説明

携帯型機器

【課題】簡単な構造で、ヒンジ部分の軽量化を図ることが可能な携帯型機器を提供する。
【解決手段】携帯型機器11は、バッテリ14を収容するバッテリケース15と、バッテリケース15に対して回動できるとともに、表示部を有する本体ケース13と、本体ケース13とバッテリケース15との間に設けられるとともに、これらを連結するヒンジ機構16と、を具備する。ヒンジ機構16は、バッテリケース15から突出するようにバッテリケース15と一体に形成される円筒状の軸部34と、本体ケース13に設けられるとともに、軸部34が通される開口部30と、開口部30の周囲を規定する縁部35と、軸部34に設けられるとともに、縁部35に引っかかる抜け止め部36と、軸部34を回転可能に支持する軸受構造42と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば音楽データや映像データの記憶および再生を行うことが可能な携帯型機器に関する。
【背景技術】
【0002】
キーボードを配置したラップトップタイプワープロが開示されている。このラップトップタイプワープロは、そのヒンジ部分に、凹凸面を有する突起部と、表示部脚に設けられた回転軸と、凹凸面を有する回転盤と、回転盤を突起部に向けて付勢する皿バネと、馬蹄形のEリングと、を有している。このラップトップタイプワープロでは、回転軸および回転盤は、樹脂により成形されているが、通常は強度を維持する観点から、突起部、回転軸、歯合盤、皿バネは、金属によって形成されることが多い。
【0003】
このラップトップタイプワープロでは、突起部と歯合盤との歯合力は表示部の自重による回転力を若干上回る程度に設定されている。このため、この歯合力を多少上回る回転力を与えれば歯合部分は滑動し表示部を開閉することができる(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】実開平7−16218号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来のラップトップタイプワープロでは、ヒンジ部分の構造が複雑であり、部品点数が多くなっている。また、ヒンジ部分に強度を確保するために、突起部、回転軸、歯合盤、皿バネに金属部品を用いると、ラップトップタイプワープロの重量が増加してしまう可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、簡単な構造で、ヒンジ部分の軽量化を図ることが可能な携帯型機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る携帯型機器は、バッテリを収容するバッテリケースと、バッテリケースに対して回動できるとともに、表示部を有する本体ケースと、本体ケースとバッテリケースとの間に設けられるとともに、これらを連結するヒンジ機構と、を具備し、ヒンジ機構は、バッテリケースから突出するようにバッテリケースと一体に形成される円筒状の軸部と、本体ケースに設けられるとともに、軸部が通される開口部と、開口部の周囲を規定する縁部と、軸部に設けられるとともに、縁部に引っかかる抜け止め部と、軸部を回転可能に支持する軸受構造と、を具備する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡単な構造で、ヒンジ部分の軽量化を図ることが可能な携帯型機器を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下に、図1から図12を参照して、携帯型機器の実施形態について説明する。この携帯型機器は、内蔵するハードディスク等の記憶装置に音楽データや映像データの保存を行って、これらの再生を適宜に行うことが可能な機器である。
【0009】
図1と図2に示すように、携帯型機器11は、表示部である液晶ディスプレイ12を収容する本体ケース13と、バッテリ14を収容するバッテリケース15と、本体ケース13とバッテリケース15との間に設けられるとともに、これらを連結するヒンジ機構16と、を備えている。本体ケース13は、ヒンジ機構16の作用によって、バッテリケース15に対して回動することができる。
【0010】
バッテリケース15は、例えば合成樹脂によって箱状に形成されている。バッテリケース15は、上部に蓋部材17を有し、蓋部材17に携帯型機器11を操作するための複数のボタン18を有している。バッテリケース15の内部に、電源となるバッテリ14と、スピーカ19と、がそれぞれ収容されている。バッテリケース15の内部に蓋部材17を受けるための受け部材24が設けられている。バッテリケース15は、さらに、前面15Aを有し、この前面15Aに複数の貫通孔25が設けられている。複数の貫通孔25を介して、スピーカ19から発生される音声を外部に伝達することができる。
【0011】
本体ケース13は、例えば合成樹脂によって方形箱状に形成されている。本体ケース13は、その内部に、プリント回路板と、液晶ディスプレイ12と、ハードディスク装置と、をそれぞれ収容している。本体ケース13は、表示部である液晶ディスプレイ12が配置される頂面部26と、頂面部26に対向している底面部27と、頂面部26と底面部27とに連続している前面部28と、底面部27と前面部28との間に設けられる境界部29と、を有している。頂面部26は、液晶ディスプレイ12を外部に露出させるための開口部30を有する蓋で構成されている。本体ケースは、頂面部26である蓋を受けるための受け部31を有している。境界部29は、底面部27および前面部28に対して斜めになっている。
【0012】
ヒンジ機構16は、前面部28の近傍に配置されている。ヒンジ機構16は、バッテリケース15から突出するようにバッテリケース15と一体に形成される軸部34と、軸部34が通されるように本体ケース13に形成される開口部30と、開口部30の周囲を規定する縁部35と、軸部34に設けられるとともに縁部35に引っかかる抜け止め部36と、軸部34を回転可能に支持する軸受構造42と、開口部30と一体に形成される切欠部38と、を有している。軸部34は、円筒形状に形成されている。軸部34は、中央部にケーブル41を通すための連通孔34Aを有している。切欠部38は、抜け止め部36と相補的な形状をなしており、抜け止め部36を本体ケース13の内側に通すために形成されている。
【0013】
軸受構造42は、本体ケース13の底面部27から底面部27と直交する方向に立ちあがるリブ部材43と、本体ケース13の底面部27に形成されたボス部44と、ボス部44に固定されるホルダー部材45と、を有している。ボス部44は、リブ部材43と隣接して配置されている。ホルダー部材45は、リブ部材43との間に軸部34を挟むように、ねじによってボス部44に固定されている。ホルダー部材45は、円弧部45Aと、縦方向に延びるストッパ部45Bと、を有している。ストッパ部45Bは、ホルダー部材45がボス部44に固定される際に、切欠部38を塞いでいる。円弧部45Aは、例えば、15度刻みで溝部46が形成されている。すなわち、抜け止め部36とホルダー部材45の円弧部45Aとの間に、本体ケース13を所定の設置角度で保持するための保持機構47が設けられている。保持機構47によって、本体ケース13は、15度刻みで、所望の角度で保持される。ホルダー部材45は、ねじ48によってボス部44に固定されている。
【0014】
なお、本実施形態では、バッテリケース15と一体に軸部34を設けるとともに、本体ケース13に開口部30を設け、本体ケース13内でホルダー部材45により軸部34を固定しているが、本体ケース13と一体に軸部34を設け、バッテリケース15に開口部30を設けて、バッテリケース15内でホルダー部材45により軸部34を固定するようにしてもよい。また、ホルダー部材45は、ボス部44に対してねじ48によって固定されているが、溶着によってボス部44に固定するようにしてもよい。これによって、さらに部品点数を削減することができる。
【0015】
続いて、図4から図12を参照して、バッテリケース15に対して本体ケース13を回動させる際の動作について説明する。図4と図8は、本体ケース13がバッテリケース15と平行になっており、それぞれが横置き状態にある場合を示している。このとき、抜け止め部36は、ホルダー部材45のストッパ部45Bに突き当たっている。図5と図9は、この状態からヒンジ機構16の軸部34を中心に、30度本体ケース13を回転させた状態を示している。このとき、抜け止め部36は、右から3番目の溝部46に嵌っている。
【0016】
図6と図10は、図4に示す位置から本体ケース13を60度回転させた状態を示している。このとき、抜け止め部36は、右側から3番目の溝部46に嵌っている。図10に示すように、本体ケース13の境界部29は、その角部49において、携帯型機器11が設置されている設置面52に接している。このとき、境界部29は、設置面52に接触しているものの、本体ケース13を回動させる際に境界部29が設置面52に接触することはないようになっている。
【0017】
図11は、図4に示す位置から、本体ケース13を70度回転させた状態を示している。このとき、境界部29は、設置面52に対して接触している。境界部29は、設置面52に対して面で接触しているため、携帯型機器11は姿勢が安定する。
【0018】
図7と図12は、図4に示す位置から、本体ケース13を90度回転させた状態を示している。このとき、抜け止め部36は、リブ部材43に突き当たるとともに最も右側の溝部46に嵌っている。同時に、本体ケース13の前面部28は、設置面52に対して面で接触する。このため、この状態において、携帯型機器11の姿勢が安定する。このように、本実施形態の携帯型機器11では、本体ケース13が直立した位置から、本体ケース13を横置きした状態から60度上方に回転させた位置までの、いわゆる使用角度の範囲内にあるときに、境界部29は設置面52に接触している。このとき、本体ケース13を横置きした状態から60度上方に回転させた位置では、本体ケース13は、設置面52に対して斜めになっている。
【0019】
以上が、携帯型機器11の実施形態である。本実施形態によれば、携帯型機器11は、バッテリ14を収容するバッテリケース15と、バッテリケース15に対して回動できるとともに、表示部を有する本体ケース13と、本体ケース13とバッテリケース15との間に設けられるとともに、これらを連結するヒンジ機構16と、を具備し、ヒンジ機構16は、バッテリケース15から突出するようにバッテリケース15と一体に形成される円筒状の軸部34と、本体ケース13に設けられるとともに、軸部34が通される開口部30と、開口部30の周囲を規定する縁部35と、軸部34に設けられるとともに、縁部35に引っかかる抜け止め部36と、軸部34を回転可能に支持する軸受構造42と、を具備する。
【0020】
この構成によれば、バッテリケース15と本体ケース13とが分離するとともに、ヒンジ機構16を介して本体ケース13が回転できる構成を簡単に実現することができる。特に、ヒンジ機構16の軸部34がバッテリケース15と一体に形成されているため、軸部34を別途に用意する場合に比して、部品点数を削減することができる。また、本体ケース13およびバッテリケース15を合成樹脂によって形成するようにすれば、金属部品を使用する必要がなくなり、携帯型機器11を軽量化することができる。
【0021】
この場合、軸部34は、その中央部にケーブル41を通すための連通孔34Aを有する。この構成によれば、ヒンジ機構16内にケーブル41を配置することができ、ケーブル41の配置のためのスペースを別途に必要とすることがなく、携帯型機器11を小型化することができる。
【0022】
この場合、軸受構造42は、本体ケース13の底面部27から立ち上がるリブ部材43と、本体ケース13の底面部27に形成されたボス部44と、リブ部材43との間に軸部34を挟むようにボス部44に固定されるホルダー部材45と、を有する。この構成によれば、リブ部材43およびホルダー部材45によって、軸部34を安定的に支持することができる。
【0023】
この場合、本体ケース13は、抜け止め部36を通すために開口部30と一体に形成された切欠部38を有し、ホルダー部材45は、ボス部44に固定される際に切欠部38を塞いでいる。この構成によれば、意図しないときに、切欠部38を介して抜け止め部36が縁部35から外れてしまうことを防止することができる。
【0024】
この場合、抜け止め部36とホルダー部材45との間に、本体ケース13を所定の設置角度で保持するための保持機構47が設けられる。この構成によれば、表示部を有する本体ケース13を所望の角度に固定して、携帯型機器11を使用することができる。また、ヒンジ機構16に保持機構47を兼ねさせることができ、保持機構47を別途に設置する場合に比して、その設置に要するスペースを小さくすることができる。
【0025】
この場合、本体ケース13は、表示部が配置する頂面部26と、頂面部26に対向している底面部27と、頂面部26と底面部27とに連続する前面部28と、底面部27と前面部28との間に設けられる境界部29と、を具備し、ヒンジ機構16は、前面部28の近傍に配置されるとともに、境界部29は、本体ケース13が所定の使用角度の範囲内にあるときに、設置面52に接触する。この構成によれば、携帯型機器11を使用している際に、本体ケース13の境界部29は設置面52に接触する。このため、本体ケース13が使用角度の範囲内にあるときに、携帯型機器11の姿勢を安定化することができる。
【0026】
この場合、所定の使用角度の範囲は、本体ケース13が直立する位置から、設置面52に対して本体ケース13が斜めになっている位置までの範囲に相当する。この構成によれば、主として使用が想定される角度において、境界部29を設置面52に対して接触させ、携帯型機器11の姿勢を安定化することができる。使用角度の範囲としては、例えば、横置き状態の本体ケース13を上方に60度回動させた位置から、本体ケース13が直立する位置までが想定される。
【0027】
この場合、境界部29は、前面部28および底面部27に対して、斜めになっている。この構成によれば、所定の使用角度の範囲内において境界部29が設置面52に接触し、使用角度の範囲外で本体ケース13を回動させる際には境界部29と設置面52とが干渉しない構成を簡単に実現することができる。
【0028】
この場合、バッテリケース15の内部に収容されるスピーカ19を具備し、バッテリケース15は、前面15Aと、この前面15Aに設けられた複数の貫通孔25とを有し、この複数の貫通孔25からスピーカ19からの音声が外部に伝達される。この構成によれば、本体ケース13の設置角度の如何にかかわらず、複数の貫通孔25を前方にむけて配置することができる。これにより、本体ケース13の設置される位置によって音声が聞きにくくなる事態が発生することを防止できる。
【0029】
本発明の携帯型機器11は、携帯型の音楽・映像プレイヤーに限らず、例えば携帯電話機やポータブルコンピュータのようなその他の電子機器に対しても実施可能である。その他、携帯型機器は、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】第1の実施形態に係る携帯型機器を示す斜視図。
【図2】図1に示す携帯型機器の内部構造を示す斜視図。
【図3】図2に示す携帯型機器を分解して示す分解斜視図。
【図4】図2に示す携帯型機器の縦方向に沿った断面図。
【図5】図4に示す携帯型機器の本体ケースを上方に30度回動させた状態を示す断面図。
【図6】図5に示す携帯型機器の本体ケースを上方に60度回動させた状態を示す断面図。
【図7】図5に示す携帯型機器の本体ケースを上方に60度回動させた状態を示す断面図。
【図8】図1に示す携帯型機器の本体ケースを水平方向に横置きした状態を示す側面図。
【図9】図8に示す携帯型機器の本体ケースを30度上方に回動させた状態を示す側面図。
【図10】図8に示す携帯型機器の本体ケースを60度上方に回動させた状態を示す側面図。
【図11】図8に示す携帯型機器の本体ケースを70度上方に回動させた状態を示す側面図。
【図12】図8に示す携帯型機器の本体ケースを90度上方に回動させた状態を示す側面図。
【符号の説明】
【0031】
11…携帯型機器、13…本体ケース、14…バッテリ、15…バッテリケース、15…前面、16…ヒンジ機構、19…スピーカ、25…貫通孔、26…頂面部、27…底面部、28…前面部、29…境界部、34…軸部、34A…連通孔、35…縁部、36…抜け止め部、42…軸受構造、38…切欠部、41…ケーブル、42…軸受構造、43…リブ部材、44…ボス部、45…ホルダー部材、47…保持機構、52…設置面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バッテリを収容するバッテリケースと、
前記バッテリケースに対して回動できるとともに、表示部を有する本体ケースと、
前記本体ケースと前記バッテリケースとの間に設けられるとともに、これらを連結するヒンジ機構と、
を具備し、
前記ヒンジ機構は、
前記バッテリケースから突出するように前記バッテリケースと一体に形成される円筒状の軸部と、
前記本体ケースに設けられるとともに、前記軸部が通される開口部と、
前記開口部の周囲を規定する縁部と、
前記軸部に設けられるとともに、前記縁部に引っかかる抜け止め部と、
前記軸部を回転可能に支持する軸受構造と、
を有することを特徴とする携帯型機器。
【請求項2】
前記軸部は、その中央部にケーブルを通すための連通孔を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯型機器。
【請求項3】
前記軸受構造は、
前記本体ケースの底面部から立ち上がるリブ部材と、
前記本体ケースの前記底面部に形成されたボス部と、
前記リブ部材との間に前記軸部を挟むように前記ボス部に固定されるホルダー部材と、
を有することを特徴とする請求項2に記載の携帯型機器。
【請求項4】
前記本体ケースは、前記抜け止め部を通すために前記開口部と一体に形成された切欠部を有し、
前記ホルダー部材は、前記ボス部に固定される際に前記切欠部を塞ぐことを特徴とする請求項3に記載の携帯型機器。
【請求項5】
前記抜け止め部と前記ホルダー部材との間に、前記本体ケースを所定の設置角度で保持するための保持機構を設けたことを特徴とする請求項4に記載の携帯型機器。
【請求項6】
前記本体ケースは、
前記表示部が配置する頂面部と、
前記頂面部に対向している前記底面部と、
前記頂面部と前記底面部とに連続する前面部と、
前記底面部と前記前面部との間に設けられる境界部と、
を具備し、
前記ヒンジ機構は、前記前面部の近傍に配置されるとともに、
前記境界部は、前記本体ケースが所定の使用角度の範囲内にあるときに、設置面に接触することを特徴とする請求項5に記載の携帯型機器。
【請求項7】
前記所定の使用角度の範囲は、前記本体ケースが直立する位置から、前記設置面に対して前記本体ケースが斜めになっている位置までの範囲に相当することを特徴とする請求項6に記載の携帯型機器。
【請求項8】
前記境界部は、前記前面部および前記底面部に対して、斜めになっていることを特徴とする請求項7に記載の携帯型機器。
【請求項9】
前記バッテリケースの内部に収容されるスピーカを具備し、
前記バッテリケースは、前面と、この前面に設けられた複数の貫通孔とを有し、この複数の貫通孔から前記スピーカからの音声が外部に伝達されることを特徴とする請求項8に記載の携帯型機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2009−151719(P2009−151719A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−331086(P2007−331086)
【出願日】平成19年12月21日(2007.12.21)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】