説明

検針携帯端末、制御方法、プログラム及び記録媒体。

【課題】通信回線等を使用せずに個人情報の流出を低減させる仕組みとして、適切なタイミングで検針票(帳票)の印字を行い、個人情報流出のリスクを低減する仕組みを提供する
【解決手段】ハンディターミナル101のCPU201は、ユーザの操作に応じて検針入力を受付け、検針票(帳票)をすぐに印刷するか、後で印刷するかの選択を受付ける。後で出力する選択を受付けると、出力ロケーション情報を登録し、該当するロケーションにて出力を行う際に、未出力帳票の出力を一括して実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンディターミナルに代表される携帯端末による帳票印刷の制御に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、情報機器やプリンタの小型化により、帳票印刷はハンディターミナル端末を用いて場所や時間の制限無く行なう事が可能となっている。このような帳票出力方法は顧客の玄関先に検針作業者が伺い、その場で帳票と金銭授受を行う訪問販売等で知られている。ハンディターミナルのユーザは、ハンディターミナルに搭載されているアプリで、データの入力、保存、送信といった処理を実行する。
【0003】
携帯端末にて検針票等を発行する場合、検針入力を実施後、都度、検針票を印刷し、顧客に渡している。集合住宅で検針業務を行う場合、各部屋の玄関近辺に取りつけられている検針メータを確認して、検針票を印刷するが、検針票を投函するポストは集合住宅の入り口が1か所にまとめられている建物が多いため、集合住宅内のすべての部屋の検針業務が完了するまで印刷する毎に検針票をまとめて検針作業者が持ち歩かなくてはならならず、紛失のリスクがあった。
【0004】
特許文献1の発明では、個人情報が流出するリスクを低減させるために、個人情報を集約管理する個人データベースと、関係個人情報を有する各機関の外部データベースとの通信回線間に設けられた個人情報管理センターを介して、各機関の情報が配送される仕組みを設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−120184
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に開示された技術では、個人情報が流出するリスクを低減させるために、個人情報を集約管理する個人データベースと、関係個人情報を有する各機関の外部データベースとの通信回線間に設けられた個人情報管理センターを介して、各機関の情報が配送される仕組みを設けているが、通信回線等を使用せずに個人情報の流出を低減させる仕組みまでは考えられていない。
【0007】
検針票(帳票)には、個人情報(個人名・住所等)が印刷されており、集合住宅の顧客の検針業務を行う場合には、住宅内のすべての検針入力が完了するまで印刷する毎に帳票をまとめて検針作業者が持ち歩く必要があり、検針作業者にとっては不便であった。また、持ち歩いている最中に帳票を紛失した場合、個人情報が流出するおそれがあった。
【0008】
また、帳票は通常、検針を行った順番に印刷されるが、これでは、集合住宅の郵便ポストの配列を無視した印刷されることがあり、検針作業者は、帳票を郵便ポストに投函する際に、複数ある郵便ポストの中から該当する顧客の郵便ポストを探す必要があり、非常に手間がかかっていた。
【0009】
そこで、本発明の第1の目的は、ハンディターミナルを用いた検針業務において、一括で帳票の印刷を行い、従来持ち運ぶことの多かった検針票を紛失することで発生する、個人情報流出のリスクを低減する仕組みを提供することである。
【0010】
また、本発明の第2の目的は、帳票を一括印刷する際に、検針を行った順序に限らず、順序を変更できる仕組みを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
即ち、本発明の検針携帯端末は、検針作業者による検針作業で用いられ、前記検針の結果の印刷するための帳票テンプレートを記憶する帳票記憶手段を備える検針携帯端末において、前記検針作業で得られる検針結果を入力する入力手段と、前記入力手段で入力された検針結果を記憶する検針結果記憶手段と、前記帳票記憶手段に記憶されている前記帳票テンプレートを用いて、前記検針結果記憶手段で記憶している検針結果を印刷する印刷手段と、前記検針結果を一括印刷する指示を受付けた場合に、前記検針結果記憶手段で記憶されている検針結果のうち、未印刷の検針結果を前記印刷手段で一括印刷すべく制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の検針携帯端末は、前記制御手段で前記未印刷の検針結果を前記印刷手段で一括印刷する場合に、前記未印刷の検針結果を、前記入力手段で入力された検針順とは異なる所定の順序で出力順を制御する出力順序制御手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の検針携帯端末は、前記印刷手段は、前記検針結果を一括印刷するか、一の検針結果毎に確認して印刷するかの選択を受付ける印刷方法選択受付手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の検針携帯端末は、前記入力手段で検針結果の入力がなされた後に、当該検針結果を一括印刷するタイミングを特定するためのロケーション情報の入力を受付けるロケーション情報登録手段とを更に備え、前記一括印刷すべき検針結果は、該ロケーション情報により特定されることを特徴とする。
また、本発明の検針携帯端末は、前記印刷手段で印刷を実行した前記検針結果を印刷済検針結果として更新する更新手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の検針携帯端末は、前記印刷手段は、前記検針結果を一括出力する選択を受付けた場合、前記ロケーション情報登録手段で受付けた前記ロケーション情報が登録されている未印刷の検針結果の印刷制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の検針携帯端末の制御方法は、検針作業者による検針作業で用いられ、前記検針の結果の印刷するための帳票テンプレートを記憶する帳票記憶手段を備える検針携帯端末にの制御方法において、前記検針携帯端末の入力手段が、前記検針作業で得られる検針結果を入力する入力ステップと、前記検針携帯端末の検針結果記憶手段が、前記入力ステップで入力された検針結果を記憶する検針結果記憶ステップと、前記検針携帯端末の印刷手段が、前記帳票記憶手段に記憶されている前記帳票テンプレートを用いて、前記検針結果記憶ステップで記憶している検針結果を印刷する印刷ステップと、前記検針携帯端末の制御手段が、前記検針結果を一括印刷する指示を受付けた場合に、前記検針結果記憶ステップで記憶している検針結果のうち、未印刷の検針結果を前記印刷ステップで一括印刷すべく制御する制御ステップとを含む。
また、本発明の検針携帯端末のプログラムは、検針作業者による検針作業で用いられ、前記検針の結果の印刷するための帳票テンプレートを記憶する帳票記憶手段を備える検針携帯端末をコンピュータで読み取り実行可能なプログラムであって、前記検針携帯端末を、前記検針作業で得られる検針結果を入力する入力手段と、前記入力手段で入力された検針結果を記憶する検針結果記憶手段と、前記帳票記憶手段に記憶されている前記帳票テンプレートを用いて、前記検針結果記憶手段で記憶している検針結果を印刷する印刷手段と、前記検針結果を一括印刷する指示を受付けた場合に、前記検針結果記憶手段で記憶されている検針結果のうち、未印刷の検針結果を前記印刷手段で一括印刷すべく制御する制御手段として機能させる。
【発明の効果】
【0012】
本願の第1の発明によれば、ハンディターミナルを用いた検針業務において、一括で帳票の印刷を行い、従来持ち運ぶことの多かった検針票を紛失することで発生する、個人情報流出のリスクを低減する仕組みを提供することができる。
【0013】
また、本願の第2の発明によれば、帳票を一括印刷する際に、検針を行った順序に限らず、印刷順序を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報処理システムのシステム構成図である。
【図2】図1におけるハンディターミナル101のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
【図3】図1におけるハンディターミナル101のモジュール構成図である。
【図4】図1におけるハンディターミナル101が実行する検針業務を示すフローチャートである。
【図5】図1におけるハンディターミナル101が実行する検針票の一括印刷を示すフローチャートである。
【図6】図1におけるハンディターミナル101が実行する検針業務の画面例である。
【図7】図1におけるハンディターミナル101が実行する検針業務の画面例である。
【図8】図1におけるハンディターミナル101が実行する検針業務の画面例である。
【図9】図1におけるハンディターミナル101が実行するロケーション情報テーブルの一例である。
【図10】図1におけるハンディターミナル101が実行する未印刷データテーブルの一例である。
【図11】図1におけるハンディターミナル101が端末102より取得する顧客データテーブルの一例である。
【図12】図1におけるハンディターミナル101が端末102より顧客データテーブルを取得する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面により本発明を実施するための形態について説明していく。まず、図1を用いて、本発明のシステム構成について説明する。
【0016】
本実施形態に係るシステムは、ハンディターミナル101と、端末102とが、LAN等のネットワーク103を介して相互に通信可能に接続された構成となっている。端末102は、コンピュータ等の情報処理端末で構成される。
【0017】
ハンディターミナル101は、ユーザの検針業務等に用いられる。端末102より、ロケーション情報(図9で後述するロケーション情報テーブル)を受信し、ユーザによる処理の選択受付、検針の入力、検針票の印刷、端末102への検針データ送信を可能とする。また、検針票未印刷の情報を、図10で後述する未印刷データテーブル形式でハンディターミナル101の記憶部に蓄積可能とする。本発明において、ハンディターミナル101は、それぞれ複数台あっても構わない。
【0018】
次に、図2を用いて本発明のハンディターミナル101のハードウエア構成について説明する。図2は、本発明のハンディターミナル101におけるハードウエア構成の一例を示す図である。
【0019】
図2において、201はCPU201であり、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
【0020】
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、サーバ或いは各クライアントの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0021】
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0022】
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
【0023】
ビデオコントローラ(VC)206は、ディスプレイ210への表示を制御する。ディスプレイは、CRTディスプレイでも液晶ディスプレイ等でも構わない。
【0024】
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピーディスク(登録商標)(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュメモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0025】
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワーク103を介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
【0026】
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。
【0027】
また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0028】
本発明を実現するためのプログラムは外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。プリンタコントローラ212は、サーマルドットライン方式プリンタ213等の印刷機を制御する。スキャナコントローラ214は、スキャナ215等の識別器を制御する。
【0029】
さらに、本発明に係わるプログラムが用いる各種データ及び各種テーブルは外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。なお、全ての装置がこれらの構成を備えているわけではなく、必要なものを夫々備えていればよい。
【0030】
次に、図3を用いて、本発明のハンディターミナル101のモジュール構成について説明する。図3は、ハンディターミナル101におけるモジュール構成の一例を示す図である。
301は検針入力部であり、ユーザの操作に応じて顧客先の健診結果の入力を受付ける。
【0031】
302は検針票生成部であり、検針入力部で受付けた検針結果及び顧客情報をテンプレートに適用し、検針票データを生成する。なお、検針結果を出力するための帳票テンプレートは、前述の外部メモリ211に記憶されており、ハンディターミナル101のCPU201から出力指示がなされると、帳票テンプレートを記憶部より取得して、当該生成部において、検針結果をテンプレートに適用して検針票(帳票)データを生成する。
【0032】
303は印刷制御部であり、検針票データの印刷/非印刷(後出力)の選択を受付け、印刷指示を受付けた場合にはプリンタで印刷を行う。
【0033】
304はロケーション情報登録部であり、検診を行った顧客の集合住宅におけるロケーション情報の登録を受付ける。
【0034】
305は未印刷データ記憶部であり、検診が終わった直後に検針票データをすぐに印刷せず、集合ポストの前で印刷したい時などに「非印刷」の選択を受付けると未印刷データとして外部メモリ211の所定の保存領域に一時的に記憶させる。
【0035】
306はテンプレート記憶部であり、検針票生成部302により生成される検針票のテンプレートを記憶管理している。
【0036】
次に、図12のフローチャートを用いて、本発明のハンディターミナル101が、端末102から顧客データテーブルを取得する処理について説明をする。
【0037】
ステップS1201において、端末102のCPU201は、端末102の記憶部に記憶されている顧客データベース(不図示)から、今回検針の対象とする顧客データを抽出し、顧客データテーブルを生成する。生成される顧客データテーブルは、次の図11において詳細に説明をする。
【0038】
顧客データテーブルが生成されると、端末102のCPU201は、ハンディターミナル101へ、顧客データテーブルを送信する。ハンディターミナルの特性上、検針作業者は端末を持ち運んで業務を行うため、ハンディターミナル一つ一つに異なる顧客のデータテーブルを送信する。
【0039】
ステップS1203において、ハンディターミナル101のCPU201は、端末102より送信される顧客データテーブルを受信し、外部メモリ211に記憶する。顧客データテーブルを受信して記憶しておくことにより、本発明のハンディターミナルは、業務に用いることができる。
【0040】
図11は、端末102により生成される、検針対象の顧客データテーブルの構成例を示すデータテーブル図である。
【0041】
図11の顧客データテーブル1101には、Seq番号1102、顧客識別番号(識別IDなど)1103、顧客名1104、顧客の住所1105、ロケーション情報フラグ1106、ロケーション番号1107が項目例として挙げられる。
【0042】
顧客識別番号1103は、顧客毎に一意に採番される識別番号である。顧客名1104は、今回の検針業務での対象顧客であり、住所1105で、当該顧客の住所が示されている。
【0043】
ロケーション情報フラグ1106は、1105の住所に対して詳細なロケーション情報が設定されているかを示すフラグである。ロケーション情報フラグは、例えば、当該顧客の住所が集合住宅(アパートやマンションなど)である場合は「1」と設定され、戸建住宅である場合には、「0」が設定されている。
【0044】
ロケーション情報フラグが「1」である顧客の検針を行うと、ハンディターミナル101の画面には図7の703の検針結果印刷画面が表示され、「(印刷)実行」もしくは「後出力」のボタンが表示されることになる。
【0045】
また、「後出力」ボタンが選択されると、図7の704ロケーション情報選択画面が表示される。このロケーション情報は、図11のロケーション番号1107に基づいて表示される。
【0046】
図11のロケーション番号については、図9において詳細に説明をする。次に、図9のデータテーブルを用いて、ロケーション番号に対応するロケーション情報について説明する。
【0047】
図9は、ロケーションテーブル901である。ロケーションテーブルは、先述の図11のロケーション番号と同等の番号902と、ロケーション情報903を備えている。
【0048】
902のロケーション番号には、各集合住宅の集合郵便受けの位置を示すロケーション情報903が紐付いている。例えば、ロケーション番号「1」の建物には、「1F北側」、「1F中央」、「1F南側」のロケーション情報が紐付いている。これは、ロケーション番号1の建物には、上記のロケーションにポストがあることを示しており、図7の704ロケーション情報選択画面で表示される。
【0049】
また、図11の顧客データテーブルでロケーション情報フラグが「0」の顧客は、その顧客の住所に関してロケーション情報を記憶していないため、検針後の印刷時に、「後出力」のボタンが表示されず、通常の即時印刷のみの処理が行われることとなる。
【0050】
次に、図12のフローチャートを用いて、本発明のハンディターミナル101で検針業務をする際に必要な顧客データテーブルの取得方法について説明をする。
【0051】
まず、端末102のCPU201は、今回の業務で検針対象となっている顧客データテーブルを生成する(ステップS1201)。このとき、端末102は、ユーザから、今回検針の対象となっている顧客データをデータベースより抽出し、抽出した顧客情報を基に、図11の顧客データテーブルに必要な値を埋めていく。
【0052】
ステップS1201で顧客データテーブルが生成されると、ステップS1202において、端末102のCPU201は、ユーザ操作により顧客データテーブル送信指示を受け付け、当該データテーブルを、検針業務を行うハンディターミナル101に送信する。送信の方法は特に限定されず、ネットワークで相互に通信可能な環境であれば、ネットワークを介してデータの送受信が行われる。
【0053】
また、ネットワーク非対応なハンディターミナル101であれば、無線通信(例えば、赤外線通信など)を介してデータの送受信が行われればよい。
【0054】
ステップS1203で、ハンディターミナル101は端末102より送信された顧客データテーブルを受信し、所定の記憶部(外部メモリ211)に記憶する。
【0055】
次に、図4のフローチャートを用いて、本発明のハンディターミナル101で入力する検針業務(検針票の印刷/非印刷設定)について説明する。図4は、本実施形態を示すシステムにおける検針業務を示すフローチャート図である。
【0056】
ステップS401において、ハンディターミナル101のCPU201は、メインメニュー画面(図6の601)を表示して処理選択の受付監視状態にて待機し、ユーザによって選択された処理内容を受け付ける。
【0057】
ユーザにより、ステップS401で図6の601から「検針メニュー」が選択されると、ステップS402において、ハンディターミナル101のCPU201は、検針メニュー画面(図6の602)を表示して検針業務選択の受付監視状態にて待機し、ユーザによって選択された処理内容を受け付ける。
【0058】
ユーザにより、ステップS402で図6の602から「顧客概要」が選択されると、ステップS403において、ハンディターミナル101のCPU201は、先述の図12のフローチャートで端末102から受信した顧客データテーブルを読み込み、図10の未印刷データテーブルの該当部分に値を入れ込む。そして、顧客概要画面(図6の604)を表示して顧客選択の受付監視状態にて待機し、ユーザによって選択された処理内容を受け付ける。
【0059】
ユーザにより、ステップS403で図6の604から顧客が選択されると、ステップS404において、ハンディターミナル101のCPU201は、検針入力画面(図7の701)を表示して指針の入力監視状態にて待機し、ユーザによる入力を受け付ける。
【0060】
ユーザにより、ステップS405で図6の604にて指針が入力されると、ステップS406において、ハンディターミナル101のCPU201は、請求画面(図7の702)を表示し、ステップS407で「確認」ボタンが押下されると、ステップS408において、ハンディターミナル101のCPU201は、検針請求書印刷画面(図7の703)を表示する。
【0061】
この時に、ハンディターミナル101のCPU201は、メモリより図11を参照して、当該顧客のロケーション情報フラグが「0」なのか「1」なのかを判断する。判断の結果、当該顧客が集合住宅に在住(ロケーション情報フラグが「1」)であれば、図7の703の「後出力」ボタンが表示されている検針請求書印刷画面をを表示する。当該顧客が戸建て住宅に在住(ロケーション情報フラグが「0」)であれば、「後出力」ボタンは表示されず図7の703−2の検針請求書印刷画面を表示する。
【0062】
ユーザにより、ステップS409で図7の703にて「検針票後出し」ボタンが押下されると、ステップS410において、ハンディターミナル101のCPU201は、ロケーション情報画面(図7の704)を表示し、ステップS411において、ユーザによって選択されたロケーションを受け付ける。本発明で言うところのロケーション情報とは、複数箇所にポストがある集合住宅におけるポストの位置を示す情報である。
【0063】
図7の704はロケーション情報画面のイメージ例であるが、例えば、建物の階毎にポストが設置されている場合には、図7の704で表示するように「A棟1階北側」「A棟1階南側」「B棟1階北側」・・・と表示される。本ロケーション情報を各顧客ごとに選択することにより、ユーザが後に検針票を印刷する際には、同ロケーション情報を持った未印刷の検針票が印刷されることになる。
【0064】
一方、ステップS409で「印刷」ボタンが押下されると、ステップS413において、ハンディターミナル101のCPU201は、前記ステップS405およびステップS406で入力を受付けた検針データ及び請求金額のデータと、テンプレート記憶部306に記憶している帳票テンプレートデータを合成することにより検針票を生成する。ステップS414で該当の検針票を印刷し、次の顧客の検針入力の受付監視状態にて待機する。この処理は、主に戸建住宅の顧客向けに現在でも一般的に使用されている「都度出力」の方法である。
【0065】
ユーザにより、ステップS411で図6の607にてロケーションが選択されると、ステップS412において、ハンディターミナル101のCPU201は、入力されたロケーション及び、検針票印刷情報を外部メモリ211に一時記憶した後、次の顧客の検針入力の受付監視状態にて待機する。
【0066】
図9の901は、本実施形態を示すシステムにおいて、ハンディターミナル101のステップS410でディスプレイ210に表示され、選択を受付けたものを外部メモリ211に記憶されるロケーション情報テーブルの一例を示すデータ構成図である。
【0067】
図9の901に示すように、ロケーション情報テーブルは、ロケーション番号とロケーション名称から構成される。ロケーション番号毎にロケーション名称が設定されている。例えば、ロケーション番号「1」はロケーション名称の「A棟1階」が該当する。
【0068】
図9のロケーション情報を各顧客の検針データに登録しておくことにより、例えば、集合住宅における検針で集合ポストが複数箇所に分かれている場合であっても、適切な場所で該当する顧客の検針票を印刷することが可能になる。
【0069】
また、図10の1001は、本実施形態を示すシステムにおいて、ハンディターミナル101のステップS405〜ステップS412で設定し、外部メモリ211に記憶される未印刷データテーブルの一例を示すデータ構成図である。未印刷データテーブルは、Seq番号1002、顧客番号1003、顧客名1004、住所1005、ロケーション番号1006、検針済フラグ1007、検針結果1008から構成され、Seq番号毎に検針情報が設定されている。
【0070】
顧客番号1003は、顧客毎に一意に採番される識別番号である。顧客名1004は、未印刷検針票の受取者を示す顧客名である。住所1005は、未印刷検針票の受取者の住所を示す。
【0071】
ロケーション番号1006は、図4のステップS411で選択を受付けた、未印刷検針票を印刷するロケーション情報を示す番号である。図7の704で示しているような「A棟1階北側」、「A棟1階南側」など、ロケーション情報を持つ住居に在住している顧客には、ロケーション番号が一意に採番される。
【0072】
検針済フラグ1007は、各顧客の検針が済んでいるかどうかを示すフラグであり、検針結果が記録されると、この検針済みフラグ1007にも「済」の値が入力される。
【0073】
図10の1001で示すデータテーブルを記憶しておくことにより、集合住宅等で検針業務を行う際に、ハンディターミナル101は、適切なタイミングで検針票(帳票)の印刷を行うことが可能になる。
【0074】
次に、図5のフローチャートを用いて、本発明のハンディターミナル101で行う検針票の一括印刷方法について説明する。
【0075】
図5は、本実施形態を示すシステムにおける未印刷分の検針票の一括印刷方法を示すフローチャート図である。
【0076】
ステップS501において、ハンディターミナル101のCPU201は、メインメニュー画面(図6の601)を表示して処理選択の受付監視状態にて待機し、ユーザによって選択された処理内容を受け付ける。
【0077】
ユーザにより、ステップS501で図6の601から「検針メニュー」が選択されると、ステップS502において、ハンディターミナル101のCPU201は、検針メニュー画面(図6の602)を表示して検針業務選択の受付監視状態にて待機し、ユーザによって選択された処理内容を受け付ける。
【0078】
ユーザにより、ステップS502で図6の602から「作表処理」が選択されると、ステップS503において、ハンディターミナル101のCPU201は、外部メモリ211に記憶されている未印刷データテーブルの存在チェックを行う。つまり、先述の図10で説明した1001の未印刷データテーブルが外部メモリ211に記憶されているか否かのチェックを行う。
【0079】
ステップS503において、ハンディターミナル101の外部メモリ211に記憶されている未印刷データテーブルが存在する場合は、ステップS504において、ハンディターミナル101のCPU201は、作表処理画面(図6の603)を表示し、且つ「一括印刷」ボタンを活性化して処理選択の受付監視状態にて待機し、ユーザによって選択された処理内容を受け付ける。
【0080】
ユーザにより、ステップS504で図6の603から「一括印刷」が選択されると、ステップS505において、ハンディターミナル101のCPU201は、ロケーション選択画面(図8の801)を表示してロケーション選択の受付監視状態にて待機し、ユーザによって選択されたロケーションを受け付ける。
【0081】
ユーザにより、ステップS505で図8の801からロケーションが選択されると、ステップS506において、ハンディターミナル101のCPU201は、一括印刷画面(図8の802)を表示ステップS507において、検針票の連続印刷の判断監視状態にて待機し、ユーザによって選択された処理内容を受け付ける。
【0082】
ユーザにより、ステップS507で図8の803から「はい(Yes)」が押下されると、ステップS508において、ハンディターミナル101のCPU201は、ステップS505で選択された該当ロケーションの顧客データの出力順を並べ替える。例えば、集合住宅の1階から順に出力する場合には、「101」、「102」、「103」、「104」・・・といったように部屋番号順に並び替える。また、最上階から出力させることも可能であり、この場合、4階が最上階であれば、「401」、「402」、「403」、「404」・・・という具合に並び替えることも可能である。出力順序の制御方法を部屋番号順にすることはあくまでも一例であり、検針作業者が、実際に郵便ポストに投函しやすい順序で出力されるよう並び替えることが望ましい。
【0083】
一括印刷の際には、図10で説明した未印刷データテーブル1001で記憶されているデータのうち、選択されたロケーション情報に該当するデータの印刷がなされるが、この時には、部屋番号順に印刷されることが望ましい。なぜならば、集合住宅の場合、ポストが部屋番号順に並んでいることが一般的であることから、記憶された順序のまま印刷されるよりも、部屋番号順に印刷された方がユーザが投函しやすいからである。
【0084】
高層マンション等に代表される集合住宅の郵便ポストは、必ずしも部屋番号順、階層順に設置されていないことも考えられる。この場合、ユーザはロケーション情報と共に、不図示の印刷順序を設定する画面において印刷順を予め指定しておくことで、「後出力」の場合でもユーザの意図した順序で検針票を印刷させることが可能である。
【0085】
ステップS509において、ハンディターミナル101のCPU201は、先述のステップS508で並び替えた順序で検針票を連続で出力させる。そして、ステップS514において、ハンディターミナル101の外部メモリ211に記憶されている未印刷データテーブルから検針票印刷済みのデータを削除し、不図示の印刷済データテーブルに印刷済み検針票として新たに更新し、図6の603の処理選択の受付監視状態にて待機する。
【0086】
なお、この不図示の印刷済データテーブルは、全て検針業務が終わった時点で、端末102に送信される。
【0087】
一方、ステップS507で図8の803から「いいえ(No)」が押下されると、ステップS510で図8の804の個別指定画面を表示する。804の画面から帳票を印刷する部屋番号が選択されると、ステップS511において、ハンディターミナル101のCPU201は、選択された該当ロケーション/部屋番号の顧客の検針票を印刷する。
【0088】
印刷終了後、ステップS512において、ハンディターミナル101の外部メモリ211に記憶されている未印刷データテーブルから検針票印刷済みの該当顧客データを削除し、不図示の印刷済データテーブルに印刷済み検針票として新たに登録する。
【0089】
ステップS513において、ハンディターミナル101のCPU201は、外部メモリ211に記憶されている未印刷データテーブルに該当ロケーションのデータ存在チェックを行う。
【0090】
ステップS513において、ハンディターミナル101の外部メモリ211に記憶されている未印刷データテーブルに該当ロケーションのデータが存在する場合は、ステップS510において、ハンディターミナル101のCPU201は、図8の803の部屋番号選択の受付監視状態にて待機し、利用者によって選択された部屋番号を受け付ける。
【0091】
一方、ステップS513において、ハンディターミナル101の外部メモリ211に記憶されている未印刷データテーブルに該当ロケーションのデータが存在しない場合は、図6の603の処理選択の受付監視状態にて待機する。
【0092】
即ち、本発明は、検針作業者による検針作業で用いられる検針携帯端末において、前記検針作業で得られる検針結果を入力し、検針結果を記憶し、検針結果の印刷するための帳票テンプレートを記憶し、帳票テンプレートを用いて検針結果の印刷を実行し、検針結果を一括印刷する指示を受付けた場合に、記憶されている検針結果のうち一括印刷すべく指定されている検針結果を、一括印刷すべく制御することを特徴とする。
【0093】
以上、本発明によれば、ハンディターミナルを用いた検針業務において、一括で帳票の印刷を行い、従来持ち運ぶことの多かった検針票を紛失する個人情報流出のリスクを低減することができる。また、帳票を一括印刷する際に、検針を行った順序に限らず、印刷順序を変更することができる。
【0094】
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
【0095】
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0096】
また、本発明におけるプログラムは、図の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図4および5の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図4および5の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
【0097】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0098】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0099】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0100】
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0101】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0102】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0103】
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【符号の説明】
【0104】
101 ハンディターミナル
102 端末
103 ネットワーク
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 KB(またはマウス)
210 ディスプレイ
211 外部メモリ(HD、FC)
212 プリンタコントローラ
213 プリンタ
214 スキャナコントローラ
215 スキャナ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
検針作業者による検針作業で用いられ、前記検針の結果の印刷するための帳票テンプレートを記憶する帳票記憶手段を備える検針携帯端末において、
前記検針作業で得られる検針結果を入力する入力手段と、
前記入力手段で入力された検針結果を記憶する検針結果記憶手段と、
前記帳票記憶手段に記憶されている前記帳票テンプレートを用いて、前記検針結果記憶手段で記憶している検針結果を印刷する印刷手段と、
前記検針結果を一括印刷する指示を受付けた場合に、前記検針結果記憶手段で記憶されている検針結果のうち、未印刷の検針結果を前記印刷手段で一括印刷すべく制御する制御手段と
を備えることを特徴とする検針携帯端末。
【請求項2】
前記制御手段で前記未印刷の検針結果を前記印刷手段で一括印刷する場合に、前記未印刷の検針結果を、前記入力手段で入力された検針順とは異なる所定の順序で出力順を制御する出力順序制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の検針携帯端末。
【請求項3】
前記印刷手段は、前記検針結果を一括印刷するか、一の検針結果毎に確認して印刷するかの選択を受付ける印刷方法選択受付手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の検針携帯端末。
【請求項4】
前記入力手段で検針結果の入力がなされた後に、当該検針結果を一括印刷するタイミングを特定するためのロケーション情報の入力を受付けるロケーション情報登録手段とを更に備え、
前記一括印刷すべき検針結果は、該ロケーション情報により特定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の検針携帯端末。
【請求項5】
前記印刷手段で印刷を実行した前記検針結果を印刷済検針結果として更新する更新手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の検針携帯端末。
【請求項6】
前記印刷手段は、前記検針結果を一括出力する選択を受付けた場合、前記ロケーション情報登録手段で受付けた前記ロケーション情報が登録されている未印刷の検針結果の印刷制御を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の検針携帯端末。
【請求項7】
検針作業者による検針作業で用いられ、前記検針の結果の印刷するための帳票テンプレートを記憶する帳票記憶手段を備える検針携帯端末にの制御方法において、
前記検針携帯端末の入力手段が、前記検針作業で得られる検針結果を入力する入力ステップと、
前記検針携帯端末の検針結果記憶手段が、前記入力ステップで入力された検針結果を記憶する検針結果記憶ステップと、
前記検針携帯端末の印刷手段が、前記帳票記憶手段に記憶されている前記帳票テンプレートを用いて、前記検針結果記憶ステップで記憶している検針結果を印刷する印刷ステップと、
前記検針携帯端末の制御手段が、前記検針結果を一括印刷する指示を受付けた場合に、前記検針結果記憶ステップで記憶している検針結果のうち、未印刷の検針結果を前記印刷ステップで一括印刷すべく制御する制御ステップ
とを含むことを特徴とする制御方法。
【請求項8】
検針作業者による検針作業で用いられ、前記検針の結果の印刷するための帳票テンプレートを記憶する帳票記憶手段を備える検針携帯端末をコンピュータで読み取り実行可能なプログラムであって、
前記検針携帯端末を、
前記検針作業で得られる検針結果を入力する入力手段と、
前記入力手段で入力された検針結果を記憶する検針結果記憶手段と、
前記帳票記憶手段に記憶されている前記帳票テンプレートを用いて、前記検針結果記憶手段で記憶している検針結果を印刷する印刷手段と、
前記検針結果を一括印刷する指示を受付けた場合に、前記検針結果記憶手段で記憶されている検針結果のうち、未印刷の検針結果を前記印刷手段で一括印刷すべく制御する制御手段
として機能させるプログラム。
【請求項9】
請求項8に記載のプログラムをコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2011−143707(P2011−143707A)
【公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−171682(P2010−171682)
【出願日】平成22年7月30日(2010.7.30)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.コンパクトフラッシュ
【出願人】(592135203)キヤノンITソリューションズ株式会社 (528)
【Fターム(参考)】