説明

液面感知モジュール構造体

【課題】各構成部間の結合及び分離が容易で作業が便利になり、作業時間が短縮して費用を節減することができ、タンクの長さに応じて長さを容易に調節して多様な設備に適用することができ、堅固な接続及び結合で長時間にわたって効率的に使うことができるような、設備競争力が向上した液面感知モジュール構造体を提供する。
【解決手段】回路板を収容する本体と、前記本体が貫通して結合固定されるフレームと、前記フレームから突出する前記本体と結合し、電線が通過するカバー部とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は液面感知モジュール構造体に係り、より詳しくは回路板を収容する本体と、前記本体が貫通して結合固定されるフレームと、前記フレームから突出する前記本体と結合し、電線が通過するカバー部とを含む液面感知モジュール構造体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、磁性体を有するフロートを利用した液面感知モジュールは、例えば特許文献1に開示されているように、磁石のような磁性体とリードスイッチの可変抵抗との関係を利用し、フロートが液体の液位上昇とともに上昇して、そのフロートと同じ液位にあるリードスイッチが磁性体の磁力によって反応して可変抵抗形態として信号を発生させることにより液面を測定する。
【0003】
図1は、従来の液面感知モジュールの概略図である。
【0004】
図1を参照すれば、従来の液面感知モジュール100は、ガイドパイプ101,回路部102,及び磁性体103を有するフロート104からなる。このような従来の液面感知モジュール100は、前記回路部102を長く連結して組み合わせ、これを前記ガイドパイプ101に取り付け、前記ガイドパイプ101の外部に、前記磁性体103を有するフロート104を取り付け、液体を測定しようとするタンクに装着する。よって、前述した作動原理によって、前記フロート104がタンクに保存された液体の液面とともに上昇し、その液面と同じ位置にある回路部102が前記フロート104に備えられる磁性体103の磁力に反応して信号を発生させることで、液面を感知するものである。
【0005】
このような、従来の液面感知モジュール100は、複数の前記回路部102を互いに連結して前記ガイドパイプ101に取り付けなければならないが、その作業工程が複雑で不便な問題がある。
【0006】
また、前記回路部102間に半田付けで連結作業を行った後、これを保護するためのカバーの脱着が容易でなくて、前記回路部102間の連結に不良が発生した場合、補修作業が容易でない問題がある。
【0007】
また、前記回路部102を前記ガイドパイプ101に取り付けた後、前記回路部102間を半田付けで連結する過程で、前記回路部102が前記ガイドパイプ101に堅く固定されないから、正確な位置に取り付けることが不便な問題がある。
【特許文献1】特開2006−58148号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、本発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、構成部と構成部間の結合が容易で作業工程が便利であり、それによる作業時間の短縮、人力費用の節減が可能な液面感知モジュール構造体を提供することをその目的とする。
【0009】
本発明の他の目的は、製品が損傷するか不良が発生した場合にも容易に結合を解除して作業することができるので、補修作業の便宜、作業時間の短縮、及びそれによる費用の節減が可能な液面感知モジュール構造体を提供することである。
【0010】
本発明のさらに他の目的は、容易な作業工程で構成を設置固定しても、その結合が堅固であるので、その構成間の連結作業をより正確な位置に容易に行える液面感知モジュール構造体を提供することである。
【0011】
本発明のさらに他の目的は、液面を測定しようとするタンクが変更されてその長さが増加しても、それに応じて容易に液面感知モジュール構造体の長さを調節することができる液面感知モジュール構造体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
このような本発明の目的を達成するための液面感知モジュール構造体は、下記のような構成を含む。
【0013】
本発明の第1実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、回路板を収容する本体と、前記本体が貫通して結合固定されるフレームと、前記フレームから突出する前記本体と結合し、電線が通過するカバー部とを含むことを特徴とする。
【0014】
本発明の第2実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第1実施例において、前記回路板は、リードスイッチが前記回路板に接触しないで結合するように形成されたリードスイッチ孔と、連結ピンが貫通して固定される連結ピン孔とを含むことを特徴とする。
【0015】
本発明の第3実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第2実施例において、前記連結ピンは、電線が容易に挿入されるように形成された電線挿入案内部と、電線が挿入されて、締まりばめで固定される電線固定スロットとを含むことを特徴とする。
【0016】
本発明の第4実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第3実施例において、前記連結ピンは、前記回路板に直接半田付けで固定されることを特徴とする。
【0017】
本発明の第5実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第2実施例において、前記本体は、前記回路板を収容する収容部と、前記フレームに結合固定される固定部と、前記カバー部と結合し、結合溝を有する結合部と、前記連結ピンが貫通する貫通孔とを含むことを特徴とする。
【0018】
本発明の第6実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第5実施例において、前記収容部は、前記回路板を支持する支持突起をさらに含むことを特徴とする。
【0019】
本発明の第7実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第5実施例において、前記貫通孔は、前記連結ピンが容易に挿入されて貫通されるようにする誘導溝をさらに含むことを特徴とする。
【0020】
本発明の第8実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第5実施例において、前記カバー部は、前記結合溝に締結されて固定される締結部と、電線が貫通して固定される電線貫通部とを含むことを特徴とする。
【0021】
本発明の第9実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第8実施例において、前記締結部は、前記結合溝から容易に分離するように形成された分離スロットをさらに含むことを特徴とする。
【0022】
本発明の第10実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第1実施例において、前記本体は、アセタールまたはナイロンのいずれか1種を含む合成樹脂材質で形成され、前記カバー部も同じ材質で形成されることを特徴とする。
【0023】
本発明の第11実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第5実施例において、前記フレームは、前記結合部が貫通する挿入孔を含むことを特徴とする。
【0024】
本発明の第12実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第11実施例において、前記挿入孔は、前記本体を挿入してから一定角度で回転させることで一定方向に固定させるように形成された固定孔をさらに含むことを特徴とする。
【0025】
本発明の第13実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第12実施例において、前記固定孔は、前記本体が容易に回転するように形成された誘導孔をさらに含むことを特徴とする。
【0026】
本発明の第14実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第13実施例において、前記固定孔は、前記固定部より小さな大きさに形成されることを特徴とする。
【0027】
本発明の第15実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第1実施例において、前記フレームは、外力による歪みを防止することができる補強部をさらに含むことを特徴とする。
【0028】
本発明の第16実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第1実施例において、前記フレームは、他のフレームとの連結を容易にする連結孔をさらに含むことを特徴とする。
【0029】
本発明の第17実施例によれば、本発明による液面感知モジュール構造体は、第1実施例において、前記フレームは、SUS316材で形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0030】
以上のように、本発明は、前述したような構成と結合関係によって次のような効果を得ることができる。
【0031】
本発明は、各構成間の結合が容易であるので、それによる作業時間の短縮、人力費用の節減が可能であり、このような結合によっても正確な位置に堅固に結合することができるので、設備の競争力を高めることができる効果を得ることができる。
【0032】
また、本発明は、構成が損傷するか不良が発生した場合にも、容易に構成間の結合を解除し作業することができるので、補修作業が容易であり、それによる作業時間の短縮及び費用の節減が可能な効果を得ることができる。
【0033】
また、本発明は、作業時の間違いや損傷によって接続不良が起こりやすい構成間の結合を、他の構成によらないで、直接接続固定することにより、長年の時間にわたって効率的に使用することができる効果を有する。
【0034】
また、本発明は、液面を測定しようとするタンクが変更されて長さが増加した場合にも、その長さ増加に対応するための交替なしに、容易に長さを調節することができるので、多様な長さを有するタンクに使用することができる効果を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0035】
以下、本発明による液面感知モジュール構造体の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0036】
図2は本発明による液面感知モジュール構造体の分解斜視図、図3は本発明による液面感知モジュール構造体の本体と回路板が結合された状態を示す平面図である。
【0037】
図2及び図3を参照すれば、本発明による液面感知モジュール構造体1は、回路板2、連結ピン3、本体4、カバー部5、及びフレーム6を含む。
【0038】
前記回路板2は、長方形の板状に形成され、一般的に多くの部品を連結して使用する回路基板であり、前記回路板2に抵抗7とリードスイッチ8を連結して液面を測定し、リードスイッチ孔21と連結ピン孔22を含む。
【0039】
前記リードスイッチ孔21は前記回路板2の一側に形成される楕円形の貫通孔であって、フロート(図示せず)が有する磁性体によって反応して液面を測定するリードスイッチ8を前記回路板2に半田付けで連結するとき、前記リードスイッチ8が有する直径より大きい直径の貫通孔に形成され、前記リードスイッチ8が前記リードスイッチ孔21に一部挿入され、前記回路板2と同じ平行線上でこの回路板2と接触せずに連結されるように形成される。このような前記リードスイッチ孔21によって、前記リードスイッチ8が有する連結線81が、前記リードスイッチ8から上下に折り曲げられずに前記回路板2に連結されることができるので、前記連結線81が上下に大きく折り曲げられて連結されることによって、前記リードスイッチ8が損傷するか破損するのを防止することができる。
【0040】
前記連結ピン孔22は、後述する前記連結ピン3の一側が前記回路板2の上部に一定長さだけ突出して挿入できるように形成された所定直径の貫通孔で、前記連結ピン孔22を貫通して突出する前記連結ピン3を、前記回路板2に直接半田付けで固定できるようにすることで、前記連結ピン3を前記回路板2に別に連結する場合に発生する可能性がある、前記回路板2に備えられた前記抵抗7及びリードスイッチ8との接続不良を防止する。
【0041】
図5は本発明による液面感知モジュール構造体の本体、回路板、カバー部が結合された状態の他側面を示す投影図である。
【0042】
図2及び図5を参照すれば、前記連結ピン3は、下方に一定長さだけ延びる長方体からなる挿入部31と、前記挿入部31の下端で側方に拡張して下方に一定長さだけ延びる長方体からなる支持部32と、その延長部からさらに拡張して下方に一定長さだけ延設される多段付き長方体からなる連結部33とが一体に形成された構造であり、前記挿入部31は前記回路板2の連結ピン孔22に一定部分だけ突出するように挿入され、半田付けによって固定され、前記支持部32はその上端が前記回路板2の下面を支持するように結合され、前記連結部33は後述する前記本体4に形成される貫通孔44に挿入され、前記本体4の下方に突出するように固定される。
【0043】
また、本発明の他の実施例によれば、前記連結ピン3は電線固定スロット34をさらに含むことができる。前記電線固定スロット34は前記連結部33の下端中間で上方に一定長さだけ延びる長方形の切欠部から形成され、後述する前記液面感知モジュール構造体1の結合関係において、前記電線固定スロット34に電線が締まりばめで挿入されて固定されるように、電線の直径より小さな幅に形成されることで、電線を介して他の抵抗7及びリードスイッチ8と接続されるようにし、電線挿入案内部341を含む。
【0044】
前記電線挿入案内部341は、前記電線固定スロット34の端部中間に面取り処理をして、前記電線固定スロット34より拡張した幅を有するように形成される切欠部で、電線が前記電線挿入案内部341を通って前記電線固定スロット34に容易に挿入固定できるようにする。よって、作業者は電線を前記電線挿入案内部341を通じて前記電線固定スロット34に容易に挿入することができ、前記電線固定スロット34の幅が電線より小さくて堅固な一時固定を可能にするので、複数の他の抵抗7及びリードスイッチ8との一時固定を行った後、半田付け作業を正確な位置で一括して行うことができるので、作業工程の便宜、作業時間の短縮、電線,抵抗7及びリードスイッチ8間の接続不良の発生を防止することができる。
【0045】
図4は本発明による液面感知モジュール構造体の本体、回路板、カバー部が結合された状態の一側面を示す投影図である。
【0046】
ここで、前記本体4を図2ないし図4を参照して説明すれば、前記本体4は、収容部41、固定部42、結合部43、及び貫通孔44を含み、優れた耐熱性及び耐磨耗性を有する材質で形成され、望ましくはアセタールまたはナイロン(登録商標)のいずれか1種を含む合成樹脂材質で形成できる。
【0047】
前記収容部41は、一側が開放され他側が閉鎖されるように、長方形のフランジの外周から上方に一定長さだけ延びて内部に一定空間を規定する側壁からなり、前記抵抗7、リードスイッチ8、及び連結ピン3が結合された前記回路板2を収容し、支持突起411を含む。
【0048】
前記支持突起411は、前記収容部41の側壁下端から内側に一定長さだけ延設されて前記回路板2の下面を支持し、前記回路板2が安定に支持できるように、前記収容部41の側壁に所定間隔で離隔されて複数形成されるが、望ましくは四つの支持突起411を形成して、長方形の板状に形成される前記回路板2の下面の両側を安定に支持するように形成される。
【0049】
前記固定部42は前記収容部41の下面で縮小して下方に一定長さだけ延び、その延長端から拡張して下方に一定長さだけ延びる後述の前記結合部43と前記収容部41との間を連結する中間継ぎ手で、長方形の板状を有し、後述する前記液面感知モジュール構造体1の結合関係において、前記フレーム6に結合される。前記のような結合の際に、前記固定部42が一定の傾斜角にずれた状態で前記フレーム6に挿入された後、所定方向に回転させることで、前記固定部42の外周面一部を摩耗させながら固定できるサイズに形成される。
【0050】
前記結合部43は、前記固定部42の下端から拡張して下方に一定長さだけ延びて形成される直方形のもので、後述する前記液面感知モジュール構造体1の結合関係において、前記フレーム6に挿入されて突出するとき、前記フレーム6に容易に挿入できるサイズに形成され、結合溝431を含む。一方、本発明の他の実施例によれば、前記結合部43は、後述する前記フレーム6に挿入されて突出することができる形態であれば、直方体の外に他の形態に形成することもでき、例えば、その外面が多角形にも形成できる。
【0051】
前記結合溝431は図2及び図5を参照すれば、前記結合部43の両側壁に形成される溝で、後述する前記液面感知モジュール構造体1の結合関係において、前記カバー部5に結合固定できるように形成される。
【0052】
前記貫通孔44は、図4を参照すれば、前記収容部41の下部から前記固定部42を通じて前記結合部43を貫通するように形成される貫通孔で、前記回路板2に結合される前記連結ピン3が挿入されて、前記結合部43の下部から突出するように形成され、前記連結ピン3が挿入固定できるサイズに形成され、誘導溝441を含む。
【0053】
前記誘導溝441は、前記貫通孔44が形成される前記収容部41の下部に、前記貫通孔44より拡張したサイズを有し、下方に一定長さだけ延設される溝で、作業者が前記連結ピン3を前記貫通孔44に容易に挿入することができるように形成される。一方、本発明の他の実施例によれば、前記誘導溝441は、前記貫通孔44と連通する境界面に面取り処理を行うことで、前記連結ピン3が挿入される方向に一定傾斜角をなすように形成することができ、これにより作業者が前記連結ピン3をより容易に前記貫通孔44に挿入して固定することができるようにする。
【0054】
一方、前記のような本体4に、抵抗7、リードスイッチ8、及び連結ピン3が結合された前記回路板2を結合した後、前記本体4の収容部41にモールディング液11を注入し硬化させることで、前記回路板2が衝撃によって損傷することを防止することができる。また、前記収容部41に注入されて硬化されたモールディング液11は、前記液面感知モジュール構造体1の使用の際、外部との温度差によって湿気が生成する場合、前記回路板2を保護するための防湿機能を具備することもできる。
【0055】
ここで、前記カバー部5を、図2、図4及び図5を参照して説明すれば、前記カバー部5は、一側が開放され他側が閉鎖された直方体形状のもので、その下面を成す長方形の板状面の外周から上方に一定長さだけ延びて内部に一定空間を規定する側壁を含む。このような側壁は、前記本体4の結合部43と結合するための結合側壁51と、ほかの回路板と接続するための連結側壁52とを含む。また、前記結合側壁51と連結側壁52を有する側壁は、前記カバー部5が前記本体4と結合して、前記本体4の外部に突出する前記連結ピン3を保護する。前記カバー部5は優れた耐熱性及び耐磨耗性を有する材質で形成されるが、望ましくはアセタールまたはナイロンのいずれか1種を含む合成樹脂材質で形成することができる。
【0056】
一方、本発明の他の実施例によれば、前記カバー部5は、前述したように前記本体4と結合して固定され、前記本体4から突出する前記連結ピン3を収容して保護することができる形態であれば、直方体の外に、その外面が多角形に形成することもできる。この場合、前記結合部43の形態と相補的な形態に形成することが望ましい。
【0057】
前記結合側壁51は、前記カバー部5が前記本体4の結合部43が形成される上面まで延びて、前記本体4の結合部43全体を取り囲む長さに形成される前記カバー部5の両側壁であり、前記カバー部5と前記本体4との結合及び分離を容易にするために形成される締結部511と分離スロット512とを含む。
【0058】
前記締結部511は、前記結合側壁51の上側一部から、前記カバー部5の側壁が規定する内部空間側に一定長さだけ突設される突起である。前記締結部511は、その突出してなる突起部が、前記本体4に備えられた結合部43の結合溝431に挿支されるので、カバー部5は下方にめったに分離されないで堅く固定できる。このために、前記締結部511は、前記カバー部5が前記本体4と結合する時、前記結合部43に形成された前記結合溝431の位置と対応する位置に形成され、この場合、前記結合側壁51の長さより短く形成されることが望ましい(図5参照)。
【0059】
前記分離スロット512は、前記締結部511が形成された前記カバー部5の結合側壁51において、前記締結部511の上面両側から下方に一定長さだけ切開されてなるスロットで、作業者が後述する前記連結側壁52を押しつけて圧縮させ、前記結合側壁51を両側方に拡張させることで、前記締結部511が前記本体4の結合溝431から所定間隔だけ離隔して、前記カバー部5を前記結合部43から容易に分離するように形成される。
【0060】
前記連結側壁52は、前記結合側壁51の外に前記カバー部5がさらに有する両側壁である。前記連結側壁52は、前記本体4の結合部43が形成される前記固定部42の下端で拡張される延長面まで取り囲む長さに形成され、電線貫通部521をさらに含む。
【0061】
前記電線貫通部521は、前記連結側壁52の上端から下方に一定長さだけ切開されてなるスロットで、前記本体4の貫通孔44を通じて下方に突出する前記連結ピン3に電線を接続するために電線が引き込まれるスロットである。これは、前記抵抗7とリードスイッチ8を他の抵抗7とリードスイッチ8と通電させるために、前記連結ピン3に接続される電線の本数と同数の電線貫通部521が形成される。一方、本発明の他の実施例によれば、前記電線貫通部521は、電線の直径よりやや小さな幅に形成されることにより、電線が挿入されてから固定できるように形成することもできる。
【0062】
ここで、前記フレーム6を図2及び図5を参照して説明すれば、前記フレーム6は、前記抵抗7、リードスイッチ8、及び連結ピン3が結合された前記回路板2を収容する前記本体4からなる液面感知モジュールと結合され、前記本体4に備えられた前記収容部41の下面を支持することができる幅と、複数の前記液面感知モジュールを電線を介して通電するように結合することができる一定長さを有する板状のもので、前記液面感知モジュール構造体1を使用する時、フロートの磁性体(図示せず)が有する磁力に影響されないSUS316材で形成することが望ましく、挿入孔61、固定孔62、補強部63及び連結孔64を含む。
【0063】
図6aは、本発明による液面感知モジュール構造体において、フレームに形成された貫通孔の形態を示す平面図、図6bは、本発明による液面感知モジュール構造体において、本体がフレームに挿入された状態を示す底面状態図、図6cは、本発明による液面感知モジュール構造体において、本体がフレームに挿入固定された状態を示す底面状態図、図6dは、本発明による液面感知モジュール構造体において、本体がフレームに挿入された状態を本体の固定部とフレームの貫通孔を中心として示す平面図、図6eは、本発明による液面感知モジュール構造体において、本体がフレームに挿入固定された状態を本体の固定部とフレームの貫通孔を中心として示す平面図である。
【0064】
前記フレーム6に形成される貫通孔の主要な機能と結合関係は後述し、ここでは前記フレーム6に形成された貫通孔の形態を、図6aを参照して詳細に説明する。
【0065】
前記挿入孔61は、前記フレーム6の長手方向に対して一定角度だけずれて形成され、前記フレーム6において、所定の幅61Dを有する第1面61aと、前記第1面61aに対向するように一定長さ61Lだけ離隔した同じ幅61Dの第2面61bと、前記第1面61aと第2面61bの両端部をそれぞれ繋ぐ第3面61c及び第4面61eとで取り囲まれた貫通孔である。また、前記挿入孔61は、各隅を面取り処理して所定の傾斜角を有する隅部を形成することができる。このような形態は、前記本体4の結合部43が挿入貫通して突出することができる形態であれば、他の形態にも形成することができる。この場合、前記結合部43の形態と相補的な形態に形成することが望ましい。一方、本発明の他の実施例によれば、前記本体4の結合部43が容易に挿入貫通して突出するように、前記結合部43(図6bに図示)の大きさよりやや大きなサイズに形成されることが望ましい。
【0066】
前記固定孔62は、前記挿入孔61の第3面61cと第4面61e上にさらに形成される貫通孔で、第3面61cの一側で前記フレーム6の長手方向に平行な方向に折り曲げられて一定長さだけ延長される第5面622aと、その端部から垂直下方に一定長さだけ延長されて前記第3面61cに繋がるように形成される第6面622bと、第3面61cとで取り囲まれた直角三角形の貫通孔と、前記第3面61cと対向する第4面61eの一側で、前記フレーム6の長手方向に平行な方向に折り曲げられて一定長さだけ延長される第7面622cと、その端部から垂直上方に一定長さだけ延長されて前記第4面61eに繋がるように形成される第8面622dと、第4面61eとで取り囲まれた直角三角形の貫通孔とに形成される。この場合、第5面622aと第7面622cは一定長さ62Dだけ離隔し、第6面622bと第8面622dも一定長さ62Lだけ離隔して形成され、第5面622aと第7面622cは後述する前記固定孔62のストッパー622として機能する。また、前記固定孔62の第6面622bと第8面622dが離隔した長さ62Lは、前記本体4の固定部42が結合固定できるように、前記固定部42の長軸方向幅42L(図4に図示)より短い長さに形成され、前記固定孔62の第5面622aと第7面622cが離隔した長さ62Dは、前記本体4の固定部42の短軸方向幅42D(図5に図示)と同じ長さに形成される。一方、本発明の他の実施例によれば、前記固定孔62は、前記本体4の固定部42が結合固定できる形態であれば、他の形態にも形成されることができる。この場合、前記固定部42の形態と相補的な形態に形成されることが望ましい。
【0067】
前記固定孔62は後述する誘導孔621をさらに含むことができる。ここで、前記誘導孔621の形態を説明すれば、前記誘導孔621は、前記固定孔62の第6面622bの一側で、所定の傾斜角で一定長さだけ延長されて前記挿入孔61の第3面61cに繋がるように形成される第9面621aと、第6面622bと、第3面61cとで取り囲まれた三角形の貫通孔と、前記第6面622bの対角線方向に対向して形成される前記第8面622dの一側で、所定の傾斜角で一定長さだけ延長されて前記挿入孔61の第4面61eに繋がるように形成される第10面621bと、第8面622dと、第4面61eとで取り囲まれた三角形の貫通孔とに形成される。一方、本発明の他の実施例によれば、前記誘導孔621は、前記本体4の固定部42が容易に固定できる形態であれば、他の形態に形成することもできる。
【0068】
以下、前記のような形態に構成された前記フレーム6に形成された貫通孔の機能と作用について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0069】
図2、図5、図6aないし図6eを参照すれば、前記挿入孔61は前記本体4の結合部43が挿入して下方に突出するように形成された貫通孔で、前記結合部43が容易に挿入して突出するように、前記結合部43の大きさよりやや大きなサイズに形成されることが望ましい。
【0070】
前記固定孔62は前記挿入孔61にさらに形成される貫通孔で、前記本体4の結合部43が前記挿入孔61を通じて挿入して突出した後、前記本体4を一定方向に回転させることで、前記本体4が前記フレーム6の長手方向に対して平行に固定されるように形成され、前述したように、前記本体4の固定部42の長軸方向幅42L(図4に図示)よりやや短い長軸方向幅62L(図6aに図示)に形成されることにより、前記本体4の回転時に、前記固定部42の外周面一部が少し摩耗しながら堅く固定できるようにするものであり、誘導孔621をさらに含む。また、前記固定孔62は、前記本体4が前記フレーム6の長手方向に平行になった状態でさらに回転することを防止するために、前記本体4の固定部42が前記フレーム6の長手方向に平行な方向に位置する場合、前記固定部42の外周面一部を支持するように形成されたストッパー622をさらに含む。したがって、作業者は前記本体4が前記フレーム6に平行に固定されたかに注意を傾ける必要なしに、前記本体4の固定部42が前記固定孔62のストッパー622に支持されるように前記本体4の最大回転角度に回転させれば、前記本体4を平行に固定させることができる。この場合、前記固定孔62の短軸方向幅62D(図6aに図示)は、前記本体4の固定部42の短軸方向幅42D(図5に図示)と同じ長さに形成され、前記固定孔62のストッパー622の幅も、前記固定孔62の短軸方向幅62D(図6aに図示)及び固定部42の短軸方向幅42D(図5に図示)と同じ長さに形成されることにより、前記本体4が前記フレーム6に堅く固定できるようになる。
【0071】
前記誘導孔621は前記挿入孔61と固定孔62が連結される両側に一定傾斜角でさらに形成される貫通孔であり、前述したように、前記本体4を前記フレーム6の挿入孔61に挿入してから一定方向に回転させると、前記本体4の固定部42外周面一部が一定の分だけ摩耗しながら容易に回転するように形成される。よって、作業者は、前記本体4に大きな力で回転させなくても、前記本体4の固定部42一側が前記固定孔62のストッパー622に容易に支持されるようにすることができる。
【0072】
一方、前記のような挿入孔61と誘導孔621を含む固定孔62は、前記抵抗7、リードスイッチ8、及び連結ピン3が結合された前記回路板2を収容する前記本体4からなる液面感知モジュールを複数取り付けることができるように、前記フレーム6の長手方向に複数形成される。
【0073】
前記補強部63は、図5を参照すれば、前記フレーム6の両側で下方に折り曲げられ、所定傾斜角で一定長さだけ延設され、前記フレーム6が外力によって歪むか損傷することを防止するために、前記フレーム6を補強する。
【0074】
前記連結孔64は、図2を参照すれば、前記フレーム6の挿入孔61間に形成された円形の貫通孔であり、前記フレーム6の長さが、前記液面感知モジュール構造体1を設置して測定しようとするタンクの長さより短い場合、他のフレームが有する連結孔を重ねて連結した後、ボルトなどのような締結具で締結することで、多様な長さのタンクに設置できるように形成される。したがって、作業者は、現存の液面を測定しているタンクが変更されてその長さが増加する場合にも、前記のような液面感知モジュール全体を取り替えないで、前記連結孔64を通じて他のフレームを締結具で重ねて締結してタンクの長さに合わせることで、前記フレーム6の長さを容易に調節することができる。
【0075】
一方、本発明の他の実施例によれば、前記連結孔64は一つのフレーム6と他のフレーム6を重ね、ボルトなどの締結具で締結することができる形態であれば、円形貫通孔の外に多様な形態に形成することができ、例えばその外面が多角形を成す貫通孔に形成されることもできる。
【0076】
以下、本発明による液面感知モジュール構造体の結合関係に対する好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0077】
図7は本発明による液面感知モジュール構造体の結合斜視図である。
【0078】
図2、図5、及び図6bないし図7を参照すれば、本発明による液面感知モジュール構造体1の結合関係はつぎのようである。
【0079】
リードスイッチ8を前記回路板2に形成されたリードスイッチ孔21に挿入して接続固定し、前記連結ピン3の挿入部31を前記回路板2に形成された連結ピン孔22に挿入し、前記回路板2の上部に突出するように結合する。この際、前記リードスイッチ8及び連結ピン3を前記回路板2に直接半田付けで固定することができる。
【0080】
前記のように結合された前記回路板2を前記本体4の収容部41に挿入する。この際、前記回路板2から突出する前記連結ピン3を、前記本体4の誘導溝441を通じて前記貫通孔44に貫通させ、前記回路板2の下面を前記本体4の収容部41に形成された前記支持突起411の上面に載置させる。
【0081】
前記のように結合された前記本体4の収容部41に、衝撃防止モールディング液11を注入し硬化させることで、前記回路板2を衝撃から保護し、湿気によって損傷することを防止する。
【0082】
前記本体4の結合部43を、前記フレーム6に形成された挿入孔61に挿入して突出させる。この際、前記本体4の固定部42が、前記フレーム6の板面と同じ平行面上にあるようにし、前記本体4の収容部41の下面が前記フレーム6の上面に位置するようにし、前記フレーム6の挿入孔61が前記フレーム6の長手方向に対して一定角度でずれて形成されているので、この方向に合わせて前記本体4を挿入固定する。
【0083】
前記本体4を一定方向に回転させて、前記本体4の固定部42の外周面が前記フレーム6の固定孔62によって一部摩耗しながら堅く固定されるようにする。この際、前記固定孔62の誘導孔621によって、作業者が容易に前記本体4を回転させることができ、前記本体4の固定部42の外周面が前記固定孔62のストッパー622に支持されることにより、前記本体4が前記フレーム6の長手方向に固定される。
【0084】
前記フレーム6の下部で、前記本体4の貫通孔44を通じて突出する前記連結ピン3の連結部33に備えられる前記電線固定スロット34に電線10を挿入して通電させる。この際、前記連結ピン3の電線固定スロット34に形成された前記電線挿入案内部341によって、容易に前記電線10を挿入することができ、前記電線固定スロット34は前記電線10の直径よりやや小さく形成されることにより、前記電線10を任意に堅く固定することができる。
【0085】
前記のような過程によって接続された前記連結ピン3と電線10を、半田付けによって固定する。
【0086】
前記本体4の結合部43に、前記カバー部5を結合する。この際、前記カバー部5の締結部511を前記結合部43の結合溝431に結合し、前記連結ピン3に連結された前記電線10を前記カバー部5の電線貫通部521に挿入して結合する。
【0087】
前記のような過程によって前記液面感知モジュール構造体1を構成し、液面を測定すべきタンクの長さに相当する個数の、前記回路板2を有する前記本体4を前記フレーム6に設置した後、その外面をチューブ9で取り囲んで収縮させることで固定する。
【0088】
一方、本発明のさらに他の実施例によれば、前記液面感知モジュール構造体1を設置して、液面を測定すべきタンクの長さに相当する個数の前記本体4を前記フレーム6に挿入固定した後、一括して残りの過程(電線の連結、電線の半田付け、カバー部の結合、チューブの結合)を実施することができ、前記液面感知モジュール構造体1を設置して、液面を測定すべきタンクの長さに相当する個数の前記本体4を前記フレーム6に挿入固定し、電線を一時に連結した後、一括して残りの過程(電線の半田付け、カバー部の結合、チューブの結合)を実施するなど、本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者が選択的に実施することができる。
【0089】
以上で説明した本発明は、前述した実施例及び添付図面に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内でいろいろの置き換え、変形及び変更が可能であることは本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者に明らかなものである。
【産業上の利用可能性】
【0090】
本発明は、構成部と構成部間の結合が容易で作業工程が便利であり、それによる作業時間の短縮、人力費用の節減が可能な液面感知モジュール構造体に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0091】
【図1】従来の液面感知モジュールの概略図である。
【図2】本発明による液面感知モジュール構造体の分解斜視図である。
【図3】本発明による液面感知モジュール構造体の本体と回路板が結合された状態を示す平面図である。
【図4】本発明による液面感知モジュール構造体の本体、回路板、及びカバー部が結合された状態の一側面を示す投影図である。
【図5】本発明による液面感知モジュール構造体の本体、回路板、及びカバー部が結合された状態の他側面を示す投影図である。
【図6a】本発明による液面感知モジュール構造体において、フレームに形成された貫通孔の形態を示す平面図である。
【図6b】本発明による液面感知モジュール構造体において、本体がフレームに挿入された状態を示す底面状態図である。
【図6c】本発明による液面感知モジュール構造体において、本体がフレームに挿入固定された状態を示す底面状態図である。
【図6d】本発明による液面感知モジュール構造体において、本体がフレームに挿入された状態を本体の固定部とフレームの貫通孔を中心として示す平面図である。
【図6e】本発明による液面感知モジュール構造体において、本体がフレームに挿入固定された状態を本体の固定部とフレームの貫通孔を中心として示す平面図である。
【図7】本発明による液面感知モジュール構造体の結合状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0092】
1 本発明による液面感知モジュール構造体
2 回路板
3 連結ピン
4 本体
5 カバー部
6 フレーム
7 抵抗
8 リードスイッチ
9 チューブ
10 電線
11 モールディング液
21 リードスイッチ孔
22 連結ピン孔
31 挿入部
32 支持部
33 連結部
34 電線固定スロット
41 収容部
42 固定部
42D 固定部短軸方向幅
42L 固定部長軸方向幅
43 結合部
44 貫通孔
51 結合側壁
52 連結側壁
61 挿入孔
62 固定孔
62D 固定孔短軸方向幅
62L 固定孔長軸方向幅
63 補強部
64 連結孔
81 連結線
100 従来の液面感知モジュール
101 ガイドパイプ
102 回路部
103 磁性体
104 フロート
341 電線挿入案内部
411 支持突起
431 結合溝
441 誘導溝
511 締結部
512 分離スロット
521 電線貫通部
621 誘導孔
622 ストッパー
61a 第1面
61b 第2面
61c 第3面
61e 第4面
621a 第9面
621b 第10面
622a 第5面
622b 第6面
622c 第7面
622d 第8面


【特許請求の範囲】
【請求項1】
回路板を収容する本体と、前記本体が貫通して結合固定されるフレームと、前記フレームから突出する前記本体と結合し、電線が通過するカバー部とを含むことを特徴とする液面感知モジュール構造体。
【請求項2】
前記回路板は、リードスイッチが前記回路板に接触しないで結合するように形成されたリードスイッチ孔と、連結ピンが貫通して固定される連結ピン孔とを含むことを特徴とする請求項1に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項3】
前記連結ピンは、電線が容易に挿入されるように形成された電線挿入案内部と、電線が挿入されて、締まりばめで固定される電線固定スロットとを含むことを特徴とする請求項2に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項4】
前記連結ピンは、前記回路板に直接半田付けで固定されることを特徴とする請求項3に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項5】
前記本体は、前記回路板を収容する収容部と、前記フレームに結合固定される固定部と、前記カバー部と結合し、結合溝を有する結合部と、前記連結ピンが貫通する貫通孔とを含むことを特徴とする請求項2に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項6】
前記収容部は、前記回路板を支持する支持突起をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項7】
前記貫通孔は、前記連結ピンが容易に挿入されて貫通されるようにする誘導溝をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項8】
前記カバー部は、前記結合溝に締結されて固定される締結部と、電線が貫通して固定される電線貫通部とを含むことを特徴とする請求項5に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項9】
前記締結部は、前記結合溝から容易に分離するように形成された分離スロットをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項10】
前記本体は、アセタールまたはナイロンのいずれか1種を含む合成樹脂材質で形成され、前記カバー部も同じ材質で形成されることを特徴とする請求項1に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項11】
前記フレームは、前記結合部が貫通する挿入孔を含むことを特徴とする請求項5に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項12】
前記挿入孔は、前記本体を挿入してから一定角度で回転させることで一定方向に固定させるように形成された固定孔をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項13】
前記固定孔は、前記本体が容易に回転するように形成された誘導孔をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項14】
前記固定孔は、前記固定部より小さな大きさに形成されることを特徴とする請求項13に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項15】
前記フレームは、外力による歪みを防止することができる補強部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項16】
前記フレームは、他のフレームとの連結を容易にする連結孔をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の液面感知モジュール構造体。
【請求項17】
前記フレームは、SUS316材で形成されることを特徴とする請求項1に記載の液面感知モジュール構造体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6a】
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【図6b】
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【図6c】
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【図6d】
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【図6e】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−294389(P2007−294389A)
【公開日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−307411(P2006−307411)
【出願日】平成18年11月14日(2006.11.14)
【出願人】(506381739)パン−アジア プレシジョン アンド エンジニアリング カンパニー,リミテッド (1)
【Fターム(参考)】