説明

携帯端末及び機能起動方法

【課題】キーボードを利用して端末機能の起動を容易化する。
【解決手段】携帯端末は、表示部に、コマンド(命令文)の入力を受け付けるコマンド入力領域61を表示し、コマンド(命令文)を入力可能なキーボードからコマンド(命令文)の入力を受け付け、該入力されたコマンド(命令文)に応じた機能(メニュー画面62の起動)を実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末及び機能起動方法に関し、特に、多数の文字入力キーが配置されたフルキーボードを備える携帯端末及び該携帯端末の機能起動方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1、2に、主に電話番号入力に使用されるテンキーとは別に、文字入力用のキーボードを備えた携帯端末が開示されている。
【0003】
上記フルキーボードを備えるものではないが、特許文献3には、キーワードを入力する入力する入力手段、入力されたキーワードを含む機能名を検索する検索手段、および検索された機能名を表示する表示手段を備えた携帯電話機が開示されている。また、同文献の0013−0015段落には、1以上の機能名が表示された状態で決定キーが操作されるとカーソル位置の機能が起動される点が記載されている。
【0004】
【特許文献1】特開2007−179525号公報
【特許文献2】特表2007−518155号公報
【特許文献3】特開2000−216871号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1、2の携帯端末は、これら文献の図面に表れているように、フルキーボードの使用時に、縦長の画面が横に倒れた状態になり、リスト等の表示行数が極端に少なくなってしまい、キー操作と機能の関連がイメージしにくく操作が困難になってしまうという問題点がある。フルキーボードは文字入力の利便性があるものの通常は必ずしも必要ではなく、せっかく多くのキーを持つにも関わらず、有効に利用されていない。
【0006】
また特許文献3の携帯電話機では、機能名の検索・表示が行われ、その後に決定キーの操作を行うという手順を踏むものであるため、ユーザが利用したい機能を直ちに呼び出すことはできない。
【0007】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、上記したフルキーボード使用時の機能の起動を容易化する携帯端末及び機能起動方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の視点によれば、コマンド(命令文)を入力可能なキーボードと、コマンド(命令文)の入力を受け付けるコマンド入力領域を表示し、前記キーボードから入力されたコマンド(命令文)に応じた機能を実行する制御部と、を備えた携帯端末が提供される。
【0009】
本発明の第2の視点によれば、表示部に、コマンド(命令文)の入力を受け付けるコマンド入力領域を表示し、コマンド(命令文)を入力可能なキーボードからコマンド(命令文)の入力を受け付け、該入力されたコマンド(命令文)に応じた機能を実行する携帯端末の機能起動方法が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、キーボードからコマンドを入力して直接、機能を呼び出すことが可能になる。その理由は、コマンド(命令文)の入力を受け付けるコマンド入力領域を表示し、入力されたコマンド(命令文)に応じた機能を実行するユーザインタフェースを備えたことにある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
[発明の概要]
はじめに、本発明の携帯端末及び機能起動方法の概要について説明する。まず、本発明の携帯端末は、コマンド(命令文)を入力可能なキーボードを備え、待受画面等に、コマンド(命令文)の入力を受け付けるコマンド入力領域(図4の符号61参照)を表示する。
【0012】
本発明の携帯端末の制御部は、前記キーボードから入力されたコマンド(命令文)が入力されると(図4、図5の上段参照)、該コマンドに応じた機能を実行する(図4、図5の下段参照)。
【0013】
例えば、携帯端末内の電話帳(アドレス帳)に登録された相手に電話発信する場合、一般的には、電話帳(アドレス帳)を起動し、発信先の相手を探し出し、発信キーを押す操作が必要となるが、本発明によれば、上記のようにコマンドを入力することにより、目的とする相手に即座に電話発信することが可能になる。
【0014】
[第1の実施形態]
続いて、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の構成を表したブロック図である。図1を参照すると、キーボート部11を含んだ操作部10と、記憶部20と、画面合成部30と、表示部40と、CPU(Central Processing Unit)50と、を備えた携帯通信端末の構成が示されている。なお、本実施形態の携帯通信端末は電話通信機能、電子メール送受信機能を備えているが、これら機能に対応する機能ブロックは省略している。また、本発明は、インターネット接続機能やテレビ受信機能を備えた携帯通信端末にも適用することができる。
【0015】
操作部10は、一般の携帯電話に備えられているポインティングデバイス、発信やオンフックなどに用いるボタン等に加えて、1ストロークで1文字を入力することができる所謂QWERTY配列でキーが配列されたキーボード部11が備えられている。なお、携帯通信端末本体へのキーボード部11の実装形態については、特許文献1、2に記載された構成等を用いることができる。
【0016】
記憶部20は、電話通信、電子メール、インターネット接続等に用いる電話帳(アドレス帳)やブックマーク情報のほか、機能毎に表示される画面データを記憶する。画面データには、各機能の利用時の機能画面22〜2Xのほか、コマンド入力領域を表示しコマンドの入力を受け付けるコマンド入力画面21が含まれる。
【0017】
画面合成部30は、記憶部20に記憶されたコマンド入力画面21、機能画面22〜2Xのデータを必要に応じて複数合成し、表示部40にて表示する画像を生成する。
【0018】
表示部40は、画面合成部30で生成した画像を表示する。
【0019】
CPU50は、操作部10から入力されたキー情報に従い機能実行するとともに記憶部20から該当する画面データを選択し画面合成部30で画像を生成し表示部40で表示する。CPU50は、コマンド入力画面21を含んだ待受画面を表示し、コマンドが入力された場合には当該コマンドを、所定の構文規則に従って解釈し、対応する機能を起動する。
【0020】
続いて、本実施形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る携帯通信端末において、コマンド入力画面21が合成された待受画面からメニュー画面を開く場合のユーザの操作内容と、これに伴う画面の遷移を表した図である。
【0021】
ここでは、メニュー画面を開くコマンド「MENU」を入力するものとして説明する。まず、ユーザが、操作部10のキーボード部11に配されたキー「M」を押下する。CPU50は、コマンド入力画面21を合成した待受画面60のコマンド入力領域61にキー入力された「M」を表示する。
【0022】
以下同様に、「E」、「N」、「U」が入力され、その内容が待受画面60のコマンド入力領域61に表示されていく。「MENU」の入力が完了した段階でユーザがキーボード部11に配された「Enter」キーを押下すると、CPU50はコマンド「MENU」が入力され、メニューの起動が指示されたものと判断し、画面合成部30を介して、記憶部20からメニュー画面62を読み出し、表示部40に表示する(図2の右下メニュー画面参照)。
【0023】
このように、コマンド入力により機能を起動できる本発明の携帯通信端末は、従来のように、階層を辿りながら機能を呼び出す手順を踏む必要が無い。例えば、画面の設定を変更したい場合、従来の携帯通信端末では、メニュー画面から、項目「各種設定」を選択し、各種設定画面から、項目「ディスプレイ」という手順を踏む必要がある。一方、本発明が適用された携帯通信端末によれば、ディスプレイの設定変更機能を起動するコマンドとして定義された「DISPLAY」コマンドを入力することにより該当する設定画面を開くことが可能である。
【0024】
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態の携帯通信端末は、所定の文字が先頭に付けられている場合、あるいは、付けられていない場合に後続する文字列をコマンドの入力として取り扱う機能を備えた点で第1の実施形態と異なっている。前記所定の文字としては、「#」、「!」等の記号を用いることもできる。
【0025】
図3は、待受画面60中のコマンド入力領域61に「#」の後に「MENU」と入力した例を表している。例えば、「#」の後に後続する文字列をコマンドとして取扱う場合、上記「#MENU」の入力によりメニュー画面が表示される。
【0026】
また例えば、所定の文字が先頭に付けられている場合であっても「##」、「!!」のように、連続して2回入力されている場合には、コマンドの入力として取り扱わないようにしてもよい。
【0027】
このようにすれば、任意の文字入力領域を、上述したコマンド入力領域として用いることが可能になる。
【0028】
[第3の実施形態]
続いて、本発明の第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態の携帯通信端末は、通信コマンドに後続して宛先を入力することにより、当該宛先を通信相手とする電話発信又は電子メール作成を可能とした点で第1の実施形態と異なっている。
【0029】
宛先としては、電話番号やメールアドレスを入力するものとしてもよいが、携帯通信端末内の電話帳(アドレス帳)に登録されている名称、ニックネーム、ハンドル名等による宛先指定をできるようにしてもよい。
【0030】
図4は、待受画面60中のコマンド入力領域61に電話発信コマンド「CALL」の後に、電話帳(アドレス帳)に登録された名称「GONBE」を入力した場合の動作を表している。この場合、携帯通信端末のCPU50は、記憶部20の電話帳(アドレス帳)を参照して、「GONBE」名義、又は、「GONBE」を含む名称で登録された電話番号に対して電話発信する動作を行ない、電話発信中画面63を表示する(図4下図参照)。
【0031】
図5は、待受画面60中のコマンド入力領域61に電子メール作成コマンド「MAIL」の後に、電話帳(アドレス帳)に登録された名称「GONBE」を入力した場合の動作を表している。この場合、携帯通信端末のCPU50は、記憶部20の電話帳(アドレス帳)を参照して、「GONBE」名義、又は、「GONBE」を含む名称で登録されたメールアドレスを宛先とするメール作成画面64を表示する動作を行う(図5下図参照)。
【0032】
なお、上記図4、図5の例では、「CALL」や「MAIL」といった通信コマンドの後にスペースを入れて宛先を入力するものとして説明したが、このような構文規則以外にも「CALL:GONBE」、「CALL2GONBE」等の各種の構文規則を採用することもできる。
【0033】
また、図4、図5のように、「GONBE NANASHINO」という宛先が電話帳(アドレス帳)に登録されている場合、「GONBE」もしくは「NANASHINO」といった名称がコマンド入力された場合に、登録されているデータを表示するようにしてもよい。
【0034】
[第4の実施形態]
続いて、本発明の第4の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態の携帯通信端末は、コマンドに後続してパスワードが入力されている場合に、当該コマンドを受け付けるようにした点で第1の実施形態と異なっている。
【0035】
図6は、待受画面60中のコマンド入力領域61に、電話帳(アドレス帳)のデータ削除コマンド「DEL」の後に、削除したいデータ「GONBE」と、パスワードPWを入力した状態を表している。「GONBE」は、上記第3の実施形態と同様であり、携帯通信端末内の電話帳(アドレス帳)に登録されている名称、ニックネーム、ハンドル名等を指定する文字列である。また図6では、パスワードをそのまま表示しているが、アスタリスク「*」等によって適宜マスクをしてもよい。
【0036】
従来の情報通信端末では、複数の文字が割り当てられたテンキーを1〜数回押下して、文字パスワードを入力する。しばしば、入力済みの文字は「*」等でマスクして表示されるため、どの文字をどこまで入力したのかを判別しがたいという問題点があった。本実施形態の携帯通信端末では、キーボード部11を備えているため、1回のキー押下により1文字入力することが可能となり、アルファベットや記号を使用した複雑なパスワードの入力が容易化される。
【0037】
このように、本実施形態の携帯通信端末は、キーボード部11を備えているため、アルファベットや記号を含む複雑なパスワードを簡単に入力でき、その上で、本人認証が必要な機能を起動できるという利点がある。もちろん、従来より多用されている4桁の数字パスワードを用いることも可能である。
【0038】
[第5の実施形態]
続いて、本発明の第5の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態の携帯通信端末は、コマンドの短縮コマンドを登録可能とした点で第1の実施形態と異なっている。
【0039】
図7は、携帯通信端末が受け付け可能なコマンドとユーザが定義した短縮コマンドとを対応付けて記憶するユーザ辞書を表している。例えば、図7のように電話発信コマンド「CALL」に対して省略形「C」が登録されている場合において、コマンド入力欄に「C GONBE」と入力された場合、CPU50は、記憶部20に記憶された前記ユーザ辞書を参照して、「CALL GONBE」とコマンド入力された場合と同様の動作を行う。同様に、コマンド入力欄に「TV」と入力された場合、CPU50は、記憶部20に記憶された前記ユーザ辞書を参照して、ワンセグTV機能起動コマンド「1SEG」が入力された場合と同様の動作を行う。
【0040】
なお、上記した例では、ユーザがユーザ辞書にコマンドの短縮形を設定するものとして説明したが、予め各コマンドに対する短縮形を定義しておき、ユーザが短縮コマンドの設定を行わなくとも、CPU50が主要なコマンドの短縮形を解釈できるようにしてもよい。
【0041】
本実施形態によれば、コマンドの入力が容易化され、より少ないキー操作回数で目的とする機能を呼び出すことが可能になる。
【0042】
[第6の実施形態]
続いて、本発明の第6の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態の携帯通信端末は、コマンドの入力を容易化するために、入力された文字に基づいてコマンド候補を表示する機能を備えた点で第1の実施形態と異なっている。
【0043】
図8は、コマンド入力欄に「C」という文字が入力された場合に表示されるコマンド候補を表した図である。図8を参照するコマンド入力欄に入力された「C」に基づき、コマンド候補として「CAMERA」、「CALL」、「CALL DIVERT」、「CALL GONBE」が表示された状態を表している。なお、これらコマンド候補の表示順序としては、アルファベット順や使用履歴の新しい順、使用頻度の多い順等を適宜採用することができる。
【0044】
本実施形態によれば、コマンドの入力が容易化され、より少ないキー操作回数で目的とする機能を呼び出すことが可能になる。
【0045】
[第7の実施形態]
続いて、本発明の第7の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態の携帯通信端末は、主としてキーボード部11が小さいことに起因する入力ミスを補正する機能を備えた点で第1の実施形態と異なっている。
【0046】
例えば「CAMERA」と入力するところ、「C」の代わりに隣接する「V」をタイプし、且つ、「V」から始まるコマンドが無いとした場合、入力ミスであることは明らかである。このような場合CPU50は、「V」と隣接する「B」、「G」、「F」、「C」を候補としてユーザに通知する。またその際に、アラーム音等を合わせて出力するようにしてもよい。
【0047】
あるいは、図9に示すように、各種コマンドについて、QWERTY配列における各種コマンドの誤入力候補を対応付けたテーブルを保持しておき、CPU50が参照できるようにしておくことも望ましい。例えば、「CALL」と入力したつもりであるところ、「C」と「F」とを誤り「FALL」となってしまった場合、図9のテーブルに基づき、正しいコマンド「CALL」をユーザに知らせることが可能になる。
【0048】
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、上記した各実施形態では、電話機能や電子メール送受信機能を備えた携帯通信端末に本発明を適用した例を挙げて説明したが、本発明は、ポインティングデバイス及び決定キーの組み合わせによって構成される主たる操作系に加えて、追加的にキーボード部を備えた携帯端末全般に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を表したブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の携帯通信端末において、メニュー画面を開くためのユーザの操作内容と、その際の画面の遷移を表した図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を説明するための図である。
【図4】本発明の第3の実施形態を説明するための図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を説明するための図である。
【図6】本発明の第4の実施形態を説明するための図である。
【図7】本発明の第5の実施形態で用いるユーザ辞書を説明するための図である。
【図8】本発明の第6の実施形態を説明するための図である。
【図9】本発明の第7の実施形態を説明するための図である。
【符号の説明】
【0050】
10 操作部
11 キーボート部
20 記憶部
21 コマンド入力画面
22〜2X 機能画面
30 画面合成部
40 表示部
50 CPU(Central Processing Unit)
60 待受画面
61 コマンド入力領域
62 メニュー画面
63 電話発信中画面
64 メール作成画面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コマンド(命令文)を入力可能なキーボードと、
コマンド(命令文)の入力を受け付けるコマンド入力領域を表示し、前記キーボードから入力されたコマンド(命令文)に応じた機能を実行する制御部と、を備えた携帯端末。
【請求項2】
前記コマンド入力領域が、待ち受け画面上に設けられた請求項1に記載の携帯端末。
【請求項3】
所定の文字又は記号が先頭に付けられているか否かにより、コマンド(命令文)の入力であるか否かを判別する請求項1又は2に記載の携帯端末。
【請求項4】
電話又は電子メールによる通信機能を備えており、所定の構文規則により、所定の通信コマンド(命令文)とともに宛先を入力することにより、当該宛先を通信相手とする電話発信又は電子メール作成が可能である請求項1乃至3いずれか一に記載の携帯端末。
【請求項5】
所定の構文規則により、前記コマンド(命令文)とともに認証情報を入力することにより、所定の機能の実行を許可する請求項1乃至3いずれか一に記載の携帯端末。
【請求項6】
前記各コマンド(命令文)に、前記コマンド(命令文)を短縮させた短縮コマンドが関連付けられており、前記短縮コマンドが入力された場合にも該当する機能を実行する請求項1乃至4いずれか一に記載の携帯端末。
【請求項7】
ユーザが設定した前記短縮コマンドと、前記コマンド(命令文)との対応関係を記憶するユーザ辞書を備え、
前記ユーザ辞書を参照して入力された短縮コマンドに応じた機能を実行する請求項6に記載の携帯端末。
【請求項8】
前記キーボードから入力された文字に応じて、後続して文字を入力することにより入力可能なコマンド(命令文)の候補を表示する請求項1乃至5いずれか一に記載の携帯端末。
【請求項9】
前記キーボードの配列に基づいて、コマンド(命令文)と該コマンド(命令文)の誤入力パターンとの組み合わせを保持し、
誤入力パターンが入力された場合には、該誤入力パターンに対応付けられたコマンド(命令文)の候補を表示する請求項1乃至5いずれか一に記載の携帯端末。
【請求項10】
表示部に、コマンド(命令文)の入力を受け付けるコマンド入力領域を表示し、
コマンド(命令文)を入力可能なキーボードからコマンド(命令文)の入力を受け付け、
該入力されたコマンド(命令文)に応じた機能を実行する携帯端末の機能起動方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2010−87570(P2010−87570A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−251168(P2008−251168)
【出願日】平成20年9月29日(2008.9.29)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】