説明

携帯電話のモバイルコンテンツによる健康管理システム

【課題】生活習慣病の予防の為に行うウォーキングの成果を知ることや、糖尿病管理の為の血糖自己測定を実施するインスリン自己注射患者、非インスリン注射患者や医療スタッフの為に、データの収集、参照や医療側から患者への指導などの利便性向上とコストダウンを図る。
【解決手段】歩数計、体重計、血糖計などの健康計測機器の計測値を携帯電話の赤外線通信で取り込み、その計測データをコンテンツプロバイダーサイトのサーバーで集中管理し、携帯電話の画面でグラフ化した計測記録をいつでもどこでも見られるようにして、携帯電話をフィットネスツールとして提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インターネット接続可能な携帯電話を利用して行うモバイル技術に属する。
【背景技術】
【0002】
現代人は、過食や運動不足で肥満になりがちだが、肥満状態になると動脈硬化、高血圧、高脂血症や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因となりやすいことはよく知られている。この肥満の予防や改善に最も効果のある有酸素運動の一つにウォーキングがある。このような生活習慣病の予防の為のウォーキングは、成果を知ることでより効果的に持続することができるが、この目的の為、現在一部の関連企業で、独自に体重計と歩数計のデータをパソコンでネットワーク管理することが行われている。
【0003】
また、糖尿病管理のために行う血糖自己測定は、1.日常生活に密着して血糖の日内変動を知りうる、2.その結果、自らの糖尿病状態の理解が容易となり、血糖を正常に保とうとする意欲が養われ、日常生活における自己管理(食事・運動など)がより適当に行われる、等の有用性が確認されている。以上のことを鑑みて、医療側の管理体制の充実や、健康保険の適用外の非インスリン注射患者への血糖自己測定のさらなる拡大が望まれている。医療側の管理体制については、現在一部の関連企業で、独自に血糖計のデータを携帯電話やパソコンでネットワーク管理することが行われている。
【非特許文献1】NTTデータ・ユビキタス研究会(著)「iアプリでケータイが変わる!−Java技術を搭載した携帯電話が登場 テクノロジーを知る(3)」注記:Javaは、Sun Microsystems社の登録商標です。
【非特許文献2】上坂顕(著)「見てわかるコードレスネットワーク入門−無線LANから赤外線通信まで」
【非特許文献3】池田義雄(著)「新版 肥満の臨床医学」
【非特許文献4】小野百合(著)「SMBG(血糖自己測定)糖尿患者のQOLを
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
生活習慣病の予防の為に行うウォーキングの成果を知ることや、糖尿病管理の為の血糖自己測定を実施するインスリン自己注射患者、非インスリン注射患者や医療スタッフの為に、データの収集、参照や医療側から患者への指導などの利便性向上とコストダウンを図る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明では、上述の課題を解決するために、次のように構成している。
【0006】
すなわち請求項1の、赤外線通信機能を持った歩数計、体重計、体脂肪計、血糖計、血圧計等の健康計測機器の計測データを携帯電話の赤外線通信で収集する計測データ収集手段と、前記携帯電話からインターネット経由で送られてきた計測データをモバイルプロバイダーサイトのサーバーの顧客ファイルに記憶する計測データ記憶手段と、前記携帯電話からの要求でインターネット経由で送られてくる前記サーバーの顧客ファイルの計測データを数値、グラフ、放射線グラフ等の任意の表示形式で前記携帯電話の表示器に表示する計測データ表示手段を持つ。
【0007】
請求項2の、請求項1に記載の健康管理システムは、請求項1に記載のサーバーにグループの作成や参加が自由にでき、グループ参加者がそのグループ内の他の参加者の請求項1に記載の顧客ファイルの計測データを自由に閲覧できる一般グループと、グループ作成者のみがそのグループ内の参加者の前記顧客ファイルの計測データを自由に閲覧できる観察グループを前記サーバーに持つことと、前記一般グループや前記観察グループの作成及び参加と前記顧客ファイルの計測データ閲覧がモバイルプロバイダーサイトとWebサイトの双方で出来る。
【0008】
請求項3の、請求項1及び2に記載の健康管理システムは、健康管理システム利用料金を、モバイルコンテンツ利用料金として課金する
【0009】
請求項4の、請求項1から3に記載の健康管理システムは、計測者は、自身の請求項1に記載の顧客ファイルの計測データに、請求項2に記載の観察グループの作成者は前記観察グループに参加している参加者の前記顧客ファイルの計測データに、各計測種目単位および日間、週間、月間、年間の各期間単位に目標値を設定できることと、その目標値の設定をプロバイダーサイトとWebサイトの双方で出来る。
【0010】
請求項5の、請求項1から4に記載の健康管理システムは、請求項2に記載の一般グループは参加者同士、請求項2に記載の観察グループは観察者と参加者間で請求項1に記載のモバイルプロバイダーサイトのサーバーを経由して自由にメール送信が出来ることと、前記観察グループの観察者は、請求項1に記載の顧客ファイルに参加者が自身の前記顧客ファイルの計測データを更新した時点に更新告知メールを観察者に強制的に送る設定をプロバイダーサイトとWebサイトの双方で任意に出来る。
【0011】
請求項6の、請求項1から5に記載の健康管理システムは、計測者は自身の請求項1に記載の顧客ファイルの計測者メモの、観察者は観察グループの参加者の前記顧客ファイルの観察者メモの、任意の日付や時刻位置に簡単なメモをプロバイダーサイトとWebサイトの双方で記録することが出来る。
【0012】
請求項7の、請求項1に記載の放射線円グラフは、円の1週を時計回りに、日間は時間単位に、週間は日単位に、月間は日単位に、年間は月単位に分割し、その分割数に応じて円の中心から放射線状に伸ばした各線上に、プロットされた目標値、計測値の各点を各々結んで線を引き、計測値が目標値より良い方向になった範囲の目標値と計測値との間の領域は例えば緑色、計測値が目標値より悪い方向になった範囲の目標値と計測値との間の領域は例えば赤色としてカラー表示する。
【発明の効果】
【0013】
請求項1の、赤外線通信機能を持った歩数計、体重計、体脂肪計、血糖計、血圧計等の健康計測機器の計測データを携帯電話の赤外線通信で収集する計測データ収集手段と、前記携帯電話からインターネット経由で送られてきた計測データをモバイルプロバイダーサイトのサーバーの顧客ファイルに記憶する計測データ記憶手段と、前記携帯電話からの要求でインターネット経由で送られてくる前記サーバーの顧客ファイルの計測データを数値、グラフ、放射線グラフ等の任意の表示形式で前記携帯電話の表示器に表示する計測データ表示手段を持つ事により、健康計測機器を使用した健康管理システムの利便性と汎用性が向上し、健康の維持や改善及び生活習慣病の治療に効果のある健康管理システムをユーザーに低価格で提供できる。
【0014】
請求項2の、請求項1に記載の健康管理システムは、請求項1に記載のサーバーにグループの作成や参加が自由にでき、グループ参加者がそのグループ内の他の参加者の請求項1に記載の顧客ファイルの計測データを自由に閲覧できる一般グループと、グループ作成者のみがそのグループ内の参加者の前記顧客ファイルの計測データを自由に閲覧できる観察グループを前記サーバーに持つことと、前記一般グループや前記観察グループの作成及び参加と前記顧客ファイルの計測データ閲覧がモバイルプロバイダーサイトとWebサイトの双方で出来る事により、一般グループ参加者は、他の参加者の計測データを参照し競い合うことにより、健康の維持、改善により効果が期待できる。生活習慣病の予防や改善で医療機関の治療を実施する場合に、観察グループを利用することにより医療機関と患者は、医療側から患者に適切な指導をタイムリーに実施及び受けることが出来、より高い治療効果が期待出来る事と、一般計測者は通常携帯電話のみで利用し、観察グループの複数の参加者を観察する医者等の観察者はパソコンから利用する事が出来る。
【0015】
請求項3の、請求項1及び2に記載の健康管理システムは、健康管理システム利用料金を、モバイルコンテンツ利用料金として課金することにより、健康管理システムの入会・脱退が容易に出来且つ低価格で利用できる。
【0016】
請求項4の、請求項1から3に記載の健康管理システムは、計測者は、自身の請求項1に記載の顧客ファイルの計測データに、請求項2に記載の観察グループの作成者は前記観察グループに参加している参加者の前記顧客ファイルの計測データに、各計測種目単位および日間、週間、月間、年間の各期間単位に目標値を設定できることと、その目標値の設定をプロバイダーサイトとWebサイトの双方で出来る事により、自身や観察者が設定した目標値と計測値とを比較して達成状況を把握する事ができる。
【0017】
請求項5の、請求項1から4に記載の健康管理システムは、請求項2に記載の一般グループは参加者同士、請求項2に記載の観察グループは観察者と参加者間で請求項1に記載のモバイルプロバイダーサイトのサーバーを経由して自由にメール送信が出来ることと、前記観察グループの観察者は、請求項1に記載の顧客ファイルに参加者が自身の前記顧客ファイルの計測データを更新した時点に更新告知メールを観察者に強制的に送る設定をプロバイダーサイトとWebサイトの双方で任意に出来る事により、一般グループ参加者は一般グループ参加者同士で気軽にメールをやり取りでき、観察グループの観察者及び参加者は、観察者と参加者の間で緊急メールを送ることが出来る。
【0018】
請求項6の、請求項1から5に記載の健康管理システムは、計測者は自身の請求項1に記載の顧客ファイルの計測者メモの、観察者は観察グループの参加者の前記顧客ファイルの観察者メモの、任意の日付や時刻位置に簡単なメモをプロバイダーサイトとWebサイトの双方で記録することが出来る事により、計測結果とメモに記した事柄との因果関係を判断し健康管理に役立てられる。
【0019】
請求項7の、請求項1に記載の放射線グラフは、円の1週を時計回りに、日間は時間単位に、週間は日単位に、月間は日単位に、年間は月単位に分割し、その分割数に応じて円の中心から放射線状に伸ばした各線上に、プロットされた目標値、計測値の各点を各々結んで線を引き、計測値が目標値より良い方向になった範囲の目標値と計測値との間の領域は例えば緑色、計測値が目標値より悪い方向になった範囲の目標値と計測値との間の領域は例えば赤色としてカラー表示することにより、携帯電話の小さな表示器でも計測結果を視覚的に捉えられる事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
図1は、1.ミエルフィットネス(コンテンツプロバイダーサイト&Webサイト)、2.アプリケーションソフト(ケイタイ用ミエルフィットネス起動プログラム)、3.インターネット網、4.携帯電話網(インターネット接続)、5.携帯電話(インターネット接続機能付き)、6.歩数計(赤外線通信機能付き)、7.体重計(赤外線通信機能付き)、8.血糖計(赤外線通信機能付き)、9.パソコン(インターネット接続)で構成される、携帯電話のモバイルコンテンツによる健康管理システムの実施形態です。
【0021】
図2は、一般コースの「計測値収集・送信」操作を行ったときの携帯電話画面の遷移図です。
【0022】
図3は、一般コースの「計測値グラフ表示」操作を行ったときの携帯電話画面の遷移図です。
【0023】
図4は、一般コースの「G計測値グラフ表示」操作(グループ操作)を行ったときの携帯電話画面の遷移図です。
【0024】
図5は、一般コースの「各種設定」操作を行ったときの携帯電話画面の遷移図です。
【0025】
図6は、観察コースの「OB−G計測値グラフ表示」操作を行ったときの携帯電話画面の遷移図です。
【0026】
図7は、観察コースの「各種設定」操作を行ったときの携帯電話画面の遷移図です。
【0027】
図8は、101.目標値ライン、102.計測値ライン、103.目標値未達成領域、104.目標値を超えた領域で表される計測値結果の放射線グラフ図です。
【実施例1】
【0028】
(P1-01)ソフトダウンロード&設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0029】
ミエルフィットネスサイトから”ミエルフィットネス/一般コース”ソフトを携帯電話にダウンロードし、自動起動設定、バックライト設定などのシステム設定をする。
【0030】
(P1-02)ID・パスワード設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0031】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『ID・パスワード設定』を選んで、ID・パスワード設定画面を表示させる。2)(1)IDとパスワード、(2)生年月日、性別、身長、体重、を設定する。
【0032】
(P1-03)計測機器設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0033】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『計測機器設定』を選んで、計測機器設定画面を表示させる。2)計測機器のメーカー、種類、機種を設定する。
【実施例2】
【0034】
(P2-01)健康計測機器のデータ収集/コンテンツプロバイダーサイト
【0035】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『計測値収集・送信』を選んで、データ収集画面を表示させる。2)健康計測機器でデータ送信モードを選んで送信開始する。
備考:予め決められたプロトコルで赤外線通信処理される。
【0036】
(P2-02)データ送信/コンテンツプロバイダーサイト
【0037】
計測値収集が終了すると、自動でミエルフィットネスサイトへ収集した計測値が送信される。
【実施例3】
【0038】
(P3-01)計測値グラフ表示期間設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0039】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『計測値グラフ表示』を選んで、表示期間設定画面を表示させる。2)表示期間を設定し、「送信」操作をする。
備考:ミエルフィットネスサイトでは、受信した表示期間の計測値を、全表示形式に編集し携帯電話に送信する。
【0040】
(P3-02)計測機器と表示形式を設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0041】
1)計測値グラフデータの受信が終了すると、計測機器設定と表示形式設定画面が表示される。2)計測機器と表示グラフ形式を設定すると、設定したグラフ画面が表示される。
備考:画面をはみ出たグラフ表示は、縦方向又は横方向の画面スクロールで見ることが出来る
【0042】
(P3-03)G計測値グラフ表示期間設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0043】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『G計測値グラフ表示』を選んで、表示期間設定画面を表示させる。2)グループ名、ハンドル名及び表示期間を設定し、「送信」操作をする。
【0044】
(P3-04)G計測機器と表示形式設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0045】
1)G計測値グラフデータの受信が終了すると、計測機器設定と表示形式設定画面が表示される。2)計測機器と表示グラフ形式を設定すると、設定したグラフ画面が表示される。
備考:画面をはみ出たグラフ表示は、縦方向又は横方向の画面スクロールで見ることが出来る
【0046】
(P3-05)メール発信/コンテンツプロバイダーサイト
【0047】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『メール発信』を選んで、発信宛先設定画面を表示させる。2)グループ名、ハンドル名(又は観察グループ名)とメール文を設定、「送信」操作をする。
【0048】
(P3-06)グループ作成・登録/コンテンツプロバイダーサイト
【0049】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『グループ作成・登録』を選んで、グループ作成・登録画面を表示させる。2)グループ名とハンドル名設定し、「送信」操作をする。
備考:グループ名、ハンドル名は英数8文字以内。最大3グループまで作成可能。1グループの参加者数は、本人を含めて最大8名まで。
【0050】
(P3-07)目標値設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0051】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『目標値設定』を選んで、目標値設定画面を表示させる。2)目標値を設定する計測機器と期間種類を選んで、目標値を設定、「送信」操作をする。
備考:期間種類は、日間、週間、月間、年間のいずれか。
【実施例4】
【0052】
(P4-01)計測値グラフ表示設定/Webサイト
【0053】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『計測値グラフ表示』を選んで、表示期間&表示形式設定画面を表示させる。2)表示期間と表示グラフ形式を設定すると、設定したグラフ画面が表示される。
備考:ミエルフィットネスサイトでは、受信した表示期間の計測値を、全表示形式に編集し送信する。
【0054】
(P4-02)G計測値グラフ表示設定/Webサイト
【0055】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『G計測値グラフ表示』を選んで、表示期間&表示形式設定画面を表示させる。2)グループ名、ハンドル名及び表示期間と表示グラフ形式を設定すると、設定したグラフ画面が表示される。
備考:設定したグループ内全員の計測値グラフが表示される
【0056】
(P4-03)メール発信/Webサイト
【0057】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『メール発信』を選んで、発信宛先設定画面を表示させる。2)グループ名、ハンドル名(又は観察グループ名)とメール文を設定、「送信」操作をする。
【0058】
(P4-04)グループ作成・登録/Webサイト
【0059】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『グループ作成・登録』を選んで、グループ作成・登録画面を表示させる。2)グループ名とハンドル名設定し、「送信」操作をする。
備考:グループ名、ハンドル名は英数8文字以内。最大3グループまで作成可能。1グループの参加者数は、本人を含めて最大8名まで。
【0060】
(P4-05)目標値設定/Webサイト
【0061】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『目標値設定』を選んで、目標値設定画面を表示させる。2)目標値を設定する計測機器と各期間種類の目標値を設定、「送信」操作をする。
備考:期間種類は、日間、週間、月間、年間の全てについて。
【実施例5】
【0062】
(OBP1-01)ソフトダウンロード&設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0063】
ミエルフィットネスサイトから”ミエルフィットネス/観察コース”ソフトを携帯電話にダウンロードし、自動起動設定、バックライト設定などのシステム設定をする。
【0064】
(OBP1-02)ID・パスワード設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0065】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『ID・パスワード設定』を選んで、ID・パスワード設定画面を表示させる。2)(1)IDとパスワードを設定する。
【実施例6】
【0066】
(OBP3-01)OBグループ作成・登録/コンテンツプロバイダーサイト
【0067】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『OBグループ作成・登録』を選んで、OBグループ作成・登録画面を表示させる。2)OBグループ名とハンドル名設定し、「送信」操作をする。
備考:グループ名、ハンドル名は英数8文字以内。最大10グループまで作成可能。1グループの参加者数は、最大10名まで。
【0068】
(OBP3-02)目標値設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0069】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『目標値設定』を選んで、目標値設定画面を表示させる。2)目標値を設定するOBグループ名とハンドル名、計測機器及び期間種類を選んで、目標値を設定、「送信」操作をする。
備考:期間種類は、日間、週間、月間、年間のいずれか。
【0070】
(OBP3-03)自動メール設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0071】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『自動メール設定』を選んで、自動メール設定画面を表示させる。2)自動メールを設定するOBグループ名とハンドル名を選んで、「設定ON」又は「設定OFF」を選んで、「送信」操作をする。
備考:自動メールとは、OBグループの参加者に対して、参加者の計測値データ更新時に観察者に対して「計測値更新」をメールで自動的に知らせる仕組み。
【0072】
(OBP3-04)OB-G計測値グラフ表示期間設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0073】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『OB-G計測値グラフ表示』を選んで、表示期間設定画面を表示させる。2)OBグループ名、ハンドル名及び表示期間を設定し、「送信」操作をする。
【0074】
(OBP3-05)OB-G計測機器と表示形式を設定/コンテンツプロバイダーサイト
【0075】
1)OB-G計測値グラフデータの受信が終了すると、計測機器設定と表示形式設定画面が表示される。2)計測機器と表示グラフ形式を設定すると、設定したグラフ画面が表示される。
備考:画面をはみ出たグラフ表示は、縦方向又は横方向の画面スクロールで見ることが出来る
【0076】
(OBP3-06)メール発信/コンテンツプロバイダーサイト
【0077】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『メール発信』を選んで、発信宛先設定画面を表示させる。2)OBグループ名、ハンドル名とメール文を設定、「送信」操作をする。
【実施例7】
【0078】
(OBP4-01)OBグループ作成・登録/Webサイト
【0079】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『OBグループ作成・登録』を選んで、OBグループ作成・登録画面を表示させる。2)OBグループ名とハンドル名設定し、「送信」操作をする。
備考:OBグループ名、ハンドル名は英数8文字以内。最大10グループまで作成可能。1グループの参加者数は、最大10名まで。
【0080】
(OBP4-02)目標値設定/Webサイト
【0081】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『目標値設定』を選んで、目標値設定画面を表示させる。2)目標値を設定するOBグループ名とハンドル名、計測機器及び各期間の目標値を設定、「送信」操作をする。
備考:期間種類は、日間、週間、月間、年間の全てについて。
【0082】
(OBP4-03)自動メール設定/Webサイト
【0083】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『各種設定』『自動メール設定』を選んで、自動メール設定画面を表示させる。2)自動メールを設定するOBグループ名とハンドル名を選んで、「設定ON」又は「設定OFF」を選んで、「送信」操作をする。
備考:自動メールとは、OBグループの参加者に対して、参加者の計測値データ更新時に観察者に対して「計測値更新」をメールで自動的に知らせる仕組み。
【0084】
(OBP4-04)OB-G計測値グラフ表示設定/Webサイト
【0085】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『OB-G計測値グラフ表示』を選んで、表示期間&表示形式設定画面を表示させる。2)OBグループ名、ハンドル名及び表示期間と表示グラフ形式を設定すると、設定したグラフ画面が表示される。
備考:設定したOBグループ内全員の計測値グラフが表示される
【0086】
(OBP4-05)メール発信/Webサイト
【0087】
1)ミエルフィットネスのメニュウから『メール発信』を選んで、発信宛先設定画面を表示させる。2)OBグループ名、ハンドル名とメール文を設定、「送信」操作をする。
【産業上の利用可能性】
【0088】
ヘルス・フィットネス事業や生活習慣病にかかわる医療事業に利用可能。
【図面の簡単な説明】
【0089】
【図1】携帯電話のモバイルコンテンツによる健康管理システムの実施形態図
【図2】一般コースの「計測値収集・送信」操作を行ったときの携帯電話画面の遷移図
【図3】一般コースの「計測値グラフ表示」操作を行ったときの携帯電話画面の遷移図
【図4】一般コースの「G計測値グラフ表示」操作(グループ操作)を行ったときの携帯電話画面の遷移図
【図5】一般コースの「各種設定」操作を行ったときの携帯電話画面の遷移図
【図6】観察コースの「OB−G計測値グラフ表示」操作を行ったときの携帯電話画面の遷移図
【図7】観察コースの「各種設定」操作を行ったときの携帯電話画面の遷移図
【図8】計測値結果の放射線グラフ図
【符号の説明】
【0090】
1.ミエルフィットネスサイト(コンテンツプロバイダーサイト&Webサイト)
2.アプリケーションソフト(携帯電話用ミエルフィットネス起動プログラム)
3.インターネット網
4.携帯電話網(インターネット接続)
5.携帯電話(インターネット接続機能付き)
6.歩数計(赤外線通信機能付き)
7.体重計(赤外線通信機能付き)
8.血糖計(赤外線通信機能付き)
9.パソコン(インターネット接続)
101.目標値ライン
102.計測値ライン
103.目標値未達成領域
104.目標値を超えた領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
赤外線通信機能を持った歩数計、体重計、体脂肪計、血糖計、血圧計等の健康計測機器の計測データを携帯電話の赤外線通信で収集する計測データ収集手段と、前記携帯電話からインターネット経由で送られてきた計測データをモバイルプロバイダーサイトのサーバーの顧客ファイルに記憶する計測データ記憶手段と、前記携帯電話からの要求でインターネット経由で送られてくる前記サーバーの顧客ファイルの計測データを数値、グラフ、放射線グラフ等の任意の表示形式で前記携帯電話の表示器に表示する計測データ表示手段を持つことを特徴とする、携帯電話のモバイルコンテンツによる健康管理システム
【請求項2】
請求項1に記載の健康管理システムは、請求項1に記載のサーバーにグループの作成や参加が自由にでき、グループ参加者がそのグループ内の他の参加者の請求項1に記載の顧客ファイルの計測データを自由に閲覧できる一般グループと、グループ作成者のみがそのグループ内の参加者の前記顧客ファイルの計測データを自由に閲覧できる観察グループを前記サーバーに持つことと、前記一般グループや前記観察グループの作成及び参加と前記顧客ファイルの計測データ閲覧がモバイルプロバイダーサイトとWebサイトの双方で出来る事を特徴とする、携帯電話のモバイルコンテンツによる健康管理システム
【請求項3】
請求項1及び2に記載の健康管理システムは、健康管理システム利用料金を、モバイルコンテンツ利用料金として課金することを特徴とする携帯電話のモバイルコンテンツによる健康管理システム
【請求項4】
請求項1から3に記載の健康管理システムは、計測者は、自身の請求項1に記載の顧客ファイルの計測データに、請求項2に記載の観察グループの作成者は前記観察グループに参加している参加者の前記顧客ファイルの計測データに、各計測種目単位および日間、週間、月間、年間の各期間単位に目標値を設定できることと、その目標値の設定をプロバイダーサイトとWebサイトの双方で出来る事を特徴とする携帯電話のモバイルコンテンツによる健康管理システム
【請求項5】
請求項1から4に記載の健康管理システムは、請求項2に記載の一般グループは参加者同士、請求項2に記載の観察グループは観察者と参加者間で請求項1に記載のモバイルプロバイダーサイトのサーバーを経由して自由にメール送信が出来ることと、前記観察グループの観察者は、請求項1に記載の顧客ファイルに参加者が自身の前記顧客ファイルの計測データを更新した時点に更新告知メールを観察者に強制的に送る設定をプロバイダーサイトとWebサイトの双方で任意に出来る事を特徴とする携帯電話のモバイルコンテンツによる健康管理システム
【請求項6】
請求項1から5に記載の健康管理システムは、計測者は自身の請求項1に記載の顧客ファイルの計測者メモの、観察者は観察グループの参加者の前記顧客ファイルの観察者メモの、任意の日付や時刻位置に簡単なメモをプロバイダーサイトとWebサイトの双方で記録することが出来る事を特徴とする携帯電話のモバイルコンテンツによる健康管理システム
【請求項7】
請求項1に記載の放射線グラフは、円の1週を時計回りに、日間は時間単位に、週間は日単位に、月間は日単位に、年間は月単位に分割し、その分割数に応じて円の中心から放射線状に伸ばした各線上に、プロットされた目標値、計測値の各点を各々結んで線を引き、計測値が目標値より良い方向になった範囲の目標値と計測値との間の領域は例えば緑色、計測値が目標値より悪い方向になった範囲の目標値と計測値との間の領域は例えば赤色としてカラー表示することを特徴とする携帯電話のモバイルコンテンツによる健康管理システム

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−99301(P2006−99301A)
【公開日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−282912(P2004−282912)
【出願日】平成16年9月29日(2004.9.29)
【出願人】(597096507)
【Fターム(参考)】