説明

損傷した軟らかい組織を治療する装置および方法

本発明は、複数のピンを有する治療本体部を具える多目的の方法および装置である。治療本体部上のピンの遠位端部は、皮膚に接触するように配置される。この装置を利用して、身体の様々な部位の損傷した軟らかい組織の症状で苦しむ人間および動物を治療してもよい。この装置および方法は、損傷あるいは疲労した身体のリラクゼーションおよび活性化に有用である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、整形外科装置、特に、複数の個別の圧点を利用した整形外科装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
典型的な筋肉および軟らかい組織損傷から痛みを取り除く通常の治療は、単に冷湿布および/または温湿布双方を適用し、傷付いた領域を休ませ、関連する痛みを軽減する以上を必要とする。包帯などの外部装置は、傷付いた筋肉および軟らかい組織をサポートし、その痛みを軽減するのによく利用される。傷付いた軟らかい組織から痛みを取り除く従来の装置および方法は、伸筋の塊の炎症による外側上顆炎を対象としている。このような装置は、例えば、伸筋および屈筋の大きな動作を支持および抑制し、衝撃を吸収すべく、前腕の周りに固定される弾力性のある伸張性包帯および弾力性のない伸張性包帯を具えている。テニス肘の症状を軽減する包帯の一の形態は、腕の圧力を局所化する膨張可能な袋に依存する。同様の包帯は、温湿布あるいは冷湿布を保持するポケットを具えている。包帯の圧点は調整可能である。いくつかの包帯は、機械的な力を特定の単一の位置に作用させる。
【0003】
前述した装置は通常、伸筋および屈筋の大きな動作を支持および抑制し、衝撃を吸収し、熱特性を有する。現在の装置は、いくつかの利点を有するが、現在の装置は、方向を有する圧力を複数の位置に同時に提供し、放射状、長さ方向、表面方向など異なる方向に同時に提供することができない。さらに、従来の包帯は通常、即座にあるいは長期間痛みを軽減することができず、リラクゼーション効果も有さない。
【0004】
全世界で周知である中国式の鍼治療は、軟らかい組織の損傷を医療するのに利用される。鍼治療は、的確に規定された特定の生物活性位置(BAP)で皮膚に鍼を挿入する方法であり、様々な疾患を治療し、痛みを和らげ、リラックスさせ、当業者に周知の他の有利な効果を奏する。鍼治療は、熟練した、特別に訓練され、資格を有する施術者を必要とする。殺菌した鍼、治療スペース、鍼治療を受ける患者の治療時間が必要である。さらに、皮膚に穴を開けるときに、感染症の危険性がある。
【0005】
指圧療法は、従来の鍼治療の位置に圧力を作用させることである。指圧療法は、鍼治療と同じようであるが、鍼を皮膚に挿入する必要がなく、このため、指圧療法は、感染症に関連する副作用の恐れがない。しかしながら、一つ位置に適用される局所化された高い機械的な圧力は時々痛みが伴うため、指圧療法は、熟練し、特別に訓練された施術者を必要とする。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、痛みを軽減し、損傷した軟らかい組織の治癒を促進する装置および方法を対象とする。本発明に係る装置および方法は、前述した必要性を満たし、本発明の開示を参照することにより当業者が理解する追加の利益および改良を提供する。本発明は、テニス肘手根管症候群などの筋肉および軟らかい組織に生じる損傷した筋肉あるいは軟らかい組織の症状で苦しむ人間および動物に取り付けるように構成されたバンドを提供する。本発明に係る装置および方法は、身体の損傷したあるいは疲労した筋肉あるいは軟らかい組織のリラクゼーションに有用である。本発明に係る装置および方法は、整形外科患者、アスリート、運動する人々、および動物により使用される。本開示を参照および理解することにより、当業者であれば、請求項に記載する本発明の範囲から逸脱することなく、人間あるいは動物の生体構造の様々な部位で使用される装置の変更例を理解できるであろう。
【0007】
本発明の装置は、治療本体部から遠位方向に突出する複数のピンを具える治療本体部を提供する。複数のピンは、治療される身体の所定の領域の表面上の複数の位置に圧力を集中させる。装置は通常、治療本体部が、損傷した軟らかい組織に近接する皮膚に接触するように配置される。ピンは、通常のピン、あるいは治療の利益を教授すべく局所的な領域に圧力を加えることができる他の突出部として既定される。ピンは通常、治療される領域に対して放射状および長さ方向に圧力を加え、また、ピンは衝撃を吸収する。
【0008】
本発明に係る装置は、治療本体部に取り付けられる複数のピンを利用することにより、鍼治療および指圧治療に関連する問題を阻止し、皮膚の表面を破壊することなく皮膚の表面に圧力を加える。治療本体部のピンの密度は、最大で1cmあたり約1,000本のピンでもよい。通常は、治療本体部のピンの密度は、1cmあたり10本のピンから1cmあたり200本のピンであり、推奨される密度は、1cmあたり100本のピンである。複数のピンを利用することは通常、皮膚の表面に加わる力を各ピンにより分散し、これにより、ピンが皮膚に刺さるのを阻止し、不随する感染症の危険性と、単一の位置に圧力が加わることに関連する痛みを防止する。
【0009】
複数のピンは、ピンに接触する皮膚の各領域の樹状突起を刺激する。複数のピンの使用によって接触面積が増加することにより、身体内の治療効果が増加する。治療される軟らかい組織に近接する皮膚は平坦でないため、複数のピンは、皮膚の表面に対して様々な方向で皮膚の表面に接触することができ、これにより、皮膚の表面を伸張させ、皮膚の表面の毛穴を開き、毛穴を介した酸素の吸収を増加させる。ピンの密度を増加させることは、力を分配し、より多くの神経を刺激し、酸素吸収の増加に関連する皮膚の伸張を増加させる。複数のピンを使用することにより、特定のBAPを位置決めする必要がなくなる。
【0010】
治療本体部はバンドを具えており、このバンドは、損傷した筋肉あるいは軟らかい組織の症状で苦しむ人間に取り付けられ、治療本体部は、損傷した軟らかい組織に隣接する皮膚の表面に適用される。治療本体部が皮膚の表面に加える力は、身体の周囲のバンドの張力を調節することにより調整される。
【0011】
ピンは、金属、プラスチック樹脂、石、ゴム、木、繊維、あるいはこれらの組み合わせで構成してもよく、あるいは当業者にとって明らかな他の素材あるいは当該他の素材の組み合わせで構成してもよい。
【0012】
ピンは、先が尖った、円筒形、円錐形、あるいは曲線形状でもよい。様々なピンの形状は、様々な治療目的に有用である。例えば、先の尖った形状は、運動の前後で効果的であり、リラクゼーションの間または睡眠前に、痛みを取り除き、不快感を軽減するために利用するのが推奨される。球状あるいは曲線形状は、練習中の筋肉を伸張させるのに効果的であり、運動の前後および最中または治療処置の最中に有用である。円筒形および円錐形形状は、痛みの除去、低い身体活動、および不快感の軽減に推奨される。
【0013】
さらに、装置は、空気あるいはジェルを含む液体を有する袋などの追加の要素を具えてもよく、温度を調整する装置を具えてもよい。装置は、薬物を導入する要素を具えてもよい。電極、ソノトロード(sonotrodes)、ダイオードなどの刺激器を具えてもよい。
【0014】
治療本体部は、硬質、軟質、あるいは硬質および軟質の組み合わせでもよい。ピンは、治療本体部上で様々に構成してもよい。
【0015】
装置の様々な実施例は、整形外科、外傷性、および痛みに関連する問題を有する身体の様々な部位の治療に使用してもよい。装置の使用は、疲労あるいは損傷した身体部位のリラクゼーションを提供し、筋肉および軟らかい組織の痛みを緩和する。筋肉の部位における局所的な圧力を用いることにより、衝撃を吸収し、通常の運動の前後あるいは最中で、損傷した筋肉および軟らかい組織を支持し、これらの痛みを軽減し、さらなる損傷の危険性を低減し、患者を快適することができ、損傷した部位に治療する時間を提供し、治療するために傷付いた部位を孤立させ、運動の前にエネルギーを蓄積するなどの多くの利益を提供する。本発明の装置は、さらなる損傷の危険性を低減し、患者を快適にし、損傷した部位を治療する時間を提供する。本発明のこれらの新規な態様および他の新規な態様は、説明および以下の図により明らかとなるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明は、テニス肘、手根骨症状(carpal syndrome)および筋肉の痛みなどの軟らかい組織の損傷の症状で苦しむ人間および動物の治療を提供し、頭部、額、耳、顔、首、胸、腕、手、手首、背中、腹部、脚部、膝、および足などの身体の負傷したあるいは疲労した筋肉のリラックスを提供する。
【0017】
図1は、本発明に係る態様の実施例を具える装置10を概略的に示している。本発明の装置10は、治療面16を有する治療本体部13を具えている。治療本体部13は、治療本体部13に固定される複数のピン12を具えている。ピン12は、治療本体部13の治療面12から延在している。治療面16は、平坦あるいは波状でもよく、一般に、治療面16が配置される皮膚表面に適合する形状でもよい。ピン12は、通常のピンでもよく、あるいは治療の利益を享受するために局所的な領域に圧力を加えることができる突出部として構成してもよい。各ピン12は、図1に示すように、2つの端部、遠位端部28および近位端部30を具えている。ピン12は、治療本体部13の治療面16から遠位方向に突出し、治療本体部13の治療面16にほぼ垂直に突出してもよい。近位端部30は通常、治療本体部13にあるいはこれの内側に固定される。遠位端部28は治療面16から延在しており、図11に示すように、取り付けられたピン12の遠位端部28が皮膚表面20に接触する状態で治療本体部13が配置された場合に、皮膚表面20に圧力集中22を提供する。
【0018】
取り付けピンの遠位端部28を皮膚に接触した状態で保持するために、様々な機構を利用して治療本体部13を配置してもよい。例えば、治療本体部13はカートリッジ14に取り付けてもよく、カートリッジ14は、カートリッジホルダ11内の治療本体部13が交換できるように、図1に示すようにカートリッジホルダ11に取り外し可能に収容される。
【0019】
図1に示す実施例では、ストラップ18が、カートリッジホルダ11の目15を通過し、折り曲げられ、ストラップ自体に取り付けられ、カートリッジ11がストラップ18に固定される。カートリッジホルダ11は、当業者が理解できる他の方法でストラップ18に固定してもよい。
【0020】
ストラップ18は、治療本体部13を皮膚20に接触するように配置するために、図1に示すようなベルクロ19の使用、バックルの留め金のストラップの穴への挿入、あるいは当業者が容易に理解できる他の機構を使用などの様々な方法により、しっかりと固定してもよい。
【0021】
他の実施例では、治療本体部12は、ストラップ18に恒久的に取り付けてもよい。複数のストラップ18も利用してもよい。取り付けピン12の遠位端部28を皮膚表面に接触した状態で固定すべく、他の機構を利用して治療本体部13を配置してもよい。
【0022】
治療本体部13およびピン12の様々な実施例は、負傷した軟らかい組織の種類、治療される体の部位に基づいて使用してもよい。例えば、ピン12は、図2に示すような様々なパターンで治療本体部13に構成してもよい。これらのパターンは、線形、正弦波、三角、長方形、円、らせん、または図2(a),(b),(c),(d),(e),(f)および(g)それぞれの組み合わせでもよい。
【0023】
ピン12は、通常のピンとして既定され、あるいは皮膚表面上の局所的な領域に圧力を及ぼすことができる突出部として既定される。この領域は局所的であり、ピンにより皮膚表面に放射状および長さ方向に圧力が伝わるため、皮膚を引き伸し、内在する神経を刺激することにより、治療の利益が教授される。
【0024】
ピン12は、プラスチック樹脂、スチール、金、銀およびプラチナを含む貴金属などの金属、あるいは他の素材で作ってもよい。
【0025】
図3は、丸い遠位端部28を有するピン12を具える治療本体部13の一実施例を示しており、図4は、鋭利な遠位端部28を有するピン12を具える治療本体部13の実施例を示している。
【0026】
治療本体部13は、図5に示すような柔軟な素材、あるいは図2,3および4に示すような硬質で柔軟でない素材から作ることができる。治療本体部13は、図7および8に示すように分割してもよい。
【0027】
空気、水、あるいはゼリー状の流体などの流体を含む袋32が取り付けられた柔軟な治療本体部13が図6に示されている。温かいあるいは冷たい流体を使用してもよく、様々な実施例は、流体の温度を制御する機能を具えてもよい。
【0028】
図9は、体の様々な部位に取り付けられた本装置10の実施例を示している。さらに、装置は、図10に示すようにブラケット34の形態でもよく、運動行動の前、間、および後にアスリートをリラックスさせ活力を付けるのに有用であり推奨される。
【0029】
治療本体部上のピンの密度は、1cmあたり少なくとも3本のピンでなければならず、1cmあたり約1000本のピンのように密集していてもよい。好適な実施例では、ピンの密度は、1cmあたり10本のピンから1cmあたり200本のピンである。1cmあたり100本のピンの密度が推奨される。1cmあたり約1000本のピンの密度のピンの使用と同様に、推奨されるピンの密度は、様々な考慮に基づいている。
【0030】
軟らかい組織上の皮膚は平坦でないため、複数のピン12は、図11に示すように、皮膚表面に対する様々な方向で皮膚表面に接触できる。力は、各ピン12の遠位端部22により皮膚20に伝わる。ピン12が、皮膚表面に対して様々な方向で皮膚表面に接触するため、また皮膚が湾曲するため、皮膚に伝わる力は、放射状の要素および垂直な要素を有する。生じる力は、皮膚表面を介した多様な方向を有し、これにより、表面的な皮膚層が伸張し、皮膚の毛穴が開き、皮膚による酸素の吸収を促進する。
【0031】
特定の実施例および使用方法が図示され、説明されているが、当業者であれは、同じ目的を実現すべく計画された任意の構成を図示されている特定の実施例および方法と置換してもよいことは理解できるであろう。前述した説明は、説明の目的であり、限定することを意図していない。前述した実施例と他の実施例の組み合わせ、および前述した使用方法と他の使用方法の組み合わせは、本発明の開示を参照することにより、当業者にとって明らかであろう。本発明の範囲は、このような請求項により得られる均等な総ての範囲とともに、添付の請求項を参照することにより決定すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】図1は、ストラップに取り付けられた治療本体部を示す本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図2は、本発明に係る治療本体部上のピンの幾何学的な構成の様々な実施例の底面図である。
【図3】図3は、本発明に係る丸い遠位端部を有するピンを具える治療本体部の一実施例の側面図および底面図を示している。
【図4】図4は、本発明に係る鋭い遠位端部を有するピンを具える治療本体部の一実施例の側面図および底面図を示している。
【図5】図5は、本発明に係る複数のピンを具える柔軟な治療本体部の一実施例の側面図および底面図を示している。
【図6】図6は、本発明に係る袋を具える柔軟な治療本体部の一実施例の側面図を示している。
【図7】図7は、分割された治療本体部を有する本発明に係る装置の一実施例の側面図および底面図を示している。
【図8】図8は、分割された治療本体部を有する本発明に係る装置の一実施例の側面図および底面図を示している。
【図9】図9は、本発明に係る装置による治療処置用の身体上の様々なターゲット位置を示している。
【図10】図10は、本発明に係る装置の一実施例を示しており、治療本体部は、毛布として形成されている。
【図11】図11は、本発明に係る装置のピンの遠位端部と皮膚表面との間の接触により伝わる皮膚内の結果として生じる機械的な力の一実施例を示している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
指圧治療を提供する装置であって、
治療面を有する治療本体部と、
遠位端部および近位端部を有する複数のピンとを具え、当該複数のピンの近位端部が、前記治療本体部に固定され、前記ピンの遠位端部が、指圧治療を提供するように構成され、前記治療本体部の治療面から延在することを特徴とする装置。
【請求項2】
請求項1に記載の装置において、前記複数のピンの遠位端部が鋭利であることを特徴とする装置。
【請求項3】
請求項1に記載の装置において、前記複数のピンの遠位端部が丸いことを特徴とする装置。
【請求項4】
請求項1に記載の装置において、前記複数のピンが、線状パターンで前記治療本体部に取り付けられることを特徴とする装置。
【請求項5】
請求項1に記載の装置において、前記複数のピンが、正弦波パターンで前記治療本体部に取り付けられることを特徴とする装置。
【請求項6】
請求項1に記載の装置において、前記複数のピンが、三角形パターンで前記治療本体部に取り付けられることを特徴とする装置。
【請求項7】
請求項1に記載の装置において、前記複数のピンが、長方形パターンで前記治療本体部に取り付けられることを特徴とする装置。
【請求項8】
請求項1に記載の装置において、前記複数のピンが、らせんパターンで前記治療本体部に取り付けられることを特徴とする装置。
【請求項9】
請求項1に記載の装置において、前記治療本体部がカートリッジを具え、当該カートリッジが、カートリッジホルダ内に取り外し可能に固定されることを特徴とする装置。
【請求項10】
請求項1に記載の装置において、前記複数のピンが、スチールで構成されることを特徴とする装置。
【請求項11】
請求項1に記載の装置において、前記複数のピンが、プラスチック樹脂で構成されることを特徴とする装置。
【請求項12】
請求項1に記載の装置において、前記複数のピンが、貴金属で構成されることを特徴とする装置。
【請求項13】
請求項1に記載の装置において、前記治療本体部上の前記複数のピンの密度が、3ピン/1cmから1000ピン/1cmであることを特徴とする装置。
【請求項14】
請求項1に記載の装置において、前記治療面が平坦であることを特徴とする装置。
【請求項15】
請求項1に記載の装置において、前記治療面が平坦でないことを特徴とする装置。
【請求項16】
請求項1に記載の装置において、前記治療本体部が硬質であることを特徴とする装置。
【請求項17】
請求項1に記載の装置において、前記治療本体部が柔軟であることを特徴とする装置。
【請求項18】
請求項1に記載の装置において、前記治療本体部がさらに、流体を含む袋を具えることを特徴とする装置。
【請求項19】
請求項18に記載の装置において、熱エネルギーが前記袋と前記ピンの間を伝搬することを特徴とする装置。
【請求項20】
請求項1に記載の装置において、前記複数のピンの遠位端部が、超音波、電気およびレーザで構成される群から選択されるエネルギー源に接続されることを特徴とする装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2009−511226(P2009−511226A)
【公表日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−536584(P2008−536584)
【出願日】平成18年9月15日(2006.9.15)
【国際出願番号】PCT/US2006/035945
【国際公開番号】WO2007/046990
【国際公開日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【出願人】(508029790)
【Fターム(参考)】