説明

改良したカートンロック

本発明は、単一のロックシステムによって結合されるラップアラウンド式キャリアに関する。この単一のロックシステムは二次的ロックシステムであり、本システムにおいて、二次的雄ロック(124A〜124D)が外側二次的ロックフラップ(12)の延長として形成され、内側ボトムフラップ(46)はそれぞれの二次的雄ロック(124A〜124D)に対する二次的雌開口(127A〜127D)を有する。内側ボトムフラップ(46)における雌開口(127A〜127D)に形成された雌フラップ(128A〜128D)によって、キャリア内の2つの容器の間で二次的雄ロック(124A〜124D)を垂直ロック位置に保持するのを支援する。柔軟な側壁(150A、150B)を有するとともに液体を運搬する容器によって、2つの容器(C1、C2)の間で二次的雄ロック(124A〜124D)を垂直ロック位置に保持するのをさらに支援する。液体の重量によって容器の壁(150A、150B)が押し出され、ラップアラウンド式キャリアに張力が生み出され、それによって二次的雄ロック(124A〜124D)が垂直ロック位置に保持される。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[発明の背景]
[1.発明の分野]
本発明は、いかなる一次的ロックシステムも用いる必要なしに、重なり合ったフラップを有する二次的ロックシステムによって結合される、ラップアラウンド式キャリアに関する。
【背景技術】
【0002】
[2.背景]
板紙のブランクからキャリアを製造する場合には、従来、ブランクの互いに向き合った端同士が接着剤又は機械的ロックによって互いに取り付けられて、キャリアのボトムパネルを形成する。ラップアラウンド式キャリアの場合には、ブランクのそのような端に配置されたフラップ同士が、通常、フラップに形成された機械的ロックによって互いに重なり合い係合して、キャリアのボトムパネルを形成する。ボトムパネルは、キャリアの使用中ずっと完全な状態を維持しなければならないので、ロックシステムが、梱包される商品の重量を支えることができ、組み立てたキャリアの出荷及び取扱い中に係合したままであることが不可欠である。
【0003】
ラップアラウンド式キャリアに安定した機械的ロックを提供する従来の方法は、一次的ロックと二次的ロックの両方を利用する。二次的ロックは基本的に一次的ロックの「バックアップ」である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
底面が平らな容器が2列になってラップアラウンド式キャリア内に配置される場合には、一次的ロックシステムをロックすることが困難である。雄ロックがロックすることを容器の底面が妨げるからである。また、単一のロックシステムのみを有するラップアラウンド式キャリアを提供することも望ましい。その結果として、キャリアを組み立てるのに用いる板紙等の材料を大幅に節約することになるからである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[発明の概要]
本発明は、単一のロックシステムによってロックされたラップアラウンド式容器キャリアを提供する。このキャリアは、トップパネルと、互いに向き合ったサイドパネルと、ボトムパネルとを有し、このボトムパネルは内側ボトムフラップと、外側二次的ロックフラップに折り畳み可能に取り付けられた外側ボトムパネルとから形成され、外側二次的ロックフラップは内側ボトムフラップの一部と重なり合い、当該両フラップは、外側二次的ロックフラップの延長として形成される少なくとも1つの二次的雄ロックによって結合される。内側ボトムフラップはそれぞれの二次的雄ロックに対する二次的雌開口を有する。この二次的雌開口は、スリットと、雌開口における雌フラップを形成する相互接続折り線とによって形成される。この雌フラップは、二次的雄ロックが雌開口を貫いて延びた時に二次的雄ロックに寄りかかり、それによって、二次的雄ロックを内側ボトムフラップに関して垂直ロック位置に保持するのを支援してロックが偶然外れることがないようにする。キャリアにおけるそれぞれの二次的雄ロックと、対応する雌開口とは、2列の容器の間に配置される。
【0006】
本容器キャリアは、液体又は半液体を収容している柔軟な側壁を有する軽量の容器を運搬するのに特に有用である。容器内の液体は、自重によって容器側壁を外向きに膨らませる結果となる傾向がある。このような容器が2列に配置されて、容器に巻き付けたラップアラウンド式キャリアをしっかりとロックすると、キャリアのサイドパネルに隣接する容器側壁がわずかに膨れているために、結果としてそれに対応してキャリアのサイドパネルも膨れ、それによって、それぞれの二次的雄ロックが引っ張られて垂直ロック位置になりその垂直ロック位置が保持される。キャリアのサイドパネルが膨れることによって、キャリア内に張力が生み出され、それによって、それぞれの二次的雄ロックが引っ張られて内側ボトムフラップに関して垂直ロック位置になりその垂直ロック位置が保持されるので、このロックは偶然外れることはない。容器の内壁は、キャリアをしっかり締めることによって押されて垂直位置になり、それが二次的雄ロックを垂直位置に保持する助けとなる。
【0007】
二次的雌開口から形成される雌フラップは、二次的雄ロックを垂直位置に保持するのを支援する弧状タブを有してもよい。
【0008】
本発明のキャリアは、液体又は半液体を収容している柔軟な側壁を有する容器を運搬するのに特に有用である。柔軟な側壁を有するそのような容器の例としては、四角のPETボトル、テトラパック(登録商標)容器、及び柔軟な側壁を有するヨーグルト容器がある。本発明の二次的ロックシステムは例えば185.9〜309.8g(6〜10オンス)の軽量の容器に特に有用である。
【0009】
本発明のキャリアは、好ましくは、容器がキャリアの両端から抜けないようにする手段を有し、好ましくは、2つの端を有するトップパネルであって、キャリアのトップパネルのそれぞれの端にトップエンドパネルが取り付けられた、トップパネルから成り、トップエンドパネルは、当該トップエンドパネルが、折り線によって接続されている3片から成るウェブからの圧力によって閉じられるときに、巻き付け装置上で折り畳んで閉位置にすることができ、上記ウェブは、折り線によってそれぞれのサイドパネル及び隣接するトップエンドパネルに相互接続され、折り線によってトップエンドパネルに接続され今度は折り線によって三角形のウェブパネルに接続された三角形のまちパネルから成り、当該三角形のウェブパネルは、折り線によって隣接するサイドパネルに接続された折り込みパネルに接続され、当該折り込みパネルは、サイドパネルとの接続から遠ざかる方向に取り付けられた保持タブを有し、それによって、トップエンドパネルを閉位置に保持する。
【0010】
本発明のキャリアは、トップパネルに1つ又は2つのトップディスペンサーフラップを有してもよい。トップディスペンサーフラップは、隣接するサイドパネル内へと延び、破って開けてキャリア内の容器を取り出しやすくすることができる。トップパネルの、トップディスペンサーフラップに隣接したところに、キャリアを運搬する運搬ハンドルを設けてもよい。
【0011】
本発明のこれら及びその他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面とともに以下の明細書を読めばより明白となろう。
【0012】
本発明の多くの態様は、以下の図面を参照すればよりよく理解することができる。図面における各構成要素は必ずしも正確な縮尺率ではなく、むしろ本発明の原理をはっきりと示すことに重点が置かれている。さらに、いくつかの図を通して、図面において同じ参照符号は対応する部分を示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
[好ましい実施形態の詳細な説明]
本発明はまず第一に、柔軟な側壁を有する、液体又は半液体を満たした容器を収容するラップアラウンド式キャリアにおいて用いるよう意図されている。本発明において、ラップアラウンド式キャリアではいかなる「バックアップ」のロックシステムもなしに単一のロックシステムが用いられる。本発明において用いられるロックシステムは、いかなる一次的ロックシステムも用いることのない二次的ロックシステムである。本二次的ロックシステムは、柔軟な側壁を有する容器に特に有用である。柔軟な側壁を有するこのような容器が液体又は半液体を収容している場合、液体の重量によって容器側壁が押され、それによって今度はキャリアのサイドパネルが押されて、雄ロックに対する張力が生み出され、それによって雄ロックが垂直ロック位置に保持される。液体という用語は、従来の液体と半液体の両方を含むものとして用いられている。
【0014】
本発明のキャリアを形成するブランクを図1に示す。本ブランク10は、各4本ずつ2列に配置した8本の飲料容器を収容するよう設計されている。ブランク10は、板紙等の折り畳み可能なシート材料から形成されている。ブランクは外側二次的ロックフラップ12を有し、外側二次的ロックフラップ12は折り線16によって外側ボトムパネル14に折り畳み可能に接続され、今度は折り線20によって下部サイドパネル18に接続されている。下部サイドパネル18は折り線24によって中央サイドパネル22に接続され、中央サイドパネル22は折り線28によって上部サイドパネル26に接続され、今度は折り線32によってトップパネル30に接続されている。同様に、トップパネル30は折り線36によって上部サイドパネル34に接続され、上部サイドパネル34は折り線40によって中央サイドパネル38に接続され、今度は折り線44によって下部サイドパネル42に接続されている。下部サイドパネル42は折り線48によって内側ボトムフラップ46に接続されている。下部サイドパネル18、中央サイドパネル22、及び上部サイドパネル26は実質的に1つのサイドパネル152(図5〜図7)を構成し、下部サイドパネル42、中央サイドパネル38、及び上部サイドパネル34は実質的にキャリアの反対側のサイドパネル154を構成する。
【0015】
本キャリア10は、内部に収容されている容器の縁(heels)を収容する開口部50を有する。容器頂部は、トップエンドパネルによって両端から抜けないようになっている。トップエンドパネル52は折り線54によってトップパネル30に接続されている。トップエンドパネル52は折り線58によって三角まち(triangular gusset)パネル56に接続され、三角まちパネル56は折り線62によって三角ウェブパネル60に接続されている。三角ウェブパネル60は折り線66によって折り込みパネル64に接続され、折り込みパネル64は折り線68によって上部サイドパネル26に接続されている。折り込みパネル64は、キャリア内の端の容器に接触する適切な位置にトップエンドパネル52を保持する保持フラップ70を有する。
【0016】
同様に、トップエンドパネル72は折り線74によってトップパネル30に接続されている。折り込みパネル72は折り線78によって三角まちパネル76に接続され、今度は折り線82によって三角ウェブパネル80に接続され、結局折り線86によって折り込みパネル84に接続されている。折り込みパネル84は折り線88によって上部サイドパネル26に接続されている。折り込みパネル84は保持フラップ90を有する。
【0017】
トップエンドパネル52は折り線94によって三角まちパネル92に接続され、今度は折り線98によって三角ウェブパネル96に接続されている。三角ウェブパネル96は折り線102によって折り込みパネル100に接続されている。折り込みパネルは折り線104によって上部サイドパネル34に接続され、保持フラップ106を有する。エンドパネル72は折り線110によって三角まちパネル108に接続され、今度は折り線114によって三角ウェブパネル112に接続されている。三角ウェブパネル112は折り線118によって折り込みパネル116に接続され、折り込みパネル116は折り線120によって上部サイドパネル34に接続されている。折り込みパネル116は保持フラップ122を有する。
【0018】
上述のように、本発明のキャリアは、二次的ロックシステムのみを有し一次的ロックシステムを有しないという点で独特である。二次的雄ロック124A〜124Dは折り線126によって外側二次的ロックフラップ12に接続されている。二次的雌ロックシステムは内側ボトムフラップ46に配置され、切断線130A〜130Dによって形成された二次的雌フラップ128A〜128Dを有する。二次的雌フラップ128A〜128Dは、フラップを折り曲げてロック位置にするための折り線132A〜132Dを有する。このような二次的雌フラップ128A〜128Dは、二次的雄ロック124A〜124Dを垂直ロック位置に保持するのを支援する。弧状タブ134A〜134Dを設けて二次的雄ロック124A〜124Dを垂直ロック位置に保持するのを支援してもよい。二次的雄ロック124A〜124Dは、図3において符号127Dで一番よく示されている二次的雌開口を貫いて延びる。
【0019】
好ましいキャリアは、図1で見て水平に二等分する線に関して対称的である、ということが当業者には理解されよう。このように対称性であると、本キャリアを効率的に生産する助けとなる。キャリアがそのような対称性を有することは、好ましくはあるが、必要だということではない。図示のようにブランク10は形状が長方形であり直線の縁を含む。このこともまた、ブランクをそこから切り出すウェブにおいてブランクを効率的にレイアウトするのに役立つ。
【0020】
従来のロックシステムとは異なり、本発明のキャリアは一次的ロックシステムと二次的ロックシステムの両方を含むわけではない。むしろ、特に液体を満たした、柔軟な側壁を有する容器の運搬時には、二次的ロックシステムだけでキャリアを満足に結合する、ということがわかっている。
【0021】
図1から、それぞれの対の二次的なロックを行うロックは縦方向、すなわちブランクの長さ(A−A’)、に整列している、ということが注意されよう。二次的雄ロック124A〜124Dはそれぞれ二次的雌ロックの切断線130A〜130Dと縦方向に整列している。キャリアがブランクから形成されるとき、この縦方向の線は容器C、対応する二次的雄ロック124D、及び対応する二次的雌開口(例えば図2の127D)を通って延びる。
【0022】
本発明は単一のロックシステムを提供する。これは二次的ロックシステムであり、容器を詰めたラップアラウンド式キャリアをしっかりとロックする。二次的雄ロック124A〜124Dは内側ボトムフラップ46に関して垂直ロック位置に保持されている、ということが重要である。二次的雌フラップ128A〜128Dはそれぞれ二次的雄ロック124A〜124Dをその垂直ロック位置に保持するのを支援する。弧状タブ134A〜134Dは二次的雄ロック124A〜124Dをその垂直ロック位置に保持するのをさらに支援する。
【0023】
本発明のラップアラウンド式キャリアは、ブランクのトップパネル30を図5に示すように2列に整列した容器C1及びC2の上方に動かすことによって、図1のブランクから形成される。このような容器C1及びC2はそれぞれ柔軟な側壁150A”及び150B”を有する。このような容器C1及びC2は液体を収容しており、図5に示すように液体の重量によって側壁150A”及び150B”が押される。容器C1及びC2が2列に整列し互いに当たった状態でしっかりと保持されると、容器内の液体によって内側側壁に対して圧力が加えられ、互いに相殺してその結果容器は想像線150A’及び150B’(内側側壁)によって示すようにまっすぐな垂直位置に保持される。この結果、一方の列の容器C1が他方の列の容器C2に向かって引っ張られ、その結果両列の間の二次的雄ロックが、図6及び図7における二次的雄ロック124Aによって示される垂直位置に保持される。
【0024】
ブランク10は容器C1及びC2を取り巻いてしっかりと引っ張られ、外側二次的ロックフラップ12は、キャリアの外側にある状態で内側ボトムフラップ46にかぶさる。スリット136によって、各ロックを一度に1つずつロックすることが容易になる。二次的雄ロック124A〜124Dは折り線126に沿って曲げられて穴に押し入れられ、ここで切断線130A〜130Dによって一次的雌開口(例えば図3の127D)に入る。二次的雌フラップ128A〜128Dは、二次的雄ロック124A〜124Dを内側ボトムフラップ46に関して垂直ロック位置に保持するのを支援する。二次的雌フラップ128A〜128Dのそれぞれの上にある弧状タブ134A〜134Dは二次的雄ロック124A〜124Dに寄りかかり、これもまた二次的雄ロックを垂直ロック位置に保持するのを支援する。
【0025】
ブランク10が容器C1及びC2を取り巻いて引っ張られロックされると、図5に示すように、容器内の液体Lの重量によって容器C1及びC2の側壁150A”及び150B”がそれぞれ外向きに押される。この結果、想像線150A’及び150B’(内側側壁)によって示すように容器C1及びC2の内側側壁が押されてまっすぐな垂直位置になり、その結果二次的雄ロック124A〜124Dが垂直位置に保持される。これによって容器C1及びC2が互いに向かって移動するが、また、容器C1及びC2の外側側壁が外向きに膨れて想像線150A及び150B(外側側壁)によって示す位置になる結果ともなる。外側側壁150A及び150Bがわずかに膨れ出ることによって、キャリアに対する張力が生み出され、その結果図6及び図7に示すように二次的雄ロック124A〜124Dが支援され引っ張られて垂直ロック位置になる。二次的雄ロック124A〜124Dを垂直位置に保持することによって、各ロックが偶然引っ込んで抜けてしまうことが確実になくなる。したがって、二次的雄ロック124A〜124Dは二次的雌フラップ128A〜128D、キャリアのサイドパネル152及び154に加わる圧力と、容器C1及びC2内の液体によって二次的雄ロックに直接加わる圧力との組合せによって、垂直ロック位置に保持される。二次的雄ロックは、曲がってボトムフラップ46に関して水平位置になれば、容易に係合が外れる。
【0026】
トップエンドパネル52及び72は、折り込みパネル64、84、100及び116と、それぞれの三角形のウェブパネル60、80、96及び112と、三角まちパネル56、76、92及び108とを押すことによって端にある容器に内向きに押し込まれる。保持フラップ70、90、106及び122は、保持フラップが容器とキャリア側面との間にある状態で、トップエンドパネル52及び72を適切な位置に保持する。
【0027】
本発明のロックシステムは、単一の二次的ロックシステムから成っており、これは容器内の液体によって二次的雄ロックに直接加わる圧力及び容器内の液体によってキャリアに加わる圧力と組み合わさって動作する。容器内の液体によってキャリアに加わる圧力は、キャリアに対する張力を与えて二次的雄ロック124A〜124Dを垂直ロック位置に保持する。二次的雌フラップ128A〜128Dは、二次的雄ロック124A〜124Dを垂直ロック位置に保持するのを支援する。二次的雄ロック124A〜124Dに寄りかかる弧状タブ134A〜134Dをそれぞれの二次的雌フラップ128A〜128Dの上に配置することによって、二次的雄ロック124A〜124Dの垂直ロック位置での保持をさらに支援してもよい。
【0028】
柔軟な側壁を有する容器内の液体が与える力と組み合わせた二次的ロックシステムによって、一次的ロックシステムを有する必要がなくなる。これは、底面が平らで一次的ロックシステムを有するスペースがない容器の梱包に特に有用である。容器の底面が平らであることによって一時的ロックシステムによるロックが妨げられるからである。本発明によってまた、カートンを組み立てるのに用いる板紙等の材料の量を減らすことができる。一次的ロックシステムをなくすことによってブランクの縦方向の寸法A−A’を2から3パーセント小さくすることができが、それでもなお安定したロックシステムが提供される。
【0029】
本発明のロックシステムは、断面が正方形又は長方形の柔軟な側壁を有する容器で最良に動作する。しかし本発明の二次的ロックシステムはまた、断面が丸く柔軟な側壁を有する容器でも動作する。
【0030】
本キャリアは、可動部品を有しない静的フィードロックシステムの上に垂直に立つよう設計されており、圧縮フィンガーが容器の縁の開口部のそばでキャリアを組み立てる。キャリアはロックに必要な力よりもいくぶん大きい力で組み立てられ、次にその圧縮が緩むとロックが確実になり、運搬中の容器内の液体からの圧力がロックを確実にできるようにする。本キャリアは、二次的雄ロック124A〜124Dが静止機構によって押込まれた状態で、内側ボトムフラップ46を上向きに持ち上げるばねによってロックされる。二次的ロックパネル12は梱包装置におけるロッドに巻き付けられ、別のロッドが、図3に示すように二次的雄ロック(124D)が垂直位置に保持された状態で、二次的雄ロック124A〜124Dを二次的雌開口(例えば127D)に挿入する。
【0031】
容器に弾力性があるために、容器の縁の開口部に加わる圧縮はロック機構のロックにおいて過補償が可能であり、そのロックの固定後わずかに緩む。これをロック同士の間に用意して、隣接するロックに必要以上の応力を与えることなく一度に1つずつロックすることができるようにしてもよい。
【0032】
本発明のキャリアは、1つのハンドルと1つ又は複数のディスペンサーとを有してもよい。図4は1つのハンドルと2つのディスペンサーを含む場合を示す。図4のキャリアは、1つのハンドルと2つのディスペンサーとを含むことを除いては図1のブランクと同一のブランクから形成されている。図4のキャリアは、トップパネル30を横切って上部サイドパネル26から上部トップサイドパネル34まで延びるハンドル156を有する。本ハンドル156は、ハンドルを補強してキャリア運搬時に人の手の衝撃を和らげるハンドル支持フラップ158A及び158Bを有してもよい。このようなハンドル支持フラップ158A及び158Bは、折り線160A及び160Bによってハンドル156に折り畳み可能に取り付けられており、折り線160A及び160Bに沿ってこのようなフラップが折り畳まれてハンドル156を運搬に適切な位置にする。運搬時にハンドル156にかかる応力は、応力緩和線162A及び162Bを通って上部サイドパネル26内へと散逸することができる。同一の応力緩和線を上部サイドパネル34(図4には示さず)に設けてもよい。キャリアに容器Cを装填すると、キャリアを容器に装填すると、ハンドル156とハンドル支持フラップ158A及び158Bはトップパネル30の一部となる。
【0033】
図4に示すように、本発明のキャリアは1つ又は複数のトップディスペンサーフラップ164A及び164Bを有してもよい。トップディスペンサーフラップ164A及び164Bは、キャリアに容器Cを詰める時にトップパネル30に取り付けられその一部となる。トップディスペンサーフラップ164A及び164Bとハンドル156との間にそれぞれ開口部172A及び172Bを示す。所望であればこのような開口部172A及び172Bを、切断線166A又は166Bに取り付けられたフラップを介してハンドル156に接続されるトップパネル30に取り付けられたフラップで塞いでもよい。
【0034】
トップディスペンサーフラップ164Aは中央サイドパネル22を通って上部サイドパネル26内へと延びる切り離し線168Aを有する。キャリアの反対側にも同様の切り離し線が配置されている(図示せず)。図4に示すキャリアはまた、中央サイドパネル22を通って上部サイドパネル26内へと延びる対応する切り離し線168Bを有する、第2のトップディスペンサーフラップ164Bも有する。トップディスペンサーフラップ164Bには、キャリアの反対側にも同様の切り離し線が設けられている(図示せず)。
【0035】
トップディスペンサーフラップ164Aを例として用いて、本フラップは、開口部172Aに手を入れて切断線166Aに沿ってトップエンドパネル52に向かって上向きに引っ張ることによって、破って開けることができる。この結果、応力緩和線162A及びカートンの他方の側の対応する応力緩和線に沿って破れ、それが切り離し線168A及びカートンの他方の側の対応する切り離し線へと延びる。切り離し線168A及びカートンの他方の側の対応する切り離し線に沿って破れるのが完了すると、トップディスペンサーフラップ164Aがキャリアから完全に取り外される。容器Cをキャリアから取り外すことができるのであれば、トップディスペンサーフラップ164Aが完全に離れる前に破るのを止めてもよい。トップディスペンサーフラップ164Bは、切断線166Bに沿って引っ張ることによって同じ方法で開けて取り外すことができる。本キャリアには、トップディスペンサーフラップを1つ設けても2つ設けてもよい。また、いかなるトップディスペンサーフラップも有することなくハンドル156をキャリアに配置してもよい、ということも理解されるべきである。同様に、ハンドルを含むことなく1つ又は複数のトップディスペンサーフラップをキャリアに配置してもよい。
【0036】
本発明をその好ましい形式において開示したが、当業者には、以下の特許請求の範囲において述べる本発明及びその均等物の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明に多くの変更、追加、及び削除を行うことができる、ということが明白となろう。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明のロックフィーチャ(locking features)を組み込むブランクの平面図である。
【図2】二次的ロックが雌開口と係合しようとしている、キャリア底面の斜視図である。
【図3】ロックが適切なロック位置に保持された、キャリア底面の斜視図である。
【図4】1つの運搬ハンドルと2つのトップディスペンサーフラップとを除いては図1のブランクと同一のブランクから形成されたキャリアの斜視図である。本キャリアには、柔軟な側壁を有する容器が装填されている。
【図5】容器内の液体の重量が容器側壁に及ぼす外向きの力を示す、容器同士が互いに当たった状態でしっかりと保持された状態で液体を満たした2列の容器に図1のブランクを巻き付ける工程におけるブランクの対称的な端面図である。
【図6】容器を装填した図4のキャリアの端面図である。
【図7】二次的雄ロック及び対応する二次的雌ロック並びに2列の容器を通る直線に沿った、図4のキャリアの断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体を満たした複数の容器を装填したラップアラウンド式容器キャリアであって、
(a)トップパネルと、互いに向き合ったサイドパネルと、ボトムパネルとを有するキャリアであって、前記ボトムパネルは内側ボトムフラップと、外側二次的ロックフラップに折り畳み可能に取り付けられた外側ボトムパネルとから形成され、前記外側二次的ロックフラップは前記内側ボトムフラップの一部と重なり合い、該両フラップは単一のロックシステムによって結合され、該システムにおいて、前記外側二次的ロックフラップの延長として少なくとも1つの二次的雄ロックが形成され、前記内側ボトムフラップはそれぞれの二次的雄ロックに対する二次的雌開口を有し、該開口は、スリットと、前記雌開口における雌フラップを形成する相互接続折り線とによって形成され、前記雌フラップは前記雌開口を貫いて延びる前記二次的雄ロックに寄りかかり、それによって、該二次的雄ロックを前記内側ボトムフラップに関して垂直ロック位置に保持するのを支援して前記ロックが偶然外れることがないようにする、キャリアと、
(b)該キャリア内で2列に整列した、頂面と、底面と、該頂面及び該底面を接続する柔軟な側壁とを有する複数の液体容器であって、それぞれの該容器の1つの壁は該キャリアのサイドパネルに隣接する、液体容器と
を備え、
(c)該キャリアにおけるそれぞれの二次的雄ロックと、対応する二次的雌開口とはそれぞれの列の前記液体容器同士の間に配置され、
(d)前記対応する二次的雌開口における前記二次的雄ロックは、該キャリアの前記サイドパネルに隣接する前記容器の前記側壁がわずかに外向きに膨れることによって前記垂直ロック位置に保持されるようさらに支援され、前記膨れは前記容器内の前記液体の重量によって生じ、前記膨れによって今度は該キャリアの前記サイドパネルがそれに対応して膨れる結果となり、それによって該キャリアに張力が生み出され、それによってそれぞれの二次的雄ロックがそれぞれの列の前記容器同士の間で引っ張られて前記垂直ロック位置になり該垂直ロック位置が保持される
液体を満たした複数の容器を装填したラップアラウンド式容器キャリア。
【請求項2】
前記二次的雌開口から形成される前記キャリアにおけるそれぞれの雌フラップは、前記二次的雌開口を形成する前記スリットによって形成される弧状タブを有する、請求項1に記載の複数の容器を装填したキャリア。
【請求項3】
2つの端であって、運搬中の前記容器の前記頂面が前記キャリアの該両端から抜けないようにする手段を除いて解放された2つの端を有する、請求項1又は2に記載の複数の容器を装填したキャリア。
【請求項4】
前記容器が前記キャリアの前記両端から抜けないようにする前記手段は、
(a)2つの端を有する前記トップパネルであって、前記キャリアの該トップパネルのそれぞれの端にトップエンドパネルが取り付けられた、前記トップパネル
を備え、
(b)前記トップエンドパネルは、該トップエンドパネルが、折り線によって接続されている3片から成るウェブからの圧力によって閉じられるときに、巻き付け装置上で折り畳んで閉位置にすることができ、前記ウェブは、折り線によってそれぞれのサイドパネル及び隣接するトップエンドパネルに相互接続され、折り線によってトップエンドパネルに接続され今度は折り線によって三角形のウェブパネルに接続された三角形のまちパネルから成り、該三角形のウェブパネルは、折り線によって隣接するサイドパネルに接続された折り込みパネルに接続され、該折り込みパネルは、前記サイドパネルとの前記接続から遠ざかる方向に取り付けられた保持タブを有し、それによって、前記トップエンドパネルを前記閉位置に保持する
請求項3に記載の複数の容器を装填したキャリア。
【請求項5】
前記キャリアの前記サイドパネルに隣接する前記容器の前記側壁の前記わずかな外向きの膨れは、前記容器の前記頂面と前記底面との間のわずかなカーブの形である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の複数の容器を装填したキャリア。
【請求項6】
前記キャリアはしっかり締められロックされて、互いに隣接する前記2列の前記容器の前記内側側壁が膨れないようになっており、該容器の該内側側壁が前記容器同士の間の前記二次的雄ロックを前記垂直ロック位置に保持するのを支援するようになっている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の複数の容器を装填したキャリア。
【請求項7】
少なくとも1つのトップディスペンサーフラップが、該トップディスペンサーフラップを開いて前記容器を前記キャリアから取り外すことができるようにする切り離し線によって、前記トップパネルと、隣接するサイドパネルとの一部として形成される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の複数の容器を装填したャリア。
【請求項8】
少なくとも1つのトップディスペンサーフラップが、該トップディスペンサーフラップを開いて前記容器を前記キャリアから取り外すことができるようにする切り離し線によって、前記トップパネルと、隣接するサイドパネルとの一部として形成される、請求項4に記載の複数の容器を装填したキャリア。
【請求項9】
前記隣接するサイドパネル同士の間の前記トップパネルに、前記装填したキャリアを運搬するための運搬ハンドルが形成されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の複数の容器を装填したキャリア。
【請求項10】
少なくとも1つのトップディスペンサーフラップが、該トップディスペンサーフラップを開いて前記容器を前記キャリアから取り外すことができるようにする切り離し線によって、前記トップパネルと、隣接するサイドパネルとの一部として形成される、請求項9に記載の複数の容器を装填したキャリア。
【請求項11】
2つのトップディスペンサーフラップが、切り離し線によって、前記トップパネルと、隣接するサイドパネルとの一部として形成される、請求項10に記載の複数の容器を装填したキャリア。
【請求項12】
前記二次的雌開口から形成される前記雌フラップは、前記二次的雌開口を形成する前記スリットによって形成される弧状タブを有する、請求項4に記載の複数の容器を装填したキャリア。
【請求項13】
4つの互いに間隔を置いて配置した二次的雄ロックと、4つの互いに間隔を置いて配置した二次的雌開口とがある、請求項1〜12のいずれか一項に記載の複数の容器を装填したキャリア。
【請求項14】
2列の柔軟な側壁を有する複数の容器を運搬するラップアラウンド式容器キャリアであって、
(a)トップパネルと、互いに向き合ったサイドパネルと、ボトムパネルとを有するキャリアであって、前記ボトムパネルは内側ボトムフラップと、外側二次的ロックフラップに折り畳み可能に取り付けられた外側ボトムパネルとから形成され、前記外側二次的ロックフラップは前記内側ボトムフラップの一部と重なり合い、該両フラップは単一のロックシステムによって結合され、該システムにおいて、前記外側二次的ロックフラップの延長として少なくとも1つの二次的雄ロックが形成され、前記内側ボトムフラップはそれぞれの二次的雄ロックに対する二次的雌開口を有し、該開口は、スリットと、前記雌開口における雌フラップを形成する相互接続折り線とによって形成され、前記雌フラップは前記雌開口を貫いて延びる前記二次的雄ロックに寄りかかり、それによって、該二次的雄ロックを前記内側ボトムフラップに関して垂直ロック位置に保持するのを支援して前記ロックが偶然外れることがないようにする、キャリア
を含み、
(b)該キャリアにおけるそれぞれの二次的雄ロックと、対応する二次的雌開口とは、それぞれの列の運搬される柔軟な側壁を有する前記容器同士の間に配置されるよう設計されており、柔軟な側壁を有する前記容器は、二次的雄ロックを前記垂直位置に保持するのをさらに支援して、前記ロックが偶然外れることがないようにする
2列の柔軟な側壁を有する複数の容器を運搬するラップアラウンド式容器キャリア。
【請求項15】
前記二次的雌開口から形成されるそれぞれの雌フラップは、前記二次的雌開口を形成する前記スリットによって形成される弧状タブを有する、請求項14に記載のラップアラウンド式容器キャリア。
【請求項16】
2つの端であって、運搬中の前記容器の前記頂面が前記キャリアの該両端から抜けないようにする手段を除いて解放された2つの端を有する、請求項14又は15に記載のラップアラウンド式容器キャリア。
【請求項17】
前記容器が前記キャリアの前記両端から抜けないようにする前記手段は、
(a)2つの端を有する前記トップパネルであって、前記キャリアの該トップパネルのそれぞれの端にトップエンドパネルが取り付けられた、前記トップパネル
を備え、
(b)前記トップエンドパネルは、該トップエンドパネルが、折り線によって接続されている3片から成るウェブからの圧力によって閉じられるときに、巻き付け装置上で折り畳んで閉位置にすることができ、前記ウェブは、折り線によってそれぞれのサイドパネル及び隣接するトップエンドパネルに相互接続され、折り線によってトップエンドパネルに接続され今度は折り線によって三角形のウェブパネルに接続された三角形のまちパネルから成り、該三角形のウェブパネルは、折り線によって隣接するサイドパネルに接続された折り込みパネルに接続され、該折り込みパネルは、前記サイドパネルとの前記接続から遠ざかる方向に取り付けられた保持タブを有し、それによって、前記トップエンドパネルを前記閉位置に保持する
請求項16に記載のラップアラウンド式容器キャリア。
【請求項18】
2列の柔軟な側壁を有する複数の容器を運搬する容器キャリアのボトムパネルであって、前記キャリアの前記互いに向き合ったサイドパネルに接続され、
(a)トップパネルと、互いに向き合ったサイドパネルと、ボトムパネルとを有するキャリアであって、該ボトムパネルは内側ボトムフラップと、外側二次的ロックフラップに折り畳み可能に取り付けられた外側ボトムパネルとから形成され、前記外側二次的ロックフラップは前記内側ボトムフラップの一部と重なり合い、該両フラップは単一のロックシステムによって結合され、該システムにおいて、前記外側二次的ロックフラップの延長として少なくとも1つの二次的雄ロックが形成され、前記内側ボトムフラップはそれぞれの二次的雄ロックに対する二次的雌開口を有し、該開口は、スリットと、前記雌開口における雌フラップを形成する相互接続折り線とによって形成され、前記雌フラップは前記雌開口を貫いて延びる前記二次的雄ロックに寄りかかり、それによって、該二次的雄ロックを前記内側ボトムフラップに関して垂直ロック位置に保持するのを支援して前記ロックが偶然外れることがないようにする、キャリア
を含み、
(b)該キャリアにおけるそれぞれの二次的雄ロックと、対応する二次的雌開口とは、それぞれの列の運搬される容器同士の間に配置されるよう設計されている
2列の柔軟な側壁を有する複数の容器を運搬する容器キャリアのボトムパネル。
【請求項19】
前記二次的雌開口から形成されるそれぞれのフラップは、前記雌開口を形成する前記スリットによって形成される弧状タブを有する、請求項18に記載のボトムパネル。
【請求項20】
2列の柔軟な側壁を有する複数の容器を運搬するラップアラウンド式キャリアを形成するブランクであって、略長方形のシートを備え、該シートは、
(a)該シートの一端における、少なくとも1つの二次的雌開口を有する内側ボトムフラップであって、該開口は、スリットと、前記雌開口における雌フラップを形成する折り線とによって形成される、内側ボトムフラップと、
(b)第1のサイドパネル、トップパネル、及び反対側の第2のサイドパネルであって、前記内側ボトムフラップにこの順で折り畳み可能に接続される、第1のサイドパネル、トップパネル、及び反対側の第2のサイドパネルと、
(c)該反対側のサイドパネルに折り畳み可能に接続される外側ボトムパネルであって、それぞれの二次的雌開口に対する少なくとも1つの二次的雄ロックを有する二次的ロックフラップに折り畳み可能に取り付けられ、それぞれの二次的雄ロックは、該二次的ロックフラップの延長として形成される、外側ボトムパネルと
を備え、
(d)それぞれの二次的雄ロック及び対応する二次的雌開口は、それぞれの列の運搬される容器同士の間に配置されるよう設計されており、前記二次的雄ロック及び対応する二次的雌開口は、該ブランクから形成される前記キャリアを結合する唯一のロックシステムである
2列の柔軟な側壁を有する複数の容器を運搬するラップアラウンド式キャリアを形成するブランク。
【請求項21】
二次的雌開口から形成されるそれぞれの雌フラップは、前記雌開口を形成するスリットから形成される弧状タブを有する、請求項20に記載のブランク。
【請求項22】
前記第1のサイドパネルは、第1の下部サイドパネルと、第1の中央サイドパネルと、第1の上部サイドパネルとを備える、請求項20又は21に記載のブランク。
【請求項23】
前記第2のサイドパネルは、第2の下部サイドパネルと、第2の中央サイドパネルと、第2の上部サイドパネルとを備える、請求項20〜22のいずれか一項に記載のブランク。
【請求項24】
前記外側ボトムパネルと前記第1のサイドパネルとの間の折り線に沿って配置された第1の複数の開口部をさらに備える、請求項20〜23のいずれか一項に記載のブランク。
【請求項25】
前記内側ボトムフラップと前記第2のサイドパネルとの間の折り線に沿って配置された第2の複数の開口部をさらに備える、請求項20〜24のいずれか一項に記載のブランク。
【請求項26】
前記トップパネルの第1の側に折り畳み可能に接続された第1のトップエンドパネルと、前記トップパネルの第2の側に折り畳み可能に接続された第2のトップエンドパネルとをさらに備える、請求項20〜25のいずれか一項に記載のブランク。
【請求項27】
それぞれのトップエンドパネルのそれぞれの端に折り畳み可能に接続された三角まちパネルをさらに備える、請求項26に記載のブランク。
【請求項28】
それぞれの三角まちパネルに折り畳み可能に接続された三角ウェブパネルと、
それぞれの三角ウェブパネルに折り畳み可能に接続された折り込みパネルと
をさらに備える、請求項27に記載のブランク。
【請求項29】
それぞれの折り込みパネルは前記サイドパネルのうちの1つに折り畳み可能に接続される、請求項28に記載のブランク。
【請求項30】
板紙から組み立てられる、請求項20〜29のいずれか一項に記載のブランク。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2007−510593(P2007−510593A)
【公表日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−538059(P2006−538059)
【出願日】平成16年10月14日(2004.10.14)
【国際出願番号】PCT/US2004/033991
【国際公開番号】WO2005/047134
【国際公開日】平成17年5月26日(2005.5.26)
【出願人】(504075588)グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド (137)
【Fターム(参考)】