説明

水冷ハウス

【課題】安価な費用で家屋全体を冷やし熱中症による死者を減らすことが可能な、家屋の屋根又は屋上及び外壁の上部に張り巡らせた水道パイプシステムを提供する。
【解決手段】家屋の屋根又は屋上及び外壁の上部に,側面に孔をあけた金属又はプラスティック製の水道パイプを張り巡らし、それから水道水を放水して、建物全体を水道水の膜で覆う。外気の熱により水道水を気化させることで周囲の熱を下げることができる。これらの自然現象を利用して、家屋全体の温度をさげるのである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は 建物の屋根又は屋上及び建物の外壁全体に広く水道水を流し続ける事により、建物全体を冷却しようとする物である。
【背景技術】
【0002】
従来 屋内の冷却方法は、扇風機、電気又はガスによるクーラーであった。現在 部分的に屋根及び壁を水によって冷却する
ユニットは すでに市販されている。しかし 何れも高価である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の冷却方法は、いずれも金がかかり経済的ではなかった。そこで 建物の屋根又は屋上及び建物の外壁全体に水道水を流し、その気化によって生ずる熱降下作用を利用して、建物全体を冷やそうとするものである。水道水そのものの冷たさも影響する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
建物の屋根又は屋上及び建物全体の外壁に広く水道水を流し続ける。
【発明の効果】
【0005】
実験を行っていないので、数字で示すことはできないが、本発明を実行すれば屋内温度は数度下がるであろう。
その上 少しの出費で実現でき、熱中症で死亡する人が減るであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
金属又はプラスティック製のパイプの左右に、5〜10センチメートルおきに孔をあける。この長いパイプを屋根の稜線にとりつけ水道水を流し続ける。箱形の建物であったら 屋上の中央に水道管を開くように設計すればよい。又 建物外壁の上の部分にもパイプを横にのばす。これにも水道水を流し続ける。こうして建物全体を水の膜で覆うのである。ビルディングでも他の集合住宅でもことは同じである。
【実施例】

【産業上の利用可能性】
【0007】
本発明による冷却方法は、費用がわずかですみ工事も簡単であるので、産業上の利用可能性は大きい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
家屋の屋根又は屋上及び外壁の上部に張り巡らせた金属又はプラスティック製の側面に孔をあけた水道パイプシステム。