説明

混合光ランプ

【課題】即時に発光し、比較的高い効率を生ずる混合光ランプを提供する。
【解決手段】フィラメントと放電管とが直列に収納された外管を備え、放電管が金属ハロゲン化物の封入物を有し、さらに整流器とエネルギ蓄積手段と始動装置とが付設されている混合光ランプであって、始動装置が外管内に直接収納されたうず形パルス発生器を有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は請求項1の前文に記載の混合光ランプに関する。かかる混合光ランプは特に全般照明用として使用される。
【背景技術】
【0002】
混合光ランプは例えば特許文献1で知られている。その始動は特許文献2で扱われている。
【0003】
混合光ランプは高圧放電ランプと白熱ランプとの直列回路により特徴づけられる。白熱ランプによってその始動直後に光が発生され、同時に高圧放電ランプにとって必要な電流制限が実現される。かかる構造の混合光ランプは他の安定器なしに電源系統電圧供給で直接点灯できる。電流供給に整流装置および平滑回路を利用すると(特許文献1、特許文献2参照)、金属ハロゲン化物が封入された高圧放電ランプも点灯できる。
【0004】
高圧放電ランプの始動問題は今日において2つの方式で解決されている。低始動電圧の放電ランプは抵抗を介して結線されている第3内部始動電極を有している(特許文献2参照)。かかる構造はセラミック放電ランプとしては非常に実現困難であるか実現できない。かかるランプは外部始動装置を必要とする(特許文献1参照)。そこではリード線が耐高電圧に設計されねばならないという欠点がある。
【0005】
過去において再三にわたり始動装置をランプの中に組み込むことが試みられていた。その場合、始動装置を口金に組み込むことが試みられた。高電圧パルスを発生する特に効果的な始動はいわゆるうず形パルス発生器によって成功している(特許文献3参照)。かかる始動装置は古くからメタルハライドランプやナトリウム高圧ランプのような種々の高圧放電ランプで推奨されている(特許文献4、特許文献5参照)。しかしその始動装置は一方では高価であるために普及しない。他方ではその始動装置を口金に組み込むことが有利であるが、ガラス球への高電圧の供給に問題が残るために十分でない。このために、ランプの損傷確率が増大し、絶縁問題あるいは口金における破裂が著しく増大する。従来通常の始動装置は全般的に100℃以上に加熱されない。その場合、発生電圧がランプに供給されねばならず、これは代表的には約5kVの電圧に耐える耐高電圧性の配線およびソケットを必要とする。
【0006】
特に高電圧を発生するために、二重うず形パルス発生器が利用される(特許文献6参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】国際公開第2005027588号パンフレット
【特許文献2】米国特許第4316124号明細書
【特許文献3】米国特許第3289015号明細書
【特許文献4】米国特許第4325004号明細書
【特許文献5】米国特許第4353012号明細書
【特許文献6】米国特許第4608521号明細書
【特許文献7】独国特許出願第102005061832.4号明細書
【特許文献8】独国特許出願第102005061831.6号明細書
【特許文献9】独国特許出願第102006026750.8号明細書
【特許文献10】独国特許出願第102006026749.4号明細書
【特許文献11】米国特許出願公開第2003/0001519号明細書
【特許文献12】米国特許第6853151号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の課題は、即時に発光し、比較的高い効率を生ずる混合光ランプを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この課題は請求項1に記載の特徴によって解決される。
【0010】
混合光ランプは白熱ランプと放電ランプとの複合ランプである。即ち、混合光ランプは放電管と発光体とを有している。
【0011】
即時発光および比較的大きな発光効率のために、安定器なしに230Vの電源系統電圧で直接点灯される混合光ランプが望ましい。
【0012】
従来通常の混合光ランプは放電管として好適に純粋な水銀高圧放電ランプを利用している。ランプ全体は発光物質を塗布された楕円形外管の中に収納されている。典型的にはタングステンから成るフィラメントは投入直後に発光する。フィラメントはまた電流制限安定器の機能を負っている。高圧水銀放電は水銀を蒸発させ、また外管の発光物質と共に光の発生増大を負っている。かかる構造は従来において、比較的低い発光効率と悪い演色性の水銀高圧放電ランプにおける利用に限られている。これはその放電管が補助電極で他の始動装置なしに230Vの電源系統電圧で始動するに過ぎないからである。特許文献1に記載されているように、メタルハライドランプが時おり混合光ランプにおける放電管としても利用されている。さらにその混合光ランプは典型的に整流器と充電コンデンサと始動装置とを有している。その始動装置は特許文献1におけるように、電流制限抵抗とツェナーダイオードとコンデンサとコイルとを有するように形成され、即ち、伝統的な始動回路となっている。
【発明の効果】
【0013】
別個の部品であるか又は口金内に収納された大容積の始動装置を回避するために、ここではまず、メタルハライドランプを基礎とする混合光ランプを、始動装置としてのセラミックうず形パルス発生器と共に利用することを提案する。これによって、フィラメント、放電管および始動装置のような全構成要素を外管内に収納することができる。ランプ電流を整流および平滑するための構成要素も共にランプの外管内に収納できる。そのために、ダイオードは好適にSiC技術で形成され、コンデンサは高誘電率のセラミックコンデンサとして形成されねばならない。このセラミックコンデンサは特に真空引きされている。好適に外管はつや消しされるが、発光物質層を必要としない。うず形パルス発生器によって、メタルハライドランプの始動が可能とされ保証される。
【0014】
15kVより大きい高電圧を発生するコンパクトな高電圧パルス発生器が特許文献7および特許文献8で知られている。うず形パルス発生器は一般に、スパイラル(うず巻)として巻回されたほぼ同じ長さの2つの導体から成っている(図1参照)。これは、各導体がほぼ同じ多数のターン数を有していることを意味する。かかる構造はベクトル逆転原理を利用するために必要である。
【0015】
μr=1〜5000の比透磁率μrのフェライト材料で取り囲まれたうず形パルス発生器を利用することが特許文献9で知られている。これらの3つの特許文献は明らかに関連している。それらはいずれも、第1ターンでの短絡により流れる電流が残りのターンに高電圧パルスを誘起する原理が利用されている。
【0016】
また、うず形パルス発生器を約25kVのパルス電圧用に設計する際、即時発光性と高温再始動性とを有する光源の構成が可能である。これは例えば二重パルス発生器によって達成される(特許文献6および特に特許文献10参照)。
【0017】
現在利用されているうず形パルス発生器は特にいわゆるLTCC(Low Temperature Co-fired Ceramic;低温同時焼成セラミックス)部品やHTCC(High Temperature Co-fired Ceramic;高温同時焼成セラミックス)部品である。そのLTCC材料は600℃までの温度に耐えられる特殊セラミックスである。確かにLTCC材料は既にランプに関連して利用されている(特許文献11と特許文献12参照)。しかもそれは、実際に典型的には100℃より低い温度のほとんど温度負荷されないランプにおいて他の目的のために採用されている。LTCC材料の高い温度安定性の特別な価値は、始動問題を有する殊にメタルハライドランプのような高圧放電ランプの始動に関連して知られている。
【0018】
うず形パルス発生器はその基礎形態において、コンデンサの特性を少なくとも1.5kVの電圧の始動パルスを発生するための導波路の特性と合わされた部品である。その製造のために、2枚のセラミック“グリーンシート”に金属導体ペーストがプリントされ、次いでスパイラルの形に巻回され、続いてアイソスタティックプレス(ラバープレス)で成形体に圧縮成形される。続く金属導体ペーストとセラミックシートの同時焼結が空気中で800〜900℃の温度範囲において行われる。この処理はうず形パルス発生器の使用を700℃の温度負荷まで可能とする。これによって、うず形パルス発生器は外管内において放電管のすぐ近くに収納できるが、口金内やランプのすぐ近くに収納することもできる。
【0019】
それと無関係に、かかるうず形パルス発生器は、これが高温安定性を有するだけでなく、非常にコンパクトであるので、他の用途にも採用できる。そのために、うず形パルス発生器がセラミックシートと金属導体ペーストとから成るLTCC部品として形成されていることが重要である。十分な出力電圧を提供するために、スパイラルは少なくとも5ターンを有していなければならない。
【0020】
また、この高圧パルス発生器を基礎に、さらに少なくとも1つの充電抵抗とスイッチとを有する始動ユニットが挙げられる。スイッチは火花ギャップあるいはSiC技術におけるダイアックである。
【0021】
ランプにおける用途の場合、外管内における収納が有利である。これにより、耐高電圧性の電圧リード線の必要が無くなる。
【0022】
またうず形パルス発生器は、高電圧パルスがランプの高温再始動をも可能とするように設計することができる。セラミックスから成る誘電体は異常に高い誘電率e>10によって特色づけられ、その場合、材料と構造に応じて代表的には70〜5000の誘電率eが得られる。これはうず形パルス発生器の非常に高いキャパシタンスを形成し、発生されたパルスの比較的大きな時間幅を可能とする。これによって、うず形パルス発生器の非常にコンパクトな構造が可能となり、これによって、高圧放電ランプの市販の外管内への組込みができる。
【0023】
また、大きなパルス幅は放電体積における破裂放電を容易にする。
【0024】
ランプの外管の材料として、あらゆる通常のガラスが利用でき、即ち、特に硬質ガラスやバイコール(登録商標)や石英ガラスが利用できる。封入物の選択も特に制限されない。
【0025】
以下において複数の実施例を参照して本発明を詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】従来公知のうず形パルス発生器の原理的構成図。
【図2】二重うず形パルス発生器の原理的結線図。
【図3】始動電圧が増大されたうず形パルス発生器の原理的構成図。
【図4】本発明の混合光ランプの原理的構成図。
【図5】整流形混合光ランプの原理的構成図。
【発明を実施するための形態】
【実施例1】
【0027】
図1はうず形パルス発生器1の構造を平面図で示している。このうず形パルス発生器1はセラミック円筒体2から成り、このセラミック円筒体2内において2つの異なった金属導体3,4がシートテープとしてスパイラル状(うず形)に巻回されている。セラミック円筒体2は内部が空洞であり、定められた内径IDを有している。両導体3,4の各内部接点6,7はほぼ対向して位置し、火花ギャップ5を介して互いに接続されている。
【0028】
その両導体の外側導体だけが円筒体の外縁に接点8を有している。他方の導体は開放端で終えている。これによって、両導体は一緒に誘電媒体であるセラミックスに導波路を形成している。
【0029】
うず形パルス発生器は、金属ペーストを被覆された2枚のセラミックシートが巻回されて構成されているか、2枚の金属シートと2枚のセラミックシートとが巻回されて構成されている。その場合、重要な特性量はターン数nであり、そのターン数は好適には5〜100であるとよい。このコイル装置は成層され、次いで焼結され、これによってLTCC部品が生ずる。そのように形成されたコンデンサ特性を有するうず形パルス発生器は、火花ギャップ並びに充電抵抗に接続されている。
【0030】
その火花ギャップは内側接続端子あるいは外側接続端子に存在するか、パルス発生器のコイルの内部に存在する。パルスを発する高電圧スイッチとして好適には火花ギャップが利用される。
【0031】
具体的実施例において、誘電率e=60〜70のセラミックス材料が利用されている。その場合、誘電体としてセラミックシート、特に、Heraeus社のHeratape(登録商標)CT707やCT765のようなセラミックテープあるいはそれらの複合体が利用される。グリーンシートの厚さは代表的には50〜150μmである。導体として同様にHeraeus社の特に“同時焼成可能な銀“のようなAg導体ペーストが利用される。その具体的な例はHeraeus社のCT700である。ジュポン社の金属ペースト6142も良好な結果を提供する。これらの部品は良好に成層でき、その後加熱され(“バーンアウト”)、一緒に焼結(同時焼成)できる。
【0032】
うず形パルス発生器の内径IDは10mmである。個々の条帯の幅は同様に10mmである。シートの厚さは50μmであり、両導体の厚さもそれぞれ50μmである。充電電圧は300Vである。この条件のもとで、うず形パルス発生器はn=20〜70のターン数においてその特性の最適化が達成される。
【0033】
図2に高始動電圧用のうず形パルス発生器が示されている。
【0034】
本発明は水銀を含まない高圧放電ランプと協働して大きな特別な利点を展開する。かかるランプは環境保護の理由から特に探求する価値がある。これは適当な金属ハロゲン化物の封入物および特にキセノンのような希ガスを高圧下で含んでいる。水銀が存在しないために始動電圧は特に高く、20kVより高い。今日において始動ユニットの構成要素を口金に収納することが試みられている。充電抵抗を組み込まれたうず形パルス発生器は無水銀ランプの口金内に収納されるか、ランプの外管内に収納される。
【0035】
うず形パルス発生器は、例えば20kVの高電圧を発生するために、好適には、唯一のLTCCスパイラルあるいは他の高耐熱性材料に組み込まれた2つのパルス発生器を有している。例えば20kVの高電圧パルスを発生する個々のパルス発生器はランプの外管の外径より大きな外径を有する必要があるので、2つのパルス発生器はプッシュプル回路で利用される(図2参照)。その場合、2つの充電抵抗R1,R2と火花ギャップとしてのスイッチSchとが利用される。ランプLに作用する両うず形パルス発生器にそれぞれ符号SG1,SG2が付されている。この原理は基本的に特許文献6で知られている。そこではしかしながら2つの別個のパルス発生器が利用されている。
【0036】
いまや両パルス発生器は、2つの“積層”導体平面と場合によりその間におけるシールドとを備えた唯一のLTCCスパイラル29として一体化されている(図3参照)。2枚のセラミックシート31,32はそれぞれ巻回されたテープであり、代表的には10〜50mmの幅aを有し、いまや同時に互いに平行に延びる3つの金属層を有している。第1うず形パルス発生器SG1は両セラミックシートのうちの幅広い第1層33(代表的には幅b=3〜20mm)で形成されている。第2うず形パルス発生器SG2は同様の類似した幅dの第2層で形成されている。両層33,34間の間隔を小さくするために、場合によってはシールドが細長い金属テープ35(代表的に幅c=1〜5mm)の形態で両層33,34間にオプションとして設けられている。
【0037】
この二重セラミックシート31,32は100回まで巻かれ、その際生じた中空円筒体の内径IDは代表的には10〜50mmである。
【0038】
二重層構造のLTCC技術の利用によって、個々の各パルス発生器は半分の高電圧、例えば10kVしか発生する必要がないので、600℃までの耐熱性並びに十分小さな外径が得られる。
【0039】
これによって、特性量がコンパクト化できる方向に変化する。LTCC構造における単一うず形パルス発生器と二重うず形パルス発生器における可能な寸法は次表の通りである。
【0040】
【表1】

【0041】
両事例において、それぞれ50μmのシート厚および同様に50μmの導体厚が利用される。
【0042】
500ターンまでのターン数nが利用され、これによって、100kVの大きさまでの出力電圧が得られる。出力電圧UAは充電電圧ULの関数としてUA=2×n×UL×ηで表され、効率ηはη=(AD−ID)/ADで表される。
【0043】
本発明は水銀を含まない放電管と協働して大きな特別な利点を展開する。かかるランプは環境保護の理由から特に探求する価値がある。これは適当な金属ハロゲン化物の封入物および特にキセノンのような希ガスを高圧下で含んでいる。水銀が存在しないために始動電圧は特に高く、20kVより高い。今日において始動ユニットの構成要素を口金内に収納することが試みられている。充電抵抗が組み入れられたうず形パルス発生器は無水銀ランプの口金に収納されるか、ランプの外管内に収納される。
【0044】
図4は本発明の混合光ランプの原理を示している。大容積の外管30の内部に同時に白熱ランプ31、特にハロゲン電球あるいは単にフィラメントが収納されている。白熱ランプ31は第1口金接点28に接続されている。これに対して直列に始動装置32として、うず形パルス発生器から成る構造ユニット、好適には、火花ギャップ33あるいは類似の短絡スイッチおよび充電抵抗34と組み合わされた二重うず形パルス発生器29とから成る構造ユニットが収納されている。その両部品はうず形パルス発生器に一体化され、これにより、特にコンパクトな構造ユニットが生ずる。うず形パルス発生器29の他端は放電管、特にメタルハライドランプ40の電極41に接続されている。
【0045】
具体的には、35Wセラミックメタルハライドランプと組み合わされた150ハロゲン電球が適している。
【0046】
放電ランプつまり放電管の他方の電極42からリード線が第2口金接点38に導かれている。
【実施例2】
【0047】
図5は整流形混合光ランプの原理を示している。図4と異なって、ランプの外管30内に、整流器45、電源系統入力端に通じている両ランプ接点28,38間の充電コンデンサ46および白熱ランプ31が収納されている。フルブリッジ形整流器45が電源系統入力端と中間回路電圧との間に位置している。その正の入力端は供給電圧がかかり、負の入力端はアースに接している。充電コンデンサ46はアースと供給電圧との間の中間回路電圧を発生する。
【符号の説明】
【0048】
1 うず形パルス発生器
30 外管
31 白熱ランプ
32 始動装置
33 火花ギャップ
34 充電抵抗
45 整流器
46 充電コンデンサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィラメントと放電管とが直列に収納された外管を備え、放電管が金属ハロゲン化物の封入物を有し、さらに整流器とエネルギ蓄積手段と始動装置とが付設されている混合光ランプであって、
始動装置が外管内に直接収納されたうず形パルス発生器を有していることを特徴とする混合光ランプ。
【請求項2】
うず形パルス発生器が二重パルス発生器であることを特徴とする請求項1に記載の混合光ランプ。
【請求項3】
始動装置が短絡スイッチと充電抵抗とを有していることを特徴とする請求項1に記載の混合光ランプ。
【請求項4】
始動装置が整流器とエネルギ蓄積手段とを有していることを特徴とする請求項1に記載の混合光ランプ。
【請求項5】
スイッチが火花ギャップであることを特徴とする請求項3に記載の混合光ランプ。
【請求項6】
エネルギ蓄積手段がうず形パルス発生器内に組み込まれた充電抵抗であることを特徴とする請求項1に記載の混合光ランプ。
【請求項7】
充電コンデンサが通常のコンデンサであることを特徴とする請求項6に記載の混合光ランプ。
【請求項8】
充電コンデンサは、スパイラル状に巻回された第2セラミックシート上に第2金属導体が第1セラミックシートと共に巻回されることによって形成され、第2セラミックシートの巻回された長さは、第1セラミックシートの巻回された長さより少なくとも2ターンだけ短いことを特徴とする請求項6に記載の混合光ランプ。
【請求項9】
始動装置が外管内にフレームによって保持されていることを特徴とする請求項1に記載の混合光ランプ。
【請求項10】
うず形パルス発生器で発生された高電圧が放電管内の2つの電極に直接作用することを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。
【請求項11】
うず形パルス発生器で発生された電圧が、放電管の外側に設けられた始動補助電極に作用することを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。
【請求項12】
うず形パルス発生器の誘電率eが少なくともe=10であることを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。
【請求項13】
外管内に、さらにうず形パルス発生器の充電電流を制限する直列抵抗が収納されていることを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2010−524182(P2010−524182A)
【公表日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−502459(P2010−502459)
【出願日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際出願番号】PCT/EP2008/002852
【国際公開番号】WO2008/125277
【国際公開日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【出願人】(508096703)オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (92)
【Fターム(参考)】