説明

携帯電話機

【課題】所有者の意図しない状態においてキーロックを設定したり、解除したりされることがない携帯電話機を提供することを目的とする。
【解決手段】操作キー、入力キーを有する操作入力手段40を備えた携帯電話機において、携帯電話機は、携帯電話機本体の外側にタッチ面を有するタッチスイッチ60と、キーロック制御部35と、を備え、キーロック制御部35は、タッチスイッチが操作されたことによる検出信号により、操作入力手段からの入力を無効にするキーロック設定のオン・オフを制御する。タッチスイッチ60を第一タッチスイッチ61、第二タッチスイッチ62とで構成し、キーロック制御部35はその操作順によってキーロック設定のオン・オフを制御するようにしてもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キー入力操作を無効にするキーロック機能を有する携帯電話機に関するものであり、特に携帯電話機の本体にタッチパネルにより構成したキーロック操作部を設け、タッチパネルの操作によりキーロックのオン・オフを設定するようにした携帯電話機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年の情報処理技術、通信技術の発展に伴い種々の携帯型の情報通信端末装置が広く普及している。このような携帯端末装置は、利用者が外出先からインターネットなどのネットワークを介して種々サービスを提供する情報配信サーバや所望のウェブサイトに接続して当該サービスを受け、あるいは情報を取得したり、自社のネットワークに接続して業務上必要な情報を取得したりすることができる。
【0003】
最近では、携帯電話機のハード、ソフト機能が充実し、従来の携帯端末装置の機能を兼ねるようになってきており、携帯電話機の普及率の拡大にはめざましいものがある。携帯電話機を利用したデータ通信サービスを提供する事業者も増加しており、携帯電話機を利用してバンキング、インターネット販売、ナビゲーション、交通機関やコンビニエンスストアなどの代金決済など様々なサービスを受けることができるようになってきている。特に携帯電話機においては種々のオプションやアプリケーションが搭載可能であり、利用できるサービスの種類も豊富になってきている。
【0004】
従来から携帯電話機を置き忘れたり、紛失したり、あるいは盗難にあった場合に第3者により不正に使用されたり、携帯電話機に蓄積した個人情報が悪用されたりする危険性が指摘されており、携帯電話機の紛失、盗難に備えて、通常は携帯電話機が正規の所有者しか利用できないようにする手段が種々提案されている。
【0005】
例えば、携帯電話機が備えている機能事ごとに正規の所有者が任意のパスワードを設定し、パスワードチェックを行った上で当該機能を作動する方法、携帯電話機のキー入力操作を無効にするキーロックの設定、解除のための機能を備える方法などが提案されている。このような機能は、携帯電話機の機能が拡大、充実するに伴ってこの種の機能の重要性が高まってきている。
【0006】
また、携帯電話機には折り畳みタイプの本体構成を持つものと、ストレートタイプの本体構造を持つものがある。折り畳みタイプの本体構成を持つ携帯電話機の場合、キーや各種操作ボタン類は折り畳んだ場合に内側になる位置に設けられており、所有者が意図しない状態でキーやボタンが操作されてしまうことはない。一方、ストレートタイプの本体構造を持つ携帯電話機野場合にはキーやボタンが本体の外側表面に設けられているため、例えば、鞄の中やポケットの中で指が触れたり、本体が移動したりしたはずみで意図しないにもかかわらず操作状態になってしまうことがある。
【0007】
従って、ストレートタイプの本体構造を持つ携帯電話機の場合、紛失や盗難のためのキーロック機能以外にも、キーやボタン類が所有者の意図しない状態で操作状態になってしまった場合にも、当該意図しないキー操作を無効にできる機能が必要である。
【0008】
キーロックスイッチを設けて各種キーの操作を無効にし、または、解除するようにした携帯電話機は、例えば、下記の特許文献1(特開2006−50033号公報)に開示されている。この携帯電話機は、マナーモードの設定とキーロックの設定を同一または異なるキーロックスイッチを用いて行えるように設定できるようにした携帯電話機である。
【0009】
すなわち、上記特許文献1に開示された携帯電話機の発明は、携帯電話機本体にキーロックスイッチを設け、このキーロックスイッチを操作することにより、キー操作無効設定を目的としたキーロックの設定と、少なくとも着信音の鳴動を抑止するマナーモードの設定とを連動して行わせるように構成したものである。また、連動動作の有無は、初期設定でユーザが選択可能とするか、キーロックスイッチとは別にマナーモードの設定のみを行うマナーキーを設けて連動させるようにされている。
【特許文献1】特開2006−50033号公報(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
前述したように、上記特許文献1に開示された携帯電話機の発明は、キーロックスッチが携帯電話機本体に設けられており、キーロックスイッチを操作することにより、キー操作無効設定を目的としたキーロックの設定と、少なくとも着信音の鳴動を抑止するマナーモードの設定とを連動して行わせるものである。
【0011】
このように、携帯電話機本体にキーロックスイッチを設け、このキーロックスイッチを操作することによりー操作無効設定を目的としたキーロックの設定を行うようにした場合、鞄の中やポケットの中でキーロックスイッチに指が触れたり、本体が移動したりしたはずみで意図しないスイッチの動作が生じた場合にはキーロックが解除されてしまうという問題点があった。
【0012】
上記特許文献1に開示された携帯電話機は折り畳みタイプの本体構成を持つものであるが、ストレートタイプの携帯電話機にキーロックスイッチを設けた場合には、特に上記のような誤動作が発生し易くなる。
【0013】
本願の発明者は上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、携帯電話機本体にキーロック操作のためのタッチスイッチを設けることにより上記の問題点を解消し得ることに想到して本発明を完成するに至ったものである。特に、ストレートタイプの本体構成を持つ携帯電話機においてはタッチパネルスイッチによりキーロック機能のオン・オフを設定するようになせば、ご操作が生ずる危険を回避できるにようになる。
【0014】
すなわち、本発明は上記の問題点を解消することを課題とし、所有者の意図しない状態においてキーロックを設定したり、解除したりされることがない携帯電話機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、操作キー、入力キーを有する操作入力手段を備えた携帯電話機において、前記携帯電話機は、携帯電話機本体の外側にタッチ面を有するタッチスイッチと、キーロック制御部と、を備え、前記キーロック制御部は、前記タッチスイッチが操作されたことによる検出信号により、前記操作入力手段からの入力を無効にするキーロック設定のオン・オフを制御することを特徴とする。
【0016】
また、本願の請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる携帯電話機前記において、タッチスイッチは、第一のタッチスイッチと第二のタッチスイッチを備え、前記キーロック制御部は、前記第一のタッチスイッチと第二のタッチスイッチの操作順序に基づいてキーロック設定のオン、オフを制御することを特徴とする。
【0017】
また、本願の請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2にかかる携帯電話機において、前記携帯電話機は、ストレートタイプの本体構造を有し、前記タッチスイッチは携帯電話機本体の側面に設けられたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
請求項1にかかる発明においては、携帯電話機は、携帯電話機本体の外側にタッチ面を有するタッチスイッチと、キーロック制御部と、を備え、前記キーロック制御部は、前記タッチスイッチが操作されたことによる検出信号により、前記操作入力手段からの入力を無効にするキーロック設定のオン・オフを制御する。このような構成によれば、キーロックのオン・オフ制御ためのスイッチをタッチスイッチとしたので、鞄の中やポケットの中で指が触れたり、本体が移動したりしたはずみで意図しないスイッチの動作を生じることがない。従って、意図しない状態で携帯電話機のキーロックが設定されたり、解除されたりすることがなくなり、誤操作を生ずることがなくなる。
【0019】
また、請求項2にかかる発明においては、第1のタッチスイッチと第2のタッチスイッチを備え、前記キーロック制御部は、前記第1のタッチスイッチと第2のタッチスイッチの操作順序に基づいてキーロック設定のオン、オフを制御することができるため、意図しない状態で携帯電話機のキーロックが設定されたり、解除されたりすることがなくなり、更に誤操作を生ずることがなくなる。
【0020】
また、請求項3にかかる発明においては、請求項1または請求項2にかかる携帯電話機において、前記携帯電話機は、ストレートタイプの本体構造を有し、前記タッチスイッチは携帯電話機本体の側面に設けられている。従って、操作キー、入力キーが携帯電話機本体の外側に露出しているストレートタイプの本体構造を有する携帯電話機において、意図しない状態で携帯電話機のキーロックが設定されたり、解除されたりすることがなくなり、誤操作を生ずることがなくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための携帯電話機を例示するものであって、本発明をこの携帯電話機に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の携帯電話機にも等しく適用し得るものである。
【実施例1】
【0022】
図1は、本発明の実施例1に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、携帯電話機は、アンテナ2と接続された通信部1を備えている。この通信部1は、後述のベースバンド部10からの信号を、アンテナ2を介して基地局へ発信し、あるいはアンテナ2を介して基地局からの電波を受信する。
【0023】
通信部1は、ベースバンド部10と接続されている。ベースバンド部10は、CDMA処理回路11と、音声コーデック12と、を有している。ここで、CDMA処理回路11は、符号分割多元接続、スクランブル、誤り制御、タイミング検出を行う。また、音声コーデック12は、音声を圧縮(符号化)、伸張(復号化)したり、アナログとデジタルの変換を行ったり、内部の増幅回路(図示省略)により受話音量やマイクロホンの感度を変更する。
【0024】
また、ベースバンド部10には、切替回路20が接続されている。この切替回路20には、増幅回路21を介して第1スピーカ22が接続されている。この第1スピーカ22は、増幅回路21で増幅されたベースバンド部10の電気信号を音声に変換する。この第1スピーカ22は、ユーザの耳にあてて通話に使用される。
【0025】
切替回路20には、増幅回路23を介してマイクロホン24が接続されている。このマイクロホン24は、通話に使用され、音声を電気信号に変換する。マイクロホン24により入力された電気信号は、増幅回路23で増幅されてベースバンド部10に出力される。
【0026】
また、切替回路20には、増幅回路25を介して第2スピーカ26が接続されている。この第2スピーカ26は、増幅回路25で増幅されたベースバンド部10の電気信号を音声に変換する。この第2スピーカ26は、受話音を周囲の人にも聞かせるための拡声用のスピーカである。また、第2スピーカ26は、着信報知の鳴動も行う。なお、これらの3つの増幅回路21,23,25は、ゲインを固定しており、第1スピーカ22及び第2スピーカ26の音量やマイクロホン24の感度を変更することはできないようになっている。
【0027】
この切替回路20は、ベースバンド部10との接続を、第1スピーカ22用の増幅回路21とマイクロホン24用の増幅回路23側にするか、あるいは拡声用の第2スピーカ26用の増幅回路25とマイクロホン24用の増幅回路23側にするかを切り替える。
【0028】
通信部1、ベースバンド部10、切替回路20は、それぞれ制御回路30に接続されている。制御回路30には、ROM31,RAM32が接続されており、ROM31には、制御回路30を動作させるためのシステムプログラムが格納され、RAM32は、制御回路30の動作に必要な各種情報が記憶される。
この制御回路30の制御により上述した切替回路20による切り替えが行われる。また、制御回路30によりベースバンド部10の音声コーデック12が制御され、音声コーデック12により第1スピーカ22及び第2スピーカ26の音量やマイクロホン24の感度が変更される。
【0029】
また、この制御回路30には、入力部40が接続されている。入力部40は、電話番号等の入力を行うテンキー41と、通話の開始を操作する通話キー42と、通話の終了を操作する切キー43と、OKキー44と、クリアキー45とを有している。
【0030】
更に、制御回路30には、例えば液晶パネルからなるディスプレイ50と、そのバックライトとして、例えばLED素子からなる照明部51が接続されている。このディスプレイ50により、各種文字情報や画像情報が表示される。
【0031】
携帯電話機にはキーロック機能のオン、オフを設定するためのタッチスイッチ60が設けられており、このタッチスイッチ60は後述するようにタッチ面が携帯電話機本体の外側になるように設けられている。そして、制御回路30には、タッチスイッチ60からの入力信号により、キーロックのオン・オフを制御するキーロック制御部35が備えられている。
【0032】
タッチスイッチ60が指でタッチされると、タッチスイッチ検出信号がキーロック制御部35に送られ、キーロック制御部35は、最初のタッチスイッチ検出信号によりよりキーロック機能をオンに設定する。次にタッチスイッチ60が指でタッチされると、タッチスイッチ検出信号がキーロック制御部35に送られ、キーロック制御部35はキーロック機能をオフに設定する。キーロック機能がオンに設定されると入力部40からの入力信号は無効にされ携帯電話機を操作することができなくなる。また、キーロック機能がオフンに設定されると入力部40からの入力信号が有効となり携帯電話機を操作することが可能になる。
【0033】
また、キーロックのオン・オフの切り替わりの際には、スピーカー22、26からの音による確認、バイブレーター機能(図示省略)による確認、または照明部51の点滅等によりディスプレイからの確認を利用してもよい。
【0034】
図2は、本発明の実施例1にかかる携帯電話機の外観を示す図である。この携帯電話機はストレートタイプの本体構造を有する携帯電話機であり、タッチスイッチ60を携帯電話機本体の側面に設けたものである。図2(a)は携帯電話機の側面図、図2(b)は携帯電話機の正面図である。
【0035】
図2において、携帯電話機はアンテナ2、ディスプレイ50、入力部40を備えており、タッチスイッチ60が携帯電話機本体の側面に設けられている。タッチスイッチ60が指で操作されタッチスイッチ検出信号がキーロック制御部35(図1参照)に入力されると、キーロック制御部35は、前述したような制御によりキーロック機能のオン・オフを設定する。
【0036】
すなわち、タッチスイッチ60が指でタッチされると、タッチスイッチ検出信号がキーロック制御部35に送られ、キーロック制御部35は、最初のタッチスイッチ検出信号によりよりキーロック機能をオンに設定する。次にタッチスイッチ60が指でタッチされると、タッチスイッチ検出信号がキーロック制御部35に送られ、キーロック制御部35はキーロック機能をオフに設定する。キーロック機能がオンに設定されると入力部40からの入力信号は無効にされ携帯電話機を操作することができなくなる。
【実施例2】
【0037】
図3は、本発明の実施例2に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。この携帯電話機の構成は、基本的に図1に示す携帯電話機と同様であるが、タッチスイッチ60を第一タッチスイッチ61と第二タッチスイッチ62で構成したものである。また、キーロック制御部35が第一タッチスイッチ61と第二タッチスイッチ62の操作順を検出してキーロックのオン・オフを制御する点が異なる。図3において、図1と同一の構成要素は同一の参照符号を付している。それらの構成要素の説明は重複を避けるこめ省略する。
【0038】
図4は、本発明の実施例2にかかる携帯電話機の外観を示す図である。この携帯電話機はストレートタイプの本体構造を有する携帯電話機であり、第一タッチスイッチ61と第二タッチスイッチ62を携帯電話機本体の側面に設けたものである。図4(a)は携帯電話機の側面図、図4(b)は携帯電話機の正面図である。
【0039】
図4(a)に示すように第一タッチスイッチ61と第二タッチスイッチ62は隙間70を挟んで携帯電話機本体の側面に設けられている。各タッチスイッチが指でタッチ操作されると、タッチスイッチ検出信号がキーロック制御部35に送られる。
【0040】
図5は、キーロック制御部35によるキーロック制御系を示す図である。図5に示すように、第一タッチスイッチ61からのタッチスイッチ検出信号と、第二タッチスイッチ62からのタッチスイッチ検出信号はキーロック制御部35に送られ、キーロック制御部35は、タッチスイッチ検出信号の順序を検出する。すなわち、第一タッチスイッチ61と第二タッチスイッチ62の操作の順序を検出する。
【0041】
図6は、第一タッチスイッチ61と第二タッチスイッチ62の操作順序を示す模式図である。図6(a)は、第一タッチスイッチ61、第二タッチスイッチ62の順に操作されたことを示す図、図6(b)は、第二タッチスイッチ61、第一タッチスイッチ62の順に操作されたことを示す図である。
【0042】
キーロック制御部35は、図6(a)に示すように、第一タッチスイッチ61、第二タッチスイッチ62の順に操作された場合、すなわち第一タッチスイッチ61のタッチスイッチ検出信号、第二タッチスイッチ62のタッチスイッチ検出信号の順で検出信号が入力された場合キーロックオン信号(図5参照)を送出してキーロック機能の設定を「オン」にする。これにより入力部50のキー操作があっても無効とされ、携帯電話機は操作できない状態にロックされる。
【0043】
また、キーロック制御部35は、図6(b)に示すように、第二タッチスイッチ62、第一タッチスイッチ61の順に操作された場合、すなわち第二タッチスイッチ62のタッチスイッチ検出信号、第一タッチスイッチ61のタッチスイッチ検出信号の順で検出信号が入力された場合、キーロックオフ信号(図5参照)を送出してキーロック機能の設定を「オフ」にする(キーロックを解除する)。これにより入力部50のキー操作が有効にとされ、携帯電話機は操作できる状態に戻る。
【0044】
以上説明したように、上記実施例2にかかる携帯電話機によれば、第一タッチスイッチ61、第二タッチスイッチ62の操作順によってキーロックの設定と解除が行われるため、実施例1の携帯電話機に比較して、更に意図しない状態でキーロックが設定されたり、解除されたりすることを無くすことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の実施例1に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1にかかる携帯電話機の外観を示す図であり、図2(a)は携帯電話機の側面図、図2(b)は携帯電話機の正面図である。
【図3】本発明の実施例2に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例2にかかる携帯電話機の外観を示す図であり、図4(a)は携帯電話機の側面図、図4(b)は携帯電話機の正面図である。
【図5】本発明の実施例2にかかる携帯電話機のキーロック制御部によるキーロック制御系を示す図である。
【図6】図4におけるタッチスイッチの操作順を示す模式図であり、図6(a)は、第一タッチスイッチ61、第二タッチスイッチ62の順に操作されたことを示す図、図6(b)は、第二タッチスイッチ61、第一タッチスイッチ62の順に操作されたことを示す図である。
【符号の説明】
【0046】
1・・・・通信部
2・・・・アンテナ
10・・・ベースバンド部
11・・・CDMA処理回路
12・・・音声コーデック
20・・・切替回路
21・・・増幅回路
22・・・第一スピーカ
23・・・増幅回路
24・・・マイクロホン
25・・・増幅回路
26・・・第二スピーカ
30・・・制御回路
31・・・ROM
32・・・RAM
40・・・入力部
41・・・テンキー
42・・・通話キー
43・・・切キー
44・・・OKキー
45・・・クリアキー
50・・・ディスプレイ
51・・・照明部
60・・・タッチスイッチ
61・・・第一タッチスイッチ
62・・・第二タッチスイッチ
70・・・隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作キー、入力キーを有する操作入力手段を備えた携帯電話機において、
前記携帯電話機は、携帯電話機本体の外側にタッチ面を有するタッチスイッチと、キーロック制御部と、を備え、
前記キーロック制御部は、前記タッチスイッチが操作されたことによる検出信号により、前記操作入力手段からの入力を無効にするキーロック設定のオン・オフを制御することを特徴とする携帯電話機。
【請求項2】
前記タッチスイッチは、第一のタッチスイッチと第二のタッチスイッチを備え、前記キーロック制御部は、前記第一のタッチスイッチと第二のタッチスイッチの操作順序に基づいてキーロック設定のオン、オフを制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
【請求項3】
前記携帯電話機は、ストレートタイプの本体構造を有し、前記タッチスイッチは携帯電話機本体の側面に設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯電話機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−244743(P2008−244743A)
【公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−81341(P2007−81341)
【出願日】平成19年3月27日(2007.3.27)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】