説明

時間依存通信を最適化する方法及び通信ノード

通信ノード(ユーザ端末またはサーバ)が特定のタイプの通知メッセージを受信することを購読する場合に、例えばSIP SUBSCRIBE機構を用いる、通信方法及び通信ノードが提供される。ノードが後に音声通信のような時間依存アプリケーションに関与する際、時間依存アプリケーションへの関与に応じて、ノードは特定のタイプの通知メッセージの受信の購読の一時停止を要求する。このような要求は、例えばSIP SUBSCRIBEやSIP NOTIFYやSIP PUBLISHメッセージを用いて実現される。通信ノードは、特定のタイプの通知メッセージの受信を購読し、時間依存アプリケーションを開始する通信モジュールと、時間依存アプリケーションへの関与に応じて、特定のタイプの通知メッセージの受信の購読を一時停止するための要求の発行を受け持つサービス論理とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、時間依存通信を最適化する方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
セッション開始プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)は、音声、ビデオ、チャット、ゲーム等のマルチメディア要素を含んでもよい通信セッションの開始をサポートする、インターネット・エンジニアリング・タスク・フォース(IETF:Internet Engineering Task Force)のインターネットプロトコルである。SIPはHTTP(Hyper Text Terminal Protocol)やSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)のような他のプロトコルと同様、通信が可能であることを保証する責任を負う、開放型システム間相互接続(OSI:open system interconnection)通信モデルのアプリケーション層で動作する。SIPはマルチメディアセッションやインターネット電話通信を確立でき、それらを修正または終了できる。このプロトコルは、ユニキャストまたはマルチキャストのセッションに、参加者をお互いに招待することや、開始者(initiator)が関与せずに、このようなセッションを確立することもできる。SIPはネームマッピングや転送サービスをサポートしているため、ユーザが末端位置から通信やサービスの開始及び受信を行うことを可能とするとともに、ユーザがどこにいてもネットワークがユーザを特定することを可能とする。SIPセッションの参加者はSIP URL(Uniform Resource Locators)によって特定される。要求は、例えばUDP(User Datagram Protocol)やTCP(Transfer Control Protocol)のような、いかなる転送プロトコルを介して送信されてもよい。SIPは、セッションに用いる末端システム、通信媒体及びそのパラメータ、及び通信に関与するための被呼者の要求を決定する。そしてこれらが確保されると、SIPは通信の両端において、呼パラメータを確立し、呼転送及び終了を処理する。SIPプロトコルは、IETFのRCF(request for comments)3261に規定され、当該RFCの全体を参照により本明細書に含める。
【0003】
IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)は、インターネットプロトコルIPマルチメディアをモバイルユーザへ配信するためのアーキテクチャフレームワークである。それは当初はワイヤレス標準化団体の第3世代共同プロジェクト(3GPP:third Generation Partnership Project)によって策定され、GSM(General System for mobile Communications)から進化したモバイルネットワークの構想の一部である。もともと、3GPP R5(Release 5)はGPRS(汎用パケット無線システム:General Packet Radio Service)上でインターネットサービスを配信するための方式を示していたが、その後3GPP、3GPP2、及びTISPAN(Telecoms & Internet converged Services & Protocols for Advanced Networks。ETSI(欧州電気通信標準化機構:European Telecommunications Standards Institute)の標準化団体))により、例えばWLAN(Wireless Local Area Networks)、CDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)、及び固定回線のような、GPRS以外のネットワークをサポートするように更新された。
【0004】
インターネットとの統合を容易に提供するために、IMSはSIPのようなIETFプロトコルを可能な限り使用する。IMSは、現在はIPで稼動している伝統的なセルラーネットワークにおいても実装され、従来の回路交換型音声サービスに加え、例えばプッシュトゥトーク(PTT)のようなIPベースの拡張追加サービスを提供するためにSIPを使用する。
【0005】
しかしながら、SIPは大きいメッセージサイズによっても特徴付けられる信号プロトコルであるため、セルラーネットワークで支配的な狭帯域の接続に関してSIPを使用することは、輻輳問題を引き起こし得る。
【0006】
SIPの興味深い機能の一つは、そのSUBSCRIBE/NOTIFYの機構である。この機構は、SIPベースのエンティティが、他のピアSIPエンティティにおいて発生した特定のイベントに関して、当該SIPベースのピアエンティティの情報、またはエンティティに関する情報を受信することを可能にする。特定のイベントのSIP NOTIFYメッセージによるこの通知の発生は、もちろん、このピアエンティティにおける事前許可承認及び承認の対象である。
【0007】
例えば、SIPの使用に基づくIMSにおけるプレゼンスは、あるイベントについての通知を購読及び受信するために上述の機構を利用する。言い換えれば、ユーザまたはサーバは、通信相手のプレゼンス情報を購読することにより、その通信相手のプレゼンスまたはステータスを知らされることができる。購読が受け付けられると、通信相手のプレゼンス・ステータスの変更がある場合いつでも、その変更(例えばユーザBのプレゼンス・ステータスが「ビジー」に変わった、ユーザBのプレゼンス・ステータスが「オンライン」になった、ユーザBは通信不可能になった、等)を知らせる通知が要求者に送信される。
【0008】
一般的に、SUBSCRIBE/NOTIFY機構の通常の使用は、本質的に非同期のイベント、即ち、不定期な間隔で発生しうるイベントに対して適用される。言い換えれば、誰もそのようなイベントの発生頻度を予測できない。例えば、ユーザがプレゼンス・ステータスを頻繁に変更した場合、変更がなされるたびに、そのユーザのプレゼンス・ステータスを購読した他のピアに対して通知が生成される。このような場合に、複数回のプレゼンス更新通知によって生成されるトラフィックが、相当大きなサイズとなりうることは理解されよう。さらに、IMSにおける現在のプレゼンスアーキテクチャは、SUBSCRIBE/NOTIFY機構を、複数のユーザで共有するユーザリストの生成及びユーザリストの管理のような別の目的でも利用する。プレゼンス・リストは、Eメールの配信リストと同様、ユーザがリストサーバで運営されているユーザリストに1つの購読を発行することが可能であり、リストサーバはユーザリストの全てのメンバに最終的な購読(back-end subscription)を生成する。これは、個別に購読を行う場合と同様の利点を実現しながら、ユーザがリストのそれぞれのユーザに対して個別に購読を発行する労力を省く。さらには無線リソースに不安のあるセルラー環境におけるSIP信号伝達を節約できるという効果もある。したがって、ユーザはリストのいかなるメンバのプレゼンスに変更が生じようとも、当該プレゼンスの変更が通知されるように、他の複数のユーザを含むプレゼンス・リストを購読してもよい。
【0009】
それ故に、IMSネットワークには予測不可能な方法でトラフィックを生成し得る多数のノードが存在する。トラフィックは、例えば音声通信やビデオ会議やPTTのような他の時間依存アプリケーションと自身に固有のトラフィックチャネルを相互に共有する、複数のユーザ装置(UE:User Equipment。本明細書では代わりにユーザ端末と呼ぶ)に宛てられる。そのため、音声通信等の時間依存アプリケーションを行っている間の、プレゼンス通知のような、複数の通知メッセージをUEが受信することは、ライブ音声通信の品質の劣化、または瞬間的な通信の中断の原因となり得る。
【0010】
予測していないトラフィックがURに到達した際の、ライブ音声通信セッションの品質の劣化の問題に対処するために、試みられている多数の解決策が存在する。しかしながら全ての解決策は、レート制御及びプレゼンス・メッセージの長さの最小化により、トラフィックを減らすことを目的としている。プレゼンス・メッセージのサイズの制限するための、プレゼンス・ステータスの数の減少、及びトラフィックを圧縮してサイズを縮小するための圧縮アルゴリズムの使用の少なくともいずれかを含んだ技術が開発された。しかしながら上述の解決策はいずれも、プレゼンスに関連するトラフィックが、UEの音声通信にマイナスの影響を与えない、実行可能な解決策を提供できない。
【0011】
上述した問題点を解決するための従来技術の解決策は存在しないが、以下に提案するハチソンの特許文献1は、本発明の分野と一部関連している。この特許文献1には、タイムクリティカルな通信が起こりそうな時期を予測する機能が記載されている。このような予測に基づき、他の通信は、タイムクリティカルな通信を干渉しないであろう時期に送信される。インスタントメッセージ(IM)を含む、異なる複数のクラスでのスケジューリング送信を伴う方法は、SIP INVITEメッセージ、及び登録通信または応答を含む第1クラスでの通信が発生しそうな時間枠を決定する。第2クラスの通信の伝送は、第1クラスの通信のために予測され、決定された時間枠の間は起こらないようにスケジューリングされる。しかしながら、特許文献1はいつ通信が発生するかを予想において、予測する方法に限定されており、本発明の概念の教示や示唆まではしていない。
【0012】
図1(従来技術)を参照する。図1は、プレゼンス・イベント情報を送信するために2ユーザ間でSIPのSUBSCRIBE/NOTIFY機構を用いる例示的な従来技術シナリオの単純化されたハイレベルノード操作及び信号のフロー図である。図1に示される、単純化されたIMSネットワーク100は、第1のユーザ端末(UE)A102、及び第2のユーザ端末(UE)B104を備える。図1で説明される動作は、任意のユーザに関連するプレゼンス・イベント情報の購読によって、要求者がそのようなプレゼンス・ステータスの変更が発生した際に通知され得る方法を示している。動作106において、要求者ユーザ端末A102はユーザ端末Bに関するプレゼンス・イベント情報の購読を行うために、SIP SUBSCRIBEメッセージをユーザ端末B104に送信する。(なお、SIP ACKや200 OKメッセージのような、SIPの承認及び確認メッセージは簡単のため省略される。)動作107においてユーザ端末Bは、メッセージを受信すると、SIP NOTIFYメッセージを通じて、ユーザ端末B104に関する、(ユーザBのプレゼンス情報=「ビジー」)を現在有するプレゼンス・イベント情報109をユーザA102に通知する。さらなる動作110において、ユーザ端末Bのプレゼンス・イベント情報の変更は起こりうる(例えばイベント=ユーザBのステータス「ビジー」から「アイドル」に変更)。そして結果として、ユーザ端末B104は、ユーザA102に変更を通知するために、新しいプレゼンス情報114(例えばユーザBの新しいプレゼンス情報=「アイドル」)を有するユーザ端末A102宛の第2のSIP NOTIFYメッセージを、動作112において発行する。
【0013】
図2(従来技術)を参照する。図2は、同じユーザ端末A102及びプレゼンス・サーバ204を備えるIMSネットワーク100’を示している。ここでは、ユーザはプレゼンス・ステータス情報を発行するためにプレゼンス・サーバ204を用いることと、プレゼンス・サーバ204がユーザ端末A102と同じようなネットワーク100’のユーザに対してプレゼンスに関連するサービスを提供することとを前提とする。図2は、ユーザ端末A102が、ユーザ端末B104のような、他のプレゼンスエンティティに関連するプレゼンス情報を受け取るために、どのようにしてプレゼンス・サーバ204に購読を行えばよいかを示している。最初の動作206において、ユーザ端末A102は、プレゼンス・サーバ204からプレゼンス・イベント情報を受け取るために、イベント及び状態208の少なくともいずれかを有する、SIP SUBSCRIBEメッセージを、プレゼンス・サーバ204に送信することによって購読を行う。(なお、図2でもいくつかのSIPの承認及び確認メッセージは、簡単のため省略されることに留意されたい。)図2に示される特定例において、イベント208はユーザA102がユーザ端末B(図2には示さず)のプレゼンスの変更があったときに、通知の受信を所望していることを特定する。SUBSCRIBEメッセージ206に応答してサーバ204は、プレゼンス・サーバ204が現在ユーザ端末Bに関して有している、最初のプレゼンス情報211(例えばユーザBのプレゼンス情報=「忙しい」)を有するSIP NOTIFYメッセージ209を応答する。その後プレゼンス・サーバ204は、ユーザ端末Bのプレゼンス・ステータスの変更を含む、プレゼンス情報更新を有するSIP PUBLISHメッセージ212を受信する。これにより、動作213においてプレゼンス・サーバ204は、ユーザBについてのプレゼンス情報の変化が、そのような情報を用いてユーザ端末A102を更新するように指定されているイベント208に合致していることに気づく。結果として動作214においてプレゼンス・サーバ204は、ユーザ端末Bの更新されたプレゼンス情報216を有する新しいSIP NOTIFYメッセージ(例えばユーザBのプレゼンス情報=「アイドル」)を発行する。
【0014】
図3(従来技術)を参照する。図3は、ユーザ端末A302及びユーザ端末C304を備える単純化されたIMSネットワーク300のハイレベルノード動作及び信号のフロー図である。図3には、従来技術の、プレゼンス・イベント情報の送信方法の欠点が図示されている。動作306においてユーザ端末A302は、ライブ音声セッションにユーザ端末C304を招待するためにユーザ端末C304へのSIP INVITEメッセージを発行する。(なお、いくつかのSIP承認及び確認メッセージは簡単のため省略されてもよいことに留意されたい。)動作308において、ユーザC304は応答として、ライブ音声セッションへの参加を受け入れることを確認する、SIP 200 OKメッセージを返す。そして動作310において、2つのユーザ端末間でライブ音声セッションが確立され、ライブ音声セッションはその後、ライブ音声通信のやり取りをするために、ライブセッションを使用することが可能である。しかしながら、先に述べたように、ライブ通信中に一方のユーザによってプレゼンス情報の通知が受信された場合に問題が発生するかもしれない。これは、本例示的なシナリオにおける場合に想定される、ライブセッション及びプレゼンス・トラフィックが同じトラフィックチャネルを使用した状況において、さらに悪化する。例えば、ユーザ端末A302が動作314、316及び318において、ユーザA302が購読した(前の個々の購読は図3には図示せず)、プレゼンスエンティティに関連するプレゼンス情報を有する個々のSIP NOTIFYメッセージを受信する。このような通知の受信の結果として、ユーザ端末A302はライブセッション310とともに瞬断320を経験し得る。このような瞬断は、ライブセッション310上で受信及び送信される音声信号における重大な悪化を引き起こし得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0015】
【特許文献1】国際公開第2005/034477号パンフレット
【発明の概要】
【0016】
よって、既存の解決策の欠陥及び欠点を打開するため、上述した欠陥を効率的に解決する解決策を有することが好都合であろうことは容易に理解される。本発明は、このような方法及びシステムを提供する。
【0017】
1つの局面では、本発明は、ユーザ端末またはサーバが特定のタイプの通知メッセージの受信を購読する際に開始される通信方法である。音声通信のような時間依存アプリケーションにおいてユーザ端末またはサーバが後に関与する際、ユーザ端末またはサーバは、時間依存アプリケーションへの関与に応じて、特定のタイプの通知メッセージの受信の購読の一時停止を要求する。このような要求は、例えばSIP SUBSCRIBEやSIP NOTIFYやSIP PUBLISHメッセージを用いて実現される。
【0018】
別の局面では、本発明は、特定のタイプの通知メッセージの受信を購読し、時間依存アプリケーションを開始する通信モジュールと、時間依存アプリケーションにおける関与に応じて、特定のタイプの通知メッセージの受信の購読を一時停止するための要求の発行を支持するサービス論理モジュールを備える通信ノードである。
【0019】
発明のさらなる詳細な理解、そのさらなる目的及び利点のために、以下の記述を添付の図面と併用して、これから参照する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】プレゼンス・サービスの従来技術による実装を例示する、ノード操作及び信号のフロー図。
【図2】プレゼンス・サービスの従来技術による実装を例示する、別のノード操作及び信号のフロー図。
【図3】プレゼンス・サービスの従来技術による実装を例示する、さらに別のノード操作及び信号のフロー図。
【図4】本発明の好ましい実施形態の、第1の可能な変形物を例示するハイレベルノード操作及び信号のフロー図。
【図5】本発明の好ましい実施形態の、第2の可能な変形物を例示する別のハイレベルノード操作及び信号のフロー図。
【図6】本発明の好ましい実施形態の、第3の可能な変形物を例示するさらに別のハイレベルノード操作及び信号のフロー図。
【図7】本発明の好ましい実施形態の、電気通信ノードでの例示的な実現の実例となるハイレベルブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明の革新的な内容は、様々な例示的な実施形態への詳細な言及を用いて述べられるだろう。しかしながら、この分類の実施形態が、発明の革新的な内容の、多くの有利な使用のうちの、いくつかの例だけを提供することは理解されるべきである。一般に、本願の明細書の記載は、特許請求の範囲に記載された本発明の様々な態様のいずれかを必ずしも限定しない。さらに、一部の記載は、いくつかの独創的な機能に当てはまるが、他の機能には当てはまらなくてもよい。図において、同様または類似の要素は、いくつかの図を通じて、同一の参照番号で指定される。
【0022】
本発明、及び本発明に関連する好ましい実施形態によれば、プレゼンス通知のような、例えばユーザ端末の時間依存アプリケーション(例えば音声またはビデオ通信)に干渉するかもしれないデータトラフィックをユーザ端末がこのような時間依存アプリケーションに関与している間一時停止することを可能にする方法、システム及び電気通信ノードが提供される。発明によれば時間既存アプリケーションサービスの品質を保つため、購読者が時間依存アプリケーションに関与すると、1つまたは複数のノード(ユーザ端末またはアプリケーションサーバ)にメッセージの送信を一時停止するように要求するために、SIP SUBSCRIBE/NOTIFYメッセージ方式またはSIP PUBLISHメッセージのような、様々な構造が用いられてよい。
【0023】
図4を参照する。図4は、発明の好ましい実施形態を実行する単純化された例示的なネットワーク400の、例示的なノード操作及び信号のフロー図を示している。ネットワーク400は、ユーザ端末A402、ユーザ端末Bまたはサーバ(ここではノード404として示される)の他に、他のユーザ端末またはアプリケーションサーバC(ここではノード406として示される)を備える。ユーザ端末及びサービス402、404及び406は、例えばSIP信号伝達を用いることにより、ネットワーク400における通信を継続可能である。始めに、動作408において、ユーザ端末A402は、ユーザ端末A402がノード406から受信を所望しているプレゼンス・イベント情報のタイプを特定する、プレゼンス・イベントまたは状態410を含むSIP SUBSCRIBEメッセージを発行することにより、ノード406からプレゼンス・イベント情報を受信するために購読してよい。例えば、プレゼンス・イベントまたは状態410は、例えば第1のステータスから第2のステータスになった等、プレゼンス・イベント情報が更新される度に、ユーザ端末A402がプレゼンス・サーバ406から受信を所望している、ユーザX(不図示)に関連するプレゼンス・イベント情報を特定してもよい。動作412において、ノード406はメッセージ408を受信し、ユーザ端末A402の購読を登録することにより、プレゼンス・イベントまたは状態410を格納する。ここで説明されている本発明の好ましい実施形態を実施する目的のために、ユーザ端末A402が、ノードB404とライブ通信セッションに関与することを要求し、ライブ通信セッション416の要求を含むSIP INVITEメッセージ414を発行するものとする。動作418において、ユーザ端末B404はユーザ端末A402へのSIP 200 OKメッセージを返送することにより、ユーザ端末A402に要求されたライブ通信セッションへの参加承諾の通知を返す。最終的に、通話相手402及び404の両方は、両者間のライブ通信セッション420を確立する。本発明の好ましい実施形態によれば、動作422においてユーザ端末A402は、このライブ通信セッションを独占的にサポートするために指定された、別個のトラフィックチャネルを有するかどうかを調べる。もしそうなら、すなわち、ライブ通信セッション420が別個のトラフィックチャネルを独占的に使用する場合には、さらなる動作424においてユーザ端末A402は別個のトラフィックチャネルがアイドル状態か否か、即ち使用可能であるか否かを検出する。トラフィックチャネルが存在し、使用可能である場合、ライブ通信セッションの品質は、ノード406からプレゼンスに関連する通知メッセージ(または例えばインスタントメッセージ等のその他の通知メッセージ)を受け取ることにより悪影響を引き起こさないとの結論を出す。そして、ライブ通信セッションの品質を保護する、さらなる動作が必要ないとして、ステップ426で方法は終了する。一方、動作424において、ライブ通信セッションが独占的に使用するために指定されたトラフィックチャネルがダウンしている、またはアクセスできないと、判別された場合、または動作422においてユーザ端末A402がライブ通信セッション420と例えばプレゼンス通知メッセージの受信の両方を実行するために、同じトラフィックチャネルを使用していると判別された場合、動作428でユーザ端末A402は、ライブ通信セッション420の瞬断を回避するために、ノード406からのプレゼンス・メッセージの受信を一時停止するように動作する。ユーザ端末A402は、先の動作412で登録された購読を終了するために、指示432を含む、ノード406に送信されるSIP NOTIFYメッセージ430を使用することができる。動作434において、ノードC406はユーザ端末A402の購読を終了し、SIP 200 OKメッセージ436を用いて終了を確認する。動作428の結果として、ユーザ端末A402は、ライブ通信セッション420の間、もはやノードC406からの通知メッセージを受信しない。その後、動作438において、ユーザ端末A402はライブ通信セッションを終了できるように、ノードB404に対しSIP BYEメッセージを発行することによって、ライブ通信セッションを終了する。ライブセッションの終了のあと、ノードC406のプレゼンス・イベント情報のための購読を再度確立するために、ユーザA402は新しいSIP SUBSCRIBEメッセージ440を発行する。具体的には、メッセージ440にプレゼンス・イベントまたは状態410を含めることによって、ノードC406のプレゼンス・イベント情報のための購読を再度確立する。動作442において、ノード406はイベントまたは状況410を格納し、再びユーザ端末A402のプレゼンス通知メッセージのための購読を登録する。動作444において、ノードC406は、(例えば、不図示のユーザXに関連するプレゼンス・イベント情報の更新の結果として)特定されたイベントまたは状態410の発生を検出する。この検出により、プレゼンス通知466が、プレゼンス・イベント情報447を搬送するSIP NOTIFYメッセージの形式で、要求されたプレゼンス情報(ユーザXのプレゼンス・イベント情報の更新)とともにユーザ端末A402に返送されることになる。
【0024】
図5を参照する。図5は、同一のノード402、404及び406を備える、上述したものと同一の例示的なネットワーク400における別のハイレベルノード動作及び信号のフロー図を示している。図5には、前述したものと同様の動作408及び412が示され、この動作により、ユーザ端末A402は、イベントまたは状態410の発生に応じたユーザX(不図示)に関連するプレゼンス・イベント情報をノード406から受信するための購読を行う。図5は、プレゼンス通知の送信の一時停止を可能にするために、ユーザ端末A402がライブ通信セッションに関与する際にノード406に通知する別の方法を含む、発明の好ましい実施形態の別の変形例を示している。このような変形例は動作415で開始する。動作415において、ユーザ端末A402がライブ通信セッションのような時間依存アプリケーションに関与する際にノード406に通知するように、ノード406がユーザA402に要求するためにも、SIPのSUBSCRIBE/NOTIFY機構が使用される。ノード406は、ユーザ端末A402によってライブ通信セッションが確立された際に、また必要に応じて、そのようなライブセッションが別個のトラフィックチャネルを使用するように指定もしくは割り当てされていない際に、通知をノード406に戻させるようなイベント413の定義を含んだSUBSCRIBEメッセージ415をユーザ端末A402に送信する。動作418において、ユーザ端末402はイベント413を格納する。その後、ユーザ端末A402は、ライブ通信セッションの確立要求416を含むSIP INVITEメッセージ414を、ユーザ端末B404に発行することにより、ライブ通信セッション420を確立する。ノード404からSIP 200 OKメッセージ418によって承諾が確認されると、ライブ通信セッション420は確立される。
【0025】
動作522において、イベント413を格納しているユーザ端末A402は、ライブセッション420の確立をノード406に通知すべきであることを検出する。検出522は図4のステップ422及び424ですでに述べたものと同一のステップを含んでよい。それ故に動作522において、ユーザ端末A402はライブ通信セッションが、別個のトラフィックチャネルの使用を割り当てることなく確立されたと判定する。そして動作524において、ユーザ端末A402はプレゼンス・イベント情報の送信の一時停止を要求するために、ノード406へのSIP NOTIFYメッセージを発行する。このため、NOTIFYメッセージ524は、一時停止要求525と、必要に応じて、別個のトラフィックチャネルが割り当てられていないライブセッションの確立に関する情報527とを含む。メッセージ524はノード406によって受信され、動作526においてノード406は、ライブ通信セッションがユーザ端末A402によって受信されるいかなるメッセージの干渉によっても中断されないように、ユーザ端末A402へのプレゼンスに関連する情報の送信を一時停止する。その後、ユーザ端末A402は動作528においてライブ通信セッションの終了を決定し、このためノード404にSIP BYEメッセージ530を発行し、さらに動作534においてノード406に、これ以上ライブセッションが存在しないことを通知する。通知534の結果として、ノード406は動作538において、はじめに動作412で生成された購読を再度有効化する。そのうちユーザXに関連するプレゼンス・イベント情報を受信すると、ノード406は動作540において、ユーザ端末A402にプレゼンス情報542を通知する。
【0026】
図6を参照する。図6はユーザ端末がライブ通信セッションのような時間依存アプリケーションに関与する際、セッション中のプレゼンス・メッセージの受信が一時停止されるよう、ノードに通知するための発明の好ましい実施形態のさらに別の変形例の、さらに別のノード動作及び信号のフロー図を示している。図6には、ノード402、404及び406を備える同一のネットワーク400が示されており、ユーザ端末A402は動作408において、ノード406のプレゼンス・イベント情報を受信するために再び購読を行う。そしてノード406は動作412においてイベントまたは状態の定義410を格納し、プレゼンス・イベント情報の発生がユーザ端末A402に転送される。動作414及び418において、ユーザ端末A401はノードB404と、再びライブ通信セッション420を確立する。動作620において、ユーザ端末A402はライブ通信セッション420の瞬断を避けるため、プレゼンス・メッセージの転送の一時停止を要求するためにノード406に通知する必要性を検出する。検出620は、図4の422及び424で既に述べたものと同一のステップを含んでよい。発明の好ましい実施形態の本変形例によれば、動作622において、ユーザ端末A402は、一時停止要求621と、必要に応じて、別個のトラフィックチャネル624の割当なしにライブ通信セッションを確立したことを知らせる情報624とを含む、プレゼンス・イベント情報の送信の一時停止を要求するSIP PUBLISHメッセージ622を発行する。SIP PUBLISHメッセージ622はノード406で受信され、動作626においてノード406はユーザ端末A406に、プレゼンスに関連する情報の送信を一時停止する。その後、動作628において、ユーザ端末A402はSIP BYEメッセージ630を発行することによりライブ通信セッションを閉じ、動作632において、必要であればプレゼンス・メッセージ転送が再開できるように、ノード406へのセッション終了通知の必要性を検出する。このため、動作634において、ユーザ端末A402は、ライブセッションが存在しないことを表す情報636を含むノード406への新しいSIP PUBLISHメッセージを発行する。そしてPUBLISHメッセージ634を受信すると、ノード406はユーザ端末A402へのプレゼンス・メッセージ送信を再度有効化する。そのうち、ユーザ端末A402が所望しているプレゼンス・イベント情報に関する何らかの情報がノード406によって受信されると、動作638においてノード406は、ユーザ端末A402が所望しているプレゼンス情報640(ユーザXに関する何らかの更新されたプレゼンス情報)を含む、新しいSIP NOTIFYメッセージを発行する。
【0027】
図7を参照する。図7は本発明の好ましい実施形態に係る電気通信ノード700の例示的なハイレベル機能ブロック図を示している。ノード700は、上述したサーバまたはユーザ端末であってよく、サービス論理モジュール704及びSIPスタックモジュールの型を有してもよい通信モジュール706に接続された、セッションマネージャモジュール702を実装する。I/Oインタフェース708は他のノードとの通信に用いられ、外部ノードからのSIPメッセージの受信に関与し、外部ノードにSIPメッセージを転送するために用いられる。通信モジュール706は、ノード700によって発行及び受信されたそれぞれの生成及び解釈に関与する。セッションマネージャ702は、分離または共有された、ノード700により処理される通信セッションに関連するトラフィックチャネルの確立を検出及び管理するために用いられる。サービス論理704は、時間依存アプリケーションがノード706で開始されたことを検出し、通信モジュール706に他のノードからの通知メッセージの受信を一時停止するためのメッセージを発行させるように指示することを含む本発明を実行するために用いられる。例えば、図4、5,6及び7をまとめて参照すると、SIPスタックはSIPセッション420を確立するための、メッセージ414及び418の交換を受け持つ。動作422及び424はサービス論理704によって達成され、ライブ通信セッションに別個のトラフィックチャネルが割り当てられたか否か、及びセッションマネージャ702から得られた情報によって、チャネルが使用されていないか否かを検出する。動作422または424のいずれか一つの回答が否であれば、継続しているライブ通信が存在する場合、プレゼンスに関連するメッセージの受信を一時停止するための要求をノード406に通知するために、例えばSIP SUBSCRIBEメッセージ430のような適切なSIPメッセージを発行するよう、サービス論理704はSIPスタックに指示する。同様に、図5及び7をまとめて参照し、通信モジュール706によって処理された、メッセージ416及び418の交換によって、ライブ通信セッション420が確立した時点で、動作522においてサービス論理704は、プレゼンスに関連するメッセージが一時停止されるべきであるかを、ノード406に通知する必要性を検出する。動作528において通信モジュール706がライブ通信セッションを閉じた時点で、サービス論理704はセッションが閉鎖されたことを通知され、動作532においてアプリケーションサーバ406に返送するSIP NOTIFYメッセージの発行の必要性を検出する。なお、これらの動作は通信モジュール706によって達成される。最後に、図6及び7の両方を参照し、検出620及び632は、サービス論理704によって達成され、SIPメッセージ614及び634は、通信モジュール706によって、他のノード406に対し発行させる。
【0028】
それ故に、本発明により、例えばユーザ端末またはサーバのような電気通信ノードに、ライブ通信セッション(例えば音声やビデオ会議通信)のような時間依存アプリケーションに関与すること、及びライブ通信セッションに干渉するかもしれないメッセージ(例えばプレゼンスに関連するメッセージ)の受信を一時停止することを可能とする。本発明の例示的な実施形態は、プレゼンスに関連するメッセージに言及して主に説明したが、本発明の応用は単にプレゼンスに関連するメッセージの一時停止に限定されず、むしろライブ通信セッションのような時間依存アプリケーションの間に受信されることになっている、他のタイプのメッセージの一時停止に有利に用いられることが可能であることは、本技術分野に属する当業者によって理解される。例えば、ユーザ端末は、例えばSMS(Short Message Service)やMMS(Multimedia Messaging Service)やIMS(IP Multimedia Subsystem)メッセージとして送信される気象通知のような、他のタイプの通知を購読してもよく、発明は図4、5及び6に述べられた通り、時間依存アプリケーションに関与する際に、SMSサーバやMMSサーバやIMSサーバにユーザが通知することを可能としてもよい。本発明は、ライブ通信が確立された際に、メッセージの送信を一時停止することを他のユーザまたはアプリケーションサーバに通知するための、例えばSIP PUBLISHメッセージまたはSIP SUBSCRIBE/NOTIFY機構等の、SIPメッセージを用いた、単純で効果的な方式を提供する。しかしながら、他の通信プロトコルもまた、これらの通知を実行するために用いられてもよいことは理解できる。発明のさらなる実施形態においては、ライブ通信セッションが分離されたトラフィックチャネルに割り当てられていない場合、あるいはトラフィックチャネルが使用されていない(例えば故障やその他利用できない)場合にのみ、対応するノードに通知を送信するよう、さらなる計算を行うことも可能である。
【0029】
上述の説明に基づき、本発明が例えば音声通信またはビデオ会議のような時間依存アプリケーションの品質を維持する、単純でさらに効率的な方法を提案する、有利な解決策を提供することは、本技術分野に属する当業者によって理解されるべきである。本発明のシステム及び方法は、特定のタイプのメッセージ及びノードの特定な言及が述べられたものであるが、本文書に含まれる革新的な教示が、必ずしも上述の言及に限定されるものでなく、通話相手が購読する、いかなるタイプのメッセージ、及びいかなるタイプの信号伝達プロトコルで有利に実装されてもよいことは、本文書の参照によって実現されるべきである。本発明の実施及び構成は、上述の記載から明らかであると確信する。参照及び述べられた方法及びシステムは、好ましいものとして特徴付けられているが、以下に説明する請求項によって定義される発明の範囲から逸脱しない範囲で、様々な変更及び修正がなされてもよいことは容易に理解できよう。
【0030】
本発明の方法及びシステムの、いくつかの好ましい実施形態が、添付の図面に図示、及び上述の詳細な説明に記載されているが、発明が開示された実施形態に限定されるものなく、以下の請求項によって説明、及び定義される発明の範囲から逸脱せずに、多数の再配列、修正、及び置き換えが可能であることは理解されよう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信方法であって、
特定のタイプの通知メッセージの受信を購読するステップaと、
時間依存アプリケーションに関与するステップbと、
前記時間依存アプリケーションへの関与に応じて、前記特定のタイプの通知メッセージの受信の購読の一時停止を要求するステップcと、を備えることを特徴とする通信方法。
【請求項2】
前記時間依存アプリケーションを実行するステップdと、
前記時間依存アプリケーションを終了するステップeと、
前記時間依存アプリケーションの終了に応じて、前記購読の再有効化を要求するステップfと、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
【請求項3】
前記ステップcは、前記購読の一時停止を要求するSIP(Session Initiation Protocol) SUBSCRIBEメッセージの送信を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
【請求項4】
前記ステップcは、前記購読の一時停止を要求するSIP(Session Initiation Protocol) NOTIFYメッセージの送信を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
【請求項5】
前記ステップcは、前記購読の一時停止を要求するSIP(Session Initiation Protocol) PUBLISHメッセージの送信を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
【請求項6】
前記特定のタイプの通知メッセージはプレゼンスに関連するメッセージを含み、
前記時間依存アプリケーションは、ライブ音声通信を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
【請求項7】
前記ステップcは、
時間依存通信が別個のトラフィックチャネルに割り当てられているか否かを判別し、前記時間依存通信が別個のトラフィックチャネルに割り当てられていない場合、前記特定のタイプの通知メッセージの受信の購読の一時停止を要求するステップc1をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
【請求項8】
前記ステップcは、
ステップc1の後、前記別個のトラフィックチャネルが動作中であるか否かを判別し、前記別個のトラフィックチャネルが動作中でない場合、前記特定のタイプの通知メッセージの受信の購読の一時停止を要求するステップc2をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の通信方法。
【請求項9】
前記ステップaは、前記特定のタイプの通知メッセージを定義するイベントを有するSIP(Session Initiation Protocol) SUBSCRIBEメッセージの送信を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
【請求項10】
通信ノードであって、
特定のタイプの通知メッセージの受信を購読し、時間依存アプリケーションを開始する通信モジュールと、
前記時間依存アプリケーションへの関与に応じて、前記特定のタイプの通知メッセージの受信の購読の一時停止するための要求の発行を指示するサービス論理モジュールと、を備えることを特徴とする通信ノード。
【請求項11】
前記通信モジュールは、前記時間依存アプリケーションを終了し、前記時間依存アプリケーションの終了に応じて、前記購読の再有効化を要求することを特徴とする請求項10に記載の通信ノード。
【請求項12】
前記通信モジュールは、前記購読の一時停止を要求するSIP(Session Initiation Protocol) SUBSCRIBEメッセージを送信するSIP(Session Initiation Protocol)スタックモジュールを備えることを特徴とする請求項10に記載の通信ノード。
【請求項13】
前記通信モジュールは、前記購読の一時停止を要求するSIP(Session Initiation Protocol) NOTIFYメッセージを送信することを特徴とする請求項10に記載の通信ノード。
【請求項14】
前記通信モジュールは、前記購読の一時停止を要求するSIP(Session Initiation Protocol) PUBLISHメッセージを送信することを特徴とする請求項10に記載の通信ノード。
【請求項15】
前記特定のタイプの通知メッセージはプレゼンスに関連するメッセージを含み、
前記時間依存アプリケーションは、ライブ音声通信を含むことを特徴とする請求項10に記載の通信ノード。
【請求項16】
時間依存通信が別個のトラフィックチャネルに割り当てられていないことを判別し、前記サービス論理モジュールに前記特定のタイプの通知メッセージの受信の購読の一時停止を要求させるセッションマネージャモジュールをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の通信ノード。
【請求項17】
前記セッションマネージャモジュールはさらに、前記別個のトラフィックチャネルが動作中であることを判別し、前記サービス論理モジュールに前記特定のタイプの通知メッセージの受信の購読の一時停止を要求させることを特徴とする請求項16に記載の通信ノード。
【請求項18】
前記通信モジュールは、前記特定のタイプの通知メッセージを定義するイベントを含むSIP(Session Initiation Protocol) SUBSCRIBEメッセージを送信することを特徴とする請求項10に記載の通信ノード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2010−537537(P2010−537537A)
【公表日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−521506(P2010−521506)
【出願日】平成20年8月15日(2008.8.15)
【国際出願番号】PCT/IB2008/053293
【国際公開番号】WO2009/024910
【国際公開日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
【出願人】(598036300)テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) (2,266)
【Fターム(参考)】