説明

気密容器

【課題】気密性に優れ、中蓋のがたつきをなくすことができる気密容器を提供する。
【解決手段】上面に化粧具収容凹部1aが形成された容器本体1と、上面に化粧料収容凹部2aが形成され上記容器本体1とのヒンジ連結により上記容器本体1の化粧具収容凹部1aの上面開口を開閉自在に蓋するカップ状の中蓋2と、上記中蓋2の化粧料収容凹部2aの上面開口および容器本体1の化粧具収容凹部1aの上面開口を中蓋2の周側壁15の突条とそれ自身の周側壁19のねじ溝との螺合時の締付力で気密状に蓋する外蓋3とを備えている。そして、上記中蓋2の周側壁15の一部に切欠き凹部16を形成し、上記切欠き凹部16に対応する上記容器本体1の上面の部分に、上記切欠き凹部16に納まる起立片12を突設し、上記外蓋3の周側壁19の内周面に対応する上記容器本体1の起立片12の外周面の部分に、上記ねじ溝に螺合しうる突条12aを形成している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、揮発性の高い化粧料等の内容物を収容するのに適した気密容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、揮発性成分を含有する化粧料等を収容する化粧料容器等の気密容器として、その内部の気密性を保つために、各種の気密容器が提案されているが、このようなものとして、例えば、図32に示す気密容器がある。この気密容器は、中央部に収納部41aが形成された容器本体41と、上記収納部41a内に収納され内部に化粧料42aが充填された中皿42と、上記容器本体41にヒンジ44を介して連結され上記容器本体41の収納部41aを開閉自在に蓋する中蓋43と、この中蓋43上に載置されるパフ45と、これら中蓋43,パフ45を包囲した状態で上記容器本体41の外周に螺合される外蓋46とを備えており、上記中蓋43の裏面に、閉蓋時に上記容器本体41の(収納部41aを形成する)環状壁41bの上面に当接するパッキン47が固定されている。
【0003】
上記容器本体41の外周には、上下方向に一直線状に延びる1本の溝部48が形成されており、この溝部48の下端部に蝶番ピン49が左右方向に架設されている。また、上記中蓋43の周縁部から、上記溝部48に挿入される1本の延長片50が垂下しており、この延長片50の先端部に、上記蝶番ピン49に回動自在に取り付けられる回動部51が形成されている。そして、これら蝶番ピン49と回動部51とで上記ヒンジ44が構成されており、上記回動部51に、ヒンジ位置可動機構として、蝶番ピン49に対して上下方向にスライドしうるスライド部51aが形成されている(図33参照)。また、上記外蓋46の周壁の上端部内周に凸部46aが形成されており、閉蓋時に、上記中蓋43の周縁部上面に形成された環状座43aの上面に当接するようにしている。
【0004】
そして、上記容器本体41の収納部41aを中蓋43で蓋した状態で上記容器本体41の外周に外蓋46を螺合させて閉蓋する場合には、外蓋46をある程度ねじ込むと、上記外蓋46の凸部46aが中蓋43の環状座43aの上面に当接してパッキン47が容器本体41の環状壁41bの上面に軽く圧接し、さらに上記外蓋46をねじ込むと、回動部51のスライド部51aにより中蓋43が延長片50とともに押し下げられ、これにより、パッキン47が容器本体41の環状壁41bの上面に当接して密着性が向上し、気密性が高まるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−258636号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の気密容器では、外蓋46の螺合前に、中蓋43を下方に回動させて容器本体41の収納部41aを蓋すると、回動部51にヒンジ位置可動機構を設けているため、図33に示すように、中蓋43の延長片50が少し上側に位置し、中蓋43が傾斜姿勢(上記延長片50の近傍部分が上側で、上記延長片50の反対側部分が下側となる傾斜姿勢)になって容器本体41の環状壁41b上に載置される。このような状態で外蓋46をねじ込むと、中蓋43が傾斜姿勢になったままで閉蓋されることがあり、傾斜姿勢の中蓋43と容器本体41の環状壁41bとの間に隙間が生じ、気密性が低下する。しかも、上記回動部51にヒンジ位置可動機構を設けているため、開蓋状態での化粧中等に中蓋43ががたつきやすく、このがたつきにより蝶番ピン49,回動部51等が早期に損傷等する。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、気密性に優れ、しかも中蓋のがたつきをなくすことができる気密容器の提供をその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、本発明の気密容器は、上面に凹部が形成された容器本体と、上面に凹部が形成され上記容器本体とのヒンジ連結により上記容器本体の上面凹部開口を開閉自在に蓋するカップ状の中蓋と、上記中蓋の上面凹部開口および容器本体の上面凹部開口を中蓋の周側壁の外周ねじとそれ自身の周側壁の内周ねじとの螺合時の締付力で気密状に蓋する蓋体とを備え、上記中蓋の周側壁の一部に切欠き部を形成し、上記切欠き部に対応する上記容器本体の上面の部分に、上記切欠き部に納まる起立片を突設し、上記蓋体の周側壁の内周面に対応する上記容器本体の起立片の外周面の部分に、上記内周ねじに螺合しうる外周ねじを形成したという構成をとる。
【発明の効果】
【0008】
すなわち、本発明の気密容器は、上面に凹部が形成された容器本体と、上面に凹部が形成され上記容器本体とのヒンジ連結により上記容器本体の上面凹部開口を開閉自在に蓋するカップ状の中蓋と、上記中蓋の上面凹部開口および容器本体の上面凹部開口を中蓋の周側壁の外周ねじとそれ自身の周側壁の内周ねじとの螺合時の締付力で気密状に蓋する蓋体とを備えている。そして、上記中蓋の周側壁の一部に切欠き部を形成し、上記切欠き部に対応する上記容器本体の上面の部分に、上記切欠き部に納まる起立片を突設し、上記蓋体の周側壁の内周面に対応する上記容器本体の起立片の外周面の部分に、上記内周ねじに螺合しうる外周ねじを形成している。したがって、本発明の気密容器では、上記容器本体の上面凹部開口を中蓋で蓋するとともに、この中蓋の上面凹部開口を蓋体で蓋し、その状態で、蓋体の周側壁の内周ねじと両外周ねじ(すなわち、中蓋の周側壁の外周ねじと容器本体の起立片の外周ねじ)とを螺合させると、この螺合時の強い締付力で、例えば、上記中蓋の上面と蓋体の天井壁の下面とを直接に(もしくは弾性板等を介して)押圧状に密着させて、上記中蓋の上面凹部開口を気密状に蓋することができる。しかも、上記螺合時の強い締付力で、例えば、中蓋を容器本体側に少し移動させて、上記容器本体の上面に中蓋の周側壁の底面を直接に(もしくは弾性板等を介して)押圧状に密着させるとともに、上記容器本体の起立片を中蓋の周側壁の切欠き部に直接に(もしくは弾性板等を介して)押圧状に密着させて、上記容器本体の上面凹部開口をも気密状に蓋することができ、優れた気密性を有する。しかも、中蓋の周側壁および容器本体の起立片に外周ねじ部を形成しているため、中蓋をその周囲から均等に押さえることができ、中蓋が傾斜姿勢になることがない。しかも、容器本体と中蓋とをヒンジ連結する連結部分に、従来例のようなヒンジ位置可動機構を設ける必要がないため、上記連結部分のがたつきをなくすことができ、上記連結部分が長期間にわたって損傷等することがない。
【0009】
また、開蓋操作の際に上記蓋体が所望の角度で止まるように構成されていると、開蓋操作を止めるだけで上記蓋体を所望の角度に停止させることができ、使い勝手がよい。
【0010】
また、上記容器本体の上面に形成された凹部が化粧具収容凹部で、上記蓋体の上面に形成された凹部が化粧料収容凹部であると、化粧具と化粧料との双方を気密状に収容することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
【0012】
図1〜図3は本発明の気密容器の一実施の形態を示している。これらの図において、1は上面に化粧具収容凹部1aが形成された合成樹脂製の容器本体で、2はこの容器本体1の化粧具収容凹部1aを開閉自在に蓋し上面に化粧料収容凹部2aが形成された合成樹脂製の中蓋で、3はこの中蓋2の化粧料収容凹部2aを蓋する合成樹脂製の外蓋(蓋体)であり、上記化粧具収容凹部1aにパフ等の化粧具4が載置され、上記化粧料収容凹部2aに揮発性化粧料5が充填されている。
【0013】
上記容器本体1は、図4〜図9に示すように、略円形のカップ状体に形成されており、そのカップ状体の周側壁11の上端面前半部分に、その内周縁に沿って略1/6円弧状に形成された左右一対の起立片12が、これら両起立片12の前端部同士間に所定の隙間をあけた状態で、かつ相対向する状態で立設されている。これら両起立片12には、その外周面に、後述する外蓋3のねじ溝(内周ねじ)3aに螺合する1条の突条(外周ねじ)12aが突設されている。また、上記周側壁11の後側中央部分には、後述する中蓋2のヒンジ連結部17を回動自在に挿入する凹部13が形成されており、この凹部13の左右両側部に左右一対の貫通孔13aが相対向するようにして穿設されている。そして、これら両貫通孔13aに、上記ヒンジ連結部17を回動自在に支受する軸体6(図2参照)が挿入,固定されている。図8において、13bは上記容器本体1の凹部13の底面後側部分に形成された下向き傾斜面である。
【0014】
上記中蓋2は、図10〜図13に示すように、略円形のカップ状体に形成されており、そのカップ状体の周側壁15の外周部前半部分(上記容器本体1の両起立片12に対応する部分)に、その外周部に沿って略1/6円弧状に形成された左右一対の切欠き凹部(切欠き部)16が、その下端面が上記周側壁15の外周部下端面に開放された状態で、かつ上記両起立片12が密着状に納まる形状に形成されている。また、上記周側壁15の外周面の後側部分には、上記外蓋3のねじ溝3aに螺合する1条の突条(外周ねじ)15aが、上記両起立片12の突条12aと略同じ長さに形成されている。また、上記周側壁15の下面の後側中央部分から、上記容器本体1の凹部13に回動自在に挿入するヒンジ連結部17が垂下しており、このヒンジ連結部17の下端部に穿設された左右貫通孔17aに上記容器本体1の軸体6が回動自在に挿通されている。このようなヒンジ連結部17は、開蓋時に所望の角度で開蓋を止めると(どの開蓋角度で止めても)、その開蓋角度でヒンジ連結部17の姿勢(すなわち、中蓋2の開蓋姿勢)を保持することができる構造(すなわち、フリーストップ構造)になっている。このような構造としては、上記容器本体1の軸体6とヒンジ連結部17の左右貫通孔17aとの嵌め合いを適宜設定し、上記容器本体1の軸体6に対する中蓋2の回動に所定の抵抗を持たせ、任意の位置で止めることができる手段等、各種の手段が用いられる。
【0015】
上記外蓋3は、図14および図15に示すように、有天円筒状に形成されており、その周側壁19の内周面に、上記両突条12a,15aに螺合するねじ溝3aが形成されている。また、上記外蓋3の天井壁3bには、その下面に、平板状に形成されたゴム製パッキン等の気密用弾性板20が配設されている。
【0016】
上記の構成において、開蓋状態(図16参照)から閉蓋する場合には、まず、中蓋2を下方に回動させ、容器本体1の周側壁11の上面上に中蓋2の周側壁15の底面を載置する。この状態では、容器本体1の両起立片12が中蓋2の両切欠き凹部16内に挿入されている。つぎに、容器本体1を一方の手指で持ち、外蓋3を他方の手指で持ち、この外蓋3で中蓋2の上面を覆いながら、外蓋3のねじ溝3aを容器本体1および中蓋2の突条12a,15aに螺合させ、外蓋3をねじ込むことを行う。この螺合時の締付力により、外蓋3の気密用弾性板20の下面外周部が中蓋2の周側壁15の上端面に押圧状に当接し、中蓋2の化粧料収容凹部2aが気密状に保持されている。また、中蓋2が容器本体1側に押圧されて、容器本体1の周側壁11の上面上に中蓋2の周側壁15の底面が押圧状に当接するとともに、容器本体1の両起立片12のコ字状の外周面(すなわち、左右両側面および上側面)が中蓋2の切欠き凹部16のコ字状の内周面(すなわち、左右両側面および上側面)に押圧状に当接し、容器本体1の化粧具収容凹部1aが気密状に保持されている。
【0017】
このように、上記実施の形態では、外蓋3の螺合時の締付力により、容器本体1の化粧具収容凹部1aおよび中蓋2の化粧料収容凹部2aがそれぞれ気密状に保持されており、優れた気密性を有している。しかも、容器本体1の両起立片12と中蓋2の周側壁15とに突条12a,15aを形成し、これら突条12a,15aを利用し、上記締付力により中蓋2を周囲から(前側の左右両側部分と後側の中央部分から)均等に押さえることができ、閉蓋時に中蓋2が傾斜姿勢になることがない。しかも、ヒンジ連結部17にがたつきを設ける必要がなく、ヒンジ連結部17が長期間にわたって損傷等することがない。
【0018】
図17は本発明の気密容器の他の実施の形態を示している。この実施の形態では、上記容器本体1の周側壁11の前端部分(略1/6円弧状の部分)が切欠かれており、この切欠き部22(図18および図19参照)に対応する上記中蓋2の前端部分(略1/6円弧状の部分)から、その外周縁に沿って、上記切欠き部22に着脱自在に係合する係合片23が垂下している(図20〜図22参照)。それ以外の部分は上記実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この実施の形態でも、上記実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
【0019】
図23は本発明の気密容器のさらに他の実施の形態を示している。この実施の形態では、上記容器本体1には、図24〜図27に示すように、その周側壁11の上端面前半部分に、その内周縁に沿って略1/2円弧状に形成された起立片12が立設されており、この起立片12の外周面中央部分に、外蓋3のねじ溝(内周ねじ)3aに螺合する1条の突条(外周ねじ)12aが形成されている。また、上記周側壁11の後側中央部分には、棒状支受部25が立設されており、その上端部に左右貫通孔25aが穿設されている。
【0020】
上記中蓋2には、図28〜図31に示すように、その化粧料収容凹部2aの上面開口部の外周面から円環状の上壁26が突設されており、この上壁26の後側中央部分に、上記棒状支受部25の上端部に回動自在に係合しうる切欠き部27が形成されている。この切欠き部27には、その左右両側部分に左右一対の貫通孔27aが相対向するようにして穿設されており、これら両貫通孔27aに、上記棒状支受部25の左右貫通孔25aに回動自在に挿通される軸体(図示せず)が挿入,固定されている。また、上記上壁26の外周縁部の後半部分から、その外周縁に沿って略1/4円弧状に形成された左右一対の外壁28が、上記切欠き部27を挟むようにして垂下しており、これら両外壁28の外周面に、外蓋3のねじ溝3aに螺合する1条の突条(外周ねじ)28aが、上記容器本体1の突条12aと略同じ長さで形成されている。一方、上記上壁26の外周縁部の前半部分は、その下部が開放されており(すなわち、上記上壁26の外周縁部から垂下する周側壁のうちの前半部分が切欠き形成されており)、この切欠き形成部29(の上壁26の外周縁部の前半部分の下側面および両外壁28の前側面)に閉蓋時に上記容器本体1の起立片12のコ字状の外周面(すなわち、左右両側面および上側面)が密着しうるようにしている。それ以外の部分は上記両実施の形態と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。この実施の形態でも、上記両実施の形態と同様の作用・効果を奏する。しかも、上記棒状支受部25が外蓋3の内部に形成されているため、気密性がさらに向上する。
【0021】
なお、上記各実施の形態では、容器本体1にパフ等の化粧具4を収容し、中蓋2に揮発性化粧料5を充填しているが、これに限定するものではなく、容器本体1に揮発性化粧料5を充填し、中蓋2にパフ等の化粧具4を収容してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の気密容器の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】上記気密容器の断面図である。
【図3】上記気密容器の分解斜視図である。
【図4】容器本体の斜視図である。
【図5】上記容器本体の平面図である。
【図6】上記容器本体の側面図である。
【図7】上記容器本体の背面図である。
【図8】上記容器本体の断面図である。
【図9】上記容器本体の要部の断面図である。
【図10】中蓋の斜視図である。
【図11】上記中蓋の底面図である。
【図12】上記中蓋の側面図である。
【図13】上記中蓋の断面図である。
【図14】外蓋の底面図である。
【図15】上記外蓋の断面図である。
【図16】開蓋状態を示す斜視図である。
【図17】本発明の気密容器の他の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図18】容器本体の平面図である。
【図19】上記容器本体の断面図である。
【図20】中蓋の底面図である。
【図21】上記中蓋の側面図である。
【図22】上記中蓋の断面図である。
【図23】本発明の気密容器のさらに他の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図24】容器本体の斜視図である。
【図25】上記容器本体の平面図である。
【図26】上記容器本体の側面図である。
【図27】上記容器本体の断面図である。
【図28】中蓋の斜視図である。
【図29】上記中蓋の底面図である。
【図30】上記中蓋の側面図である。
【図31】上記中蓋の断面図である。
【図32】従来例を示す断面図である。
【図33】従来例の要部の断面図である。
【符号の説明】
【0023】
1 容器本体
1a 化粧具収容凹部
2 中蓋
2a 化粧料収容凹部
3 外蓋
12 起立片
12a 突条
15 周側壁
16 切欠き凹部
19 周側壁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面に凹部が形成された容器本体と、上面に凹部が形成され上記容器本体とのヒンジ連結により上記容器本体の上面凹部開口を開閉自在に蓋するカップ状の中蓋と、上記中蓋の上面凹部開口および容器本体の上面凹部開口を中蓋の周側壁の外周ねじとそれ自身の周側壁の内周ねじとの螺合時の締付力で気密状に蓋する蓋体とを備え、上記中蓋の周側壁の一部に切欠き部を形成し、上記切欠き部に対応する上記容器本体の上面の部分に、上記切欠き部に納まる起立片を突設し、上記蓋体の周側壁の内周面に対応する上記容器本体の起立片の外周面の部分に、上記内周ねじに螺合しうる外周ねじを形成したことを特徴とする気密容器。
【請求項2】
開蓋操作の際に上記蓋体が所望の角度で止まるように構成されている請求項1記載の気密容器。
【請求項3】
上記容器本体の上面に形成された凹部が化粧具収容凹部で、上記蓋体の上面に形成された凹部が化粧料収容凹部である請求項1または2記載の気密容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【公開番号】特開2006−81750(P2006−81750A)
【公開日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−269991(P2004−269991)
【出願日】平成16年9月16日(2004.9.16)
【出願人】(000158781)紀伊産業株式会社 (327)
【Fターム(参考)】