説明

混練装置

【課題】フローティングウエイトの動きやフローティングウエイトに作用する力に関わらず、液圧シリンダーをスムーズに作動させ、液圧シリンダーの損傷を防止することが可能な混練装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る混練装置1は、混練室5を内部に有する本体部12と、混練室5内の材料を押圧するフローティングウエイト15と、その一端がフローティングウエイト15に固定され軸方向に移動可能な軸部材14と、中間部にて軸部材14の他端側に固定されたコネクティングビーム7と、その一端側にてコネクティングビーム7の端部側と接続されつつ、他端側にて本体部12と接続されており、コネクティングビーム7を軸部材14の軸方向に移動させるシリンダー3と、コネクティングビーム7とシリンダー3との接続部分に設けられ、該接続部分を中心にしてシリンダー3を少なくとも2軸周りに回動自在にさせる第1の接続部9とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、混練室にてローターが材料を混練し、混練時にフローティングウエイトが材料を押さえ付ける混練装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
密閉式混練装置(インターナルミキサー)は、ホッパー(本体部)にローターが内蔵された混練室を有し、混練室にて材料を混練する。ここで、混練される材料は自動車用タイヤなどの各種ゴム製品の原料である。混練時に混練室内の材料を押さえ付けるため、混練装置にはフローティングウエイトが設けられる。フローティングウエイトは、液圧シリンダーの駆動によって昇降する。
【0003】
液圧シリンダーは、ヘッド側がホッパーに接続され、ロッド側がコネクティングビームに接続される。コネクティングビームは、ホッパーの上方に設けられ、昇降方向に対して略垂直方向に架けられた横架部材である。コネクティングビームには、液圧シリンダーのほか、下端にフローティングウエイトが固定された軸部材が接続される。よって、液圧シリンダーが駆動することによって、コネクティングビームおよび軸部材の昇降とともに、フローティングウエイトが昇降する。
【0004】
材料の混練時、材料に接触するフローティングウエイトの動きに応じて、軸部材の移動が生じる。したがって、軸部材の移動によって、コネクティングビームを介して液圧シリンダーが曲げ力を受けないようにする必要がある。特許文献1では、フローティングウエイトをスムーズに昇降させつつ、軸部材を案内するガイド部材の異常磨耗を防止する技術が開示されている。ガイド部材はホッパー上面に装着された部材である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第3474725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1の技術は、液圧シリンダーのロッドとコネクティングビームの連結部における隙間が、軸部材とガイド部材の隙間以上になるようにしている。しかし、混練装置の運転による磨耗によって、軸部材とガイド部材の隙間が広がり、液圧シリンダーのロッドとコネクティングビームの連結部における隙間以上になった場合、液圧シリンダーに曲げ力が作用することになる。また、コネクティングビームの傾斜によるコネクティングビームの移動量が、液圧シリンダーのロッドとコネクティングビームの連結部における隙間以上になった場合も、液圧シリンダーに曲げ力が作用することになる。その結果、液圧シリンダーがスムーズに作動しなくなったり、液圧シリンダーの構成部品が損傷したりするという問題があった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、フローティングウエイトの動きやフローティングウエイトに作用する力に関わらず、液圧シリンダーをスムーズに作動させ、液圧シリンダーの損傷を防止することが可能な混練装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の混練装置は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る混練装置は、混練室を内部に有する本体部と、混練室内の材料を押圧するフローティングウエイトと、その一端がフローティングウエイトに固定され軸方向に移動可能な軸部材と、中間部にて軸部材の他端側に固定されたコネクティングビームと、その一端側にてコネクティングビームの端部側と接続されつつ、他端側にて本体部と接続されており、コネクティングビームを軸部材の軸方向に移動させるシリンダーと、コネクティングビームとシリンダーとの接続部分に設けられ、該接続部分を中心にしてシリンダーを少なくとも2軸周りに回動自在にさせる第1の接続部とを備える。
【0009】
この発明によれば、本体部は混練室を内部に有しており、フローティングウエイトが混練室内の材料を押圧する。混練室内の材料は、混練室に設けられるローターなどによって混練される際、フローティングウエイトによって押さえ付けられる。フローティングウエイトには軸部材の一端が固定されており、フローティングウエイトは軸部材とともに軸方向に移動可能である。軸部材の他端側は、コネクティングビームの中間部にて、コネクティングビームと固定される。
【0010】
コネクティングビームは、例えば軸部材の軸方向に対して垂直方向に延設された部材である。コネクティングビームの端部側は、シリンダーの一端側と接続される。シリンダーは、他端側にて本体部と接続されており、本体部に対してコネクティングビームを軸部材の軸方向に移動させる。したがって、軸部材およびフローティングウエイトも、シリンダーによって軸部材の軸方向に移動する。
【0011】
また、コネクティングビームとシリンダーとの接続部分には、第1の接続部が設けられており、第1の接続部によってシリンダーは接続部分を中心にして少なくとも2軸周りに回動自在である。したがって、混練時、フローティングウエイトに上下左右前後など様々な方向に力が作用し、そのあらゆる方向の力が、軸部材やコネクティングビームを介してシリンダーに伝達されたとしても、コネクティングビームとシリンダーとの接続部分にてシリンダーはあらゆる角度方向に傾斜可能である。その結果、シリンダーに曲げ力が作用することを防止できる。
【0012】
上記発明において、本体部とシリンダーとの接続部分に設けられ、該接続部分を中心にしてシリンダーを少なくとも2軸周りに回動自在にさせる第2の接続部をさらに備えてもよい。
【0013】
この発明によれば、コネクティングビームとシリンダーとの接続部分には、第2の接続部が設けられており、第2の接続部によってシリンダーは接続部分を中心にして少なくとも2軸周りに回動自在である。したがって、混練時、フローティングウエイトに上下左右前後など様々な方向に力が作用し、そのあらゆる方向の力が、軸部材やコネクティングビームを介してシリンダーに伝達されたとしても、本体部とシリンダーとの接続部分にてシリンダーはあらゆる角度方向に傾斜可能である。その結果、シリンダーに曲げ力が作用することを防止できる。
【0014】
上記発明において、本体部に設けられ、軸部材の軸方向に対して平行な軸を有するガイドロッドをさらに備え、コネクティングビームには、ガイドロッドが貫通する貫通穴が形成され、該貫通穴を介してコネクティングビームがガイドロッドに沿って軸部材の軸方向に移動してもよい。
【0015】
この発明によれば、本体部にガイドロッドが設けられ、ガイドロッドは、コネクティングビームに形成された貫通穴を貫通する。ガイドロッドは、軸部材の軸方向に対して平行な軸を有することから、貫通穴を介してコネクティングビームがガイドロッドに沿って移動すると、コネクティングビームの移動方向は軸部材の軸方向となる。その結果、軸部材はコネクティングビームと共に傾くことなく軸方向に移動でき、フローティングウエイトをスムーズに移動させることができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、フローティングウエイトの動きやフローティングウエイトに作用する力に関わらず、液圧シリンダーをスムーズに作動させ、液圧シリンダーの損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の一実施形態に係る混練装置を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る混練装置を示す正面図である。
【図3】図1のA−A線で切断した断面図である。
【図4】スライド部を示す部分拡大断面図である。
【図5】第1の接続部を示す正面図である。
【図6】図5のB−B線で切断した断面図である。
【図7】図5のC−C線で切断した断面図である。
【図8】第2の接続部を示す側面図である。
【図9】図8のD−D線で切断した断面図である。
【図10】第2の接続部を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態に係る混練装置1の構成について説明する。
【0019】
混練装置1は、密閉式混練装置(インターナルミキサー)であり、ホッパー12の下部にローター6が内蔵された混練室5を有し、混練室5にて材料を混練する。ここで、混練される材料は自動車用タイヤなどの各種ゴム製品の原料である。
【0020】
ホッパー12は内部が空洞であり、側面には材料を投入するための開閉可能な投入口4が設けられる。ホッパー12の側面は、液圧シリンダー3のヘッド側が固定され、ホッパー12の側面に沿って液圧シリンダー3が設置される。
【0021】
混練装置1は、フローティングウエイト15と、軸部材14と、コネクティングビーム7と、液圧シリンダー3と、ガイドロッド2等を有する。本実施形態では、コネクティングビーム7とガイドロッド2が互いにスライドする部分をスライド部8といい、コネクティングビーム7と液圧シリンダー3との接続部分を第1の接続部9といい、ホッパー12と液圧シリンダー3との接続部分を第2の接続部10という。
【0022】
フローティングウエイト15は、ホッパー12内部であって、混練室5の上部に設けられる。フローティングウエイト15の下面は、材料に接触し、上面は軸部材14と接続されている。フローティングウエイト15は、混練室5内の材料がローター6によって混練される際、混練室5内の材料を上部から押さえ付ける。したがって、材料の混練時、フローティングウエイト15は、上下左右前後など様々な方向の力を受ける。フローティングウエイト15は、軸部材14の移動に伴って昇降可能である。
【0023】
軸部材14は、軸方向がホッパー12の鉛直方向と同一になるようにホッパー12内部に設けられ、上端側がホッパー上面11を貫通している。軸部材14は、下端がフローティングウエイト15と接続されて、フローティングウエイト15を支持する。また、軸部材14は、上端側がホッパー上面11よりも上方でコネクティングビーム7と接続される。軸部材14は、コネクティングビーム7の移動に伴って軸方向に昇降可能である。
【0024】
ガイド部材13は、ホッパー上面11の外面側に設けられ、ガイド部材13には軸部材14が貫通する貫通穴が形成される。軸部材14は、ガイド部材13の貫通穴の内周壁に沿ってスライドする。
【0025】
コネクティングビーム7は、例えば軸部材14の軸方向に対して垂直方向に延設される一方向に長い横架材である。コネクティングビーム7は、中間部が軸部材14の上端側と接続され、両端部側がそれぞれ液圧シリンダー3と接続される。また、コネクティングビーム7には、ガイドロッド2が貫通する貫通穴が形成される。
【0026】
ガイドロッド2は、棒状部材であって、下端部がホッパー上面11に設けられる。ガイドロッド2は、例えば2本設置され、それぞれ軸方向が軸部材14の軸方向に対して平行になるように設けられる。ガイドロッド2は、コネクティングビーム7に形成された貫通穴を貫通する。ガイドロッド2は、軸部材14の軸方向に対して平行な軸を有することから、貫通穴を介してコネクティングビーム7がガイドロッド2に沿って移動すると、コネクティングビーム7の移動方向は軸部材14の軸方向となる。
【0027】
液圧シリンダー3は、シリンダーの一例であり、例えば油圧シリンダーである。液圧シリンダー3は、ホッパー12の側面に沿って、例えば2箇所に設けられる。液圧シリンダー3は、上端側のピストンロッドがコネクティングビーム7と接続され、下端側、すなわちピストンロッドが出ていないヘッド側がホッパー12の側面と接続される。液圧シリンダー3は、駆動することによって、ホッパー12に対してコネクティングビーム7を昇降させる。すなわち、コネクティングビーム7は軸部材14の軸方向に移動し、コネクティングビーム7に接続された軸部材14および軸部材14に固定されたフローティングウエイト15も軸部材14の軸方向に移動する。
【0028】
次に、図4を参照して、スライド部8について説明する。
スライド部8は、ホッパー上面11に固定されたガイドロッド2と、ガイドロッド2が貫通する、コネクティングビーム7に設けられた貫通穴17からなる。貫通穴17の軸方向は、フローティングウエイト15の昇降方向に対して平行になるように設けられている。貫通穴17には、ガイドブッシュ16が挿入され、コネクティングビーム7は、ガイドブッシュ16を介してガイドロッド2に沿って摺動する。その結果、コネクティングビーム7がホッパー上面11の上方にて昇降するとき、コネクティングビーム7は、2本のガイドロッド2によって、ガイドロッド2の軸方向に対して垂直方向に保たれる。
【0029】
次に、図5〜図7を参照して、第1の接続部9について説明する。
第1の接続部9は、コネクティングビーム7と液圧シリンダー3との接続部分である。第1の接続部9は、コネクティングビーム7と液圧シリンダー3との接続部分を中心にして、液圧シリンダー3を少なくとも2軸周りに回動させる。
【0030】
第1の接続部9は、例えば、図5〜図7に示すような構成を有する。すなわち、シリンダー3のピストンロッド先端に連結ブラケット20が設けられ、連結ブラケット20は、コネクティングビーム7に設けられた溝内に挿入される。そして、連結ブラケット20に設置された球面軸受18と、コネクティングビーム7の両方にピン19が貫通する。
【0031】
この構成によって、コネクティングビーム7と液圧シリンダー3とが互いに接続される。また、コネクティングビーム7と液圧シリンダー3との接続部分に球面軸受18を使用することによって、単なる1軸周りのヒンジ結合による回転だけでなく、液圧シリンダー3を様々な角度方向に移動させることが可能になる。
【0032】
次に、図8〜図10を参照して、第2の接続部10について説明する。
第2の接続部10は、ホッパー12と液圧シリンダー3との接続部分である。第2の接続部10は、ホッパー12と液圧シリンダー3との接続部分を中心にして、液圧シリンダー3を少なくとも2軸周りに回動させる。
【0033】
第2の接続部10は、例えば、図8〜図10に示すような構成を有する。すなわち、ホッパー12にピン24を支持する二つの支持ブラケット21が互いに対向して設置される。ピン24は、ホッパー12の側面に対して平行になるように支持ブラケット21に固定されている。また、アダプター材22,25が二つの支持ブラケット21間に設置される。そして、アダプター材22,25が4辺を構成することによって、枠部材であるアダプターが構成される。アダプター材22にはピン24が貫通する貫通穴23が形成され、アダプター材25にはピン28が貫通する貫通穴26が形成される。そして、アダプター22,25からなるアダプター内にはピン28を有する支持部27が設置される。ピン28は、ホッパー12の側面に対して垂直になるように支持部27に固定されている。支持部27は、液圧シリンダー3のヘッド側を収容しつつ液圧シリンダー3を支持する。なお、支持部27およびピン28の構造は、液体シリンダー3にトラニオンを設置することで実現してもよい。
【0034】
この構成によって、ホッパー12と液圧シリンダー3が互いに接続される。また、ホッパー12と液圧シリンダー3との接続部分に、互いに直交する二つのピン24,26を設けて、アダプター材22,25からなるアダプターと支持部27とによって、液圧シリンダー3を2軸周りに回動可能にすることによって、単なる1軸周りのヒンジ結合による回転だけでなく、液圧シリンダー3を様々な角度方向に移動させることが可能になる。
【0035】
次に、本実施形態に係る混練装置1の作用効果について説明する。
混練装置1は、運転による摩耗のため、軸部材14とガイド部材13の隙間が広がった場合や、コネクティングビーム7の傾斜によるコネクティングビーム7の移動量が大きくなった場合に、液圧シリンダー3に曲げ力が作用する可能性がある。
【0036】
一方、本実施形態によれば、液圧シリンダー3のピストンロッド先端の第1の接続部9において、球面軸受を用いることによって、液圧シリンダー3のピストンロッドが様々な角度方向に移動可能になる。また、液圧シリンダー3のヘッド側の第2の接続部10において、互いに直交する二つのピン24,26を用いることによって、液圧シリンダー3のピストンロッド側の動きに追従して、液圧シリンダー3のヘッド側が様々な角度方向に移動可能になる。
【0037】
したがって、混練時、フローティングウエイト15に上下左右前後など様々な方向に力が作用し、そのあらゆる方向の力が、軸部材14やコネクティングビーム7を介して液圧シリンダー3に伝達されたとしても、第1の接続部9や第2の接続部10によって液圧シリンダー3はあらゆる角度方向に傾斜可能である。その結果、本実施形態の混練装置1は液圧シリンダー3に曲げ力が作用することを防止できる。そして、液圧シリンダー3の構成部品の損傷を防止して、液圧シリンダー3をスムーズに作動させることができる。
【0038】
また、ホッパー上面11に複数のガイドロッド2を設置し、コネクティングビーム7に形成された貫通穴17のガイドブッシュ16と、ガイドロッド2が互いに摺動することによって、コネクティングビーム7がガイドロッド2に沿って昇降する。その結果、複数設けられた液圧シリンダー3が同期しないで作動し、コネクティングビーム7の傾斜が生ずる可能性がある場合でも、強制的にコネクティングビーム7をホッパー12の鉛直方向に対して水平に保つことができる。その結果、コネクティングビーム7に連結された軸部材14は傾かないで、かつ軸部材14が摺動するガイド部材13を異常摩耗させないで、フローティングウエイト15をスムーズに昇降させることができる。
【符号の説明】
【0039】
1 混練装置
2 ガイドロッド
3 液圧シリンダー(シリンダー)
4 投入口
5 混練室
6 ローター
7 コネクティングビーム
8 スライド部
9 第1の接続部
10 第2の接続部
11 ホッパー上面
12 ホッパー(本体部)
13 ガイド部材
14 軸部材
15 フローティングウエイト
16 ガイドブッシュ
17 貫通穴
18 球面軸受
19 ピン
20 連結ブラケット
21 支持ブラケット
22,25 アダプター材
23,26 貫通穴
24,28 ピン
27 支持部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
混練室を内部に有する本体部と、
前記混練室内の材料を押圧するフローティングウエイトと、
その一端が前記フローティングウエイトに固定され軸方向に移動可能な軸部材と、
中間部にて前記軸部材の他端側に固定されたコネクティングビームと、
その一端側にて前記コネクティングビームの端部側と接続されつつ、他端側にて前記本体部と接続されており、前記コネクティングビームを前記軸部材の軸方向に移動させるシリンダーと、
前記コネクティングビームと前記シリンダーとの接続部分に設けられ、該接続部分を中心にして前記シリンダーを少なくとも2軸周りに回動自在にさせる第1の接続部と、
を備える混練装置。
【請求項2】
前記本体部と前記シリンダーとの接続部分に設けられ、該接続部分を中心にして前記シリンダーを少なくとも2軸周りに回動自在にさせる第2の接続部をさらに備える請求項1に記載の混練装置。
【請求項3】
前記本体部に設けられ、前記軸部材の軸方向に対して平行な軸を有するガイドロッドをさらに備え、
前記コネクティングビームには、前記ガイドロッドが貫通する貫通穴が形成され、該貫通穴を介して前記コネクティングビームが前記ガイドロッドに沿って前記軸部材の軸方向に移動する請求項1又は2に記載の混練装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−166524(P2012−166524A)
【公開日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−31430(P2011−31430)
【出願日】平成23年2月16日(2011.2.16)
【出願人】(000006208)三菱重工業株式会社 (10,378)
【Fターム(参考)】