説明

操作支援装置及び方法、並びに業務ナビゲーションシステム

【課題】操作ログ、画面表示履歴及び操作により実行した処理内容に基づいて表示情報の次の状況を生成することで、適切な操作支援を行うこと。
【解決手段】情報端末の操作による操作ログと画面表示履歴をもとに操作履歴の解析処理を行う履歴解析処理部123と、情報端末の画面表示コンテンツを設定する表示コンテンツ設定部127と、を備えた操作支援装置であって、表示画面と操作内容と業務上で実行処理された処理内容とに基づいて決められた次画面表示情報を有する履歴解析ルール129を予め設定し、履歴解析処理部123は、操作ログと画面表示履歴に基づいて、現時点での表示画面と、操作履歴で実行処理された処理内容と、最新の操作内容を把握し、把握の結果を履歴解析ルール129に適用して次画面表示情報を取得し、表示コンテンツ設定部127では次画面表示情報に基づいて次画面の表示コンテンツを設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作者の操作状況や過去の操作履歴、操作者スキルなどに応じて、最適な画面遷移やガイドを行う操作支援装置及び業務ナビゲーションシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
操作者が行った過去の操作履歴に基づいて、操作者が入力した特定操作の次の操作を予測し、この予測にしたがって操作者による操作入力を支援して操作性の向上を図る操作支援方法がある(例えば、特許文献1を参照)。この特許文献1は、過去に以前入力された操作に連続して行われた次の操作に関する発生頻度を算出し、この発生頻度から得られる連続実行される確立が最も高い次の操作を、操作者が入力するであろう次の操作として予測するものである。
【0003】
また、操作者のスキルを正確に評価して操作習得に必要なヘルプ情報を表示し、併せてスキル向上に有効な関連情報を表示するシステムが提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
【0004】
また、プラットフォーム上で動作するエージェントを利用し、操作者を特定する手段により、特定した操作者の技術レベルに応じて機器(例えば、放送機器)の操作に関する情報を操作者に提示して、操作に関する支援を行う操作支援装置が提案されている(例えば、特許文献3を参照)。
【特許文献1】特開2004−152276号公報
【特許文献2】特開平8−166945号公報
【特許文献3】特開2003−150030号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記の特許文献1に示されたような従来技術は、過去に操作した履歴から操作パターンの発生頻度の高いものを次の操作パターンとして予測するものであり、また、上記の特許文献2,3に示されたような従来技術は、操作者の技術レベル(操作者スキル)に応じて機器に関する情報を区別して提示するものである。
【0006】
しかしながら、操作者が操作の過程で、たとえ同じ操作を繰り返したとしても、次第に習熟することによる操作の効率的な支援を行うためには、常に操作者のレベルと過去の操作履歴や、画面表示履歴などを把握しておく必要があり、その上で、最適な操作支援、すなわち業務ナビゲーションをするという技術的観点が求められる。上記の特許文献1,2,3に示されるような従来技術では、上記技術的観点に対する配慮に欠けていた。
【0007】
本発明の目的は、操作者の操作目的やスキルの状態に加えて、操作者による過去の操作ログ、画面表示履歴、及び操作により実行した処理内容に基づいて、操作者による次の操作状況(表示情報の次の状況)を生成することで、適切な操作支援を行える操作支援装置及び業務ナビゲーションシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
情報端末の操作による操作ログと前記情報端末の画面表示履歴をもとに操作履歴の解析処理を行う履歴解析処理部と、前記履歴解析処理部からの出力に基づいて前記情報端末の画面表示コンテンツを設定する表示コンテンツ設定部と、を備えた操作支援装置であって、
表示画面と操作内容と業務上で実行処理された処理内容とに基づいて決められた次画面表示情報を有する履歴解析ルールを予め設定し、
前記履歴解析処理部は、前記操作ログと前記画面表示履歴に基づいて、現時点での表示画面と、操作履歴で実行処理された処理内容と、最新の操作内容を把握し、前記把握の結果を前記履歴解析ルールに適用して前記次画面表示情報を取得し、
前記表示コンテンツ設定部は、前記履歴解析処理部で取得された前記次画面表示情報に基づいて次画面の表示コンテンツを設定する構成とする。
【0009】
また、前記操作支援装置において、前記履歴解析ルールは、現時点で同一の表示画面で同一の最新操作内容で最新の処理内容が同一であっても、前記処理内容の履歴の差異によって前記次画面表示情報が異なり得るルールである構成とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、操作者による過去の操作ログ、画面表示履歴、及び操作により実施した処理内容に基づいて、操作者による次の操作状況(次に表示すべき画面表示情報の状況)を生成することで、同じ操作を操作者がしても、操作者の操作状況の違いにより、次画面の表示が操作状況により変えることができ、操作者にとってより易しく効率的な操作を行うことができる。
【0011】
具体的には、操作者が「次」ボタンを押したとしても、操作者のどのような操作状況で「次」ボタンが押されたかに依って、次画面として適切なガイド情報を表示するか、入力が間違っている箇所を指摘するか、あるいは次の処理画面に進むかといったように表示内容が変わることで、操作者の適切な支援(ナビゲーション)を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の実施形態に係る操作支援装置及び業務ナビゲーションシステムについて、図1〜図18を参照しながら以下詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る操作支援装置を含む業務ナビゲーションシステムの全体構成を示す概略図である。図2は本発明の実施形態に係る操作支援装置(例えば、Webサーバ)の主要な構成乃至機能を示す図である。図3は本実施形態に係る操作支援装置におけるアクション判定処理部及び業務/HELP画面処理部の内部構成を示す図である。図4は本実施形態に関するアクション判定処理部で用いられる解析ルールテーブルの構成を示す図である。図5は本実施形態に関するアクション判定処理部で用いられる操作ログテーブルの構成を示す図である。図6は本実施形態に関するアクション判定処理部で用いられる画面表示履歴テーブルの構成を示す図である。
【0013】
図1において、業務ナビゲーションシステムは、操作支援装置であるWebサーバ1と、Webサーバ1を介してネットワーク4経由で接続されているクライアント端末である、例えば代理店/営業課支社などのPC端末(情報端末)5と、勘定系/情報系ホストやアプリケーションサーバ2と、各種データベース3と、から構成されている。
【0014】
図2に示すように、Webサーバ(操作支援装置の一例であり、以下同様)1は、代理店/営業課支社などのクライアントPC端末(情報端末)5との情報入出力を行うWebアプリファイヤーウォール11と、OKボタンや計算ボタンなどのボタン操作する際のアクション判定処理部12と、端末/セッション処理部13と、勘定系/情報系ホストやアプリケーションサーバ2及び各種データベース3と情報をやり取りするゲートウエイ14と、一例としてJSPによる業務/HELP画面処理部15と、から構成されている。また、各種データベース3は、例えば代理店アドバイス情報31やヘルプコンテンツ32などを指す。
【0015】
図3に、Webサーバ1内のアクション判定処理部12および業務/HELP画面処理部15についての詳細な構成乃至機能を示す。図3に示すように、アクション判定処理部12は、業務を特定するための操作目的設定部121と、操作者のスキル(習熟度)を設定する操作者スキル設定部122と、操作者の操作ログと画面表示履歴から操作者の状況判断を行う履歴解析処理部123と、特定した業務に該当する業務パターンを設定する業務パターン設定部124と、操作者のスキルに応じて情報提示レベルを設定する情報提示レベル設定部125と、履歴解析処理に基づき設定した操作者の状況から表示情報を選定する表示情報選定部126と、前記業務パターン設定部124と情報提示レベル設定部125と表示情報選定部126とに基づいて表示すべきコンテンツを設定する表示コンテンツ設定部127と、操作ログ及び表示履歴DB128、解析ルールDB129、画面遷移ルールDB130、コンテンツ設定ルールDB131といった各種DB(データベース)と、から構成されている。なお、各種テーブルの具体的内容は図4以下に示し、詳しくは後述する。
【0016】
また、前述した履歴解析処理部123は、操作ログ部1231と、画面表示履歴部1232から構成されている。また、業務/HELP画面処理部15は、前記アクション判定処理部12の表示コンテンツ設定部127の出力結果を受けて処理を行うコンテンツレイアウト設定部151、表示画面設定部152から構成されている。
【0017】
図2と図3において、情報(データ)の流れは、代理店/営業課支社端末などのクライアント端末(情報端末)5からWebアプリファイヤーウォール11を通して、アクション判定処理部12内の操作目的設定部121、操作者スキル設定部122、および履歴解析処理部123へと各部に必要な情報が送られる。次に、操作目的設定部121から出力された情報は、業務パターン設定部124を介して、表示コンテンツ設定部127に送られる。また、操作者スキル設定部122から出力された情報は、情報提示レベル設定部125を介して、表示コンテンツ設定部127に送られる。また、履歴解析処理部123から出力された情報は、表示情報選定部126を介して、表示コンテンツ設定部127に送られる。
【0018】
次に、表示コンテンツ設定部127では、端末/セッション管理部13を介して、勘定系/情報系ホスト、アプリケーションサーバ2との情報入出力を行った後、出力される情報は、業務/HELP画面処理部15のコンテンツレイアウト設定部151に送られる。
【0019】
図4は、図3に示したアクション判定処理部12内の履歴解析処理部123での操作ログと画面表示履歴に基づいて履歴を解析するための解析ルールを格納した解析ルールDB129における解析ルールテーブル1290の構成内容を示す。
【0020】
ここで、図4に示す解析ルールテーブル1290における、「画面id」と「アクション(操作)」と「履歴の満たす条件(実行した処理内容)」の3つのパラメータに基づいて、「操作者の次の状況(画面表示情報の次の状況)」を生成することが本発明の主要な特徴の1つである。詳細は後述するが、画面id(現時点で表示している画面自体)とアクション(例えば、OKボタン操作)が同じでも履歴の満たす条件(実行した処理内容)が異なれば、画面に次に表示すべき情報は異なるということが、この解析ルールテーブルを予め設定しておくことで達成し得るのである。
【0021】
図4の解析ルールテーブル1290は、画面表示履歴部1232より得られる画面idを格納するための画面id欄1291(後述する図6を参照)、操作ログ部1231より得られるアクション情報格納欄1292(後述する図5を参照)、操作ログとその時の対応画面の組み合わせによる履歴の条件を格納するための履歴の満たす条件欄1293(操作ログと該当する画面において実行した処理の内容欄)、および前記履歴の満たす条件による操作者の状況を確定した情報を格納するための操作者の次の状況欄(画面id1291とアクション情報1292と実行した処理内容1293の3つのパラメータに基づいて生成された操作者による次の操作状況)1294から構成されている。
【0022】
図4の例示において、第1行を参照すると、端末で△△△の表示画面において、商品説明1と商品説明2とが完了している場合(履歴の満たす条件を参照して)に、アクションとしてOKボタンを押せば、操作者端末に次に表示する画面(操作者の次の状況)として商品説明3のための画面が生成されることを表している。ここで、第2行を参照すると、同じ△△△の表示画面において、商品説明2とが完了している場合に、同じアクションとしてOKボタンを押せば、操作者端末に次に表示する画面として商品説明1のための画面が生成される(この場合、履歴として商品説明1がまだなされていないので)。
【0023】
以上の例示は、例えば、自動車保険の新規保険契約において、商品説明1,2,3が完了してから次のステップとして他の商品との「比較」、本商品の「試算」、「申込」が業務パターンとして想定される場合を例示している(後述する図7を参照)。第3行に示す例では、商品説明が全て完了した場合にOKボタンを押すと、「比較」のための画面が次の画面表示として生成されること示し、商品説明1,2,3と試算が完了していて、×××画面で計算ボタンをクリックすると新規業務選択を生成することを示している。ここで、図7に示す通りの処理手順で契約処理が続行されるとは限らず、顧客の要望によって例えば、商品説明の後に比較ステップは飛ばして試算ステップに移ることもあり、このような手順は履歴として128DBに格納されるのである。このように、履歴解析処理部123は、現時点での画面idとアクション(操作内容)と履歴の満たす条件(実行した処理の内容)とに基づいて解析ルールテーブルを参照することで(履歴解析処理することで)、該当する「操作者の次の状況」を表示情報選定部126に出力するものである。
【0024】
図5は、代理店/営業課支社端末などのクライアント端末(情報端末)5から得られた操作ログの内容を格納するための操作ログテーブル12310の構成内容を示す。図5に示す操作ログテーブル12310は、端末操作が行われた時刻を格納するための時刻欄12311、および操作ログであるその時の表示画面id、操作ボタン種別、操作内容を格納するためのログ欄12312から構成されている。例示すると、△△△の表示画面idで商品説明があってOKボタンをクリックしたのが9時23分であることを示している。すなわち、操作ログはどういう画面でどういう操作をどのように実行したかを表すものである。
【0025】
図6は、クライアント端末5に表示されている画面表示の履歴を格納するための画面表示履歴テーブル12320の構成を示す。図6の画面表示履歴テーブル12320は、該当する画面が表示された時刻を格納するための時刻欄12321、および画面表示内容である画面idを格納するためのログ欄12322から構成されている。例示すると、△△△商品説明の表示画面idの履歴が9時20分であることを示している。付け加えると、9時20分に△△△画面で商品説明の後に9時23分には当該表示画面でOKボタンがクリックされて操作ログとして、図5に示すようにテーブルに格納されることを例示している。なお、図6に示すような同一の画面表示履歴テーブルにおいて複数の操作(例えば、OKボタンのクリックや計算ボタンのクリックという操作)が実施されて、履歴として、図5に示すテーブルに格納される場合も当然にあり得る。例示すると、△△△表示画面で商品説明の説明完了のOKボタンをクリックしたり、△△△表示画面で計算ボタンをクリックするという履歴が存在し得る。
【0026】
次に、図7は、本実施形態に関するアクション判定処理部12内の業務パターン設定部124における業務パターンテーブル1240の構成内容を示す。図7に示す業務パターンテーブル1240は、業務種別を格納するための業務種別欄1241、および各業務種別に定義された業務手順を格納するための業務手順欄1242から構成されている。図7の業務種別は操作者による操作目的に対応する初期メニュー画面であり、業務手順は、例えば保険の代理人が顧客に対して保険契約について端末に画面表示する一連の業務流れをデータテーブル(又はプログラム)に保持しているものである。
【0027】
図8は、本実施形態に関するアクション判定処理部12内の情報提示レベル設定部125における提示レベルの設定を行うためのレベル設定テーブル1250の構成を示す。図8に示すレベル設定テーブル1250は、操作者のスキルを格納するためのスキル欄1251、HELPボタン又は画面などを常時又は選択式で表示するかの設定を行うためのHELP欄1252、逐次入力を行うかどうかを設定するための逐次入力欄1253、一括入力を行うかどうかを設定するための一括入力欄1254から構成されている。図8に示すスキル、すなわち、例えば保険契約における代理人のスキル(習熟度)を適宜のタイミング(例えば契約の説明の初期)で、操作者(例えば、保険代理人)によるICカードの端末への挿入で入力しても良い。勿論、端末操作で適宜のスキルを入力することも可能である。
【0028】
図9は、本実施形態に関するアクション判定処理部12内の表示情報選定部126における表示情報選定テーブル1260の構成を示す。図9に示す表示情報選定テーブル1260は、情報種別すなわち処理工程を表した情報を格納するための情報種別欄1261、および各情報種別に対応した画面種別の一覧を格納するための画面種別欄1262から構成されている。
【0029】
図9に示す情報種別1261は、図4に示す「操作者の次の状況」に対応するものであり、図9との対応で云えば、図4の第4行目の「操作者の次の状況」欄における「新規業務選択」が図9に示す情報種別欄の「新規業務選択」に対応している。また、図4に示す解析ルールテーブルにおける操作者の次の状況欄で「入力チェック」(不図示であるが)と解析生成していれば、図9に示す選定テーブルによると、データ入力画面とエラーメッセージが選定されて、実際に表示画面として表示される表示コンテンツを設定する表示コンテンツ設定部127に出力される。表示情報選定部126は、履歴解析処理部123から上述のように新規業務選択が入力されると、業務一覧メニューと業務海洋説明を表示コンテンツ設定部127に出力する。
【0030】
図10は、本実施形態に関するアクション判定処理部内の表示コンテンツ設定部127で用いられる画面遷移ルールDB130における画面遷移ルールテーブル1300の構成を示す。図10に示す画面遷移ルールテーブル1300は、現画面idを格納するための現画面id欄1301、次画面へ移る際の処理結果を格納するための処理結果欄1302、および次画面idを格納するための次画面id欄1303から構成されている。
【0031】
例えば、画面遷移ルールテーブルを参照すると、現画面idが○○○であって、所定の入力処理を完了してOKボタンを押すと(結果α)、又は未完成の入力処理で取り敢えずOKボタンを押すと(結果β)、それぞれ△△△という次画面idが表示され得る、又は×××という次画面idが表示され得る(後述する図12のステップ900に対応)というルールを決めたテーブルとなっている。図10のテーブルは、後述するが、図18において、同じ原画面1501において、入力処理をせずに取り敢えず「次」ボタンを押すと、画面1503になり、入力処理を完了した後に「次」ボタンを押すと、画面1505になるというような、画面遷移のルールを決めたテーブルである。
【0032】
図11は、本実施形態に関するアクション判定処理部内の表示コンテンツ設定部127で用いられるコンテンツ設定ルールDB131におけるコンテンツ設定ルールテーブル1310の構成を示す。図11に示すコンテンツ設定ルールテーブル1310は、画面種別idを格納するための画面種別id欄1311、および各画面種別idに該当するコンテンツidの一覧を格納するためのコンテンツid欄1312から構成されている。図11における画面種別idは図9の右欄に示す画面種別に対応するものであり、例えば、図11に示す画面種別idが図9の「業務概要説明」の場合に、図11のコンテンツid(図11の右欄)におけるコンテンツ○○○(A)が商品説明1の画面自体であり、コンテンツ□□□(B)が商品説明2の画面自体に相当する。
【0033】
次に、図12は本発明の実施形態に係る操作支援装置における処理流れの概要を示す図である。図12では、主に図3のアクション判定処理部12における処理の流れを示す。まず、ステップ100は、図3の業務パターン設定部124にて行う処理である。ステップ100では、操作目的の設定に基づきどの業務パターン(図7における新規契約か契約更改か)に該当するかの設定を行う。なお、ステップ100の詳細については図13を用いて後述する。ステップ100の以前には図示を省略しているが、操作目的設定121の処理がある(図13では業務種別と業務手順の双方を記述している)。
【0034】
次に、ステップ200は、図3の情報提示レベル設定部125にて行う処理である。ステップ200では、操作者スキル(例えば、保険代理人の保険契約に対する習熟度)に対する情報提示レベルの設定を行う。なお、ステップ200の詳細については、図14を用いて後述する。ステップ200の以前には操作者スキル設定122の処理を行う。
【0035】
次に、ステップ300は、図3の履歴解析処理部123にて行う処理であり、図4で説明したように、現時点での画面idとアクション(操作内容)と履歴の満たす条件(実行した処理の内容)とに基づいて解析ルールテーブルを参照することで(履歴解析処理することで)、該当する「操作者の次の状況」を生成することである。ステップ300で生成された操作者の次の状況(次に表示する表示画面の基礎データ)を表示情報選定部に出力する。なお、ステップ300の詳細については、図15を用いて後述する。次に、ステップ400では、履歴解析処理の結果に基づいて、図9に示すような表示情報の選定を行う。
【0036】
次に、ステップ500からステップ900までは、図3の表示コンテンツ設定部127にて行う処理である。まず、ステップ500では、現行の業務パターンでどこまで進捗しているか位置の特定を行う。ステップ500の詳細については、図16を用いて後述する。次に、ステップ600では、現行表示している画面を、現画面idを取得することにより特定する。
【0037】
次に、ステップ700では、図11に示した画面種別のうち、図9の画面種別情報から、該当する画面種別に対するコンテンツidを取得する。次に、ステップ800では、前記ステップ700までの処理結果に基づいて、次に行うべき処理の設定を行う。ステップ800の詳細については、図17を用いて後述する。ステップ800までの処理手順は、操作者の端末に実際に表示する画面をどのようなものにするかについて、種々の観点(操作目的、操作者スキル、操作ログ、画面表示履歴など)で判断して表示すべき画面の候補を選び出す工程であり、ステップ800以後の処理手順は、1つの表示画面に特定する工程である。次に、ステップ900では、ステップ800での処理結果に基づき、図10に示す画面遷移ルールテーブル1300から次画面idを取得して、実際に表示する画面を特定する。以上が本発明の主な処理の流れである。
【0038】
次に、図12で示したステップ100の処理の詳細について、図13を用いて説明する。図13に示すように、ステップ110では、初期メニューより操作者が選択した業務種別の情報を取得する(図7を参照)。次に、ステップ120では、図7の業務パターンテーブル1240より、前記ステップ110にて取得した業務種別に該当する業務手順(パターン)を設定する。
【0039】
次に、ステップ200の処理の詳細について、図14を用いて説明する。図14に示すように、ステップ210では、操作者個別のIDを読み込む。次に、ステップ220では、操作者個別のIDに対応した現行の操作者スキルを設定する(図8を参照)。次に、ステップ220において設定した操作者スキルに従い、該当する操作者が、初級者であるかどうかの判定を行う。判定の結果、初級者である場合には、ステップ240へ行く。一方、初級者以外のスキルである場合には、ステップ250へ行く。
【0040】
次に、ステップ240では、図8のレベル設定テーブル1250の設定情報に従い、HELP表示を常時行い、逐次入力を行う設定とする。ステップ250では、ステップ220において設定した操作者スキルに従い、該当する操作者が、中級者であるかどうかの判定を行う。判定の結果、中級者である場合には、ステップ260へ行く。一方、中級者以外、すなわち上級者である場合には、ステップ270へ行く。
【0041】
次に、ステップ260では、図8のレベル設定テーブル1250の設定情報に従い、操作者がHELPおよび逐次入力、または一括入力の選択が行えるように設定する。ステップ270では、図8のレベル設定テーブル1250の設定情報に従い、操作者がHELP表示を選択できるように設定すると共に、一括入力できるように設定する。
【0042】
次に、本発明の実施形態における主要な特徴であるステップ300の処理(履歴解析処理)の詳細について、図15を用いて説明する。図15に示すように、ステップ310では、図3の履歴解析処理部123における操作ログ部1231と画面表示履歴部1232より、開始から現時点までの操作ログと画面表示履歴を取得する(図5と図6を参照)。ステップ320では最新の操作ログを取得し、ステップ330で当該最新の操作ログでのアクションを設定する(例えば、OKボタンや計算ボタンのクリック)。次に、ステップ340では最新(現行)の画面idを設定する(図4に示すように、画面△△△)。さらに、ステップ350では、操作ログで実行した処理の内容(例えば、商品説明1が完了、保険金額の試算が完了など)を設定する。
【0043】
次に、ステップ360において、最新アクション、最新画面、実行処理内容(図4で云う履歴の満たす条件)という3つのパラメータを元に、解析ルールテーブルを参照して該当するものがあるかどうかをチェックして該当する操作者の次の状況(図4を参照して、例えば商品説明3、新規業務選択など)を特定する。次に、ステップ370では、ステップ360で特定した操作者の次の状況結果を、図3の表示情報選定部126に引き継ぐ。
【0044】
なお、図15に示す処理が本発明の主要な特徴の1つであり、図15の処理は図3に示す履歴解析処理部123で実施されるのであり、図15に示す設定された最新操作ログのアクション(図5を参照)と、設定された画面id(図6を参照)と、前記操作ログ並びに画面表示履歴による実行内容(図4に示す履歴を満たす条件)との3つのパラメータに基づいて、解析ルールテーブル129を参照することで(3つのパラメータと一致するものが解析ルールテーブルに存在するかどうかを検索して)、操作者の次の状況(図4に示す右欄参照)を特定するものである。そして、図15に示す処理の後では、後述するが、例えば、図4の右欄に示す操作者の次の状況で「新規業務選択」が特定されると(図4を参照)、図9に示す業務一覧メニューと業務概要説明の表示コンテンツidが取得され(図12のステップ700参照)、図12に示すステップ800で業務の一覧メニューか概要説明かの何れかが選定されることとなるのである。
【0045】
次に、図12に示すステップ500の処理の詳細について、図16を用いて説明する。なお、図12に示すステップ500からステップ900までの処理手順は、図3に示す表示コンテンツ設定部127で実施されるフローである。図16に示すように、ステップ410では、図3の業務パターン設定部124にて設定した現行の業務手順(例えば、図7に示す「商品説明」パターン)を読み込む。次に、ステップ420では、図3の表示情報選定部126にて設定して現行の操作者の状況結果(図9に示す画面種別)を読み込む。次に、ステップ430では、ステップ410及びステップ420にて読み込んだ業務手順(パターン)および操作者の状況結果に基づき、現行の業務手順(パターン)における位置を特定する。
【0046】
このステップ500で、表示コンテンツ設定部が、履歴解析処理部及び表示情報選定部によって表示すべき次の画面候補が決められている状況の下で、業務パターン設定部の出力を用いる意味は、例えば、現時点で商品説明3の画面でOKボタンをクリックしたとしたとき、操作者の次の状況が「比較」となっている場合でも、商品説明の事情変更によって、商品説明3の後にさらに商品説明4が業務手順として存在する場合があることを考慮したものである。また、図4の操作者の次の状況が図7に示す業務パターン(商品説明、比較、試算などの各々)の範囲内での次の状況を示すものである場合に、操作者の次の状況に進むことを業務パターン設定部からの出力で確認し実施することを考慮したものである。
【0047】
次に、ステップ800の処理の詳細について、図17を用いて説明する。図17に示すように、ステップ710では、業務手順(パターン)の設定結果を取得する(図7を参照)。次に、ステップ720では、業務スキルによるHELP表示、および逐次と一括入力設定結果を取得する(図8を参照)。次に、ステップ730では、操作者の次の状況結果を取得する(図4の右欄及び図9を参照)。次に、ステップ740では、図3のコンテンツ設定ルールDB131より、必要な表示コンテンツidを取得する(図11を参照)。このステップ740で表示画面を1つに限定する。例えば、表示情報選定部126から画面種別として、業務一覧メニューと業務概要説明とが表示コンテンツ設定部に入力されるが、この内の業務一覧メニューの画面に限って表示する。次に、ステップ750では、ステップ710からステップ740により取得した情報に基づいて、次に行う処理を処理結果として設定する。続いて、ステップ900では、画面遷移ルールに基づいて、処理結果の違いによって現画面idから各々の次画面idを取得する(図10を参照)。
【0048】
以上説明したように、本発明の実施形態では概略的に次のような業務遂行の操作支援を行うことを特徴としている。すなわち、操作の目的を設定して業務の進め方に関する業務パターンを設定し、操作者のスキルレベルを設定して設定したスキルに応じた情報提示レベルを設定する。さらに、表示コンテンツにしたがって、操作者が入力した情報及び画面履歴などを操作ログ及び画面表示履歴として蓄積する。ここで、表示画面上で効率的な操作を行い得る次画面を特定するための解析ルールテーブルを設け、業務の進捗上で蓄積された操作ログや画面表示履歴をもとに解析ルールテーブルを参照して適切な次画面を表示できように選定する。操作履歴の解析処理によって適切な次画面を表示し得る表示情報選定と、設定した業務パターン設定と、および情報提示レベル設定とにより、表示コンテンツ設定ルールにしたがって、適切な次画面である表示コンテンツを設定する。
【0049】
以上説明した本実施形態は、代理店や営業課支社における対顧客への商品説明や、契約などの業務システムに適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の実施形態に係る操作支援装置を含む業務ナビゲーションシステムの全体構成を示す概略図である。
【図2】本発明の実施形態に係る操作支援装置(Webサーバ)の主要な構成乃至機能を示す図である。
【図3】図3は本実施形態に係る操作支援装置におけるアクション判定処理部及び業務/HELP画面処理部の内部構成を示す図である。
【図4】本実施形態に関するアクション判定処理部で用いられる解析ルールテーブルの構成を示す図である。
【図5】本実施形態に関するアクション判定処理部で用いられる操作ログテーブルの構成を示す図である。
【図6】本実施形態に関するアクション判定処理部で用いられる画面表示履歴テーブルの構成を示す図である。
【図7】本実施形態に関するアクション判定処理部内の業務パターン設定部における業務パターンテーブルの構成を示す図である。
【図8】本実施形態に関するアクション判定処理部内の情報提示レベル設定部における提示レベルの設定を行うためのレベル設定テーブルの構成を示す図である。
【図9】本実施形態に関するアクション判定処理部内の表示情報選定部における表示情報選定テーブルの構成を示す図である。
【図10】本実施形態に関するアクション判定処理部で用いられる画面遷移ルールテーブルの構成を示す図である。
【図11】本実施形態に関するアクション判定処理部で用いられるコンテンツ設定ルールテーブルの構成を示す図である。
【図12】本発明の実施形態に係る操作支援装置における処理流れの概要を示す図である。
【図13】図12に示す処理流れの中の業務パターン設定ステップ100の詳細を示す図である。
【図14】図12に示す処理流れの中の情報提示レベル設定ステップ200の詳細を示す図である。
【図15】図12に示す処理流れの中の表示情報選定ステップ300の詳細を示す図である。
【図16】図12に示す処理流れの中の現行業務パターン位置の特定ステップ400の詳細を示す図である。
【図17】図12に示す処理流れの中の次に行う処理の設定ステップ700の詳細を示す図である。
【図18】本実施形態を適用して画面操作を行った場合における画面遷移例を示す図である。
【符号の説明】
【0051】
1 Webサーバ(操作支援装置)
2 ホスト/サーバ
5 クライアント端末(情報端末)
11 Webアプリファイヤーウォール
12 アクション判定処理
13 端末/セッション管理
14 ゲートウエイ
15 業務/HELP画面処理
121 操作目的設定部
122 操作者スキル設定部
123 履歴解析処理部
124 業務パターン設定部
125 情報提示レベル設定部
126 表示情報選定部
127 表示コンテンツ設定部
128 操作ログ表示履歴DB
129 解析ルールDB
130 画面遷移ルールDB
131 コンテンツ設定ルールDB
1290 解析ルールテーブル
12310 操作ログテーブル
12320 画面表示履歴テーブル
1240 業務パターンテーブル
1250 レベル設定テーブル
1260 表示情報選定テーブル
1300 画面遷移ルールテーブル
1310 コンテンツ設定ルールテーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報端末の操作による操作ログと前記情報端末の画面表示履歴をもとに操作履歴の解析処理を行う履歴解析処理部と、前記履歴解析処理部からの出力に基づいて前記情報端末の画面表示コンテンツを設定する表示コンテンツ設定部と、を備えた操作支援装置であって、
表示画面と操作内容と業務上で実行処理された処理内容とに基づいて決められた次画面表示情報を有する履歴解析ルールを予め設定し、
前記履歴解析処理部は、前記操作ログと前記画面表示履歴に基づいて、現時点での表示画面と、操作履歴で実行処理された処理内容と、最新の操作内容を把握し、前記把握の結果を前記履歴解析ルールに適用して前記次画面表示情報を取得し、
前記表示コンテンツ設定部は、前記履歴解析処理部で取得された前記次画面表示情報に基づいて次画面の表示コンテンツを設定する
ことを特徴とする操作支援装置。
【請求項2】
請求項1において、
前記履歴解析ルールは、現時点で同一の表示画面で同一の最新操作内容で最新の処理内容が同一であっても、前記処理内容の履歴の差異によって前記次画面表示情報が異なり得るルールであることを特徴とする操作支援装置。
【請求項3】
請求項1又は2において、
前記操作ログは、前記情報端末の操作された時刻と、当該時刻の表示画面IDと、操作ボタン種別と、操作内容とからなり、
前記画面表示履歴は、当該画面の表示された時刻と、画面表示の内容である画面IDとからなる
ことを特徴とする操作支援装置。
【請求項4】
請求項1、2又は3において、
前記履歴解析処理部で取得された前記次画面表示情報は、当該次画面表示情報に基づいた1つ又は複数の表示画面種別情報を出力する表示情報選定部に入力され、
前記表示情報選定部で出力された前記表示画面種別情報は、前記表示コンテンツ設定部に入力される
ことを特徴とする操作支援装置。
【請求項5】
請求項1、2、3又は4において、
前記情報端末から設定される操作目的設定部で特定された新規契約、契約更改などを一例とする業務種別にしたがった固有の業務パターンを特定する業務パターン設定部を設け、
前記業務パターン設定部で特定された業務パターン情報を前記表示コンテンツ設定部に入力する
ことを特徴とする操作支援装置。
【請求項6】
請求項1、2、3、4又は5において、
前記情報端末から設定される操作者スキル設定部で特定された、ヘルプ画面の表示選択、及び/又は逐次入力・一括入力の表示選択を特定するスキルレベル設定部を設け、
前記スキルレベル設定部で特定されたスキルレベル情報を前記表示コンテンツ設定部に入力する
ことを特徴とする操作支援装置。
【請求項7】
請求項1、2又は3において、
前記表示コンテンツ設定部は、当該表示コンテンツ設定部に備えられたコンテンツ設定ルールに基づいて設定された表示コンテンツIDに依る現画面に対して、操作内容の差異によって異なる表示画面を表示し得る画面遷移ルールを備える
ことを特徴とする操作支援装置。
【請求項8】
情報端末の操作による操作ログと前記情報端末の画面表示履歴をもとに操作履歴の解析処理を行って次の操作の状況を判定する履歴解析処理部と、操作の対象となる業務を特定する操作目的設定部と、操作者のスキルを設定する操作者スキル設定部と、表示画面と操作内容と業務上で実行処理された処理内容との3つのパラメータによって設定された次画面表示情報を有する履歴解析ルールテーブルと、操作ログ及び画面表示履歴を格納する操作ログ・画面表示履歴データベースと、前記操作目的設定部で特定した業務に該当する業務パターンを設定する業務パターン設定部と、前記操作者スキル設定部で設定されたスキルに応じてスキルレベルを設定するスキルレベル設定部と、前記操作ログ・画面表示履歴データベース及び前記履歴解析ルールテーブルに基づいて前記履歴解析処理部が出力する前記次の操作の状況情報をもとに画面の表示情報を選定する表示情報選定部と、前記業務パターン設定部と前記スキルレベル設定部と前記表示情報選定部からの出力に基づいて画面表示すべきコンテンツを設定する表示コンテンツ設定部と、を備える
ことを特徴とする操作支援装置。
【請求項9】
情報の入出力を行う情報端末と、ネットワークを介して前記情報端末と接続された操作支援装置と、前記操作支援装置とネットワークを介して接続されたホスト又はサーバと、からなる業務ナビゲーションシステムにおいて、
前記操作支援装置は、前記情報端末の操作による操作ログと前記情報端末の画面表示履歴をもとに操作履歴の解析処理を行う履歴解析処理部と、前記履歴解析処理部からの出力に基づいて前記情報端末の画面表示コンテンツを設定する表示コンテンツ設定部と、を備え、
前記履歴解析処理部は、表示画面と操作内容と業務上で実行処理された処理内容とに基づいて決められた次画面表示情報を有する履歴解析ルールテーブルを有し、
前記履歴解析処理部は、前記操作ログと前記画面表示履歴に基づいて、現時点での表示画面と、操作履歴で実行処理された処理内容と、最新の操作内容を把握し、前記把握の結果を前記履歴解析ルールに適用して前記次画面表示情報を取得し、
前記表示コンテンツ設定部は、前記履歴解析処理部で取得された前記次画面表示情報に基づいて次画面の表示コンテンツを設定する
ことを特徴とする業務ナビゲーションシステム。
【請求項10】
情報端末の操作による操作ログと前記情報端末の画面表示履歴をもとに操作履歴の解析処理を行う履歴解析処理に基づいて、前記情報端末の画面表示コンテンツを設定する表示コンテンツの設定を行う操作支援方法において、
表示画面と操作内容と業務上で実行処理された処理内容とに基づいて決められた次画面表示情報を有する履歴解析ルールを予め設定し、
前記操作ログと前記画面表示履歴に基づいて、現時点での表示画面と、操作履歴で実行処理された処理内容と、最新の操作内容を把握し、前記把握の結果を前記履歴解析ルールに適用して前記次画面表示情報を取得し、
前記履歴解析処理で取得された前記次画面表示情報に基づいて次画面の表示コンテンツを設定する
ことを特徴とする操作支援方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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