説明

指針装置およびその組付け方法

【課題】閉塞部材を無くすか、あるいは閉塞部材の強度を維持しながら、組付け性の良好な指針装置およびその組付け方法を提供する。
【解決手段】
回転基部31と、指示部32とを有する導光部材3と、第1のカバー部41と、第2のカバー部42とを有するカバー部材4とを備え、回転基部31には、光源からの光を指示部32の先端側に向けて反射する反射部311が形成され、第1のカバー部41は、第1の前面壁411と、第1の側面壁412と、開口部413とを有し、第2のカバー部42は開口窓421と、一対の第2の側面壁422とを有する指針装置において、第2のカバー部42の前記目盛板側に遮光部423を連続形成すると共に各箇所P1,P2間に連通部424を形成してなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自動車やオートバイの計器装置に適用され、目盛板上を軸回り回転する指針装置に関し、特に導光部材の周囲を遮光部材にて覆うと共にカバー部材に設けた透視部から導光部材が部分的に視認される指針装置およびその組付け方法に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の指針装置として例えば下記特許文献1に記載されたものが知られている。この指針装置は、ステッピングモータ等の駆動軸に直接または間接的に連結される回転基部と、この回転基部から連続して目盛板上を所定方向に延びる棒状の指示部とを有する導光部材と、回転基部の周囲を覆う第1のカバー部と、この第1のカバー部から連続して指示部に沿って延びる第2のカバー部とを有するカバー部材と、第1,第2のカバー部の目盛板側に形成される開口部を塞ぐ遮光性材料からなる閉塞部材とを備えている。
【0003】
回転基部には、光源からの光を指示部の先端側に向けて反射する反射部が形成され、また指示部の前面または目盛板側となる背面にはホットスタンプ層が形成されている。
【0004】
第1のカバー部は、回転基部の前面領域と側面領域とを連続して覆うと共に前面領域に部分形成した透視部から回転基部内に位置する指示部を視認可能に設けた第1の壁部と、目盛板側に開口する第1の開口部とを有する円筒形に形成され、第2のカバー部は指示部の前面領域と側面領域とを連続して覆うと共に前面領域に部分形成した開口窓から指示部を視認可能に設けた第2の壁部と、目盛板側に開口する第2の開口部とを有する細長い箱形に形成されている。
【0005】
閉塞部材は、カバー部材を目盛板側から塞ぐようにカバー部材に組付け固定され、第1の開口部を塞ぐ円形の第1の塞ぎ部と、第2の開口部を塞ぐ細長形状の第2の塞ぎ部とを有し、回転基部及び指示部の光が目盛板側に漏れるのを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2010−025567号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記特許文献1に記載の指針装置は、導光部材から目盛板側に漏れる光を遮断するために、閉塞部材が必要であり、この閉塞部材は、回転部品である指針のモーメント(軽量化)を考慮して薄板状に形成されるため、細長形状の第2の塞ぎ部の強度が維持できない場合があり、欠損や熱等による変形、強度不足による外れといった問題が懸念されていた。また閉塞部材は、カバー部材の背後から導光部材を収納した後、カバー部材を塞ぐことにより、カバー部材から導光部材が目盛板側に脱落するのを防止する機能も有しており、閉塞部材を無くす替わりにカバー部材の目盛板側を塞ぐように連続形成すると、導光部材の組付けが困難になるという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は前述した問題点に着目し、閉塞部材を無くすか、あるいは閉塞部材の強度を維持しながら、組付け性の良好な指針装置とその組付け方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、回転基部と、この回転基部から連続して目盛板上を所定方向に延びる棒状の指示部とを有する導光部材と、前記回転基部の周囲を覆う第1のカバー部と、この第1のカバー部から連続して前記指示部に沿って延びる第2のカバー部とを有するカバー部材とを備え、前記回転基部には、光源からの光を指示部の先端側に向けて反射する反射部が形成され、前記第1のカバー部は、前記回転基部の前面領域の少なくとも一部を覆う第1の前面壁と、前記回転基部の側面領域を覆う第1の側面壁と、目盛板側に開口する開口部とを有し、前記第2のカバー部は前記指示部の長手方向輪郭形状に対応した開口窓と、前記指示部の長手方向側面領域を覆う一対の第2の側面壁とを有する指針装置において、前記第2のカバー部の前記目盛板側に前記第2の側面壁どうしを繋いでなる遮光部を連続形成し、この遮光部の前記開口部に隣接する箇所と、前記開口窓の前記回転基部側箇所との間に、前記開口部と前記開口窓とに連通する連通部を形成してなることを特徴とする。
このように構成することにより、遮光部で第2のカバー部の目盛板側を塞ぐことができるため、閉塞部材を無くすか、あるいは閉塞部材の長さを短くして強度を維持することができる。また指示部の先端を開口部側から連通部を通して開口窓側に貫通させた後、導光部材の両端側とカバー部材の両端側とが近づく方向に移動させることにより、導光部材をカバー部材に組付けることができるため、組付け性を良好となし得る。
【0010】
また本発明は、前記連通部が前記回転基部の回転軸線と平行な直線方向両方向に開口することを特徴とする。
このように構成することにより、指示部の先端を連通部に貫通させた後、導光部材の両端側とカバー部材の両端側とが近づく方向に移動させる際の移動作業を容易にでき、作業性を良好にできる。
【0011】
また本発明は、回転基部と、この回転基部から連続して目盛板上を所定方向に延びる棒状の指示部とを有する導光部材と、前記回転基部の周囲を覆う第1のカバー部と、この第1のカバー部から連続して前記指示部に沿って延びる第2のカバー部とを有するカバー部材とを備え、前記回転基部には、光源からの光を指示部の先端側に向けて反射する反射部が形成され、前記第1のカバー部は、前記回転基部の前面領域の少なくとも一部を覆う第1の前面壁と、前記回転基部の側面領域を覆う第1の側面壁と、目盛板側に開口する開口部とを有し、前記第2のカバー部は前記指示部の長手方向輪郭形状に対応した開口窓と、前記指示部の長手方向側面領域を覆う一対の第2の側面壁とを有する指針装置の組付け方法において、前記第2のカバー部の前記目盛板側に前記第2の側面壁どうしを繋いでなる遮光部を連続形成し、この遮光部の前記開口部に隣接する箇所と、前記開口窓の前記回転基部側箇所との間に、前記開口部と前記開口窓とに連通する連通部を形成し、前記導光部材における前記指示部先端を前記開口部側から前記連通部を通して前記開口窓側に貫通させた後、前記導光部材の両端側と前記カバー部材の両端側とが近づく方向に移動させることにより、前記開口窓内に前記指示部が収納されると共に前記開口部内に前記回転基部が収納されるように前記導光部材を前記カバー部材に組付けてなることを特徴とする。
このような組付け方法を採用することにより、閉塞部材を無くすか、あるいは閉塞部材の長さを短くして強度を維持しながら、組付け性を良好となし得る。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、閉塞部材を無くすか、あるいは閉塞部材の強度を維持しながら、組付け性の良好な指針装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施形態による指針装置の斜視図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】同実施形態の正面図。
【図4】図3のX−X断面図(ハッチング省略)。
【図5】図4においてカバー部材を除いたときの断面図(ハッチング省略)。
【図6】図3のA−A断面図(ハッチング省略)。
【図7】図3のB−B断面図(ハッチング省略)。
【図8】図3のC−C断面図(ハッチング省略)。
【図9】(a)〜(d)は同実施形態におけるカバー部材と導光部材の組付け過程を示すカバー部材の一部を破断した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1、図2において指針装置1は、例えば自動車やオートバイの計器装置に組み込まれるもので、ステッピングモータ等の図示省略した駆動軸に連結されて目盛板(図示はしないが、図中、下側に位置)上を軸回り回転する。
【0015】
この指針装置1は、前記駆動軸に連結される台座部材2と、この台座部材2を通じて前記駆動軸に連結される導光部材3と、この導光部材3の周囲を覆うカバー部材4とで構成されている。
【0016】
台座部材2は、例えば遮光性を有する合成樹脂からなり、前記駆動軸の軸線方向に延び当該駆動軸に挿入連結されるボス部21と、カバー部材3の後述する第1のカバー部の形状に対応した円板状の台座部22と、この台座部22から導光部材2に沿って延びる細長形状の閉塞部(閉塞部材)23とを有している。
【0017】
台座部22は、図示しない光源からの光を前方側へと透過する貫通孔からなる透光部221と、この透光部221の周囲に位置して導光部材3の後述する回転基部の外形に対応して前方に隆起する隆起部222とを有し、隆起部222には更に前方へと突出する突起部223が形成されている。
【0018】
導光部材3は、例えば透光性を有する合成樹脂からなり、上面視で略扇形状の回転基部31と、この回転基部31から連続して前記目盛板上を所定方向に延びる棒状の指示部32とを有している。なおこの場合、回転基部31の回転軸線RAは指針1の回転軸線と一致している。
【0019】
回転基部31は、透光部221に対応する後方外壁面を利用して形成された反射部311と、その両側面から突出形成された一対のフランジ部312とを有し、反射部311は透光部211を通じて回転基部31内に入射した光を指示部32の先端側に反射する円錐面として形成され、フランジ部312には、台座部22に設けた突起部223を挿入することにより導光部材3を台座部材2に位置決めする位置決め孔313が形成されている。
【0020】
指示部32は、先端が先細りとなる断面形状が矩形となる棒状体からなり、その前面または前記目盛板側となる背面には、着色用のホットスタンプ層が形成されており、反射部311を通じて指示部32内に導入された光により、指示部32はホットスタンプ層の色で発光する。
【0021】
カバー部材4は、例えば遮光性を有する合成樹脂からなり、回転基部の周囲を覆う第1のカバー部41と、この第1のカバー部41から連続して指示部32に沿って延びる第2のカバー部42とを有している。
【0022】
第1のカバー部41は、回転基部31の前面領域を覆う第1の前面壁411と、回転基部31の側面領域を覆う第1の側面壁412と、前記目盛板側(背後側)に開口する開口部413(図4,図5参照)とを有しており、第1の前面壁411の前面視形状は円形で、第1の側面壁412は第1の前面壁411の縁を囲むようにラウンドしており、この結果、開口部413は前記目盛板側に開口し、第1の前面壁411と第2の側面壁412とで形成される空間内に回転基部31及び台座部22を収容する(図4参照)。
【0023】
第2のカバー部42は、指示部32の長手方向輪郭形状に対応した開口窓421と、指示部32の長手方向側面領域を覆う一対の第2の側面壁422と、前記目盛板側に形成され第2の側面壁422どうしを繋いでなる遮光部423と、この遮光部423の開口部413に隣接する箇所P1と開口窓421の回転基部31側箇所P2との間に形成され開口部413と開口窓421とに連通する連通部424とを有している。
【0024】
開口窓421は、指示部32を前方側に露出するもので、前方側から指示部32を収納可能な幅を有している。
【0025】
第2の側面壁422の前記目盛板側は、遮光部423によって連続的に繋がることによって第2のカバー部42は有底となると共に、その先端には、導光部材3をカバー部材4に組付けた際に指示部32の先端が前方に外れることを防止する袋状の外れ防止部425が形成されている。
【0026】
連通部424は、開口部413と開口窓421とに連通するだけでなく、回転基部31の回転軸線RAと平行な直線方向両方向(図中、両矢印参照)に開口している(図5参照)。この結果、遮光部423の開口部413に隣接する箇所P1の端部と、開口窓421の回転基部31側箇所P2の端部は、回転軸線RAと平行な直線方向から見たとき、距離D分離間している。
【0027】
次に本実施形態による指針装置の組付け例を図9に基づいて説明する。
【0028】
まず導光部材3をカバー部材4に組付ける。両部材の組付けは、図9(a)の状態から導光部材3の指示部32先端をカバー部材4の開口部413側から連通部424を通して開口窓421側に斜めに貫通させる(図9(b))。
【0029】
この状態から導光部材3の両端側とカバー部材4の両端側とが近づく方向に(視認方向)左右軸LRAを起点に回転移動させ、開口窓421内に指示部32を収納し、指示部32の先端を外れ防止部425内によって保持すると共に、開口部内413に回転基部31が収納されるように導光部材3をカバー部材4に組付ける(図9(c))。導光部材3とカバー部材4とを回転移動させる際は、各箇所P1,P2間の距離Dの存在により回転移動それ自体や指示部32先端の外れ防止部425内への挿入を容易にしている。
【0030】
最後にカバー部41の開口部内413側から台座部材2を組付ける。台座部材2の組付けは、台座部材2の外周をカバー部材4のカバー部41内に形成した図示しない爪部に係合することにより行われる。これにより台座部材2とカバー部材4との間に導光部材3が挟み付け固定される。なお台座部材2と導光部材3の位置決めは、突起部223を位置決め孔313に挿入することにより行われる。
【0031】
以上のように本実施形態では、回転基部31と、この回転基部31から連続して前記目盛板上を所定方向に延びる棒状の指示部32とを有する導光部材3と、回転基部31の周囲を覆う第1のカバー部41と、この第1のカバー部41から連続して指示部32に沿って延びる第2のカバー部42とを有するカバー部材4とを備え、回転基部31には、図示しない発光ダイオード等の光源からの光を指示部32の先端側に向けて反射する反射部311が形成され、第1のカバー部41は、回転基部31の前面領域の少なくとも一部を覆う第1の前面壁411と、回転基部31の側面領域を覆う第1の側面壁412と、前記目盛板側に開口する開口部413とを有し、第2のカバー部42は指示部32の長手方向輪郭形状に対応した開口窓421と、指示部32の長手方向側面領域を覆う一対の第2の側面壁422とを有する指針装置において、第2のカバー部42の前記目盛板側に第2の側面壁422どうしを繋いでなる遮光部423を連続形成し、この遮光部423の開口部413に隣接する箇所P1と、開口窓421の回転基部31側箇所P2との間に、開口部413と開口窓421とに連通する連通部424を形成してなることにより、遮光部423で第2のカバー部42の前記目盛板側を塞ぐことができるため、閉塞部(閉塞部材)23の長さを短くして強度を維持することができる。また指示部32の先端を開口部413側から連通部424を通して開口窓421側に貫通させた後、導光部材3の両端側とカバー部材4の両端側とが近づく方向に移動させることにより、導光部材3をカバー部材4に組付けることができるため、組付け性を良好となし得る。
【0032】
なお本実施形態では、連通部424の前記直線方向背後側を覆って光漏れを抑制するために、閉塞部23を形成したが、特にこの部分を塞ぐ必要がなければ閉塞部23はなくしてもよい。
【0033】
また本実施形態では、連通部424が回転基部31の回転軸線RAと平行な直線方向両方向に開口することにより、指示部32の先端を連通部424に貫通させた後、導光部材3の両端側とカバー部材4の両端側とが近づく方向に回転移動させて組付ける際の組付け作業を容易にでき、作業性を良好にできる。
【0034】
なお本実施形態では、導光部材3(指示部32)とカバー部材4(第2のカバー部42)が直線状の指針装置を例に説明したが、本発明は、導光部材3(指示部32)とカバー部材4(第2のカバー部42)が折れ曲がった形状の指針装置に適用することも可能である。
【符号の説明】
【0035】
1 指針装置
2 台座部材
3 導光部材
4 カバー部材
21 ボス部
22 台座部
23 閉塞部(閉塞部材)
221 透光部
222 隆起部
223 突起部
31 回転基部
32 指示部
311 反射部
312 フランジ部
313 位置決め孔
41 第1のカバー部
42 第2のカバー部
411 第1の前面壁
412 第1の側面壁
413 開口部
421 開口窓
422 第2の側面壁
423 遮光部
424 連通部
425 外れ防止部
D 距離
P1 箇所
P2 箇所
RA 回転軸線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転基部と、この回転基部から連続して目盛板上を所定方向に延びる棒状の指示部とを有する導光部材と、前記回転基部の周囲を覆う第1のカバー部と、この第1のカバー部から連続して前記指示部に沿って延びる第2のカバー部とを有するカバー部材とを備え、前記回転基部には、光源からの光を指示部の先端側に向けて反射する反射部が形成され、前記第1のカバー部は、前記回転基部の前面領域の少なくとも一部を覆う第1の前面壁と、前記回転基部の側面領域を覆う第1の側面壁と、目盛板側に開口する開口部とを有し、前記第2のカバー部は前記指示部の長手方向輪郭形状に対応した開口窓と、前記指示部の長手方向側面領域を覆う一対の第2の側面壁とを有する指針装置において、前記第2のカバー部の前記目盛板側に前記第2の側面壁どうしを繋いでなる遮光部を連続形成し、この遮光部の前記開口部に隣接する箇所と、前記開口窓の前記回転基部側箇所との間に、前記開口部と前記開口窓とに連通する連通部を形成してなることを特徴とする指針装置。
【請求項2】
前記連通部が前記回転基部の回転軸線と平行な直線方向両方向に開口することを特徴とする請求項1記載の指針装置。
【請求項3】
回転基部と、この回転基部から連続して目盛板上を所定方向に延びる棒状の指示部とを有する導光部材と、前記回転基部の周囲を覆う第1のカバー部と、この第1のカバー部から連続して前記指示部に沿って延びる第2のカバー部とを有するカバー部材とを備え、前記回転基部には、光源からの光を指示部の先端側に向けて反射する反射部が形成され、前記第1のカバー部は、前記回転基部の前面領域の少なくとも一部を覆う第1の前面壁と、前記回転基部の側面領域を覆う第1の側面壁と、目盛板側に開口する開口部とを有し、前記第2のカバー部は前記指示部の長手方向輪郭形状に対応した開口窓と、前記指示部の長手方向側面領域を覆う一対の第2の側面壁とを有する指針装置の組付け方法において、前記第2のカバー部の前記目盛板側に前記第2の側面壁どうしを繋いでなる遮光部を連続形成し、この遮光部の前記開口部に隣接する箇所と、前記開口窓の前記回転基部側箇所との間に、前記開口部と前記開口窓とに連通する連通部を形成し、前記導光部材における前記指示部先端を前記開口部側から前記連通部を通して前記開口窓側に貫通させた後、前記導光部材の両端側と前記カバー部材の両端側とが近づく方向に移動させることにより、前記開口窓内に前記指示部が収納されると共に前記開口部内に前記回転基部が収納されるように前記導光部材を前記カバー部材に組付けてなることを特徴とする指針装置の組付け方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−103143(P2012−103143A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−252486(P2010−252486)
【出願日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【出願人】(000231512)日本精機株式会社 (1,561)
【Fターム(参考)】