説明

殺菌及び除染装置

本体10と、好ましくはレクターン12の形状の取り外し可能なコントロールパネルとを具備する殺菌、浄化、及び/もしくは浄化装置であって、この本体は、吐出口16を有し、加湿装置と、オゾン吐出装置と、これら加湿装置及びオゾン吐出装置を制御するための制御装置とを有しており、前記取り外し可能なコントロールパネルは、前記制御装置の遠隔制御のためのユーザインターフェース40を含んでいる、装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、改良された殺菌、浄化、及び/もしくは、除染装置に関わる。
【0002】
台所や病室のような閉じられた空間を素早く効率的に殺菌及び浄化し、この範囲内の空気と表面とを汚染するバクテリアやウイルスのような潜在的に有害な微生物を、所望の時間スケールで死滅させることが、必要とされている。
【背景技術】
【0003】
オゾンの殺菌作用は、広く知られ、評価されており、また、湿った大気中にオゾンを供給することによって殺菌効果が上がることが、知られている。
【0004】
しかしながら、殺菌剤としてのオゾンの使用に係る問題は、所有者に返すために環境が安全であることを確実にするための後処理プロセスが比較的長いことと、このプロセスの間に、潜在的に環境に有害な薬剤を使用することと、環境の浄化の際にこのプロセスのパッケージの効果が徐々になくなっていくことと、装置の素早いセットアップと使用とにおける単純さが全体的に欠けていることとである。
【0005】
同出願人の前の出願である特許文献1と、非公開の係属中の出願である特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6とは、湿った大気中のオゾンの有益な効果を利用した環境の除染の方法に関わる。このようなプロセスは、殺菌された環境を提供するのに有効であるが、簡単なセットアップとこのプロセスの操作とを可能にし、また、使用者が有害な物質から安全な状態に保たれることを確実にする装置を提供することが、望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】EP 1500404(Steritrox Limited)
【特許文献2】GB 0904262.3
【特許文献3】GB 0904264.9
【特許文献4】GB 0904266.4
【特許文献5】GB 0904269.8
【特許文献6】GB 0904272.2
【発明の概要】
【0007】
本発明は、この問題の解決策を提供し、特に、部屋の中に操縦者がいない環境でも操作され得る、殺菌、浄化、及び/もしくは除染装置を提供することを目指す。
【0008】
本発明に従えば、本体と、取り外し可能なコントロールパネルとを有する殺菌、除染、及び/もしくは浄化装置であって、この本体は、吐出口を有しており、少なくとも加湿装置と、オゾン吐出装置と、これら加湿装置及びオゾン吐出装置を制御するための制御装置とを収容しており、前記取り外し可能なコントロールパネルは、前記制御装置の遠隔制御のためのユーザインターフェースを含む、装置が、提供される。
【0009】
この装置の本体は、炭化水素吐出装置、及び/もしくはUV触媒、適切なセンサ、ファン、酸素供給部、及び/もしくは水リザーバのような、装置の操作の最適化のための更なる構成要素を含み得る。
【0010】
この装置の本体は、好ましくは、複数のホイールと少なくとも1つのハンドルとを有している。好ましくは、前記本体は、全体的に箱の形状であり、4つの直立した側面と、屋根部分と、床部分とを有している。より好ましくは、前記本体は、前記コントロールパネルの少なくとも一部を受けるための少なくとも1つの凹部を有しており、及び/もしくは、この凹部への前記パネルの一時的な装着のための手段を有している。好ましくは、凹部は、屋根部分と、床部分と、直立した側面との少なくとも1つに、しかし好ましくはこれらすべてに、設けられている。好ましくは、前記一時的な装着のための手段は、電気接続部を有している。
【0011】
好ましくは、前記取り外し可能なコントロールパネルは、レクターン(lectern、書見台)の形状である。このレクターンは、好ましくは、ほぼ前記本体の一側面に沿って延びており、前記本体と同じ高さを有している。好ましくは、前記レクターンは、全体的にC字形状であり、側壁によって互いに接続されている上部と下部とを有している。好ましくは、この側壁は、ほぼ真っ直ぐである。この場合に限られないが、この構成は、最小限の突出部を有する除染装置を形成している独立型のレクターンを提供することが、理解されなければならない。
【0012】
好ましくは、前記レクターンの上部、側壁、及び/もしくは下部は、前記本体中に設けられた凹部中に受けられ得る。好ましくは、前記レクターンの側壁の外面が、接続された装置中の前記本体の隣接した側壁と同じ平面上にある。
【0013】
前記レクターンには、好ましくは、このレクターンの前記側壁、及び/もしくは前記上部に、前記少なくとも1つのハンドルが設けられ得る。前記レクターンには、好ましくは前記側壁に接続されている下部の端に沿って配置された1つ以上のホイールが設けられ得る。
【0014】
前記ユーザインターフェースは、前記レクターンの上部に好ましくは設けられており、ディスプレイスクリーンを好ましくは有している。前記ユーザインターフェースは、スピーカ、及びキーボードのような、他の適切な特徴を有し得る。好ましくは、前記ユーザインターフェースは、タッチスクリーン入力装置を有している。前記ユーザインターフェースと前記制御装置との間の相互作用は、好ましくは、適切なワイヤレスの手段によってもたらされる。
【0015】
前記レクターンには、装置の前記本体に設けられた接続部と結合するための電気接続部が、設けられている。好ましくは、前記レクターンは、バッテリーにより駆動され、前記電気接続部によって前記本体から充電される。好ましくは、前記接続部は、前記レクターンの上部の裏面に、設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に従った殺菌及び除染装置の上面図である。
【図2】図2は、図1に示されている装置の後面図である。
【図3】図3は、図1に示されている装置の側面図である。
【図4】図4は、レクターンが本体から離されている状態の、図1に示されている装置の側面図である。
【図5】図5は、レクターンが本体から離されている状態の、図1に示されている装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明は、添付の図面を参照して、例の目的で、詳細に説明される。
【0018】
添付の図面を参照すると、本発明の一実施形態に係る殺菌及び除染装置1の一例が、示されている。この装置は、本体10と、取り外し可能なコントロールパネル12とを有する持ち運び可能な囲い体を有している。図示されている実施形態では、前記コントロールパネルは、好ましくはレクターン(lectern)の形態であるが、本発明は、これに限定されないことが、理解されるであろう。
【0019】
前記本体10は、ホイール14と、ハンドル15とを有しており、(添付の図には示されていないが)除染プロセスを果たすことが求められる装置の構成要素、特に加湿装置とオゾン吐出装置とを、収容している。また、前記本体10は、炭素−炭素二重結合を含む炭化水素を供給するための炭化水素吐出装置を、及び/もしくは、副生成物の除去を補助するための触媒を、有している。吐出口16が、所望の生成物を大気中に吐出するように、前記本体の上部から延びており、マイクロプロセッサが、種々の生成物質の吐出を制御するために、装置中に設けられている。
【0020】
前記加湿装置は、一般に、加湿部と、湿度センサと、温度センサと、水リザーバとを有している。この加湿部は、大気中への蒸発率を高めるように、5ミクロン以下の、好ましくは2乃至3ミクロンの直径を有する吐出口16から、水滴を放出する。前記オゾン吐出装置は、オゾン発生器と、オゾン検出センサと、酸素を前記オゾン発生器に供給するための酸素供給部とを有している。このような構成要素のすべてが、前記本体10を形成しているハウジング中に、もしくはこの上に配置されている。
【0021】
この装置が炭化水素吐出装置を有する場合、この炭化水素吐出装置もまた前記本体中に収容され、環状オレフィンを含むシス型の二次的なオレフィン、もしくはトランス型の二次的なオレフィンのような、炭素−炭素二重結合を有する炭化水素を収容し、前記吐出口から炭化水素を吐出するための手段を備えたタンク即ち容器の形態の炭化水素供給部を有している。触媒もしくは紫外線のような他の、又は更なる手段が、オゾンと副生成物との除去を補助するために、含まれ得る。このような構成要素もまた、前記本体10中に収容される。
【0022】
前記本体10の内部へのアクセスは、取り外し可能であり、好ましくはロック可能であるサイドパネルもしくは蓋によって、もたらされる。前記本体10は、前記装置1を制御し、少なくとも1つの殺菌及び除染のルーチンによって予めセットされ得るマイクロプロセッサの形態の制御装置の一部を有している。前記制御ユニットは、制御装置と、取り外し可能なレクターン12に配置されているユーザインターフェース40とを有しており、この制御装置によって、使用者は、この装置の遠隔制御操作をするように、コマンドを、前記本体にワイヤレスで入力することができる。
【0023】
前記レクターン12は、前記本体10の一方の側面に沿って適合するような大きさ及び形状である(図1乃至図3参照)。また、このレクターンは、本体の前記一方の側面の長さ全体に渡って延びていることが、好ましい。これは、美的に好ましい完成したマシンを提供するためだけでなく、このことによって、前記レクターンが、マシンの前記本体とほぼ同じ高さになる。このレクターンは、側壁24によって互いに接続されている上部20と下部22とを有するほぼC字形状である。前記上部20と、下部22と、側壁24とは、このレクターンが前記本体に装着された時にこの本体中にスナップ適合するように、装置の前記本体中に設けられている凹部30中に受けられ得る。前記側壁24の外面は、前記本体の隣接した外壁と同一平面上にあり、前記下部は、床から上方に離れている。前記下部は、前記本体から離れている時に、前記レクターンの安定を補助する。前記側壁は、前記レクターンの重量を減じるように、材料が取り除かれる。
【0024】
前記レクターン12の上部20の下側の面は、マシンの本体から延びている複数の突出部50と結合するための複数の電気接続部を備えた1つ以上の凹部を有している。この突出部50もまた、相補形態の複数の電気接続部を有している。更なるプラグ凹部32が、前記本体の下側の相補形態の突出部(図示されていない)と結合するように、前記レクターンの側壁24の下側の部分の内側に設けられている。更に、前記レクターンには、遠隔操作のために前記マシンにコマンドを入力するように、ディスプレイスクリーンを有するユーザインターフェース40が、前記上部20の上面に設けられている。また、前記レクターンは、簡単な操作のための、ハンドル42と、ホイール44とを有している。
【0025】
この装置1は、搭載バッテリーを有し得、及び/もしくは、主電源に接続可能であり得る。好ましくは、前記本体10は、主電源に接続され得、前記レクターン12は、前記レクターンが前記本体に結合されている時に、前記本体からの電力によって充電されるバッテリーによって駆動される。
【0026】
また、この装置1は、安全センサのような他の安全な特徴と、システムの不具合の場合に起動を防ぐか、停止させるための安全ルーチンとを、代表的に有している。
【0027】
使用時に、前記レクターン12に接続されている前記本体10を有する全体の装置1は、殺菌、及び/もしくは除染される領域にホイールにより運ばれる。この装置は、正確に配置されて、前記レクターンは、前記レクターンを持ち上げてホイールの上に傾斜させることによって、前記本体から取り外される。そして、前記レクターンは、部屋から運び出され、除染される領域にアクセス可能なドア、もしくは他の開口部の向こう側に配置される。これは、人がこの領域に入るのを防ぐように、警告及び障害物標識として作用する。更に、前記レクターンによって、前記本体内の前記構成要素の操作が、所定の部屋の中で前記本体を制御するマイクロプロセッサに、ワイヤレスで接続されているユーザインターフェース40を使用して、この部屋の外から遠隔制御されることが可能となる。この装置の操作の間、前記レクターンの上部にあるディスプレイ装置は、除染プロセスが実行されていることと、この領域に人が入ってはいけないこととを人に知らせるように、目に見える警告を表示し得る。また、前記レクターンは、除染が完了された時に、目に見える、もしくは音声によるメッセージを与え得、この領域に再び入り得ることを、使用者に知らせる。他の適切なデータと情報とは、使用者によるアクセスのために、保存され得る。
【0028】
この装置の操作の間に、前記領域は、シールされ、前記本体に配置されている前記制御装置は、相対湿度のチェックのような適切な初期の安全チェックを受ける。この安全チェックがパスされない場合、この装置1は動作されず、前記本体と前記レクターンとの一方、もしくは両方にある警告ライトによって、適切な指示を出す。このプロセスの動作の間に、安全チェックが継続して為され、システムの不具合の場合には、システムが安全モードにならない。
【0029】
前記制御装置は、装置によってもたらされる状態をモニターし続け、算出された相対湿度レベルが達成されると、前記制御装置は、オゾン発生器を駆動し、オゾンが発生する。そして、発生されたオゾンは、前記吐出口16から吐出する加湿された空気流中に、供給される。前記制御装置は、オゾン発生器が動作していることを適切に表示し、前記オゾン検出センサによって、周囲のオゾンレベルをモニターする。
【0030】
検出されるオゾンと水蒸気との双方の濃度が、前記ユーザインターフェースによって、変えられ得る。しかしながら、代表的な設定は、オゾンの25ppmv/vと13.6トルとである。予め設定されたオゾンと水蒸気とのレベルが、割り当てられた間隔で検出されると、前記制御装置は、「ドウェル時間」として知られる時間のフェーズに入る。
【0031】
このドウェル時間は、離れたユーザインターフェースの使用によって、例えば1時間に変えられ得、このドウェル時間は、為された除染/浄化の程度と種類とに依存し得る。例えば、一般的に、クロストリジウム・ディフィシレ(clostridium difficile)のような胞子もしくは菌による汚染は、リステリア菌と、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(methicillin resistant staphylococcus aureus)(MRSA)のようなバクテリアによる汚染より、長いドウェル時間を必要とする。
【0032】
ドウェル時間の間に、オゾンの濃度と相対湿度とが、連続してモニターされる。オゾンレベルが所定の閾値より下がると、オゾン吐出装置は、オゾンレベルを再び補うために再び駆動される。湿度が算出された値より下がると、前記加湿装置が、水蒸気のレベルを元に戻すために再び駆動される。
【0033】
更に、この再駆動の段階の間に、オゾンの濃度、もしくは相対湿度が、設定された時間の間隔内に、前述の所定の最低値に達しない場合、前記制御装置は、殺菌及び除染のルーチンを中断し、適切な指示を出す。
【0034】
前記ドウェル時間が過ぎると、前記制御装置は、種々の供給装置を停止させ、炭化水素が供給されるべき場合は、炭化水素を周囲の環境に吐出するように、炭化水素吐出装置を操作する。炭化水素は、オゾンのブレイクダウンを加速させるように、残りのオゾンと優先的に反応し、これによって、使用者が、より早く処理領域に再び入ることができる。
【0035】
オゾン検出センサが、オゾン濃度レベルが所定値より低いこと、例えば0.2pmm以下を検出すると、前記制御装置は、炭化水素の供給を停止し、殺菌及び除染のルーチンが完了したことの表示を出す。更に、この表示は、前記レクターンの、選択的にマシンの前記本体の、ユーザディスプレイで見ることが可能である。0.2ppmのオゾンレベルは、殺菌され除染される領域の大きさに応じて、3乃至4分より短時間で、通例達成される。
【0036】
オゾンの所定の安全レベルが、炭化水素の導入の後の所定の時間間隔の間に、例えば10分以内に達成されたと、前記オゾン検出センサが表示することができない場合、前記制御装置は、この部屋の潜在的に危険なオゾンレベルを警告する表示を出す。前記制御装置は、時間の間隔が、この部屋に再び入り得ることを知らせる前に、オゾンの標準の半減期以上を超えるように、プログラムされ得る。
【0037】
前述の装置は、人為的に高いレベルの非濃縮の湿度を生成し、元の場所に高い濃度のオゾンを発生させる方法を、使用する。この装置の材料は、オゾン及び高い湿度の腐食作用と、前記炭化水素の溶解作用とに、耐久性がある。
【0038】
かくして、ある領域の素早く有効な除染のための、分離されており持ち運び可能な装置を提供することが、可能である。この方法は、ある領域の99.99%以上の有効な殺菌、及び/もしくは除染を、有害な副生成物によって環境に影響を与えることなく、提供し得る。かくして、汚染された領域の迅速な再利用が、実現され得る。前述の方法は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)のようなバクテリアを含む種々の病原体に対して致命的であることが、分かっている。本発明に係る前記本体とレクターンとの特定の構成は、標準のワイヤレスの遠隔制御装置の使用より優れた多数の効果をもたらす。前記レクターンは、除染される部屋へのアクセス地点で、安全性と警告とを示す障害物標識として作用する。また、前記ディスプレイと使用者の制御装置とは、これらが見やすくまた操作しやすいように、使用者のおおよそ腰の高さの位置に、一般的に配置されている。除染が完了すると、前記レクターンは、前記本体へと容易に移動され、素早い取り外し取り付け設備によって、この本体に取り付けられる。この結果、この装置は、単一の構成要素として、保管されるか、どこか他の場所で使用され得る。
【0039】
本発明に係る装置は、病室の大気及び表面の両方の、1時間以内の除染を容易にすることが、可能である。この装置は、空けられた部屋に運び入れられ、最小限の訓練を受けた用務員によって、単純なタッチスクリーンコントロールパッドを使用して、部屋の外から駆動され得る。高度な制御システムが、連続して部屋の状態をモニターし、除染が完了するか問題に直面した時に用務員に知らせる間に、全プロセスは、最小限の監視を必要とする。
【0040】
前述の実施形態は、例のためだけに示されており、添付の請求項によって規定されている本発明の範囲から逸脱しない他の変形例が、当業者に明らかである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と、取り外し可能なコントロールパネルとを具備する殺菌、除染、及び/もしくは浄化装置であって、
前記本体は、吐出口を有し、加湿装置と、オゾン吐出装置と、これら加湿装置及びオゾン吐出装置を制御するための制御装置とを収容しており、前記取り外し可能なコントロールパネルは、前記制御装置の遠隔制御のためのユーザインターフェースを含んでいる、装置。
【請求項2】
前記本体は、4つの直立した壁と、屋根部分と、床部分とを具備し、前記屋根部分、床部分、及び/もしくは壁に、前記コントロールパネルを受けるための少なくとも1つの凹部を有している、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記本体は、この本体への前記コントロールパネルの一時的な装着のための手段を有している、請求項1又は2に記載の装置。
【請求項4】
前記一時的な装着のための手段は、電気接続部を含んでいる、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記コントロールパネルは、前記本体の1つの壁に少なくとも部分的に沿って延びるレクターンの形状である、請求項2乃至4のいずれか1に記載の装置。
【請求項6】
前記レクターンは、本体の前記1つの壁とほぼ同じ高さである、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記レクターンは、全体的にC字形状であり、側壁によって互いに接続されている上部と下部とを有している、請求項5又は6に記載の装置。
【請求項8】
前記ユーザインターフェースは、前記レクターンの上部に設けられている、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記ユーザインターフェースは、ディスプレイスクリーンを有している、請求項1乃至8のいずれか1に記載の装置。
【請求項10】
前記ユーザインターフェースは、タッチスクリーン入力装置を有している、請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記ユーザインターフェースと制御装置とは、ワイヤレスで相互に作用する、請求項1乃至10のいずれか1に記載の装置。
【請求項12】
前記コントロールパネルは、バッテリーにより駆動され、前記本体に装着されている時に、この本体から充電される、請求項1乃至11のいずれか1に記載の装置。
【請求項13】
前記本体は、炭化水素吐出装置を収容している、請求項1乃至12のいずれか1に記載の装置。
【請求項14】
前記本体は、触媒を収容している、請求項1乃至13のいずれか1に記載の装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公表番号】特表2012−527279(P2012−527279A)
【公表日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−511338(P2012−511338)
【出願日】平成22年5月19日(2010.5.19)
【国際出願番号】PCT/GB2010/001007
【国際公開番号】WO2010/133842
【国際公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【出願人】(511222319)ステリトロックス・リミテッド (5)
【氏名又は名称原語表記】Steritrox Limited
【住所又は居所原語表記】The Old Stables, Upper End, Birlingham, Pershore, Worcestershire, WR10 3AA, United Kingdom
【Fターム(参考)】