説明

樹脂成形品

【課題】材料コストおよび製造コストの増大を防止しつつ意匠面でのウェルドの発生を抑制できる樹脂成形品の提供。
【解決手段】意匠面11と裏面12とを有する本体部15と、本体部15の裏面12から突出する突出部16とが一体成形される樹脂成型品10であって、突出部16の溶融樹脂流れ方向Xに沿う面部25に肉抜き部35が形成されている。これにより、金型内で、突出部16の形成のための突出部形成キャビティ内に、その面部25の形成側に沿って入り込む溶融樹脂の流れを抑制する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂成形品に関し、特にその意匠面の外観品質向上に関する。
【背景技術】
【0002】
樹脂成形品には、図7に一部を示すように、意匠面100と裏面101とを有する本体部102と、この本体部102の裏面101から突出する突出部103とを一体成形してなるものがあるが、このような樹脂成形品を成形する際に、本体部102の意匠面100に、突出部103の溶融樹脂の流れ方向に沿う面部104の位置から溶融樹脂の流れ方向Xに沿って図8に示すような筋状のウェルド105が発生することがある。これは、図9に示すように、金型106内において、本体部102を形成するための本体部形成キャビティ107を流れていた溶融樹脂が、突出部103の溶融樹脂の流れ方向に沿う面部104を形成するための突出部形成キャビティ108に矢印Eで示すように多く流れ込んだ後、矢印Fで示すように本体部102を形成するために流れていた溶融樹脂と意匠面100の近傍の合流点Gで交わることに起因して発生するものである。このようなウェルド105は、合流点Gから溶融樹脂の流れによって下流側に延びるように発生することになり、意匠面100の外観品質を損なってしまうという問題がある。
【0003】
このようなウェルドの発生を防止するために、金型に、本体部を形成するためのキャビティへの溶融樹脂の導入用通路であるランナとは別に、突出部を形成するためのキャビティに直接溶融樹脂を導入するランナを設けた技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2006−95970号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、突出部を形成するためのキャビティに直接溶融樹脂を導入するランナを金型に設けるのでは、このランナで、後に除去が必要な不要部が形成されてしまうことになり、材料コストおよび製造コストの増大を招いてしまう。
【0005】
したがって、本発明は、材料コストおよび製造コストの増大を防止しつつ意匠面でのウェルドの発生を抑制できる樹脂成形品の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、意匠面(例えば実施形態における意匠面11)と裏面(例えば実施形態における裏面12)とを有する本体部(例えば実施形態における本体部15)と該本体部の前記裏面から突出する突出部(例えば実施形態における取付座部16)とが一体成形される樹脂成型品(例えば実施形態における樹脂成型品10)であって、前記突出部の溶融樹脂流れ方向に沿う面部(例えば実施形態における面部25)に肉抜き部(例えば実施形態における肉抜き部35)が形成されていることを特徴としている。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記肉抜き部が前記面部の溶融樹脂流れ方向における中間部に形成されていることを特徴としている。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記肉抜き部が前記面部の溶融樹脂流れ方向における上流寄りに形成されていることを特徴としている。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に係る発明において、前記突出部の前記面部以外の他の面部(例えば実施形態における下流側面部26)にも肉抜き部(例えば実施形態における肉抜き部36)が形成されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に係る発明によれば、突出部の溶融樹脂流れ方向に沿う面部に肉抜き部が形成されているため、金型内で、突出部の形成のための突出部形成キャビティ内に、その面部の形成側に沿って入り込む溶融樹脂の流れを抑制することができ、その結果、この溶融樹脂が、本体部を形成するための本体部形成キャビティ内を流れる溶融樹脂に交わるのを抑制することができる。したがって、突出部形成キャビティに直接樹脂を導入するランナを設けなくても意匠面でのウェルドの発生を抑制できるため、材料コストおよび製造コストの増大を防止しつつウェルドの発生を抑制できる。
【0011】
請求項2に係る発明によれば、肉抜き部が面部の溶融樹脂流れ方向における中間部に形成されているため、金型内で、上流側から突出部形成キャビティ内にその面部の形成側に沿って流れ込む溶融樹脂が、本体部形成キャビティ内を流れる溶融樹脂に交わる前に、下流側からこの突出部形成キャビティ内にその面部の形成側に沿って溶融樹脂を流れ込ませることができて、これらの流れを突出部形成キャビティ内で合流させることができる。よって、突出部形成キャビティからの溶融樹脂が、本体部形成キャビティ内を流れる溶融樹脂に交わるのを確実に抑制することができる。しかも、肉抜き部が面部の溶融樹脂流れ方向における中間部に形成されているため、突出部の剛性低下も抑制することができる。
【0012】
請求項3に係る発明によれば、肉抜き部が面部の溶融樹脂流れ方向における上流寄りに形成されているため、金型内で、上流側から突出部形成キャビティ内にその面部の形成側に沿って流れ込む溶融樹脂よりも、下流側からこの突出部形成キャビティ内にその面部の形成側に沿って流れ込む溶融樹脂の方が流れ込みやすくなり、上流側から突出部形成キャビティ内にその面部の形成側に沿って流れ込む溶融樹脂が、本体部形成キャビティ内を流れる溶融樹脂に交わる前に、下流側から突出部形成キャビティにその面部の形成側に沿って溶融樹脂を確実に流れ込ませることができて、これらの流れを突出部形成キャビティ内で確実に合流させることができる。よって、突出部形成キャビティからの溶融樹脂が、本体部形成キャビティ内を流れる溶融樹脂に交わるのを一層確実に抑制することができる。
【0013】
請求項4に係る発明によれば、突出部の面部以外の他の面部にも肉抜き部が形成されているため、溶融樹脂の流れを妨げにくくなり、ウェルドの発生をより確実に抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の一実施形態の樹脂成形品を主に図1〜図6を参照して以下に説明する。
図1は、本実施形態の樹脂成形品10の全体構成を示すものであり、この樹脂成形品10は、車両の車室内に取り付けられる内装材である。図1において見えている表面が車室内に露出する意匠面11であり、図1において見えていない裏面12が車室外側に配置される。
【0015】
樹脂成形品10は、表面が意匠面11とされて面板状に広がる本体部15と、この本体部15の意匠面11とは反対の裏面12から突出する複数の取付座部(突出部)16とを有する形状に一体成形されており、これらの取付座部16において図示略の車体側の取付ベース部材に取り付けられる。ここで、本体部15は、面板状に広がる主板状部18と、主板状部18の周縁部から部分的に裏面12側に折れ曲がって若干延出する図2に示す周縁壁部19とからなっている。
【0016】
この樹脂成形品10は、一方向に長い形状をなしており、図1に二点鎖線で示す金型20内に形成された、この樹脂成形品10の外観形状と相補形状をなすキャビティ21に溶融樹脂が射出成形されることで形成される。ここで、金型20にはキャビティ21の長さ方向の中間位置に長さ方向に直交する方向から溶融樹脂を射出するゲート部22が設けられており、ゲート部22からキャビティ21内に射出された溶融樹脂は、図1に一点鎖線矢印でイメージを示すように、主に、長さ方向の中間部の幅方向の一側から幅方向の他側に向かう流れ(矢印X1)と、長さ方向の中間部から長さ方向の一端部の方向に向かう流れ(矢印X2)と、長さ方向の中間部から長さ方向の他端部の方向に向かう流れ(矢印X3)を主体としてキャビティ内で広がる。
【0017】
樹脂成形品10の取付座部16は、図2に示す形状をなしている。ここで、図2は、複数の取付座部16のうち、本体部15の裏面12側に折り曲げられた周縁壁部19の近傍に形成されたものを示している。この取付座部16は、周縁壁部19よりも内側において矢印Xで示す溶融樹脂の流れ方向(樹脂成形品10の中間部から端部への方向。以下、流れ方向Xと言う。)に沿って本体部15の主板状部18から略垂直に立設される板状の面部25と、この面部25の流れ方向の下流側の端縁部と周縁壁部19とを流れ方向Xに略直交するように結ぶ板状の下流側面部(他の面部)26と、流れ方向Xに沿い且つ主板状部18と略平行をなす状態で面部25の上縁部と下流側面部26の上縁部と周縁壁部19とを結ぶ板状の頂面部27とが形成されている。なお、取付座部16の流れ方向Xの上流側には面部は設けられておらず、開口する形状をなしている。
【0018】
また、この取付座部16の頂面部27には、その略中央位置から主板状部18とは反対方向に延出する略円筒状の取付円筒状部30と、この取付円筒状部30の基端側から流れ方向Xに沿って下流側に延出するリブ31と、この取付円筒状部30の基端側から流れ方向Xに沿って上流側に延出するリブ32と、この取付円筒状部30の基端側から流れ方向Xに直交して周縁壁部19まで延出するリブ33とを有している。取付座部16は、取付円筒状部30が図示略の取付ベース部材の穴部に挿入された後、内周側に樹脂製のピン等が嵌合されることで取付ベース部材に取り付けられる。
【0019】
そして、本実施形態においては、取付座部16の流れ方向Xに沿う面部25に肉抜き部35が形成されている。この肉抜き部35は、面部25の流れ方向Xにおける中間部、具体的には中央部に形成されており、面部25を厚さ方向に貫通している。より具体的に、肉抜き部35は、本体部15の裏面12の位置から頂面部27側に、流れ方向Xに一定の幅および位置で形成され、頂面部27の取付円筒状部30より手前の中間位置まで連続して形成されている。
【0020】
また、本実施形態においては、取付座部16の面部25以外の他の下流側面部26にも肉抜き部36が形成されている。この肉抜き部36は、下流側面部26の流れ方向Xに直交し且つ主板状部18に沿う方向における中間部、具体的には中央部に形成されており、下流側面部26を厚さ方向に貫通している。より具体的に、肉抜き部36は、本体部15の裏面12の位置から頂面部27側に、流れ方向Xに直交し且つ主板状部18に沿う方向に一定の幅および位置で形成され、下流側面部26の下部にのみ形成されている。
【0021】
なお、他の取付座部16についても同様の構造となっている。但し、本体部15の周縁壁部19に近接して形成されていない取付座部16は、面部25と同様の面部が面部25とは反対側に形成されることになり、この面部にも肉抜き部が形成されることになる。
【0022】
図3に示すように、金型20のキャビティ21は、本体部15を形成するため本体部15と相補形状をなす本体部形成キャビティ40と、取付座部16を形成するため取付座部16と相補形状をなす取付座部形成キャビティ41とを有している。ここで、取付座部形成キャビティ41を形成するためにスライド型や中子が用いられる。例えば、図4に示すように、取付座部16の外側を形成するための凹部43(図示の便宜上、取付円筒状部30およびリブ31〜33を形成するための部分は略している)が形成された上型44と、この上型44内で凹部43内に突出するように流れ方向Xに沿ってスライドするとともに、面部25の内面を形成する形成部45と、周縁壁部19の内面を形成する形成部46と、主板状部18の裏面12を形成する形成部47と、下流側壁部26の内面を形成する形成部48と、下流側壁部26の肉抜き部36を形成する形成部49とを有するスライド型50とが用いられる。上型44には、凹部43の流れ方向Xに沿う側面から流れ方向Xに直交する方向に突出して肉抜き部35を形成する形成部52が形成されている。なお、図3に示すように、上型44に合わせられる下型55には、主板状部18を形成するための凹部56が形成されている。
【0023】
そして、本実施形態においては、上記のように、金型20のゲート部22からキャビティ21内に溶融樹脂を射出することで本体部15および複数の取付座部16とを有する樹脂成形品10が一体成形されることになる。このとき、溶融樹脂は下型55の凹部56と上型44とで形成された本体部15を形成するための本体部形成キャビティ40内で主体的に流れることになり、その主体的流れから分流するように、上型44とスライド型50とで形成された取付座部形成キャビティ41内に入り込むことになる。ここで、取付座部16の流れ方向Xに沿う面部25の流れ方向Xの中間部、具体的には中央部に肉抜き部35が形成されているため、上流側から取付座部形成キャビティ41内に、凹部43と形成部52との間の上流側の流路58を介して、その面部25の形成側に沿って流れ込む溶融樹脂(矢印A)が、本体部形成キャビティ40内を流れる溶融樹脂(矢印B)に交わる前に、下流側からこの取付座部形成キャビティ41内に、凹部43と形成部52との間の下流側の流路59を介して、その面部25の形成側に沿って溶融樹脂(矢印C)を流れ込ませることができて、これらの流れを取付座部形成キャビティ41内で合流させることができる(合流点D)。よって、取付座部形成キャビティ41からの溶融樹脂が、本体部形成キャビティ40内を流れる溶融樹脂に交わるのを確実に抑制することができる。したがって、取付座部形成キャビティ41に直接樹脂を導入するランナを設けなくても意匠面11でのウェルドの発生を抑制できるため(図5および図8参照)、材料コストおよび製造コストの増大を防止しつつウェルドの発生を抑制できる。しかも、肉抜き部35が面部25の溶融樹脂流れ方向における中間部に形成されているため、取付座部16の剛性低下も抑制することができる。
【0024】
加えて、取付座部16の面部25以外の他の下流側面部26にも肉抜き部36が形成されているため、意匠面11を含む主板状部18を形成する溶融樹脂の主体的な流れに対する取付座部16形成のための分岐面積が少なくなり、その結果、溶融樹脂の主体的な流れを妨げにくくなり、ウェルドの発生をより確実に抑制することができる。
【0025】
なお、取付座部16の流れ方向Xに沿う面部25に肉抜き部35を形成すれば、流れ方向Xの中間部でなくても、金型20内で、取付座部形成キャビティ21内に、その面部25の形成側に沿って入り込む溶融樹脂の流れを抑制することができるため、この溶融樹脂が、本体部15を形成するための本体部形成キャビティ40内を流れる溶融樹脂に交わるのを抑制することができて、意匠面11でのウェルドの発生を抑制できる。しかしながら、上記のように中間部に形成した方が合流点Dを取付座部16内に設定できるため、より好ましい。
【0026】
さらには、肉抜き部35を面部25の流れ方向Xにおける上流寄りに偏って形成すれば、金型20内で、上流側から取付座部形成キャビティ40内に流路58を介して面部25の形成側に沿って流れ込む溶融樹脂よりも、下流側からこの取付座部形成キャビティ40内に流路59を介して面部25の形成側に沿って流れ込む溶融樹脂の方が流れ込みやすくなり、上流側から取付座部形成キャビティ41内にその面部25の形成側に沿って流れ込む溶融樹脂が、本体部形成キャビティ40内を流れる溶融樹脂に交わる前に、下流側から取付座部形成キャビティ41にその面部25の形成側に沿って溶融樹脂を確実に流れ込ませることができて、これらの流れを取付座部形成キャビティ41内で確実に合流させることができる。よって、取付座部形成キャビティ41からの溶融樹脂が、本体部形成キャビティ40内を流れる溶融樹脂に交わるのを一層確実に抑制することができる。
【0027】
ここで、肉抜き部35は、面部25を貫通していなくても、面部25を薄肉とするように面部25の外面あるいは内面から段差状に凹む形状であっても良い。
【0028】
また、ゲート部22から遠くに位置する取付座部16ほど溶融樹脂の流れる圧が低くなるため、ウェルドが発生しやすく、よって、流れ方向Xに沿う面部25に上記肉抜き部35を形成する効果が高い。
【0029】
さらに、アルミニウム粉末等の原着材が含まれる樹脂材料は、その流れが乱れると原着材の粒子の配向性・密度が乱れることになり、それによって一層ウェルドが発生しやすいため、このような樹脂材料を用いる場合に、流れ方向Xに沿う面部25に上記肉抜き部35を形成する効果が高い。
【0030】
なお、以上の実施形態においては、本体部15から取付座部16が突出する場合を例にとり説明したが、他の種々の突出部を形成する場合にも適用可能である。例えば、図6に示すように本体部15から流れ方向Xに沿う面状のリブ(突出部、面部)61が突出する場合であっても、リブ61の流れ方向Xの中間部に肉抜き部62を形成することで、意匠面11でのウェルドの発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の一実施形態の樹脂成形品を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施形態の樹脂成形品における取付座部近傍を示す部分斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態の樹脂成形品における取付座部近傍の成形時の状態を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態の樹脂成形品における取付座部形成キャビティを形成する金型を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態の樹脂成形品の意匠面を示す平面図で、(a)は一端側の一部を(b)は他端側の一部をそれぞれ示すものである。
【図6】本発明の一実施形態の樹脂成形品の別の例を示すリブ近傍の部分斜視図である。
【図7】樹脂成形品における取付座部近傍を示す部分斜視図である。
【図8】樹脂成形品の意匠面を示す平面図で、(a)は一端側の一部を(b)は他端側の一部をそれぞれ示すものである。
【図9】樹脂成形品における取付座部近傍の成形時の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0032】
10 樹脂成型品
11 意匠面
12 裏面
15 本体部
16 取付座部(突出部)
25 面部
26 下流側面部(他の面部)
35 肉抜き部
36 肉抜き部
61 リブ(突出部、面部)
X 溶融樹脂流れ方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
意匠面と裏面とを有する本体部と該本体部の前記裏面から突出する突出部とが一体成形される樹脂成型品であって、
前記突出部の溶融樹脂流れ方向に沿う面部に肉抜き部が形成されていることを特徴とする樹脂成形品。
【請求項2】
前記肉抜き部が前記面部の溶融樹脂流れ方向における中間部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の樹脂成形品。
【請求項3】
前記肉抜き部が前記面部の溶融樹脂流れ方向における上流寄りに形成されていることを特徴とする請求項2に記載の樹脂成形品。
【請求項4】
前記突出部の前記面部以外の他の面部にも肉抜き部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の樹脂成形品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−1020(P2008−1020A)
【公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−174012(P2006−174012)
【出願日】平成18年6月23日(2006.6.23)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】