方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ
【課題】本発明は、直線移動区間(進入区間)では物品を直線方向に搬送させ、コンベヤの方向切換区間(コーナー部)では、別の昇降手段などの方向切換ユニットを不必要とし、原価コストの低減と共に省スペース化を図ることができるローラー付きチェーン型コンベヤを提供する。
【解決手段】本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤは、駆動手段による駆動時、載置された物品を直線方向に移送させ、折り畳み可能に繋げられた複数のチェーンプレートからなるチェーン型コンベヤ20と、チェーンプレート10の外側面に連結方向に整列するように下側が固定され、上側の固定片が斜めに形成される一対のブラケット40と、ストッパーローラー60により搬送が停止された物品を、ブラケット40に対角線方向に回転可能に固定されて、摩擦回転力により方向切換させる方向切換用ローラー70と、を備える。
【解決手段】本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤは、駆動手段による駆動時、載置された物品を直線方向に移送させ、折り畳み可能に繋げられた複数のチェーンプレートからなるチェーン型コンベヤ20と、チェーンプレート10の外側面に連結方向に整列するように下側が固定され、上側の固定片が斜めに形成される一対のブラケット40と、ストッパーローラー60により搬送が停止された物品を、ブラケット40に対角線方向に回転可能に固定されて、摩擦回転力により方向切換させる方向切換用ローラー70と、を備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンベヤを介して物品を搬送する途中に、物品の搬送方向を切り換えようとする場合、コンベヤのコーナー部で別の方向切換用ユニット(リフトなどをいう)を利用せずに、チェーン型コンベヤのローラーの構造変更により物品の方向を容易に切換させることによって、連続に搬送させることが可能となる方向切換用ローラーが取り付けられたチェーン型コンベヤに関する。
【0002】
さらに詳しくは、直線移動区間(進入区間をいう)では、チェーン型コンベヤ駆動(軌道運動をいう)により物品を直線方向に移送させ、コンベヤの方向切換部(コーナー部をいう)では、チェーン型コンベヤの対角線方向に回転可能に装着された方向切換用ローラーと物品との相互間の摩擦回転力により物品の搬送方向が変更できることから、別の昇降手段などの使用が不必要となり、原価コストを低減させながらも、省スペース化を図ることができるようにした方向切換用ローラーが取り付けられたチェーン型コンベヤに関するものである。
【背景技術】
【0003】
一般に、荷物を降ろす作業、又は流れ作業における物品を単位工程別に連続に移送させるために、コンベヤベルト、コンベヤローラーを用いることになる。この際、作業現場のスペースの特性上、若しくは作業の便宜を図るために、物品の搬送方向、特に物品の搬送方向を90度に方向切換させてから搬送させねばならない場合が発生したりする。
【0004】
この場合、搬送方向が互いに直角をなすように一対のコンベヤを配設するが、コンベヤの曲り角でも物品を連続に搬送させることができるように物品の方向切換ユニット(例えば、リフト、搬送装置などをいう)を別に設けることになる。これにより、限られた作業現場の空間を有用に活用し得ないといった点など、別の方向切換ユニットを設けることから、これら設備に対する保守点検が求められ、高コストの発生をももたらすという問題を抱えている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記問題等に鑑みて成されたものであって、目的は、コンベヤを介して物品を搬送する途中にコンベヤのコーナー部で物品の搬送方向を変更しなければならない場合、別の方向切換用ユニットの使用を不必要とし、原価コストが低減でき、作業現場の限定された空間を有用に活用することから省スペース化を図ることができる方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤを提供することにある。
【0006】
また、本発明の他の目的は、チェーン型コンベヤに対角線方向に回転可能に取り付けられ、摩擦回転力により物品の搬送方向を切換させる方向切換用ローラーの構造を簡単にすることによって組立性に優れる。また、物品と方向切換用ローラーとの相互間の摩擦力の増大により、物品の方向切換が容易であり、コンベヤから物品が落下することを防止し得るようにした方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤを提供することにある。
【0007】
また、本発明の他の目的は、方向切換用ローラーの耐久性の向上により、重量物又は大型物を移送させることができ、ローラーの故障や破損を防止することから、半永久的に活用し得るようにした方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤを提供することにある。
【0008】
さらに、本発明の目的は、チェーン型コンベヤの駆動時に側面ローラによりチェーンの垂れ下がりが防止できることから、チェーンの耐久性をさらに高めることができ、且つ、品物を円滑に移送させることが可能となる方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した本発明の目的は、駆動手段により駆動される際に、載置された物品を直線方向に移送させ、折り畳み可能に繋げられた複数のチェーンプレートからなるチェーン型コンベヤと、前記チェーンプレートの外側面に連結方向に整列するように下側が固定され、上側の固定片が斜めに形成される一対のブラケットと、ローラー型コンベヤに沿って移送され、前記チェーン型コンベヤの前方に回転可能に設けられたストッパーローラーにより移送が停止された物品を、前記ブラケットに対角線方向に回転可能に固定されて、摩擦回転力により方向切換させる方向切換用ローラーと、を備えることを特徴とする方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤを提供することにより達成される。
【0010】
好ましい実施例によれば、前述したローラーが取り付けられたブラケットを支持するチェーンプレートは、複列に設けられる。
【0011】
また、前述したストッパーローラーは、アイドルローラー、又は駆動手段により回転する駆動型ローラーのうちの何れかの一つである。
【0012】
また、前述したローラーの設置角度は、対角線方向に略45度斜めに設けられる。
【0013】
また、前述したローラーと物品との相互摩擦力を増大させることができるように外周面にエンボス加工が施される。
【0014】
また、前述したブラケットをチェーンプレートに取り付ける固定ピンの両端部に回転可能に装着され、コンベヤを駆動する際にチェーンが垂れ下がることを防止する側面ローラーを更に備える。
【0015】
また、前述したチェーン型コンベヤの外側に取り付けられ、方向切換用ローラーの回転に伴って品物の方向を切換える際に、チェーン型コンベヤから品物が落下されることを防止するガイドを更に備える。
【0016】
さらに、前述した側面ローラーは、二つのリンクの間隔を保持しながら装着される。
【発明の効果】
【0017】
前述した本発明による方向切換用ローラーが取り付けられたチェーン型コンベヤは、以下のような利点を有する。コンベヤを介して物品を搬送する途中にコンベヤコーナー部で物品の搬送方向を変更しなければならない場合にも、別の方向切換用ユニットを不必要とすることから、作業時間が短縮でき、作業効率が向上する。そして、製造コストが低減できると共に、作業現場の省スペース化を図ることが可能となる。
【0018】
また、チェーン型コンベヤに取り付けられる方向切換用ローラーの構造を簡単かつ容易に形成することによって、組立性及び作業性に優れており、多量生産を可能にすることから、価格競争力を確保することができる。物品と方向切換用ローラーとの相互間の摩擦力の増加により物品の方向切換が容易に行われ、コンベヤから物品が落下することをも防止することができる。
【0019】
さらに、方向切換用ローラーの耐久性向上により重量物又は大型物を移送させすることができ、ローラーの故障や破損を防止することで、メンテナンス費用を格段に低減することが可能となる。
【0020】
さらにまた、チェーン型コンベヤの駆動時、側面ローラーによりチェーンの垂れ下がりが防止できることから、チェーンの耐久性を更に向上させることができ、且つ、品物を円滑に移送させることが可能となる。そして、安定した信頼性が確保できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、添付の図面を参照として本発明を詳細に説明する。これは、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者が発明を容易に実施し得る程度内にて詳細に説明するためのものであって、これにより、本発明の技術的思想及び範疇に限定されるものではない。
【0022】
図1乃至図4に示されたように、本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤは、駆動手段(駆動モータなどをいう)により駆動される(軌道運動をいう)際に、載置された物品W(例えば、バレット又は包装物など)を直線方向に搬送させ、固定ピン90を介して折り畳み可能に繋げられた複数のチェーンプレート10からなるチェーン型コンベヤ20と、チェーンプレート10の外側面に前後方向に対称をなすように下側が固定ピン90により固定され、そして、上側の固定片30が斜めに形成(対角線方向に略45度斜めに折り曲げられて形成される)された一対のブラケット40と、対角線方向に45度の角度を維持したうえでブラケット40に回転可能に固定ピン90を介して取り付けられ、ローラー型コンベヤ50に沿って移送され、チェーン型コンベヤ20の前方に回転可能に設けられたストッパーローラー60により移送が停止された物品Wを摩擦回転力を介して略90度方向切換させる方向切換用ローラー70(70A、70B)を備える。
【0023】
この際、前述したストッパーローラー60は、別の駆動手段を不必要とするアイドルローラー、又はチェーンなどのような別の駆動手段により回転される駆動型ローラーのいずれかからなる。
【0024】
図面中、20aは、チェーン型コンベヤ20の軌道運動をガイドするチェーンレールであり、100は、チェーン型コンベヤ20に取り付けられた方向切換用ローラー70の回転による方向切換時に、チェーン型コンベヤ20から物品Wが落下することを防止するガイドであり、110は、チェーン型コンベヤ20を軌道運動させるスプロケットであり、120は、ストッパーローラー60を回転可能に支持するプレートである。
【0025】
以下では、本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤの使用例を添付図面を参照として詳しく説明する。
【0026】
図1は、本発明による左側方向への方向切換用ローラー70Aが取り付けられたチェーン型コンベヤの平面図であり、図2は、本発明による右側方向への方向切換用ローラー70Bが取り付けられたチェーン型コンベヤの平面図である。そして、図10は、本発明による方向切換用ローラーが取り付けられたチェーン型コンベヤの使用状態図である。
【0027】
図10に示されたように、駆動手段(図示せず)の駆動によりローラー型コンベヤ50に載置された物品Wは、直線方向に搬送され、軌道運動を行うチェーン型コンベヤ20(図面上、4列に配設されている)に沿って直線方向に続けて搬送される(A方向の矢印で記される)。この際、チェーン型コンベヤ20に回転可能に取り付けられた左側方向への方向切換用ローラー70Aは停止された状態である。
【0028】
そこで、チェーン型コンベヤ20の終端部にまで搬送された物品Wは、チェーン型コンベヤ20の前方に回転可能に設けられたストッパーローラー60(図面上、五個が設けられている)により、直線方向(A方向)への搬送は停止すると同時に、チェーン型コンベヤ20は続けて駆動されているため、物品Wと方向切換用ローラーとの相互間の摩擦力によりストッパーローラー60は、図面上、時計方向(C方向の矢印で記される)に回転されることになる。
【0029】
そして、チェーン型コンベヤ20のブラケット40の固定片30に回転可能に取り付けられた方向切換用ローラー70Aは、B方向の矢印(図面上、右側上端から左側下端への方向をいう)方向に回転できるため、物品Wは、チェーン型コンベヤ20から最初の進入方向(A方向をいう)に対して略90度方向を切り換えられた後ローラー型コンベヤ50Aに搬送される。
【0030】
さらに、図10に示されたように、前述したローラー型コンベヤ50に沿って搬送される物品Wが、左側方向への方向切換用ローラー70Aが取り付けられたチェーン型コンベヤ20の駆動により、図面上、左側方向に切り換えられた後、ローラー型コンベヤ50Aに沿って、図面上、左側方向に搬送される。ローラー型コンベヤ50Aに沿って直線方向に搬送される物品Wは、右側方向への方向切換用ローラー70Bが取り付けられたチェーン型コンベヤ20の駆動により、図面上、上側方向に切り換えられた後、ローラー型コンベヤ50Bに沿って直線方向に搬送される。
【0031】
さらに詳しく説明すると、ローラー型コンベヤ50Aの駆動によりチェーン型コンベヤ20に進入する物品Wは、チェーン型コンベヤ20の駆動によって、図面上、D方向の矢印方向に搬送される。この際、チェーン型コンベヤ20に回転可能に取り付けられた右側方向への方向切換用ローラー70Bは停止状態となっている。
【0032】
チェーン型コンベヤ20の終端部へ搬送された物品Wは、チェーン型コンベヤ20の前方に回転可能に設けられたストッパーローラ60(図面上、五個設けられている)により直線方向(D方向をいう)への移送を停止されると同時に、チェーン型コンベヤ20は、駆動手段により続けて駆動するため、物品Wと方向切換用ローラー70Bとの相互摩擦力により、ストッパーローラー60は、図面上、反時計方向(E方向の矢印で記される)に回転する。
【0033】
この際、チェーン型コンベヤ20のブラケット40の固定片30に回転可能に取り付けられた方向切換用ローラー70Bは、F方向の矢印方向(図面上、左側下端から右側上端への方向をいう)に回転するため、物品Wは、チェーン型コンベヤ20から最初の進入方向(D方向をいう)に対して略90度切り換えられ、ローラー型コンベヤ50Bへ搬送される。
【0034】
このようにして、前述したローラー型コンベヤ50、50Aに沿って直線方向に移送される物品Wを略90度方向切換させる場合、方向切換用ローラー70A、70Bが、対角線方向に傾けられたブラケット40に回転可能に設けられたチェーン型コンベヤ20を介して容易に方向切換させることによって、別の方向切換ユニット(例えば、リフト、搬送装置などをいう)の使用が不必要となり、原価コストが低減でき、作業現場の省スペース化を図ることができる。
【0035】
一方、図5及び図6に示されたように、本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤにおいて、前述した方向切換用ローラー70が取り付けられたブラケット40を支持するチェーンプレート10を複数ライン配設し、方向切換用ローラー70のサイズを大きくして、物品Wとの接触面積を増大させることで、方向切換用ローラー70の耐久性が向上し、重量物又は大型物を移送させることができる。更に、方向切換用ローラー70の故障又は破損を防止し、メンテナンス費用を格段に低減することができる。
【0036】
更に、図7に示されたように、本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤにおいて、前述した方向切換用ローラー70の外周面にエンボス80が加工されることで、方向切換用ローラー70と物品Wとの相互間の摩擦力を増大できるため、物品Wの方向切換が容易となり、チェーン型コンベヤ20から物品Wが落下することを防止し得るのはもちろんのことである。
【0037】
図11乃至図13に示されたように、本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤにおいて、前述した方向切換用ローラー70をブラケット40の固定片30に固定ピン90を介して回転可能に取り付けるが、ブラケット40をチェーンプレート10に取り付ける固定ピン90の両端部に回転可能に装着され、且つ、コンベヤの駆動時にチェーンが垂れ下がることを防止するための側面ローラー200を更に備える。この際、側面ローラー200は、二つのリンクの間隔を保持しながら取り付けられる。
【0038】
図面中、説明されていない符号300はブッシングであり、400はコンベヤ駆動時にチェーンの垂れ下がりを防止することができるように側面ローラーを支持する支持具である。
【0039】
一方、チェーンプレート10の外側において固定ピン90の両端に取り付けられた側面ローラー200を除いては、図5に示されたものと実質的に同様であるため、これらの構造及び作動の詳細な説明は省略し、図5と重複される符号については同様に記す。
【0040】
前述したことから、チェーン型コンベヤの駆動時、側面ローラー200によりチェーンの垂れ下がりが防止できることによって、チェーンの張力が初期状態のまま維持でき、且つ、チェーンの耐久性を高めることができる。そして、品物を円滑に移送させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明による方向切換用(左側方向)ローラー付きチェーン型コンベヤの概略図である。
【図2】本発明による方向切換用(右側方向)ローラー付きチェーン型コンベヤの変形例示図である。
【図3】図2に示されたローラーの正面図である。
【図4】図2に示されたローラーの側面図である。
【図5】本発明によるチェーン型コンベヤの他の変形例示図である。
【図6】図5に示されたローラーの側面図である。
【図7】本発明によるチェーン型コンベヤに取り付けられるローラーの変形例示図である。
【図8】本発明によるチェーン型コンベヤの側面図である。
【図9】本発明によるチェーン型コンベヤのコーナー部における図面である。
【図10】本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤの使用状態図である。
【図11】本発明によるチェーン型コンベヤのさらに他の変形例示図である。
【図12】図11に示されたチェーン型コンベヤの側面図である。
【図13】図11に示されたチェーン型コンベヤのコーナー部での図面である。
【符号の説明】
【0042】
10 チェーンプレート
20 チェーン型コンベヤ
30 固定片
40 ブラケット
50 ローラー型コンベヤ
60 ストッパーローラー
70 方向切換用ローラー
80 エンボス
90 固定ピン
W 物品
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンベヤを介して物品を搬送する途中に、物品の搬送方向を切り換えようとする場合、コンベヤのコーナー部で別の方向切換用ユニット(リフトなどをいう)を利用せずに、チェーン型コンベヤのローラーの構造変更により物品の方向を容易に切換させることによって、連続に搬送させることが可能となる方向切換用ローラーが取り付けられたチェーン型コンベヤに関する。
【0002】
さらに詳しくは、直線移動区間(進入区間をいう)では、チェーン型コンベヤ駆動(軌道運動をいう)により物品を直線方向に移送させ、コンベヤの方向切換部(コーナー部をいう)では、チェーン型コンベヤの対角線方向に回転可能に装着された方向切換用ローラーと物品との相互間の摩擦回転力により物品の搬送方向が変更できることから、別の昇降手段などの使用が不必要となり、原価コストを低減させながらも、省スペース化を図ることができるようにした方向切換用ローラーが取り付けられたチェーン型コンベヤに関するものである。
【背景技術】
【0003】
一般に、荷物を降ろす作業、又は流れ作業における物品を単位工程別に連続に移送させるために、コンベヤベルト、コンベヤローラーを用いることになる。この際、作業現場のスペースの特性上、若しくは作業の便宜を図るために、物品の搬送方向、特に物品の搬送方向を90度に方向切換させてから搬送させねばならない場合が発生したりする。
【0004】
この場合、搬送方向が互いに直角をなすように一対のコンベヤを配設するが、コンベヤの曲り角でも物品を連続に搬送させることができるように物品の方向切換ユニット(例えば、リフト、搬送装置などをいう)を別に設けることになる。これにより、限られた作業現場の空間を有用に活用し得ないといった点など、別の方向切換ユニットを設けることから、これら設備に対する保守点検が求められ、高コストの発生をももたらすという問題を抱えている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記問題等に鑑みて成されたものであって、目的は、コンベヤを介して物品を搬送する途中にコンベヤのコーナー部で物品の搬送方向を変更しなければならない場合、別の方向切換用ユニットの使用を不必要とし、原価コストが低減でき、作業現場の限定された空間を有用に活用することから省スペース化を図ることができる方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤを提供することにある。
【0006】
また、本発明の他の目的は、チェーン型コンベヤに対角線方向に回転可能に取り付けられ、摩擦回転力により物品の搬送方向を切換させる方向切換用ローラーの構造を簡単にすることによって組立性に優れる。また、物品と方向切換用ローラーとの相互間の摩擦力の増大により、物品の方向切換が容易であり、コンベヤから物品が落下することを防止し得るようにした方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤを提供することにある。
【0007】
また、本発明の他の目的は、方向切換用ローラーの耐久性の向上により、重量物又は大型物を移送させることができ、ローラーの故障や破損を防止することから、半永久的に活用し得るようにした方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤを提供することにある。
【0008】
さらに、本発明の目的は、チェーン型コンベヤの駆動時に側面ローラによりチェーンの垂れ下がりが防止できることから、チェーンの耐久性をさらに高めることができ、且つ、品物を円滑に移送させることが可能となる方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した本発明の目的は、駆動手段により駆動される際に、載置された物品を直線方向に移送させ、折り畳み可能に繋げられた複数のチェーンプレートからなるチェーン型コンベヤと、前記チェーンプレートの外側面に連結方向に整列するように下側が固定され、上側の固定片が斜めに形成される一対のブラケットと、ローラー型コンベヤに沿って移送され、前記チェーン型コンベヤの前方に回転可能に設けられたストッパーローラーにより移送が停止された物品を、前記ブラケットに対角線方向に回転可能に固定されて、摩擦回転力により方向切換させる方向切換用ローラーと、を備えることを特徴とする方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤを提供することにより達成される。
【0010】
好ましい実施例によれば、前述したローラーが取り付けられたブラケットを支持するチェーンプレートは、複列に設けられる。
【0011】
また、前述したストッパーローラーは、アイドルローラー、又は駆動手段により回転する駆動型ローラーのうちの何れかの一つである。
【0012】
また、前述したローラーの設置角度は、対角線方向に略45度斜めに設けられる。
【0013】
また、前述したローラーと物品との相互摩擦力を増大させることができるように外周面にエンボス加工が施される。
【0014】
また、前述したブラケットをチェーンプレートに取り付ける固定ピンの両端部に回転可能に装着され、コンベヤを駆動する際にチェーンが垂れ下がることを防止する側面ローラーを更に備える。
【0015】
また、前述したチェーン型コンベヤの外側に取り付けられ、方向切換用ローラーの回転に伴って品物の方向を切換える際に、チェーン型コンベヤから品物が落下されることを防止するガイドを更に備える。
【0016】
さらに、前述した側面ローラーは、二つのリンクの間隔を保持しながら装着される。
【発明の効果】
【0017】
前述した本発明による方向切換用ローラーが取り付けられたチェーン型コンベヤは、以下のような利点を有する。コンベヤを介して物品を搬送する途中にコンベヤコーナー部で物品の搬送方向を変更しなければならない場合にも、別の方向切換用ユニットを不必要とすることから、作業時間が短縮でき、作業効率が向上する。そして、製造コストが低減できると共に、作業現場の省スペース化を図ることが可能となる。
【0018】
また、チェーン型コンベヤに取り付けられる方向切換用ローラーの構造を簡単かつ容易に形成することによって、組立性及び作業性に優れており、多量生産を可能にすることから、価格競争力を確保することができる。物品と方向切換用ローラーとの相互間の摩擦力の増加により物品の方向切換が容易に行われ、コンベヤから物品が落下することをも防止することができる。
【0019】
さらに、方向切換用ローラーの耐久性向上により重量物又は大型物を移送させすることができ、ローラーの故障や破損を防止することで、メンテナンス費用を格段に低減することが可能となる。
【0020】
さらにまた、チェーン型コンベヤの駆動時、側面ローラーによりチェーンの垂れ下がりが防止できることから、チェーンの耐久性を更に向上させることができ、且つ、品物を円滑に移送させることが可能となる。そして、安定した信頼性が確保できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、添付の図面を参照として本発明を詳細に説明する。これは、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者が発明を容易に実施し得る程度内にて詳細に説明するためのものであって、これにより、本発明の技術的思想及び範疇に限定されるものではない。
【0022】
図1乃至図4に示されたように、本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤは、駆動手段(駆動モータなどをいう)により駆動される(軌道運動をいう)際に、載置された物品W(例えば、バレット又は包装物など)を直線方向に搬送させ、固定ピン90を介して折り畳み可能に繋げられた複数のチェーンプレート10からなるチェーン型コンベヤ20と、チェーンプレート10の外側面に前後方向に対称をなすように下側が固定ピン90により固定され、そして、上側の固定片30が斜めに形成(対角線方向に略45度斜めに折り曲げられて形成される)された一対のブラケット40と、対角線方向に45度の角度を維持したうえでブラケット40に回転可能に固定ピン90を介して取り付けられ、ローラー型コンベヤ50に沿って移送され、チェーン型コンベヤ20の前方に回転可能に設けられたストッパーローラー60により移送が停止された物品Wを摩擦回転力を介して略90度方向切換させる方向切換用ローラー70(70A、70B)を備える。
【0023】
この際、前述したストッパーローラー60は、別の駆動手段を不必要とするアイドルローラー、又はチェーンなどのような別の駆動手段により回転される駆動型ローラーのいずれかからなる。
【0024】
図面中、20aは、チェーン型コンベヤ20の軌道運動をガイドするチェーンレールであり、100は、チェーン型コンベヤ20に取り付けられた方向切換用ローラー70の回転による方向切換時に、チェーン型コンベヤ20から物品Wが落下することを防止するガイドであり、110は、チェーン型コンベヤ20を軌道運動させるスプロケットであり、120は、ストッパーローラー60を回転可能に支持するプレートである。
【0025】
以下では、本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤの使用例を添付図面を参照として詳しく説明する。
【0026】
図1は、本発明による左側方向への方向切換用ローラー70Aが取り付けられたチェーン型コンベヤの平面図であり、図2は、本発明による右側方向への方向切換用ローラー70Bが取り付けられたチェーン型コンベヤの平面図である。そして、図10は、本発明による方向切換用ローラーが取り付けられたチェーン型コンベヤの使用状態図である。
【0027】
図10に示されたように、駆動手段(図示せず)の駆動によりローラー型コンベヤ50に載置された物品Wは、直線方向に搬送され、軌道運動を行うチェーン型コンベヤ20(図面上、4列に配設されている)に沿って直線方向に続けて搬送される(A方向の矢印で記される)。この際、チェーン型コンベヤ20に回転可能に取り付けられた左側方向への方向切換用ローラー70Aは停止された状態である。
【0028】
そこで、チェーン型コンベヤ20の終端部にまで搬送された物品Wは、チェーン型コンベヤ20の前方に回転可能に設けられたストッパーローラー60(図面上、五個が設けられている)により、直線方向(A方向)への搬送は停止すると同時に、チェーン型コンベヤ20は続けて駆動されているため、物品Wと方向切換用ローラーとの相互間の摩擦力によりストッパーローラー60は、図面上、時計方向(C方向の矢印で記される)に回転されることになる。
【0029】
そして、チェーン型コンベヤ20のブラケット40の固定片30に回転可能に取り付けられた方向切換用ローラー70Aは、B方向の矢印(図面上、右側上端から左側下端への方向をいう)方向に回転できるため、物品Wは、チェーン型コンベヤ20から最初の進入方向(A方向をいう)に対して略90度方向を切り換えられた後ローラー型コンベヤ50Aに搬送される。
【0030】
さらに、図10に示されたように、前述したローラー型コンベヤ50に沿って搬送される物品Wが、左側方向への方向切換用ローラー70Aが取り付けられたチェーン型コンベヤ20の駆動により、図面上、左側方向に切り換えられた後、ローラー型コンベヤ50Aに沿って、図面上、左側方向に搬送される。ローラー型コンベヤ50Aに沿って直線方向に搬送される物品Wは、右側方向への方向切換用ローラー70Bが取り付けられたチェーン型コンベヤ20の駆動により、図面上、上側方向に切り換えられた後、ローラー型コンベヤ50Bに沿って直線方向に搬送される。
【0031】
さらに詳しく説明すると、ローラー型コンベヤ50Aの駆動によりチェーン型コンベヤ20に進入する物品Wは、チェーン型コンベヤ20の駆動によって、図面上、D方向の矢印方向に搬送される。この際、チェーン型コンベヤ20に回転可能に取り付けられた右側方向への方向切換用ローラー70Bは停止状態となっている。
【0032】
チェーン型コンベヤ20の終端部へ搬送された物品Wは、チェーン型コンベヤ20の前方に回転可能に設けられたストッパーローラ60(図面上、五個設けられている)により直線方向(D方向をいう)への移送を停止されると同時に、チェーン型コンベヤ20は、駆動手段により続けて駆動するため、物品Wと方向切換用ローラー70Bとの相互摩擦力により、ストッパーローラー60は、図面上、反時計方向(E方向の矢印で記される)に回転する。
【0033】
この際、チェーン型コンベヤ20のブラケット40の固定片30に回転可能に取り付けられた方向切換用ローラー70Bは、F方向の矢印方向(図面上、左側下端から右側上端への方向をいう)に回転するため、物品Wは、チェーン型コンベヤ20から最初の進入方向(D方向をいう)に対して略90度切り換えられ、ローラー型コンベヤ50Bへ搬送される。
【0034】
このようにして、前述したローラー型コンベヤ50、50Aに沿って直線方向に移送される物品Wを略90度方向切換させる場合、方向切換用ローラー70A、70Bが、対角線方向に傾けられたブラケット40に回転可能に設けられたチェーン型コンベヤ20を介して容易に方向切換させることによって、別の方向切換ユニット(例えば、リフト、搬送装置などをいう)の使用が不必要となり、原価コストが低減でき、作業現場の省スペース化を図ることができる。
【0035】
一方、図5及び図6に示されたように、本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤにおいて、前述した方向切換用ローラー70が取り付けられたブラケット40を支持するチェーンプレート10を複数ライン配設し、方向切換用ローラー70のサイズを大きくして、物品Wとの接触面積を増大させることで、方向切換用ローラー70の耐久性が向上し、重量物又は大型物を移送させることができる。更に、方向切換用ローラー70の故障又は破損を防止し、メンテナンス費用を格段に低減することができる。
【0036】
更に、図7に示されたように、本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤにおいて、前述した方向切換用ローラー70の外周面にエンボス80が加工されることで、方向切換用ローラー70と物品Wとの相互間の摩擦力を増大できるため、物品Wの方向切換が容易となり、チェーン型コンベヤ20から物品Wが落下することを防止し得るのはもちろんのことである。
【0037】
図11乃至図13に示されたように、本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤにおいて、前述した方向切換用ローラー70をブラケット40の固定片30に固定ピン90を介して回転可能に取り付けるが、ブラケット40をチェーンプレート10に取り付ける固定ピン90の両端部に回転可能に装着され、且つ、コンベヤの駆動時にチェーンが垂れ下がることを防止するための側面ローラー200を更に備える。この際、側面ローラー200は、二つのリンクの間隔を保持しながら取り付けられる。
【0038】
図面中、説明されていない符号300はブッシングであり、400はコンベヤ駆動時にチェーンの垂れ下がりを防止することができるように側面ローラーを支持する支持具である。
【0039】
一方、チェーンプレート10の外側において固定ピン90の両端に取り付けられた側面ローラー200を除いては、図5に示されたものと実質的に同様であるため、これらの構造及び作動の詳細な説明は省略し、図5と重複される符号については同様に記す。
【0040】
前述したことから、チェーン型コンベヤの駆動時、側面ローラー200によりチェーンの垂れ下がりが防止できることによって、チェーンの張力が初期状態のまま維持でき、且つ、チェーンの耐久性を高めることができる。そして、品物を円滑に移送させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明による方向切換用(左側方向)ローラー付きチェーン型コンベヤの概略図である。
【図2】本発明による方向切換用(右側方向)ローラー付きチェーン型コンベヤの変形例示図である。
【図3】図2に示されたローラーの正面図である。
【図4】図2に示されたローラーの側面図である。
【図5】本発明によるチェーン型コンベヤの他の変形例示図である。
【図6】図5に示されたローラーの側面図である。
【図7】本発明によるチェーン型コンベヤに取り付けられるローラーの変形例示図である。
【図8】本発明によるチェーン型コンベヤの側面図である。
【図9】本発明によるチェーン型コンベヤのコーナー部における図面である。
【図10】本発明による方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤの使用状態図である。
【図11】本発明によるチェーン型コンベヤのさらに他の変形例示図である。
【図12】図11に示されたチェーン型コンベヤの側面図である。
【図13】図11に示されたチェーン型コンベヤのコーナー部での図面である。
【符号の説明】
【0042】
10 チェーンプレート
20 チェーン型コンベヤ
30 固定片
40 ブラケット
50 ローラー型コンベヤ
60 ストッパーローラー
70 方向切換用ローラー
80 エンボス
90 固定ピン
W 物品
【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動手段により駆動される際に、載置された物品を直線方向に移送させ、折り畳み可能に繋げられた複数のチェーンプレートからなるチェーン型コンベヤと、
前記チェーンプレートの外側面に連結方向に整列するように下側が固定され、上側の固定片が斜めに形成される一対のブラケットと、
ローラー型コンベヤに沿って移送され、前記チェーン型コンベヤの前方に回転可能に設けられたストッパーローラーにより移送が停止された前記物品を、前記ブラケットの対角線方向に回転可能に固定されて、摩擦回転力により方向切換させる方向切換用ローラーと、を備えることを特徴とする方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項2】
前記方向切換用ローラーの固定されたブラケットを支持するチェーンプレートは、複列に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項3】
前記方向切換用ローラーの設置角度は、対角線方向に略45度斜めに設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項4】
前記方向切換用ローラーと物品との相互間の摩擦力を増大させることができるように前記方向切換用ローラーの外周面にエンボス部が加工されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項5】
前記ストッパーローラーは、アイドルローラー、又は駆動手段により回転する駆動型ローラーのうちの何れかの一つであることを特徴とする請求項1に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項6】
前記ブラケットをチェーンプレートに取り付ける固定ピンの両端部に回転可能に装着され、コンベヤの駆動時にチェーンが垂れ下がることを防止するための側面ローラーを更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項7】
前記チェーン型コンベヤの外側に取り付けられ、方向切換用ローラーの回転により品物の方向を切換える際にチェーン型コンベヤから品物が落下することを防止するガイドを更に備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項8】
前記側面ローラーは、二つのリンクの間隔を保持しながら取り付けられることを特徴とする請求項6に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項1】
駆動手段により駆動される際に、載置された物品を直線方向に移送させ、折り畳み可能に繋げられた複数のチェーンプレートからなるチェーン型コンベヤと、
前記チェーンプレートの外側面に連結方向に整列するように下側が固定され、上側の固定片が斜めに形成される一対のブラケットと、
ローラー型コンベヤに沿って移送され、前記チェーン型コンベヤの前方に回転可能に設けられたストッパーローラーにより移送が停止された前記物品を、前記ブラケットの対角線方向に回転可能に固定されて、摩擦回転力により方向切換させる方向切換用ローラーと、を備えることを特徴とする方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項2】
前記方向切換用ローラーの固定されたブラケットを支持するチェーンプレートは、複列に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項3】
前記方向切換用ローラーの設置角度は、対角線方向に略45度斜めに設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項4】
前記方向切換用ローラーと物品との相互間の摩擦力を増大させることができるように前記方向切換用ローラーの外周面にエンボス部が加工されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項5】
前記ストッパーローラーは、アイドルローラー、又は駆動手段により回転する駆動型ローラーのうちの何れかの一つであることを特徴とする請求項1に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項6】
前記ブラケットをチェーンプレートに取り付ける固定ピンの両端部に回転可能に装着され、コンベヤの駆動時にチェーンが垂れ下がることを防止するための側面ローラーを更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項7】
前記チェーン型コンベヤの外側に取り付けられ、方向切換用ローラーの回転により品物の方向を切換える際にチェーン型コンベヤから品物が落下することを防止するガイドを更に備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【請求項8】
前記側面ローラーは、二つのリンクの間隔を保持しながら取り付けられることを特徴とする請求項6に記載の方向切換用ローラー付きチェーン型コンベヤ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2006−315865(P2006−315865A)
【公開日】平成18年11月24日(2006.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−131847(P2006−131847)
【出願日】平成18年5月10日(2006.5.10)
【出願人】(506157972)明和機械株式会社 (1)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年11月24日(2006.11.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年5月10日(2006.5.10)
【出願人】(506157972)明和機械株式会社 (1)
【Fターム(参考)】
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