説明

水性化粧料組成物

【課題】顔料沈降を抑制すると共に、使用前に撹拌不要となり、塗布時にはのびが良くなるなどの優れた特性を有する水性化粧料組成物を提供する。
【解決手段】少なくとも、粘度調整剤として合成スメクタイト及びキサンタンガムと、被膜形成剤と、顔料とを含有することを特徴とする水性化粧料組成物。
この水性化粧料組成物の粘度は、EHD型粘度計による温度25℃、ずり速度3.83S−1で2〜10Pa・sの範囲であることが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水性化粧料組成物に関し、更に詳しくは、水性の目元周りなどのポイントメイクに適したアイライナー、アイシャドウ、アイブロウなどの水性化粧料組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、目元周りなどのポイントメイクの化粧料としては、非水系タイプや乳化系タイプが主流であり、例えば、(A)トリオルガノシリル基を有する非イオン性多糖類及びその誘導体の1種又は2種以上が、10〜30質量%と、(B)疎水性無水ケイ酸、有機変性ベントナイト、合成ケイ酸ナトリウム・マグネシウムから選ばれる1種又は2種以上が、0.5〜10質量%と、(C)化粧用粉体が、5〜30質量%と、(D)揮発性油剤とを含有することを特徴とする非水系の化粧料(例えば、特許文献1参照)や、皮膚、及び/又は口唇をケアする及び/又はメイクアップするための化粧料組成物であって、少なくとも1の液状脂肪相を含み、該脂肪相は少なくとも1のフィルム形成性ポリマー及びアモルファスのケイ酸塩粒子を含む乳化系タイプの化粧料組成物(例えば、特許文献2参照)が知られている。
しかしながら、これらの非水系や乳化系タイプの化粧料は、塗布時ののび、化粧持続性という点で未だ不十分であるなどの課題がある。
【0003】
また、近年、水系タイプの化粧料も増えてきており、例えば、水性の増粘・ゲル化剤と、パール光沢粉体とを含有することを特徴とする、水性ポイントメークアップ化粧料(例えば、特許文献3参照)などが知られている。
しかしながら、この水系タイプの化粧料は、高比重、大粒径顔料が沈降するため、撹拌ボールを容器に入れ、使用前に降り、ボールを動かすことで、顔料を再分散させて使用する必要があった。さらに、顔料沈降を抑制するレベルまで粘度を上げると、塗布時ののびが悪くなってしまうなどの課題があるのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−352723号公報(特許請求の範囲、実施例等)
【特許文献2】特開2007−320907号公報(特許請求の範囲、実施例等)
【特許文献3】特開2005−97148号公報(特許請求の範囲、実施例等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記従来技術の課題及び現状に鑑み、これを解消しようとするものであり、顔料沈降を抑制すると共に、使用前に撹拌不要となり、塗布時にはのびが良くなるなどの優れた特性を有する水性化粧料組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記従来の課題等に鑑み、鋭意研究を行った結果、少なくとも、粘度調整剤として特定のニ成分と、被膜形成剤と、顔料とを含有することにより、上記目的の水性化粧料組成物が得られることを見い出し、本発明を完成するに至ったのである。
【0007】
すなわち、本発明は、次の(1)及び(2)に存する。
(1) 少なくとも、粘度調整剤として合成スメクタイト及びキサンタンガムと、被膜形成剤と、顔料とを含有することを特徴とする水性化粧料組成物。
(2) EHD型粘度計による温度25℃、ずり速度3.83S−1での粘度が2〜10Pa・sの範囲であることを特徴とする上記(1)記載の水性化粧料組成物。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、顔料沈降を抑制すると共に、使用前に撹拌不要となり、塗布時にはのびが良くなるなどの優れた特性を有する水性化粧料組成物が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態を詳しく説明する。
本発明の水性化粧料組成物は、少なくとも、粘度調整剤として合成スメクタイト及びキサンタンガムと、被膜形成剤と、顔料とを含有することを特徴とするものである。
【0010】
本発明に用いる粘度調整剤として合成スメクタイトとキサンタンガムとのニ成分を用いるものである。
用いる合成スメクタイトは、構造粘性が非常に強いため、顔料沈降抑制に効果的であるが、合成スメクタイト単独では経時的に離液するため、これを抑制するためにキサンタンガムを必須成分として含有するものである。これは、合成スメクタイトのカードハウス構造が時間と共により強固になり水を吐き出すものと考えられており、そこに、キサンタンガムが入ることにより、その構造を緩和させることができる。事実、キサンタンガムを微量添加することで、合成スメクタイト水溶液のせん断減粘指数が急激に上昇する。せん断減粘指数が0.15を下回ると、離液する確率が高くなる。
また、用いるキサンタンガムは、単独では、特に粒子径の大きい光輝性粒子の沈降抑制効果が不十分である。そして、沈降抑制効果が十分得られる粘度までキサンタンガムを配合すると、塗布時ののびが損なわれてしまうため、単独で使用することはできないものである。
用いることができる合成スメクタイトとしては、例えば、市販品ではスメクトン(クニミネ工業社製)、ラポナイト(ロックウッド アディティブズ社製)、ルーセンタイト(コープケミカル社製)等の少なくとも1種が挙げられる。
なお、スメクタイトには、天然のスメクタイトが知られているが、本発明では、金属類などの不純物を含んでいることが多く、色相、粘性のばらつきが起こりやすいという理由で使用しないものである。
【0011】
本発明に用いる合成スメクタイトの含有量は、水性化粧料組成物全量に対して、好ましくは、0.1〜2質量%(以下、単に「%」という)、更に好ましくは、0.3〜2%、特に好ましくは、0.4〜1.6%とすることが望ましい。
この合成スメクタイトの含有量が0.1%未満であると、合成スメクタイトを含有せしめる効果に乏しく、一方、2%を越えて含有すると、塗布時ののびが悪くなり、好ましくない。
【0012】
用いるキサンタンガムの含有量は、本発明の効果を発現せしめる点から、合成スメクタイトの質量1に対して、キサンタンガムの量が0.2以上とすることが好ましく、また、合成スメクタイトの特徴を活かすためには、キサンタンガムの量が2以下とすることが好ましく、更に好ましくは、合成スメクタイトの質量1に対して、0.4以上1.8以下とすることが望ましい。
用いることができるキサンタンガムとしては、例えば、市販品ではケルトロールCG(CPケルコ社製)、エコーガム(DSP五協フード&ケミカル社製)等の少なくとも1種が挙げられる。
【0013】
本発明に用いる顔料は、色材として用いるものであり、水性化粧料の顔料として通常使用されているものであれば、特に限定されず、無機顔料、有機顔料などを用いることができる。例えば、カーボンブラック、黒酸化鉄、黄酸化鉄、酸化クロム、群青、紺青、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、酸化チタン、酸化マグネシウム、水酸化クロム、炭酸カルシウム、チタンイエロー、ベンガラや、二酸化チタン被覆燐片状チタン、ベンガラ被覆雲母チタン、魚鱗箔、Nε−ラウロイル−L−リジン被膜タルクなどの高比重・大粒径色材となるパール顔料(高輝性粒子)、積層フィルム末や、青色1号Alレーキ、赤色205号、青色226号、青色228号、青色404号などの有機顔料から選ばれる少なくとも1種(各単独又は2種以上の混合物)が挙げられる。本発明では、上記顔料として、平均粒子径が150μm〜300μmとなるパール顔料(光輝性粒子)などの大きな粒子を含む場合にも、本発明の効果を発揮できるものとなる。なお、本発明(実施例等を含む)における「平均粒子径」は、顕微鏡により観察し、n=20以上の任意の部分の測定結果の平均粒子径に基づく値である。
用いる顔料は、当組成物は、その得られた粘性により、高い沈降抑制効果を有するため、より大粒径顔料に効果的であり、これまで再撹拌を必要としていた大粒径顔料の再撹が不要となる点から、少なくとも平均粒子径が1μm以上である顔料を含有することが望ましい。
これらの顔料の含有量は、発色性、好適な粘性、塗布性、用途の点などから、水性化粧料組成物全量に対して、0.5〜30%が好ましく、更に好ましくは、1〜20%が望ましい。
【0014】
本発明に用いる被膜形成剤としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸あるいはそれらのアルキルエステル又は誘導体、スチレン、酢酸ビニルの中の1種又は2種以上のモノマーから選択されてなる共重合体のエマルジョン樹脂が挙げられる。
具体的には、ダイトゾール5000SJ、5000AD(大東化成工業社製)、ヨドゾールGH800F、34F、GH41F(アクゾノーベル社製)の少なくとも1種を挙げることができる。
【0015】
これらの被膜形成剤(エマルジョン樹脂)の含有量は、固形分(樹脂分)換算で水性化粧料組成物全量に対して、0.5〜30%が好ましく、更に好ましくは、1〜25%とすることが望ましい。
これらの被膜形成剤(エマルジョン樹脂)の含有量が、固形分(樹脂分)換算で0.5%未満では、耐水性能が悪く、一方、固形分(樹脂分)換算で30%を超えて含有すると、経時的な安定性を阻害し、また、塗布時ののびが悪くなることがあり、好ましくない。
なお、これら被膜形成剤(エマルジョン樹脂)の安定化に、界面活性剤が使用されることもあるが、これらに配合されている界面活性剤については、本願発明の効果に関する影響は少ないので、含有量には、考慮しないものとする。
【0016】
本発明では、顔料の分散性を更に向上させるために、分散剤を必要に応じて含有することができる。
用いることができる分散剤としては、特に限定されず、例えば、アクリル酸、メタクリル酸あるいはこれらのアルキルエステル又は誘導体、酢酸ビニル、ビニルピロリドンの中の1種又は2種以上から選択されるものからなる共重合体や、ベタイン型アルキル酸系両性樹脂、界面活性剤などが挙げられ、好ましくは、顔料の更なる分散性能の点から、アクリル酸、メタクリル酸あるいはそれらのアルキルエステル又は誘導体中から選ばれる1種と酢酸ビニルとの共重合体、ビニルピロリドンと酢酸ビニルとの共重合体、アクリル酸、メタクリル酸あるいはそれらのアルキルエステルの1種以上とオクチルアクリルアミドとの共重合体が望ましく、特に好ましくは、更なる分散性能、被膜形成能の点から、アクリル酸、メタクリル酸あるいはそれらのアルキルエステルの1種以上とオクチルアクリルアミドとの共重合体である。
【0017】
また、用いることができる界面活性剤としては、例えば、ノニオン系界面活性剤、アニオン系面活性剤、カチオン系界面活性剤が挙げられ、レシチン、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルの他、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸・リン酸塩、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、アルキル硫酸塩、スルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩などの1種又は2種以上の混合物が挙げられる。
【0018】
これらの分散剤の含有量は、水性化粧料組成物全量に対して、2%以下が好ましく、更に好ましくは、0〜0.5%とすることが望ましい。
本発明では、上記粘度調整剤の一つとなるキサンタンガムと色材となる顔料(パール顔料)および被膜形成剤(固着用エマルジョン)では、色材が凝集し、塗布時ののびが悪くなることがあるが、色材を分散するための分散剤、例えば、上記アクリル樹脂や界面活性剤を含有することが好ましいが、これらを含有すると、エマルジョンが不安定になることや、皮膚への刺激がおこるため、含有量を極力抑えたい。これに対しても、本発明では、粘度調整剤として合成スメクタイトを併用することで、色材である顔料が更に均一に分散し、のびの良い水性化粧料組成物が得られるものである。
【0019】
本発明の水性化粧料組成物は、水(精製水、蒸留水、イオン交換水、純水、超純水等を含む)を溶媒とする。この水の含有量は、上記各成分、後述する任意成分を含有した残部となる。
また、塩化ナトリウム、硫酸アンモニウム、塩化マグネシウム、酢酸ナトリウムなどの塩を加えることで、経時物性が更に安定する。
更に、本発明の水性化粧料組成物には、前記各必須成分等の他に、通常の水性化粧料組成物に用いられる任意成分などを含有せしめることができる。具体的には、1,3−ブタンジオールなどの水溶性溶剤、シリカ粒子などの増量剤、防腐剤、防菌剤、酸化防止剤、中和剤、紫外線吸収剤、キレート剤、保湿剤、美容成分、樹脂ファイバー、香料などを、本発明の効果を損なわない範囲で適宜量含有せしめることができる。
【0020】
本発明の水性化粧料組成物は、安定性、塗布性の点から、EHD型粘度計による温度25℃、ずり速度3.83S−1での粘度は2〜10Pa・sとすることが好ましい。
上記粘度範囲における更に好ましい範囲は、水性化粧料組成物の配合成分の種類、用途(アイライナー、アイシャドウ等)により若干異なり、高比重・大粒径色材、例えば、パール顔料などを含有するためには、その下限値は2Pa・s以上であることが好ましく、特に好ましくは3Pa・s以上が望ましく、それ以下になると、顔料が沈降しやすくなる。また、酸化鉄やカーボンブラックなどの無機顔料を含有する場合は、その下限値は1Pa・s以上、更に好ましくは2Pa・s以上であることが望ましい。
一方、粘度の上限値は、化粧料の用途(分類)によって異なり、例えば、細い線を引くアイライナーでは5Pa・s以下、アイシャドウでは10Pa・s以下が望ましい。
【0021】
本発明の水性化粧料組成物は、アイライナー、アイシャドウ、マスカラなどに用いられる化粧料塗布具、具体的には、塗布体として筆穂又はペン芯を有する液体化粧料塗布具、ブラシ部を有する化粧料容器を用いて使用に供されるものである。
【0022】
このように構成される本発明の水性化粧料組成物では、少なくとも、粘度調整剤として合成スメクタイト及びキサンタンガムと、被膜形成剤と、顔料とを含有することにより、二種の粘度調整剤の相乗効果のために、バランスの良い粘性が得られることとなり、顔料沈降を抑制すると共に、使用前に撹拌不要となり、塗布時にはのびが良くなるなどの優れた特性を有する水性化粧料組成物が得られるという特有の効果を奏するものとなる。
【実施例】
【0023】
次に、実施例及び比較例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は下記実施例等に限定されるものではない。
【0024】
〔実施例1〜6及び比較例1〜6〕
下記表1に示す配合処方の水性化粧料組成物(全量100質量%)を調製し、上述の測定方法により、各水性化粧料組成物の粘度値を測定すると共に、下記各評価方法により、耐離液、耐顔料沈降、化粧料ののびについて評価した。
実施例1〜4及び比較例1〜4はアイシャドウの組成であり、実施例5及び比較例5はアイライナー、実施例6及び比較例6はマスカラの各組成である。
これらの結果を下記表1に示す。
【0025】
(耐離液の評価方法)
内容液である各水性化粧料組成物を50℃の恒温槽に1ヵ月保管し、液の状態を目視にて観察して下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:まったく離液しない。
△:液表面に光沢を帯びた透明液が薄っすらと見られる。
×:はっきりと上澄み液が見られる。
【0026】
(耐顔料沈降の評価方法)
各水性化粧料組成物を50℃の恒温槽に1ヶ月間保管し、上部から採取した液と、保管前の液の蒸発残分を測定して下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:10%以下の減少。
△:10%〜30%減少。
×:30%以上の減少。
【0027】
(化粧料ののびの評価方法)
下記記載の各化粧料塗布具に充填し、目的の部位に塗布して下記評価基準で評価した。
実施例1〜4及び比較例1〜4におけるアイシャドウの組成では、塗布体として筆穂を備えた化粧料塗布具に充填し、手の甲に塗布して下記評価基準で評価した。実施例5及び比較例5のアイライナーの組成では、塗布体として筆穂を備えた化粧料塗布具に充填し、手の甲に塗布して下記評価基準で評価した。実施例6及び比較例6のマスカラの組成では、塗布体としてブラシを備えたマスカラ容器に充填し、市販の付け睫に塗布して下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:素早くきれいに塗布できる。
△:ゆっくり塗布すれば、きれいに塗布できる。
×:ゆっくり塗布しても、線が途切れたり、ダマができる。
【0028】
【表1】

【0029】
上記表1中の*1〜*9は、下記のとおりである。
*1:ルーセンタイトSWN、コープケミカル社製
*2:エコーガムGM、DSP五協フード&ケミカル社製
*3:ヨドゾールGH800F、アクゾノーベル社製
*4:平均粒子径7〜14μm、Colorona Copper、メルク社製
*5:平均粒子径0.2μm、LC902、LCW社製
*6:シリカマイクロビードP−500、日揮触媒化成社製
*7:BB−30、日光ケミカルズ社製
*8:NFBR−10D−2T 、大東化成工業社製
*9:メチルパラベン、エチルパラベン、フェノキシエタノールの混合液
【0030】
上記表1の結果から明らかなように、本発明の範囲となる実施例1〜6の水性化粧料組成物は、本発明の範囲外となる比較例1〜6に較べて、耐離液、耐顔料沈降、化粧料ののびに優れていることが判明した。
比較例を個別的に見ると、比較例1及び3は合成スメクタイトの量が本発明の範囲外となる場合であり、比較例2及び5は合成スメクタイトを含有しない場合(キサンタンガム単独含有の場合)であり、比較例4及び6はキサンタンガムを含有しない場合(合成スメクタイト単独含有の場合)であり、これらの場合は、本発明の効果を発揮できないことが判った。
【産業上の利用可能性】
【0031】
アイライナー用又はアイブロウ用等に好適な水性化粧料組成物が得られる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも、粘度調整剤として合成スメクタイト及びキサンタンガムと、被膜形成剤と、顔料とを含有することを特徴とする水性化粧料組成物。
【請求項2】
EHD型粘度計による温度25℃、ずり速度3.83S−1での粘度が2〜10Pa・sの範囲であることを特徴とする請求項1記載の水性化粧料組成物。
【請求項3】
少なくとも平均粒子径が1μm以上である顔料を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の水性化粧料組成物。

【公開番号】特開2013−40106(P2013−40106A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−176042(P2011−176042)
【出願日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【出願人】(000005957)三菱鉛筆株式会社 (692)
【Fターム(参考)】