説明

消臭装置内蔵のフットレスト付き自動車のフロアマット

【課題】 従来の自動車のフロアマットは足裏が床面に水平にピタッと着き、長時間のドライブ時に足の硬直感、圧迫感、疲労感を感じさせていた。その解消に役立つものである。
【解決手段】 フロアマット前部に消臭装置を組み込んで盛り上がらせ、その盛り上がりの角度をフットレストに利用する。足の負担の軽減と消臭を同時に解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、フラットだった従来の自動車のフロアマットにフットレスト機能を付け加えることにより、足の置き方が自然になりドライブ時の足の疲れを軽減できる。そのフットレスト部分に消臭装置を組み込み、両方の効果でより快適なドライブが期待できる。
【技術背景】
【0002】
現在、自動車のフロアマットはフラットな状態のものである。従って、乗車時の足底の状態は床に水平にピタッと付く状態で、それによる足の疲れを軽減する目立った形状の改良はなされなかった。また、本発明のようにフロアマットに消臭装置を組み込むという発想もなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
現在、自動車に使用されているのは、足裏が床に水平にピタッと付くフロアマットである。シートに座った場合、脚を伸ばしてもたたんでも、足裏が水平に床に密着しているので長時間のドライブの場合、足の硬直感や圧迫感、疲労感は拭えなかった。それを、フットレストを付けることで緩和し、併せてフットレスト部分に消臭機能を持たせることで快適さを増したものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
従来のフロアマットの前を盛り上がらせてフットレストとする。その盛り上がらせた部分に消臭剤を入れた消臭装置を組み込む。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、フロアマットの足の着く部分に角度をつけたため、床に着く足の状態が従来のフラットなフロアマットよりは自然の状態に近く、足の硬直感、圧迫感、疲労感を大きく軽減できる。そして消臭効果も加わってさらに快適さを増す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
フロアマットの前部を、消臭剤を入れた消臭装置を組み込むことによって盛り上がらせてフットレストにする。消臭効果を高めるために、消臭装置を組み込んだ部分上部には穴を空ける。フットレスト部の角度や全体の大きさは、装着する自動車の大きさや足下空間の状況に合わせる。材質はゴム又は樹脂、あるいはその両方の組み合わせ。部分的には金属使用もある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本装置の外部斜視図
【図2】 本装置の内部構造斜視図
【図3】 本装置使用時の人の姿勢
【図4】 従来のフロアマット使用時の人の姿勢
【符号の説明】
【0008】
1 消臭剤効果を高めるための穴
2 消臭装置
3 消臭装置内部の消臭剤(詰め替え可)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
消臭機能とフットレストつき自動車用フロアマット。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2011−126508(P2011−126508A)
【公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−299456(P2009−299456)
【出願日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【出願人】(509343758)
【Fターム(参考)】