説明

昇降装置

【課題】載置テーブルや支柱が捩じれる方向に撓みや変形等が生じたり、大きな撓みや変形等が生じたりしても、両昇降ユニットの支柱に沿った上下動が円滑に行われる昇降装置を提供すること。
【解決手段】複数の支柱110、160に沿って昇降する複数の昇降ユニット120、170と荷を載置する載置テーブル130を有する昇降装置において、載置テーブル130が、昇降ユニット120に垂直軸を中心に回動する吊下げピン125と、該吊下げピン125の下部に水平軸を中心に回動する水平ピンを介して接続されていること。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、支柱に沿って昇降する昇降ユニットに接続された載置テーブルにより荷を昇降させる昇降装置に関し、特に自動車ボディ乾燥工程等に用いる昇降装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、支柱に沿って昇降する昇降ユニットに接続された載置テーブルにより荷を昇降させる昇降装置として、複数の支柱と、該支柱に沿ってそれぞれ昇降する複数の昇降ユニットと、荷を載置する載置テーブルと、前記昇降ユニットと前記載置テーブルを接続する接続機構を有する昇降装置が知られている。
【0003】
これらの昇降装置500は、図6、図7に示すように、2本の支柱510、560に沿って、それぞれ昇降ユニット520、570が昇降可能に設けられている。
それぞれの昇降ユニット520、570は、支柱510、560に正確に沿うための複数のガイドローラ521、571を備えており、ワイヤ522、572の巻上げ、巻戻しによって上下動する。
荷CをパレットをP介して載置する載置テーブル530は両昇降ユニット520、570に接続固定され、昇降ユニット520、570と一体となって上下動するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このような構造の場合、載置テーブル530に加わる力が両昇降ユニット520、570に直接影響を及ぼすため、荷Pの重量や温度変化等により載置テーブル530に撓みや変形が生じた場合、両昇降ユニット520、570の支柱510、560に沿った上下動が円滑に行われなくなるという問題があった。
また、自動車ボディ乾燥工程等の温度が変化の激しい環境では、載置テーブル530のみならず、支柱510、560にも撓みや変形等が生じ同様に両昇降ユニット520、570の支柱510、560に沿った上下動が円滑に行われなくなり、最悪の場合は動作不能となるという問題があった。
【0005】
このような問題に対処するため、荷を載置する載置テーブルと昇降ユニットとをピン等を介して着脱可能に接続し、接続部に変形等の誤差を吸収する間隙を持たせることが考えられる。
例えば、図8、図9に示すように、昇降装置600は2本の支柱610、660に沿って、それぞれ昇降ユニット620、670が昇降可能に設けられている。
それぞれの昇降ユニット620、670は、支柱610、660に正確に沿うための複数のガイドローラ621、671を備えており、ワイヤ622、672の巻上げ、巻戻しによって上下動する。
荷CをパレットをP介して載置する載置テーブル630は両昇降ユニット620、670に接続機構640を介して接続され、昇降ユニット620、670と一体となって上下動するように構成されている。
【0006】
載置テーブル630と両昇降ユニット620、670との接続機構640は、それぞれの昇降ユニット620、670の上下方向2か所に設けられており、各接続機構640は、図9、図10に示すように、昇降ユニット620の垂直板状部623に水平方向のピン孔624が設けられており、該垂直板状部623を挟むよう構成されたブラケット631が載置テーブル630に固着されており、該ブラケット631に水平方向にピン孔632が設けられ、これらのピン孔624、632に水平ピン625が挿入されるように構成されている。
【特許文献1】特開平10−291609号公報(第3頁、図1、図3)
【特許文献2】特開2002−128211号公報(第3頁、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、このような従来の昇降装置は、昇降ユニットと載置テーブルがそれぞれの接続機構部分において、水平方向には垂直板状部とブラケットの間隙の分、垂直方向にはピン孔と水平ピンの間隙の分だけ変形誤差の吸収が可能であり、ピン孔を水平方向に長孔とすることで、ある程度の変形誤差は吸収可能となるが、重量物を安全に昇降させるためには前記各間隙が小さいことが望ましく、また、自動車ボディ乾燥工程等の温度変化の激しい環境では、さらに変形が大きくなることにより、該間隙や長孔のみで載置テーブルや支柱の撓みや変形等を吸収しきれず、両昇降ユニットの支柱に沿った上下動が円滑に行われなくなり、最悪の場合は動作不能となるという問題があった。
【0008】
また、載置テーブルが4か所の接続機構を含む平面が捩じれる方向に撓みや変形が生じた場合や、支柱に撓みや変形が生じて平行度が狂った場合には、前記構成のみでは吸収が困難であり、両昇降ユニットの支柱に沿った上下動が円滑に行われなくなり、最悪の場合は動作不能となるという問題があった。
【0009】
本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、大きな重量の荷を載置したり、温度変化の激しい環境で使用したりする場合において、載置テーブルや支柱が捩じれる方向に撓みや変形等が生じたり、大きな撓みや変形等が生じたりしても、両昇降ユニットの支柱に沿った上下動が円滑に行われる昇降装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本請求項1に係る発明は、複数の支柱と、該支柱に沿ってそれぞれ昇降する複数の昇降ユニットと、荷を載置する載置テーブルと、前記昇降ユニットと載置テーブルを接続する接続機構とを有する昇降装置において、前記接続機構が、前記昇降ユニットに垂直軸を中心に回動する吊下げピンと該吊下げピンの下部に水平軸を中心に回動する水平ピンとを有し、前記載置テーブルが、前記吊下げピンの下部の水平ピンによって接続されていることにより、前記課題を解決するものである。
【0011】
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された昇降装置の構成に加えて、前記接続機構が、前記昇降ユニットに対して上下方向に設けられた上部接続機構及び下部接続機構からなることにより、前記課題をさらに解決するものである。
【0012】
本請求項3に係る発明は、請求項2に記載された昇降装置の構成に加えて、前記上部接続機構が、前記吊下げピンの下部に水平軸を中心に回動自在に設けられた第1水平ピンを介して取り付けられた吊下げリンクをさらに有し、前記載置テーブルが、前記吊下リンクの下部に水平軸を中心に回動自在に設けられた第2水平ピンによって接続されていることにより、前記課題をさらに解決するものである。
【0013】
本請求項4に係る発明は、請求項2または請求項3に記載された昇降装置の構成に加えて、前記載置テーブルが、水平方向に設けられた長孔を有し、前記下部接続機構の水平ピンに該長孔を介して接続されていることにより、前記課題をさらに解決するものである。
【発明の効果】
【0014】
本請求項1に係る発明の昇降装置は、複数の支柱と、該支柱に沿ってそれぞれ昇降する複数の昇降ユニットと、荷を載置する載置テーブルと、前記昇降ユニットと載置テーブルを接続する接続機構とを有する昇降装置において、前記接続機構が、前記昇降ユニットに垂直軸を中心に回動する吊下げピンと該吊下げピンの下部に水平軸を中心に回動する水平ピンとを有し、前記載置テーブルが、前記吊下げピンの下部の水平ピンによって接続されていることによって、接続機構部分において間隙により担保されている移動を許容される方向の自由度が増えるため、接続機構を含む平面が捩じれる方向に撓みや変形が生じた場合でも、両昇降ユニットの支柱に沿った上下動が円滑に行われる。
【0015】
そして、本請求項2に係る発明の昇降装置は、請求項1に係る昇降装置が奏する効果に加えて、前記接続機構が、前記昇降ユニットに対して上下方向に設けられた上部接続機構及び下部接続機構からなることにより、それぞれの接続機構部分において間隙により担保されている移動を許容される方向の自由度が増えるため、接続機構を含む平面が捩じれる方向に撓みや変形が生じた場合でも、両昇降ユニットの支柱に沿った上下動が円滑に行われるとともに、上下の接続機構により荷を載置した載置テーブルの重量を分散させてより確実に昇降ユニットと載置テーブルを接続することができる。
【0016】
また、本請求項3に係る発明の昇降装置は、請求項2に係る昇降装置が奏する効果に加えて、前記上部接続機構が、前記吊下げピンの下部に水平軸を中心に回動自在に設けられた第1水平ピンを介して取り付けられた吊下げリンクをさらに有し、前記載置テーブルが、前記吊下リンクの下部に水平軸を中心に回動自在に設けられた第2水平ピンによって接続されていることにより、上部接続機構においてより大きな移動が許容されるため、さらに大きな撓みや変形が生じても、両昇降ユニットの支柱に沿った上下動が円滑に行われる。
【0017】
また、本請求項4に係る発明の昇降装置は、請求項2または請求項3に係る昇降装置が奏する効果に加えて、前記載置テーブルが、水平方向に設けられた長孔を有し、前記下部接続機構の水平ピンに該長孔を介して接続されていることにより、下部接続機構においてより大きな移動が許容されるため、さらに大きな撓みや変形が生じても、両昇降ユニットの支柱に沿った上下動が円滑に行われる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明の昇降装置は、複数の支柱と、該支柱に沿ってそれぞれ昇降する複数の昇降ユニットと、荷を載置する載置テーブルと、前記昇降ユニットと載置テーブルを接続する接続機構とを有する昇降装置において、前記接続機構が、前記昇降ユニットに垂直軸を中心に回動する吊下げピンと該吊下げピンの下部に水平軸を中心に回動する水平ピンとを有し、前記載置テーブルが、前記吊下げピンの下部の水平ピンによって接続されて、大きな重量の荷を載置したり、温度変化の激しい環境で使用したりする場合において、載置テーブルや支柱が捩じれる方向に撓みや変形等が生じたり、大きく撓みや変形等が生じたりしても、両昇降ユニットの支柱に沿った上下動が円滑に行われるという効果を発揮するものであれば、その具体的な実施態様は如何なるものであっても何ら構わない。
【0019】
すなわち、本発明の昇降装置は、自動車ボディ乾燥工程等の製造設備で使用されるものであっても良く、倉庫等の貯蔵設備に使用されるものであっても良い。
また、本発明の昇降ユニットの上下動は、チェーン、ワイヤ等で吊下げられて駆動されても良く、流体圧シリンダ等で駆動されても良い。また、ギヤ、ネジ等の機械的手段により駆動されても良い。
また、本発明の載置テーブルは、直接上面に荷を載置するものであっても良く、荷を載置したパレットを載置するものであっても良い。
さらに、本発明の複数の支柱は、2本以上であれば何本であっても良く、前記駆動源は、支柱に設けられても良く、昇降ユニットに設けられても良く、全ての支柱あるいは昇降ユニットに設けられても良く、一部の支柱あるいは昇降ユニットに設けられても良い。
【実施例】
【0020】
以下に、本発明の一実施例である昇降装置について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例である昇降装置の使用状態の全体側面図であり、図2は、本発明の一実施例における昇降ユニットと載置テーブルの斜視図であり、図3は、本発明の一実施例における接続機構近傍の側面図であり、図4は、図3の上部接続機構のA−A断面図であり、図5は、図3の下部接続機構のB−B断面図である。
【0021】
本発明の実施例である昇降装置100は、図1、図2に示すように、2本の支柱110、160に沿って、それぞれ昇降ユニット120、170が昇降可能に設けられている。
それぞれの昇降ユニット120、170は、支柱110、160に正確に沿うための複数のガイドローラ121、171を備えており、ワイヤ122、172の巻上げ、巻戻しによって上下動する。
荷CをパレットPを介して載置する載置テーブル130は両昇降ユニット120、170に上部接続機構140、下部接続機構150を介して接続され、昇降ユニット120、170と一体となって上下動するように構成されている。
【0022】
上部接続機構140は、図3、図4に示すように、昇降ユニット120の上部に設けられた水平板状部123、吊下げピン125、第1水平ピン143、吊下げリンク141、142、第2水平ピン144及び載置テーブル130に設けられた上部ブラケット131から構成されている。
吊下げピン125は円柱状で、その上端部を大径とし段部127が設けられるとともに、下端部を板状とし水平ピン孔126が設けられており、昇降ユニット120の水平板状部123に設けられた垂直ピン孔124に垂直軸を中心に回動可能、かつ、段部127により下方への脱落不能に挿通されている。
【0023】
吊下げリンク141、142には、それぞれ上下に水平ピン孔145が設けられており、第1水平ピン143が吊下げピン125の水平ピン孔126と、吊下げリンク141、142の上の水平ピン孔145を貫通して水平軸を中心に回動可能にかつ軸方向に抜けないように挿通されている。
【0024】
載置テーブル130に設けられた上部ブラケット131には、水平ピン孔132が設けられており、第2水平ピン144が上部ブラケット131の水平ピン孔132と、吊下げリンク141、142の下の水平ピン孔145を貫通して水平軸を中心に回動可能にかつ軸方向に抜けないように挿通されている。
なお、第1水平ピン143、第2水平ピン144の軸方向の抜け止め構成は図示していないが、如何なる構成を採用しても良い。
【0025】
下部接続機構150は、図3、図5に示すように、昇降ユニット120の下部に設けられた水平板状部123、吊下げピン125、下部水平ピン151、載置テーブル130に設けられた下部ブラケット133から構成されている。
吊下げピン125は円柱状で、その上端部を大径とし段部127が設けられるとともに、下端部を板状とし水平ピン孔126が設けられており、昇降ユニット120の水平板状部123に設けられた垂直ピン孔124に垂直軸を中心に回動可能、かつ、段部127により下方への脱落不能に挿通されている。
【0026】
載置テーブル130に設けられた下部ブラケット133は、吊下げピン125の下端部の板状部分の両側を挟むように構成され、その両側のそれぞれに水平ピン孔134が設けられており、該水平ピン孔134は水平方向に長孔として形成されている。
下部水平ピン151は、下部ブラケット133の水平ピン孔134と、吊下げピン125の水平ピン孔126を貫通して水平軸を中心に回動可能に挿通され、両端部を大径として軸方向に抜けないよう構成されている。
なお、下部水平ピン151の軸方向の抜け止め構成として、本実施例ではピンの両端部を大径としたが、ピン、リンク等如何なる構成を採用しても良い。
また、上記それぞれのピンと該ピンが挿通しているそれぞれの孔の間、及び、それぞれのピンで結合される部材の間には摺動を円滑に行うために潤滑剤等を介在させても良い。
【0027】
このようにして得られた本発明の昇降装置は、吊下げピン125が垂直軸を中心に回動し、各水平ピンが水平軸を中心に回動することで、接続機構部分において間隙により担保されている移動を許容される方向の自由度が増えるため、如何なる方向に載置テーブルや支柱に撓みや変形が生じた場合でも追随可能となり、両昇降ユニットの支柱に沿った上下動が円滑に行われる。
【0028】
また、吊下げリンク141、142及び水平方向に長孔とした水平ピン孔134を有することにより、移動を許容される量を極めて大きくすることができるため、大きな重量の荷を載置したり、温度変化の激しい環境で使用したりして載置テーブルや支柱の撓みや変形が大きくなっても確実に追随可能となり両昇降ユニットの支柱に沿った上下動が円滑に行われるなど、その効果は甚大である。
【0029】
なお、以上説明した実施例においては、支柱を2本とし昇降ユニットを2個としたが、本発明の昇降装置は、支柱が3本以上で同数の昇降ユニットを備え載置テーブルをそれらの昇降ユニットに接続する構成であっても同様の効果を発揮できる。
また、予想される撓みや変形の方向や大きさに応じて、上部接続機構140を下部接続機構150と同様の構造としても、下部接続機構150を上部接続機構140と同様の構造とても良く、下部接続機構150の長孔を通常の円孔としても良い。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の一実施例である昇降装置の使用状態の全体側面図。
【図2】本発明の一実施例における昇降ユニットと載置テーブルの斜視図。
【図3】本発明の一実施例における接続機構近傍の側面図。
【図4】図3の上部接続機構のA−A断面図。
【図5】図3の下部接続機構のB−B断面図。
【図6】従来の昇降装置の使用状態の全体側面図。
【図7】従来の昇降装置の昇降ユニットと載置テーブルの斜視図。
【図8】参考例の昇降装置の使用状態の全体側面図。
【図9】参考例の昇降装置の接続機構近傍の側面図。
【図10】図9の接続機構のX−X断面図。
【符号の説明】
【0031】
100,500,600 ・・・昇降装置
110,510,610 ・・・支柱
120,520,620 ・・・昇降ユニット
121,521,621 ・・・ガイドローラ
122,522,622 ・・・ワイヤ
123 ・・・水平板状部
124 ・・・垂直ピン孔
125 ・・・吊下げピン
126 ・・・水平ピン孔
127 ・・・段部
130,530,630 ・・・載置テーブル
131 ・・・上部ブラケット
132 ・・・水平ピン孔
133 ・・・下部ブラケット
134 ・・・水平ピン孔
140, ・・・上部接続機構
141 ・・・吊下げリンク
142 ・・・吊下げリンク
143 ・・・第1水平ピン
144 ・・・第2水平ピン
145 ・・・水平ピン孔
150, ・・・下部接続機構
151 ・・・下部水平ピン
160,560,660 ・・・支柱
170,570,670 ・・・昇降ユニット
171,571,671 ・・・ガイドローラ
172,572,672 ・・・ワイヤ



【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の支柱と、該支柱に沿ってそれぞれ昇降する複数の昇降ユニットと、荷を載置する載置テーブルと、前記昇降ユニットと載置テーブルを接続する接続機構とを有する昇降装置において、
前記接続機構が、前記昇降ユニットに垂直軸を中心に回動する吊下げピンと該吊下げピンの下部に水平軸を中心に回動する水平ピンとを有し、
前記載置テーブルが、前記吊下げピンの下部の水平ピンによって接続されていることを特徴とする昇降装置。
【請求項2】
前記接続機構が、前記昇降ユニットに対して上下方向に設けられた上部接続機構及び下部接続機構からなることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
【請求項3】
前記上部接続機構が、前記吊下げピンの下部に水平軸を中心に回動自在に設けられた第1水平ピンを介して取り付けられた吊下げリンクをさらに有し、
前記載置テーブルが、前記吊下リンクの下部に水平軸を中心に回動自在に設けられた第2水平ピンによって接続されていることを特徴とする請求項2に記載の昇降装置。
【請求項4】
前記載置テーブルが、水平方向に設けられた長孔を有し、前記下部接続機構の水平ピンに該長孔を介して接続されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の昇降装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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