説明

棒状の導光体、イルミネーションユニット、遊技盤ユニット及びパチンコ遊技機

【課題】単一のLEDからの出射光を端部から入射させる柱状の発光部材の前面を、出射光範囲を広く拡散させて光量ムラなく発光させるイルミネーションユニットを提供する。
【解決手段】軸方向一端部にLED20からの出射光を受光する入射領域11を有し、一側面に曲面状の出射領域12をそなえ、出射領域12と対向する他側面に曲面状の内反射面15を備え、入射領域11は、LED20と対向して離間配置されて頂部が曲面状の略円錐状であり、且つLEDからの出射光を導光体内部に入射させる凸状入射領域13と、その外径側を包囲するように突設され且つ光透過面を内周に備えた入射側壁14と、を備え、内反射面15は、出射領域12との間の距離が軸方向他端部に向かって漸減するように曲面状に先細りとなるように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はパチンコ遊技機等の遊技機に装備されて電飾機能を発揮するイルミネーションユニットの改良に関する。
【背景技術】
【0002】
パチンコ機、アレンジボール等の遊技機においては、従来から、単なる照明効果のみならず、遊技盤上における遊技状態の変化等の状況変化を視覚的に表現、報知したり、遊技進行上での電飾効果を図る等の目的から、盤面、盤面部品、その他任意の部位にLEDランプやフィラメント式ランプ等の光源を配置している。
また、人物、動物、アニメのキャラクタ等を象った盤面部品にチップLEDを搭載し、遊技の進行に応じてLEDを発光させることによって遊技進行上特徴的な演出効果を発揮させるようにした電飾装置も知られている。
かかる電飾装置において、例えば特許文献1(特開2003−3087065号公報)に記載のように、柱状の発光部材を光らせることで演出効果を狙った電飾装置もある。
例えば、柱状発光部材を光らせる場合、特許文献1にも記載があるように、発光部材の長手方向の端部にLED光源を配置して、発光部材内に光を入射させ、発光部材の周面の一部に形成した光反射層によって光を前面に出射させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−308705公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の場合も含め、従来用いられている柱状部材は、LED光源と対向する受光部の形状は平坦であり、また、光を前面に出射させる光反射層の、軸方向の断面形状も直線状である。
図8は、従来の柱状部材の軸方向の断面形状を示す図であり、かかる柱状部材の一端部から入光した光の経路を示している。
図8において、柱状部材60は、LED50と対向して、その出射光を受光させる受光面61、受光面61から入光した光を、視認者から見て正面側(前面側)に反射させる反射面62、光が出射する出射面63、とを備えている。
図8に示すような柱状部材60において、LED50から出射された光は、平坦な受光面61において、大部分が柱状部材60内に入射する。
入射光が、反射面62で反射されて出射面63から前面側に出射したり(光a)、一旦、出射面63で反射面62に向けて反射され、さらに反射面62により反射されて出射面63から出射したり(光b)受光面61と対向する対向面64で出射面63側に反射され、出射面63から出射(光c)することで、視認者は、柱状部材60前面側の発光を視認する。
【0005】
ところが、LED50からの出射光の全てが柱状部材の発光に寄与するわけではない。
例えば、LED50から出射された光の一部は、平坦な受光面61にて反射してしまい柱状部材60内に入射しない(光d)。
また、LED50からの出射光は、一般的に120度程度拡散するため、その拡散方向の外形側の光は、柱状部材60の幅を超えてしまい柱状部材に入射しない(光e)。
従って、反射面62に入光した光も、一部は透過して背面側に抜けてしまう(光f)こともあり、LED50の光量の多くを使って前面を発光させることが出来ないため、効率の面で問題がある。
そこで、LED50からの全ての光を柱状部材に入射させるには、LED50と柱状部材60との距離を離すか、柱状部材の幅を広くする必要があるが、これは収容スペースが限られたパチンコ遊技機においては好ましくない。
さらに、柱状部材60内に入射しても、反射面62に入射しない光は、柱状部材60の他端側(受光部とは反対側)の対向面64からそのまま柱状部材60の外に抜けてしまう(光g)し、反射面62への入射角度によっては、そのまま光fとして背面側に透過してしまうため、出射面63(すなわち、視認者)側に反射しない。
【0006】
よって、LED50から出射されて、柱状部材60の出射面63(視認者にとって、柱状部材60が発光する部分)に向かう光はさらに少なくなってしまい、出射面63におけるLED50から離れた対向面64近くの部分まで光が十分に行き届かず、他の部分に比べて発光が弱くなり(淡くなり)、出射面全体として光量ムラが発生するという問題がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、単一のLEDからの出射光を端部から入射させる柱状の発光部材の前面を、出射光範囲を広く拡散させて光量ムラなく発光させることで演出効果を高めるようにしたイルミネーションユニットを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、軸方向一端部にLEDからの出射光を受光する入射領域を有し、一側面に曲面状の出射領域を備え、該出射領域と対向する他側面に曲面状の内反射面を備えた棒状の導光体であって、前記入射領域は、前記LEDと対向して離間配置されて頂部が曲面状の略円錐状であり、且つ該LEDからの出射光を前記導光体内部に入射させる凸状入射領域と、前記凸状入射領域の外径側に該凸状入射領域を包囲するように突設され、且つ内周側に光透過面を備えて前記光透過面から前記出射光を前記導光体に入光させる入射側壁と、を備え、前記内反射面は、前記出射領域との間の距離が軸方向他端部に向かって漸減するように曲面状に先細りした形状を有し、当該内反射面には反射膜が形成されている棒状の導光体を特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の棒状の導光体において、前記入射側壁は、頂部から外径側にテーパー状に拡開し且つ略同心円状に延び、前記光透過面から前記導光体内部に入射した光を前記軸方向他端部側へ反射させる光反射面を備えた棒状の導光体を特徴とする。
【0008】
また、請求項3の発明は、前記反射膜は、前記LEDの発光色と同系統色である請求項1又は2に記載の棒状の導光体を特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の導光体と、当該導光体を内部に収容する透光性のレンズ部材と、当該導光体の前記入射領域に対して光を出射するLEDを表面に実装したプリント基板と、を備えたイルミネーションユニットを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4に記載のイルミネーションユニットを備えた遊技盤ユニットを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の遊技盤ユニットを備えたパチンコ遊技機を特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
上記のように構成したので、本発明によれば、単一のLEDからの出射光を一端部から入射させる柱状の発光部材の前面を、出射光範囲を広く拡散させて光量ムラなく発光させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明を適用したパチンコ遊技機の遊技盤面(遊技盤ユニット)を示す正面図。
【図2】本発明の実施の形態に係るイルミネーションユニットの正面図。
【図3】図2に示したインナーレンズとしての棒状導光体の概要図。
【図4】棒状導光体の正面図。
【図5】図4のC−C線(軸方向)における断面図。
【図6】図5の領域Dの拡大図。
【図7】図4のB−B線(径方向)における断面図。
【図8】従来の柱状部材において、その一端部から入光した光の経路を示した図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したパチンコ遊技機の遊技盤面(遊技盤ユニット)を示す正面図である。
図1において、遊技盤100における遊技領域101の周囲には、外レールR1及び内レールR2が設けられている。これら外レールR1及び内レールR2は、遊技盤100の下方に設けた図示しない発射装置から発射された遊技球を遊技領域101の上部に案内したり、アウト口118に案内する。
遊技領域中央には、画像表示器111が配置されている。画像表示器111は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルにより構成され、特別図柄に応じた装飾図柄、例えば数字図柄、アルファベット図柄、キャラクタ図柄等の画像が表示される。また、所謂リーチ状態や特別遊技状態の時は、それぞれの遊技状態であることを示す演出画像等も表示される。
画像表示器111の下方中央には、第1始動口113が配置されている。第1始動口113は、遊技球が入賞したときに、第1特別図柄を変動表示させる権利を発生させる。
画像表示器111の上方には、本発明のイルミネーションユニット1としての発光部材が設けられている。この柱状の発光部材は、鉄格子をイメージしたものであり、図示しない発光部材上方に備えたLEDから入射させる光によって前面側(遊技者側)を発光させる。その発光色は、ユニットを構成する樹脂部材の色やLEDの発光色によって変更可能であるが、例えば赤色系に発光させることで、遊技者には赤熱した鉄格子のように見せることが出来る。
【0012】
また遊技盤100の中央領域であって、画像表示器111の下方には、変動入賞装置として、左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ(以下、「電チュー」と称する)114が配置されている。電チュー114は、第2始動口として機能しており、遊技球が入賞したときに、第2特別図柄を変動表示させる権利を発生させる。
電チュー114は、普通図柄が所定態様で停止したときに所定時間、開成動作するように構成されている。
また遊技盤100の右側領域には、普通図柄123を作動させるためのゲート115が設けられている。
更に遊技盤100の右側領域であって、第1始動口の右側には、特別遊技状態のときに開成状態になる大入賞装置の大入賞口116が配置されている。
更に、遊技盤100の遊技領域101には、一般入賞口117が配置されていると共に、風車や図示しない多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
【0013】
図2は、本発明の実施の形態に係るイルミネーションユニットの正面図である。
図2において、図2(b)は、図2(a)のA−A線における断面図である。
図2に示すように、イルミネーションユニット1は、その形状や塗装色によって意匠を象る中空のアウターレンズ5と、その内側に収容された、本発明の導光体であるインナーレンズ10と、インナーレンズ10に対して光を出射するためのサイドビュータイプのLED20を表面に実装されたプリント基板7と、を備えている。
図中、アウターレンズ10は、2つ表示されているが、イルミネーションユニット1がモチーフとする意匠に従い、その配置や数は、当然に変更されるものとする。
アウターレンズ5は、透光性を有し、インナーレンズによる発光を外側に導光する役割を有するが、特別な光学的な特徴を有してはいないため、詳細な説明は省略する。
ただし、このアウターレンズ5の塗装の色や外形を適宜設定することで、パチンコ遊技機の演出に合わせたイルミネーションユニットとすることが出来ることは言うまでもない。
【0014】
図3は、図2に示したインナーレンズとしての棒状導光体(以下、導光体と記載する)10の概要図、図4は、導光体10の正面図、図5は、図4のC−C線(軸方向)における断面図、図6は、図5の領域Dの拡大図、図7は、図4のB−B線(径方向)における断面図である。
図3乃至図7を用いて、導光体10の構成及び導光体10における光の経路を詳細に説明する。
図6に示すように、導光体10は、軸方向一端部にLED20からの出射光を受光する入射領域11を有し、一側面には、曲面状の出射領域12を備え、出射領域12と対向する他側面には、曲面状の内反射面15を備えている。
【0015】
より詳しくは、図5、図6に示すように、入射領域11は、LED20と対向して離間配置されて、頂部13aが曲面状の略円錐状であり、且つLED20からの出射光を導光体10内部に入射させる凸状入射領域13と、凸状入射領域13の外径側に凸状入射領域13を包囲するように突設され且つ光透過面14aをその内周に有する入射側壁14と、を備えている。
なお、入射側壁14は、その頂部の外径側に、テーパー状に拡開し且つ、入射側壁14と略同心円状に延びた光反射面14bを有している。
この光反射面14bは、光透過面14aから入光した光を導光体10の他端側へ反射する役割を有するものである。
さらに、内反射面15は、出射領域12との間の距離が軸方向他端部に向かって漸減するように曲面状に先細りとなる先細り部16を有しており、内反射面15には反射膜17が形成されている。
【0016】
この反射膜17の色を適宜変更することより、導光体10の発光色を所望の色とすることが出来る。
例えば、イルミネーションユニット1のモチーフが赤熱した鉄格子などである場合には、反射膜17の色を赤系の色とすれば良い。
ただし、導光体10の発光色を赤としたい場合、LED20の発光色をR(レッド)とし、さらに反射膜17の色もそれに合わせて赤系統の色とすることで、発色の効率を上げることが出来る。
なお、導光体10の構成する樹脂自体に着色することで、同様の効果を得ることが出来るが、その場合、反射膜17は特に必要がない。ただし、反射膜17を用いた方式では、樹脂自体に着色することなく、反射膜17の色を変えるだけで、様々な色合いで、あらゆるモチーフに対応できるため、コスト面や生産性の上で有利であることは言うまでもない。
樹脂の色を変える場合も、LEDと同系統の色とすることで、発色の効率を上げることが出来る。
なお、反射膜17の上から、光漏れを防ぐために、裏打ちとして白の塗装膜18を施している。裏打ちによって光漏れを防ぐことで、LED20からの出射光を極力反射させて、効率的に発光させることが出来る。
【0017】
上述したように、凸状入射領域13の外形側には、入射側壁14が突設されている。
LEDから出射された光は通常120度程度拡散するが、LED20と対向する入射領域11は、凸状入射領域13のみならず、光の拡散方向外形側の光も、入射側壁14内周側の光透過面14aから入光させ、外周側の反射面により導光体10内に入光させることが出来る。
なお、凸状入射領域13の頂部13aの形状は、全体に曲率を持たせることが望ましい。
曲率のない直線のテーパーであれば、成型が難しい上に、導光体10に入光せずに、凸状入射領域13表面で反射する光が多くなり、かえって効率は悪くなる。
【0018】
また、三角錐も好ましくない。頂部の先端が尖った形状であれば、それだけ光を受け入れる領域(凸状入射領域の表面積)が狭くなり、光は、導光体10に入光しづらくなる。
なお、入射側壁14の外形寸法、高さ及び光反射面14bの角度は、適宜設定可能であるが、LED20と導光体10との距離、LED20の出射光の拡散角度を鑑みて、出射光を遍く拾えるような外形、高さとすればよい。
また、光反射面14bの角度は、LED20からの光をほぼ透過させず、導光体10内に向けて反射できる角度を有していればよい。入光した光は、出射領域12、内反射面15によって内反射を繰り返しながら、LED20とは反対側の端部30側に向かうため、それほど厳密な角度は求められない。
【0019】
凸状入射領域13及び入射側壁14から導光体10内部に入光した光は、一部は出射領域12及び内反射面15により導光体10を内反射しながら、さらに一部は直接にLED20とは反対側の端部に向けて進んでいく。
LED20に近い非先細り部19に入光した光は、上述の図8で示した光aと同様に出射領域12から前面側(遊技者すなわち視認者側)に出射される(光E)。これは図8の場合とほぼ同様である。
ただし、図8では、反射面62の断面は平坦であり、LED50から離れた領域では、光を捕らえることが出来ずに、対向面64から抜けてさせてしまったり、入射角度によってはそのまま背面側に透過させてしまうことになるが、図5に示すような先細り部16を内反射面15に備えた場合、LED20からの光は、先細り部16に直接入射して反射され、出射領域から出射され(光F)、あるいは、出射領域12で一旦反射されて先細り部16に入射し、さらに反射されて出射領域12から出射する(光G)。
内反射の末に、内反射面15に到達して反射された光Gよりも、内反射面15に直進して入射し、反射された光Fの方が強い発光となるが、本実施形態の導光体10では、先細り部16を設け、この先細り部16に直進光が入射することで、非先細り部19の場合と同等の発光が可能となり、課題となっていた発色ムラを解消することが出来る。
【0020】
図5(b)は、図5(a)における先細り部16付近の拡大図であるが、この図5(b)に示すように、本実施形態の導光体では、先細り部16の、LED20の反対側の端部30に、光の進行方向に対して所定の角度を持たせた面16aを設けた。
この角度は、LED20からの最遠部(端部30)において、LED20からの直進光を前方に向けて反射可能な角度であり、この面16aに、直進光が入射して反射され出射領域12から出射することで、より端部30を強く発光させることが出来る。
導光体10内で内反射を繰り返し、さらに途中の経路で出射領域12から出射されることで、光は減衰し、端部30に到達する時点では、発光は非常に弱くなっていたが、入射領域11の形状により、効率よく多くの光を導光体10内部に入光させ、さらに、内反射面15に設けた先細り部16により、端部30側に至った光も前面側に強く発光させることが出来るので、導光体10前面(遊技者側)をむらなく発光させ、演出効果を高めることが出来る。
また、図7に示すように、導光体10の径方向の断面は、楕円形状となっているため、厚肉による成型時のヒケなどを防ぐとともに、広範囲に光を拡散させることが出来る。
【符号の説明】
【0021】
1 イルミネーションユニット、5 アウターレンズ、7 プリント基板、10 導光体、11 入射領域、12 出射領域、13 凸状入射領域、13a 頂部、14 入射側壁、14a 光透過面、14b 光反射面、15 内反射面、16 先細り部、16a 面、17 反射膜、18 塗装膜、19 非先細り部、20 LED、30 端部、50 LED、60 柱状部材、61 受光面、62 反射面、63 出射面、64 対向面、100 遊技盤、101 遊技領域、111 画像表示器、113 始動口、114 電チュー、115 ゲート、116 大入賞口、117 一般入賞口、118 アウト口、123 普通図柄

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸方向一端部にLEDからの出射光を受光する入射領域を有し、一側面に曲面状の出射領域を備え、該出射領域と対向する他側面に曲面状の内反射面を備えた棒状の導光体であって、
前記入射領域は、前記LEDと対向して離間配置されて頂部が曲面状の略円錐状であり、且つ該LEDからの出射光を前記導光体内部に入射させる凸状入射領域と、前記凸状入射領域の外径側に該凸状入射領域を包囲するように突設され、且つ内周側に光透過面を備えて前記光透過面から前記出射光を前記導光体に入光させる入射側壁と、を備え、
前記内反射面は、前記出射領域との間の距離が軸方向他端部に向かって漸減するように曲面状に先細りした形状を有し、当該内反射面には反射膜が形成されていることを特徴とする棒状の導光体。
【請求項2】
請求項1に記載の棒状の導光体において、
前記入射側壁は、頂部から外径側にテーパー状に拡開し且つ略同心円状に延び、前記光透過面から前記導光体内部に入射した光を前記軸方向他端部側へ反射させる光反射面を備えたことを特徴とする棒状の導光体。
【請求項3】
前記反射膜は、前記LEDの発光色と同系統色であることを特徴とする請求項1又は2記載の棒状の導光体。
【請求項4】
請求項1乃至3の何れか一項に記載の導光体と、当該導光体を内部に収容する透光性のレンズ部材と、当該導光体の前記入射領域に対して光を出射するLEDを表面に実装したプリント基板と、を備えたことを特徴とするイルミネーションユニット。
【請求項5】
請求項4に記載のイルミネーションユニットを備えたことを特徴とする遊技盤ユニット。
【請求項6】
請求項5に記載の遊技盤ユニットを備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2012−43549(P2012−43549A)
【公開日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−181275(P2010−181275)
【出願日】平成22年8月13日(2010.8.13)
【出願人】(000161806)京楽産業.株式会社 (4,820)
【Fターム(参考)】