説明

溶融亜鉛めっき槽で発生するドロスを除去するドロス除去装置

【課題】鋼板の溶融亜鉛めっきにおいて発生するドロスを除去するドロス除去装置を提供する。
【解決手段】ドロス除去装置は亜年めっき槽(以下めっき槽という)に連設して設けられ、追加されるめっき金属の溶解機能と、ドロス除去機能を有し、ドロス槽は、フィルタで2分割され、その第1の区画はドロス槽内に設けられたフィルタで清浄化された溶融亜鉛と追加されためっき金属を溶解する部分と、第2の区画は前記めっき槽から樋を通じて溶融亜鉛と軽ドロスを受ける部分とからなり、めっき槽とドロス槽との間には、第1の区画から清浄な溶融亜鉛をめっき槽に供給する電磁バルブを備えた第1の連通孔を備え、第2の区画は、前記めっき槽の溶融亜鉛表面に浮上している軽ドロスと溶融亜鉛浴中に浮遊したドロスを含む溶融亜鉛をドロス槽に移動させる樋を備え、めっき槽内に沈殿した重ドロスと浮上している軽ドロスをめっき槽から除去する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、溶融亜鉛めっき槽で発生する亜鉛に対して比重の大きい金属間化合物Fe―Zn(以下重ドロスという)と比重の軽い金属間化合物Fe―Al(以下軽ドロスという)を除去する除去装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
この50年、わが国の年鉄鋼の生産は飛躍的に伸び、粗鋼生産は1973年に1.2億トンとなり、その後は多少減少しているが鋼材ベースで見ると9100万トン程度を維持している。鋼材ベースでは特に亜鉛めっき鋼板が自動車用材として主たる鋼材となっている。
亜鉛めっき鋼板には、電気めっき鋼板と溶融めっき鋼板があるが、電気亜鉛めっきは厚めっきが経済的に困難であるため、溶融亜鉛めっき鋼板が主流を占め、その品質の改良に多くの努力が向けられている。
【0003】
自動車用鋼材としての溶融亜鉛めっき鋼板は塗装後の表面性状が重要であるため、表面性状を左右する欠陥、特に亜鉛めっき製造過程で、めっき槽で生じるドロスをいかにして減少させるかがこの50年間の大きな問題であった。
溶融亜鉛めっき槽で発生するドロスはめっき鋼板の表面に付着し、製品の表面欠陥となるため、重大な問題である。ドロスには亜鉛に対して比重の大きい金属間化合物Fe―Zn(以下重ドロスという)と比重の軽い金属間化合物Fe―Al(以下軽ドロスとい)があり、前者は主にめっき槽の底部に沈殿し、後者はめっき浴の表面に浮遊し、いずれも鋼板表面に付着し、鋼板の欠陥となる。これ等の金属間化合物は相当直径1から300μmの欠陥である。
【0004】
これ等の金属間化合物の発生する原因として、重ドロスはめっき槽に鋼鈑を浸漬させたとき溶融亜鉛が鋼板とめっき浴中のFe成分と反応して生成する化合物であり、軽ドロスは、溶融亜鉛に含まれているAlが鋼板と反応して生成する化合物である。
重ドロスは主にめっき槽の底部に沈積するが、一部はめっき槽内の自然対流、鋼板の走行、シンクロールの回転により低部から巻き上がり、めっき融液に浮遊している。
上記現状については非特許文献、安谷屋武志、「金属」Vol.78(2008)別冊No.1〜8に詳細に報告されている。
【0005】
従来ドロスを除去するため、多数の提案がされている。これ等の提案は溶融亜鉛をめっき槽外にくみ出してドロスを鎮静させる方法、濾過する方法、Alを添加して浮上分離させる方法などがある。しかし、いずれも機構の複雑さや、耐久性、操業性などに問題があり、実用化されていない。
【0006】
特開昭53−88633号公報にはめっき槽に併設した沈殿槽に亜鉛浴を循環させ、ここで、亜鉛浴を冷却し重ドロスを生成させ、冷却した亜鉛浴を再度加熱し、Fe溶解度の低い亜鉛浴をめっき槽に循環させ、めっき槽で発生する重ドロスを可及的に減少させて、鋼板の欠陥を防止する。そのため、めっき槽の大きさを1/4程度に出来るとしている。この方法は温度の制御が困難で、重ドロスを完全に除去できない。
【0007】
実開昭56−170260号公報では、めっき槽から溶融亜鉛とドロスを汲み上げ、沈殿槽に導入し、ドロスを沈殿させた後に溶融亜鉛をめっき槽に戻しているが、いかにしてドロスを沈殿させるか、開示されていない。
【0008】
特開平3−267357号公報は、めっき槽から溶融亜鉛浴をくみ上げ、邪魔板で重ドロスを捕集しているが、軽ドロスを除去できない。
【0009】
特開平11−256298号公報はめっき槽に連通し、めっき亜鉛の溶解及びドロス沈殿機能を有する融液槽を設け、この融液槽から配管によりめっき槽に循環させてドロスを除去する装置を開示している。しかし、この装置ではめっき槽湯面に浮上しているドロスは除去できるが、めっき槽底部に沈積した重ドロスを除去できない。
【0010】
亜鉛めっき鋼板の種類を説明する。大別すると、種類としては、GA,ガルバニール鋼板、即ち表面に鉄亜鉛合金を形成し、主に自動車用鋼板として使用される鋼板があり、この鋼板を製造するためには、例えば亜鉛浴に0.1%程度のAlを含有させ、亜鉛相を鋼板へ密着させる。
この場合、発生するドロスは比重の軽いFe−Al系ドロスは少なく、ドロスは主に比重の大きい重ドロス(Fe−Zn系)である。
【0011】
他方、めっき鋼板にはGI、非合金化材があり、鋼板以外の形鋼、パイプ、条鋼などに利用されている。この場合には、合金化処理を行わないので、亜鉛浴のAlを0.15%以上添加するため、発生するドロスは比重の軽いFe−Al系である。
従って、ドロスの除去対策も異なる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】特開昭53−88633号公報
【特許文献2】実開昭56−170260号公報
【特許文献3】特開平3−267357号公報
【特許文献4】特開平11−256298号公報
【非特許文献】
【0013】
【非特許文献1】安谷屋武志、「金属」Vol.78(2008)別冊No.1〜8
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
従来の特許文献ではドロスに前述の重ドロスと軽ドロスとがあることを認識しておらず、主に重ドロスを対象にし、したがっていずれも満足できるドロス除去装置を開発するに至っていない点である。この点を考慮し、本発明は上記重ドロスと軽ドロスとをともに除去し、合わせて重ドロス発生量を軽減し、最終的にめっき鋼板の品質を向上させる装置を発明するに至った。また、溶融亜鉛めっき鋼板には合金処理鋼板GA(ガルバニール材)とGI(非合金化材)とが知られており、前者は場合にはめっき浴はAlを0.15%以下であって、軽ドロスが少なく、重ドロスが多く、後者のめっき浴はAlを0.15%以上含有し、軽ドロスの発生が多い。
【課題を解決するための手段】
【0015】
溶融亜鉛めっき設備のめっき槽で発生したドロスを除去する装置(以下ドロス槽)であって、前記ドロス槽は前記めっき槽(以下めっき槽という)に連設して設けられ、追加されるめっき金属の溶解機能と、ドロス除去機能を有し、
前記ドロス槽は、フィルタで2分割され、その第1の区画はドロス槽内に設けられた該フィルタで清浄化された溶融亜鉛と追加されためっき金属を溶解する部分と、第2の区画は前記めっき槽から樋を通じて溶融亜鉛と軽ドロスを受ける部分とからなり、
前記めっき槽と前記ドロス槽との間には、前記第1の区画から清浄な溶融亜鉛を前記めっき槽に供給する電磁バルブを備えた第1の連通孔を備え、
前記第2の区画は、前記めっき槽の溶融亜鉛表面に浮上している軽ドロスと溶融亜鉛浴中に浮遊したドロスを含む前記めっき槽の溶融亜鉛を前記ドロス槽に移動させる前記樋を備え、前記めっき槽内に沈殿した重ドロスと浮上している軽ドロスをめっき槽から除去するドロス槽である。
【0016】
また、前記軽度ドロスは主成分として金属間化合物Fe―Alからなり、前記重ドロスは主成分として金属間化合物Fe―Znから構成されている。
また、前記金属の溶解機能は、前記第1の区画に設けられた高周波加熱装置または溝型低周波炉で行われる。
【0017】
さらに、前記フィルタは多孔質の耐火物で構成され、前記ドロス槽を前記第1連通孔のある第1の区画と前記樋のある領域とを2分割しているドロス槽である。
また、前記ドロス槽は、現存するメッキ槽に追加的設置を容易にするため前記めっき槽に略平行に設けることができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明のドロス槽は、下記のような効果を有する。
1. めっき槽に沈積した重ドロスのうち亜鉛の流動により溶融亜鉛中に浮遊した部分はめっき槽の上部に設けられた樋からドロス槽に移動し、フィルタにより濾過され、清浄となった亜鉛浴は第1区画に流入し、再びめっき槽に循環される。
フィルタが目詰まりして時はフィルタを交換し、ドロスを除去する。
2. めっき浴表面に浮上した軽ドロスは、めっき浴上部に設けられた樋からドロス槽に流入し、ドロス槽の第2区画内に堆積する。多量になった場合には、スプーン等で除去する。
3. 第1区画には加熱装置があるので、亜鉛浴を例えば侵入する鋼板温度、例えば460℃よりも10−50℃高く加熱し、めっき槽に循環させる。このことにより、めっき槽内に沈積した重ドロスを溶解し、その量を低減させることが出来る。
重ドロスは主に鋼板(460℃程度)と溶融亜鉛(450℃)との反応で生じたFemZnn、例えばFeZn等の亜鉛より比重が重い金属間化合物だからである。
4. このようにめっき浴に浮遊した軽ドロスはドロス槽で除去されるので、めっき鋼板の表面清浄は著しく清浄となる。
5. 従来のめっき槽は追加する亜鉛をめっき槽に添加するためめっき槽は、例えば内のりで深さ3m×巾3m×長さ7mで、収容する亜鉛の全重量は400トン以上もあったが、本発明では、めっき槽の長さを4m以下にすることができ、亜鉛重量を200トン以下にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】図1は本発明のドロス槽とめっき槽の概要平面図である(スナウトは省略)。
【図2】図2は図1に示す図のX−X方向矢視図である。
【図3】図3は図1に示す図のY−Y方向矢視図である。
【図4】図4は図1に示す図のZ−Z方向矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
発明の実施形態を図1から4により説明する。図1は、めっき槽1および併設したドロス槽の平面図である。めっき槽はアルミナレンガで構築され、耐熱鋼からなるシンクロール4を備え、鋼板2は上方からシンクロール4に向かって侵入する。
併設されたドロス槽20もアルミナレンガで構築され、中間に板状の多孔質のアルミナレンガ、フィルタ21と格子状の隔壁22で槽を2分割する。フィルタは目つまりすると容易に交換できるように固定枠26から取り出し可能に固定され、上方に引き上げて交換できる。フィルタは例えば、アルミナ質で、フィルタは例えば2層で構成し、1層目は直径10から50mm孔の多孔板とし、2層目は直径5mm以下の細かい孔のセラミック板とする。このようにして、夛孔板が目つまりしないように配慮し、亜鉛浴の円滑な流通を確保する。
また、めっき槽とドロス槽は樋6で連結され、めっき槽とドロス槽の湯面は連続している。
【0021】
図2はめっき槽を図1に示すX−X方向の切断矢視図を示す。図2で鋼板の亜鉛浴への侵入部をスナウト8でカバーする。侵入した鋼板2は亜鉛浴に接触し、シンクロール4で上方向に向かい、サポートロール3で上方に引上げられる。めっき槽の底部には、ドロス槽への連通孔5を備える。連通孔はアルミナ質のパイプを金属管で補強し、外側に電磁バルブを備える。樋6はアルミナ質の不定形耐火物で構成し、下側から補強材で支持する。めっき槽とドロス槽上端の壁を切り込んで構築され、めっき槽表面に浮上している軽ドロスをドロス槽に掻き出すことが出来る。
【0022】
図3は、図1のY−Y断面矢視図であり、図4は、図1に示すドロス槽のZ−Z断面矢視図である。図3で、めっき槽1とドロス槽の間は連通孔5で接続され、連通孔5は電磁バルブで亜鉛浴を移動させる。図4に示すフィルタ21はめっき槽から循環してめっき浴に含まれているドロスを濾過し、第1区画に亜鉛を供給する。
第1区画は高周波加熱コイル21で周包され、高周波電力で新たに供給された金属亜鉛を溶解し、連通孔5からめっき槽に供給する。
【0023】
以上、ドロス槽の構造を述べたが、以下作用効果を述べる。なお、ドロス層は例えば深さ3m×巾1.5m×長さ4mで、120トン程度の亜鉛を収容できる。
めっき槽に沈殿する重ドロスは、最初460℃程度の鋼板と450℃程度の溶融亜鉛とが反応し、種々のFe−Zn金属間化合物、例えばFeZnが生成するが、めっき槽底部に沈降すると温度が低下するため、亜鉛の鉄溶解度が低下し、さらにFe−Zn合金が析出する。従来めっき槽で新たに亜鉛金属を添加すると部分的に亜鉛浴は450℃以下になる。そのためさらに重ドロスが増加する。
【0024】
そこで、本発明では、ドロス槽の第1区画で新たに追加及び循環してきた亜鉛浴の温度を例えば480〜500℃に加熱してめっき槽に循環させる。こうするとめっき槽底部に沈殿していた重ドロスの一部を溶解し、重ドロスの量を著しく低減できる。なお、めっき槽に鋼板を侵入させる部分では所定の温度、例えば450℃に保持する。
また、めっき槽からドロス槽に樋を通過して流入する亜鉛浴は温度が例えば430℃程度に低下しているので、ドロス槽の第2区画でFe−Zn合金を析出するので、ここで、重ドロスを析出するので、さらに重ドロスは低下する。
軽ドロスは、GAを製造する際には、例えば亜鉛浴のAlを0.1%とするため、多くは発生しない。発生した軽ドロスは例えばFeAlがあり、その一部は浴に浮遊し、一部は浴表面に浮上している。両者をともに樋6を介してドロス槽に移動させる。浴中に浮遊している軽ドロスはフィルタで濾過し、浮上している軽ドロスはドロス槽表面に浮上しているので、機械的手段で容易に除去できる。
【0025】
電磁バルブは原子炉の高速増殖炉で、ナトリウム金属を移動するために開発され実用化されているのでこれを利用すればよい。電磁バルブの詳細は特願平2007−74837号証に開示されている。望ましくはファラディ型電磁バルブがよい。
【0026】
発明の他の態様として、電磁バルブは電流の方向を切り替えると、逆の方向に亜鉛浴を移動できる。例えばめっき槽底部に重ドロスが多く沈積した場合には、めっき槽から第1区画に亜鉛浴を移動させ、重ドロスをここで集積させることもできる。この場合にはドロス槽からめっき槽に樋を介して溶融亜鉛が流れるので、めっき槽の軽ドロスがドロス槽に流入しにくい。しかし、めっき槽の重ドロスをドロス槽の第1区画に集積できるので、めっき槽を清掃する手間を軽減できる効果がある。
【0027】
例えば、電磁バルブで10m/h亜鉛浴を循環させ、1ヶ月連続運転した場合には、めっき槽に発生した重ドロスは、従来の10%以下となった。なお、めっき浴にAlを0.1%含有させたが、軽ドロスの発生量は変化がなく、同様極めて少量であった。大部分はフィルタで捕集されたためと推定される。この操業期間における鋼板のドロスによる欠陥は略皆無であった。また、GIを製造する場合には、Alを0.15%亜鉛浴に含有させ、主に啓ドロスが発生したが、ドロス槽で回収することが容易であった。
【符号の説明】
【0028】
1 めっき槽
2 鋼板
4 引上げロール
5 底部貫通孔
6 めっき槽とドロス槽間の樋
7 電磁バルブ
8 スナウト
20 ドロス槽
21 フィルタ
22 格子状隔壁
23 溝型低周波炉
24 高周波加熱炉
26 フィルタ固定枠


【特許請求の範囲】
【請求項1】
溶融亜鉛めっき設備のめっき槽で発生したドロスを除去する装置(以下ドロス槽)であって、前記ドロス槽は前記めっき槽(以下めっき槽という)に連設して設けられ、追加されるめっき金属の溶解機能と、ドロス除去機能を有し、
前記ドロス槽は、フィルタで2分割され、その第1の区画はドロス槽内に設けられた該フィルタで清浄化された溶融亜鉛を保持し、追加されためっき金属を溶解する部分と、第2の区画は前記めっき槽から樋を通じて溶融亜鉛と軽ドロスを受ける部分とからなり、
前記めっき槽と前記ドロス槽との間には、前記第1の区画から清浄な溶融亜鉛を前記めっき槽に供給する電磁バルブを備えた第1の連通孔を備え、
前記第2の区画は、前記めっき槽の溶融亜鉛表面に浮上している軽ドロスと溶融亜鉛浴中に浮遊したドロスを含む前記めっき槽の溶融亜鉛を前記ドロス槽に移動させる前記樋を備え、前記めっき槽内に沈殿した重ドロスと浮上している軽ドロスをめっき槽から除去するドロス槽。
【請求項2】
前記軽度ドロスは主成分として金属間化合物Fe―Alからなり、前記重ドロスは主成分として金属間化合物Fe―Znから構成されていることを特徴とする請求項1記載のドロス槽。
【請求項3】
前記めっき金属の溶解機能は、前記第1の区画に設けられた高周波加熱装置及び/または溝型低周波炉であることを特徴とする請求項1記載のドロス槽。
【請求項4】
前記フィルタは前記ドロス槽を前記第1連通孔のある第1の区画と前記樋のある領域とを2分割し、多孔質の耐火物で構成されていることを特徴とする請求項1記載のドロス槽。
【請求項5】
前記ドロス槽は、現存するメッキ槽に追加的設置を容易にするため前記めっき槽に略平行に設けられることを特徴とする請求項1記載のドロス槽。





【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2011−140679(P2011−140679A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−525(P2010−525)
【出願日】平成22年1月5日(2010.1.5)
【出願人】(503070605)有限会社三和知財研究所 (2)
【Fターム(参考)】