説明

押釦スイッチ

【課題】 従来の押釦スイッチでは、その構成部品が、第1、第2ハウジング10、17と、第1、第2ステム14、18と、可動接点13と、インシュレータ15と、防水部材16との7個の部品から成り、この7個の部品から成る押釦スイッチでは、各部品をそれぞれ加工する加工工数や、それらの組み立てのための組み立て工数が多く掛かることから、コスト高な押釦スイッチとなるという問題が生じている。
【解決手段】 凹部1cを有するハウジング1と、該ハウジングの凹部内に配設された固定接点2、3と、凹部内に配設され、固定接点の上部に配設された可動接点4と、凹部の上方部を覆うようにハウジングに取り付けられた蓋部7と、凹部内の蓋部の下面に設けられた防水部材6と、可動接点を押圧するための押圧部5c及び、操作部5aを有する移動可能なステム5と備えていること。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押釦スイッチに関し、特に、防水加工された押釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の押釦スイッチについて図面を用いて説明する。図3は、従来の押釦スイッチを示す正面図、図4は、従来の押釦スイッチを示す平面図、図5は、従来の押釦スイッチを示す断面図である。
【0003】図3〜図5に示すように、第1ハウジング10は、絶縁合成樹脂材料を成形加工して、略矩形に形成し、四方を囲む側壁10aと、底壁10bと、上面の中央部の円形の凹部10cとを有する。また、それぞれの側壁10aの上面には、幅広で所定の深さ寸法を有する溝部10dと、側壁10aの上面のそれぞれの角部10eには、上方に突出する円柱状の4個の凸部10fが形成されている。
【0004】第1固定接点11は、金属平板を切断・折り曲げ加工して略L字状に形成され、接点部11aと、端子部11bとを有している。そして、この第1固定接点11は、第1ハウジング10にインサート成形され、接点部11aは、第1ハウジング10の凹部10cの中央部に表面が露出した状態で配設され、端子部11bは、第1ハウジング10のひとつの側壁10aの側面から側壁10aに沿って下方に突出して配設されている。この第1ハウジング10にインサート成形された第1固定接点11は、第1ハウジング10に配設されている。
【0005】第2固定接点12は、金属平板を切断・折り曲げ加工して略L字状に形成し、接点部12aと、端子部12bとを有している。そして、この第2固定接点12は、第1ハウジング10にインサート成形されて、接点部12aは、第1ハウジング10の凹部10cの中央部に表面が露出した状態で配設された前記第1固定接点11の接点部11aを挟むように凹部10cの内周縁部に近接し、且つ、表面が露出した状態で配設され、端子部12bは、第1ハウジング10の側壁から側壁に沿って下方に突出して配設されている。
【0006】このように、第1ハウジング10と第1固定接点11と第2固定接点12とは、第1、第2固定接点11、12が第1ハウジング10にインサート成形されていることから一体化されて、1つの部品を構成している。
【0007】可動接点13は、弾性金属平板を切断・押し出し加工にて、ドーム状に形成されている。この可動接点13は、第1ハウジング10の凹部10c内に配置され、可動接点13の周縁部は、第2固定接点12の接点部12aに当接され、且つ、可動接点13は、第1固定接点11の接点部11aを覆うような状態で配置されている。
【0008】第1ステム14は、絶縁合成樹脂材料を成形加工し、略円盤状であって、小径部14aと、小径部14aの下方に連設された大径部14bと、大径部14bから下方に突出した押圧部14cとを有している。この第1ステム14は、ドーム状の可動接点13の頂点部に押圧部14cが当接した状態で配置されている。
【0009】インシュレータ15は、シート状の例えば、ポリイミド樹脂材料などから成り、略十字形に形成されている。このインシュレータ15は、第1ハウジング10の側壁10aの上面の溝部10d内に載置され、且つ、凹部10cを塞ぐと共に、第1ステム14の小径部14aの上面に当接された状態で配置されている。
【0010】防水部材16は、シート状のゴム材料(例えば、EPDM材料)から成り、略十字形に形成されている。この防水部材16は、インシュレータ15の上に重ね合わせられて、第1ハウジング10の側壁10aの上面の溝部10d内に配置されている。
【0011】第2ハウジング17は、絶縁合成樹脂材料を成形加工して、略矩形に形成し、四方を囲む側壁17aと、側壁17aに繋がれた上壁17bとを有している。また、上壁17bの中央部には、円形の小径孔17cが形成され、この小径孔17cの下方には、円形の大径孔17dが形成されている。また、各側壁17aを含む、上壁17bの四隅には、円弧状の切り欠き部17eが側壁17aの下面の近傍まで設けられて、下端部の四隅に台座17gが形成され、この台座17gには、図3の上下方向に貫通された4個の孔17fがそれぞれに設けられている。
【0012】この第2ハウジング17は、側壁17aの下面が防水部材16の上面に当接して配置され、この状態では、孔17fに第1ハウジング10の凸部10fが挿通され、凸部10fの先端が孔17fから上方に突出されている。そして、孔17fから上方に突出された凸部10fの先端は、例えば、熱カシメなどでカシメられ、このカシメにて第1ハウジング10に第2ハウジング17が固着され、一体化されている。
【0013】第2ステム18は、絶縁合成樹脂材料を成形加工して形成され、円柱状の操作部18aと、操作部18aの下端に設けられた鍔部18bと、鍔部18bの下方に突出して設けられた押圧部18cとを有している。また、押圧部18cは、円柱状の凸部18dと、凸部18dの側方に、例えば、120度の角度毎に配置された3個の支持部18eとを有している。
【0014】この第2ステム18は、押圧部18cが、第2ハウジング17の大径孔17d内に収納された状態で、操作部18aが、小径孔17cを貫通して外方(上方)に突出し、鍔部18bの上面は、上壁17bに当接され、第2ステム18が第2ハウジング17から外れることのない状態で配置されている。
【0015】また、この状態のとき、第2ステム18の凸部18dの先端面(下面)は、防水部材16の上面に当接・配置されている。
【0016】次に、従来の押釦スイッチの動作について説明する。この押釦スイッチは、第2ステム18の操作部18aを下方に押圧すると、第2ステム18の凸部18dが、防水部材16とインシュレータ15とのほぼ中央部を下方に押圧する。このインシュレータ15が下方に押圧されるとインシュレータ15に当接されている第1ステム14が下方に押圧される。この押圧によって第1ステム14の押圧部14cが、ドーム状の可動接点13を下方に押圧する。そして、可動接点13が押圧されると可動接点13が反転して可動接点13の裏面が第1固定接点11の接点部11aに当接される。この接点部11aへの当接によって、第1固定接点11と第2固定接点12とは、可動接点3を介して導通されて押釦スイッチは、オンの状態となる。
【0017】この状態から、第2ステム18の操作部18aの下方への押圧力を解除すると、ドーム状の可動接点13の反転復帰力によって、第1ステム14の押圧部14cが上方に押し上げられる。このとき、可動接点13は、第1固定接点11から離間してこの押釦スイッチは、オフの状態となる。その後、前述の動作とは、逆の順序にて動作し、第2ステム18の操作部18aが元の位置に戻る。このようにして、第2ステム18や第1ステム14などを介して可動接点13を押圧することによって、クリック動作を起こさせて、連続動作を繰り返すことが出来る。
【0018】次に、従来の押釦スイッチの第1ハウジング10と第2ハウジング17との組み立てについて説明する。先ず、第1ハウジング10の側壁10aの上面にインシュレータ15と防水部材16とを載置した状態で、第1ハウジング10の凸部10fに第2ハウジング17の孔17fを挿通させる。この状態で、凸部10fの先端部を例えば、熱カシメなどによって、押圧変形させ、この凸部10fの押圧変形によって、第1ハウジング10と第2ハウジング17とが一体化される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の押釦スイッチでは、その構成部品が、第1、第2ハウジング10、17と、第1、第2ステム14、18と、可動接点13と、インシュレータ15と、防水部材16との7個の部品から成り、この7個の部品から成る押釦スイッチでは、各部品をそれぞれ加工する加工工数や、それらの組み立てのための組み立て工数が多く掛かることから、コスト高な押釦スイッチとなるという問題が生じている。
【0020】また、従来の押釦スイッチでは、シート状のインシュレータ15と防水部材16とが配置されていることから、第2ステム18の押圧部18cは、このインシュレータ15と防水部材16とを介してドーム状の可動接点13を押圧する。このことから、ドーム状の可動接点13の反転動作によって生じるクリック感が防水部材16に吸収されてしまい、押釦スイッチのオン・オフ動作に伴う良好な操作感が得られないという問題がある。
【0021】本発明は、以上の問題を解決するためのもので、その目的は、部品点数が少なく安価で、良好な操作感が得られ押釦スイッチを提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の押釦スイッチは、凹部を有するハウジングと、該ハウジングの凹部内に配設された固定接点と、凹部内に配設され、固定接点の上部に配設された可動接点と、凹部の上方部を覆うようにハウジングに取り付けられた蓋部と、凹部内の蓋部の下面に設けられた防水部材と、可動接点を押圧するための押圧部及び、操作部を有する移動可能なステムと備え、押圧部を凹部内に配設すると共に、操作部を防水部材の孔に挿通して、ハウジング外に突出させ、防水部材の孔の内周端面を、操作部に弾圧状態で密着させ、且つ、防水部材の外周端面を凹部の内壁に弾圧状態で密着させたことである。
【0023】また、本発明の押釦スイッチは、防水部材がゴム材料によって形成されていることである。
【0024】また、本発明の押釦スイッチは、ステムには、操作部に鍔部を設け、ステムの未作動時に、防水部材と鍔部とが密着されていることである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の押釦スイッチについて図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の押釦スイッチを示す分解斜視図、図2は、本発明の実施の形態の押釦スイッチを示す断面図である。
【0026】図1、図2に示すように、ハウジング1は、絶縁合成樹脂材料を成形加工して、略矩形に形成され、四方を囲む側壁1aと、側壁1aに繋がれた底壁1bと、上面側の中央部に設けられた略円形状の凹部1cとを有する。また、各側壁1aの上面の四隅に上方に突出する複数個(例えば、4個)の円柱状の凸部1eが設けられている。
【0027】第1固定接点2は、平板な金属材料から成り、切断・折り曲げ加工して形成し、略L字状であって、接点部2aと、端子部2bとを有している。そして、この第1固定接点2は、ハウジング1にインサート成形され、接点部2aは、凹部1cの底面の略中央部に表面が露出した状態で配設され、端子部2bは、ハウジング1のひとつの側壁1aに沿って下方に突出して配設されている。
【0028】第2固定接点3は、平板な金属材料から成り、切断・折り曲げ加工して形成し、略L字状であって、接点部3aと、端子部3bとを有している。そして、この第2固定接点3は、ハウジング1にインサート成形され、接点部3aは、凹部1cの底面に表面が露出した状態で配設され、端子部3bは、ハウジング1のひとつの側壁1aに沿って下方に突出して配設されている。即ち、一対の接点部3aは、第1固定接点2の接点部2aを挟んだ位置に配置されている。このとき、第2固定接点3の端子部3bと第1固定接点2の端子部2bとは、対向する各側壁1aに沿ってそれぞれ下方に突出して配設されている。
【0029】この状態のとき、ハウジング1と第1固定接点2と第2固定接点3とは、第1、第2固定接点2、3が第1ハウジング1にインサート成形されていることから一体化されて、1つの部品を構成している。
【0030】可動接点4は、例えば、リン青銅材などの弾性金属平板を切断・押し出し(プレス)加工にて、ドーム状に形成されている。この可動接点4は、ハウジング1の凹部1c内に配置され、可動接点4の周縁部は、第2固定接点3の接点部3aの表面に当接された状態で配置され、且つ、可動接点3は、第1固定接点2の接点部2aの上部に接点部2aを覆うような状態で配置されている。
【0031】ステム5は、合成樹脂材料を成形加工し、略円盤状であって、操作部5aと、操作部5aの下端であって、操作部5aの外周面と直交する方向に形成される鍔部5bと、鍔部5bの下面から下方に突出した押圧部5cとを有している。また、押圧部5cの下端面は、円弧状に形成されている。このステム5は、ドーム状の可動接点4の頂点部に押圧部5cが当接した状態で配置され、よって、押圧部5cと鍔部5bとはハウジング1の凹部1c内に収納されている。また、ステム5は、凹部1c内を上下方向に移動可能に配置されている。
【0032】防水部材6は、弾力を有するゴム材料(例えば、EPDM材料)などから成り、平板な略円環状であって、円形の孔6aを有している。この孔6aの直径寸法は、ステム5の操作部5aの外径寸法に比較して、僅かに小さく形成されており、また、防水部材6の外径寸法は、ハウジング1の凹部1cの内径寸法に比較して、僅かに大きく形成されている。この防水部材6は、ステム5の操作部5aに圧接されながら挿通された状態で鍔部5b上に密着され、且つ、防水部材6は、凹部1c内の上端部に配置される。
【0033】即ち、ステム5の操作部5aを防水部材6の孔6aに挿通して、ハウジング1の外に突出させ、防水部材6の孔6aの内周端面を、操作部5aに弾圧状態で密着させ、且つ、防水部材6の外周端面をハウジング1の凹部1cの内壁に弾圧状態で密着させるように配置されている。
【0034】蓋部7は、絶縁合成樹脂材料を成形加工して、平板状で矩形に形成し、中央部に設けられた円形の挿通孔7aと、四隅に設けられた4個の孔7bとを有している。また、この蓋部7の挿通孔7aには、ステム5の操作部5aが挿通され、操作部5aが上方に突出し、4個の孔7bには、それぞれハウジング1の凸部1eが挿通された状態で、凸部1eの先端部を熱カシメなどで、押圧変形させて、ハウジング1と蓋部7とを一体化させる。この状態のとき、即ち、ステム5の未作動時には、防水部材6が、蓋部7とステム5の鍔部5bとによって、挟まれて密着・配置されている。
【0035】上述の如く、本発明の実施の形態の押釦スイッチの構成部品は、ハウジング1と、可動接点4と、ステム5と、防水部材6と、蓋部7との5個の部品から構成されている。
【0036】次に、本発明の押釦スイッチの動作について説明する。この押釦スイッチは、ステム5の操作部5aを下方に押圧すると、ステム5の押圧部5cが、ドーム状の可動接点4を直接下方に押圧する。そして、可動接点4が押圧されると可動接点4が弾性に抗して反転して可動接点4の裏面が第1固定接点2の接点部2aに当接される。このようにして、第1固定接点2と第2固定接点3とは、可動接点3によって導通されて押釦スイッチは、オンの状態となる。
【0037】この状態のとき、ステム5の操作部5aの外周面に弾圧されている防水部材6は、防水部材6の孔6aの内周端面が下方に垂れ下がるように弾性変形するが、防水部材6は、操作部5aの外周面から離間することはなく、ハウジング1の凹部1cの密閉は保持されている。
【0038】ここで、この状態から、ステム5の操作部5aの下方への押圧力を解除すると、ドーム状の可動接点4の反転復帰力によって、ステム5の押圧部5cが上方に押し上げられる。このとき、可動接点4は、第1固定接点2から離間してこの押釦スイッチは、オフの状態となるとともに、ステム5の操作部5aが元の位置に戻る。このようにして、ステム5にて可動接点4を直接押圧することによって、軽快にクリック動作を起こさせて、連続動作を繰り返すことが出来る。
【0039】なお、上述の実施の形態では、固定接点を第1、第2固定接点として、一方の固定接点が常時可動接点と当接されている構成であるが、これに限定されず、第1、第2固定接点のいずれもがオフ時には可動接点から離間している構成でも良い。
【0040】また、なお、上述の実施の形態では、ハウジングを矩形に形成したが、これに限定されず円形でも良い。なお、上述の実施の形態では、ステムの操作部に鍔部を形成したが、これに限定されず、鍔部が形成されていなくても良い。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の押釦スイッチは、ハウジングと、可動接点と、ステムと、防水部材と、蓋部との5個の部品から構成されていることによって、従来の押釦スイッチに比較して少ない部品構成であることから組み立て易く、安価な押釦スイッチを提供することが出来るという効果を奏する。
【0042】また、本発明の押釦スイッチは、可動接点を押圧するための押圧部、及び操作部を有するステムの移動によって、押圧部が、従来の押釦スイッチに配置された防水部材を介することなく直接可動接点を押圧するので、可動接点の反転によるクリック感が直接操作部につたわるので、良好なクリック感を得ることが出来る。
【0043】また、本発明の押釦スイッチは、防水部材がゴム材料によって形成されていることによって、ゴム材料は、安価で、且つ加工性が良好であることから安価な押釦スイッチを提供することが出来る。
【0044】また、本発明の押釦スイッチは、操作部に鍔部を設け、ステムの未作動時に、防水部材と鍔部とが密着されていることから、防水部材の配置が鍔部によって確実に保持されることから安定した動作の押釦スイッチを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の押釦スイッチを示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の押釦スイッチを示す断面図である。
【図3】従来の押釦スイッチを示す正面図である。
【図4】従来の押釦スイッチを示す平面図である。
【図5】従来の押釦スイッチを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
1a 側壁
1c 凹部
2 第1固定接点
2a 接点部
3 第2固定接点
3a 接点部
4 可動接点
5 ステム
5a 操作部
5c 押圧部
6 防水部材
7 蓋部

【特許請求の範囲】
【請求項1】 凹部を有するハウジングと、該ハウジングの前記凹部内に配設された固定接点と、前記凹部内に配設され、前記固定接点の上部に配設された可動接点と、前記凹部の上方部を覆うように前記ハウジングに取り付けられた蓋部と、前記凹部内の前記蓋部の下面に設けられた防水部材と、前記可動接点を押圧するための押圧部及び、操作部を有する移動可能なステムと備え、前記押圧部を前記凹部内に配設すると共に、前記操作部を前記防水部材の孔に挿通して、前記ハウジング外に突出させ、前記防水部材の前記孔の内周端面を、前記操作部に弾圧状態で密着させ、且つ、前記防水部材の外周端面を前記凹部の内壁に弾圧状態で密着させたことを特徴とする押釦スイッチ。
【請求項2】 前記防水部材がゴム材料によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の押釦スイッチ。
【請求項3】 前記ステムには、前記操作部に鍔部を設け、前記ステムの未作動時に、前記防水部材と前記鍔部とが密着されていることを特徴とする請求項1、又は2記載の押釦スイッチ。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図1】
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【図5】
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【公開番号】特開2000−67684(P2000−67684A)
【公開日】平成12年3月3日(2000.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平10−230859
【出願日】平成10年8月17日(1998.8.17)
【出願人】(000010098)アルプス電気株式会社 (4,263)
【Fターム(参考)】