説明

携帯型情報端末の操作ボタン及びそれを有する携帯型情報端末

【課題】携帯型情報端末の薄型化のため操作ボタンのフランジを薄くすることが行われるが、その厚さをこれ以上薄くすることが困難である。また、操作ボタンの位置ずれを防止する構造の操作ボタン組み付け構造では操作ボタンの薄型化は開示されていない。
【解決手段】操作ボタン6は円柱状のキートップ部6aの下端側部にキートップ部6aよりも大径の大略円盤状のフランジ部6eが連接する構造であり、フランジ部6eは、その外側においてゲートが設置できる限界の厚さCを確保し、キートップ部6aとの連接部に近づくにつれて、徐々に限界D(<C)まで薄くなるよう、表面が傾斜状に(外側から内側にかけてすり鉢状に薄く)形成されている。また、表側筐体4のフランジ部6eと当接する面は傾斜面11であり、表側筐体4を成型可能厚みAを確保しつつ、厚みを薄くすることで、装置端末の全体の厚みを(C−D)の分だけ薄くすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯型情報端末の操作ボタン及びそれを有する携帯型情報端末に係り、特に携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System:簡易型携帯電話機)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)、電子辞書等のキーや、ボタン等の入力デバイスを有する携帯型情報端末の操作ボタンの構造及びそれを有する携帯型情報端末に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System:簡易型携帯電話機)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)、電子辞書等のキーや、ボタン等の入力デバイスを有する携帯型情報端末は、その利便性から広く普及しているが、更なる普及のために小型軽量化が常に求められている。
【0003】
その中で、入力デバイスとして用いられている操作ボタンに着目した場合、操作ボタンのキートップ部には操作ボタンの高さ方向の位置決め、また飛び出し防止のため、フランジが設けられている。フランジは成形性を考慮して、ゲートの厚み、すなわち、フランジを成型する金型のキャビティに樹脂材料を注入する入口(湯口)の厚みと同じ厚さになっている。上記の携帯型情報端末の小型軽量化のための一手法として、操作ボタンの薄型化が図られ、操作ボタンの薄型化のため操作ボタンのフランジを薄くすることが行われる。しかし、現在、装置厚みを小さくするために、部品毎に、金型で製造できる最小レベルの薄さまで突き詰められており、ゲートの厚みはできるだけ薄い条件で作られているため、操作ボタンの厚さをこれ以上薄くすることが困難である。
【0004】
図8は従来の操作ボタンの一例を備えた携帯型情報端末の要部の断面図を示す。図8に示すように、操作ボタン6は、フランジ部6dを有するキートップ部6aとラバー部分6bの2部品から構成されている。入力時、操作ボタン6のキートップ部6aを押下すると、ラバー部分6bの押し子部6cがメタルドーム7を押す構造となっている。
【0005】
図9は従来の操作ボタンの一例の断面図を示す。同図中、図8と同一構成部分には同一符号を付してある。図9(A)において、従来はキートップ部6aのフランジ部6dの厚みはゲートの厚さCで決まっている。このフランジ部6dを受ける形で図8に示すように、表側筐体4の形状は決まる。このとき表側筐体4をできるだけ薄型化するために、最小肉厚部A寸法を成型出来る最小の厚さに設定している。操作ボタンの押し易さを考慮したザグリ深さBは一定量必要なため、表側筐体のA寸法、ザグリ深さB、フランジ部6dの厚さCで図8のY寸法は決まってしまっている。
【0006】
また、図10に示すように、キートップ部6aのフランジ部6dと表側筐体4が当接する面は平行になっていたため、キートップ部6aの偏りが問題となることがある。キートップ部6aの偏りが発生すると、キーの押し子6cから、メタルドーム7の中心に力がかかりにくくなり、クリック感不良につながる。また、操作ボタンとボタン穴の周囲にクリアランスが必要なため、クリアランス分、操作ボタンがボタン穴に対して偏りが発生してしまい、クリック感不良や、デザイン性が損なわれる。
【0007】
そこで、操作パネルの背面側に操作ボタンを復帰案内させるための所定の幅寸法をもって突設された突片の外側面に傾斜状の案内面が形成され、操作ボタンのフランジには案内面に接離自在に突片が嵌め込まれる凹部が形成され、その凹部の一側面に突片の案内面に接離自在に当接する傾斜状の当接面が形成され、操作パネルに対する操作ボタンの復帰時には案内面に対する当接面の当接による位置決め作用によって操作ボタンの位置ずれを防止する構造の操作ボタン組み付け構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】特開平9−35575号公報(第3頁、図4)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記の特許文献1記載のボタン組み付け構造では、操作ボタンの復帰時には操作ボタンを位置ずれすることなく、正規の姿勢に保持するようにすることで、外観の見た目向上と、クリック感不良を抑制するはできるが、操作ボタンの薄型化を実現することができない。
【0010】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、操作ボタンをより一層薄型化することにより、携帯型情報端末のより一層の薄型化を実現し得る携帯型情報端末の操作ボタン及びそれを有する携帯型情報端末を提供することを目的とする
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の目的を達成するため、本発明の携帯型情報端末の操作ボタンは、携帯型情報端末の入力側筐体に設けられた操作ボタンにおいて、入力時に押下力が付勢されるキートップ部と、キートップ部に連接しており、押下力解除時はキードームからの力が付勢されることにより入力側筐体の裏面に当接して、入力側筐体からの飛び出しを防止するためのフランジ部とを少なくとも備え、フランジ部は、最外周位置の厚さがゲートの最小厚みに設定され、キートップ部との連接位置に近づくにつれて最小厚みから徐々に薄く形成されていることを特徴とする。
【0012】
この発明では、キートップ部のフランジ部を、最外周位置の厚さがゲートの最小厚みに設定し、キートップ部との連接位置に近づくにつれて上記の最小厚みから徐々に薄く形成するようにしたので、フランジ部をゲートの厚みを確保しつつ、勾配を設けて薄くすることができる。
【0013】
また、上記の目的を達成するため、本発明は、上記のフランジ部のキートップ部との連接位置の厚さは、成型可能最小厚みに設定されていることを特徴とする。また、上記のキートップ部は円柱状であり、フランジ部は、平面がキートップ部よりも大径の円形で、断面が全周にわたって傾斜部が形成された構造であってもよい。また、上記のキートップ部は円柱状であり、フランジ部は、キートップ部よりも大径の大略円盤状であり、一部にのみキートップ部との連接位置に近づくにつれて最小厚みから徐々に薄く設定されている傾斜部が形成されている構造であってもよい。この場合は、フランジ部の一部のみが最小厚みであり、この部分でのみフランジ部と当接する筐体の厚さを薄くすればよいので、筐体のヒケ等の外観不具合をなくすことができる。
【0014】
また、上記の目的を達成するため、本発明の携帯型情報端末は、操作ボタンが設けられた入力側筐体を有する携帯型情報端末において、入力側筐体内に、操作ボタンに対して入力側筐体方向への力を常時付勢しているキードームを少なくとも備え、操作ボタンは、
入力時にキードームによる付勢力に抗して押下力が付勢されるキートップ部と、キートップ部に連接しており、押下力解除時はキードームからの力が付勢されることにより入力側筐体の裏面に当接して、入力側筐体からの飛び出しを防止するためのフランジ部とを少なくとも備え、フランジ部は、最外周位置の厚さがゲートの最小厚みに設定され、キートップ部との連接位置に近づくにつれて最小厚みから徐々に薄く形成されており、入力側筐体の裏面は、フランジ部の傾斜に対応した傾斜部が形成されていることを特徴とする。
【0015】
この発明では、入力側筐体の裏面がフランジ部の傾斜に対応した傾斜部が形成されているため、入力側筐体をフランジ部の形状に合わせることができ、これにより入力側筐体の肉厚を成型できる厚みを確保したまま、携帯側情報端末の厚さを薄くすることが可能となる。ここで、上記のフランジ部のキートップ部との連接位置の厚さは、成型可能最小厚みに設定されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、フランジ部を、最外周位置の厚さをゲートの最小厚みに設定し、キートップ部との連接位置(あるいは、フランジ部の中心位置)に近づくにつれて上記の最小厚みから徐々に薄く形成することにより、フランジ部をゲートの厚みを確保しつつ、勾配を設けて薄くすることができ、キートップ部の成型安定性を保ちつつ、表面筐体の肉厚が薄くでき、結果として携帯型情報端末全体の薄型化が実現できる。
【0017】
また、本発明によれば、入力側筐体のフランジ部と当接する裏面を、フランジ部の形状に合わせることで、入力側筐体の肉厚を成型できる厚みを確保したまま、携帯型情報端末の厚さを薄くすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる携帯型情報端末の操作ボタンを備えた携帯型情報端末の一例の概観斜視図を示す。同図に示す携帯型情報端末は、折り畳み型携帯電話機であり、表示部側筐体1と入力部側筐体2とが、各々の一側端部同士でヒンジ部3により回動自在に結合されている。表示部側筐体1の内側面には液晶表示素子などによる表示部9やスピーカ(図示せず)などが設けられており、また、入力部側筐体2の内側面には操作ボタン6やマイク(図示せず)などが設けられている。使用時は、図1に示すように、表示部側筐体1と入力部側筐体2とがヒンジ部3を中心として所定角度開いた開状態とされ、携行時などでは、表示部側筐体1と入力部側筐体2とがヒンジ部3を中心として互いの内側面が近接離間対抗する閉状態とされる。
【0019】
図2は図1に示す携帯型情報端末の入力部側筐体2の一例の分解斜視図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。図2において、入力部側筐体2は、表側筐体4、と裏側筐体5の内部に操作ボタン6、メタルドーム7、基板8が内包される構造である。
【0020】
図3は図1のX−X’線に沿う断面図で、本発明の操作ボタン等を含む断面図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付してある。操作ボタン6は、フランジ部6eを有する例えば円柱状のキートップ部6aと、ラバー部分6bの2部品から構成されている。入力時(スイッチオン時)、操作ボタン6のキートップ部6aを押下すると、ラバー部分6bの押し子部6cがメタルドーム7を押す構造となっている。また、操作ボタン6に対する押下力を解除すると、メタルドーム7による復元力により、操作ボタン6のキートップ部6aが、フランジ部6eと共に表側筐体4の所定位置にフランジ部6eが当接するまで押し上げられ自動復帰し、スイッチオフとなる。
【0021】
図4は本発明の携帯型情報端末の操作ボタンの一実施の形態の側面図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付してある。図4(A)、(B)に示すように、本実施の形態では、操作ボタン6は円柱状のキートップ部6aの下端側部にキートップ部6aよりも大径の大略円盤状のフランジ部6eが連接する構造であり、フランジ部6eは、その外側においてゲートが設置できる限界の厚さCを確保し、キートップ部6aとの連接部に近づくにつれて、徐々に限界D(<C)まで薄くなるよう、表面が傾斜状に(外側から内側にかけてすり鉢状に薄く)形成されている。
【0022】
更に、図3及び図4(C)に示すように、フランジ部6eの形状に合わせて、表側筐体4のフランジ部6eと当接する面は傾斜面11とされており、図3に示す表側筐体4の成型可能厚みAを確保しつつ、表側筐体4の厚みを薄くする。このようにすることで、図3に示す表側筐体4の厚みY’は図8に示した従来の表側筐体の厚みYと比較し(C−D)の分だけ薄くすることができる。この結果、装置端末の全体の厚みを(C−D)の分だけ薄くすることができる。
【0023】
また、設計上、キートップ部6aは常にメタルドーム7の復元力により、メタルドーム7側から表側筐体4側方向に力が付勢されているため、本実施の形態を採用することにより図5に示すように、キートップ部6aは表側筐体4との接触面に沿って押さえつけられている。そのためキートップ部6aのフランジ部6eは表側筐体4の操作ボタン穴の中心に向かって押さえつけられ、ずれなくなる。
【0024】
従って、ラバー部分6bの押し子6cとメタルドーム7の中心のずれを抑制することができる。本実施の形態を採用することで、操作ボタン6とメタルドーム7の偏心を抑えることができ、結果としてクリック感不良がなくなる。
【0025】
図6は本発明になる携帯型情報端末の他の実施の形態の外観斜視図を示す。図3乃至図5と共に説明した実施の形態では、操作ボタン6の円盤状のフランジ部6e全周に勾配(傾斜部)をつけたが、図6に示すように、部分的に勾配をなくすことも可能である。図6に示す実施の形態の操作ボタン12は、円柱状のキートップ部12aと、キートップ部12aより大径でキートップ部12aに連接する円盤上に形成されたフランジ部12b〜12dとからなる。フランジ部12b及び12cはゲートの最小厚みを確保したフランジ部であり、フランジ部12dは成型可能最小厚みのフランジ部である。フランジ部12b、12cとフランジ部12dとは傾斜部で連接されている。この形状の操作ボタン12でも、本発明の効果である、筐体の薄型化を実現することができる。
【0026】
また、図7に外観斜視図を示す本発明の更に他の実施の形態の操作ボタン13は、円柱状のキートップ部13aと、キートップ部13aよりも大径でキートップ部13aに連接する円盤上に形成されたフランジ部13b及び13cとからなる。フランジ部13bは、ゲートの厚みに設定されたフランジ部で、フランジ部13cは成型可能最小厚みのフランジ部である。この形状の操作ボタン13は、フランジの一箇所13bのみをゲートの厚みに設定し、それ以外のフランジ部13cを成型可能最小厚みに設定することで表側筐体の薄肉部をできる限り減らした構造であり、これにより表側筐体のヒケ等の外観不具合をなくすことができる。なお、キートップ部13aへの押圧力解除時はフランジ部13b及び13cの全体が表側筐体の裏面に当接する。また、この操作ボタン13も、筐体の薄型化を実現する効果がある。また、操作ボタン13の偏心を防止することで、外観の見た目向上と、クリック感不良を抑制する効果もある。
【0027】
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、キートップ部は円柱状に限定されるものではなく、四角柱状その他の多角柱状等の他の形状でもよく、また、フランジ部はそのキートップ部に連接して表側筐体から飛び出さない径で構成されていればよい。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明になる携帯型情報端末の操作ボタンを備えた携帯型情報端末の一例の概観斜視図である。
【図2】図1に示す携帯型情報端末の入力部側筐体の一例の分解斜視図である。
【図3】図1のX−X’線に沿う断面図である。
【図4】本発明の携帯型情報端末の操作ボタンの一実施の形態の側面図(その1)である。
【図5】本発明の携帯型情報端末の操作ボタンの一実施の形態の側面図(その2)である。
【図6】本発明の携帯型情報端末の他の実施の形態の外観斜視図である。
【図7】本発明の携帯型情報端末の更に他の実施の形態の外観斜視図である。
【図8】従来の操作ボタンの一例を備えた携帯型情報端末の要部の断面図である。
【図9】従来の操作ボタンの一例の断面図である。
【図10】従来の操作ボタンのキートップ部のフランジ部と表側筐体が当接する面が平行であることを示す図である。
【符号の説明】
【0029】
1 表示部側筐体
2 入力部側筐体
3 ヒンジ部
4 表側筐体
5 裏側筐体
6、12、13 操作ボタン
6a キートップ部
6b ラバー部分
6c 押し子部
6e、12b〜12d、13b、13c フランジ部
7 メタルドーム
8 基板







【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯型情報端末の入力側筐体に設けられた操作ボタンにおいて、
入力時に押下力が付勢されるキートップ部と、
前記キートップ部に連接しており、前記押下力解除時はキードームからの力が付勢されることにより前記入力側筐体の裏面に当接して、前記入力側筐体からの飛び出しを防止するためのフランジ部と
を少なくとも備え、前記フランジ部は、最外周位置の厚さがゲートの最小厚みに設定され、前記キートップ部との連接位置に近づくにつれて前記最小厚みから徐々に薄く形成されていることを特徴とする携帯型情報端末の操作ボタン。
【請求項2】
前記フランジ部の前記キートップ部との連接位置の厚さは、成型可能最小厚みに設定されていることを特徴とする請求項1記載の携帯型情報端末の操作ボタン。
【請求項3】
前記キートップ部は円柱状であり、前記フランジ部は、平面が前記キートップ部よりも大径の円形で、断面が全周にわたって傾斜部が形成された構造であることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯型情報端末の操作ボタン。
【請求項4】
前記キートップ部は円柱状であり、前記フランジ部は、前記キートップ部よりも大径の大略円盤状であり、一部にのみ前記キートップ部との連接位置に近づくにつれて前記最小厚みから徐々に薄く形成されている傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯型情報端末の操作ボタン。
【請求項5】
操作ボタンが設けられた入力側筐体を有する携帯型情報端末において、
前記入力側筐体内に、前記操作ボタンに対して前記入力側筐体方向への力を常時付勢しているキードームを少なくとも備え、
前記操作ボタンは、
入力時に前記キードームによる付勢力に抗して押下力が付勢されるキートップ部と、
前記キートップ部に連接しており、前記押下力解除時はキードームからの力が付勢されることにより前記入力側筐体の裏面に当接して、前記入力側筐体からの飛び出しを防止するためのフランジ部と
を少なくとも備え、前記フランジ部は、最外周位置の厚さがゲートの最小厚みに設定され、前記キートップ部との連接位置に近づくにつれて前記最小厚みから徐々に薄く形成されており、前記入力側筐体の裏面は、前記フランジ部の傾斜に対応した傾斜部が形成されていることを特徴とする携帯型情報端末。
【請求項6】
前記フランジ部の前記キートップ部との連接位置の厚さは、成型可能最小厚みに設定されていることを特徴とする請求項5記載の携帯型情報端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−172912(P2007−172912A)
【公開日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−366079(P2005−366079)
【出願日】平成17年12月20日(2005.12.20)
【出願人】(000197366)NECアクセステクニカ株式会社 (1,236)
【Fターム(参考)】