説明

機器制御システム

【課題】 複数のセンサ端末によって同一の被制御機器を制御する場合に、通信量を抑制できる機器制御システムを提供する。
【解決手段】 熱線センサ端末2は、人検知時に監視信号を送信する。機器制御装置4は、熱線センサ端末2とリレー端末3との対応関係を記憶しており、熱線センサ端末2から受信した監視信号に基づいて、この監視信号の送信元である熱線センサ端末2に対応するリレー端末3へ制御信号を送信する。リレー端末3は、受信した制御信号に基づいて動作する。そして、熱線センサ端末2のそれぞれは、自端末と同じリレー端末3に対応付けられている他の熱線センサ端末2が監視信号を送信した場合、自端末の監視信号の送信処理を所定期間実行しない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機器制御システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、センサ端末の検知結果に基づいて、被制御機器を制御する機器制御システムがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
例えば、図4に示すシステムでは、熱線センサ端末101、機器制御装置102、被制御機器103が信号線Lsを介して通信可能に構成されている。そして、熱線センサ端末101は、人を検知すると、機器制御装置102へ監視信号を送信する。監視信号を受信した機器制御装置102は、被制御機器103へ制御信号を送信する。被制御機器103は、受信した制御信号に基づいて、例えば照明負荷を点灯させる。
【0004】
この種の機器制御システムでは、機器制御装置102が、熱線センサ端末101のアドレスと被制御機器103のアドレスとの対応関係を関係テーブルによって管理している。そして、1台の熱線センサ端末101のアドレスを、1台の被制御機器103のアドレスに対応付けることによって、機器制御装置102は、1台の熱線センサ端末101によって、1台の被制御機器103を制御することができる。また、複数台の熱線センサ端末101のアドレスを、同じ被制御機器103のアドレスに対応付けることも可能である。このようにアドレスを設定すれば、機器制御装置102は、複数の熱線センサ端末101によって、同一の被制御機器103を制御することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−63804号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
図4において、3台の熱線センサ端末101(101a,101b,101c)のアドレスが、1台の被制御機器103のアドレスに対応付けられているものとする。この場合、機器制御装置102は、熱線センサ端末101aが人を検知すると、この熱線センサ端末101aに対応する被制御機器103へ制御信号を送信し、被制御機器103は、受信した制御信号に基づいて、例えば照明負荷を点灯させる。
【0007】
この状態で、熱線センサ端末101b、101cが人を検知すると、熱線センサ端末101b、101cも、機器制御装置102へ監視信号を送信する。監視信号を受信した機器制御装置102は、被制御機器103へ制御信号を送信する。しかしながら、被制御機器103は、熱線センサ端末101aから受信した制御信号に基づいて、既に照明負荷を点灯させており、熱線センサ端末101b、101cによるこの制御は不要になる。
【0008】
したがって、熱線センサ端末101b、101cが送信した監視信号、この監視信号によって機器制御装置102が送信した制御信号によって、信号線Lsの通信量が無駄に増大して、信号線Ls上の通信に支障をきたす虞がある。
【0009】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のセンサ端末によって同一の被制御機器を制御する場合に、通信量を抑制できる機器制御システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の機器制御システムは、所定の物理量を測定する複数のセンサ端末と、制御対象である1乃至複数の被制御機器と、前記センサ端末および前記被制御機器との間で信号線を介した通信を行う機器制御装置とを備え、前記センサ端末は、前記物理量の測定結果に応じた監視信号を送信し、前記機器制御装置は、前記センサ端末と前記被制御機器との対応関係を記憶して、前記センサ端末から受信した前記監視信号に基づいて、この監視信号の送信元である前記センサ端末に対応する前記被制御機器へ制御信号を送信し、前記被制御機器は、受信した前記制御信号に基づいて動作する機器制御システムであって、前記センサ端末のそれぞれは、自端末と同じ前記被制御機器に対応付けられている他の前記センサ端末が前記監視信号を送信した場合、自端末の前記監視信号の送信処理を所定期間実行しないことを特徴とする。
【0011】
この発明において、前記機器制御装置は、前記センサ端末から前記監視信号を受信した場合、この監視信号の送信元である前記センサ端末と同じ前記被制御機器に対応付けられている他の前記センサ端末に対して、送信禁止要求を送信し、前記送信禁止要求を受信した前記センサ端末は、自端末の前記監視信号の送信処理を所定期間実行しないことが好ましい。
【0012】
この発明において、前記センサ端末は、自端末と同じ前記被制御機器に対応付けられている他の前記センサ端末の前記監視信号が前記信号線上を伝送しているか否かを判定し、自端末と同じ前記被制御機器に対応付けられている他の前記センサ端末の前記監視信号が前記信号線上を伝送している場合、前記監視信号の送信処理を所定期間実行しないことが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
以上説明したように、本発明では、複数のセンサ端末によって同一の被制御機器を制御する場合に、通信量を抑制できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】実施形態1のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】(a)〜(c)通信に用いる信号を示すフォーマット図である。
【図3】実施形態2のシステム構成を示すブロック図である。
【図4】従来のシステム構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
(実施形態1)
図1は、本実施形態の機器制御システムの構成を示し、1台の照明器具1、複数の熱線センサ端末2(図1では、3台の熱線センサ端末2a,2b,2c)を室内または室外に配設している。さらに、照明器具1への点灯電力の供給を導通・遮断することによって、照明器具1を点灯・消灯させるリレー31を有するリレー端末3(被制御機器)を備える。そして、熱線センサ端末2およびリレー端末3は、2線式の信号線Lsを介して機器制御装置4(親機)に接続している。なお、熱線センサ端末2a,2b,2cを個別に区別する必要のない場合は、熱線センサ端末2と称す。
【0017】
熱線センサ端末2は、センサ素子21と、マイコン(マイクロコンピュータ)22とを備える。センサ素子21は、検知範囲内の赤外線の変化を検知することによって検知範囲内の人を検知し、この人検知結果に応じた電気信号をマイコン22へ出力する。マイコン22は、人検知結果に応じた監視信号を、機器制御装置4へ送信する。
【0018】
機器制御装置4は、熱線センサ端末2のアドレスとリレー端末3のアドレスとの対応関係を関係テーブルによって管理することによって、熱線センサ端末2とリレー端末3との対応付けを予め記憶している。そして、機器制御装置4は、人検知をした熱線センサ端末2に対応するリレー端末3のリレー31をオンさせる。例えば、それぞれの熱線センサ端末2には、その検知範囲を照明範囲に含む照明器具1を駆動するリレー端末3が対応付けられており、図1において、熱線センサ端末2a,2b,2cは、同一のリレー端末3に対応付けられている。
【0019】
次に、熱線センサ端末2による監視信号の送信処理について説明する。
【0020】
まず、熱線センサ端末2のセンサ素子21は、人を検出していない場合、出力電圧をLレベルとし、人を検出した場合、出力電圧を一定期間(例えば、30ms以上)に亘ってHレベルに維持する。
【0021】
熱線センサ端末2のマイコン22は、所定のサンプリング周期(例えば、15ms)で、センサ素子21の出力電圧をサンプリング値として取得し、サンプリング値が2回連続してHレベルになった場合、マイコン22は、人検知有りと判定する。
【0022】
そして、マイコン22は、サンプリング値が2回連続してHレベルになり、人検知有りと判定した場合、点灯を指示する監視信号を機器制御装置4へ送信する(割り込み通信)。
【0023】
点灯を指示する監視信号を受信した機器制御装置4は、リレー31のオン制御を行う制御信号を、リレー端末3へ送信する。
【0024】
オン制御の制御信号を受信したリレー端末3は、リレー31をオンし、照明器具1へ点灯電力を供給させることによって、照明器具1を点灯させる。リレー端末3は、リレー動作を検出するための補助接点(図示なし)を具備しており、機器制御装置4は、この補助接点の接点信号を入力されることによって、リレー端末3の動作状態(オン・オフ)を検出している。そして、機器制御装置4は、リレー端末3の動作状態の検出結果に基づいて、制御信号によるリレー端末3のオン制御が成功したか否かを判定する。
【0025】
機器制御装置4は、リレー端末3のオン制御が成功した場合、熱線センサ端末2へ成功通知を送信する。成功通知を受信した熱線センサ端末2は、監視信号の送信処理を終了する。
【0026】
また、機器制御装置4は、リレー端末3の故障(電磁装置の故障等)によってリレー端末3のオン制御が失敗した場合、熱線センサ端末2へ失敗通知を送信する。失敗通知を受信した熱線センサ端末2は、監視信号を再送する。この監視信号の再送処理は、前回の送信タイミングから所定時間(例えば、数10ms)が経過したタイミングで行われる。また、この監視信号の再送処理は、熱線センサ端末2が成功通知を受信した時点、または再送回数が所定回数に達した時点で終了する。
【0027】
しかしながら、同一のリレー端末3に3台の熱線センサ端末2a,2b,2cが対応付けられており、3台の熱線センサ端末2a,2b,2cが、同じ人を独立に検出する場合がある。この場合、3台の熱線センサ端末2a,2b,2cが個別に、点灯を指示する監視信号を機器制御装置4へ送信すると、信号線Lsの通信量が増大して、信号線Ls上の通信に支障をきたす虞がある。
【0028】
そこで、本実施形態では、以下のように動作する。
【0029】
まず、機器制御装置4は、監視部41を備える。監視部41は、この機器制御装置4が受信した監視信号の送信元であるセンサ端末2を判別する。監視信号には、送信元のセンサ端末2のアドレス情報が付加されており、監視部41は、受信した監視信号の送信元を、熱線センサ端末2a,2b,2cから特定できる。
【0030】
そして、機器制御装置4は、熱線センサ端末2から監視信号を受信した場合、この監視信号の送信元である熱線センサ端末2と同じリレー端末3に対応付けられている他の熱線センサ端末2に対して、送信禁止要求を送信する。送信禁止要求を受信した他の熱線センサ端末2のマイコン22は、送信禁止要求を受信してから所定期間は、自端末において人検知有りと判定した場合でも、自端末の監視信号の送信処理を実行しない。
【0031】
例えば、機器制御装置4は、熱線センサ端末2aから監視信号を受信した場合、熱線センサ端末2b,2cに対して、送信禁止要求を送信する。送信禁止要求を受信した熱線センサ端末2b,2cのマイコン22は、自端末の監視信号の送信処理を、数10msの期間、禁止する。
【0032】
したがって、複数の熱線センサ端末2によって同一のリレー端末3を制御する場合に、不要な監視信号および制御信号の送信を低減させて、通信量を抑制できる。
【0033】
次に、本システムにおいて、熱線センサ端末2、リレー端末3、機器制御装置4が、2線式の信号線Lsを介して行う通信について説明する。
【0034】
まず、熱線センサ端末2、リレー端末3、機器制御装置4には、それぞれ個別のアドレスが設定されており、このアドレスを用いて互いを認識する。
【0035】
機器制御装置4は、信号線Lsに対して、図2(a)(b)のようなフォーマットの伝送信号Vsを送出する。この伝送信号Vsは、スタートパルスST、モードデータ信号MD、アドレスデータ信号AD、制御データ信号CD、チェックサムデータ信号CS、信号返送期間WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送される。
【0036】
スタートパルスSTは、信号送出開始を示す。モードデータ信号MDは、信号モードを示す。アドレスデータ信号ADは、熱線センサ端末2およびリレー端末3を各別に呼び出すためのアドレスデータを伝送する。制御データ信号CDは、要求信号、制御信号等のデータを伝送する。チェックサムデータ信号CSは、伝送エラーを検出するための信号である。信号返送期間WTは、熱線センサ端末2およびリレー端末3から返送される信号を受信するタイムスロットである。
【0037】
熱線センサ端末2、リレー端末3は、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsのアドレスデータが、予め設定されている自己のアドレスデータに一致すると、伝送信号Vsから、要求信号、制御信号等のデータを取り込む。さらに熱線センサ端末2、リレー端末3は、伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して、返信データを電流モード信号(信号線Lsの線間を適当な低インピーダンスを介して短絡することにより送出される信号)として返信する。
【0038】
そして、機器制御装置4が、熱線センサ端末2宛に伝送信号Vs(要求信号)を送信し、熱線センサ端末2が、受信した伝送信号Vsの信号返送期間WTに監視信号を返信することによって、ポーリング通信が実行される。
【0039】
また、機器制御装置4は、ダミー信号送信手段および割り込み信号処理手段が設けられる。ダミー信号送信手段は、モードデータ信号MDをダミーモードとしたダミー伝送信号を常時送出する。また、割り込み信号処理手段は、熱線センサ端末2が割り込み通信開始時に送信した図2(c)の割り込み信号Viを受信したときに、割り込み信号Viを発生した熱線センサ端末2を検索する。そして、割り込み信号処理手段は、検索した熱線センサ端末2に設定されているアドレスデータを、この熱線センサ端末2から返信データとして返信させる。すなわち、機器制御装置4は、常時、ダミー信号送信手段によってダミー伝送信号を信号線Lsに送出し、熱線センサ端末2の割り込み通信開始時に発生した割り込み信号Viをダミー伝送信号のスタートパルス信号STに同期して検出する。そして、機器制御装置4は、割り込み処理手段によってモードデータ信号MDをアドレス確認モードとした伝送信号Vsを信号線Lsに送出する。一方、熱線センサ端末2は、割り込み信号Viの発生時に割り込みフラグを設定する。割り込みフラグを設定した熱線センサ端末2は、モードデータ信号MDがアドレス確認モードである伝送信号Vsを受信すると、この伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して、自己に設定されているアドレスデータ、および監視信号を返信データとして返信する。このようにして機器制御装置4は、割り込み信号Viを発生した熱線センサ端末2のアドレスおよび監視信号を取得することができる。
【0040】
このように、上述のダミー信号送信手段および割り込み信号処理手段を有する機器制御装置4に対して、人を検出した熱線センサ端末2が割り込み信号Viを送信することによって、割り込み通信が実行される。
【0041】
而して、機器制御装置4は、人を検出して割り込み信号Viを発生した熱線センサ端末2のアドレスおよび監視信号を取得すると、上述の関係テーブルを参照して、この熱線センサ端末2に対応するリレー端末3に対して、リレー31のオン制御を行う制御信号を送信する。そして、この割り込み信号Viを発生していない他の熱線センサ端末2に対して、上述の送信禁止要求を送信するのである。
【0042】
(実施形態2)
図3は、本実施形態の機器制御システムの構成を示す。
【0043】
本システムは、熱線センサ端末2のマイコン22が、信号線Ls上を伝送される監視信号の監視機能を有するものである。なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
【0044】
具体的に、熱線センサ端末2のマイコン22は、自端末と同じリレー端末3に対応付けられている他の熱線センサ端末2のアドレス情報を予め保持している。そして、マイコン22は、信号線Ls上を伝送している監視信号を検出し、この信号線Ls上の監視信号の送信元である他の熱線センサ端末2が、自端末と同じリレー端末3に対応付けられているか否かを判定する。監視信号には、送信元の熱線センサ端末2のアドレス情報が付加されており、マイコン22は、信号線Ls上の監視信号の送信元を特定できる。
【0045】
そして、マイコン22は、自端末と同じリレー端末3に対応付けられている他の熱線センサ端末2の監視信号が信号線Ls上を伝送している場合、自端末において人検知有りと判定したとしても、自端末の監視信号の送信処理を所定期間実行しない。
【0046】
例えば、熱線センサ端末2b,2cのマイコン22が、自端末と同じリレー端末3に対応付けられている熱線センサ端末2aの監視信号を検出したとする。この場合、熱線センサ端末2b,2cのマイコン22は、自端末の監視信号の送信処理を、数10msの期間、禁止する。
【0047】
したがって、複数の熱線センサ端末2によって同一のリレー端末3を制御する場合に、不要な監視信号および制御信号の送信を低減させて、通信量を抑制できる。
【0048】
なお、上述の各実施形態では、被制御機器としてリレー端末3を用いて、照明器具1を点灯制御しているが、リレー端末3の駆動対象は照明器具以外であってもよい。また、被制御機器として、リレー端末以外の機器であってもよい。また、センサ端末として、熱線センサ端末2の代わりに、照度センサ端末、気温センサ端末、湿度センサ端末等の他のセンサ端末を用いてもよい。
【0049】
また、上述の各実施形態において、複数の熱線センサ端末2を、同一の複数のリレー端末3に対応付けてもよい。
【符号の説明】
【0050】
1 照明器具
2 熱線センサ端末
3 リレー端末
31 リレー
4 機器制御装置
Ls 信号線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の物理量を測定する複数のセンサ端末と、制御対象である1乃至複数の被制御機器と、前記センサ端末および前記被制御機器との間で信号線を介した通信を行う機器制御装置とを備え、前記センサ端末は、前記物理量の測定結果に応じた監視信号を送信し、前記機器制御装置は、前記センサ端末と前記被制御機器との対応関係を記憶して、前記センサ端末から受信した前記監視信号に基づいて、この監視信号の送信元である前記センサ端末に対応する前記被制御機器へ制御信号を送信し、前記被制御機器は、受信した前記制御信号に基づいて動作する機器制御システムであって、
前記センサ端末のそれぞれは、自端末と同じ前記被制御機器に対応付けられている他の前記センサ端末が前記監視信号を送信した場合、自端末の前記監視信号の送信処理を所定期間実行しない
ことを特徴とする機器制御システム。
【請求項2】
前記機器制御装置は、前記センサ端末から前記監視信号を受信した場合、この監視信号の送信元である前記センサ端末と同じ前記被制御機器に対応付けられている他の前記センサ端末に対して、送信禁止要求を送信し、
前記送信禁止要求を受信した前記センサ端末は、自端末の前記監視信号の送信処理を所定期間実行しない
ことを特徴とする請求項1記載の機器制御システム。
【請求項3】
前記センサ端末は、自端末と同じ前記被制御機器に対応付けられている他の前記センサ端末の前記監視信号が前記信号線上を伝送しているか否かを判定し、自端末と同じ前記被制御機器に対応付けられている他の前記センサ端末の前記監視信号が前記信号線上を伝送している場合、前記監視信号の送信処理を所定期間実行しないことを特徴とする請求項1記載の機器制御システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−90308(P2013−90308A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−232410(P2011−232410)
【出願日】平成23年10月24日(2011.10.24)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】