説明

点灯停止器具及び照明装置

【課題】部蛍光管の点灯を停止して省エネを図る場合に、従来に比して一段と簡易に省エネを図ることができるようにする。
【解決手段】蛍光管の両端の棒状電極にそれぞれ挿通される第1及び第2のリング状の端子4、5を、弛みを持たせた被覆電線6により接続し、スプリング9を配置してこの弛みを解消する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2つの蛍光管を直列接続してインバータ方式等により駆動する場合において、この2つの蛍光管の1方の点灯を停止させる点灯停止器具、この点灯停止器具により点灯を停止した場合の異常検出に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インバータ方式により蛍光管を駆動する照明装置が種々に提供されている。このような照明装置では、直管式による2つの蛍光管を直列に接続し、この2つの蛍光管を1つの駆動回路で駆動するものが提供されている。
【0003】
この方式の照明装置では、直列接続された2つの蛍光管の1つを短絡させると、明るさがほぼ1/2に低下するものの、電力消費をほぼ1/2に低減して省エネを図ることができる。そこで従来、内部で電極を短絡させたダミーの蛍光管が提供されており、2つの蛍光管を直列接続して1つの駆動回路で駆動する方式の場合には、この直列接続された2つの蛍光管の1つをダミーの蛍光管と交換して省エネを図ることができる。
【0004】
このようなダミーの蛍光管の使用に関して、例えば特許第3799565号には、明るさを向上する工夫が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第3799565号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところでこのようにして一部蛍光管の点灯を停止して省エネを図る場合に、従来に比して一段と簡易に省エネを図ることができれば、便利であると考えられる。
【0007】
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、一部蛍光管の点灯を停止して省エネを図る場合に、従来に比して一段と簡易に省エネを図ることができる点灯停止器具及び照明装置を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、外部配線により蛍光管の端子間を短絡させて通常の蛍光管をダミーの蛍光管として機能させる、との着想を見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
(1) 直管式の蛍光管の点灯を停止させる点灯停止器具であって、
前記蛍光管の一端に設けられた棒状電極を挿通する第1のリング状の端子と、
前記蛍光管の他端に設けられた棒状電極を挿通する第2のリング状の端子と、
前記一端及び他端の棒状電極をそれぞれ前記第1及び第2のリング状の端子に挿通した際に弛みの発生する長さであって、前記第1及び第2のリング状の端子を接続し、絶縁材により被覆された被覆電線と、
前記被覆電線に両端が接続されて、当該両端を引き寄せることにより、前記一端及び他端の棒状電極をそれぞれ前記第1及び第2のリング状の端子に挿通した際に前記被覆電線を弛ませないようにするスプリングとを備えるようにする。
【0010】
(1)によれば、一部蛍光管の点灯を停止して省エネを図る場合に、従来に比して一段と簡易に省エネを図ることができる。すなわち蛍光管の一端の棒状電極を第1のリング状の端子に挿通した後、スプリングの力に抗して他端の棒状電極を第2のリング状の端子に挿通するだけの作業により、蛍光管の径が種々に異なる場合であっても、蛍光管を短絡させることができる。またこのスプリングによる張力により、被覆電線を蛍光管の側面に密着して沿うように配置することができ、蛍光管の装着に邪魔にならないようにすることができる。
【0011】
(2) (1)において、
前記被覆電線は、
複数の結び目が作製され、
前記スプリングは、
両端が前記結び目を介して前記被覆電線に接続される。
【0012】
(2)によれば、スプリングの配置に係る構成を簡略化することができる。
【0013】
(3) (1)又は(2)において、
前記被覆電線が、半田メッキ撚線を絶縁体により被覆した電線であり、
前記第1及び第2のリング状の端子は、前記半田メッキ撚線をリング形状に加工して作製される。
【0014】
(3)によれば、被覆電線に適度な硬さを確保することができ、蛍光管に装着する際の作業を簡略化することができる。また端子に関する構成を簡略化することができる。
【0015】
(4) (1)、(2)、又は(3)の点灯停止器具の装着により、直列に接続された2つの蛍光管の1つの点灯が停止される照明装置であって、
前記2つの蛍光管を駆動する駆動部と、
前記駆動部による駆動対象の異常を検出する異常検出部とを備え、
前記異常検出部は、
直列に接続された前記2つの蛍光管の端子電圧の監視により、前記駆動対象を判定し、
前記判定結果に基づいて、前記2つの蛍光管の1の点灯が前記点灯停止器具により停止されている場合と、前記2つの蛍光管の双方の点灯が停止されていない場合とで、判定基準を切り換え、
前記判定基準により前記駆動対象の異常を検出する。
【0016】
(4)によれば、駆動対象に応じて判定基準を切り換えることにより、直接接続した2つの蛍光管を駆動、点灯する場合でも、1つの蛍光管のみを駆動、点灯する場合でも、適切に判定基準を設定して異常を適切に検出することができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、部蛍光管の点灯を停止して省エネを図る場合に、従来に比して一段と簡易に省エネを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の第1実施形態の照明装置を示す図である。
【図2】1灯用アタッチメントを示す図である。
【図3】1灯用アタッチメントの装着状態を示す図である。
【図4】異常検出の設定に係る処置手順を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0020】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る照明装置を示すブロック図である。この照明装置1は、例えば事業所の天井に設置される照明装置であり、直管式による蛍光管2A、2Bが2本設置される。照明装置1は、この2本の蛍光管2A、2Bを直列に接続し、インバータ方式により1つの駆動回路でこれら2本の蛍光管2A、2Bを駆動する。またこれら2本の蛍光管2A、2Bの1つに、1灯用アタッチメント3を装着して配置することにより、この1灯用アタッチメント3を装着した側の蛍光管2Aの点灯が停止し、残る1本の蛍光管2Bのみ点灯させて照明を提供する。なおここで1灯用アタッチメント3は、蛍光管の点灯を停止させる点灯停止器具である。
【0021】
ここで図2は、この1灯用アタッチメント3を示す図であり、図3は、この1灯用アタッチメント3を蛍光管2Aに装着した状態を示す図である。1灯用アタッチメント3は、両端にリング状の端子4、5が設けられ、絶縁材により被覆された被覆電線6により端子4、5が接続される。ここで端子4、5は、図3に示すように、それぞれ蛍光管2Aの両端に設けられた2つの棒状電極のうちの1方の棒状電極を挿通し、この棒状電極と接続される端子である。なお図3の例では、蛍光管2Aの手前側端面では、棒状電極7A、7Bのうちの棒状電極7Aが端子4に挿通され、この棒状電極7Aに端子4が接続されている。またこれとは逆側端では、電極7Aに対応する電極に端子5が挿通される。
【0022】
被覆電線6は、このようにして端子4、5を両端の電極に挿通すると、蛍光管2Aの側面に沿って延長することになる。被覆電線6は、このように端子4、5を両端の電極に挿通した状態で弛みが発生する長さにより作製される。また途中にスプリング9が配置されて、このスプリング9によりスプリング9の両端を接続した被覆電線6の部位が引き寄せられて、スプリング9を配置した箇所に弛みが設けられる。
【0023】
これらにより1灯用アタッチメント3は、一方の端子4を棒状電極7Aに挿通した後、スプリング9による弛みを引き伸ばして他方の端子5を逆側端の棒状電極に挿通することにより、蛍光管に簡易に装着することができる。またこのように装着した後には、スプリング9の両端を接続した被覆電線6の部位をスプリング9により引き寄せて被覆電線6の弛みを防止し、蛍光管2Aの側面に被覆電線6を沿わせて配置する。またさらにはこのスプリング9により、棒状電極に挿通した端子4、5をそれぞれ棒状電極に確実に接触させる。またこのようにスプリングにより被覆電線6に張力を与えていることにより、装着する蛍光管の管径が種々に異なる場合であっても、簡易に装着して蛍光管の装着作業に邪魔にならないようにすることができる。
【0024】
被覆電線6は、一方の側の端部に偏った部位に、スプリング9の長さより長い間隔で1対の結び目6A、6Bが作製される。スプリング9は、両端が円弧形状により折り返され、この折り返された先端をそれぞれ結び目6A、6Bに引っ掛けて被覆電線6に配置される。これにより1灯用アタッチメント3は、簡易な構成により作製される。
【0025】
また被覆電線6は、半田メッキ撚線を絶縁体により被覆した電線が適用され、端子4、5は、被覆電線6の両端の被覆を剥離して半田メッキ撚線を露出させた後、この露出した半田メッキ撚線をそれぞれ円形形状により折り返して根元を半田付けすることにより作製される。これによってもこの1灯用アタッチメント3は、簡易な構成により作製される。また判断メッキ撚線による被覆電線を適用することにより、適度な硬さを確保して蛍光管に沿わせて邪魔にならないように蛍光管に装着することができ、1灯用アタッチメント3を装着したことによる蛍光管を設置する際の作業性の劣化を有効に回避することができる。
【0026】
照明装置1は(図1)、電圧100〜200Vの商用電源を電源部11に入力し、ここで商用電源を整流して直流電源を生成する。またこの直流電源を昇圧してインバータ方式による駆動に適した直流電圧を生成する。インバータ駆動部12は、この電源部11で生成した直流電圧を使用してインバータ方式により蛍光管2A、2Bを駆動する。
【0027】
すなわち照明装置1は、CPU13の制御により動作する駆動回路(CPU13に内蔵されている)によりヒータ用トランス14の一次巻き線にヒータ駆動用の駆動信号を供給する。ここでヒータ用トランス14は、3系統の2次巻き線が設けられ、その2次巻き線の1系統が蛍光管2Bの一方のヒータに接続される。また蛍光管2Bの残りのヒータと、蛍光管2Aの1方のヒータとが直列に接続され、このヒータによる直列回路に残る1系統の2次巻き線が接続される。また蛍光管2Aの残りのヒータが残る1系統の2次巻き線に接続される。これらにより照明装置1では、CPU13による制御により蛍光管2A、2Bのヒータが駆動され、さらに蛍光管2A、2Bが直列に接続される。
【0028】
照明装置1では、この蛍光管2A、2Bによる直列回路の一端が接地され、この直列回路に並列に共振用コンデンサCが配置される。また共振用コイルLを介してこの直列回路のホット側端がインバータ駆動部12に接続される。ここでインバータ駆動部12は、CPU13の制御により共振用コンデンサC及び共振用コイルLによる直列回路の共振周波数で、電源部11から出力される直流電圧を共振用コイルLの一端に間欠的に供給し、これによりインバータ方式により蛍光管2A、2Bを駆動する。
【0029】
照明装置1は、蛍光管2A、2Bによる直列回路の端子電圧を分圧抵抗R1、R2により分圧してCPU13に入力する。CPU13は、所定の処理手順の実行によりこの照明装置1の動作を制御する。すなわちCPU13は、商用電源の供給が開始されると、動作を立ち上げ、ヒータ用トランス14の駆動を開始する。またインバータ駆動部12の動作を開始させ、分圧抵抗R1、R2を介して検出される分圧電圧の変化によりインバータ駆動部12の動作を制御する。これによりCPU13は、インバータ駆動部12により蛍光管2A、2Bを駆動して点灯させる。
【0030】
ところでこのようにして蛍光管2A、2Bを直列に接続して共に点灯させる場合と、一方の蛍光管に1灯用アタッチメント3が装着されて1つの蛍光管のみを点灯させる場合とでは、負荷が異なることになり、これにより共振用コンデンサCの端子電圧も異なることになる。またこのような照明装置1では、蛍光管2A、2Bに代えて蛍光管2A、2Bと差し替えることが可能なLED照明器具が装着される場合もあり、この場合も負荷が異なることにより共振用コンデンサCの端子電圧が異なることになる。これによりこの照明装置1では、共振用コンデンサCにおける端子電圧のピーク電圧に基づいて、負荷を判定する。
【0031】
また蛍光管2A、2Bでは、いわゆるエミ減による劣化する場合がある。このエミ減による劣化では、蛍光管2A、2が整流器として機能するようになり、その結果、この図1の構成では、共振用コンデンサCのホット側端の直流電位が変化することになる。この直流電圧の変化が大きい場合、蛍光管2A、2Bは寿命に近いと判断することができ、ちらつき、照度の低下等が観察されるようになる。
【0032】
しかしながらこの直流電位の変化は、当然に、蛍光管2A、2Bを共に点灯させる場合と、一方の蛍光管に1灯用アタッチメント3が装着されて1つの蛍光管のみを点灯させる場合とでは、相違することになる。
【0033】
そこでCPU13は、負荷の判定結果により判定基準を切り換え、この判定基準により分圧抵抗R1、R2による分圧電圧を介して検出される、共振用コンデンサCのホット側端の直流電位を判定する。またこの判定結果により、直流電位が判定基準より大きい場合、インバータ駆動部12による駆動を停止制御する。これにより照明装置1では、1灯用アタッチメント3を使用して1つの蛍光管のみを駆動する場合であっても、蛍光管2A、2Bを直列に接続して駆動する場合と同様に、適切に寿命を判定して異常の発生を防止する。
【0034】
図4は、この判定基準の処理に係るCPU13の処理手順を示すフローチャートである。CPU13は、動作を開始すると、分圧抵抗R1、R2を介して共振用コンデンサCのホット側端、ピーク電圧を検出し、このピーク電圧により蛍光管2A、2Bを直列に接続して駆動する場合か、1灯用アタッチメント3の使用により1つの蛍光管のみを駆動する場合かを判定する(ステップSP1)。またこの判定結果により異常検出のための判定レベルをそれぞれ対応するレベルに設定し(ステップSP2、SP3)、設定した判定レベルにより直流電位を判定する(ステップSP4)。
【0035】
以上の構成によれば、蛍光管の両端の棒状電極にそれぞれ挿通される第1及び第2のリング状の端子を、弛みを持たせた被覆電線により接続し、スプリングを配置してこの弛みを解消することにより、従来に比して簡易な構成により、簡易に蛍光管に装着して蛍光管の点灯を停止することができる。これにより従来に比して一段と簡易に省エネを図ることができる。すなわち蛍光管の一端の棒状電極を第1のリング状の端子に挿通した後、スプリングの力に抗して他端の棒状電極を第2のリング状の端子に挿通するだけの作業により、蛍光管の径が種々に異なる場合であっても、蛍光管を短絡させることができる。またこのスプリングによる張力により、被覆電線を蛍光管の側面に密着して沿うように配置することができ、蛍光管の装着に邪魔にならないようにすることができる。
【0036】
特に、この点灯停止器具である1灯用アタッチメントによれば、わざわざダミーの蛍光管を手配することなく、それまで装着されている蛍光管を利用して、さらには点灯しなくなった蛍光管を利用して、2灯式照明装置を1灯式により使用することができる。従って簡易に省エネを図ることができる。また管径が種々に異なる場合であっても装着することができ、これにより使い勝手を向上することができる。
【0037】
また被覆電線に作成した結び目を利用してスプリングを配置することにより、構成を簡略化することができる。さらに半田メッキ撚線を絶縁体により被覆した被覆電線を適用して、この被覆電線の両端の処理により第1及び第2のリング状の端子を作成することによっても、構成を簡略化することができる。
【0038】
またこのような点灯停止器具を使用して蛍光管の点灯を停止するようにして、直列に接続された2つの蛍光管の端子電圧の監視により駆動対象を判定し、この判定結果に基づいて、異常検出の判定基準を切り換えることにより、適切に蛍光管の異常を検出して対応することができる。
【0039】
〔他の実施形態〕
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態の構成を種々に変更することができる。
【0040】
すなわち上述の実施形態では、蛍光管の直列回路に並列に共振用コンデンサを接続し、共振用コイルを介してインバータ駆動部の出力を供給する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各種方式によるインバータ方式により蛍光管を駆動する場合に広く適用することができる。
【0041】
また上述の実施形態では、インバータ方式により駆動する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ラピッドスタート方式により駆動する場合にも広く適用することができる。
【0042】
また上述の実施形態では、被覆電線の両端の処理によりリング状の端子を設ける場合について述べたが、本発明はこれに限らず、端子を別途接続してリング状の端子を設けるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0043】
1 照明装置
2A、2B 蛍光管
3 1灯用アタッチメント
4、5 端子
6 被覆電線
6A、6B 結び目
7A、7B 棒状電極
9 スプリング
11 電源部
12 インバータ駆動部
13 CPU
14 ヒータ用トランス
C 共振用コンデンサ
L 共振用コイル
R1、R2 分圧抵抗

【特許請求の範囲】
【請求項1】
直管式の蛍光管の点灯を停止させる点灯停止器具であって、
前記蛍光管の一端に設けられた棒状電極を挿通する第1のリング状の端子と、
前記蛍光管の他端に設けられた棒状電極を挿通する第2のリング状の端子と、
前記一端及び他端の棒状電極をそれぞれ前記第1及び第2のリング状の端子に挿通した際に弛みの発生する長さであって、前記第1及び第2のリング状の端子を接続し、絶縁材により被覆された被覆電線と、
前記被覆電線に両端が接続されて、当該両端を引き寄せることにより、前記一端及び他端の棒状電極をそれぞれ前記第1及び第2のリング状の端子に挿通した際に前記被覆電線を弛ませないようにするスプリングとを備える
点灯停止器具。
【請求項2】
前記被覆電線は、
複数の結び目が作製され、
前記スプリングは、
両端が前記結び目を介して前記被覆電線に接続された
請求項1に記載の点灯停止器具。
【請求項3】
前記被覆電線が、半田メッキ撚線を絶縁体により被覆した電線であり、
前記第1及び第2のリング状の端子は、前記半田メッキ撚線をリング形状に加工して作製された
請求項1、又は請求項2に記載の点灯停止器具。
【請求項4】
請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の点灯停止器具の装着により、直列に接続された2つの蛍光管の1つの点灯が停止される照明装置であって、
前記2つの蛍光管を駆動する駆動部と、
前記駆動部による駆動対象の異常を検出する異常検出部とを備え、
前記異常検出部は、
直列に接続された前記2つの蛍光管の端子電圧の監視により、前記駆動対象を判定し、
前記判定結果に基づいて、前記2つの蛍光管の1の点灯が前記点灯停止器具により停止されている場合と、前記2つの蛍光管の双方の点灯が停止されていない場合とで、判定基準を切り換え、
前記判定基準により前記駆動対象の異常を検出する
照明装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2013−89356(P2013−89356A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−226866(P2011−226866)
【出願日】平成23年10月14日(2011.10.14)
【出願人】(509327585)株式会社 トライエンジニアリング (3)
【Fターム(参考)】