説明

松の芽粉末

【課題】 松の新芽の持つ薬理学的成分を、長期維持保存出来て食しやすい食品として提供する方法。
【解決手段】 松の新芽を塩漬けし、乾燥させ粉末にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は松の新芽の成分及び組織がもつ薬理学的効果を与える食品及び、製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
松の新芽をエキスとして摘出し、飲料として提供〔特許公開09−294557〕
【発明の開示】

【発明が解決するための課題】
【0003】
松の新芽の持つ薬理学的成分を損なうことなく提供する。食品として食しやすく又長期維持保存が出来る方法
【課題を解決するための手段】
【0004】
松の新芽を3ヶ月間塩漬けし、乾燥させ粉末にする。
【発明の効果】
【0005】
松の新芽の持つ薬理学的成分をそのまま提供でき、食しやすく長期維持保存が出来る。
健康維持に必要な薬理学的成分アミノ酸類を多く含み、ガンを抑制するナチュラルキラー細胞を育てる効果も期待できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
松の新芽が伸びきる前に採取する。陶器の壺で漬ける。松の新芽と塩を交互に敷き詰める。室内常温で3ヶ月以上漬け込む。天日で十分に乾燥させる。粉砕機で粉末に加工する。
【実施例】
【0007】
松の新芽を10kg採取、食塩を10kg用意。陶器の壺の底に塩を敷き詰め、松の新芽、塩と交互に同量ずつ敷き詰め重石を乗せる。室内に3ヶ月間放置した後、壺から松の新芽を取り出し塩を軽くはたき落とし天日干しする。十分乾燥した後、粉砕機で粉末に加工、アミノ酸類(図1)を多く含む松の芽粉末が出来上がった。。
【産業上の利用可能性】
【0008】
本発明の松の芽粉末は、松の新芽がもつ薬理学的成分を損なうことなく食品として食することが出来、健康維持に貢献する。又癌を抑制するナチュラルキラー細胞を育てる植物性アミノ酸類を多く含むため、松の芽粉末を食することで、癌を抑制する可能性は高い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】 日本食品分析センターの松の芽粉末分析結果

【特許請求の範囲】
【請求項1】
松の新芽を塩漬けし、乾燥して粉末にすることを特徴とする加工食品。
【請求項2】
松の新芽を壼等で塩漬けし乾燥機又は、天日により乾燥させ、粉砕機で粉末にすることを特徴とする製造方法。

【図1】
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【公開番号】特開2007−111027(P2007−111027A)
【公開日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−334909(P2005−334909)
【出願日】平成17年10月21日(2005.10.21)
【出願人】(505299383)
【Fターム(参考)】