説明

熱現像感光材料を用いた画像形成方法

【課題】 本発明の課題は、高精細な熱現像感光材料を用いた画像形成方法を提供することにある。
【解決手段】 支持体の少なくとも一方の面上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀、非感光性有機銀塩、銀イオンのための還元剤、及び半値幅が100nm以下の非消色性染料を含有する熱現像感光材料をレーザーで走査して画像露光し、熱現像することによって画像を形成する画像形成方法であって、前記熱現像感光材料表面で前記レーザーのビーム径が20μm以上80μm以下で、レーザーの走査を50本/mm以上80本/mm以下で行う事を特徴とする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体の少なくとも一方の面上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀、非感光性有機銀塩、銀イオンのための還元剤、及び半値幅が100nm以下の非消色性染料を含有する熱現像感光材料をレーザーで走査して画像露光し、熱現像することによって画像を形成する画像形成方法であって、前記熱現像感光材料表面で前記レーザーのビーム径が20μm以上80μm以下で、レーザーの走査を50本/mm以上80本/mm以下で行う事を特徴とする画像形成方法。
【請求項2】
前記支持体上の画像形成層を有する面に非感光性最外層を有し、該非感光性最外層と前記画像形成層との間に非感光性中間層Aを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
【請求項3】
前記非感光性中間層Aと前記画像形成層との間に非感光性中間層Bを有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成方法。
【請求項4】
前記非感光性中間層Bのバインダーの50質量%以上が疎水性ポリマーラテックスであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成方法。
【請求項5】
前記非感光性最外層および前記非感光性中間層Aの少なくとも一方のバインダーの50質量%以上が親水性ポリマーであることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項6】
前記画像形成層の前記バインダーの50質量%以上がポリマーラテックスであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項7】
前記画像形成層の厚みの変動係数が前記画像形成層の平均厚みの5%以下であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項8】
前記画像形成層を有する面の層の総厚みの変動係数が平均総厚みの3%以下であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項9】
画像の光学濃度が3.0における前記画像形成層を有する表面の光沢度が70以上90以下であることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項10】
前記非感光性最外層、前記非感光性中間層A、または前記非感光性中間層Bの少なくとも一層が前記画像形成層の非感光性有機銀塩とは異なる非感光性有機銀塩を含有することを特徴とする請求項3〜請求項9のいずれか1項に記載の画像形成方法。
【請求項11】
前記画像形成層の非感光性有機銀塩とは異なる非感光性有機銀塩が、含窒素へテロ環銀塩であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成方法。
【請求項12】
鮮鋭度がCTF値で表して95%以上であることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の画像形成方法。

【図1】
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【公開番号】特開2007−93813(P2007−93813A)
【公開日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−280816(P2005−280816)
【出願日】平成17年9月27日(2005.9.27)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】