説明

洗い場床

【課題】洗い場床パンに形成された稜線に跨って汎用タイルを貼着し、複数種の傾斜面上に位置させても、当該タイルにがたつきが生じたり、隣り合うタイル同士間に段差が生じることを抑制することが可能な洗い場床を提供する。
【解決手段】水勾配方向が異なる複数の傾斜面12〜14を有し、傾斜面12〜14同士の境界部分に谷状の稜線15が形成された洗い場床パン10の上面に、複数枚のタイル40が貼着されてなる洗い場床1であり、弾性を有すると共に、タイル40と洗い場床パン10との間に配設され、タイル40を支持するライナ部材20と、タイル40と洗い場床パン10との間であり且つライナ部材20が配設された領域とは異なる領域に配設され、タイル40を洗い場床パン10に貼着する接着剤層30を有してなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室の洗い場床に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、出入口に段差のないバリアフリータイプのユニットバスでは、水勾配の方向が異なる複数の傾斜面を有する洗い場床パンが用いられている。この複数の傾斜面を有する洗い場床パンは、傾斜面同士の境界部分に谷状の稜線が存在するため、この洗い場床パンの上にタイルが貼着される洗い場床では、当該稜線に跨って貼着されたタイルは、複数種の傾斜面上に位置することになり、がたつきが生じたり、隣り合うタイル同士間に段差が生じることが知られている。そこで、上述したような稜線が形成されていない専用の洗い場床パンを別途用意して、タイルをがたつきなく貼れるようにすることが考えられるが、コストの観点から洗い場床パンは、タイルを貼着しないものと共用できることが好ましい。そこで、稜線が形成されたバリアフリータイプの洗い場床パンを用いて前記タイルのがたつきや、タイル同士間に生じる段差を無くすため、洗い場床パンにタイルを貼着する際に使用する接着剤の塗布量(塗布厚)を調整することが考えられるが、これは作業者の技能に依存する面が多く、実際には、安定した品質の洗い場床を提供することが困難である。
【0003】
また、前記稜線上に貼着されるタイルの裏面を、当該稜線の形状に対応する形状にすることで、当該稜線に跨って貼着されるタイルのがたつきを抑制する洗い場床も紹介されている。(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−113591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されている洗い場床は、裏面を前記稜線に対応した形状に加工した特殊形状のタイルを使用する必要があり、一般的に使用されている汎用タイルを使用することができない。一般的に、タイルは、比較的、高価なものであり、特許文献1に記載されている洗い場床のように特殊形状のタイルを使用すると、コストが大幅に増加することが懸念される。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、洗い場床パンに形成された稜線に跨って汎用タイルを貼着し、複数種の傾斜面上に位置させても、当該タイルにがたつきが生じたり、隣り合うタイル同士間に段差が生じることを抑制することが可能な洗い場床を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するため本発明は、水勾配方向が異なる複数の傾斜面を有し、当該傾斜面同士の境界部分に谷状の稜線が形成された洗い場床パンの上面に、複数枚のタイルが貼着されてなる洗い場床であって、弾性を有すると共に、前記タイルと前記洗い場床パンとの間に配設され、当該タイルを支持するライナ部材と、前記タイルと前記洗い場床パンとの間であり且つ前記ライナ部材が配設された領域とは異なる領域に配設され、当該タイルを当該洗い場床パンに貼着する接着剤層とを有してなる洗い場床を提供するものである。
【0008】
この構成を備えた洗い場床は、弾性を有するライナ部材によって支持されたタイルを、当該ライナ部材が配設された領域とは異なる領域に配設された接着剤層によって、前記洗い場床パンの上面に貼着する構成を有しているため、前記タイルを稜線に跨って貼着し、複数種の傾斜面上に位置させても、当該傾斜面同士の高さの差や、隣り合うタイル同士間に生じる段差を前記ライナ部材で吸収させることができる。具体的には、このライナ部材は、その上面に載置されたタイルが適切な高さ及び傾斜角度で貼着されるように、当該タイルを上から押圧することで、当該押圧力に応じて弾性変形し、この弾性変形によって、前記傾斜面同士の高さの差や、隣り合うタイル同士間に生じる段差を簡単に吸収することができる。また、前記接着剤層は、前記ライナ部材が前記差を吸収している状態のまま、前記タイルを前記洗い場床パンの上面に貼着することができる。したがって、特殊形状のタイルを使用する必要がなく且つ作業者の技能に依存することなく、前記貼着されたタイルにがたつきが生じたり、隣り合うタイル同士間に段差が生じることを簡単に抑制することができる。
【0009】
また、本発明に係る洗い場床は、互いに間隔をおいて配設された複数の前記ライナ部材によって、前記各々のタイルを支持する構成を備えることができる。この構成により、前記タイルは、前記ライナ部材によって複数箇所が支持されることになるため、当該タイルがより安定すると共に、当該ライナ部材によるタイルの高さ及び傾斜角度の調整をさらに簡単に行うことができる。
【0010】
そしてまた、本発明に係る洗い場床は、前記ライナ部材を、隣り合う複数のタイルで共有する構成を備えることができる。このように、隣り合うタイルを共通のライナ部材によって支持することで、当該隣り合うタイルの互いに近接した部分の高さを極めて容易に同じにすることができる。したがって、隣り合うタイル同士間に段差が生じることをさらに簡単に抑制することができる。また、複数のタイルで1つのライナ部材を共有するため、ライナ部材の設置数を減らすことができる。
【0011】
さらにまた、本発明に係る洗い場床は、前記稜線に跨って貼着されたタイルを支持するライナ部材のうち、当該稜線に近い位置に配設されているライナ部材の高さの方が、遠い位置に配設されているライナ部材の高さよりも高い構成を備えることができる。ここで、前記洗い場床パンの上面の高さは、前記稜線に近い方が遠い方に比べ低くなる。したがって、前記洗い場床パンの上面の高さが低い位置に配設されるライナ部材の高さを、当該洗い場床パンの上面の高さが高い位置に配設されるライナ部材の高さよりも高くすることで、当該両ライナ部材の上面の高さの差を小さくすることができる。したがって、前記ライナ部材によって吸収すべき前記傾斜面同士の高さの差や、隣り合うタイル同士間に生じる段差を、極力小さくすることができるため、タイルのがたつきや、隣り合うタイル同士間の段差をさらに簡単に抑制することができる。
【0012】
また、本発明に係る洗い場床は、前記稜線に跨らずに貼着された各々のタイルが、前記稜線に跨って貼着されたタイルに向かって傾斜し、当該傾斜が前記洗い場床パンの水勾配方向に略一致するよう構成することができる。このように構成することで、前記タイル上面の勾配を、前記洗い場床パンの上面の水勾配方向に沿って形成することができるため、接着剤層の厚さを必要最低限に抑えることができる。したがって、前記利点に加え、接着剤層の硬化時間を短縮することができるため、前記タイルを短時間で貼着することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、洗い場床パンに形成された稜線に跨ってタイルを貼着し、当該タイルを複数種の傾斜面上に位置させても、特殊形状のタイルを使用する必要がなく且つ作業者の技能に依存することなく、当該タイルにがたつきが生じたり、隣り合うタイル同士間に段差が生じることを抑制することが可能な洗い場床を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、本発明の実施形態に係るユニットバスの主要部分を示す平面図である。
【図2】図2は、図1に示すII−II線に沿った断面図である。
【図3】図3は、図1に示すユニットバスの洗い場床及び当該洗い場床に貼着されたタイルを模式的に示す平面図である。
【図4】図4は、図3に示すIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図5は、図3に示すV−V線に沿った断面図である。
【図6】図6は、図3に示す洗い場床の稜線上に跨って配置されたタイルを模式的に示す斜視図である。
【図7】図7は、図3に示す洗い場床の稜線上に跨って従来の方法で配置されたタイルを模式的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に、本発明の実施形態に係る洗い場床について図面を参照して説明する。なお、以下に記載される実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
【0016】
図1は、本発明の実施形態に係るユニットバスの主要部分を示す平面図、図2は、図1に示すII−II線に沿った断面図、図3は、図1に示すユニットバスの洗い場床及び当該洗い場床に貼着されたタイルを模式的に示す平面図、図4は、図3に示すIV−IV線に沿った断面図、図5は、図3に示すV−V線に沿った断面図、図6は、図3に示す洗い場床の稜線上に跨って配置されたタイルを模式的に示す斜視図である。なお、前記各図では、説明を判り易くするため、各部材の厚さやサイズ、拡大・縮小率等は、実際のものとは一致させずに記載した。
【0017】
図1に示すユニットバスは、出入口に段差のないバリアフリータイプのユニットバスであり、洗い場床1と浴槽2を備えている。
【0018】
洗い場床1は、図1〜図6に示すように、洗い場床パン10と、洗い場床パン10の上面に配設された複数のライナ部材20と、洗い場床パン10の上面であり且つライナ部材20が配設されていない領域に配設された接着剤層30と、ライナ部材20に支持されると共に、接着剤層30によって洗い場床パン10の上面に貼着される複数のタイル40を備えている。
【0019】
洗い場床パン10は、平面視で、浴槽2側となる浴槽側縁10Aと、浴槽側縁10Aと平行に対向する出入口側縁10Bと、浴槽側縁10Aの一端と出入口側縁10Bの一端とを繋ぐ一端側縁10Cと、浴槽側縁10Aの他端と出入口側縁10Bの他端とを繋ぐと共に、一端側縁10Cと平行に対向する他端側縁10Dによって、略長方形状に形成されており、浴槽側縁10Aの着中央部には、排水口11が設けられている。
【0020】
洗い場床パン10は、出入口側縁10Bの両端及び排水口11を頂点とする略三角形状を有すると共に、出入口側縁10Bから浴槽側縁10Aに向けた水勾配を有する第1の傾斜面12と、一端側縁10Cの両端及び排水口11を頂点とする略三角形状を有すると共に、一端側縁10Cから他端側縁10Dに向けた水勾配を有する第2の傾斜面13と、他端側縁10Dの両端及び排水口11を頂点とする略三角形状を有すると共に、他端側縁10Dから一端側縁10Cに向けた水勾配を有する第3の傾斜面14を有している。これらの傾斜面12〜14は、異なった水勾配を各々有するため、第1の傾斜面12と第2の傾斜面13との境界部分、及び第1の傾斜面12と第3の傾斜面14との境界部分には、谷状の稜線15が形成されている。
【0021】
ここで、前述したように、本発明に係るユニットバスは、バリアフリータイプのユニットバスであり、出入口側縁10B、一端側縁10C及び他端側縁10Dのどの位置であっても扉を配設できるようにするため、出入口側縁10B、一端側縁10C及び他端側縁10Dの高さは同一となっている。また、本実施形態では、出入口側縁10Bから排水口11までの最短距離L1(図3参照)は、一端側縁10Cから排水口11までの最短距離L2(図3参照)よりも長く、他端側縁10Dから排水口11までの最短距離L3(図3参照)よりも長くなっており、最短距離L2と最短距離L3は、同じ長さとなっている。したがって、傾斜面12の傾斜角度αは、傾斜面13の傾斜角度βより小さく、傾斜面14の傾斜角度γは、傾斜角度βと同じとなっている。このため、稜線15に跨って貼着されるタイル(図3に符号401で示す)は、同一平面上に配置されず、異なった水勾配を有する2つの傾斜面12及び13上に配設されるため、タイル401の四隅(角部)が各々配設される位置a、b、c、dの高さは、a>b、b=c、c>d、a>dとなる。したがって、タイル401は、洗い場床パン10の上面に単純に貼着しただけでは、図7に示すように、がたつきが生じることになる。
【0022】
また、タイル401に隣接し、稜線15に跨って貼着されるタイル(図3に符号402で示す)の四隅が各々配設される位置e、f、g、hの高さは、f>e、f=g、g>h、e>hとなる。したがって、タイル402もタイル401と同様に、洗い場床パン10の上面に単純に貼着しただけでは、がたつきが生じることになる。さらにまた、位置d>fであるため、洗い場床パン10の上面にタイル401とタイル402を単純に貼着しただけでは、両者間に段差が生じてしまうことになる。
【0023】
ライナ部材20は、弾性を有すると共に、洗い場床パン10の上面とタイル40との間に配設され、タイル40を洗い場床パン10の上面に対して支持するものである。なお、本実施形態では、特に図1に示すように、ライナ部材20は、各々のタイル40の四隅(角部)に1個ずつ配置され、隣り合う複数のタイル40がある場合、隣り合うタイル(例えば、図1に符号401、402、403、404で示す)の互いに近接する角部を、1個のライナ部材20により支持している。
【0024】
このライナ部材20は、その上面に配置されたタイル40が、後に詳述する接着剤層30によって、適切な高さ及び傾斜角度で洗い場床パン10の上面に貼着されるように、タイル40を上から押圧することで、図4及び図5に示すように弾性変形し、傾斜面12及び13同士、あるいは、傾斜面12及び14同士の高さの差や、隣り合うタイル401、402、403、404同士間に生じる段差を簡単に吸収することができる。
【0025】
なお、本実施形態では、稜線15に跨って貼着されるタイル40を支持するライナ部材20については、稜線15に近い位置に配設されるライナ部材20(例えば、図3に示す位置bに配設されるライナ部材20)の高さの方が、遠い位置に配設されるライナ部材20(例えば、図3に示す位置aに配設されるライナ部材20)の高さよりも高くなるように構成した。このようにすることで、各々のライナ部材20の上面の高さの差を小さくすることができるため、ライナ部材20によって吸収すべき傾斜面同士の高さの差や、隣り合うタイル同士間に生じる段差を、極力小さくすることができる。また、隣り合うタイル40(例えば、タイル401、402、403、404)を共通のライナ部材20によって支持しているため、隣り合う各々のタイル40の互いに近接する角部の高さが必然的に同じになる。このため、隣り合うタイル40同士間に段差が生じることを簡単に抑制することができる。
【0026】
接着剤層30は、特に図2、図4及び図5に示すように、洗い場床パン10の上面とタイル40との間であって、ライナ部材20が配設された領域とは異なる領域(即ち、ライナ部材20が配設されていない領域)に配設されている。この接着剤層30は、タイル40が上から押圧され、ライナ部材20が弾性変形し、傾斜面12及び13同士、あるいは、傾斜面12及び14同士の高さの差や、隣り合う各々のタイル40同士間に生じる段差を吸収した際に、この状態を維持して硬化することで、がたつきや段差を生じさせることなく、洗い場床パン10の上面にタイル40を貼着する。
【0027】
タイル40は、広く一般的に使用されている汎用タイルであり、稜線15に跨らずに貼着された各々のタイル40は、稜線15に跨って貼着されたタイル40に向かって傾斜するように、ライナ部材20及び接着剤層30を介して貼着される。稜線15に跨らずに貼着された各々のタイル40の傾斜は、洗い場床パン10の水勾配方向に略一致している。このため、接着剤層30の厚さを必要最低限に抑えることができ、接着剤層30の硬化時間を短縮することができる。なお、タイル40とタイル40との間には、図4及び図5に示すように、セメント(目地)50が充填されている。
【0028】
なお、本実施形態では、ライナ部材20によってタイル40の四隅を支持した場合について説明したが、これに限らず、ライナ部材20の配設箇所及び配設数は、洗い場床パン10が有する傾斜面(水勾配)の数や、角度等により適宜決定することができる。
【0029】
また、本実施形態では、1つのライナ部材20により、隣り合う複数のタイル40を共に支持した場合について説明したが、これに限らず、ライナ部材20は、隣り合う複数のタイル40で共有しなくてもよい。
【0030】
そしてまた、本実施形態では、稜線15に跨って貼着されるタイル40を支持するライナ部材20のうち、稜線15に近い位置に配設されるライナ部材20の高さの方が、遠い位置に配設されるライナ部材20の高さよりも高くなすように構成した場合について説明したが、これに限らず、互いに隣り合うタイル40同士の段差をライナ部材20の弾性変形によって適切に吸収可能な場合は、ライナ部材20の高さを同じにしてもよい。
【0031】
さらにまた、本実施形態では、稜線15に跨らずに貼着された各々のタイル40を、稜線15に跨って貼着されたタイル40に向かって傾斜するように貼着し、この傾斜が、洗い場床パン10の水勾配方向に略一致するように構成した場合について説明したが、これに限らず、稜線15に跨って貼着されたタイル40の傾斜は、排水等、所望の条件に応じて決定することができる。
【符号の説明】
【0032】
1…洗い場床、 2…浴槽、 10…洗い場床パン、 12〜14…傾斜面、 15…稜線、 20…ライナ部材、 30…接着剤層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水勾配方向が異なる複数の傾斜面を有し、当該傾斜面同士の境界部分に谷状の稜線が形成された洗い場床パンの上面に、複数枚のタイルが貼着されてなる洗い場床であって、
弾性を有すると共に、前記タイルと前記洗い場床パンとの間に配設され、当該タイルを支持するライナ部材と、
前記タイルと前記洗い場床パンとの間であり且つ前記ライナ部材が配設された領域とは異なる領域に配設され、当該タイルを当該洗い場床パンに貼着する接着剤層と、
を有してなる洗い場床。
【請求項2】
前記各々のタイルは、互いに間隔をおいて配設された複数の前記ライナ部材によって支持されてなる請求項1記載の洗い場床。
【請求項3】
前記ライナ部材は、隣り合う複数のタイルを共に支持する請求項1または請求項2記載の洗い場床。
【請求項4】
前記稜線に跨って貼着されたタイルを支持するライナ部材は、当該稜線に近い位置に配設されているライナ部材の高さの方が、遠い位置に配設されているライナ部材の高さよりも高く形成されてなる請求項2または請求項3記載の洗い場床。
【請求項5】
前記稜線に跨らずに貼着された各々のタイルは、前記稜線に跨って貼着されたタイルに向かって傾斜されてなり、当該傾斜は、前記洗い場床パンの水勾配方向に略一致する請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の洗い場床。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−74616(P2011−74616A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−225157(P2009−225157)
【出願日】平成21年9月29日(2009.9.29)
【出願人】(000010087)TOTO株式会社 (3,889)
【Fターム(参考)】