容易で市販バックにいれらることや重さも軽減し、持ち運びやすいこと、車のスペース確保をすることで、コンパクトに折りたたむことが、可能である。
本発明により分解可能にし、折り畳み式バーベキュー用コンロにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明のA−A断面図
【図3】本発明の組立前を示す分解斜視図
【図4】バーベキューの使用状況を示す斜視図
【図5】バーベキューの使用状況を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)対向する一対の枠板Aと枠板Bからなり、枠板Bは方形状の正面板(1)と正面板(1)の一側縁に設けられた蝶番(9)を介して長方形状の側面板B(2)を内側に折り曲げ自在に設ける。
(ロ)枠板Bに相対する枠板Aは長方形状の側面板A(4)と側面板A(4)の一側縁に設けられた蝶番(9)を介して方形状の背面(3)を内側に折り曲げ自在に設ける。
(ハ)正面板(1)と背面板(3)、及び側面板A(4)と側面板B(2)は同一形状で同一の大きさである。
(ニ)側面板A(4)と側面板B(2)は、それぞれの中段とその上方位置の上段に水平状に並列して複数の穴(13)を設け、側面板A(4)と側面板B(2)に設けた穴(13)は対向する位置に開けられている。
(ホ)側面板B(2)の蝶番(9)を設けた反対の側縁に、背面板(3)の側縁に設けた接続部(11)と接続自在とするための接続部(11)を設け、側面板A(4)の蝶番(9)を設けた反対の側縁に、正面板(1)の接続部(12)に接続自在とするための接続部(12)を設ける。
(ヘ)正面板(1)の中央に穴(14)を設け、穴(14)を蓋して開閉するための板(6)を蝶番(10)を介して設ける。
(ト)側面板A(4)と側面板B(2)に設けた穴(13)に直線状の載置軸(7)を差込み橋渡す。
(チ)載置軸(7)の上面にアミ(8)を載せる。
(リ)枠板Aと枠板Bの上縁にアミ(8)を橋渡して載せる。
(ヌ)枠板Aと枠板Bの底部に底板(5)を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、底板(5)の上に一対の枠板Aと枠板Bの正面板(1)と側面板B(4)の側縁に設けられた留金(12)を繋ぎ、反対側の背面板(3)と側面板B(2)の側縁に設けられた抜差蝶番(11)を繋ぎ合わせ接続させたもの側面板A(4)と側面板B(2)の面に複数の穴(13)の下の段に載置軸(7)、3本を挿入し、その上にアミ(8)を乗せる。同様に上段部にも3本、載置軸(7)を挿入し、上にアミを乗せ、側面板A(4)と側面板B(2)の上にアミ(8)を置く。図4の真ん中のアミ(8)の所に炭を入れて上のアミ(8)で食べ物を焼くことが可能である。図5の場合、下のアミ(8)の所に炭を入れて真ん中のアミ(8)で食べ物を焼くことが可能である。片付け方は、それぞれ構成部品を分解して、側面板A(4)と側面板B(2)を折畳み、市販品の袋に仕舞うことが、可能である。
【符号の説明】
【0009】
1 正面板、2 側面板B、3 背面板、4 側面板A、5 底板、6 空気口板、7 載置軸、8 アミ、9 長い蝶番、10 蝶番、11 抜差蝶番、12 留金 13 載置軸穴、14 空気口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対からなる枠板を長蝶番で固定したもの2種類を設け、その2種類を囲むように留金、抜差蝶番で合わせて、底に灰の受け皿用で底板を設け、アミ受け用で載置軸を使用し、炭又は焼く用アミを3枚設け、火の調整で空気口板を設けて、仕舞い方は、それぞれ部品を取り、枠板を折りたたむことでコンパクトにして、市販のバックに仕舞えることが可能な折り畳み式バーベキュー用コンロ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−111460(P2013−111460A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−272730(P2011−272730)
【出願日】平成23年11月26日(2011.11.26)
【出願人】(511304062)
【Fターム(参考)】