説明

液晶表示装置、制御方法および電子機器

【課題】ハイライト部分の表示特性と動画ぼやけ感の抑制とを適切に両立させる。
【解決手段】液晶表示パネル100の周辺輝度を検出する光センサー10と、フレームにおいて映像信号Vdに基づく画像以外の黒画像が占める割合(黒挿入率Bir)を、光センサー10によって検出された周辺輝度に基づいて決定する黒挿入率決定回路15とを備える。表示制御回路20は、決定された黒挿入率BirとなるようにYドライバー130およびXドライバー140を制御する。または、光源駆動回路35が、決定された黒挿入率Birとなるように光源31の消灯期間を制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶表示パネルの周辺輝度に対し、動画ぼやけ感を適切に抑える技術に関する。
【背景技術】
【0002】
アクティブマトリクス型の液晶表示装置は、表示画像がフレーム(16.7ミリ秒)にわたって保持されるホールド型である。このため、次のフレームに移行したとき、前のフレームの画像を視覚したときの記憶が残存するために、表示画像に動きがあれば、その動き領域が、ぎくしゃくしたり、輪郭がぼやけたりして知覚される(動画ぼやけ感の発生)。一方、CRTのように画像が瞬間的に表示されるインパルス型の表示装置では、前フレームで表示させた画像の記憶が、次フレームに移行したときに、もはや残存していないので、動画ぼやけ感が発生しない。
そこで、液晶表示装置において、静止画を表示する場合には、通常のホールド型の表示とする一方、動画を表示する場合には、インパルス型の表示態様に似せるために、画像を表示した後に黒画像を挿入する技術が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】国際公開第04/070697号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、黒画像を挿入すると、その分、画面が暗くなる。黒画像を挿入したときに、基準電圧等を変更することによって、黒画像を挿入しないときと比較して中間階調でのガンマ特性を揃えることは可能であるが、明るく表示すべき部分の明るさを確保することが困難になるので、ハイライト部分の表示特性が低下する。一方、黒画像を挿入しないと、動画ぼやけ感が発生する。本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、ハイライト部分の表示特性と動画ぼやけ感の抑制とを適切に両立させるための技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
液晶表示パネルによる表示画像において明るさが必要な場合とは、周辺輝度が明るい場合と考えられる。一方、周辺輝度が暗い場合、液晶表示パネルによる表示画像が相対的に明るくなるので、ハイライト部分の表示特性は重要視されないと考えられる。
そこで、本発明に係る液晶表示装置は、周辺輝度を検出して、該周辺輝度に応じて黒挿入率を制御することにした。詳細には、本発明に係る液晶表示装置は、液晶表示パネルの周辺輝度を検出する光センサーと、予め定められた期間において、前記液晶表示パネルに映像信号に基づく画像以外の黒画像が占める割合を、前記光センサーによって検出された周辺輝度に基づいて決定する黒挿入率決定回路と、を具備することを特徴とする。本発明によれば、ハイライト部分の表示特性と動画ぼやけ感の抑制とを適切に両立させることが可能となる。
【0006】
本発明において、前記黒挿入率決定回路は、前記光センサーによって検出された周辺輝度が予め定められた第1閾値以下である場合に、該周辺輝度が小さくなるにつれて、前記割合を高くしても良いし、さらに、前記光センサーによって検出された周辺輝度が前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上であって前記第1閾値以下の範囲にある場合に、該周辺輝度が小さくなるにつれて、前記割合を高くし、該周辺輝度が前記第2閾値を下回る場合には、前記範囲の上限値としても良い。
また、前記映像信号に基づく画像が動画であるか静止画であるかを判定する判定回路を有し、前記静止画であると判定された場合、前記黒挿入率決定回路は、前記光センサーによって検出された周辺輝度にかかわらず、前記割合をゼロとしても良い。これにより、静止画を表示する際に黒画像の占める割合がゼロとなるので、フリッカーの発生を抑えることが可能となる。
なお、本発明は、液晶表示装置のほか、その制御方法や、電子機器としても概念することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す図である。
【図2】映像書き込みと黒画像書き込みとを示す図である。
【図3】周辺輝度と黒挿入率との関係を示す図である。
【図4】周辺輝度と映像信号とにより黒挿入のオンオフを指定する構成を示す図である。
【図5】黒挿入のオンオフを指定する動作のフローチャートである。
【図6】実施形態の変形例に係る液晶表示装置の構成を示す図である。
【図7】実施形態等に係る液晶表示装置を適用した携帯電話の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す図である。
この図に示されるように、液晶表示装置1は、光センサー10、黒挿入率決定回路15、表示制御回路20、バックライト30および液晶表示パネル100を有する。
この液晶表示装置1には、映像信号Vdが上位回路から同期信号Syncに同期して供給される。この映像信号Vdは、液晶表示パネル100における各画素の階調レベルをそれぞれ指定するものであり、同期信号Syncに含まれる垂直走査信号、水平走査信号およびドットクロック信号(いずれも図示省略)にしたがって走査される画素の順で供給される。
【0009】
液晶表示パネル100は、例えばアクティブマトリクス型の透過型であり、複数行の走査線112が図においてX(横)方向に延在し、また、複数列のデータ線114が図においてY(縦)方向に延在し、かつ、各走査線112と互いに電気的に絶縁を保つように設けられるとともに、これらの走査線112とデータ線114との交差のそれぞれに対応して、それぞれ画素110が配設されている。そして、画素110が配設された領域が、表示領域101となる。
なお、説明の便宜上、本実施形態において走査線数を「12」として説明する。また、画素110は、詳細については特に図示はしないが、画素電極とコモン電極とで液晶層を挟持した周知の液晶素子を有する構成である。すなわち、画素110における液晶素子は、走査線112が選択されたときに、画素スイッチング素子がオンして、データ線114に供給されたデータ信号が画素電極に印加されるとともに、画素電極とコモン電極との保持電圧に応じた透過率となる。
バックライト30は、複数の光源31と、これらの光源31を駆動する光源駆動回路35とを有し、光源駆動回路35が光源31を駆動することによって、液晶表示パネル100の背面側から観察側に向けて、光を照射するものである。なお、光源31については1個であっても良い。
【0010】
表示制御回路20は、上記上位回路から供給される同期信号Syncにしたがって液晶表示パネル100の動作を制御する。
Yドライバー130は、表示制御回路20による制御にしたがって走査線112を選択し、選択した走査線に選択電圧を、それ以外の走査線には非選択電圧を、それぞれ走査信号として印加する走査線駆動回路である。詳細には、Yドライバー130は、図2に示されるように、フレームにおいて、映像信号に基づく映像書き込みのために走査線112を1、2、3、…、12行目という順番で、水平走査期間(H)のうちの水平走査有効期間(Ha)において選択する。また、Yドライバー130は、黒画像書き込みのために走査線112を1、2、3、…、12行目という順番で、水平帰線期間(Hb)において選択する。なお、図1および図2において、1、2、3、…、12行目の走査線に供給される走査信号をG1、G2、G3、…、G12として表記している。
【0011】
Xドライバー140は、表示制御回路20による制御にしたがって、データ線114にデータ信号を供給するデータ線駆動回路である。詳細には、水平走査有効期間(Ha)においてXドライバー140は、映像信号Vdをアナログのデータ信号に変換するとともに変換したデータ信号を、それぞれYドライバー130によって選択される1行分の画素110の各々に対し、それぞれデータ線114を介して供給する。なお、水平帰線期間(Hb)において、Xドライバー140は、映像信号Vdとは無関係に画素110を黒色にさせるデータ信号を、同様に、それぞれYドライバー130によって選択される1行分の画素110の各々に対し、それぞれデータ線114を介して供給する。
なお、フレームとは、液晶表示パネル100を駆動することによって、画像の1コマ分を表示させるのに要する期間をいい、同期信号Syncに含まれる垂直走査信号の周波数が60Hzであれば、その逆数である16.7ミリ秒である。
【0012】
光センサー10は、液晶表示パネル100における周辺の明るさ、すなわち、周辺輝度Bを検出する。
黒挿入率決定回路15は、光センサー10により検出された周辺輝度Bに応じて、例えば図3の(a)に示されるように黒挿入率Birを決定する。
ここで、黒挿入率とは、フレーム(16.7ミリ秒)のうち、黒画像を表示する期間が占める割合である。
上述したように液晶表示パネル100による表示画像において明るさが必要な場合とは、周辺輝度が明るい場合と考えられる。一方、周辺輝度が暗い場合、ハイライト部分の表示特性は重要視されないと考えられる。このため、本実施形態において、黒挿入率決定回路15は、図3の(a)に示されるように、周辺輝度Bが明るい場合には、特に検出された周辺輝度Bが、光センサー10による検出範囲の上限値B(max)である場合、黒挿入率Birをゼロ(黒挿入をオフ)とし、周辺輝度Bが暗くなるにつれて、黒挿入率Birを増加させ、光センサー10による検出範囲の下限値ゼロである場合には、黒挿入率Birを最大値Bir(max)とする。
【0013】
図2に示されるように、Yドライバー130が、表示制御回路20による制御にしたがって、走査信号G1、G2、G3、…、G12を順番に、水平有効走査期間(Ha)において選択電圧とすることによって映像書き込みがなされるとともに、走査信号G1、G2、G3、…、G12を順番に水平帰線期間(Hb)において選択電圧とすることによって黒画像書き込みがなされる。ここで、1行目の黒画像表示期間は、図2において期間tbであり、フレーム(16.7ミリ秒)のうち、映像書き込みがなされてから黒画像書き込みがなされるまでの期間tdを除いた期間である。各行の黒画像表示期間についても同様であり、フレームのうち、映像書き込みがなされてから黒画像書き込みがなされるまでの期間を除いた期間である。
表示画像における黒挿入率は、フレームにおいて期間tbが占める割合となる。
このため、表示画像における黒挿入率は、実際には、表示制御回路20が、Yドライバー130に対し、各行の期間tbを、決定された黒挿入率Birに応じて長短させることによって制御されることになる。
【0014】
なお、バックライト30において光源31を消灯させると、黒画像を表示させたことと等価になるので、映像書き込み後、フレームにおいて光源31の消灯期間の占める割合は、表示画像における黒挿入率と同義となる。
このため、黒画像を書き込むのではなく、図6に示されるように、光源駆動回路35が、黒挿入率決定回路15によって決定された黒挿入率Birに応じて光源31の消灯期間を制御することによっても、表示画像における黒挿入率を制御することが可能である。
【0015】
このように、本実施形態において、黒挿入率を周辺輝度に応じて制御すると、例えば比較的明るい場合には、表示画像における黒挿入率が小さく、または、ゼロに制御されて、明るさ優先となるので、ハイライト部分の表示特性を低下させないで済む。なお、動画表示時に残像感を発生させてしまうが、そもそも明るい場所で、動画を表示する場面は限られるので、実際上の問題は少ないと考えられる。一方、比較的暗い場合には、表示画像における黒挿入率が大きくなるように制御されて、動画優先となるので、動画表示特性を改善することが可能となる。
これにより、ハイライト部分の表示特性と動画ぼやけ感の抑制とを周辺輝度に応じて適切に両立させることが可能となる。
【0016】
周辺輝度Bに対する黒挿入率Birについては、図3の(a)に限られず、例えば(b)に示されるように、周辺輝度Bが閾値Th(H)、すなわち第1閾値以下となった場合だけ、黒挿入率Birを変化させる一方、周辺輝度Bが閾値Th(H)を上回った場合に黒挿入率Birをゼロに固定としても良い。
また、(c)に示されるように、周辺輝度Bに応じて黒挿入率Birを変化させる範囲を、第2閾値の閾値Th(L)以上、閾値Th(H)以下にするとともに、周辺輝度Bが閾値Th(L)を下回った場合に黒挿入率Birを最大値Bir(max)に固定しても良い。
さらに、図3の(a)、(b)、(c)は、周辺輝度に応じた黒挿入率Birの変化特性を、直線(一次式)で規定したが、二次以上の多項式で規定しても良いし、複数領域に分割した折れ線特性であっても良い。また、図に示した演算等により黒挿入率Birを求めるのではなく、周辺輝度Bに対する黒挿入率Birを予め記憶したルックアップテーブルを参照して求める構成としても良い。
【0017】
ここで、図3の(b)および(c)において、映像信号Vdを解析して静止画または動画であるかを判別するとともに、この判別結果を反映して黒挿入のオンオフを決定するようにしても良い。
詳細には、静止画である場合、または、周辺輝度Bが閾値Th(H)を上回る場合に、黒挿入をオフにする一方、動画である場合であって、かつ、周辺輝度Bが閾値Th(H)以下である場合に、黒挿入をオンに決定しても良い。
【0018】
なお、このように黒挿入のオンオフを決定する構成としては、例えば、図4に示されるように、光センサー10により検出された周辺輝度Bが閾値Th(H)を上回る場合にLレベルの信号を出力し、それ以外の場合であればHレベルの信号を出力する輝度判定回路61と、映像信号Vdを記憶することによって過去の映像と現在の映像との差を比較して、その差が大きい場合に動画と判定し、その差が小さい場合には静止画と判定する動画判定回路62と、入力端aに輝度判定回路61の出力信号を入力し、入力端bにLレベルの論理信号を入力するとともに、動画判定回路62により動画と判定された場合に入力端aを選択し、静止画と判定された場合に入力端bを選択して、選択した信号を出力するセレクター(SEL)63とにより構成することができる。
なお、この構成では、セレクター63による出力信号がHレベルであれば黒挿入オンが指定され、Lレベルであれば黒挿入オフが指定される。このとき、黒挿入率決定回路15は、セレクター63による出力信号がHレベルであれば周辺輝度Bに応じた黒挿入率Bi rを決定し、該出力信号がLレベルであれば周辺輝度Bに関係なく黒挿入率Birをゼロに決定する。
【0019】
また、黒挿入のオンオフについては、例えば、図5に示されるような判断手順を、フレーム毎(または一定期間毎)に、黒挿入率決定回路15が決定しても良い。
なお、図5では、ステップs1において映像信号Vdを解析し、ステップs2において動画であるか否かを判別し、動画であれば、ステップs3において光センサー10による周辺輝度Bを取得し、ステップs4において周辺輝度Bがしきい値Th(H)以下であるか否かを判定し、以下であれば、ステップs5において黒挿入をオンに決定する一方、ステップs2において静止画と判定した場合、または、ステップs4において周辺輝度Bがしきい値Th(H)以下でないと判定した場合に、ステップs6において黒挿入をオフに決定すればよい。
【0020】
図4または図5に示したように黒挿入のオンオフを決定すると、映像信号Vdにしたがった静止画を表示しようとする際に、黒挿入がオフする(黒挿入率Birがゼロになる)ので、黒挿入によるフリッカーを抑えることが可能となる。
【0021】
次に、上述した実施形態に係る液晶表示装置1を有する電子機器について説明する。図7は、実施形態に係る液晶表示装置1を用いた携帯電話1200の構成を示す図である。
この図に示されるように、携帯電話1200は、複数の操作ボタン1202のほか、受話口1204、送話口1206とともに、上述した液晶表示装置を備えるものである。なお、液晶表示装置のうち、液晶表示パネル100のみ外観として表れ、他については、携帯電話の筐体内となる。
なお、実施形態に係る液晶表示装置は、携帯電話以外の電子機器にも適用可能である。このような電子機器としては、例えばデジタルスチルカメラや、ノートパソコン、液晶テレビ、ビューファインダー型(またはモニタ直視型)のビデオレコーダー、カーナビゲーション装置、電子手帳、電卓、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、タッチパネルを備えた機器等などの表示部を有するものが挙げられる。
【符号の説明】
【0022】
1…液晶表示装置、10…光センサー、15…黒挿入率決定回路、20…表示制御回路、30…バックライト、31…光源、35…光源駆動回路、100…液晶表示パネル、130…Yドライバー、140…Xドライバー、1200…携帯電話

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液晶表示パネルの周辺輝度を検出する光センサーと、
予め定められた期間において、前記液晶表示パネルに映像信号に基づく画像以外の黒画像が占める割合を、前記光センサーによって検出された周辺輝度に基づいて決定する黒挿入率決定回路と、
を具備することを特徴とする液晶表示装置。
【請求項2】
前記黒挿入率決定回路は、
前記光センサーによって検出された周辺輝度が予め定められた第1閾値以下である場合に、該周辺輝度が小さくなるにつれて、前記割合を高くする
ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
前記黒挿入率決定回路は、
前記光センサーによって検出された周辺輝度が前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上であって前記第1閾値以下の範囲にある場合に、該周辺輝度が小さくなるにつれて、前記割合を高くし、該周辺輝度が前記第2閾値を下回る場合には、前記範囲の上限値とする
ことを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
【請求項4】
前記映像信号に基づく画像が動画であるか静止画であるかを判定する判定回路を有し、
前記静止画であると判定された場合、前記黒挿入率決定回路は、
前記光センサーによって検出された周辺輝度にかかわらず、前記割合をゼロとする
ことを特徴とする請求項2または3に記載の液晶表示装置。
【請求項5】
液晶表示パネルの周辺輝度を検出し、
予め定められた期間において、前記液晶表示パネルに映像信号に基づく画像以外の黒画像が占める割合を、検出した周辺輝度に基づいて決定する
ことを特徴とする液晶表示装置の制御方法。
【請求項6】
請求項1乃至4のいずれかに記載の液晶表示装置を有する電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−191189(P2010−191189A)
【公開日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−35331(P2009−35331)
【出願日】平成21年2月18日(2009.2.18)
【出願人】(304053854)エプソンイメージングデバイス株式会社 (2,386)
【Fターム(参考)】