説明

歯科用プローブ

【課題】先端部の温度上昇を防ぐことが可能な歯科用プローブを提供する。
【解決手段】歯科治療用レーザハンドピースにおいて、光ファイバ20で伝送されたレーザ光を被照射位置に導くために用いられる歯科用プローブ10であって、歯科用プローブ10の先端部11は、水の流路31と、エアの流路32と、光ファイバ20が挿通される管路33が内部に形成されたマルチルーメンチューブ30、および管路33に挿通された光ファイバ20からなり、光ファイバ20は、クラッド22の外周上に設けられた樹脂被覆層23、および樹脂被覆層23の外周上に設けられた金属被覆層24を有し、樹脂被覆層23は、屈折率がクラッド22の屈折率より低い高分子化合物からなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯科治療用ハンドピースにおいて、光ファイバで伝送されたレーザ光を被照射位置に導くために用いられる歯科用プローブに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、歯牙のう(齲)蝕除去、象牙質除去、エナメル質切除等、歯牙の硬質組織の処置を対象とした歯科用レーザ治療装置が提供されるようになっている。
歯科用レーザ治療装置に用いられるレーザハンドピースは、光ファイバから出射したレーザ光を治療部位(被照射位置)に導く先端部分を備えている。この先端部分は、歯牙の治療部位や治療態様に適合した形状及び構造を有するとともに、レーザ光が照射される患部を冷却し、蒸散物を除去可能であることが望ましい。
このため、光ファイバで伝送されたレーザ光を被照射位置に導くプローブを備えるレーザハンドピースにおいて、プローブの出射端近傍で水を噴射する注水管と、プローブの出射端近傍でガス(空気)を噴射する給気管とを備え、プローブの先端部分の形状がレーザハンドピースの軸に対して光ファイバからのレーザ出射方向が斜めとなるようにプローブが形成されたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3124643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、歯科治療用においては、歯牙の硬質組織を除去するために、パワーが強いレーザ光が照射される。一方、プローブの先端部において光ファイバの先端部を曲げているので、光ファイバの曲げ損失によってレーザ光の一部が光ファイバの外側に漏洩し、その漏洩したパワーが熱に変換されることで、プローブ先端部の温度が上昇する、という問題を生じる。プローブ先端部の温度が上昇すると、患者がプローブ先端部の高熱を感じて不快に感じるおそれがある。また、プローブ先端部の温度上昇が著しい場合は、プローブ先端部の側面が口腔や歯茎等に触れることで、火傷を起こすおそれがある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、先端部の温度上昇を防ぐことが可能な歯科用プローブを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明は、歯科治療用レーザハンドピースにおいて、光ファイバで伝送されたレーザ光を被照射位置に導くために用いられる歯科用プローブであって、歯科用プローブの先端部は、水の流路と、エアの流路と、光ファイバが挿通される管路が内部に形成されたマルチルーメンチューブ、および前記管路に挿通された光ファイバからなり、前記光ファイバは、クラッドの外周上に設けられた樹脂被覆層、および前記樹脂被覆層の外周上に設けられた金属被覆層を有し、前記樹脂被覆層は、屈折率が前記クラッドの屈折率より低い高分子化合物からなることを特徴とする歯科用プローブを提供する。
本発明の歯科用プローブにおいては、前記樹脂被覆層の屈折率が、純粋石英の屈折率よりも0.04以上小さいことが好ましい。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、樹脂被覆層が、クラッドの屈折率より低い屈折率を有する高分子化合物からなるので、光ファイバにおいて第2のクラッドとして機能し、曲げ損失によるレーザ光の漏洩を抑制することができる。これにより、プローブの温度上昇を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の歯科用プローブの一例を示す図面であって、(a)は正面図、(b)は先端部を除く部分の背面図、(c)はS−S線に沿う先端部の断面図である。
【図2】図1に示す歯科用プローブの軸方向に沿う断面図である。
【図3】図1に示す歯科用プローブを備えたレーザハンドピースの構成例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、好適な実施の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。なお、図2および図3においては、プローブ先端部11の中間部を省略して歯科用プローブを現している。
【0010】
図1に示すように、本形態例の歯科用プローブ10は、その先端部11が、水の流路31と、エアの流路32と、光ファイバ20が挿通される管路33が内部に形成されたマルチルーメンチューブ30、および管路33に挿通された光ファイバ20からなり、光ファイバ20は、コア21およびクラッド22と、クラッド22の外周上に設けられた樹脂被覆層23、および樹脂被覆層23の外周上に設けられた金属被覆層24を有し、樹脂被覆層23は、屈折率がクラッド22の屈折率より低い高分子化合物からなるものである。
【0011】
光ファイバ20のコア21およびクラッド22は、石英系光ファイバ、ポリマークラッド光ファイバ、フッ化物光ファイバ、カルコゲナイドガラス光ファイバ等の各種光ファイバで構成することができる。本形態例では、コア径が通常の通信用光ファイバのコアよりも大きい(例えばコア径400μm)大口径光ファイバが用いられている。本発明は、大口径ファイバだけではなく、イメージファイバ(マルチコア光ファイバ)やポリマークラッドファイバといったエネルギー伝送用光ファイバに適用可能であり、特にファイバ種や構造を制限するものではない。
【0012】
樹脂被覆層23は、クラッド22の屈折率より低い屈折率を有する高分子化合物からなる。樹脂被覆層23に用いられる高分子化合物の材質は、クラッド22の屈折率に応じて選択される。例えばクラッド22が純粋石英ガラスからなる場合、純粋石英ガラスの屈折率(1.463程度)より低い屈折率を有する高分子化合物としては、シリコン樹脂、フッ化アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂などが挙げられる。これに対して、ポリメタクリル酸メチル、ポリイミド、ポリカーボネート等は、純粋石英ガラスより屈折率が高い。純粋石英ガラスより屈折率が高い樹脂であっても、コアおよびクラッドの屈折率が該樹脂の屈折率より高い場合には、本発明に適用可能である。
樹脂被覆層23の屈折率は、純粋石英の屈折率よりも0.04以上小さいことが好ましい。
【0013】
金属被覆層24は、銅(Cu)、錫(Sn)、ニッケル(Ni)などの金属や、Cu合金、Sn合金、Ni合金などの合金から構成することができる。金属被覆層24を電解めっきで作製する場合には、樹脂被覆層23の表面に導電性を付与するため、無電解めっき、スパッタ、真空蒸着、CVD等の手法により下地金属層が形成される。
金属被覆層24は、図1(a)に示すように、プローブ先端部11の内部で曲がった状態で設けられる光ファイバ20の形状を保持することができる、十分な厚さを有することが好ましい。さらに、図1(a)の二点鎖線に示すように、プローブ先端部11を真っ直ぐに伸ばしたり、所望の形状に屈曲または湾曲させたりすることができるよう、光ファイバ20が可塑性(変形性)を有する程度の厚さに金属被覆層24を設けることが好ましい。一般に、プローブは金属被覆層を有しているので、仮にプローブが曲がって漏れ光が発生した場合であっても、プローブ外部へ漏れ光を出さない構成となっている。
【0014】
図1(c)に示すように、マルチルーメンチューブ30は、その内部に、水の流路31と、エアの流路32と、光ファイバ20が挿通される管路33を有する。管路33内には光ファイバ20が挿通されている。マルチルーメンチューブ30の一端は、先端面39である。また、マルチルーメンチューブ30の他端は、図1および図2に示すように、プローブ本体部12の内部に収容されている。
光ファイバ20の出射端26の形状は、光軸に垂直な平面に限らず、斜面や円錐形に形成(研磨など)することもできる。
【0015】
本形態例においては、プローブ先端部11がマルチルーメンチューブ30および光ファイバ20からなる。マルチルーメンチューブ30は、ウレタン等の高分子化合物やステンレス等から構成することができる。
【0016】
マルチルーメンチューブ30が可とう性を有する高分子化合物からなる場合、プローブ先端部11を手指で所望の形状に変形させることができるので好ましい。本形態例のプローブ10では、光ファイバ20に金属被覆層24が設けられているので、プローブ先端部11を曲げたり、曲げ形状を任意に変化(変形)させたりしても、内部の光ファイバ20に加わるストレスを軽減し、光ファイバ20の損傷や破断を抑制することができる。
【0017】
図1および図2に示すように、光ファイバ20が挿通される管路33は、マルチルーメンチューブ30の先端面39から反対側の端面39aまで連続して形成されている。図1(c)では、管路33と光ファイバ20との間にクリアランスが示されているが、管路33への光ファイバ20の挿入に支障がない程度に両者が密着していても良い。
【0018】
水の流路31とエアの流路32との間は、隔壁36によりチューブ全長にわたって仕切られている。水の流路31およびエアの流路32は、マルチルーメンチューブ30の先端面39において開口している。光ファイバ20の出射端26からレーザ光を照射する際、水およびエアをそれぞれ流路31,32の開口(出口)から噴出することにより、被照射位置を冷却し、蒸散物を除去することができる。
【0019】
プローブ本体部12は、高分子化合物(樹脂、ゴム等)や金属等の各種材料から構成でき、その構造は特に限定されない。本形態例の場合、プローブ本体部12は、高分子化合物製であり、高分子化合物製のマルチルーメンチューブ30と一体に成形されている。プローブ本体部12の側面には切欠14,15が設けられ、それぞれの切欠14,15においてマルチルーメンチューブ30が露出され、さらにそのマルチルーメンチューブ30の薄肉部34,35が切り開かれることにより、水の流路31の導入口37およびエアの流路32の導入口38が形成されている。マルチルーメンチューブ30の先端面39とは反対側の端面39aにおいて、水の流路31のおよびエアの流路32は、プローブ本体部12内で閉塞されている。
【0020】
光ファイバ20の入射端25は、マルチルーメンチューブ30の端面39aよりも後方(図2の右方)に延び、プローブ本体部12内部の光ファイバ通路16を通ってプローブ本体部12の後端面12aから突出している。プローブ本体部12をインサート成形で製造するときは、流路31,32内に着脱可能な補強材が充填され、管路33に光ファイバ20が挿通されたマルチルーメンチューブ30を用意し、光ファイバ20およびマルチルーメンチューブ30の周囲に溶融樹脂を供給して固化させることにより、光ファイバ20の外面形状を型として光ファイバ通路16を形成することができる。その際、導入口37,38に通じる切欠14,15は、プローブ本体部12の後加工で開口する必要はなく、例えば成形金型の内面に導入口37,38を塞ぐ凸部を設け、切欠14,15の部分に溶融樹脂が供給されないようにすることでも形成することができる。
【0021】
本形態例の歯科用プローブ10は、歯科治療用レーザハンドピースにおいて、光ファイバ20で伝送されたレーザ光を被照射位置に導くために用いることができる。
図3に、レーザハンドピースの構成例を示す。ここで例示するハンドピース40は、術者(特に歯科医)が手に持って操作できるように構成されており、歯科用プローブ10は、ハンドピース本体41の先端側に設けられたレセプタクル42に対して着脱可能に装着されている。レセプタクル42は、例えばスプリング43等でプローブ本体部12の外周面をその中心軸に向かう方向に押圧し、光軸の位置を安定させる。また、ファスナ49をプローブ本体部12の外面に突出形成されたフランジ部13に係合させることにより、使用時に歯科用プローブ10が意図せず脱落することを防止することができる。歯科用プローブ10をハンドピース本体41から取り外すときには、ファスナ49を上げ、図示しない操作手段を介してエジェクタ48をハンドピース本体41の先端側(図3の左側)に移動させ、歯科用プローブ10をレセプタクル42から押し出す。
【0022】
ハンドピース本体41には、給水管44および給気管45が設けられている。給水管44および給気管45は、図示しない水およびエアの供給装置に接続されている。
給水管44はプローブ本体部12の切欠14に設けられた水導入口37(図2参照)に接続されている。また、給気管45は切欠15に設けられたエア導入口38(図2参照)に接続されている。
【0023】
ハンドピース本体41の後端側には、レーザ光を供給するためレーザ光源に接続された光ファイバ46が保持されている。光源側の光ファイバ46と、プローブ10の光ファイバ20とは、コリメートレンズ47等を介して非接触で光結合されている。このため、光ファイバ20,46の端面同士を突き合わせて接続する場合に比べて、プローブ10の着脱の際に光ファイバ20,46の端面に外力が加わらず、光ファイバ20,46の端面の損傷を防ぐことができる。
【0024】
歯科治療の際、術者はハンドピース本体41に適宜の先端形状を有するプローブ10を装着してハンドピース40を構成し、患部に水およびエアを供給しながらレーザ光を照射することで、歯牙組織の処置を行うことができる。プローブ先端部11が所望の形状に曲げられていても、光ファイバ20からの漏れ光によるプローブ先端部11の温度上昇が抑制されるので、患者がプローブ先端部11の高熱を感じて不快感を覚えたり、火傷を起こしたりするおそれがない。
【実施例】
【0025】
以下、実施例をもって本発明を具体的に説明する。なお、本発明は、実施例の形状や寸法のみを対象としたものではなく、コア径・クラッド径・ファイバ長さ・曲げ角度・被覆径・金属コート径・チューブ構造などを初めとする形状や寸法、さらに材質などを特に制限するものではない。
【0026】
<実施例1>
・図1(c)に示すように、大口径ファイバ(コア径;φ400μm、クラッド径;φ500μm)の外側に厚さ50μmのシリコン樹脂(屈折率;1.35)の樹脂層と、その外側に厚さ50μmの銅をコートした金属コート光ファイバを用いた。前記金属コート光ファイバは、長さが40mmで、中央部に30°の曲げ角度を有した構造となっており、これをマルチルーメン構造のウレタン製チューブに挿入し、モールドにて一体成形したプローブを作製した。
【0027】
<実施例2>
・シリコン樹脂に代えて、フッ化アクリル樹脂(屈折率;1.42)を用いたこと以外は実施例1と同じにして、プローブを作製した。
【0028】
<実施例3>
・シリコン樹脂に代えて、酢酸ビニル樹脂(屈折率;1.46)を用いたこと以外は実施例1と同じにして、プローブを作製した。
【0029】
<比較例1>
・シリコン樹脂に代えて、ポリメタクリル酸メチル(屈折率;1.49)を用いたこと以外は実施例1と同じにして、プローブを作製した。
【0030】
<比較例2>
・シリコン樹脂に代えて、ポリイミド樹脂(屈折率;1.52)を用いたこと以外は実施例1と同じにして、プローブを作製した。
【0031】
<比較例3>
・シリコン樹脂に代えて、ポリカーボネート樹脂(屈折率;1.59)を用いたこと以外は実施例1と同じにして、プローブを作製した。
【0032】
<試験例>
・実施例と比較例の試料(n=10)について、エルビウム・YAGレーザを用いて、出力;350mJ、繰返し速度10ppsにて、10秒間連続照射した。そして30°の曲げを有したプローブの中央部を市販の接触式温時計にて連続照射直後(10秒後)の温度を測定した。試験は室温(23℃)で実施した。
【0033】
<試験結果>
・試験結果を表1に示す。表中の測定温度は、n=10の平均値である。
【0034】
【表1】

【0035】
<考察>
表1に示す試験結果からわかるように、樹脂被覆層の屈折率がクラッド(純粋石英ガラス)の屈折率より大きいもの(比較例1〜3)は、曲げ加工されている箇所でレーザ光が漏れ光となって金属コート層側に拡散されているものと考えられる。逆に、樹脂被覆層の屈折率がクラッドの屈折率より小さいもの(実施例1〜3)は、曲げ加工されている箇所でレーザ光が漏れ光とならず、金属コート層側への拡散が制限されているものと考えられる。
【0036】
純粋石英層の屈折率は1.463程度であることが知られている。比較例1ではそれより若干屈折率が高いため、数度の温度上昇が確認されているので好ましくないことは明らかである。
【0037】
実施例3は、純粋石英層の屈折率と同レベルであって、それほどの温度上昇は確認されていない。しかしながら、角度を30°以上に曲げた場合や、もっとハイパワーで長時間のレーザ照射を想定すると、温度上昇のマージンが少ないように思われる。
【0038】
以上より、本発明の歯科用プローブで用いる樹脂被覆層の屈折率は、純粋石英層の屈折率よりも小さいこと、好ましくは純粋石英層の屈折率よりも、0.04以上小さい屈折率であるほうがよいことが判明した。
また、漏れ光の有無は、光ファイバのクラッドとその外側の樹脂被覆層との屈折率差によるものであるから、クラッドの材質が純粋石英層でない場合も同様に、樹脂被覆層の屈折率がクラッドの屈折率より小さくすることにより、温度上昇を抑制することができる。
【符号の説明】
【0039】
10…歯科用プローブ、11…プローブ先端部、20…光ファイバ、21…コア、22…クラッド、23…樹脂被覆層、24…金属被覆層、30…マルチルーメンチューブ、31…水の流路、32…エアの流路、33…管路、40…レーザハンドピース。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯科治療用レーザハンドピースにおいて、光ファイバで伝送されたレーザ光を被照射位置に導くために用いられる歯科用プローブであって、
歯科用プローブの先端部は、水の流路と、エアの流路と、光ファイバが挿通される管路が内部に形成されたマルチルーメンチューブ、および前記管路に挿通された光ファイバからなり、
前記光ファイバは、クラッドの外周上に設けられた樹脂被覆層、および前記樹脂被覆層の外周上に設けられた金属被覆層を有し、
前記樹脂被覆層は、屈折率が前記クラッドの屈折率より低い高分子化合物からなることを特徴とする歯科用プローブ。
【請求項2】
前記樹脂被覆層の屈折率が、純粋石英の屈折率よりも0.04以上小さいことを特徴とする請求項1に記載の歯科用プローブ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−201068(P2010−201068A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−52093(P2009−52093)
【出願日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【出願人】(000005186)株式会社フジクラ (4,463)
【Fターム(参考)】