説明

特定取引用システム

【課題】複数の電子貨幣サービス提供機関(キャリア)がある場合に、特定取引用価値の付与を受けるために使用する電子貨幣価値の大きさを提供するキャリアや、未使用の特定取引用価値に相当する大きさの電子貨幣価値を返還するキャリアを、ユーザーが自由に選択することができ、ユーザーの利便性の向上に資する。
【解決手段】玉貸ユニット20において、ユーザーにより、入金に使用するキャリアが指定され(D121)、入金金額が選択されると(D122)、電子マネーカードに記憶されている、該指定されたキャリアの電子マネー残額のうちの該選択された入金金額が、特定取引用価値の大きさに変換されて、ユニット残額又はカード残額に対して加算更新(入金)される(D123)。玉貸に未使用のユニット残額又はカード残額は、電子貨幣価値の大きさに変換されて、ユーザーにより指定されたキャリアの電子マネー残額に対して返還される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する電子貨幣価値記録媒体の該記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報のうち特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定する使用予定額設定手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する判定要求手段と、
前記電子貨幣価値記録媒体の処理部から前記電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上である旨の判定結果を受信したことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
該特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさを前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさを返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、
を備えることを特徴とする特定取引用システム。
【請求項2】
請求項1に記載した特定取引用システムであって、
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報を取得する価値付与用提供機関識別情報取得手段をさらに備え、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段は、該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちから前記指定を受け付けることを特徴とする特定取引用システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載した特定取引用システムであって、
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている提供機関識別情報の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段をさらに備え、
該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記判定要求手段により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする特定取引用システム。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つに記載した特定取引用システムであって、
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値使用処理手段により前記特定の取引に使用された結果予め定められた大きさ以下となったことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を再度ユーザーから受け付けることなく、前記判定要求手段により、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により以前に指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であるか否かの判定を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする特定取引用システム。
【請求項5】
特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定する使用予定額設定手段と、
電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する電子貨幣価値記録媒体の該記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報のうち対応する電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上である提供機関識別情報を取得する価値付与用提供機関識別情報取得手段と、
該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段と、
該価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により提供機関識別情報の指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段と、
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさを前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさを返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、
を備えることを特徴とする特定取引用システム。
【請求項6】
請求項5に記載した特定取引用システムであって、
前記価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した提供機関識別情報の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段をさらに備え、
該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記特定取引用価値付与手段により、前記特定取引用価値を付与し、前記電子貨幣価値減算更新要求手段により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする特定取引用システム。
【請求項7】
電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する電子貨幣価値記録媒体の該記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを取得する価値付与用提供機関識別情報取得手段と、
該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段と、
該提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記複数の提供機関識別情報のうち特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定する使用予定額設定手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かを判定する価値付与用判定手段と、
該価値付与用判定手段により前記電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であると判定されたことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段と、
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさを前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさを返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、
を備えることを特徴とする特定取引用システム。
【請求項8】
請求項7に記載した特定取引用システムであって、
前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている提供機関識別情報の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段をさらに備え、
該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記価値付与用判定手段により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であるか否かを判定することを特徴とする特定取引用システム。
【請求項9】
電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する電子貨幣価値記録媒体の該記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを取得する価値付与用提供機関識別情報取得手段と、
該価値付与用提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報と当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段と、
特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定する使用予定額設定手段と、
前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている前記複数の提供機関識別情報の各々について当該各提供機関識別情報に対応する電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かを判定する価値付与用判定手段と、
該価値付与用判定手段により前記使用予定額以上であると判定された電子貨幣価値の大きさに対応する提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段と、
該価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により提供機関識別情報の指定を受け付けたことに基づいて、前記使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段と、
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさを前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさを返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、
を備えることを特徴とする特定取引用システム。
【請求項10】
請求項9に記載した特定取引用システムであって、
前記価値付与用判定手段により前記使用予定額以上であると判定された電子貨幣価値の大きさに対応する提供機関識別情報の数が複数であるか1つであるかを判定する価値付与用提供機関識別情報数判定手段をさらに備え、
該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付ける一方、該価値付与用提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記特定取引用価値付与手段により、前記特定取引用価値を付与し、前記電子貨幣価値減算更新要求手段により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を前記電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする特定取引用システム。
【請求項11】
電子貨幣サービスを提供する複数の電子貨幣サービス提供機関を個々に識別可能な複数の提供機関識別情報を記憶すると共に、当該各提供機関識別情報と対応付けて電子貨幣価値の大きさを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさに基づいた処理を行う処理部と、を有する電子貨幣価値記録媒体の該記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報のうち特定の取引に使用される特定取引用価値の付与を受けるために使用する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける価値付与用提供機関識別情報指定受付手段と、
該価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを取得する電子貨幣価値取得手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と前記電子貨幣価値取得手段により取得した電子貨幣価値の大きさとを対応付けて記憶する提供機関識別情報記憶手段と、
前記特定取引用価値の付与を受けるために使用する予定の使用予定額を設定する使用予定額設定手段と、
前記提供機関識別情報記憶手段に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額設定手段により設定された使用予定額以上であるか否かを判定する価値付与用判定手段と、
該価値付与用判定手段により前記電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であると判定されたことに基づいて、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与する特定取引用価値付与手段と、
前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを前記使用予定額に相当する大きさの電子貨幣価値を減算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値減算更新要求手段と、
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさの範囲内で当該特定取引用価値を前記特定の取引に使用させるための処理を行うと共に、該特定の取引に使用された特定取引用価値の大きさを前記付与された特定取引用価値の大きさから減算するための処理を行う特定取引用価値使用処理手段と、
前記複数の提供機関識別情報のうち前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさを返還する提供機関識別情報の指定をユーザーから受け付ける返還先提供機関識別情報指定受付手段と、
前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさが零でないときに、ユーザーからの要求に応じて、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求する電子貨幣価値加算更新要求手段と、
を備えることを特徴とする特定取引用システム。
【請求項12】
請求項5〜11のいずれか1つに記載した特定取引用システムであって、
前記特定取引用価値付与手段により付与された特定取引用価値の大きさが前記特定取引用価値使用処理手段により前記特定の取引に使用された結果予め定められた大きさ以下となったことに基づき、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により以前に指定を受け付けた提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさが前記使用予定額以上であることを条件として、前記価値付与用提供機関識別情報指定受付手段により前記指定を再度ユーザーから受け付けることなく、前記特定取引用価値付与手段により、当該使用予定額に相当する大きさの特定取引用価値を付与することを特徴とする特定取引用システム。
【請求項13】
請求項1〜12のいずれか1つに記載した特定取引用システムであって、
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている前記複数の提供機関識別情報を取得する返還先提供機関識別情報取得手段をさらに備え、
前記返還先提供機関識別情報指定受付手段は、該返還先提供機関識別情報取得手段により取得した複数の提供機関識別情報のうちから前記指定を受け付けることを特徴とする特定取引用システム。
【請求項14】
請求項1〜13のいずれか1つに記載した特定取引用システムであって、
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている提供機関識別情報の数が複数であるか1つであるかを判定する返還先提供機関識別情報数判定手段をさらに備え、
該返還先提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が複数であると判定されたことを条件として、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付ける一方、該返還先提供機関識別情報数判定手段により前記提供機関識別情報の数が1つであると判定されたことを条件として、前記返還先提供機関識別情報指定受付手段により前記指定をユーザーから受け付けることなく、前記電子貨幣価値加算更新要求手段により、当該1つの提供機関識別情報と対応付けて前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値の大きさを、前記特定取引用価値使用処理手段による減算後の特定取引用価値の大きさのうちの少なくとも一部に相当する大きさの電子貨幣価値を加算した大きさに更新する旨を当該電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して要求することを特徴とする特定取引用システム。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれか1つに記載した特定取引用システムであって、
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部には、当該電子貨幣価値記録媒体を個々に特定可能な電子貨幣価値記録媒体特定情報が記憶されており、
前記特定取引用価値付与手段による特定取引用価値の付与に使用された電子貨幣価値が記憶されていた電子貨幣価値記録媒体の電子貨幣価値記録媒体特定情報を特定可能にするための電子貨幣価値記録媒体特定処理を行う電子貨幣価値記録媒体特定処理手段と、
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部に記憶されている電子貨幣価値記録媒体特定情報と前記電子貨幣価値記録媒体特定処理から特定される電子貨幣価値記録媒体特定情報とが一致するか否かを判定する電子貨幣価値記録媒体判定手段と、をさらに備え、
前記電子貨幣価値加算更新要求手段は、該電子貨幣価値記録媒体判定手段により電子貨幣価値記録媒体特定情報が一致すると判定されたことを条件として、当該電子貨幣価値記録媒体特定情報から特定される電子貨幣価値記録媒体の処理部に対して前記更新を要求することを特徴とする特定取引用システム。
【請求項16】
請求項1〜15のいずれか1つに記載した特定取引用システムであって、
前記電子貨幣価値記録媒体の記憶部は、当該特定取引用システムが設けられる複数の店舗の各々について当該各店舗で使用可能な特定取引用価値の大きさを特定可能な特定取引用価値特定情報を記憶する記憶領域を有し、
前記特定取引用価値付与手段は、当該特定取引用システムが設けられる店舗の前記記憶領域に記憶されている特定取引用価値特定情報から特定される特定取引用価値の大きさに対して前記付与した特定取引用価値の大きさを加算更新するための処理を行うことを特徴とする特定取引用システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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