説明

映像機器用マルチリモコンシステム

【課題】TVの内蔵機器と外部接続機器とで共通の操作ボタンを用い、これらを任意に切り替えて操作できることで、リモコン送信機のボタン数を減らし、かつ好適な操作性を得る。
【解決手段】録画ボタンが操作されると、制御部108は操作対象機器管理部109より現在の操作対象機器とその状態を読み出し、操作対象機器が外部機器以外であり且つ録画再生モジュール106が録画可能だと判断した場合、録画生成モジュール106に対する録画制御を行い、操作対象機器がDVD−RAMであり且つ録画可能な状態だと判断した場合は、ディジタルバスI/F102を経由して録画制御コマンドを発行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビジョン受像機(以下、TVという)にメモリーカードあるいはHDD(ハードディスク)レコーダによる録画再生装置を内蔵し、さらにDVD、HDDレコーダなど外部映像機器を制御するディジタルバスインターフェースを備えた映像機器に関するリモートコントロール(リモコン)装置およびその遠隔操作システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、DVDレコーダやHDDレコーダはその価格の低下とともに普及を拡大し、近い将来VTRを取って代わろうとしている。さらに青色光レーザーを利用したDVD大のディスクにハイビジョンの高精細映像を記録可能なものまで登場し、地上ディジタル放送対応受信機とともに普及が期待される。
【0003】
一方でカメラ付き携帯電話やディジタルスチルカメラ、動画にも対応した携帯型マルチカメラが普及しメモリーカードに記録した静止画や動画をTVで再生したり、逆にTVで録画した映像をメモリーカードを介してこれら携帯機器にて再生するための連係機能を持つものが増えている。
【0004】
このため、メモリーカードやHDDなど内蔵機器を備えたTVにDVDレコーダなどの外部接続機器を接続すると複数のリモコン送信機を操作しなければならず、とりわけ録画・再生といった基本操作が同じTV画面を見ながらそれぞれ別々のリモコン送信機で操作する煩雑さがあった。さらに、表示デバイスの主流がCRTからプラズマディスプレイなどの薄型大画面に主流が移っており、画面と操作する機器が離れた場所に設置されるとリモコン送信機を別々の方向に向けなければならず誤操作の原因ともなっていた。
【0005】
DVDレコーダなどの遠隔操作に関しては1394バスやHDMI(High Difinition Multimedia Interface)バス接続により、制御に関する規格に基づいてTVのリモコン送信機を使って操作を行うことができるが、内蔵機器の操作に関してはリモコンボタンを増やしたり機器操作メニューによる操作が必要であったりで、操作方法に一貫性がなく煩雑であった。また、内蔵機器との間で操作対象機器を簡単に切り替える事ができなかった。
【0006】
内蔵機器と複数の外部接続機器を一つのTVのリモコン送信機で遠隔操作するための解決手段として、表示画面付きのマルチリモコンが開示されている(例えば、特許文献1参照)。このマルチリモコンはユーザが操作機器対象選択ボタンを押すとTVの内蔵機器と外部接続機器の間で操作対象を切り替える。機器名をリモコンに表示させることで、ユーザはTV画面を見ずに機器選択ができる。
【特許文献1】特開2003−78779号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしなから特開2003−78779号公報に記載のマルチリモコンの技術において、機器選択操作はリモコンの表示を見ながらの操作であり、機器操作時はTV画面上にリモコンのボタン配置図そのものまたはリモコンボタンの一覧を表示した機器操作メニューを表示したTV画面を見ながらの操作のため煩雑であり、各機器の制御はTVから各機器に対応したリモコン信号に変換して出す、という従来のアナログ接続の技術に基づいたものであり、近年増加している機器のディジタル化に伴う上記問題を全て解決できるものではない。
【0008】
本発明は、TVの内蔵機器と外部接続機器とで共通の操作ボタンを用い、これらを任意に切り替えて操作できることで、リモコン送信機のボタン数を減らし、かつ好適な操作性を得る事を目的とする。
【0009】
本発明の他の目的は、録画、再生、停止といった機器操作に必要な基本的なボタン操作に関して複雑な機器操作メニューを必要とせず、直感的な操作性を提供する事である。
【0010】
本発明のさらに他の目的は、従来のアナログ接続によるVTRなどの機器に対するマルチリモコンとしての機能と、ディジタルバス接続された機器に対するバス制御リモコンとしての機能を任意に併せ持つことで汎用性を高めることである。
【0011】
本発明のさらに他の目的は、録画可能な機器を自動選択する機能により、ユーザにとって急を要する録画操作における機器選択操作を省略する事である。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記のような目的を達成するために、本発明は、本体に内蔵された録画再生装置および、複数の映像機器を接続するディジタルバスI/Fとを備えた映像機器および、リモコン送信機からなるリモコンシステムであって、映像機器においては操作対象機器を記憶する操作対象機器管理手段を備え、リモコン送信機においては内蔵された録画再生装置と外部接続された録画再生機器とで操作対象機器を切り替えるための第1の操作ボタンと、録画再生装置の基本操作を行うための第2の操作ボタンを備えた構成とする。また本発明における映像機器はTVであり、上記以外にTVの操作に必要な操作ボタンをリモコン装置に備えるが、本件発明の請求範囲にないボタンにおいては図示や説明を省く。
【0013】
第1の発明に係るリモコンシステムは、録画再生装置の基本操作を直感的に行うべく第2の操作ボタンは少なくとも録画・再生・停止・一時停止・早送り・早戻しボタンからなり、これらのキー操作に対応するリモコンコードを受けた時に映像機器に内蔵する録画再生装置に対する制御か外部接続機器に対する制御コマンド発行のいずれを行うべきかを判断すべく、第1の操作ボタンたる機器選択ボタンに対応するリモコンコードを受ける度に操作対象機器を切り替えて記憶するための操作対象機器管理手段を備えた構成とした。
【0014】
第2の発明に係るリモコンシステムは、第1の発明に係るリモコンシステムの構成において、映像機器のメニュー操作に必要なカーソルボタンおよび決定ボタンからなる第3の操作ボタンを備え、リモコンのボタン数を削減すべく第2の操作ボタンと第3の操作ボタンとで共通のボタンを割り当てる構成とした。
【0015】
第3の発明に係るリモコンシステムは、第1または第2の発明に係るリモコンシステムの構成において、リモコン送信機が公知のマルチリモコンとしての機能を備え、複数の外部機器に対応しリモコンの機能を切り替えるための第4の操作ボタンを備え、ディジタルバス接続を経由した機器操作かリモコン信号によるアナログ接続機器の操作のいずれかを使用者が予め登録できるようにする事で汎用性を高めるべく第1の操作ボタンは、第4の操作ボタンとで共通のボタンを割り当てる構成とした。
【0016】
第4の発明に係るリモコンシステムは、第1〜第3の発明に係るリモコンシステムの構成において、映像入力切り替えを行うための第5の操作ボタンを備え、ボタン数を削減すべく第1の操作ボタンと第5の操作ボタンを共通に割り当てる構成とした。
【0017】
第5の発明に係るリモコンシステムは、第1〜第4の発明に係るリモコンシステムの構成において、録画ボタンが押された時に有効な録画機器を自動的に判断すべく、操作対象機器管理手段から得られる操作対象機器の状態を参照し、使用者が選択した操作対象機器が外部接続機器であり且つ録画可能な状態か、外部接続機器が録画可能で無い状態かを判断する録画対象機器判断手段を備える構成とした。
【0018】
第6の発明に係るリモコンシステムは、第1〜第5の発明に係るリモコンシステムの構成において、外部接続機器に対する制御コマンドに汎用性を持たせるべくディジタルバスI/FとしてIEEE1394バスを備える構成とした。
【0019】
第7の発明に係るリモコンシステムは、第1〜第5の発明に係るリモコンシステムの構成において、外部接続機器に対する制御コマンドに汎用性を持たせるべくディジタルバスI/FとしてHDMI(High Difinition Multimedia Interface)バスを備える構成とした。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、映像機器の内蔵機器と外部接続機器とで共通の操作ボタンを用い、これらを任意に切り替えて操作できることで、リモコン送信機のボタン数を減らし、かつ好適な操作性を提供することができる。
【0021】
さらに、録画、再生、停止といった機器操作に必要な基本的なボタン操作に関して複雑な機器操作メニューを必要とせず、直感的な操作性を提供する事ができる。
【0022】
またさらに、従来のアナログ接続によるVTRなどの機器に対するマルチリモコンとしての機能と、ディジタルバス接続された機器に対するバス制御リモコンとしての機能を任意に併せ持つことで上位互換性を持たせ、汎用性を高めることができる。
【0023】
またさらに、録画可能な機器を自動選択する機能により、ユーザにとって急を要する録画操作における機器選択操作を省略する事ができ、外部機器の録画準備が整っていない場合でも、内蔵機器に自動的に切り替えて確実に録画が行える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明の一実施形態によるリモコンシステムについて図面を参照しながら説明する。
【0025】
(実施の形態1)
図1は、本発明によるリモコンシステムの構成を示すブロック図および本発明の実施の形態1におけるリモコン送信機の一例を示す図であり、ブロック図は本発明の全てに係り、リモコン送信機の図は本発明の請求項1の範囲に係る。図1に示すリモコンシステムにおいて、テレビ100は、チューナ101、ディジタルバスI/F102、メモリーカード103、リモコン受信部104、AVデコーダ105、録画再生モジュール106、AVSW107、制御部108、操作対象機器管理部109、RGBプロセッサ110、ディスプレイ111、音声アンプ112、スピーカ113を備え、リモコン送信機200は、録画ボタン201、再生ボタン202、停止ボタン203、一時停止ボタン204、早送りボタン205、早戻しボタン206、機器選択ボタン207を備える。ディジタルバスI/F102には外部機器が接続されており、この場合外部機器302たるAVアンプを経由して外部機器301たるDVD−RAMおよび外部機器303たる外部チューナが接続されている。
【0026】
テレビ100において、チューナ101、AVデコーダ105、録画再生モジュール装置106からの映像信号および音声信号は、制御部108の指示によりAVSW107にて選択され、映像信号がRGBプロセッサ110で処理されディスプレイ111に表示される。RGBプロセッサ110からの映像信号には制御部108から出力されたOSDが混合されている。音声信号は音声アンプ112で増幅されスピーカ113より再生される。録画生成モジュール106はメモリーカード103に入った画像を再生、又はAVSW107を経由された映像音声信号をメモリーカード103に記録する。外部機器301〜303からの映像信号はディジタルバスI/F102を経由して映像信号をAVデコーダ105にてデコード処理されAVSWに入る。ディジタルバスI/F102には外部接続機器の制御線も含まれる。
【0027】
制御部108は、リモコン送信機200の操作によりリモコン受信部104に入ったリモコン信号に応じて、通常のTVの機能としての制御に加え、機器選択操作や録画再生操作を行う。
【0028】
機器選択207ボタンが操作されると、制御部108は操作対象機器管理部109より現在の操作対象機器とその状態を読み出し、次にどの機器を選択するか判断し、その結果に応じAVSW107を切り替え、必要に応じディジタルバスI/F102や録画生成モジュール106に対する制御も行うことで、選択した映像信号をディスプレイ111に表示し、音声信号をスピーカ113より再生する。そして、操作対象機器管理部109に保持された現在の操作対象機器とその状態の更新を行い、「DVD−RAM」「SD Video」などのOSDをディスプレイ111の映像に合成して表示する。
【0029】
再生ボタン202が操作されると、制御部108は操作対象機器管理部109より現在の操作対象機器とその状態を読み出し、操作対象機器が外部機器以外であり且つ録画再生モジュール106が再生可能な状態であると判断した場合は、録画生成モジュール106に対する再生制御を行い、AVSW107の入力を録画再生モジュール106に切り替え、操作対象機器が外部機器301たるDVD−RAMであり且つ再生可能な状態であると判断した場合は、AVSW107の入力をAVデコーダ105に切り替え、ディジタルバスI/F102を経由して外部機器301に対する再生制御コマンドを発行する。
【0030】
停止203、一時停止204、早送り205、早戻し206のいずれかのボタンが操作されると、制御部108は操作対象機器管理部109より現在の操作対象機器とその状態を読み出し、操作対象機器が録画再生モジュール106であり且つ操作可能な状態であると判断した場合は、録画生成モジュール106に対する各制御を行い、操作対象機器が外部機器301たるDVD−RAMであり且つ操作可能な状態であると判断した場合は、ディジタルバスI/F102を経由して外部機器301に対する各制御コマンドを発行する。
【0031】
録画ボタンが操作されると、制御部108は操作対象機器管理部109より現在の操作対象機器とその状態を読み出し、操作対象機器が外部機器以外であり且つ録画再生モジュール106が録画可能な状態であると判断した場合は、録画生成モジュール106に対する録画制御を行い、操作対象機器が外部機器301たるDVD−RAMであり且つ録画可能な状態であると判断した場合は、ディジタルバスI/F102を経由して外部機器301に対する録画制御コマンドを発行する。
【0032】
上記ボタン操作に対しては、操作対象機器管理部109に保持された現在の操作対象機器とその状態に変化があれば更新を行い、録画再生状態を示すための文字や記号によるOSDをディスプレイ111の映像に合成して表示する。ただし本発明の請求範囲7に記載のHDMIバスの場合は操作対象機器が外部接続機器の場合に限りテレビ100ではなく操作対象機器にてかかるOSDを表示することが可能である。
【0033】
本発明において、チューナ101がテレビジョン放送受信チューナに相当し、録画再生モジュール106が内蔵された録画再生装置に、ディジタルバスI/F102がディジタルバスに、操作対象機器管理部109が操作対象機器管理手段に、リモコン送信機200が赤外線リモコン送信機に、録画ボタン201、再生ボタン202、停止ボタン203、一時停止ボタン204、早送りボタン205、早戻しボタン206、機器選択ボタン207がそれぞれ録画・再生・停止・一時停止・早送り・早戻し、および機器選択ボタンに相当する。
【0034】
なおここで、ディジタルバスI/F102はここでは本発明の請求範囲6に記載の1394バスを想定して双方向で図示してあるが、本発明の請求範囲7に記載のHDMIバスの場合はレシーバとトランスミッタの2系統のバスを設けることで双方向となり、TVチューナの映像を外部機器301たるDVD−RAMに出力して録画することができる。双方向の場合AVデコーダ105は非図示のAVエンコーダを内蔵する。本発明の請求範囲7においてはレシーバのみの装備でも構わず、この場合は片方向となり外部機器303たる外部チューナの映像のみ録画することができる。録画生成モジュール106には何れの映像でも録画できる。
【0035】
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2におけるリモコン送信機の一例を示す図であり、本発明の請求項2および請求項4の範囲に係る。本実施の形態1との違いは、停止・一時停止・早送り・早戻しおよび再生の各ボタンがメニュー操作のための各カーソルボタンおよび決定ボタンとで共通のボタンが割り当てられている点にある。リモコン送信機200はカーソル上ボタン208、同下ボタン209、同左ボタン210、同右ボタン211、決定ボタン212(「OK」と表示)、メニューボタン213(「MENU」と表示)、戻るボタン214(「RETURN」と表示)、入力切替ボタン215(「TV/AV」と表示)、録画再生モジュール106を起動するためのSDボタン216(「SD」と表示)、録画ボタン217(録画と録画停止でトグル動作をするため「REC/STOP」と表示)、リモコン送信部218を備える。なおTVのリモコン送信機としては、図示しない他のボタン、例えば電源ボタンやチャンネル選択ボタンがあっても構わないものとする。
【0036】
ここで、入力切替ボタン215およびSDボタン216は図1における機器選択ボタン207を兼ねており、これらのボタンが操作された場合のTV100の動作については、前述の図1における説明と同様であるが、制御部108はディジタル接続された外部機器のみならず、通常のTVと同様にアナログ接続されたVTRなどへの入力切替についても操作対象機器管理部109にて操作対象機器を一括して管理することで、同じ入力切替ボタン215の操作に対して機器選択操作と入力切替操作を兼ねて行う。
【0037】
SDボタン216が操作された場合、入力切替ボタン215と同様に、制御部108は操作対象機器管理部109にて操作対象機器を一括して管理することで、同じSDボタン216の操作に対して機器選択操作と録画再生モジュール106の起動/終了操作を兼ねて行う。
【0038】
図3は本発明の実施の形態2において録画再生モジュールを起動したときに表示される動画サムネイル画面の一例を示す図である。例えばTV視聴中にSDボタン216が操作された場合、制御部108は録画再生モジュール起動アプリメニュー(図示せず)をディスプレイ111に表示する。ここで、上下カーソルボタン208、209および決定ボタン212の操作により「動画像一覧」が選択されると、録画再生モジュール106に対する起動制御、AVSW107を制御し動画再生モジュール106への入力切替処理を行い、図3に示す動画サムネイル画面1をディスプレイ111に表示する。画面の左側の表示中の画像情報2はフォーカスが当たっているファイルの画像情報とリモコンガイドを表示する。この場合、リモコンガイド3aはリモコン送信機200のカーソルボタンと決定ボタンが図2に示す表示の意味の通り項目選択動作として機能する事を示している。
【0039】
図4は本発明の実施の形態2において録画再生モジュールの動画再生中の表示画面の一例を示す図である。図4は、ディスプレイ111上の表示であり、再生中画面1、リモコンガイド3b、入力・操作対象機器表示4、録画再生状態表示5、録画再生時間表示6により構成される。前記動画サムネイル画面(図3)において、上下カーソルボタン208、209、左右カーソルボタン210、211および決定ボタン212の操作により動画ファイルが選択されると、制御部108は、動画再生モジュールを示す「SD Video」を入力・操作対象機器表示4に、再生中を示す再生マークを録画再生状態表示5に、再生経過時間を示す時間表示を録画再生時間表示6にそれぞれ表示する。同時にリモコンガイド3bを表示する。この場合、リモコンガイド3bはリモコン送信機200の一時停止、停止、早送り、早戻し、再生が図1で示すところの一時停止、停止、早送り、早戻し、再生の各ボタンとして機能する事を示しており、同じリモコンコードに対し動作モード毎にボタンの機能を切替えて、カーソル操作と録画再生のダイレクト操作を同じリモコンボタンで実現している。
【0040】
図5は本発明の実施の形態2において、図1同様外部機器にDVD−RAMと外部チューナとAVアンプが接続されている場合に、外部チューナからDVD−RAMへの録画中の表示画面の一例を示す図である。図5は、ディスプレイ111上の表示であり、受像中画面1、起動アプリメニュー7、入力・操作対象機器表示4、録画再生状態表示5、録画再生時間表示6により構成される。録画再生モジュール起動アプリメニュー2は通常録画中には表示されないが、SDボタン215の操作により表示される。
【0041】
外部チューナを視聴中に録画ボタンが操作されると、制御部108は、操作対象機器管理部109から現在の操作対象機器とそのステータスを読み出す。ここで、これらの機器はAVアンプを経由したディジタルバス接続であり、DVD−RAMと外部チューナのステータスはAVアンプから一括して送られ、操作対象機器管理手段109に保持されるものとする。ここで、制御部108は、DVD−RAMのステータスを参照し録画可能な状態であると判断した場合、DVD−RAMに対し録画開始コマンドを発行し、外部チューナからDVD−RAMへの録画を示す「TNR−>DVD−RAM」を入力・操作対象機器表示4に、録画中を示す録画マークを録画再生状態表示5に、録画経過時間を示す時間表示を録画再生時間表示6にそれぞれ表示する。
【0042】
なお、録画中は再生、早送り、早戻し、一時停止の操作は禁止であるので、リモコンガイドを表示する必要な無い。録画ボタン217が操作されるとトグルで録画を停止する。
【0043】
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3におけるリモコン送信機の一例を示す図であり、本発明の請求項2および請求項3の範囲に係る。本実施の形態2との違いは、リモコン送信機200が公知のマルチリモコンとしての機能を備え、複数の外部機器に対応しリモコンの機能を切り替えるためのリモコンモード切替ボタン216を備える点にある。
【0044】
ここで、リモコンモード切替ボタン216bは図1における機器選択ボタン207および図2における入力切替ボタン216を兼ねており、これらのボタンが操作された場合のTV100の動作については、前述の図2における説明と同様であるが、リモコン送信機200はディジタル接続された外部機器のみならず、通常のマルチリモコンと同様にアナログ接続されたVTRなどに対するリモコンコードの送信にも対応することで、同じリモコンモード切替ボタン216bの操作に対して機器選択操作と入力切替操作とリモコンモード切替操作を兼ねて行う。公知のマルチリモコンにおいては、リモコン送信機側の一定の操作によって、使用者が予め操作するメーカーや機器名に対応したリモコンコードのマップを「VTR」「DVD」「AUX」などの各ボタンに登録する事ができる。
【0045】
図6に示すリモコン送信機200においては、リモコン送信機側の一定の操作によって、使用者が予め操作するメーカーや機器名に対応したリモコンコードのマップを「DVD」「AMP」「TNR」の各ボタンに登録する他、例えばDVDがディジタルバス接続された機器であればリモコンコードはDVDのリモコンコードではなくTV100に対するリモコンコードとして出力されるように使用者が任意に登録する事も可能とする。後者の場合、本発明の実施の形態1および2に示すリモコンシステム同様、「DVD」ボタンが操作された時に、制御部108は操作対象機器管理部109に対して操作対象機器をDVDに更新し、ディジタルバスI/F102に対するDVD制御コマンド発行モードに切り替える。
【0046】
このように、公知のマルチリモコンに本発明の技術を応用することで、ディジタルバス接続を経由した機器操作かリモコン信号によるアナログ接続機器の操作のいずれかを使用者が予め登録できるようにする事で、より汎用性の高いリモコンシステムを提供することができる。
【0047】
次に、上記のように構成されたリモコンシステムの動作フローについて説明する。図7〜図10は、図1に示すリモコンシステムの動作フローを示す図である。始めに図7の動作フローから説明する。
【0048】
図7は、本発明の実施の形態1〜3におけるリモコンシステムにおいて、機器選択ボタンが操作された時の動作フローを示す図である。
【0049】
まず、リモコン送信機200の機器選択ボタン207が操作され、機器選択ボタン207に対応付けられたリモコン信号が送信されると、リモコン受信部104がリモコン信号を受信しリモコンパルスに変換して出力する。制御部108は、リモコンパルスを解読して機器選択ボタンが押された事を認識し、機器選択操作を実行する。
【0050】
制御部108は、操作対象機器管理部109から現在の操作対象機器を参照し(ステップS1)、次に現在の操作対象機器を元に予め設定した条件に従い次に操作対象とすべき機器を決定しその機器のステータスを読み出し(ステップS2)、操作対象とすべき機器が外部接続機器であるかどうか判断し(ステップS3)、外部接続機器である場合はAVSW107の入力を切り替えてAVデコーダ105を選択し(ステップS4)、新たに操作対象となった機器を現在の操作対象機器として更新し、操作対象機器管理部109に保持し(ステップS5)、処理を終了する。
【0051】
あるいは操作対象とすべき機器が外部接続機器でなかった場合、AVSW107の入力を切り替えて録画再生モジュール106を選択し(ステップS6)、録画再生モジュール106が停止状態であるかを判定し(ステップS7)、停止状態であれば録画再生モジュール106を起動し動画サムネイル画面の表示を指示し(ステップS8)、ステップS5に移行し、処理を終了する。
【0052】
上記の処理により、本実施の形態では、機器選択ボタン207が操作されると、制御部108は操作対象機器管理部109より現在の操作対象機器とその状態を読み出し、次にどの機器を選択するか判断し、その結果に応じAVSW107を切り替え、必要に応じディジタルバスI/F102や録画生成モジュール106に対する制御も行うことで、選択した映像信号をディスプレイ111に表示し、音声信号をスピーカ113より再生することができる。そして、操作対象機器管理部109に保持された現在の操作対象機器とその状態の更新を行い、「DVD−RAM」「SD Video」などのOSDをディスプレイ111の映像に合成して表示することができる。
【0053】
この結果、TVの内蔵機器と外部接続機器とで共通の操作ボタンを用いることでリモコン送信機のボタン数を減らし、これらを任意に切り替えて操作することで操作者にとって好適な操作性を得る事ができる。
【0054】
続いて図8の動作フローを説明する。図8は、本発明の実施の形態1〜3におけるリモコンシステムにおいて、再生ボタンが操作された時の動作フローを示す図である。再生以外にも、停止/早送り/早戻し/一時停止/動画一覧からの再生についても図8と同様のフローなので説明は省略する。
【0055】
まず、リモコン送信機200の再生ボタン202が操作されると、制御部108は、リモコンパルスを解読して再生ボタンが押された事を認識し、再生操作を実行する。
【0056】
制御部108は、操作対象機器管理部109から現在の操作対象機器を参照し(ステップS1)、次に現在の操作対象機器のステータスを読み出し(ステップS2)、操作対象機器が外部接続機器であるかどうか判断し(ステップS3)、外部接続機器である場合はAVSW107の入力を切り替えてAVデコーダ105を選択し(ステップS4)、外部接続機器に対しディジタルバスI/F102を経由して再生コマンドを発行し(ステップS5)、処理を終了する。
【0057】
あるいは操作対象機器が外部接続機器でなかった場合、AVSW107の入力を切り替えて録画再生モジュール106を選択し(ステップS6)、録画再生モジュール106に対する再生を指示し(ステップS7)、処理を終了する。
【0058】
上記の処理により、本実施の形態では、再生ボタン202が操作されると、制御部108は操作対象機器管理部109より現在の操作対象機器とその状態を読み出し、操作対象機器が外部機器以外であり且つ録画再生モジュール106が再生可能な状態であると判断した場合は、録画生成モジュール106に対する再生制御を行い、AVSW107の入力を録画再生モジュール106に切り替え、操作対象機器が外部接続機器であり且つ再生可能な状態であると判断した場合は、AVSW107の入力をAVデコーダ105に切り替え、ディジタルバスI/F102を経由して外部接続機器に対する再生制御コマンドを発行する。
【0059】
続いて図9の動作フローを説明する。図9は、本発明の実施の形態1〜3におけるリモコンシステムにおいて、録画ボタンが操作された時の動作フローを示す図である。
【0060】
まず、リモコン送信機200の録画ボタン201が操作されると、制御部108は、リモコンパルスを解読して録画ボタンが押された事を認識し、録画操作を実行する。
【0061】
制御部108は、操作対象機器管理部109から現在の操作対象機器を参照し(ステップS1)、次に現在の操作対象機器のステータスを読み出し(ステップS2)、操作対象機器が外部接続機器であるかどうか判断し(ステップS3)、次に操作対象機器たる外部接続機器が録画可能な状態であるかどうか判断し(ステップS4)、録画可能である場合は外部接続機器に対しディジタルバスI/F102を経由して録画コマンドを発行し(ステップS5)、処理を終了する。
【0062】
あるいはステップS4にて操作対象機器たる外部接続機器が録画可能でない場合は、エラー処理を行い(ステップS6)、録画操作不可を操作者に知らしめることができる。
【0063】
あるいはステップS3にて操作対象機器が外部接続機器でなかった場合、録画再生モジュール106が録画可能な状態であるかどうかを判断し(ステップS7)、録画可能である場合は録画再生モジュール106に対する録画を指示し(ステップS8)、処理を終了する。
【0064】
あるいはステップS7にて録画再生モジュール106が例えばメモリーカード103の残量が無いなどの理由により録画可能でない場合は、エラー処理を行い(ステップS9)、録画操作不可を操作者に知らしめることができる。
【0065】
上記の処理により、本実施の形態では、録画ボタン201が操作されると、制御部108は操作対象機器管理部109より現在の操作対象機器とその状態を読み出し、操作対象機器が外部機器以外であり且つ録画再生モジュール106が録画可能な状態であると判断した場合は、録画生成モジュール106に対する録画制御を行い、操作対象機器が外部機器であり且つ録画可能な状態であると判断した場合は、ディジタルバスI/F102を経由して外部機器301に対する録画制御コマンドを発行する。
【0066】
これら図8、図9に示す動作の結果、録画、再生、停止といった機器操作に必要な基本的なボタン操作に関して複雑な機器操作メニューを必要とせず、操作した結果はTV画面のマークなどによる簡潔な表示により一目で判断できるので、操作者にとって直感的な操作性を提供する事ができる。
【0067】
なお、停止中の録画ボタン操作と録画中の録画ボタンの操作は同じ動作フローであるが、操作対象機器のステータスを参照することで録画開始/停止動作がトグルされるので、録画中の録画ボタン操作は録画停止として扱うことができる。これにより、操作者は録画停止/再開を1つのボタンにて直感的かつ容易に操作することができる。
【0068】
(実施の形態4)
図10は、本発明の実施の形態4(実施の形態1、2、3とは録画動作フローのみの違い)におけるリモコンシステムの録画動作フローを示す図であり、本発明の請求項5の範囲に係る。図9との違いは、録画ボタンが押された時に有効な録画機器を自動的に判断し、TVに内蔵された録画再生モジュールへの録画を優先的に行う点であり、録画機器の自動判定処理をするか否かについては、予めROMにプログラムするか、操作者が起動アプリ画面の設定メニュー操作等(図示せず)で指定した場合に適用されるものとする。
【0069】
まず、リモコン送信機200の録画ボタン201が操作されると、制御部108は、リモコンパルスを解読して録画ボタンが押された事を認識し、録画操作を実行する。
【0070】
制御部108は、操作対象機器管理部109から直前の操作対象機器を参照し(ステップS1)、次に直前の操作対象機器のステータスを読み出し(ステップS2)、操作対象機器が外部接続機器であり且つ録画可能な状態であるかどうか判断し(ステップS3)、そうである場合はAVSW107の出力を切り替えてAVデコーダ105を選択し(ステップS4)、外部接続機器に対しディジタルバスI/F102を経由して録画コマンドを発行し(ステップS5)、外部接続機器を現在の操作対象機器として更新し、操作対象機器管理部109に保持し(ステップS5)、処理を終了する。ここで、操作対象機器を更新するのは、操作対象機器を自動的に切り替えたためである。
【0071】
あるいはステップS3にて操作対象機器が例えば再生専用DVDプレーやなどの「外部機器、且つ録画可能な状態」以外の場合、AVSW107の出力を録画再生モジュール106に切り替え(ステップS7)、録画再生モジュール106が録画可能な状態であるかどうかを判断し(ステップS8)、録画可能である場合は録画再生モジュール106に対する録画を指示し(ステップS9)、録画再生モジュール106を現在の操作対象機器として更新し、操作対象機器管理部109に保持し(ステップS10)、処理を終了する。
【0072】
あるいはステップS8にて録画再生モジュール106が録画可能でない場合は、ここで初めてエラー処理を行い(ステップS11)、何れの録画手段においても録画不可であることを操作者に知らしめることができる。
【0073】
上記の処理により、本実施の形態では、録画ボタン201が操作されると、制御部108は操作対象機器管理部109より直前の操作対象機器とその状態を読み出し、直前の操作対象機器が外部接続機器であり且つ録画可能な状態であると判断した場合は、AVSW107の出力をAVデコーダ105に切り替え、ディジタルバスI/F102を経由して外部接続機器に対する録画制御コマンドを発行し、操作対象機器管理部109に保持された現在の操作対象機器とその状態の更新を行う。直前の操作対象機器が「外部接続機器、且つ録画可能な状態である」、つまり有効な録画手段が外部に容易されていないと判断した場合は常に、AVSW107の出力を録画再生モジュール106に切り替え、録画再生モジュールが録画可能状態であれば録画生成モジュール106に対する録画制御を行う。
【0074】
この結果、録画ボタンが操作された時に録画可能な機器が自動選択されるため、操作者にとって急を要する録画操作における機器選択操作を省略する事である。また、外部接続機器の準備が出来ていないときや直前まで録画再生モジュールを操作していた場合には内録画再生モジュールへの録画が優先されるため、録画のチャンスを逃す事なく、クイックな操作を得る事ができる。
【0075】
なお、上記動作フローの説明は、便宜上本発明の実施の形態1たる図1に示すリモコン送信機200の例について説明を行ったが、TV100側の構成は基本的に同じなので、本発明の他の実施の形態たる図2および図6に示すリモコン送信機200においても同様である。
【産業上の利用可能性】
【0076】
公知のマルチリモコンとの上位互換性を持たせることができるので、ディジタル接続機器とアナログ接続機器とが混在した使用形態におけるマルチリモコンの置き換えとして有用である。
【0077】
録画再生モジュールの記憶媒体の形態は問わないので、メモリーカードに限らず、DVD−RAMやBlueRayなどのディスク系のリムーバブル記憶媒体、大容量の不揮発性メモリやHDDなどの固定記憶媒体を採用した映像機器にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0078】
【図1】本発明の実施の形態1におけるブロック図を示す図
【図2】本発明の実施の形態2によるリモコン送信機の一例を示す図
【図3】本発明の実施の形態2において録画再生モジュールを起動したときに表示される動画サムネイル画面の一例を示す図
【図4】本発明の実施の形態2において録画再生モジュールを起動したときに表示される動画サムネイル画面の一例を示す図
【図5】本発明の実施の形態2において外部チューナからDVD−RAMへの録画中の表示画面の一例を示す図
【図6】本発明の実施の形態3におけるリモコン送信機の一例を示す図
【図7】本発明の実施の形態1〜3におけるリモコンシステムにおいて、機器選択ボタンが操作された時の動作フローを示す図
【図8】本発明の実施の形態1〜3におけるリモコンシステムにおいて、再生ボタンが操作された時の動作フローを示す図
【図9】本発明の実施の形態1〜3におけるリモコンシステムにおいて、録画ボタンが操作された時の動作フローを示す図
【図10】本発明の実施の形態4におけるリモコンシステムの録画動作フローを示す図
【符号の説明】
【0079】
100 TV
101 チューナ
102 ディジタルバスI/F
103 メモリーカード
104 リモコン受信部
105 AVデコーダ
106 録画再生モジュール
107 AVSW
108 制御部
109 操作対象機器管理部
110 RGBプロセッサ
111 ディスプレイ
112 音声アンプ
113 スピーカ
200 リモコン送信機
201 録画ボタン
202 再生ボタン
203 停止ボタン
204 一時停止ボタン
205 早送りボタン
206 早送りボタン
207 機器選択ボタン
208、209、210、211 カーソルボタン
212 決定ボタン
213 メニューボタン
214 戻るボタン
215 録画再生モジュール起動ボタン
216 入力切替ボタン
216b リモコンモード切替ボタン
217 録画(/停止)ボタン
218 リモコン送信部
301、302、303 外部機器
1 動画サムネイル画面
2 表示中の画像情報
3a リモコンガイド(通常モード)
3b リモコンガイド(動画再生モード)
4 入力・操作対象機器表示
5 録画再生状態表示
6 録画再生時間表示
7 起動アプリメニュー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テレビジョン放送受信チューナと録画再生装置を内蔵し、外部に別の録画再生機器を接続するディジタルバスを備えた映像機器と、前記映像機器に対する制御コードを発行する赤外線リモコン送信装置からなり、前記リモコン送信装置は少なくとも録画・再生・停止・一時停止・早送り・早戻し、および機器選択ボタンを備え、前記映像機器は、操作対象機器を記憶する操作対象機器管理手段を備え、使用者が選択した操作対象機器に応じて、前記映像機器に内蔵された録画再生装置の制御か、または外部接続機器に対する前記ディジタルバスを経由した制御コマンドの発行かのいずれかを行い遠隔操作を行う事を特徴としたリモコンシステム。
【請求項2】
前記リモコン送信装置において、再生・停止・一時停止・早送り・早戻しの各ボタンは、同一リモコン上に配置された他のボタンと共通に割り当てられており、前記映像機器において、操作対象機器が選択され操作可能な状態である場合にはこれらのボタンを再生・停止・一時停止・早送り・早戻しの機能として取り扱う事を特徴とする、請求項1記載のリモコンシステム。
【請求項3】
前記リモコン送信装置において、機器選択ボタンは、同一リモコン上に配置された複数のボタンからなり、それぞれのボタンには操作対象機器がディジタルバス接続機器として動作するか、アナログ接続機器としてリモコンコードを発行するかを登録できる事を特徴とする、請求項1乃至2記載のリモコンシステム。
【請求項4】
前記リモコン送信装置において、機器選択ボタンは、同一リモコン上に配置された映像入力切り替えボタンを兼ねる事を特徴とする、請求項1乃至3記載のリモコンシステム。
【請求項5】
前記映像機器において、前記リモコン送信装置の録画ボタンが押されたとき、前記操作対象機器管理手段から得られる操作対象機器および状態を参照し、使用者が選択した操作対象機器が外部接続機器であり且つ録画可能な状態の場合は、外部接続機器に対する前記ディジタルバスを経由した録画コマンドの発行を行い、外部接続機器が録画可能で無い状態の場合は、前記映像機器に内蔵された録画再生装置に対する録画制御を行うことを特徴とする、請求項1乃至4記載のリモコンシステム。
【請求項6】
前記ディジタルバスは、IEEE1394バスであることを特徴とする、請求項1乃至5記載のリモコンシステム。
【請求項7】
前記ディジタルバスは、HDMI(High Difinition Multimedia Interface)バスであることを特徴とする、請求項1乃至6記載のリモコンシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−41584(P2006−41584A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−214031(P2004−214031)
【出願日】平成16年7月22日(2004.7.22)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】