説明

牽引駆動のためのウェッジ負荷機構

偏心遊星牽引駆動装置(1)のためのウェッジ負荷機構は、可撓に取り付けられた軸(4)を有するローラ(7)が、収束ウェッジ(AOB)を形成する2つの軌道(2及び3)の間に位置する。2つの軌道(2及び3)のいずれか一方の回転はローラ(7)を収束ウェッジ内に楔留めし、ローラを2つの軌道(2及び3)の間に締め付けることによって、2つの軌道(2及び3)間で回転運動及びトルクを伝達する。可撓に取り付けられた軸(4)は、ローラの有効支持剛性と、ローラが2つの軌道(2及び3)と接触する接点における有効接触剛性との間に差を発生する。有効剛性の差によって、ローラは小さな収束ウェッジ角で動作し得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願)
本出願は2002年9月27日に出願された米国仮出願第60/414,134号に関し、本出願はその優先権主張を伴う。
【0002】
本発明は概して牽引駆動装置のためのウェッジ負荷機構に関し、より詳細には、収束ウェッジを形成する2つの軌道の間に挟まれた負荷ローラの接触地点のための増大された垂直力を有するウェッジ負荷機構に関する。
【背景技術】
【0003】
牽引駆動装置は摩擦力を利用してトルク及び動力を伝達する。動力は2つの円滑面の間で、しばしば潤滑剤の薄膜層を通じて、伝達されるので、牽引駆動装置はギア駆動装置によっては直ちに達成し得ないような特異な特性を有する。これらの特性は、静音性、高効率、高回転正確性及び無バックラッシュを含む。
【0004】
接触地点において十分な垂直力を発生することは、牽引駆動装置にとって本質的なことである。多様な負荷機構が提案されてきた。これらの機構は設計における主要事項となるに至った。負荷に反応してトルクを発生するための最も単純な手段は、おそらく1914年にDieterchの米国特許第1,093,922号によって開示されているような偏心遊星駆動装置を用いることであろう。長年に亘って、多様な改良が提案されてきた。例えば、米国特許第3,945,270号、4,481,842号及び4,555,963号、並びに、日本国特許出願公開第JP10−311398号及び欧州特許公開第0856462A2号を参照。しかしながら、ウェッジ角度が小さいとき、これらの装置はローラ及び軌道を過負荷としがちであり、その結果、トルク及び動力の伝達が不十分となる。
【0005】
一般的なやり方は、軸方向に沿ってテーパ面を用いることである。これらのテーパ面を軸方向で移動することによって、径方向の変位が発生し、垂直力が発生する。そのような設計の例は米国特許第3,475,993号及び3,375,739号に開示されている。
【0006】
殆どの設計におけるテーパ面の包絡線は必ずしも共通の一点に収束しないので、その結果、接触面において所謂スピン運動が発生する。スピン運動は牽引駆動装置によって提供されるであろう高効率を減殺するだけでなく、部材の磨耗及び高起動トルクをも招来する。
【0007】
最近、米国特許第6,095,940号に開示されているように、無スピン遊星牽引駆動装置の設計がAiによって提案された。この設計は、テーパを有するローラ軸受に類似するオン頂点(on−apex)概念を用いる。遊星ローラ上の内部軸力を均衡するために、二列の遊星ローラを用いられる。この設計によって、トルクが活性化された負荷機構及びより大きなトルク能力がもたらされる。
【0008】
円筒形遊星牽引駆動装置も無スピン運動を達成可能である。しかしながら、接触地点において十分な垂直力を発生することが難題であった。過去に提案された設計は、外部リングを機械的に変形することによって或いは駆動装置を熱組み立てすることによって駆動装置を予備負荷する多様な手段を提供した。そのような手段によって発生された予備負荷は、一般的に、動作中に調整することができない。部分負荷の適用にとって、牽引装置は不必要に過負荷となる。これは伝達効率及び運用寿命に負の影響を与える。
【0009】
上述の通り、ウェッジ負荷は垂直力を発生するための単純な手段を提供する。従来技術におけるウェッジ負荷設定の殆どは特別の摩擦係数に基づいていたため、この摩擦係数に対応したある種のウェッジ角度が求められた。これは牽引駆動装置の設計に対して制約を課するものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従って、ウェッジ角度に対する制約を取り除く単純な負荷機構を提供することが望まれており、それによって、牽引駆動装置の設計の柔軟性が増大される。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は牽引装置のためのウェッジ負荷機構に関し、より詳細には、独自に設計されたローラの形態のウェッジ負荷機構に関し、ウェッジ負荷機構は2つの軌道の間に楔留めされることで、負荷ローラと2つの軌道との間の接点における増大された常用負荷を提供する。
【0012】
偏心遊星牽引装置は、外部リング部材と、偏心して位置する太陽ローラ部材との間に楔留めされた負荷ローラを含むことが多い。外部リング部材又は太陽ローラ部材のいずれか一方が駆動部材として働き得る。駆動部材が回転すると、駆動部材は負荷ローラを外部リング部材と太陽ローラ部材との間に形成された収束ウェッジに駆動することによって、負荷ローラと太陽ローラ部材との間の接点及び負荷ローラと外部リング部材との間の接点における垂直力を発生する。
【0013】
接点における十分な垂直力を確実にするために、以下の関係が求められることが多い。
【0014】
【数5】

ここで、δはウェッジ角(図4)、μは接点における最大可能摩擦係数である。
【0015】
牽引駆動装置が小さなウェッジ角度以下で動作するよう制限するために、駆動装置は不必要に過荷重とされる。これは低い伝達効率及び短い運用寿命をもたらす。
【0016】
牽引駆動装置の可能な限り高い効率を得るために、ウェッジ角δは
【0017】
【数6】

を最大可能摩擦係数μに近付けるのに十分な大きさでなければならない。理想的には、ウェッジ角は以下であることを求める。
【0018】
【数7】

しかしながら、過去において、これは従来の牽引駆動装置の設計に対して望ましくない幾何学的な制約を課すことになり得た。
【0019】
新規の本発明によれば、偏心遊星牽引駆動装置のために、ウェッジ角δは牽引駆動装置の内部の幾何学的配置(R,R,及びe)及び以下のような負荷ローラのアジマス位置αによって決定されるように示され得る(図4)。
【0020】
【数8】

ここで、Rは太陽ローラ部材の第一円筒形軌道の半径であり、
は外部リング部材の第二円筒形軌道の半径であり、
eは第一円筒形軌道と第二円筒形軌道との間の偏心率を表わし、
rはアジマス位置における負荷ローラの有効半径であり、αとの関係で以下の通り表現される。
【0021】
【数9】

次の例によって理解され得るように、μ=0.06の垂直摩擦係数のために、最適ウェッジ角は約δ=7度である。仮にR1=10mm、R2=50mm、e=10mmであると想定すると、求められる負荷ローラのアジマス位置は約α=18度である。これは一部の適用にとっては、特に、駆動装置が双方向動作に用いられ、両方向における負荷のために単一の負荷ローラが用いられる適用にとっては過剰であり得る。加えて、方程式(1)の制約下で設計された牽引駆動装置は過負荷防御がない。加えられるトルクが増大すると、接点における垂直負荷は接点における牽引力に比例して増大する。
【0022】
本発明は、牽引駆動装置が不必要に負荷されることなく、牽引装置が小さなウェッジ角の下で動作することを許容する負荷機構を提供することによって、牽引駆動装置の効率を向上する。本発明の牽引駆動装置は、牽引駆動装置の動安定を向上し、駆動装置が過荷重となったときに防御する負荷機構も提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
本出願の図面を通じて、同一の参照番号は同一の部材を示している。
【0024】
さて、図面を参照すると、図1乃至3は、偏心太陽ローラと3つの遊星ローラとを有する典型的な偏心遊星牽引駆動装置を描写しており、遊星ローラの少なくとも1つは負荷遊星ローラである。この典型的な牽引駆動装置において、本発明のウェッジ負荷機構1は、この典型的な偏心遊星牽引駆動装置における負荷ローラとして作用する遊星ローラである。
ウェッジ負荷機構1は第一軌道2と第二軌道3との間に位置する。ウェッジ負荷機構1は、支持軸4(図5)と、ゴム製インサート5と、軸受6と、負荷ローラリング7とを含む。支持軸4はウェッジ負荷機構1に固定されている。ウェッジ負荷機構1は、第一軌道2と第二軌道3との間に位置し、それらに接触している。図6において、第二軌道3とウェッジ負荷機構1との間の接点Aにおける接線OAは、第一軌道2とウェッジ負荷機構1との間の接点Bにおける接線OBに対し、δの角度に位置する。よって、2つの接線は収束ウェッジAOBを形成している。
【0025】
軌道2は駆動部材であり、軌道2上の接点Bは、ウェッジ機構1の動作中、負荷ローラリング7上の接点Bに対し、接線BOに沿って地点Oに向かって移動する傾向にある。よって、摩擦力Fが接点Bにおいて発生する。摩擦力Fは負荷ローラリング7を回転する傾向にあり、負荷ローラリング7上の接点Aを、対応する第二軌道3上の接点Aに対し、接線OAに沿って地点Oから移動させる。同様に、接点Aにおける摩擦力Fが発生する。接点A及びBにおける摩擦力の双方は、負荷ローラリング7をさらに収束ウェッジ内に駆動し、負荷ローラリング7を接点A及びBにおいて軌道2及び3に対して強く押し付け、また、支持軸4に対して強く押し付ける。
【0026】
接点A及びBにおける摩擦力Fは、接点A及びBにおける垂直接点力Nと、指示軸4における支持力Fとによって均衡される。
【0027】
常用負荷下の接触面に対して垂直な全体的なたわみは、表面及び構造のたわみを含めて、接点における有効剛性によって特徴付けられる。接点A及びBにおける有効剛性はKによって示され、負荷ローラリング7と支持軸4との間の接触領域における有効剛性はKによって示されている。よって、負荷ローラリング7が接点A及びBにおける摩擦力FによってOCに沿って収束ウェッジ内に駆動される場合、垂直接点力N及び支持力Fは次の通り推定される。
【0028】
【数10】

ここで、
【0029】
【数11】

は、δがlを伴って変化する変数である場合の平均値を意味し、すなわち、
【0030】
【数12】

また、ここで、lは負荷ローラリング7の中心C(支持軸4の中心ではない)が接点A及びBにおける摩擦力下で線OCに沿って移動する距離である。図7は剛性率K/Kとウェッジ角δ*との間の関係を示す図表である。
【0031】
接点における動作摩擦係数はμであり、以下の静的な均衡状態下において、
【0032】
【数13】

摩擦力は以下のように表現される。
【0033】
【数14】

この方程式は、(4)及び(5)の方程式を以下の方程式に置き換えることによって、有効剛性KとKとに関して表現され得る。
【0034】
【数15】

δ内の変化が小さい場合、δ∝δ*及び方程式(8a)は以下の通りになる。
【0035】
【数16】

図7は有効剛性比率K/Kを異なる動作摩擦係数μのためのウェッジ角δの作用として示す。
【0036】
ウェッジ角がゼロでない地点におけるゼロ剛性比率は支持力Fがないことを示し、それは次の条件へと導く。
【0037】
【数17】

負の剛性比率は支持力Fにおける方向変化を示している。換言すれば、支持軸4は今や負荷ローラリング7を収束ウェッジ内に押し込んでいる。
【0038】
剛性率が以下の通り適切に選択されている限り、牽引駆動装置を最大可能摩擦係数μで或いはその近傍で動作させながらも、本発明のウェッジ負荷機構1を備えた牽引駆動装置はいかなる小さなウェッジ角δでも動作され得ることが理解され得よう。すなわち、
【0039】
【数18】

ウェッジ負荷機構1の適切な支持剛性Kは、ゴム製インサート5(図5)と、軸受6と、支持軸4とを通じて達成される。他の手段も可能である。例えば、支持軸はバネ及び/又はワッシャのようなたわみ可能な取付装置を通じて牽引駆動装置に取り付けられ得る。この場合、負荷ローラリング7は中実のローラの形態を取り得る。
【0040】
ウェッジ負荷機構1の可撓な支持は、負荷ローラをウェッジ接点内に押し込むのに必要な力をもたらし、よって、システムの動安定を向上する装置としても機能し得る。
【0041】
負荷ローラの所定の許容運動範囲を伴って、ウェッジ負荷機構1は過負荷防御装置としても機能する。駆動トルクが最大許容レベルにあるとき、ウェッジ負荷機構1は所定運動範囲の限界に向けてウェッジ内に押し込まれる。トルクのいかなる追加的な増大もウェッジ負荷機構1をウェッジ内にさらに押し込み得ず、よって、最大可能摩擦力を制限する。そのような条件化において、ウェッジ負荷機構1と軌道2及び3との間の接点において滑りが発生する。
【0042】
上記の記載は本発明の多様な実施態様を記述するが、本発明は牽引駆動装置のためのウェッジ機構が用いられ得るいかなる構造にも適合するよう他の方法で容易に構成され得ることは明らかであろう。上記の構造に対する多様な変更を本発明の範囲から逸脱せずになし得るので、上記の記述及び添付の図面に示されている全ての事柄は例示的なものと理解されるべきであり、限定的に解釈されることは意図されていない。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明を組み込む典型的な偏心遊星牽引駆動装置を示す正面図である。
【図2】典型的な偏心遊星牽引駆動装置を示す略縦断面図である。
【図3】典型的な偏心遊星牽引駆動装置を示す略横断面図である。
【図4】本発明の偏心遊星牽引駆動装置の実施態様の形態のウェッジ角とローラとの幾何学的関係を示す概略図である。
【図5】本発明の偏心遊星牽引駆動装置の実施態様の形態の本発明のウェッジ負荷機構を示す概略図である。
【図6】本発明の接触荷重と幾何学的配置/牽引係数との間の関係を示す力関係図である。
【図7】本発明の有効剛性とウェッジ角との間の関係を示す図表である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
収束ウェッジを形成する2つの軌道の間に摩擦接触して位置するローラを含むことで、前記2つの軌道間の運動を伝達する遊星牽引駆動装置のためのウェッジ負荷機構であって、
前記ローラは可撓取付部を含み、該可撓取付部は、前記ローラの有効支持剛性Kと、前記ローラが前記2つの軌道の一方に接触する接点A及び前記ローラが前記2つの軌道の他方に接触する接点Bにおける有効接触剛性Kとの間に差を発生することを特徴とするウェッジ負荷機構。
【請求項2】
負荷ローラリングをさらに含み、前記可撓取付部は、支持軸と、弾性インサートと、軸受とを含むことを特徴とする請求項1に記載のウェッジ負荷機構。
【請求項3】
前記負荷ローラリングが接点A及びBにおける摩擦力Fによって前記2つの軌道間の収束ウェッジ内へ駆動されるとき、垂直接点力Nと支持力Fは、
【数1】

によって特徴付けられ、
ここで、lは負荷ローラリングの中心が前記接点A及びBにおける摩擦力に応答して前記収束ウェッジ内を移動する距離であり、δは前記接点で計測された前記2つの軌道の間のウェッジ角であることを特徴とする請求項2に記載のウェッジ負荷機構。
【請求項4】
接点における動作摩擦係数がμであり、静的均衡条件下の支持力が
【数2】

によって特徴付けられることを特徴とする請求項3に記載のウェッジ負荷機構。
【請求項5】
静的均衡条件下において、KとKとの間の有効剛性率は、
【数3】

によって特徴付けられ、
ここで、μは前記接点における最大可能摩擦係数であることを特徴とする請求項4に記載のウェッジ負荷機構。
【請求項6】
剛性比率が負の値を有する状態では、力Fに方向変化があり、前記支持軸が前記負荷ローラリングを前記収束ウェッジ内に押し込んでいることを示すことを特徴とする請求項5に記載のウェッジ負荷機構。
【請求項7】
前記剛性比率が、
【数4】

のように適切に選択されている限り、
前記遊星牽引駆動装置に組み込まれた当該ウェッジ負荷機構は、牽引駆動装置を最大可能摩擦係数μで或いはその近傍で動作させながらも、いかなる小さなウェッジ角δでも動作され得ることを特徴とする請求項6に記載のウェッジ負荷機構。
【請求項8】
遊星牽引駆動装置の外部リング部材と太陽ローラ部材との間の回転運動を伝達するよう、前記外部リング部材と前記太陽ローラ部材との間に摩擦接触して位置する遊星ローラを含むウェッジ負荷機構であって、
該遊星ローラは支持軸を前記遊星ローラ内に可撓に取り付けるための手段を含むことで、該手段は、前記遊星ローラの有効支持剛性Kと、前記遊星ローラが前記太陽ローラ部材に接触する接点A及び前記遊星ローラが前記外部リング部材に接触する接点Bにおける有効接点剛性Kとを発生し、KのKに対する比率は、KのKに対する他の比率に比べ、前記2つの軌道の間の力及びトルクをより効率的に伝達することを特徴とするウェッジ負荷機構。
【請求項9】
前記遊星ローラ内に支持軸を可撓に取り付けるための手段は、弾性インサートと、軸受とを含み、前記支持軸は前記弾性インサート内に位置し、前記弾性インサートは軸受内に位置することを特徴とする請求項8に記載のウェッジ負荷機構。
【請求項10】
可撓に取り付けられた支持軸を有するウェッジ負荷機構を製造するステップと、
太陽ローラ部材が外部リング部材に対し偏心し、前記太陽ローラ部材と前記外部リング部材との間にウェッジ間隙が形成され、前記ウェッジ負荷機構が前記ウェッジ間隙内に位置するよう、前記ウェッジ負荷機構を前記太陽ローラ部材と前記外部リング部材とを有する牽引装置に取り付けるステップと、
遊星ローラ部材が前記太陽ローラ部材と前記外部ローラ部材との間に接触して位置するよう、前記遊星ローラ部材を前記ウェッジ間隙に取り付けるステップと、
回転及びトルクが前記外部リング部材から前記太陽ローラ部材に伝達されるよう、前記太陽ローラ部材又は前記外部リング部材の少なくとも一方の回転によって、前記ウェッジ負荷機構を前記外部リング部材と前記太陽ローラ部材との間に楔留めするステップと、
を含む牽引駆動装置内の回転運動及びトルクを伝達する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2006−501414(P2006−501414A)
【公表日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−539868(P2004−539868)
【出願日】平成15年9月25日(2003.9.25)
【国際出願番号】PCT/US2003/030127
【国際公開番号】WO2004/029480
【国際公開日】平成16年4月8日(2004.4.8)
【出願人】(503082262)ザ ティムケン カンパニー (8)
【氏名又は名称原語表記】THE TIMKEN COMPANY
【住所又は居所原語表記】1835 Dueber Avenue,S.W.,Canton,OH 44706−0930,United States of America
【Fターム(参考)】