説明

椅子式マッサージ機

【課題】背もたれに上下方向に移動可能な施療機構を内蔵し、前記施療機構における左右一対の施療アームが、幅、前後、上下方向に揺動することで、その略先端に設けられた施療子がモミ動作やタタキ動作等の施療を行うとともに、前記施療機構における強弱切換え機構が施療アームを背もたれ面と略平行から略垂直に起立させることでマッサージ強度を調整することができる椅子式マッサージ機において、施療者の挟み込みを防止する。
【解決手段】施療アーム41が施療機構24から略垂直に起立している強状態で、施療子23より基端側で、施療子23よりも下方に押し出し部材49を設け、前記強状態で不所望に施療機構24が下降してしまうと、施療者45の肩45aを前記押し出し部材49で押し出す。これによって、小柄な老人や子供などの上半身の薄い施療者45が座っていても、前記施療者45の挟み込みをメカ的に防止することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、背もたれに上下昇降可能な施療機構を内蔵し、前記施療機構における施療アームが揺動することで、その略先端に設けられた施療子が施療者の背中をマッサージする椅子式マッサージ機に関する。
【背景技術】
【0002】
前記のように背もたれに上下昇降可能な施療機構を内蔵し、前記施療機構における左右一対の施療アームが、幅、前後、上下方向に揺動することで、その略先端に設けられた施療子が施療者の背中にモミ動作やタタキ動作等の施療を行う椅子式マッサージ機において、前記施療機構における強弱切換え機構が前記施療アームを前記背もたれ面と略平行から略垂直に起立させることでマッサージ強度を調整することができるようにした構成では、前記施療機構がホームポジション(着座した施療者の腰部分)に復帰する際には、前記施療アームを前記背もたれ面と略平行に、すなわち施療子を背もたれ側に後退させた後、降下が行われる。
【0003】
しかしながら、何らかの異常によって、施療子が突出した前記強状態で施療機構が降下してしまうと、該施療子および施療アームと座部との間に施療者を挟み込んでしまうことになる。このとき、図12(a)で示すように、施療者1の体格が良く、上半身の厚い施療者であると、その肩の頂点Pは、モミ玉などから成る前記施療子2よりも前方に位置し、施療機構3の降下に伴って該施療子2が施療者1の肩1aを後方から前方へ押し出し、前記挟み込みが解消することになる。これに対して、図12(b)で示すように、施療者1が小柄な老人や子供などの上半身の薄い施療者であると、前記施療子2が施療者1の肩1aの頂点Pより前側に位置し、施療機構3の下降に伴って、一層施療者1を挟み込んでしまうことになる(施療子2が施療者1を背もたれ部4側に引き付けてしまう)。
【0004】
そこで、特許文献1では、施療機構が上下動作して、所定時間が経過しても上下限のリミットスイッチが作動しない場合に、前記施療者や異物の挟み込みが発生していると判断して、異常を報知するようになっている。また、特許文献2では、施療者の下半身の有無を検出する着座センサと、上半身の有無を検出する押圧センサとの組合せによって、正常な着座状態でないと上下動作を制限し、挟み込みを防止するようになっている。
【特許文献1】特開平8−80329号公報
【特許文献2】特開2006−149417号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の従来技術では、施療者を既に挟み込んだ後の報知機能であるという問題がある。また、特許文献2では、体格差や様々な着座状態に対して、正常、異常を判別する必要があり、制御が複雑になるという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、複雑な構成を用いることなく、施療機構の下降に伴って座面との間に施療者を挟み込んでしまうことを確実に防止することができる椅子式マッサージ機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の椅子式マッサージ機は、背もたれに上下昇降可能な施療機構を内蔵し、前記施療機構における施療アームが揺動することで、その略先端に設けられた施療子が施療者の背中をマッサージし、前記施療機構における強弱切換え機構が前記施療アームを前記背もたれ面と略平行から略垂直に起立させることでマッサージ強度を調整することができる椅子式マッサージ機において、前記施療アームの前記施療子より基端側に設けられ、前記施療アームが前記略垂直に起立している状態で、施療子よりも下方に位置する押し出し部材を備えることを特徴とする。
【0008】
上記の構成によれば、背もたれに上下昇降可能な施療機構を内蔵し、前記施療機構における左右一対の施療アームが、幅、前後、上下方向に揺動することで、その略先端に設けられた施療子が施療者の背中にモミ動作やタタキ動作等の施療を行うとともに、前記施療機構における強弱切換え機構が前記施療アームを前記背もたれ面と略平行から略垂直に起立させることでマッサージ強度を調整することができる椅子式マッサージ機において、前記施療アームに、前記施療子より基端側に押し出し部材を設け、その押し出し部材が、前記施療アームが前記略垂直に起立している強状態で、施療子よりも下方に出ているようにする。
【0009】
したがって、施療者が着座していないという誤検知や、制御マイコンの異常などによって、施療子が突出した前記強状態で施療機構が下降してしまい、その際に施療子が施療者の肩の頂点より前方にあっても、前記押し出し部材が施療者の肩を後方から前方へ押し出すことになる。これによって、小柄な老人や子供などの上半身の薄い施療者が座っていて、モミ玉などから成る前記施療子が施療者の肩の頂点より前側に位置しても、施療機構の下降に伴って座面との間に施療者を挟み込んでしまうことを確実に防止することができる。また、センサや電気的な構成を用いることなく、機械的に施療者の挟み込みを防止するので、複雑な構成が不要である。
【0010】
また、本発明の椅子式マッサージ機では、前記押し出し部材は、回転可能なローラ形状であることを特徴とする。
【0011】
上記の構成によれば、背もたれの布地の該押し出し部材への引掛りや巻き込みを防止することができる。
【0012】
さらにまた、本発明の椅子式マッサージ機では、前記押し出し部材のローラ表面が、弾性体から成ることを特徴とする。
【0013】
上記の構成によれば、押し出し部材で施療者が押し出される際に肩部を痛めることなく、押し出すことができる。
【0014】
また、本発明の椅子式マッサージ機では、前記施療機構は、前記施療子の下方に、施療者の背中を略平面で支持する支持部材を有し、前記施療アームが前記背もたれ面と略平行な弱位置では、前記押し出し部材は前記施療子と支持部材との接線より後方に位置していることを特徴とする。
【0015】
上記の構成によれば、弱位置では、支持部材による略平面による支持が加わることで、施療者に柔らか(刺激の緩やか)な施療を行うことができるとともに、前記のような挟み込みの生じない弱位置では、前記押し出し部材は施療者に接触しなくなり、施療の邪魔にならず、施療者に違和感を感じさせない施療を行うことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明の椅子式マッサージ機は、以上のように、背もたれに上下昇降可能な施療機構を内蔵し、前記施療機構における左右一対の施療アームが、幅、前後、上下方向に揺動することで、その略先端に設けられた施療子が施療者の背中にモミ動作やタタキ動作等の施療を行うとともに、前記施療機構における強弱切換え機構が前記施療アームを前記背もたれ面と略平行から略垂直に起立させることでマッサージ強度を調整することができる椅子式マッサージ機において、前記施療アームに、前記施療子より基端側に押し出し部材を設け、その押し出し部材が、前記施療アームが前記略垂直に起立している強状態で、施療子よりも下方に出ているようにする。
【0017】
それゆえ、施療者が着座していないという誤検知や、制御マイコンの異常などによって、施療子が突出した前記強状態で施療機構が下降してしまい、その際に施療子が施療者の肩の頂点より前方にあっても、前記押し出し部材が施療者の肩を後方から前方へ押し出すことになる。これによって、小柄な老人や子供などの上半身の薄い施療者が座っていて、モミ玉などから成る前記施療子が施療者の肩の頂点より前側に位置しても、施療機構の下降に伴って座面との間に施療者を挟み込んでしまうことを確実に防止することができる。また、センサや電気的な構成を用いることなく、機械的に施療者の挟み込みを防止するので、複雑な構成が不要である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の一形態に係る椅子式のマッサージ機21の斜視図であり、図2はその側面図である。このマッサージ機21は、施療者が着座する座部22と、上半身マッサージを行うための後述の施療子23を備える施療機構24を内蔵した背もたれ部25と、腕置き部26と、下腿部のマッサージを行うためのエアバッグを備える脚置き部27とを備えて構成される。なお、操作パネル等、一部図示を省略している構成もある。
【0019】
図3〜図7は、前記施療機構24を詳しく説明するための図であり、図3は施療機構24を前面側から見た斜視図であり、図4は背面側から見た斜視図であり、図5は側面図であり、図6は内部の施療子組立て体28部分を取出した斜視図であり、図7はその側面図である。なお、前記施療子23は左右一対で構成されているけれども、これらの図では、見易くするために、右側の施療子のみを示し、対称に構成される左側の施療子は省略している。
【0020】
この施療機構24の本体フレーム31からは、左右一対の駆動軸32および案内軸33が突出しており、それらが前記背もたれ部25内に敷設された図示しない案内溝内を摺動することで、該施療機構24が上下方向に昇降可能となる。さらに、前記駆動軸32には、前記背もたれ部25内に敷設された図示しないラックレールに噛合しているギア35が取付けられており、前記本体フレーム31の右側部に搭載されたモータ(図では隠れている)が回転することで、ギアボックス39内に収納されたウォームおよび歯車が回転し、前記駆動軸32を介してギア35へ伝達され、前記施療機構24が背もたれ部25内で前記上下方向に昇降変位し、高さ調整や背筋伸ばしなどが可能となっている。
【0021】
前記本体フレーム31内には、前記施療子組立て体28が収容されており、前記本体フレーム31の側部に設けられたモータ36が回転することで、その駆動力が図示しないギア機構などを介してギア37に伝達され、軸38回りに揺動自在に前記本体フレーム31に支持されている該施療子組立て体28が揺動する。前記施療子23は、表面が弾性のモミ玉から成り、側面視で略くの字状に形成される施療アーム41の一端に回転自在に枢支されている。前記施療アーム41の他端で、前記施療子23の下方には、樹脂などから成り、施療者の背中を略平面で支持する支持部材42が取付けられている。そして、施療アーム41が略中央部分の前記軸38回りに揺動することで、図3(a)および図5(a)で示すように、前記施療アーム41の施療子23側の部分41aを前記背もたれ部25と略平行な状態から、図3(b)および図5(b)で示すように、略垂直に起立させることでマッサージ強度を調整可能となっており、前記モータ36、ギア機構および軸38等は、強弱切換え機構を構成する。
【0022】
このように施療子23の突出と連動してシーソー式に支持部材42が後退することで、前記支持部材42が固定の場合に比べて強弱量を大きくとることができる。これによって、前記施療アーム41の部分41aが背もたれ部25と略垂直な強モードでは、施療子23のみを施療者の背中に接触させて刺激の強いマッサージを行うことができ、特に施療者の肩から首にかけて大きなマッサージ効果を得ることができる。
【0023】
これに対して、前記施療アーム41の部分41aが背もたれ部25と略平行な弱モードでは、施療子23と支持部材42とが共に施療者の背中に接触し、しかも施療子23と支持部材42との支持面が略同じ位置にある(それらを結ぶ線43が背もたれ部25と略平行となる)ので、段差による違和感がなく、柔らかい(刺激の緩やかな)当り感で施療を行うことができる。また、高さ調整などによる施療機構24の上下昇降時に、前記施療子23の局所的な支持では痛みを招く可能性があるのに対して、支持部材42による略平面での支持が加わることで、そのような不具合を抑えることができる。さらにまた、前記支持部材42は、ローラ形状ではないので、構成要素をむやみに大きくすることなく、施療者を支持する接触面積を増やすこともできる。
【0024】
一方、前記略くの字状の施療アーム41は、前記施療子23側の部分41aと、支持部材42側の部分41bとが結節点41cで連結されて開閉変位自在となっており、前記施療子組立て体28に搭載されるモータ44が回転すると、図示しないギアなどを介して、クランク軸状に左右で位相が180°異なる偏心軸40が回転し、それに取付けられているリンク48が前記施療アーム41の部分41aの施療子23とは反対側を揺動し、これによってタタキ動作を行うようになっている。また、前記本体フレーム31の下部に搭載されたモータ34が回転することで、図示しないギアやクラッチ機構などを介して、左右一対の施療アーム41が、相互に同期してそれらの幅が変化し、これによって施療子23は施療者にモミ動作を行う。
【0025】
上述のように構成されるマッサージ機1において、注目すべきは、本実施の形態では、前記施療アーム41の前記施療子23より基端側で、かつ図3(b)および図5(b)で示すように、前記施療アーム41の部分41aが略垂直に起立している強状態で施療子23よりも下方に位置する押し出し部材49を備えていることである。具体的には、図8で示すように、施療機構24の上下動のライン47に対して、施療子23および押し出し部材49のローラ表面を結ぶ接線48の成す角θ1,θ2,・・・が、90°未満であることである。こうして、押し出し部材49は、常に施療子23よりも下方に位置する。
【0026】
したがって、施療者が着座していないという誤検知や、制御マイコンの異常などによって、施療子23が突出した前記強状態で施療機構24が下降してしまい、その際に施療子23が施療者の肩の頂点より前方にあっても、図9で示すように、前記押し出し部材49が施療者45の肩45aを、矢符46で示すように、後方から前方へ押し出すことになる。これによって、小柄な老人や子供などの上半身の薄い施療者45が座っていて、モミ玉から成る前記施療子23が施療者45の肩45aの頂点Pより前側に位置しても、施療機構24の下降に伴って座面との間に施療者を挟み込んでしまうことを確実に防止することができる。また、センサや電気的な構成を用いることなく、機械的に施療者の挟み込みを防止するので、複雑な構成が不要である。
【0027】
また、前記施療アーム41の部分41aが前記背もたれ部25と略平行で、前記のような挟み込みの生じない弱位置では、前記図5(a)で示すように、該押し出し部材49は前記施療子23と支持部材42との接線43より後方に位置しているので、該押し出し部材49は施療者45に接触しなくなり、施療の邪魔にならず、施療者45に違和感を感じさせない施療を行うことができる。
【0028】
また注目すべきは、前記押し出し部材49は、施療子23と同様に、回転可能なローラ形状に形成されることである。これによって、背もたれ部25の布地の該押し出し部材49への引掛りや巻き込みを防止することができる。
【0029】
さらにまた注目すべきは、前記押し出し部材49のローラ表面が、弾性体から成ることである。前記施療子23および押し出し部材49は、共に剛性の材料から成る筒体に、筒状の前記弾性体が被せられ、その筒体が施療アーム41に立設されたピンに嵌め込まれた後、前記ピンの先端に抜け止めが施されて構成されている。したがって、施療子23による施療動作と同様に、この押し出し部材49による押し出し動作によっても、施療者45の肩45aを痛めることはない。
【0030】
[実施の形態2]
図10は本発明の実施の他の形態の施療子組立て体58の斜視図であり、図11はその
施療アーム51部分の構造を示す斜視図である。図10において、図7に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、この施療アーム51では、押し出し部材59が樹脂成型品から成ることである。このため、前記のローラから成る押し出し部材49に代えて、構造の簡単なこの押し出し部材59を用いるにあたって、この押し出し部材59は、前記背もたれ部25の布地に対して、その表面59aが滑りの良い材料から成り、または仕上げが施され、さらに施療者45の肩45aを痛めることがないように、図11(b)で示すように、中空に形成され、弾性変形可能となっている。
【0031】
このように構成してもまた、複雑な構成を用いることなく、機械的に施療者の挟み込みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の実施の一形態に係るマッサージ機の斜視図である。
【図2】図1のマッサージ機の側面図である。
【図3】図1のマッサージ機における施療機構を前面側から見た斜視図である。
【図4】前記施療機構を背面側から見た斜視図である。
【図5】前記施療機構の側面図である。
【図6】前記施療機構の内部の施療子組立て体部分を取出した斜視図である。
【図7】前記施療子組立て体の動作を説明するための側面図である。
【図8】施療子と押し出し部材との位置関係を説明するための施療機構の側面図である。
【図9】前記押し出し部材による施療者の押し出し動作を説明するための図である。
【図10】本発明の実施の他の形態の施療子組立て体部分を取出した斜視図である。
【図11】図10の施療子組立て体における施療アームの斜視図である。
【図12】従来技術のマッサージ機の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
【0033】
21 マッサージ機
22 座部
23 施療子
24 施療機構
25 背もたれ部
26 腕置き部
27 脚置き部
28,58 施療子組立て体
31 本体フレーム
32 駆動軸
33 案内軸
34,36,44 モータ
41,51 施療アーム
42 支持部材
45 施療者
45a 肩
49,59 押し出し部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
背もたれに上下昇降可能な施療機構を内蔵し、前記施療機構における施療アームが揺動することで、その略先端に設けられた施療子が施療者の背中をマッサージし、前記施療機構における強弱切換え機構が前記施療アームを前記背もたれ面と略平行から略垂直に起立させることでマッサージ強度を調整することができる椅子式マッサージ機において、
前記施療アームの前記施療子より基端側に設けられ、前記施療アームが前記略垂直に起立している状態で、施療子よりも下方に位置する押し出し部材を備えることを特徴とする椅子式マッサージ機。
【請求項2】
前記押し出し部材は、回転可能なローラ形状であることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
【請求項3】
前記押し出し部材のローラ表面が、弾性体から成ることを特徴とする請求項2記載の椅子式マッサージ機。
【請求項4】
前記施療機構は、前記施療子の下方に、施療者の背中を略平面で支持する支持部材を有し、
前記施療アームが前記背もたれ面と略平行な弱位置では、前記押し出し部材は前記施療子と支持部材との接線より後方に位置していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の椅子式マッサージ機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2009−56019(P2009−56019A)
【公開日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−224469(P2007−224469)
【出願日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】